JPH02115406A - 多軸混練オーガ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、地中に連続壁を造成するに用いる複数の混練
軸を備えた多軸混練オーガ機に関する。

〔従来の技術〕

地盤を壁体状に削孔し、混練軸の先端よりセメント等の
混合液を吐出し、土中において原位置上と混合して連続
壁を造成し、建築、土木の地下工事における土留め壁、
矢板土留め工事等における止水壁を形成する原位置上混
合工法は、有効に広く施工されている。

その連続壁の造成に用いる多軸混練オーガ機を第３図お
よび第４図について説明する。

図において、自走台車１に立設されたガイドポスト２に
は、駆動装置３が上下動自在に張設されている。その駆
動装Ｗ１３の下部には多軸装置４が連結され、この多軸
装置４には複数（図示の例では３本）の混練軸５Ａ、５
Ｂおよび５Ｃ（以下総称する場合は符号５を用いる）が
取付けられている。

これら混練軸５の下端には掘削刃６が設けられ、また、
掘削刃６の上方には掘削刃６と同径のスクリュー状の移
動翼７および棒状の混練翼８が相互に設けられ、隣接す
る混練翼８の先端は相互に協動して原位置上と混合液と
を混合して連続壁のユニットを形成するようになってい
る。そして、必要に応じ、連続壁にＨ形鋼やシートパイ
ルを立込んで土留め性や止水性を向上するようにしてい
る。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来の多軸混練オーガ機においては、外側の混練軸
５Ａ、５Ｃと中央の混練軸５Ｂとを相互に対向方向に回
転して前記混合を行うので、掘削刃６の回転反力は２対
１とアンバランスになり、連続壁のユニットの直線性が
損われる。

また、混練軸５の軸間距離は、掘削刃６の回転範囲をオ
ーバラップして削孔を連続させる必要があり、その契約
を受ける。

また、Ｈ形鋼の立込みは混練軸の軸線に行う必要あり、
その制約を受ける。

本発明は、直線性が良く、Ｈ形鋼の立込み位置の制約が
ない連続壁が造成でき混練軸の軸間距離が大きい多軸混
練オーガ機を提供することを目的としている。

Ｃ課題を解決するための手段フ 本発明によれば、地中に連続壁を造成するに用いる複数
の混練軸を備えた多軸混練オーガ機において、該混練軸
の下端付近に該混練軸に対して角度をもってチェノ駆動
の掘削刃を設けている。

上記掘削刃を設けるのは、通常、混練軸の下端が好まし
いが、連続孔の掘削条件により下端付近に設けてもよい
。

上記チェノは複数の混練軸のいずれか一軸で駆動するよ
うに構成するのが好ましい。

［作用コ 上記のように構成された多軸混練オーガ機において、混
練軸を回転すると、−軸がチェノを駆動し、掘削刃を移
動循環し、循環範囲内を掘削して連続壁の一つのユニッ
トを形成する。

この際、掘削刃にかかる回転反力は一方向なので、全体
としてのバランスがとれ、連ＭＩＮのユニットを連続し
て直線状に造成することができる。

［実施例］ 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は移動翼７または混練Ｎ８（第３図）を除いて示
した図面である。

第１図および第２図において、図示の例では３本の混練
軸５Ａ、５Ｂおよび５Ｃは、軸受を兼ねた連結装Ｗ１７
により軸間距離が保持されている。

これらの軸５はそれぞれ多軸装置４（第３図）により時
計方向、反時計方向および時計方向に回転されるように
なっており、連結装置１７の直ぐ下方には、上下に１ｋ
Ｍを備えた従動スプロケット１０．１１および駆動スプ
ロケット１２が設けられている。

その従動スゲロケット１０．１１のボス部はメタル１３
を介してそれぞれ混練軸５Ａ、５Ｂに回転自在に支持さ
れ、駆動スプロケット１２のボス部はキー１４により混
練軸５Ｃに固定されている。

これらスプロケット１０ないし１２にはチェノ１５．１
５が巻回され、それらチェノの外周には、上下方向の刃
部１６ａを備えた掘削刃１６が固設されている。

この掘削刃１６を設ける位置は、通常、混練軸５の下端
が好ましいが、連続孔の掘削条件により下端付近の適所
に設けてもよい。

従って、削孔に際し、混練軸５Ａ、５Ｂ、５Ｃを図示矢
印のように回転すると、駆動スプロケット１２はチェノ
１５．１５を駆動し、従動スプロケット１０．１１はそ
れぞれ混練軸５Ａ、５Ｂに対して空転し、掘削刃１６は
矢印Ａ方向に移動循環する。その結果、地盤の両端が半
円形で直線状の範囲Ｂが掘削され連続壁のユニットＣが
形成される。

［発明の効果コ 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。

すなわち、掘削刃の移動循環範囲の地盤を両端が半円状
の直線状に掘削して連ａ！壁のユニットを形成すること
ができる。

また、掘削刃の回転反力を一方向として全体のバランス
をとり、連続壁のユニットを直線状に造成することがで
きる。

また、チェノを介し一軸で掘削刃を移動し掘削するので
、混練軸の軸間距離を大きくすることができる。

また、直線状の連続孔を削孔し、Ｈ形鋼の立込み位置の
制約をなくすことができる。

さらに同一の直径でも従来品より大きなＨ形鋼をわ建込
むことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を移動翼まなは混練翼
を除いて示す正面図、第２図は第１図の上面図、第３図
は従来のオーガ機を示す側面図、第４図は第１図の混練
軸を示す正面図である。 ５Ａ、５Ｂ、５Ｃ・・・混練軸　　１０．１１・・・従
動スプロケット　　１２・・・駆動スプロケット　　１
５・・・チェ２　１６・・・掘削刃 へ 派 ま くＮｉつ 第 図 第 日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地中に連続壁を造成するに用いる複数の混練軸を備えた
   多軸混練オーガ機において、該混練軸の下端付近に該混
   練軸に対して角度をもつてチェン駆動の掘削刃を設けた
   ことを特徴とする多軸混練オーガ機。