JPH0211485Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211485Y2 JPH0211485Y2 JP17814685U JP17814685U JPH0211485Y2 JP H0211485 Y2 JPH0211485 Y2 JP H0211485Y2 JP 17814685 U JP17814685 U JP 17814685U JP 17814685 U JP17814685 U JP 17814685U JP H0211485 Y2 JPH0211485 Y2 JP H0211485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- wall
- opening
- retaining
- surface side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 2
- 235000014036 Castanea Nutrition 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は矢板、土留め擁壁等土留めに使用さ
れる擁壁の接合部において浸透水の排水を行うよ
うにした、擁壁の接合部構造に関するものであ
る。
れる擁壁の接合部において浸透水の排水を行うよ
うにした、擁壁の接合部構造に関するものであ
る。
擁壁背面土中の浸透水は擁壁の背面に栗石等に
より形成した透水層を通じて壁面に設けた水抜孔
へ排水するというのが現在一般的に行われている
方法である。
より形成した透水層を通じて壁面に設けた水抜孔
へ排水するというのが現在一般的に行われている
方法である。
ところがこの方法は、壁面の下方に位置する水
抜孔において擁壁の表面側へ排水するため水抜孔
より下方の壁面の外観を損なう、また背面土の埋
戻し作業と同時に、もしくは並行して透水層を設
けるため施工が面倒である等の問題を抱えてい
る。
抜孔において擁壁の表面側へ排水するため水抜孔
より下方の壁面の外観を損なう、また背面土の埋
戻し作業と同時に、もしくは並行して透水層を設
けるため施工が面倒である等の問題を抱えてい
る。
この考案は以上の事情を基になされたもので、
浸透水を接合部の背面側目地より接合部下端部へ
導くことによつて上記の問題点を解消しようとす
るものである。
浸透水を接合部の背面側目地より接合部下端部へ
導くことによつて上記の問題点を解消しようとす
るものである。
本考案では擁壁壁面両側面の接合部を、浸透水
を壁面表面側の地盤面付近まで排水する排水路と
することによつて上記課題を解決する。
を壁面表面側の地盤面付近まで排水する排水路と
することによつて上記課題を解決する。
擁壁壁面の両側面には鉛直方向に凹部を壁面表
面側の地盤面近傍まで凹設し、この凹部に連続し
てその下端に、壁面表面側に開口を形成して浸透
水をこの開口に導く。
面側の地盤面近傍まで凹設し、この凹部に連続し
てその下端に、壁面表面側に開口を形成して浸透
水をこの開口に導く。
擁壁は相互側面間に間隙を設けて設置され、両
擁壁の凹部により中空部を形成し、両側面間の壁
面表面側の目地にコーキングを施す。
擁壁の凹部により中空部を形成し、両側面間の壁
面表面側の目地にコーキングを施す。
これにより浸透水を接合部の背面側目地へ浸入
させ、中空部を通じて開口へ排水する。
させ、中空部を通じて開口へ排水する。
中空部はこの中へ排水効果を高めるドレインパ
イプを挿入する場合があるために形成される。
イプを挿入する場合があるために形成される。
以下本考案を一実施例を示す図面に基づいて説
明する。
明する。
この考案は壁面1の両側面1a,1aに凹部
b,bを形成した擁壁A,A相互の接合部Cを通
して背面土中の浸透水を排水する構造としたもの
である。
b,bを形成した擁壁A,A相互の接合部Cを通
して背面土中の浸透水を排水する構造としたもの
である。
凹部bは側面1aに鉛直方向に、壁面1の表面
側地盤面の近傍まで凹設され、その下端位置に、
壁面1の表面側に開口2が形成されて凹部bは開
口2と連続し、外部へ通じる。
側地盤面の近傍まで凹設され、その下端位置に、
壁面1の表面側に開口2が形成されて凹部bは開
口2と連続し、外部へ通じる。
この凹部b及び開口2が設けられた擁壁A,A
を相互の側面1a,1a間に第2図、第6図のよ
うに間隙を設けて設置し、この接合部Cの背面側
の目地を浸透水の浸入口とし、表面側の目地には
コーキングをしてこれを塞ぐ。
を相互の側面1a,1a間に第2図、第6図のよ
うに間隙を設けて設置し、この接合部Cの背面側
の目地を浸透水の浸入口とし、表面側の目地には
コーキングをしてこれを塞ぐ。
両擁壁A,Aの凹部b,bより形成された中空
部は開口2まで連通し、ここを通じて浸透水は外
部へ排水される。
部は開口2まで連通し、ここを通じて浸透水は外
部へ排水される。
第1図乃至第4図はL型擁壁の実施例を示した
ものであり、擁壁Aに隣接して水路Bを敷設し、
この側壁面に開口2を位置させて浸透水を水路B
に排水する方法を採つたものである。
ものであり、擁壁Aに隣接して水路Bを敷設し、
この側壁面に開口2を位置させて浸透水を水路B
に排水する方法を採つたものである。
第2図−に示す実施例は浸透水の排水効果を
高めるために中空部にドレインパイプ3を挿入し
た場合である。
高めるために中空部にドレインパイプ3を挿入し
た場合である。
第5図乃至第8図は擁壁Aとして矢板を用いた
場合の実施例を示したものである。
場合の実施例を示したものである。
矢板は壁面1表面側の地盤面より深く打ち込ま
れるため第5図のように中空部は地盤面まで形成
され、その下端に第8図のように開口2を設けて
ある。そして開口2より下方の接合部Cは第7図
に示すように、浸透水が開口2において排水され
るためにも目違いの継手とし、中空部は形成され
ない。
れるため第5図のように中空部は地盤面まで形成
され、その下端に第8図のように開口2を設けて
ある。そして開口2より下方の接合部Cは第7図
に示すように、浸透水が開口2において排水され
るためにも目違いの継手とし、中空部は形成され
ない。
この場合にも第6図−のように中空部にドレ
ンパイプ3を挿入し、浸透水の排水を促すことが
できる。
ンパイプ3を挿入し、浸透水の排水を促すことが
できる。
この考案は以上の通りであり、擁壁の接合部を
通じて浸透水を擁壁表面側の地盤面へ排水するこ
とを実現するものであるので、従来必要としてい
た栗石等による透水層は不要となり、それだけ施
工を簡略化することができる。
通じて浸透水を擁壁表面側の地盤面へ排水するこ
とを実現するものであるので、従来必要としてい
た栗石等による透水層は不要となり、それだけ施
工を簡略化することができる。
また浸透水が排水される開口は地盤面付近に位
置するため、排水により壁面の美観を損なうこと
はなくなる。
置するため、排水により壁面の美観を損なうこと
はなくなる。
第1図乃至第4図はL型擁壁の実施例を示した
もので、第1図は側面図、第2図は接合部の横断
面図、第3図は一部正面図、そして第4図は斜視
図である。第5図乃至第8図は矢板の実施例を示
したもので、第5図は側面図、第6図は接合部の
X−X線断面図、第7図はY−Y線断面図、そし
て第8図は一部正面図である。 A……擁壁、B……水路、C……接合部、1…
…壁面、1a……側面、b……凹部、2……開
口、3……ドレインパイプ。
もので、第1図は側面図、第2図は接合部の横断
面図、第3図は一部正面図、そして第4図は斜視
図である。第5図乃至第8図は矢板の実施例を示
したもので、第5図は側面図、第6図は接合部の
X−X線断面図、第7図はY−Y線断面図、そし
て第8図は一部正面図である。 A……擁壁、B……水路、C……接合部、1…
…壁面、1a……側面、b……凹部、2……開
口、3……ドレインパイプ。
Claims (1)
- 壁面両側面に凹部が鉛直方向に、壁面表面側の
地盤面近傍まで凹設され、凹部下端に連続して壁
面表面側に開口が形成された擁壁を、相互側面間
に間隙を設けて設置し、両擁壁凹部より中空部を
形成し、この中空部を通じて背面土中の浸透水を
接合部の背面側目地から開口まで排水可能に表面
側目地にコーキングを施してなる擁壁の接合部構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17814685U JPH0211485Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17814685U JPH0211485Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285548U JPS6285548U (ja) | 1987-06-01 |
JPH0211485Y2 true JPH0211485Y2 (ja) | 1990-03-23 |
Family
ID=31120009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17814685U Expired JPH0211485Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211485Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP17814685U patent/JPH0211485Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6285548U (ja) | 1987-06-01 |
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