JPH0211392A - 熱穿孔孔版印刷用原紙の製造方法 - Google Patents

熱穿孔孔版印刷用原紙の製造方法

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JPH0211392A
JPH0211392A JP16092988A JP16092988A JPH0211392A JP H0211392 A JPH0211392 A JP H0211392A JP 16092988 A JP16092988 A JP 16092988A JP 16092988 A JP16092988 A JP 16092988A JP H0211392 A JPH0211392 A JP H0211392A
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JP
Japan
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adhesive
coated
heat
stencil paper
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP16092988A
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English (en)
Inventor
Eiji Hattori
英二 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱穿孔孔版印刷用原紙の製造方法に関するも
のである。
し従来の技術] 加熱により穿孔され易いプラスチックフィルムとインク
透過性の薄葉紙や紗等の基材とをはり合わせたものが、
熱穿孔孔版印刷機の製版用材料として広く用いられてい
る。この種の原紙は、主としてサーマルヘッドにより、
微少な加熱点が画像に対して作動することによってフィ
ルムに微少な穿孔をおこさせて使用されている。その際
、フィルムに付着している接着剤は穿孔を阻害しやすい
ので接着剤の選択には特に注意を要していた。例えば、
特開昭61−116595号公報には、特定のウレタン
系接着剤を用いた原紙が記載されている。この方法は使
用するウレタン系接着剤を熱変形容易で穿孔を阻害する
程度が少いものに特定したものであるが、接着面全面に
成る程度の接着力を持たせるために、かなりな量の接着
剤が必要でありその結果、穿孔性が阻害されることはま
ぬがれなかった。
また、特開昭58−188696号公報には接着面全面
に微細な接着剤未着部分を設ける方法が述べられている
。この方法は、例えば1インチ当り100線や1インチ
当り170線などの細かな凹部を有する塗布ローラーを
ドクターでこすりおとして塗布する方法であって、接着
剤層を薄く一様にすることを目的としているので、接着
面は全面にわたって一様であり、やはり接着剤により穿
孔性が阻害されることにはかわりがなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は接着剤を使用することによる穿孔性の低下の問
題を改善することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、プラスチックフィルムと基材とを熱穿孔製版
される部分では、全く接着しないか、又は極めてわづか
に接着し、かつ印刷用原紙としての取扱いに耐えるよう
に、実際には、穿孔されない原紙の端部で、強力に接着
することを主な手段とするものである。
本発明に用いる熱収縮性プラスチックフィルムとしては
熱収縮性が大きくサーマルヘッドにより穿孔し易いポリ
エステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
リデン等の薄いフィルムが用い得るが、それらの中でも
なるべく低い温度で軟化溶融して穿孔されるとともに、
穿孔部がフィルムに接して重ね合わされている基材に対
して熱接着され易いものを選ぶのがよい。
この性質は用いようとするフィルムと基材とを単に重ね
合わせてフィルム面からサーマルヘッドに当てて穿孔し
、その穿孔した部分の基材との熱融着の程度を検査する
ことにより、なるべくよく熱融着するものを選ぶことに
より、容易に選ぶことができる。一般的に云えば、低い
温度で軟化熔融し易い材質のフィルムが適している。特
に、特開昭62−282983号公報に記載されている
ような穿孔性が大きい低結晶性の共重合ポリエステルや
共重合ナイロンなどのフィルムは穿孔のさいに基材と容
易に熱融着するので本発明に使用するのに適している。
本発明に用いる基材としては多孔質の薄葉紙、不織布、
紗等の薄手の丈夫な多孔質の材料が用いられる。
本発明に於ては原紙の穿孔製版される部分には接着剤を
全く用いないか、あるいは極めて小量用いて弱く接着す
るか、極く一部だけを点状、線状などに接着して面積の
大部分を全く接着しないか、あるいは極めて弱く接着し
、原紙の端部を選択的に強(接着しなければならない。
原紙は多くの場合ロール状に巻いて製版機に供給される
ので、この場合には、ロールの両端の部分だけに選択的
に接着剤を多く用い、その他の部分には接着剤を用いな
いかあるいは両端部分よりも少く用いてフィルムと基材
とを積層接着した長尺の積層物をつくるとよい。
必要により両端部以外に原紙の中に成る間隔で強い接着
部を設けて、この部分を版の継ぎ目の穿孔されない部分
に当るように使用する方法もとり得る。又、所望によっ
ては点状、線状などの比較的強い接着部分を全体にわた
って配置してもよい。
[作  用] 本発明によると穿孔の大部分は全く接着されていないで
単にフィルムと基材とが重ね合わされている部分、ある
いはフィルムと基材とが弱く接着されている部分で起る
ために接着に由来する穿孔性の悪化が全く起らないか、
極めて少い。しかも、原紙の端部は十分強く接着されて
いるので取扱いについての不便は全く起らない。然も、
フィルムと基材とは穿孔製版のさいに圧着された状態で
サーマルヘッドにより加熱されるため、穿孔部の周辺は
基材に強固に熱融着されて十分な耐刷性が得られる。
[実 施 例] 実施例 1 厚さ2ミクロンの非品性ポリエステルの熱収縮性二軸延
伸フィルムに25.5cm間隔で塗布幅1cm。
塗布旦(乾世)4グラム/niの割合で酢酸ビニル接着
剤をグラビアコーターで塗布し、8.5グラム/rr1
′のインク透過性薄葉紙を積層接着して、塗幅を27c
mになるようにスリットした原紙をつくった。この原紙
は両端から5mm幅だけが強く接着され、その間の25
.5cm幅の間は全く接着されていない。この原紙のフ
ィルム面に原紙がサーマルヘッドに粘着しないようにシ
リコンオイルを薄く塗布したものを理想科学製デジタル
孔版印刷機、リソグラフ007にかけて製版および印刷
を行ったところ、異常なく製版および印刷ができた。1
000枚の印刷を行ったが、異常は発生せず実用上十分
な耐剛性があることがわかった。また、画像は極めて鮮
明であった。
比較のため、フィルム全面にわたって同じ接着剤を塗布
積層接着した原紙をつくり同様にスリット及びシリコン
の塗布を行って製版印刷を試みた。
製版印刷は可能であったが画像は接着剤により穿孔が阻
害されるため本発明のものよりも明らかに不鮮明であっ
た。
実施例 2 実施例1において25.5cm間隔で接着剤を全く塗布
しなかった部分に塗布量(乾ff1)0.5グラム/M
の割合で接着剤を塗布する以外には実施例1と同様にし
て原紙をつくった。この原紙は両端から5mm幅だけが
強(接着され、その間の25.5cm幅の間は接着剤の
使用量が少く、極く弱く接着されている。この原紙を用
いて実施例1と同様にして製版、印刷を行い、同様に満
足な結果を得た。画像は、実施例1と同様鮮明なもので
あった。
[発明の効果] 本発明によると極めて感度が高く、画像が鮮明でしかも
耐刷性も十分な原紙を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱収縮性プラスチックフィルムにインク透過性基材
    を積層して熱穿孔孔版印刷用原紙を製造するにあたり、
    原紙両端部に相当する部分に接着剤を塗布し、その他の
    部分には接着剤を塗布しないかもしくは両端部よりに小
    量を塗布するかまたはけい線状、水玉状などに塗布して
    面積の大部分に接着剤を塗布しないかもしくは両端部よ
    りも少なく塗布して積層することを特徴とする熱穿孔孔
    版印刷用原紙の製造方法。
JP16092988A 1988-06-30 1988-06-30 熱穿孔孔版印刷用原紙の製造方法 Pending JPH0211392A (ja)

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