JPH02113275A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH02113275A
JPH02113275A JP63267665A JP26766588A JPH02113275A JP H02113275 A JPH02113275 A JP H02113275A JP 63267665 A JP63267665 A JP 63267665A JP 26766588 A JP26766588 A JP 26766588A JP H02113275 A JPH02113275 A JP H02113275A
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章夫 安田
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川角 浩一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真プロセス等において湿式現像された
静′r!1潅像を記録・保存するための画像形成方法に
関するものである。
[発明の概要] 本発明は、感光体上に現像された静電潜像を被転写体に
転写する画像形成方法において、現像剤の加熱溶融時に
被転写体を接触させた後、上記感光体とは反対側の被転
写体に現像剤の帯電電荷とは逆極性の電荷を帯電させる
ことにより、被転写体への転写効率を高め、高品質の画
像を高速に形成できる画像形成方法を提供するものであ
る。
〔従来の技術〕
画像形成技術の分野において、−様に帯電させた感光体
上に画像信号に応じて選択的に光照射を行い、形成され
た静電潜像を現像する方式は一般に静電電子写真プロセ
スと呼ばれている。この静電電子写真プロセスには大別
して乾式現像法と湿式現像法とがある。
このうち湿式現像法は、着色剤としての染料あるいは顔
料を微粒子状で絶縁性媒体中に分散させた液体現像剤を
使用する方式である。湿式現像法によれば、銀塩写真に
匹敵する階調性と解像度を得ることが可能である他、特
に着色剤として顔料を使用した場合には形成された画像
の耐候性が優れているため、各方面で開発が進められて
いる。
また、上述の液体現像剤の保存安定性や取り扱い性を改
善したものとして、本願出願人は先に常温で固体であり
、平均分子量2000以下の電気絶縁性有機化合物に着
色剤粒子が分散されてなる静電潜像現像剤を提案してい
る。
〔発明が解決しようとする!1題) ところで、上述のようにして現像された静電潜像を直ぐ
に視認することのできる形で記録・保存するためには、
これを適当な被転写体に転写することが好ましい、しか
しながら、従来の湿式現像法においては着色剤粒子と感
光体との間の吸着が強すぎて転写効率が低下し、高画質
を追求する画像形成の目的には必ずしも適したものでは
なかった。
これに対し、いわゆるエレクトロ・ファックスのように
、転写を行わない画像形成方法も提案されている。これ
は、ポリビニルカルバゾール等の透明な感光体、あるい
はZnO等の白地の感光体上に直接画像を形成する方法
である。しかし、感光体の透明度あるいは白色度を適正
に維持する必要から増感色素の使用量が自ずと限定され
るため、悪魔の向上が困難であり、画像形成や読出しの
高速化に限界がある。さらに、着色剤の分散安定性が低
く、また転写を行わないために感光体の再利用ができず
にコスト高となる等の欠点があり、現在はカラースライ
ドの作成や印刷分野におけるプルーフの作成等の限られ
た用途に適用されているのみである。
そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑みて提案された
ものであって、低コ1ストで転写効率が極めて高く、高
品質の画像を高速に形成できる画像形成方法を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の画像形成方法は、感光体上に常温で固体であり
且つ加熱溶融と冷却固化を可逆的に繰り返す現像剤を用
いて現像された静電潜像を被転写体に転写するに際し、
上記現像剤の加熱溶融時に前記被転写体を接触させ、し
かる後上記感光体とは反対側の被転写体に前記現像剤の
帯電電荷とは逆極性の電荷を帯電させることを特徴とす
るものである。
本発明の画像形成方法は、先ず感光体上に静電潜像が形
成・現像されることが前提となっている。
そこで、先ずこの静電潜像の形成および現像方法につい
て、第2図を参照しながら説明する。なお、この第2図
は便宜上、−枚の長尺状の感光体(1)に対して各工程
が順次適用されてゆくものとして示しである。
先ず、帯電工程にて感光体(1)がコロナ放電体(2)
等の適当な帯電手段を用いて例えばマイナスに一様に帯
電される0次の露光工程では、半導体赤外レーザ光a 
(3)等の適当な露光手段を用いて画像情報に対応した
選択的な光照射が行われ、露光された部位のマイナス電
荷が消失する。
ここで、上記感光体(1)としては、周知の有機光導電
体もしくは無機光導電体を使用することができる0例え
ば有機光導電体としては、周知の広範囲の物質から選択
することができ、実用化されているものとしてはポリ−
N−ビニルカルバゾールと2.4.7−)リニトロフル
オレンー9−オンとからなる電子写真感光基材、ポリ−
N−ビニルカルバゾールをピリリウム塩系色素で増感し
たもの、ポリ−N−ビニルカルバゾールをシアニン系色
素で増感したもの、有機顔料を主成分とする電子写真感
光基材、染料と樹脂とからなる共晶錯体を主体とする電
子写真感光基材等が例示される。
これに対し、無機光導電体としては、酸化亜鉛、硫化亜
鉛、硫化カドミウム、セレン、セレン−テルル合金、セ
レン−砒素合金、セレン−テルル−砒素合金、非晶質ケ
イ素系材料等が挙げられる。
次の現像工程では、上述のようにして静電潜像の形成さ
れた感光体(1)が現像タンク(4)の上を通過する。
上記現像タンク(4)の中には、常温で固体の電気絶縁
性有機物(5)中にプラスに帯電した着色剤粒子(6)
が分散された静電潜像現像剤(以下、単に現像剤(7)
と称する。)が入っておリ、該現像剤(7)は加熱手段
(8)によって加熱溶融され、液状を呈している。
なお、上記現像剤(7)は上述の如く現像タンク(4)
内に入れて使用してもよいが、何らかの支持体に保持さ
せてシート状、テープ状としてもよい。
これによれば、取り扱い性は一段と向上する。
ここで、上記電気絶縁性有機物(5)の融点は、通常の
使用環境や取り扱い性を考慮して30°C以上とし、よ
り好ましくは40℃以上とする。融点の上限は特に限定
されるものではないが、実用的にはおよそ100 ’C
1より好ましくは80℃以下である。これは、融点があ
まり高過ぎても加熱に余分なエネルギーを消費すること
、支持体上に保持して使用する場合に支持体として一般
に使用される材料の耐熱温度を越えてはならないこと等
を考慮してのことである。
これらの要求を満たす材料としては、パラフィン類、ロ
ウ類、およびこれらの混合物が挙げられる。先ず、パラ
フィン類としては、ノナデカンからヘキサコンタンに至
る炭素数19〜60の各種の正パラフィンがある。また
ロウ類としては、カルナウバロウ、綿ロウ等の植物ロウ
、ミツロウ等の動物ロウ、オシケライト、およびパラフ
ィンロウ、WL品ロウ、ペトロラタム等の石油ロウ等が
挙げられる。これらの材料は、一般に誘電率εが1゜9
〜2.3程度の誘電体である。
さらには、ポリエチレン、ポリアクリルアミドや、ポリ
−n−ステアリルアクリレート、ポリ−n−ステアリル
メタクリレート等のポリアクリレートのホモポリマーあ
るいはコポリマー(例えばコポリ−n−ステアリルアク
リレート−エチルメタクリレート等)等の側鎖に長いア
ルキル基を有する結晶性高分子も使用可能であるが、加
熱時の粘度等を考慮すると先のパラフィン類、ロウ類が
好適である。
また、上記電気絶縁性有機物(5)に分散される着色剤
粒子(6)としては、従来公知の無機顔料、有機顔料、
染料およびこれらの混合物が使用できる0例えば無機顔
料としては、クロム系顔料、カドミウム系顔料、鉄系顔
料、コバルト系顔料、群青、紺青等が挙げられる。また
、有機顔料や染料としては、ハンザイエロー(C,!、
11680) 、ベンジンイエローG (C,1,21
090) 、ベンジジンオレンジ(C,121110)
 、ファーストレッド(C,1,37085)、ブリリ
アントカーミツ3 B (C,l 16015−Lak
e)、フタロシアニンブルー(C,1,74160) 
、ビクトリアブルー(C,1,42595−Lake)
、スビリ・ノドブラック(C,1゜50415)、オイ
ルブルー(C,1,74350) 、アルカリブルー(
C,1,4277OA)、ファーストスカーレット(C
,1゜12315)、ローダミン6 B (C,1,4
5160) 、ローダミンレーキ(C,[45160−
Lake)、ファーストスカイブルー(C,1,742
00−Lake)、ニグロシン(C,1,50415)
、カーボンブラック等が挙げられる。これらは単独でも
2種以上の混合物としても用いることができ、所望の発
色を有するものを選択して使用すればよい。
現像剤には、これら電気絶縁性有機物(5)や着色剤粒
子(6)の他、分散性や着色剤の定着性を向上させる目
的で樹脂を併用してもよい、かかる樹脂としては公知の
材料を適宜選択して使用することができ、例示すればブ
タジェンゴム、スチレン−ブタジェンゴム、環化ゴム、
天然ゴム等のゴム類、スチレン系樹脂、ビニルトルエン
系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ酢酸ビニル
系樹脂等の合成樹脂類、ロジン系樹脂、水素添加ロジン
系樹脂、アマニ油変性アルキド樹脂等の変性アルキドを
含むアルキド樹脂類、ポリテルペン類等の天然樹脂類等
が挙げられる。その他、フェノールホルマリン樹脂等の
変性フェノール樹脂類、フタル酸ペンタエリトリット、
クマロン−インデン樹脂類、エステルガム樹脂類、植物
油ポリアミド樹脂類等も有用であるし、ポリ塩化ビニル
、111化ポリプロピレン等のようなハロゲン化炭化水
素重合体類、ビニルトルエン−ブタジェン、ブタジェン
−イソプレン等の合成ゴム類、2−エチルへキシルメタ
クリレート ラウリルメタクリレート、ステアリルメタ
クリレート ラウリルアクリレート、オクチルアクリレ
ート等の長鎖アルキル基を持つアクリル系モノマーの重
合体もしくはそれらと他の重合性上ツマ−との共重合体
類(例えば、スチレン−ラウリルメタクリレート共重合
体、アクリル酸−ラウリルメタクリレート共重合体等)
、ポリエチレン等のポリオレフィン類、ポリテルペン類
等も使用できる。
さらに、上記現像剤には通常は電荷供与剤が添加され、
ここで使用される現像剤もその例外ではない、使用され
る電荷供与剤は、例えばナフテン酸、オクテン酸、オレ
イン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸あるいはラウ
リン酸等の脂肪酸の金属塩、スルホコハク酸エステル類
の金属塩、油溶性スルホン酸金属塩、リン酸エステル金
属塩、アビエチン酸金属塩、芳香族カルボン酸金属塩、
芳香族スルホン酸金属塩等である。
また、着色剤粒子(6)の帯電電荷を向上させるために
、S i Ot + A I2 * Os + T t
 Oz + Z n O。
G a z Os + I n t Os + G e
 Og + S n O! l P b O! +Mg
O等の金属酸化物微粒子やこれらの混合物を電荷増強剤
として添加してもよい。
上述の各成分の配合比であるが、着色剤粒子(6)は電
気絶縁性有機物(5)の熔融状態1Nに対して0.01
〜100gであることが好ましく、より好ましくは0.
1〜Logである。また電荷供与剤は同じ<Inに対し
て通常0.001〜Log、好ましくは0.01〜1g
の範囲である。さらに電荷増強剤は、着色剤粒子(6)
に対して重量比で2倍以下、好ましくは同量以下の範囲
で添加される。
上述の現像剤は、加熱手段(8)により加熱され溶融状
態とされるが、その加熱温度は融点等に応じて適宜設定
すればよく、通常は30〜130°C1より好ましくは
40〜110″Cとされる。
そして、この液化した現像剤(7)が感光体(1)と接
触すると、プラスに帯電している前記着色剤粒子(6)
がマイナス電荷のある部位に向かって泳動し付着する。
最後に、定着工程において不要部分に付着した着色剤粒
子(6)が除去され、除電工程を経て感光体(1)上で
静電潜像が現像される。
上述のように現像された静電潜像を直ぐに視認すること
のできる形に記録・保存するためには、適当な被転写体
上へこれを転写する必要がある。
上記静電潜像を被転写体に転写させる手法としては、感
光体(1)を支持するステージに加熱手段を設け、前記
現像剤(7)を加熱溶融状態とした時に被転写体を接触
させるようにすればよい、そして、しかる後に上記感光
体(夏)とは反対側の被転写体に前記着色剤粒子(6)
の帯電電荷とは逆極性の電荷を帯電させる。この逆極性
の電荷を印加させるには、例えばコロナ放電体等の適当
な帯電手段を使用すればよい。
なお、感光体(1)の加熱温度は感光体の種類。
特性等に応じて適宜設定すればよいが、現像剤(7)が
液体となる温度以上であることが好ましい0通常は室温
から130°C1より好ましくは30〜110’Cに設
定される。
ここで、被転写体として使用できる材料は、上述のよう
な電気絶縁性有機物をある程度含浸できるものであれば
、用途に応じて適宜選択することができる。かかる材料
を例示すれば、天然紙1合成紙等の各種紙類、木綿、麻
等の植物性繊維や絹。
羊毛等の動物性繊維からなる布あるいは不織布、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリアセタール、ポリウレタン等
の有機合成繊維やセラミックス、カーボン等の無機繊維
からなる布あるいは不織布、金属3有機高分子等のメツ
シュ、ポリウレタンフォーム等の高分子発泡体等である
0通常の文書の形で保存するには、視認性を高める観点
から被転写体として白地の紙等を使用することが好まし
いが、もちろんこれに限定されるものではない。
なお、本発明にかかる画像形成方法は、単色の画像の形
成に限られず、例えばイエロー、マゼンタ、シアンの各
色の現像剤を用いたフルカラー画像の形成にも適用され
るものである。この場合、各色の現像剤について逐次光
の現像方法を繰り返せばよく、現像の順序は感光の際に
使用する光源の種類等に応じて選択すればよい。例えば
、赤外レーザを使用した場合には、イエロー→マゼンタ
→シアンの順であり、紫外線を使用した場合には、シア
ン→マゼンタ→イエローの順である。また、必要に応じ
てブラックにより墨入れをしてもよく、このブラックの
現像は前記各色の現像の適当なところで行えばよい。
〔作用〕
本発明にかかる画像形成方法では、常温で固体である電
気絶縁性有機物中に着色剤粒子が均一に分散された現像
剤が使用される。
この静電潜像現像剤は使用時には適当な加熱手段にて溶
融状態に保持されており、これに静電潜像の形成された
感光体が接触すると、その電荷に向かって帯電した着色
剤粒子が泳動し、選択的に現像が行われる。ここで、上
記着色剤粒子はその分散媒である電気絶縁性有機物を若
干伴って泳動するため、これら両者は混合した状態で、
すなわち現像剤として感光体上に付着している。したが
って、感光体を適当な加熱手段により所定の温度に保持
すれば、現像を行った後でも現像剤を溶融状態とするこ
とができる。この状態で上記感光体を適当な被転写体と
接触させれば、該感光体上に現像された画像が当該被転
写体に転写される。
二の転写に際して、上記感光体とは反対側の被転写体に
前記着色剤粒子の帯電電荷とは逆極性の電荷を帯電させ
ると、上記着色剤粒子は当該被転写体の裏面側から帯電
させた電荷に引き寄せられる。このため、画像の転写効
率が極めて向上し、従来の湿式現像法では困難であった
他の被転写体上への画像の転写がより効率良(行われ、
高速で高画質な画像の形成が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的な実施例について説明する。
先ず、本発明を適用した画像形成方法の説明に先立って
本実施例で使用した現像装置について説明する。
上記現像装置は、静電潜像形成部と現像部とに分けられ
、第3図に示すように、これらが単一槽(9)内に収容
されるとともに、感光体(1)を保持したステージ(1
0)をガイド棒(11)に沿って移動させることで帯電
、露光から現像までを一貫して行うようになされたもの
である。
上記感光体(1)を保持するステージ(lO)には加熱
手段(12)が設けられており、該感光体(1)を所定
温度に加熱できるようになっている。
静1t?1像形成部は、さらに帯電部と露光部とに分け
られ、帯電部では帯電器(13)により感光体(1)の
全面が例えばマイナス電荷で帯電される。
露光部は、レーザダイオード(14)やレンズ(15)
反射ミラー(16)等の光学系により構成され、全面帯
電された感光体(1)に対し信号に応じて選択的に露光
し、この部分の帯電電荷を取り除く役割を果たす。
一方、現像部はフルカラー現像に対応して3種類の現像
剤が入れられた現像タンク(17) 、 (18) 、
 (19)よりなるもので、これら各現像タンク(17
) 、 (18) 。
(19)がブローファン(20)を設けたエアータンク
(21)内に前記ガイド棒(11)の延在方向に順次配
置されている。
上記各現像タンク(17) 、 (18) 、 (19
)は、撹拌機構(22) 、 (23) 、 (24)
が設けられた第1のタンク(17a)(18a) 、 
(19a) と、その外側を覆う第2のタンク(17b
) 、 (18b) 、 (19b)とからなり、その
底部にはそれぞれ加熱手段(25) 、 (26) 、
 (27)が設けられている。
そして、これら各現像タンク(17) 、 (18) 
、 (19)内に入れられた現像剤(2B) 、 (2
9) 、 (30)は、前記加熱手段(25) 、 (
26) 、 (2?)によって加熱溶融され液状とされ
るとともに、現像時には第1のタンク(17a) 。
(18a) 、 (19a)の蓋体(31) 、 (3
2) 、 (33)に設けられたスリット(31a) 
、 (32a) 、 (33a)より若干噴き上げられ
、前記感光体(1)と接触するようになされている。
なお、各現像タンク(17) 、 (18) 、 (1
9)は、エアータンク(21)に設けられたエアースク
イズ部(21a)から吹き出す空気によって遮断されて
おり、混色が防止されている。
前記現像部の後部には、さらに不要となった帯電電荷を
除去する除電器(34)が設けられている。
かかる構成の現像装置において、感光体(1)は先ず、
帯電器(13)によって全面がマイナス電荷で帯電され
る。
次に、この感光体(1)は露光部により選択的に露光さ
れ、露光された部分の帯電電荷が逃がされて所定の静電
潜像が形成される。
次いで、上記感光体(1) は加熱されながら前記ガイ
ド棒(11)に沿って現像タンク(17)と対向する位
置まで移動され、ここで上記現像タンク(I7)内に収
容される現像剤(28)により現像される。
しかる後、上記感光体(1)は除電器(34)位置まで
移動し、ここで不要な電荷が除去される。
そして、前記感光体(1)は再び静電潜像形成部にまで
移動し、同様に帯電→露光→現像タンク(18)による
現像→除電→帯電→露光→現像タンク(19)による現
像→除電なる工程を経ることで、フルカラー画像が形成
される。
次に、上記構成の現像装置を用いて本発明を適用した画
像形成方法を説明する。
先ず、以下に示す現像剤A−Cを作製し、これを先の現
像装置の各現像タンク(17) 、 (18) 、 (
19)内に収容した。
四nへ 本現像剤はシアン色の静電潜像現像剤である。
先ず、着色剤であるリオノール・ブルーKX−Fl(東
洋インキ社製) 0.625 gおよびイソパラフィン
系溶剤(出光石油社製、商品名I P 2825)0.
5gをツーバー・マーシー法によりペースト状となるま
で混練し、着色剤を小粒子化した0次に、このペースト
を別のイソパラフィン系溶剤(エッソ社製、商品名アイ
ソパーH)50d中に分散させ、電荷増強剤としてアル
ミナ微粒子(日本エアロジル社製、商品名アルミニウム
オキサイドC)0.05gを添加してアルミナビーズと
共にペイントシェーカー中で12時間分散処理を行った
。さらに、アクリル樹脂(三菱レーヨン社製、商品名F
RIOI)の50%トルエン溶液0.5g、および電荷
供与剤となるナフテン酸ジルコニウム0.025 gと
ナフテン酸カルシウム0.025 gを添加し、濃縮現
像剤を得た。
次に、融点42〜44℃のパラフィン120 adを予
め70℃にて溶融し、上記mm現像剤5mをこの中へ分
散させてシアン色の静電潜像現像剤を調整した。
勇1」11 本現像剤はイエロー色の静電潜像現像剤である。
先ず、着色剤であるシミエラー・ファスト・イエロー8
C,F (大日本インキ社製)0.5gおよびイソパラ
フィン系溶剤(出光石油社製、商品名!P 2825)
0.5 gをツーバー・マーシー法によりペースト状と
なるまで混練し、着色剤を小粒子化した。次に、このペ
ーストを別のイソパラフィン系溶剤(エッソ社製、商品
名アイソパーH)5(ld中に分散し、電荷増強剤とし
て超微粒子状無水シリカ(日本アエロジル社製、商品名
アエロジル200)0.01gを添加してガラスピーズ
と共にペイントシェーカー中で18時間分散処理を行っ
た。以下、濃縮現像剤と静電潜像現像剤の調整は、現像
剤Aの場合に準じて行った。
房111q 本現像剤はマゼンタ色の静電潜像現像剤である。
先ず、着色剤であるシミエラー・ローダミンYトナーF
(大日本インキ社製)0.8gおよび亜麻仁油0.5g
をツーバー・マーシー法によりペースト状となるまで混
練し、着色剤を小粒子化した。
次に、このペーストを別のイソパラフィン系溶剤(エッ
ソ社製、商品名アイソパーH)5(ld中に分散し、ガ
ラスピーズと共にペイントシェーカー中で18時間分散
処理を行った。以下、濃縮現像剤と静電潜像現像剤の調
整は、現像剤Aの場合に準じて行った。
なお、感光体(1)としては、変性酢酸ビニル樹脂から
なるシート(50μm厚)の上に、感光剤としてポリビ
ニルカルバゾール1g9増感剤としてシアニン色素(日
本感光色素社製、商品名NK2982)0.2gを含む
感光層(層厚200IIm)が形成されたものを使用し
た。
次に、前述の現像装置、各現像剤、感光体を使用して感
光体(L)上に静電潜像を現像し、上記現像剤の加熱溶
融時に感光体と被転写体とを接触させ当該被転写体上に
画像を転写させた。
この転写プロセスを第1図(A)ないし第1図(C)に
示し詳述する。
先ず、第1図(A)に示すように、選択的に現像剤(7
)が付着して静電潜像が現像された感光体(1)を例え
ば普通紙等の被転写体(35)に接触させる。
このとき、上記感光体(1)はステージ(10)に内蔵
されたヒータ(12)によ打所定の温度に加熱されてお
り、これによって現像剤(7)は加熱溶融状態に保持さ
れている。このため、上記被転写体(35)が上記感光
体(1)に接触すると該現像剤(7)は被転写体(35
)上に移行し、一部はその内部まで浸透する。
この状態で、第1図(B)に示すように、上記感光体(
1)とは反対側の被転写体(35)に、コロナ放電体(
36)等により前記着色剤粒子(6)の帯電電荷(プラ
ス電荷)−とは逆極性の電荷を帯電させる。
なお本実施例では、マイナス電荷(−6kV)を帯電さ
せた。
すると、着色剤粒子(6)は先の逆極性の電荷により被
転写体(35)側に引き付けられる。この結果、現像剤
(7)の被転写体(35)上への移行が促進され、当該
現像剤(7)は容易に被転写体(35)側に移行する。
次に、第1図(C)に示すように、上記被転写体(35
)を前記感光体(1)から剥離すると転写が完了し、当
該被転写体(35)上に画像が形成される。
このような操作により、階調性、解像度に優れた高品位
の画像を極めて転写効率良く形成することができた。ま
た、三原色ごとに独立の転写プロセスを繰り返さなくと
もフルカラー画像が一度に形成できるため、画像形成も
迅速である。また、転写後の感光体(1)は何度でも繰
り返し使用することができる。
なお、以上の実施例ではフルカラー画像を形成する場合
について説明したが、本発明が単色画像の形成にも適用
できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明にかかる画像
形成方法によれば、現像剤の着色剤粒子の帯電電荷と逆
極性の電荷を被転写体の裏面側から該被転写体に帯電さ
せているので、上記現像剤の被転写体上への移行の促進
が図れる。したがって、転写効率の向上が図れ、階調性
および解像度に優れた高品位の画像を形成することがで
きる。
また、転写後の感光体は繰り返し使用することができる
ため、従来のエレクトロファックス等のような転写を行
わない方式と比べ経済的である。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)ないし第1図(C)は本発明を適用した画
像形成方法の一実施例における転写プロセスをその段階
順に従って示す模式図であり、第1図(A)は感光体と
被転写体の接触段階、第1図(11)は逆電荷の帯電段
階、第1図(C)は被転写体の剥離段階をそれぞれ示す
。 第2図は転写プロセスの前段階となる静電潜像現像方法
の原理を説明するための模式図である。 第3図は実施例において使用した現像装置の一構成例を
概略的に示す模式図である。 l ・ ・ 7 ・ ・ 10 ・ 12 ・ 35 ・ 36 ・ 感光体 現像剤 ・ステージ ・ヒータ ・被転写体 ・コロナ放電体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光体上に常温で固体であり且つ加熱溶融と冷却固化を
    可逆的に繰り返す現像剤を用いて現像された静電潜像を
    被転写体に転写するに際し、上記現像剤の加熱溶融時に
    前記被転写体を接触させ、しかる後上記感光体とは反対
    側の被転写体に前記現像剤の帯電電荷とは逆極性の電荷
    を帯電させることを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06222678A (ja) * 1992-12-04 1994-08-12 Xerox Corp 現像方法
US5611712A (en) * 1993-06-18 1997-03-18 Yazaki Corporation Connector with terminal stopper attached and method for inserting and stopping terminal fittings using same

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