JPH0211246B2 - - Google Patents

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JPH0211246B2
JPH0211246B2 JP61045762A JP4576286A JPH0211246B2 JP H0211246 B2 JPH0211246 B2 JP H0211246B2 JP 61045762 A JP61045762 A JP 61045762A JP 4576286 A JP4576286 A JP 4576286A JP H0211246 B2 JPH0211246 B2 JP H0211246B2
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JP
Japan
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rotating brush
suction port
motor
bearing
spring
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JP61045762A
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Seiji Ishii
Mikio Yagi
Koichi Ataka
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転ブラシ及びこの回転ブラシを駆
動する電動機を設けた電気掃除機の吸込口に関す
る。
(従来技術) この種の吸込口は、電動機により回転ブラシを
回転させ、この回転ブラシの回転によつてじゆう
たんからごみを効果的にかき出すことにより、じ
ゆうたん掃除を効果的に行うようにしたものであ
る。
ところで、回転ブラシは毛足の長いじゆうたん
を掃除する時や吸込口が強く押し付けられた時に
は非常に大きな抵抗を受け、この場合、電源供給
回路から電動機に流れる負荷電流が大きくなる。
そのため、従来は専ら大きな負荷電流が電動機
に流れても問題にならない程度の容量を持つ単相
交流整流子電動機を用いて回転駆動するように構
成していた。
ところが、この交流電子電動機は比較的大型で
電動的にも重いため、このような電動機を内蔵す
る吸込口も大型で重量的にも重くなつていた。
そこで、掃除機の吸込口に内蔵する電動機とし
て、マグネツト電動機を用いることが、特開昭60
―176618号公報で提案されている。このマグネツ
ト電動機は、上記整流子電動機に比較して小型,
軽量であり、吸込口を整流子電動機を用いたもの
より小型,軽量に構成することができる。
ところが、マグネツト電動機を用いても、上記
のように回転ブラシが抵抗を受けると、マグネツ
ト電動機に大きな負荷電流が電源供給回路から流
れ、この大きな負荷電流による発熱等が問題とな
る。このため、上記特開昭60―176618号公報のも
のにおいては、上記負荷電流による発熱に対応す
るため電動機を冷却するフアンを有する冷却機構
を設けると共に、回転ブラシを上下動できるよう
にしていた。
しかし、上記特開昭60―176618号公報のものの
ように、単に回転ブラシを上下動させるだけで
は、床面に凹凸があり回転ブラシが上下動する際
に回転ブラシが床面の凹凸に対しての追従性が悪
く床面に十分接着せずに絨毯のかき出しを効率良
く行えないという問題がある。
また、この回転ブラシには、髪の毛が巻き付き
いたり綿埃が付着し易いものであるが、上記特開
昭60―176618号公報のものはこのようなブラシに
巻き付いたごみを取り除き易くするための工夫が
何等なされていなかつた。
(本発明が解決する課題) 第1には、吸込口本体を床面に押し付けたり床
面の凹凸によつて回転ブラシが抵抗を受けても、
回転ブラシがロツクして該ブラシを駆動する電動
機に大きな負荷電流が流れないようにし、小型の
マグネツト電動機でも冷却フアン等を設けずに発
熱等の問題が生じないようにし、以て上記電動機
を小型とすることによつて、吸込口を小型,軽量
にすることである。特に回転ブラシが上下動する
際に、床面の凹凸に追述して回転ブラシの回転が
ロツクしない程度に常時ほぼ一定の力で回転ブラ
シを床面に接触するようにすることで、常時安定
して十分なかき出しによる掃除が行えるようにす
ると共に、回転ブラシが上下動してもベルトの張
力が変化せず効率よく電動機の回転を回転ブラシ
に伝えられるようにすることである。以て、でき
るだけ小型のマグネツト電動機の使用を可能とす
ることで、吸込口をできるだけ小型にできるよう
にすることである。
第2には、上記課題に加えて、回転ブラシに巻
き付いた髪の毛等のごみを取り除き易いようにす
ることである。
(課題を解決するための手段) <第1発明> 吸込口本体内に、回転ブラシとこの回転ブラシ
をベルトを介して回転駆動するマグネツト電動機
とを設け、 上記回転ブラシの両端に軸受を設けて当該回転
ブラシをこの軸受を以て回転自在に支持し、 上記吸込口本体内に、上記軸受を嵌合して上下
に摺動させる溝を設けると共に、この溝を上方に
行くに従つて電動機側から回転ブラシ側の方向に
傾斜するように形成し、 上記軸受を下方に付勢するスプリングを、吸込
口本体内に設けて成る電動掃除機の吸込口。
<第2発明> 吸込口本体内に、回転ブラシとこの回転ブラシ
をベルトを介して回転駆動するマグネツト電動機
とを設け、 上記回転ブラシの両端に軸受を設けて当該回転
ブラシをこの軸受を以て回転自在に支持し、 上記吸込口本体内に、上記軸受を嵌合して上下
に摺動させる溝を設けると共に、この溝を上方に
行くに従つて電動機側から回転ブラシ側の方向に
傾斜するように形成し、 上記軸受を下方に付勢するスプリングを、吸込
口本体内に設け、 上記回転ブラシの上方に、吸込口本体の内外を
連通する開口を形成すると共に、この開口を開閉
するカバーを設け、このカバーと上記軸受との間
に上記スプリングを配置して成る電気掃除機の吸
込口。
(作用) <第1発明> マグネツト電動機の駆動により回転ブラシを回
転させて掃除を行う場合に、毛足の長いじゆうた
んを掃除する場合や吸込口が床面に強く押し付け
られた場合には、回転ブラシが受ける負荷に対応
して、回転ブラシがスプリングの作用を受けなが
ら上下動する。このため、回転ブラシはロツクせ
ず、回転を維持して該回転ブラシが受ける負荷は
ほぼ一定となり、マグネツト電動機には大きな負
荷電流も流れない。これによつて、増大する負荷
電流を見越してマグネツツト電動機に容量の大き
な大型のものを使用する必要が無く、小型のマグ
ネツト電動機の使用を可能とする。
この場合に回転ブラシを回転自在に支持する軸
受をスプリングで下方に付勢するので、回転ブラ
シはこのスプリングの付勢力によつてほぼ一定の
力で床面に接着させられることになる。このスプ
リングの作用によつて、回転ブラシが床面の凹凸
により上下動しても、安定して常時床面の絨毯等
をかき出すことができ、回転ブラシによるかき出
しの効率が向上する。
また、回転ブラシを支持する軸受は、この軸受
の嵌合する溝が上方に行くに従つて電動機側から
回転ブラシ側の方向に傾斜するように形成されて
いるので、回転ブラシとマグネツト電動機を結ぶ
ベルトの張力の変化を小さくすることができる。
即ち、回転ブラシが上方に移動するのに対してマ
グネツト電動機は固定状態にあるため、回転ブラ
シは溝に沿つて上方に移動しながら電動機側から
回転ブラシ側の方向にも移動することによりマグ
ネツト電動機の回転軸を中心とした回転運動に近
い動きとなつて、軸間距離の変化を小さくするこ
とができ、上記ベルトの張力の変化を小さくする
ことができる。これにより、回転ブラシが上下動
しても、安定して電動機の回転をベルトを介して
回転ブラシに伝達できる。
<第2発明> 上記第1発明における作用に加えて、上記カバ
ーを開放することにより、回転ブラシが開口より
露出し、この開口を通して回転ブラシに付着した
ごみを取り除くことができる。
この回転ブラシに付着した髪の毛等のごみ取り
除くに際して、上記回転ブラシに付勢力を与える
スプリングが、上記軸受と上記カバーとの間に配
置されているので、カバーを開ける際にスプリン
グの付勢力によつてカバーが若干吸込口本体より
浮き上がり、この浮き上がりを利用してカバーの
開放を簡単に行える。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細
に説明する。
吸込口本体1は上ケース5、下ケース6及びカ
バー7により外郭を構成し、後端部に上下回動自
在な駆動パイプ8を備え、さらにこの先端に回転
自在な吸口パイプ9を連結する。
下ケース6はじゆうたん用のそりとして作用す
るもので、その下面前部に横長の吸塵開口部10
を形成しかつ該開口部10の後方にてゴム製のシ
ール材11を横方向に配設している。又、下ケー
ス6は下面前部にてローラ12を、後部にて車輪
13を備え、このローラ12と車輪13とによつ
て下ケース6の下面と床面との間に一定の間隔を
生じるようになつている。
吸込口本体1の内部には上ケース5を下ケース
6との結合により回転ブラシ室14と該ブラシ室
14を駆動パイプ8側に連通させる連絡路15と
を形成し、この回転ブラシ室14と連絡路15に
より吸塵開口部10から駆動パイプ8に至る吸塵
通路を形成する。又、吸込口本体1の内側両側に
は機械室16,17を形成し、かつこの内側で連
絡路15の両側には電動機室18とコンセント収
納室19を形成しており、この各室16乃至19
は上記吸塵通路に対し適宜区画されている。上ケ
ース5の開口部20は回転ブラシ室14に対面し
回転ブラシ2にからみついた糸くず等を容易に除
去できるようにするためのもので、通常は着脱自
在なカバー7により閉塞している。バンパー21
は両ケース5,6間に挟着され吸込口本体1の外
周に位置するもので、両ケース5,6の結合面の
密閉作用と障害物に対する緩衝作用とを成す。
回転ブラシ2は外周面にピーター22及びブラ
シ毛23を1条又は複数条螺旋状に設けた構造で
あり、回転ブラシ室14内にあつて両端の軸24
を機構室16,17内に突出し該室16,17内
で軸受組品25により回転自在に枢支されてい
る。上記軸受組品25は軸受26、軸受ホルダー
27及びこの両者間に介在する弾性体28よりな
り、機構室16,17内において上下動自在に保
持するものである。即ち、機構室16,17を構
成する下ケース6側において対峙する一対のリブ
29,29を一体に形成し、この両リブ29,2
9間の溝30内に軸受組品25を位置させて該組
品25が溝30に沿つて上下動できるようになつ
ている。このリブ29,29は第2図に示すよう
に、下方から上方に行くに従つてマグネツト電動
機3側からこの回転ブラシ2側に傾斜しており、
このリブ29,29間に形成される溝30も同様
に下方から上方に行くに従つてマグネツト電動機
3側からこの回転ブラシ2側に傾斜している。3
1は上記左右に設けれた軸受組品25を下方に付
勢するスプリングであつて、軸受組品25が下方
に付勢されることによりこの軸受組品25によつ
て支持されている回転ブラシ2も下方に付勢され
ることになる。このスプリング31は、第2図に
示すように、上記開口部20を開閉するカバー7
と軸受組品25との間に縮設されている。
従つて、上記軸受組品25に支持される回転ブ
ラシ2はこの溝30に沿つて上下動すると共に、
上方に移動するに従つてマグネツト電動機3側か
らこの回転ブラシ2側にも移動することになる。
これにより、回転ブラシ2の動きは第2図図示の
方向で見ると上記マグネツト電動機3の回転軸3
3を中心とした回転運動に近い動きとなり、マグ
ネツト電動機3の軸33と回転ブラシ2の軸24
との軸間距離の変動を抑え、回転ブラシ2の上下
動によつてベルト36の張力が変化するのを少な
くすることができるものである。
また、回転ブラシ2はスプリング31の作用を
受けながら上下動することになり、常時床面の凹
凸に追従するようになつている。
尚、回転ブラシ室14と機構室16,17間の
区画壁には回転ブラシ2の端部が挿通しかつ該回
転ブラシ2の上下動を許す程度の開口部32を設
けてある。
電動機3は交流マグネツト電動機であり、電動
機室18内に設置されその回転軸33を機構室1
6内に突出し、該機構室16内において回転ブラ
シ2の一方の軸24との間に伝達機構4を介設す
る。この伝達機構4は電動機3の回転軸33に設
けたプーリ34、回転ブラシ2の一方の軸24に
設けたギヤプーリ35、及び両プーリ34,35
間に張設したタイミングベルト36よりなり、電
動機3の回転を回転ブラシ2に伝達する。電動機
3の回転方向は、掃除をするときの進行方向に合
わせて回転ブラシ2が回転するようにプーリ34
側から見て反時計方向に設定している。図中、3
7はプーリ34の自由端側を支える軸受組品であ
る。尚、電動機3は前・後部に通気口を有し、こ
の通気口を介して内部を空気が流通できる構造に
なつている。
吸込口本体1のコンセント収納室19にはコン
セント38を納め、その接続面を外表面に臨ませ
ており、このコンセント38から正特性サーミス
タ39、抵抗器40を介して電動機3に給電す
る。上記正特性サーミスタ39は一定負荷電流以
上になると、自己発熱により抵抗値が急激に上昇
して電動機3を停止させ、該電動機3を保護する
ものである。又、抵抗器40は交流100Vを減圧
して電動機3に印加させるための電圧降下用の抵
抗器である。図中、41は電波障害防止用コンデ
ンサ、42は電動機3に内蔵されている全波整流
器である。
上記抵抗器40は連絡路15の上部を横切つて
設けた通路カバー43に保持されるもので、該カ
バー43は連絡路15と区画した空間部内に抵抗
器40を収納する。
第1図において、矢印は冷却空気の流れを示す
もので、この流れについて説明する。この冷却空
気の流れは後記掃除機本体内の電動送風機の運転
により発生するものであり、電動機3近傍にて上
ケース5に設けた空気孔(図示せず)から外気が
電動室18内に入り、電動機3に内部、抵抗器4
0の周囲を経て連絡路15の壁の透孔(図示せ
ず)から吸塵通路に流れ、電動機3及び抵抗器4
0を冷却する。従つて、抵抗器40には安価なセ
メント抵抗器等を使用できることになり、勿論発
熱による問題も招くことがない。
第5図は吸込口の使用状態を示す図であり、4
4は掃除機本体、45は吸込ホース、46は延長
管、47は吸込ホース45の曲り管部48に設け
た手元スイツチ、49は曲り管部48に設けたコ
ンセント、50はコンセント38,49間を接続
する電源コード、51は掃除機本体44に設けた
交流100Vを取り出すためのコンセント、52は
コンセント51に接続して吸込口本体1側に給電
する電源コードである。
以上の構成において、吸込口本体1の吸口パイ
プ9に延長管46の一端を連結し、さらにこの延
長管46の他端を吸込ホース45を介して掃除機
本体44に連結した状態で、電源コード50をコ
ンセント38,39に、今一つの電源コード52
をコンセント51に夫々接続する(第5図参照)。
而して、掃除機本体44より引き出したコード
を電源コンセントに接続して、手元スイツチ47
を床・畳側にONすると、掃除機本体44の電動
送風機のみが給電されて吸塵作業を行うことにな
る。
手元スイツチ47をじゆうたん側にONする
と、上記電動送風機と共にコンセント38側にも
交流100Vが印加される。すると、、電動機3は抵
抗器40を通して給電されることにより駆動し、
伝達機構4を介して回転ブラシ2を回転駆動させ
る。この状態で、回転ブラシ2の回転によるかき
出し作用と、電動送風機により吸塵開口部10か
ら回転ブラシ室14、連絡路15を経て流れる空
気流の吸込作用とによつてじゆうたん掃除を効果
的に行うことができる。
じゆうたん掃除は吸込口本体1をじゆうたん上
に移動させながら行うものであり、この時回転ブ
ラシ2はスプリング31の作用を受けながら上下
動することによつて受ける抵抗を自動的に調節
し、電動機3に加わる負荷を小さく保つことにな
る。即ち、じゆうたんの毛足が長い場合やじゆう
たん面に強く押し付けられた場合や床面に凹凸が
あると、回転ブラシ2を支える軸受組品25がス
プリング31の作用を受けながら溝30内に上下
動できるようになつている為に、回転ブラシ2は
床面の凹凸に追従して上下動し、受ける抵抗が床
面の凹凸によりあまり変化しないように自動的に
調節するものである。これにより、マグネツト電
動機3に加わる負荷の変化は小さく抑えられ、異
常な負荷電流の上昇が抑えられる。従つて、電動
機3の選定について、大きな負荷電流を見越して
大きな容量のものを用いなくても、できるだけ小
さなマグネツト電動機の使用を可能とし、吸込口
のできるだけの小型化を図ることができるもので
ある。この場合、上記軸受組品25はスプリング
31によつて常時下方に付勢されているので、回
転ブラシ2が上下動しても、ほぼ一定の力で回転
ブラシ2を下方に押し付け、回転ブラシ2をロツ
クしない程度の力で常時安定して床面に接着させ
ることができる。従つて、回転ブラシ2が上下動
しても、常時回転ブラシ2によるかき出しを行わ
せることができ、安定した掃除を効率良く行うこ
とができる。
また、上記スプリング31は、軸受組品25と
カバー7との間に縮設されているため、係止手段
等を解除することによりこのカバー7を開放しよ
うとすると、このカバー7はスプリング31の付
勢力によつて上方へ押し上げられ、この結果カバ
ー7が若干上方に浮き上がることになる。このカ
バー7の浮き上がりを利用すればカバー7を簡単
に開けることができるものである。
尚、回転ブラシ2に上動により吸収できない大
きな負荷がかかり、電動機3がロツク状態になつ
た場合、過負荷電流が流れることになるが、この
時には正特性サーミスタ39が安全装置として働
き、電動機3を保護する。
(効果) 以上第1の発明によれば、回転ブラシが床面か
ら受ける負荷に対応して回転ブラシがスプリング
の作用を受けながら上下動し、マグネツト電動機
の負荷がほぼ一定となるように作用するので、マ
グネツト電動機には大きな負荷電流が流れること
は殆どない。従つて、電動機の負荷が異常に大き
くなつたときの電流増加分を見越して大きな電流
容量のマグネツト電動機を用いる必要がなく、そ
の分できるだけ小型の電動機を使用することがで
きる。従つて、この小型のマグネツト電動機を回
転ブラシ駆動用の電動機として内蔵できるので、
吸込口を従来のものに比べて小型,軽量にするこ
とができる。
この場合にこの回転ブラシを支持している軸受
がスプリングによつて下方に付勢されているの
で、回転ブラシが床面の凹凸に安定して追従する
ことになり、常時ある程度の力で床面に回転ブラ
シを接触させて、効率の良い回転ブラシによるか
き出しを行うことができる。故に、回転ブラシに
よるかき出しの効率が良いので、上記のようなで
きるだけ小型の電動機を用いても効率良く掃除を
行うことができる。
また、回転ブラシは、上方に行くに従つて電動
機側から回転ブラシ側に傾斜する溝に沿つて上下
動するので、この回転ブラシの動きは電動機の回
転軸を中心とした回転運動に近い動きとなる。こ
のため、回転軸間の距離の変化が抑えられ、回転
ブラシが床面の凹凸に応じて上下動してもベルト
の張力をほぼ一定にして、小型のマグネツト電動
機でも安定して電動機の回転ブラシに伝達するこ
とができる。
第2の発明によれば、上記第1の発明による効
果に加えて、上記軸受を下方に付勢しているスプ
リングが、軸受と回転ブラシの上方の開口を開閉
するカバーとの間に設けられてるので、回転ブラ
シに付着したごみを取り除くために手段等を解除
してカバーを開ける際にスプリングの付勢力によ
つてこのカバーが若干持ち上げられ、このカバー
の浮き上がりを利用してカバーを開けて、この開
口を通して回転ブラシに付着したごみを簡単に取
り除くことができる。この場合、軸受を下方に付
勢するスプリングを利用してカバーを持ち上げる
ようにしているので、このカバーを持ち上げるた
めに別の部品を設ける必要がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における吸込口を示し
上ケースを除き一部を断面図示した平面図、第2
図は第1図のA―A′断面図、第3図は第1図の
B―B′断面図、第4図は同吸込口の電気回路図、
第5図は同吸込口の使用状態を示す図である。 1:吸込口本体、2:回転ブラシ、3:電動
機、4:伝達機構、7:カバー、20:開口、3
1:スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸込口本体内に、回転ブラシとこの回転ブラ
    シをベルトを介して回転駆動するマグネツト電動
    機とを設け、 上記回転ブラシの両端に軸受を設けて当該回転
    ブラシをこの軸受を以て回転自在に支持し、 上記吸込口本体内に、上記軸受を嵌合して上下
    に摺動させる溝を設けると共に、この溝を上方に
    行くに従つて電動機側から回転ブラシ側の方向に
    傾斜するように形成し、 上記軸受を下方に付勢するスプリングを、吸込
    口本体内に設けて成る電気掃除機の吸込口。 2 吸込口本体内に、回転ブラシとこの回転ブラ
    シをベルトを介して回転駆動するマグネツト電動
    機とを設け、 上記回転ブラシの両端に軸受を設けて当該回転
    ブラシをこの軸受を以て回転自在に支持し、 上記吸込口本体内に、上記軸受を嵌合して上下
    に摺動させる溝を設けると共に、この溝を上方に
    行くに従つて電動機側から回転ブラシ側の方向に
    傾斜するように形成し、 上記軸受を下方に付勢するスプリングを、吸込
    口本体内に設け、 上記回転ブラシの上方に、吸込口本体の内外を
    連通する開口を設けると共に、この開口を開閉す
    るカバーを設け、このカバーと上記軸受との間に
    上記スプリングを配置して成る電気掃除機の吸込
    口。
JP4576286A 1986-02-28 1986-02-28 電気掃除機の吸込口 Granted JPS62201127A (ja)

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