JPH021086Y2 - - Google Patents

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JPH021086Y2
JPH021086Y2 JP1984156766U JP15676684U JPH021086Y2 JP H021086 Y2 JPH021086 Y2 JP H021086Y2 JP 1984156766 U JP1984156766 U JP 1984156766U JP 15676684 U JP15676684 U JP 15676684U JP H021086 Y2 JPH021086 Y2 JP H021086Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マツトレス、敷布団等を載せるため
の床板を支持するベツドフレームに関する。
〔従来の技術〕
従来のベツドフレームは、例えば実公昭42−
11720号公報に見られるように、脚柱を夫々両端
に装着した横枠にC形材乃至溝形材よりなる縦枠
の各両端を取付け、該縦枠の対向する溝部前縁に
はロツド受用の切欠を端部に設けた適数個の受板
を立設して対向する受板間の一部乃至全部には端
部に鍔を附けたロツドを該鍔の内側において切欠
に係止して張架した構造であつた。
しかしながら、上記の従来構造は、剛性が悪か
つた。
即ち、両縦枠の溝部に受板を立設し、この受板
の切欠に各ロツドの鍔の内側を係止させているた
め、各ロツドの長さや鍔の受板の厚さ等に僅かな
誤差があつても、受板がガタつき縦枠に対する固
着に支障をきたすことになり、それ故、昇降のさ
いに、きしむ音がしたり中央部がたわんだり剛性
に欠けていた。
〔考案が解訣しようとする問題点〕
上記の従来欠点に鑑み、本考案は、ベツドフレ
ームの固定作業を容易にし、かつたわみを防止
し、さらに剛性を高めるだけでなく、材料費の低減
による低価格化を可能にせんとするものである。
〔問題点を解訣するための手段〕
上記の問題点を解決するために、本考案による
ベツドフレームは、前後脚枠間に、チヤンネル状
の左右枠体を、それらの溝の開口部が内側を向く
ように相対向させて固定し、該開口部の上縁に床
板支持用の支持片を内側に向くように一体に折曲
形成し、該支持片の前後方向適当間隔おきに下方
へ折れ曲つた切起し部を形成し、該切起し部にハ
ツト型チヤンネル材よりなる横桟の両フランジ部
間の開口部を嵌合させ、各横桟の両端部が左右枠
体の溝内に挿入された状態に固定したことを特徴
としている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、マツトレス又は敷布団を取り去つた
棚付きベツドを示す。図において、Aは、左右枠
体1…の両端を支持する前後脚枠2…、左右枠体
1…の中央部を支持する中間脚枠3、左右枠体1
…間に前後方向適当間隔おきに固定された複数本
の横桟4…よりなる金属性のベツドフレーム、B
は一方の前後脚枠2から外方へ突出した状態に設
けられ、且つ、いずれの前後脚枠2…に対しても
着脱できるように構成された棚、Cはベツドフレ
ームAに対して着脱自在に載置された床板、Dは
床板C上に載置したマツトレス、敷布団等の位置
ずれや使用者がベツドから不測に落下することを
防止するための着脱自在なサイドガード、Eは必
要に応じて前記横桟4…の下方に着脱自在に取り
付けられる引出しである。
前記ベツドフレームAは、第2図に示すよう
に、左右枠体1…と前後脚枠2…との間で分解可
能であり、左右枠体1…及び中間脚枠3は折りた
たみ可能である。また、前記棚Bも、第2図に示
すように、ベツドフレームAから取り外した状態
において2つ折り可能に構成されている。
前記ベツドフレームAの構造をより詳細に説明
すると次の通りである。
即ち、第3図乃至第7図に示すように、左右枠
体1…はチヤンネル状であつて、それらの溝1a
…の開口部1b…が内側に向くように配置されて
前後脚枠2…の左右脚パイプ2a…に固定されて
いる。また、開口部1b…の上縁には、前記床板
Cの支持片1c…が一体に折曲形成されている。
左右枠体1…は、前後方向中央部で2分割され
ており、各分割部分の突き合わせ端部には、第4
図及び第5図に示す如く、断面略コ字状で且つ相
対向するコ字状板部の一方に電極挿入用の切欠5
aを有する補助金具5が溝1a内に密に嵌入され
て、スポツト溶接により固着されている。そし
て、左右枠体1…の前記突き合わせ端部は、金属
パイプを略U字状に曲げ加工してなる中間脚枠3
の上端に隅肉溶接したブラケツト3a…間に挿入
され、ピン6…により回動自在に枢支連結されて
いる。7…はピン6…の抜止めストツパー、8…
は補助金具5…の外面に貼着されたクツシヨン材
である。
左右枠体1…の両端には、第4図及び第6図に
示す如く、断面略コ字状で且つバーリング加工
(又はナツトの溶接等による固着)によつて形成
したねじ孔9aを有する補強兼連結用金具9…が
溝1a…内に密に嵌入されて、スポツト溶接によ
り固着されている。そして、前後脚枠2…の左右
脚パイプ2a…を貫通するボルト10を前記ねじ
孔9a…にねじ込むことにより、左右枠体1…の
両端と前後脚枠2…の左右脚パイプ2a…とを固
定してある。
尚、ボルト10には、ボルト頭10aと略同径
の金属製スリーブ11が套嵌され、ボルト頭10
aには回転操作用の角孔10bが形成されてい
る。一方、左右脚パイプ2a…には、スリーブ1
1よりも小径の孔12aとスリーブ11やボルト
頭よりも大径の孔12bとが同芯状に形成されて
いる。そして、ボルト10を前記ねじ孔9aに、
スリーブ11の内端面が左右脚パイプ2a…の内
面に当接する位置までねじ込んだ状態において、
ボルト頭10aが左右脚パイプ2a…の外面に突
出しないように構成してある。図示しないが、ボ
ルト10とスリーブ11に代えて、スリーブ11
と同径の大径軸部を有する段付ボルトを利用する
ことも可能である。
前記各横桟4は、第3図、第4図、第5図、第
7図に示すように、ハツト型チヤンネル材であつ
て、開口部4aを上に向けて配置すると共に、両
端部を左右枠体1…の溝1a…内に挿入した状態
で、横桟4の両フランジ部4b…と左右枠体1…
の前記支持片1cとをスポツト溶接し、さらに、
横桟4の下面と左右枠体1…の前記開口部1bの
下縁とを隅肉溶接することによつて、左右枠体1
…に固定してある。
尚、前記支持片1c…には、各横桟4…の取付
け位置に貫通孔13…が形成され、貫通孔13…
の前後方向両端には下方へ折れ曲つた切起し部1
8a…が形成され、これらの切起し部18a…が
横桟4…の開口部4a…に嵌合することによつ
て、横桟4…が前後方向において位置決めされ、
この状態で上記の溶接による固定を行なえるよう
になつている。このように、横桟4として、ハツ
ト型チヤンネル材を用い、且つ、開口部4a…を
上にして左右枠体1…に固定することは、両フラ
ンジ部4b…によつてベツドフレームAの剛性を
高めるだけでなく、横桟4…と左右枠体1…との
固定作業を容易にし、且つ、横桟4…による前記
床板Cの支持スパンを短くして、床板Cのたわみ
を防止するのに有効である。
図示の各前後脚枠2は、金属パイプを略逆U字
状に曲げ加工して、前記左右脚パイプ2a…とそ
れらの上端部間に位置する上段横枠2bとを形成
すると共に、左右脚パイプ2a…間には、前記左
右枠体1…と同一レベル位置に、左右枠体1…と
同一断面形状のチヤンネル材よりなる中段横枠2
cを、床板Cの支持片2dが内側に来るように配
置して、隅肉溶接により左右脚パイプ2a…に固
定し、左右脚パイプ2a…の下端に樹脂製キヤツ
プ2e…を嵌着して構成したものである。
前記棚Bの構造を詳述すると次の通りである。
即ち、第8図及び第9図に示すように、木板や
合板等よりなる棚板14の裏面一側縁部に、前記
上段横枠2bに対して係脱自在な下向きに開口し
た左右一対の挟着具15…をビス止め等の手段に
て固定してある。棚板14の裏面他側部には、左
右一対の軸受金具16…をビス止め等の手段にて
固定し、これらの軸受金具16…により、下端に
前記中段横枠2cに対して係脱自在な左右一対の
係止片17…を備えた略コ字状の支持脚18にお
ける水平軸部18aを前記上段横枠2bと平行な
軸芯周りで回動自在ならびに軸受金具16、水平
軸部18a間の融通間隙内で前後方向遊動自在に
支持させてある。前記各係止片17は、中段横枠
2cの上面に載る水平片17aと、中段横枠2c
の外側面に当接する垂直片17bと、中段横枠2
cの前記支持片2dよりも上方の段差部に係止す
る垂直片17cとによつて構成されている。
従つて、棚Bの取付けにあたつては、支持脚1
8下端の係止片17…を中段横枠2cに係合させ
た状態で、棚板14を下方に回動させることによ
り、挟着具15…が上段横枠2bに係合して、棚
板14が水平姿勢に固定されるのである。また、
逆の手順によつて棚Bを取り出すことができ、取
り外した状態においては、棚板14と支持脚18
とに2つ折りした状態に折りたたむことができ
る。
尚、挟着具15…は剛構造のものであつてもよ
いが、この実施例では、合成樹脂等の弾性材料で
製作することにより、相対向する挟持片15a…
がその弾性復元力によつて上段横枠2bとガタツ
キの生じない状態に密着すべく構成してある。
また、第10に示す如く、一方の挟持片15a
の先端部に、他方の挟持片15aの先端部と係脱
する外れ止め用リング15bを枢支してあるが、
このリング15bは省略してもよい。
前記サイドガードDの下端には、第2図及び第
11図に示す如く、左右枠体1の上面に載る水平
片19aと左右枠体1の外側面に当接する垂直片
19bと、左右枠体1の前記支持片1cよりも上
方に形成される段差部に係止する垂直片19cと
からなる係止片19…が設けられており、左右枠
体1…のどちらにも取り付けることができ、また
左右枠体1に対するサイドガードDのスライド操
作によつて、サイドガードDの取付け位置を自在
に調節できるように構成されている。
前記引出しEは、第12図、第13図に示す如
く、一対の水平杆20…に固着された2本のガイ
ドレール21…によりスライド自在に吊下げ支持
されている。横桟4…に対する水平杆20及びガ
イドレール21…の取付けは、次の構造によつて
行なわれている。即ち、第3図、第4図に示すよ
うに、横桟4…の溝底部に長孔22とその長手方
向一端近傍部に位置する丸孔23とを設ける一
方、第7図、第12図、第13図に示すように、
前記水平杆20…の両端部上面には、バーリング
加工等によつて形成したねじ孔部24aを有する
フツク24をスポツト溶接等にて固着してある。
そして、これらのフツク24…を前記長孔22…
に下方から挿通して、各長孔22の縁部に係止さ
せた状態で、前記ねじ孔部24a…にビスをねじ
込み、ビス下端部を前記丸孔23…に挿入するこ
とによつて、水平杆20…を横桟4…に対して固
定すべく構成してある。
尚、長孔22及び丸孔23は、第3図に示すよ
うに、横桟4に左右対称に設けられているので、
引出しEの取付け位置を左右に変更することが可
能である。
〔効果〕
本考案は、上述のように、左右枠体に支持片に
切起し部を形成し、該切起し部にハツト型横桟の
開口部を嵌合させるので、切起し部がストツパー
となつて横桟の仮り止止めができ、従つて左右枠
体の支持片と横桟の両フランジ部との固定のため
の作業、たとえばスポツト溶接などの固定作業を
容易にすることができ、また前記両フランジ部の
存在によつて床板の支持スパンを短くして床板の
たわみを防止することができ、しかもベツドフレ
ームの剛性を高めることができる。
更に、横桟をその両端部がチヤンネル状左右枠
体の溝内に挿入された状態に左右枠体に固定する
ため、各横桟の長さや端面形状に加工上の誤差が
あつても、左右枠体に対する固定作業には全く何
の支障もなく、従つて製作性が大幅に向上するの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は棚付き
ベツドの一部切欠斜視図、第2図は分解斜視図、
第3図はベツドフレームの平面図、第4図は要部
の一部切欠拡大平面図、第5図と第6図は夫々要
部の構成を説明する斜視図、第7図は第4図の
−線断面図、第8図と第9図は棚の側面図と正
面図、第10図は挟着具の斜視図、第11図はサ
イドガードの側面図、第12図は引出しの正面
図、第13図はガイドレール及び水平杆の平面図
である。 A……ベツドフレーム、1……左右枠体、1a
……溝、1b……開口部、1c……支持片、2…
…前後脚枠、4……横桟、4a……開口部、4b
……フランジ部、13……貫通孔、13a……切
起し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後脚枠間に、チヤンネル状の左右枠体を、そ
    れらの溝の開口部が内側を向くように相対向させ
    て固定し、該開口部の上縁に床板支持用の支持片
    を内側に向くように一体に折曲形成し、該支持片
    の前後方向適当間隔おきに下方へ折れ曲つた切起
    し部を形成し、該切起し部にハツト型チヤンネル
    材よりなる横桟の両フランジ部間の開口部を嵌合
    させ、各横桟の両端部が左右枠体の溝内に挿入さ
    れた状態に固定してあることを特徴とするベツド
    フレーム。
JP1984156766U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH021086Y2 (ja)

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JPS4211720Y1 (ja) * 1964-12-29 1967-06-30

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