JPH02108611A - コラーゲン―含有物質用のコーテイング剤 - Google Patents

コラーゲン―含有物質用のコーテイング剤

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JPH02108611A
JPH02108611A JP1211561A JP21156189A JPH02108611A JP H02108611 A JPH02108611 A JP H02108611A JP 1211561 A JP1211561 A JP 1211561A JP 21156189 A JP21156189 A JP 21156189A JP H02108611 A JPH02108611 A JP H02108611A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コラーゲン−含有物質と硬化性重合体物質の
間の結合を改良するためのコーテイング物質として、例
えばプライマー物質(ブライマーもしくはライナー)ま
たはコーティングとして、使用できる調合物に関するも
のである。
コラーゲン−含有物質は硬蛋白質物質であり、そして例
えば軟骨組織および骨組織、皮膚並びに歯質の如き人間
および動物の細胞内支持物質の主成分である。本発明の
範囲内では、該コーティング剤は歯の補修に関する歯質
治療用に好適に使用される。
特に歯科分野では、硬化性重合体物質が歯の補修で充填
物質として使用されている。アクリレートを基にした充
填物が硬化性重合体物質として一般的に好適である。し
かしながら、これらの重合体充填物は歯質に対する劣悪
な接着性という欠点を有する。この問題を解決するため
に、ある場合には歯質上の温間がこれまでなされており
、この目的のためには侵襲部分より以上に相当量の新し
い歯質を除去する必要があった。
他の方法によると、歯質およびエナメル表面を最初に例
えば燐酸の如き酸類でエツチングし、そして次に充填を
行う。酸が口腔部分に刺激作用を与えることの他に、そ
れは容易に歯質管を通って歯に浸透しそして神経(髄)
を損傷させる。さらに、この方法では歯質に対する充填
剤の結合性はわずかである。
ヨーロッパ特許出願0.141,324からは、任意に
活性水素を有していない不飽和単量体、水、例えばアセ
トンまたはエタノールの如き溶媒、および−船釣添加剤
との混合物状であってもよい、アルデヒドおよび活性水
素を有するオレフィン系不飽和単量体を含有しているコ
ラーゲン−含有物質が知られている(7頁、24−29
行、10頁、1−4行、および14頁、20−22行)
本コーティング剤は、コンディジ町二ングされた歯質表
面と充填物質の間に空隙の残っていない強固な結合を行
おうとするものである。
a)l−10重量%のアルデヒド、 b)10−40重量%の活性水素を有する水溶性単量体
、 c)l−50重量%の2個以上の重合可能な二重結合を
有する水不溶性単量体、 d)0.01−2.5重量%の光開始剤、e> 15−
70重量%の水、 f)0.2−10重量%の溶解剤および/まt;は分散
剤、 並びに任意に g)O−5重量%のそれ自体は公知の添加剤を含をして
おり、成分類の合計が100!i量%となるような、コ
ラーゲン−含有物質用のコーテイング物質を見いだした
本発明に従うコーティング剤はコンディショニングされ
た歯質表面と充填物質の間に強固な結合を行うものであ
り、この方法で歯の修理は長年にわたり持続するであろ
う。
アルデヒド類(a)は脂肪族、芳香族または複素環式の
アルデヒド類であることができる。
脂肪族モノアルデヒド類およびジアルデヒド類中では、
アルデヒド官能基は炭素数が1〜2oの、好適には2〜
lOの、そして特に好適には2〜6の、脂肪族の直鎖も
しくは分枝鎖状の炭化水素基と結合している。脂肪族基
としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシ
ル、イソヘキシルおよびヒドロキシエチルが例として挙
げられる。脂肪族アルデヒド類の例は、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、グルタル酸
ジアルデヒドおよびグリオキサルである。
芳香族アルデヒド類中では、アルデヒド官能基は芳香族
基と結合している。芳香族基としては、炭素数が6〜1
2の芳香族炭化水素、好適にはフェニル、ナフチルおよ
びビフェニル、が挙げられる。
芳香族基は例えばアルキル(C+  Ca)、アルコキ
シ(C+  Ca)、ヒドロキシルまたはカルボキシル
により置換されていてもよい。
芳香族アルデヒド類の例として、ベンズアルデヒド、サ
リチルアルデヒド、バニリンおよびフタルアルデヒドが
挙げられる。
複素環式アルデヒド類中では、アルデヒド官能基は複素
環式環と結合している。フル7リールが例として挙げら
れる。
本発明に従うコーティング剤用のアルデヒド類はモノア
ルデヒド類またはジアルデヒド類であることができる。
脂肪族モノアルデヒド類およびジアルデヒド類が本発明
に従うコーティング剤として好適である。
水溶性単量体とは、20℃において単量体および水の混
合物に関して5重量%より大きい、好適にはIO〜10
0を量%の、水溶解度を有する不飽和単量体であると理
解すべきである。
アクリル酸およびメタクリル酸並びにそれらの誘導体類
、例えば酸アミド類およびヒドロキシアルキル(Cm 
 Ca)エステル類、が好適である。
(メタ)アクリル酸、メタクリルアミド、ヒドロキシア
ルキル(C2Cs)メタクリレート類、例えばヒドロキ
シエチルメタクリレートおよびヒドロキシプロピルメタ
クリレート、並びにエチレン、ジエチレンおよびトリエ
チレングリコールモノメタクリレート類が例として挙げ
られる。
水不溶性不飽和単量体は、20°Cにおいて5重量%よ
り小さい、好適には0,01〜3重量%の、水溶解度を
有している。それらは分子中に2個以上の重合可能な二
重結合を含有しており、炭素数が2〜30の2価〜5価
アルコール類のメタクリル酸およびアクリル酸エステル
類が特に適している。アルコキシ−(メタ)アクリレー
ト類およびウレタン基含有(メタ)アクリレートが特に
好適である。
式 「式中、 Aは任意に一〇−またはNH−架橋により中断されてい
てもよくそして任意にヒドロキシ、オキシ、カルボキシ
、アミノまたはハロゲンにより置換されていてもよいn
−価の炭素数が2〜25の直鎖状、分枝鎖状、環式、脂
肪族、芳香族または混合脂肪族/芳香族基を示し、 XはHまたはメチルを示し、 nは2〜8の、好適には2〜4の、整数を示す1 の(メタ)アクリル酸エステル類が例として挙げられる
下式の化合物類が好適であるとして挙げられる:オルト
、 メタまたはバラ形 1?0−CHベトH2−OR RO−CH,悼H,−0R R−0−(CHx)n   OR RO(CHzCHxO) CH3 CH,−C−CH。
CH3 −R 1式中、 CH,−C−C−またはCH,−C−CCH。
を表わし、 nは1〜4の数を示し、そして mはO〜5の数を示す1゜ さらに、トリシクロデカンの誘導体類(ヨーロッパ特許
出願0,023.686)並びにポリオール類、ジイソ
シアネート類およびヒドロキシアルキルメタクリレート
類の反応生成物類(ドイツ公開明細書3,703.08
0およびドイツ公開明細書3.703,130)も挙げ
るべきである。
特に好適な単量体は、式 のいわゆるビス−GMAである。
架橋結合を生成可能な種々の(メタ)アクリル酸エステ
ル類の混合物を使用することももちろんできる。20〜
70重量部のビス−GMAおよび30〜80重量部のト
リエチレングリコールジメタクリレートの混合物が例と
して挙げられる。
光重合開始剤(d)はそれ自体は公知である(ホウベン
−ウニイル(Houben−Weyl)、メソゲン・デ
ル・オルガニッシェン・ヘミイ(MeLhoden d
er Organischen Chemis)、R2
0巻、80頁以下、ジョージ・チェノ・フェルラグ、ス
タットガルト、1987)。好適には、これらはカルボ
ニル化合物類、例えばベンゾインおよびそれの誘導体類
、特にベンゾインメチルエステル、ベンジルオヨヒベン
ジル誘導体類、例えば4,4−オキシジベンジル、並び
に他のジカルボニル化合物類、例えばジアセチル、2.
3−ペンタンジオン並びにノルボルナンおよび置換され
たノルボルナン類のα−ジケト誘導体類、例えばカンフ
ァーキノン、金属カルボニル類、例えばペンタカルボニ
ルマンガン、またはキノン類、例えば9.10−7エナ
ンスレンキノンおよびナフトキノンである。
本発明に従うコーテイング物質は好適には、光重合開始
剤の存在下で重合反応を促進させる共活性化も含有して
いる。公知の促進剤の例は、芳香族アミン類、例えばp
−トルイジンおよびジメチル−p−)ルイジン、トリア
ルキルアミン類、例えばトリヘキシルアミン、ポリアミ
ン類、例えばN 、N 、N ’、N ’−テトラアル
キルアルキレンジアミン、バルビッール酸およびジアル
キルバルビッール酸、である。
促進剤は一般的にコーティング物質中に0.O1〜約5
重量%の量で含有される。
式 [式中、 R1およびR2は同一もしくは異なっており、そして水
素、メチル、ビニルまたはフェニルを示し、 R3は水素、メチルおよびエチルを示し、R4およびR
6は同一もしくは異なっており、そして水素、ハロゲン
またはメチルを示すか、或いはオルト−位置のR1およ
びR5が縮合芳香族6員環の一部であることもでき、 R6およびR7は同一もしくは異なっており、そして水
素、メチル、アリル、メタリル、シクロヘキシル、フェ
ニル、ベンジル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピ
ル、アクリロイルオキシアルキル、メタクリロイルオキ
シアルキル、2.3−エポキシプロビルまたは1.2−
ジヒドロキシプロビー1−ル(メタ)アクリレートを示
し、ここでR6およびRyが結合してモルホリンまたは
ピペリジン基を形成することもできる1 のアルキルアミノアリールスルホンアミド類も共活性化
剤として挙げられる。
下記のものがアルキルアミノアリールスルホンアミド類
の例として挙げられる: N 、N −ジメチル−p−ジメチルアミンベンゼンス
ルホン酸アミドおよびN−ヒドロキンエチル−p−ジメ
チルアミノベンゼンスルホン酸アミド。
水(e)は例えば脱イオン水であることができる。
本発明の範囲内の溶解剤は、ケトン類、アルコール類お
よびエーテル類からなる群からの揮発性溶媒(25℃に
おける1000Paより大きい蒸気圧)である。炭素数
が3〜6の脂肪族けとんるい、炭素数がl〜5の脂肪族
アルコール類、グリコールモノアルキル(c+  C4
)エーテル類および環式エーテル類(−R4cs)が好
適である。下記のものが例として挙げられる:アセトン
、ブタノン、メタノール、エタノール、プロパツール、
インプロパツール、ブタノール、イソブタノール、セカ
ンダリー−ブタノール、ターシャリー−ブタノール、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、テトラヒドロフ
ランおよび1.4−ジオキサン。
本発明に従い使用できる分散剤(f)はイオン性および
非イオン性表面活性剤であることができる。
好適なアニオン性表面活性剤の例は、ホスフェート類、
例えばジー2−エチルへキシルホスフェートのナトリウ
ム塩、アルコールサルフェート類、例えばオレイルアル
コールサルフェート、アルキル(C@  C!。)ベン
ゼンスルホネート類およびアルキル(C、−C□)スル
ホネート類、特にスルホ琥珀酸ジオクチルエステルのN
a塩、である。
好適なカチオン性表面活性剤は例えば、第四球アンモニ
ウム塩類、例えばメチルトリオクチルアンモニウムクロ
ライドおよびメチルトリオクチルアンモニウムクロライ
ド、である。
ポリオール類の脂肪酸誘導体類または酸化エチレン、エ
トキシル化された脂肪アルコール類およびフェノール類
の形状の非イオン性表面活性剤並びに両性表面活性剤、
例えばアルキルアミノエタンスルホン酸、も本発明に従
い使用できる。表面活性高分子量化合物類が特に好適で
ある。水溶性ポリビニル化合物類、例えばポリ酢酸ビニ
ル、ポリメタクリル酸およびポリアクリル酸並びにそれ
らのアルカリ金属塩類、ナトリウムメタクリレートおよ
びメタクリル酸アルキルエステル類の共重合体も非常に
適している。ポリ−N−ビニル−2−ピロリドンが特に
非常に適している。
それ自体は公知である添加剤は、安定剤、抑制剤、光安
定剤、染料、顔料および蛍光物質であることができる。
a)2−8重量%のアルデヒド、 b)15−40重量%の活性水素を有する水溶性単量体
、 C)2−40重量%の2個以上の重合可能な二重結合を
有する水不溶性単量体、 d)0.01−2.5重量%の光開始剤、e)25−6
0重量%の水、 f)0.5−10重量%の溶解剤および/または分散剤
、並びに g)0−5重量%のそれ自体は公知の添加剤を含有して
おり、成分類の合計が100重量%となるような、コラ
ーゲン−含有物質用のコーティング剤が好適である。
コラーゲン−含有物質を本発明に従うコーテイング物質
でコーティングする前に、前者を一般的にはコンディシ
ョニング流体で処理する。コンディショニング流体の組
成は、コーティングしようとする物質の型に依存してい
る。歯のエナメル質用には、オルト−燐酸の15−60
%強度水溶液が特に適している。歯質用のコンディショ
ニング溶液としては、例えばEDTAの水溶液(例えば
0゜5モル、NaOHでpH7,4に調節されている)
または10%のクエン酸および3%の塩化鉄(I[)を
含有している水溶液を使用できる。
特に歯のエナメル質および歯質用に使用できる広い用途
分野のためのコンディショニング流体は、5より低いp
K、値を有する酸類並びに任意に9゜0〜10.6の範
囲内のpK、値および11.5〜12.5の範囲内のp
Ki値を有する両性アミノ化合物を含有し、一般にO9
1〜3.5のpH値を有している。コンディショニング
流体は下記の酸類を含有できる:燐酸、硝酸、ピルビン
酸、クエン酸、シュウ酸、エチレンジアミンテトラ酢酸
、酢酸、酒石酸、りンゴ酸およびマレイン酸。
両性アミノ化合物類として挙げられるものは、好適には
、式 %式% [式中、 R1はカルボキシル基を表わし、 R2は水素または任意にヒドロキシ、チオ、メチルチオ
、カルボキシ、アミノ、フェニル、ヒドロキシフェニル
もしくは基 により置換されていてもよい低級アルキル基を示し、 R1は水素またはフェニル示し、 ここで基R1〜R3はプロピル基により結合されていて
もよく、或いは R1は水素を表わし、 R2は基−A−NH,Xを表わし、 ここでAは炭素数が工〜6のビデンテートアルキレン基
を示し、そして Xはハロゲンを示し、そして R3は水素を示す1 の化合物類である。
例として下記の両性アミノ化合物類が挙げられるニゲリ
シン、セリン、スレオニン、システィン、チロシン、ア
スパラギン、グルタミン、アラニン、バリン、ロイシン
、イソロイシン、プロリン、メチオニン、フェニルアラ
ニン、ドリフトファン、リシン、アルギニン、ヒスチジ
ン、N−フェニルグリシン、エチレンジアミン塩酸塩、
エチレンジアミン臭化水素酸塩、プロピレンジアミン塩
酸塩、プロピレンジアミン臭化水素酸塩、ブチレンジア
ミン塩酸塩、ブチレンジアミン臭化水素酸塩、ロイシン
塩酸塩およびヒスチジン塩酸塩。
さらに、コンディショニング流体はポリエチレングリコ
ール類および金属水酸化物類からなる群からの物質を含
有できる。特に、遊離酸官能基が残っている限り、上記
で挙げられている多塩基性酸類を部分的金属塩類として
使用できる。
ピルビン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸およびクエン
酸からなる群からの少なくとも1種の酸類並びに任意に
グリシン、N−フェニルグリシンおよびプロリンからな
る群からの両性アミノ化合物を含有しているコンディシ
ョニング流体が特に好適である。
本発明に従うコーティング剤は一般的に、成分類の混合
により製造される。
本発明に従う調合物は、コラーゲン−含有物質と硬化性
重合体物質の間の結合を改良するためのコーティング剤
として、好適にはブライマー剤(プライマーもしくはラ
イナー)またはコーティング(フェス)として、使用で
きる。
コラーゲン−含有物質は人間および動物の体内のまたは
おくの場所で生じる。本発明に従う使用はもちろん生存
および非生存物質に関するものである。歯、骨、皮膚お
よび皮革がコラーゲン−含有物質として挙げられる。本
発明に従う調合物は好適には歯の補修中の歯の充填物製
造における歯のコーティング用に使用される。
硬化性重合体物質は本質的には適用分野により決められ
る。従って、例えば歯科分野においては、生理学的に許
容可能でありしかも口腔区域中で重合できる単量体だけ
が重合用に使用でき、そして例としてビス−GMA (
ビス−フェノール−A−ジグリシジルジメタクリレート
)が挙げられる。
例えば歯の補修における使用では、上記のコンディショ
ニング流体を最初にコラーゲン−含有物質の機械的清浄
化の後に少量のコツトンウールを用いて適用し、そして
60秒間にわたり放置して作用させ、そして書物質を水
ですすぎそして空気流中で乾燥する。本発明に従う調合
物を次に例えば小さいブラシを用いて薄層状で適用し、
そして過剰の物質を空気流中で広げる。次に、歯の充填
化合物をコーティングに適用し、そして後者と一緒に硬
化させる。
実施例1〜5 本発明に従うコーテイング物質 下記の組成を有する混合物を高速撹拌機(毎分2000
回転)を用いて製造した。
実施例1 5  gのグルタル酸ジアルデヒド 33   gの2−ヒドロキシエチルメタクリレート 2  gのビス−GMA O,1gのカンファーキノン 55   gの水 5  gのアセトン 実施例2 5  gのグルタル酸ジアルデヒド 33   gの2−ヒドロキシエチルメタクリレート 2  gのビス−GMA O,1gのカン7アーキノン 59.2gの水 0.7gのポリ−N−ビニル−2−ピロリドン哀鳳■ユ 3.3gのグルタル酸ジアルデヒド 23.4gの2−ヒドロキシエチルメタクリレート 12.6gのトリエチレングリコールジメタクリレート 20.5gのビス−GMA 67   mgのカン7フーキノン 167  mgのN、N−ジメチルアミノベンゼンスル
ホン酸ジアリルアミド(共活性 他剤) 38.1 gの水 2  gのポリ−N−ビニル−2−ピロリドン33mg
の2.6−シータージヤリーープチルー4−メチルフェ
ノール(安定剤) 実施例4 3.3gのグルタル酸ジアルデヒド 23.4gの2−ヒドロキシエチルメタクリレート 20.8gのビス−GMA 12.7gのトリエチレングリコールジメタクリレート 70   mgのカンファーキノン 39.3gの水 0.5gのメチル−トリカプリルアンモニウムクロライ
ド 実施例5 2.5gのグルタル酸ジアルデヒド 18   gの2−ヒドロキシエチルメタクリレート 30   gのビス−GMA 17.5gのトリエチレングリコールジメタクリレート 100mgのカンファーキノン 29.5gの水 2.5gのポリ−N−ビニル−2−ピロリドン実施例6 適用試験 コンディショニング流体(60秒間の作用時間、水を用
いるすすぎ、空気乾燥)およびコーテイング物質(60
秒間の作用時間、空気乾燥)で予備処理されている、単
量体類としてのビス−GMAおよびトリエチレングリコ
ールジメタクリレート、並びに光開始剤としてのカン7
フーキノンヲ含有しているプラスチック物質の歯質およ
びエナメル質に対する結合強度を測定することにより、
実施例1〜5のコーテイング物質の適合性を試験した。
抜歯されそして湿潤状態で貯蔵されている人間の歯を試
験用に使用した。歯をエポキシド樹脂中に鋳造により埋
め込んだ。再研磨により滑らかな歯質表面が生成した。
最終的な研磨はカーボン紙1000を用いて行われた。
結合強度測定用の試験試料を製造するために、上記の如
く処理された歯質表面の上で円筒状の分離状テフロン型
を締め付けた(スカンド(Scand)、ザ・ジャーナ
ル・オプ・デンタル・リサーチ(J。
Dent、 Res、)、88.348−351(19
80))。
光硬化性プラスチック充填物質を充填物質として充填し
た。ドリルホルダー内の穴の中で締め付けられている丸
ドリルNo、016をテフロン型に固定し、そして硬化
工程をずっと受けさせながら上から物質の層の中に押し
入れた。
装置全体を室温(23±2℃)において10分間静かに
放置し、次にドリルホルダーおよびテフロンを除去し、
そして試料を23±1℃の水の下に置いた。25時間後
に、ドリルと共に試料をインストロン引っ張り試験装置
(スカンド、ザ・ジャーナル・オプ・デンタル・リサー
チ、88.348−351(1980))中に設置し、
引っ張り強度測定を1mm/分の速度で行った。引っ張
り強度は、充填剤が破壊した時に適用された負荷を試験
試料の破損表面における断面積で割ることにより、計算
された。各試験試料に対して5回の測定を実施した。こ
こでは、下記の溶液をコンディショニング流体として使
用した: Kl:  9.1%のピルビン酸 9.1%のグリシン 81.8%の水 に2+17   %のエチレンジアミン四酢酸ニナトリ
ウム二水塩 1.7%の水酸化ナトリウム 81.3%の水 に3:35   %のオルト−燐酸 65  %の水。
結合強度測定の結果を下表にまとめた。
コーテイ      歯質         エナメル
質ング物質 コンディショ 結合強度 コンデイシジ 
結合強度ニング流体  [N/+nm”l  ニング流
体  [N7mが1実施例I   Kl      1
5±4   K1    14.8±0.5実施例2 
  Kl      19±2   K1    16
.2±3.7実施例2   K2    12.3±1
実施例3   K2    11.8±4   K3 
   12.6±3,2実施例4   K2    1
3.5±3   K3    17.0±2.1実施例
5   K2    14.1±3   K3    
13.2±3.5実施例7(比較試験) 下記の組成のコーテイング物質を製造した:2.5gの
グルタル酸ジアルデヒド 18   gの2−ヒドロキンエチルメタクリレート 30   gのビス−GMA 17.5gのトリエチレングリコールジメタクリレート 100mgのカン7アーキノン 7.5gの水 24.5gのアセトン。
歯質およびエナメル質に対する結合強度を実施例6中に
記されている工程に従い測定した。
歯質          エナメル質 コンディショ 結合強度  コンデイショ 結合強度ニ
ング流体  [N/mm”l   ニング流体  [N
/mm”lK2    1.OK3    7.2本発
明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、a)l−10重量%のアルデヒド、b)to−40
重量%の活性水素を有する水溶性単量体、 c)1−50重量%の2個以上の重合可能な二重結合を
有する水不溶性単量体、 d)0.01−2.5重量%の光開始剤、e)15−7
0重量%の水、 f)0.2−to重量%の溶解剤および/または分散剤
、 並びに任意に g)0−521量%のそれ自体は公知の添加剤を含有し
ており、成分類の合計が100重量%となるような、コ
ラーゲン−含有物質用のコーティング剤。
2、a)2−8重量%のアルデヒド、 b)15−40重量%の活性水素を有する水溶性単量体
、 c)2−401!E量%の2個以上の重合可能な二重結
合を有する水不溶性単量体、 d)0.01−2.5重量%の光開始剤、e)25−6
0重量%の水、 f)0.5−10重量%の溶解剤および/または分散剤
、並びに任意に g)O−5重量%のそれ自体は公知の添加剤を含有して
おり、成分類の合計が100重量%となるような、上記
lのコーティング剤。
3、分散剤を成分子)として使用することを特徴とする
、上記l〜2のコーテイング物質。
4、ポv−N−ビニルー2−ピロリドンを分散剤として
使用することを特徴とする、上記1〜3のコーテイング
物質。
5、a)l−10重量%のアルデヒド、b)10−40
重量%の活性水素を有する水溶性単量体、 C)l−50重量%の2個以上の重合可能な二重結合を
有する水不溶性単量体、 d)0.01−2.5重量%の光開始剤、e)15−7
0重量%の水、 f)0.2−10重量%の溶解剤および/または分散剤
、 並びに任意に g)O−5重量%のそれ自体は公知の添加剤を撹拌しな
がら混合することを特徴とする、コラーゲン−含有物質
用のコーティング剤の製造方法。
6、硬化性重合体物質を用いる処理の前に、コラーゲン
−含有物質を準備するだめの上記1〜4のコーティング
剤の使用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)1−10重量%のアルデヒド、 b)10−40重量%の活性水素を有する水溶性単量体
    、 c)1−50重量%の2個以上の重合可能な二重結合を
    有する水不溶性単量体、 d)0.01−2.5重量%の光開始剤、 e)15−70重量%の水、 f)0.2−10重量%の溶解剤および/または分散剤
    、 並びに任意に g)0−5重量%のそれ自体は公知の添加剤を含有して
    おり、成分類の合計が100重量%となるような、コラ
    ーゲン−含有物質用のコーティング剤。 2、a)1−10重量%のアルデヒド、 b)10−40重量%の活性水素を有する水溶性単量体
    、 c)1−50重量%の2個以上の重合可能な二重結合を
    有する水不溶性単量体、 d)0.01−2.5重量%の光開始剤、 e)15−70重量%の水、 f)0.2−10重量%の溶解剤および/または分散剤
    、 並びに任意に g)0−5重量%のそれ自体は公知の添加剤を撹拌しな
    がら混合することを特徴とする、コラーゲン−含有物質
    用のコーティング剤の製造方法。 3、硬化性重合体物質を用いる処理の前に、コラーゲン
    −含有物質を準備するための特許請求の範囲第1項記載
    のコーティング剤の使用。
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