JPH02107834A - ベンチレーテッドブレーキロータ - Google Patents

ベンチレーテッドブレーキロータ

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Publication number
JPH02107834A
JPH02107834A JP26238288A JP26238288A JPH02107834A JP H02107834 A JPH02107834 A JP H02107834A JP 26238288 A JP26238288 A JP 26238288A JP 26238288 A JP26238288 A JP 26238288A JP H02107834 A JPH02107834 A JP H02107834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
central cylindrical
friction plates
brake rotor
friction plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26238288A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiya Suzuki
鈴木 韶也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP26238288A priority Critical patent/JPH02107834A/ja
Publication of JPH02107834A publication Critical patent/JPH02107834A/ja
Priority to US07/769,564 priority patent/US5161652A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、摩擦板を形成するロータ外周側の肉厚内部に
、通風用の空隙を形成してなるベンチレーテッドブレー
キロータに関する。
く従来の技術〉 車輌の高性能化に伴い、車軸と共に回転する環状をなす
摩擦板に摩擦パッドを圧接するように構成されたfイス
クブレーキ装置が多用されている。
このブレーキ装置に用いられるブレーキロータとして、
摩擦板の肉厚の内部に放射状に通風孔を設けることによ
り放熱効率を高めるようにした、所謂ベンチレーテッド
ブレーキロータが知られている(特開昭52−5047
1号公報参照)。中実のブレーキロータが、その外面の
みが大気と接触しているのに比し、通風孔により中空と
されたベンチレーテッドブレーキロータによれば、その
内部からも放熱し得ることから、極めて高い冷却効果を
得ることができる。
ところで、このようなベンチレーテッドブレーキロータ
の構造としては、同公報に開示されているように、車軸
に連結される中央筒体の開口端側に、車体の内・外のい
ずれが一方の側の摩擦板を周設し、この一方の摩擦板に
対し、いずれが他方の摩擦板をリブを介して接続した形
をとることが一般的である。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかるに、上記従来構造によると、中央筒体と摩擦板と
の接続部分の剛性が不足しがちとなり、摩擦パッドの押
圧力が不均等であった場合などに作用するスラスト力に
より、摩擦板が変形することがある。その結果、摩擦板
に対する摩擦パッドの血圧が不均等となり、局部的な温
度上昇や偏摩耗などが発生し、ブレーキシャダー、ある
いはクラックなどを生ずる要因となり得る。
本発明は、このような従来技術の難点を解消すべくなさ
れたものであり、その主な目的は、摩擦パッドの圧接に
よるスラスト力に対して変形し難くなるように改良され
たベンチレーテッドブレーキロータを提供することにあ
る。
[発明の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、車軸に対する取付
部を有する中央筒体と、互いの内面同士の間に通風用の
空隙をおいて軸線方向に連設された1対の摩擦板とを有
するベンチレーテッドブレーキロータであって、前記一
対の摩擦板が、共に前記中央筒体の外周面に直接的に接
続されていることを特徴とするベンチレーテッドブレー
キロータを提供することにより達成される。
く作用〉 このようにすれば、両摩擦板と中央筒体との接続部の剛
性が増強され、摩擦板の変形を抑制し得る。
〈実施例〉 以下、添附の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図〜第3図は、本発明に基づき構成されたブレーキ
ロータを示している。このブレーキロータ1は、車軸と
の固定部をその底部2に形成された有底筒状をなす中央
筒体3と、中央筒体3の外周に半径方向外向きに周設さ
れた環状部4とからなり、環状部4は、図示されていな
い摩擦パッドに直接摺接すべく、軸線方向に適宜な間隙
をおいて連接された1対の摩擦板5a・5bからなって
いる。
両摩擦板5a・5b同士は、放射状に配設された多数の
リブ6a・6bを介して互いに連結されており、これに
より、公知の中空ブレーキロータと同様にして、両摩擦
板5a・5b同士の間に通風用の空隙7が形成されてい
る。そしてこの空隙7は、中央筒体3に設けられた多数
の通風孔8を介し、中央筒体3の内側と連通している。
尚、リブ6a・6bは、中央筒体3の外周に接続する第
1リブ6aと、接続しない第2リブ6bとが、円周方向
について交互に配設されており、上記した通風孔8は、
第2リブ6bの延長線上に開設されている。
両摩擦板5a・5bの中央筒体3との接続部には、共に
全周に亘る溝9a・9bが凹設されている。これら溝9
a・9bは、両摩擦板5a・5bの摩擦パッドとの摺接
による熱膨張に対する逃げ手段である。
車体外側に位置する一方の摩擦板5aに於ける溝9aの
底部には、互いに隣接する第1リブ6a同士の円周方向
間に連通ずる孔10が開設されている。
そして車体内側に位置する他方の摩擦板5bに於ける講
9bの底部には、中央筒体3に対する第1リブ6aのつ
け根の両脇部分に連通ずる小孔11が開設されている。
これは、一方の摩擦板5aに設けられた孔10部分の鋳
造時に於ける砂落し性が劣化することを防止すると同時
に、空隙7に対して他方の摩擦板5b側からも通気を得
ようとするためのものである。
さて、通風孔を有する環状部は、−船釣に、車体の内・
外のいずれか一方の側の摩擦板を、車軸に連結される中
央筒体の開口端側に周設し、この一方の摩擦板に対して
いずれか他方の摩擦板をリブを介して接続した形とされ
ている。そのため、中央筒体と環状板との接続部分の強
度が不足しがちとなり、摩擦パッドの押圧力の不均等な
どにより、摩擦板の面ぶれを生じ易い。
そこで本発明に於いては、上記実施例に示したように、
両摩擦板5a・5bを、共に中央筒体3に直接連結する
ものとしている。このようにすることにより、同部分の
剛性を増大することが可能となり、上記のような不都合
が生ずることを回避し得る。
尚、一方の摩擦板5aの孔10と、他方の摩擦板5bの
小孔11との関係については、必ずしも上記実施例に示
した形状に限定されるものではなく、例えば、車両重量
による制動時に吸収すべきエネルギの多寡や、車体構造
による通風量の多寡などに応じて適宜に定めれば良く、
また場合によっては、中央筒体3の通風孔8を廃止して
、一方の摩擦板5aに設けた孔10と同様な孔を両摩擦
板5a・5b共に設けることにより、空隙7に対する通
気を得るようにすることもできる。
〈発明の効果〉 このように本発明によれば、車軸に固着される中央筒体
に対する摩擦板の結合部の剛性を高めることができるこ
とから、摩擦板の変形を最小限に抑制し、局部的な加熱
に基因するクラックの発生や、偏摩耗に基因するブレー
キジャダの発生を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づき構成されたブレーキロータの車
体内面側を一部切除して示す部分的な側面図であり、第
2図は同ブレーキロータの径方向に沿う断面図であり、
第3図は、車体外面側よりみた第1図と同様な側面図で
ある。 1・・・ブレーキロータ 2・・・底部3・・・中央筒
体    4・・・環状部5a・5b・・・摩擦板 6
a・6b・・・リブ7・・・空隙      8・・・
通風孔9a・9b・・・溝   10・・・孔11・・
・小孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車軸に対する取付部を有する中央筒体と、互いの
    内面同士の間に通風用の空隙をおいて軸線方向に連設さ
    れた1対の摩擦板とを有するベンチレーテッドブレーキ
    ロータであつて、 前記一対の摩擦板が、共に前記中央筒体の外周面に直接
    的に接続されていることを特徴とするベンチレーテッド
    ブレーキロータ。
  2. (2)前記中央筒体に於ける前記通風用空隙に対応する
    部分に、前記中央筒体の内周側と前記空隙との間を連通
    する連通孔が設けられていることを特徴とする第1請求
    項に記載のベンチレーテッドブレーキロータ。
  3. (3)前記一対の摩擦板に於ける前記中央筒体に対する
    接続部の少なくともいずれか一方に、前記摩擦板の外面
    側と前記空隙との間を連通する連通孔が設けられている
    ことを特徴とする第1若しくは第2請求項に記載のベン
    チレーテッドブレーキロータ。
JP26238288A 1988-10-18 1988-10-18 ベンチレーテッドブレーキロータ Pending JPH02107834A (ja)

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JP26238288A JPH02107834A (ja) 1988-10-18 1988-10-18 ベンチレーテッドブレーキロータ
US07/769,564 US5161652A (en) 1988-10-18 1991-10-02 Ventilated disk brake rotor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26238288A JPH02107834A (ja) 1988-10-18 1988-10-18 ベンチレーテッドブレーキロータ

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ID=17374977

Family Applications (1)

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JP26238288A Pending JPH02107834A (ja) 1988-10-18 1988-10-18 ベンチレーテッドブレーキロータ

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JP (1) JPH02107834A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612846U (ja) * 1992-07-21 1994-02-18 桐生機械株式会社 ベンチレーテッドタイプディスクロータ
US5460249A (en) * 1991-05-10 1995-10-24 Kiriu Machine Mfg. Co., Ltd. Ventilated-type disc rotor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159933B2 (ja) * 1979-10-16 1986-12-18 Aisin Seiki

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