JPH02107640A - プロパンアルデヒド官能基含有ポリオルガノシロキサン及びヒドロホルミル化によるその製造方法 - Google Patents

プロパンアルデヒド官能基含有ポリオルガノシロキサン及びヒドロホルミル化によるその製造方法

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JPH02107640A
JPH02107640A JP1228463A JP22846389A JPH02107640A JP H02107640 A JPH02107640 A JP H02107640A JP 1228463 A JP1228463 A JP 1228463A JP 22846389 A JP22846389 A JP 22846389A JP H02107640 A JPH02107640 A JP H02107640A
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Jean-Marc Frances
ジャンマルク・フランス
Francois Metz
フランソワ・メッツ
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、プロパンアルデヒド官能基含有ポリオルガ
ノシロキサン及びヒドロホルミル化によるその製造方法
に関する。
[従来の技術] 各種触媒を用いた対応するビニルシランに対するヒドロ
ホルミル化反応によってプロパンアルデヒド官能基含有
シラン、即ち=Si−CHz−CH2−CHO又C)1
0 はミ5i−CH−C1lzタイプのシランを得ることは
、科学文献にすでに報告されている。しかして、「ジャ
ーナル・オフ・オルガニック・ケミストリー(Jour
nal of Organic Chemistry)
 J 、第17巻、第1107〜1109頁において、
ヒドロホルミル化触媒はコバル、トを基とし、 「ジャーナル・オフ゛・ジェネラル・ケミストリー・才
ブ・U S S R(Journal of Gene
ralChemistry of the tlssR
)J  (1977年12月 20日付けのZhurn
al 0bshchei Khimii、第1395〜
1397頁の翻訳)、第47巻、第7号、第1部(19
77年7月)において、触媒はロジウムを基とし、 ・ヨーロッパ特許出願公開箱89,690号において、
触媒は好ましくはアルミナ上に担持させたロジウムであ
る。
本出願が知る限り、ヒドロホルミル化方法によって又は
他の製造法によってプロパンアルデヒド官能基含有ポリ
オルガノシロキサンを得ることは化学文献に記載されて
いない。「ジャーナル・才ブ・オルガニック・ケミスト
リー」、第35巻、第12号、第4180〜4183頁
(1970年)に、ジシロキサン先駆体の加水分解を伴
う方法による次式: %式%) のジシロキサンが記載されているのみである。
さらに、本出願人が知る限り、ロジウム及びスルホン化
又はカルボキシル化トリアリールホスフィン塩を含有す
る触媒系の存在下でのビニルシランヒドロホルミル化法
の報告はない。
有機オレフィンに適用されるこのようなヒドロホルミル
化法は、仏国特許第2,314,910号(この場合、
ホスフィン塩は水溶性である)及び米国特許第4.74
0.626号(この場合、ホスフィン塩は有機溶媒に可
溶であり、水に不溶であり、しかし塩基の水溶液に可溶
である)に記載されている。
仏国特許第2,314,910号の場合、ヒドロホルミ
ル化反応は水相中で実施される。米国特許第4.740
,626号の場合、ヒドロホルミル化反応は有機相中で
実施される。
[発明の目的] 本発明の1つの目的は、プロパンアルデヒド官能基を含
有し且つ1分子につき少なくとも3個のシロキシ単位を
含有するポリオルガノシロキサンを提供することにある
本発明の他の目的は、プロパンアルデヒド官能基を含有
し、空気中の酸素の不在下で貯蔵安定性であり、しかし
空気中の酸素によって架橋してエラストマーになり得る
ポリオルガノシロキサン、特に線状又は環状ジオルガノ
ポリシロキサンを提供することにある。
本発明の他の目的は、対応するポリオルガノビニルシロ
キサンからヒドロホルミル化によってプロパンアルデヒ
ド官能基含有ポリオルガノシロキサンを製造する方法を
提供することにあり、この種の方法においては所望の生
成物を得る際に、ビニル基のプロパンアルデヒド基への
転化度が良好で且つ触媒系からの分離が容易でなければ
ならない。
[発明の詳細な説明] これらの目的及び他の目的は、本発明によって達成され
る。本発明は実際、1分子当たりに少なくとも3個のシ
ロキシ単位を含有し且つこれらシロキシ単位の少なくと
も1個が次の一般式:XRa510s−a (・1) CHO (式中、Xは基−CH2−C)12−C)10及び−C
H−C)I3から選択され、 基Rは同一であっても異なっていてもよく、フェニル及
び3,3.3−トリフルオルプロピル基並びに1〜12
個の炭素原子を有するアルキル基から選択され、 aは0.1及び2から選択される) に相当するポリオルガノシロキサンに関する。
基Rの例としては、メチル、エチル、プロピル、ヘキシ
ル及びドデシル基を挙げることができる。好ましくは、
数を基として基Rの少なくとも50%はメチル基である
他のシロキシ単位は好ましくは次式: %式%() (式中、基R°は同一であっても異なっていてもよく、
R、ビニル、ヒドロキシル及び1〜3個の炭素原子を有
するアルコキシ基から選択され、 Xは0.1.2及び3から選択される)に相当する。
R′は好ましくはメチル、フェニル及びビニル基から選
択され、数を基として基R′の少なくとも50%はメチ
ル基である。
本発明に従うポリオルガノシロキサンは、直鎖状、分枝
鎖状又は環状構造を有していてよい。
より特定的には、本発明は、 A)次式: (式中、X及びRは同一であっても異なっていてもよく
、前記の意味を持ち、 Yは同一であっても異なっていてもよく、基R及びXか
ら選択され、 aは0〜1,000の範囲の整数であり、bはO〜50
の範囲の整数であり、 Cは0〜100の範囲の整数であり、 但し、 CがOである場合、2個の基Yの少なくとも一方はXで
あり、 aとbとCとの合計a+b+cは少なくとも1である) 並びに B)次式: (式中、R及びXは前記の意味を持ち、rは○〜9の範
囲の整数であり、 Sは○〜9の範囲の整数であり、 tは1〜1oの範囲の整数である) のランダム、序列又はブロックのプロパンアルデヒド官
能基含有ジオルガノボリシロキサンコボリマーを目的と
する。
式(1)、(2)及び(3)のポリマーの場合、数を基
として基Xの80%以上が式−CH2−CH,−C)1
0の基であるのが望ましい。
実際、基=Si−CH(CHO)−CHzは、所望なら
ばエノキシ基=S l−0−CH=CH−CHsに異性
化させることができる。
式(2)のポリマーは好ましくは、 ・aが1〜400の範囲の整数であり、・bがO〜2o
の範囲の整数であり、 ・Cが2〜60の範囲の整数であり、 そして ・Rがメチル及びフェニル基から選択され、但し数を基
として基Rの少なくとも50%がメチル基である ものである。
式(3)のポリマーは好ましくは、 ・rがO〜5の範囲の整数であり、 ・SがO〜5の範囲の整数であり、 ・tが1〜6の範囲の整数であり、 、rとSとtとの合計r+s+tが3〜6の範囲であり
、 そして ・Rがメチル及びフェニル基から選択され、但し数を基
として基Rの少なくとも50%がメチル基である ものである。
本発明に従うポリオルガノシロキサンは単一相媒体中で
のヒドロホルミル化によって製造することができ、出発
のポリオルガノビニルシロキサンは好ましくは有機溶媒
中の溶液状にある。この方法においては慣用のヒドロホ
ルミル化触媒が用いられ、−船釣に所望のオイルが得ら
れる。しかしながら、用いた触媒が担持されていない場
合には、ロジウム回収に関する問題点が生じる。前記の
仏国特許第2,314,910号に記載された方法では
所望のポリマーが得られない。
本発明に従えば、前記の米国特許第4.740.626
号の主題を形成するヒドロホルミル化法がプロパンアル
デヒド官能基含有ポリオルガノシロキサンの製造に特に
好適であるということを示すことができた。
従って、本発明は、少なくとも3個のシロキシ単位を含
有し且つこれらシロキシ単位の少なくとも1個が前記の
式(1)に相当するポリオルガノシロキサンの製造方法
であって、 a)1分子当たりに少なくとも3個のシロキシ単位を含
有し且つこれらシロキシ単位の少なくとも1個が次の一
般式: %式%(1) (式中、R及びaは式(1)について前記した意味を持
つ) に相当するポリオルガノシロキサンと水素及び−酸化炭
素との少なくとも部分的な反応を有機溶媒中で、有機溶
媒に可溶であり且つ水に不溶であるスルホン化又はカル
ボキシル化トリアリールホスフィン塩とロジウムとを含
有する触媒系の存在下で実施し、 b)得られた均質混合物を次いで、プロパンアルデヒド
基含有オルガノポリシロキサンを含有する有機相とロジ
ウムを基とする触媒を含有する水相とにこの混合物を分
離させるために、塩基の水溶液と接触させる ことを特徴とする前記製造方法を目的とする。
式(2)及び(3)のジオルガノポリシロキサンはそれ
ぞれこの同じ方法によって製造され、この場合、出発の
ポリオルガノビニルシロキサンは、 ・次式: (式中、R及びaは式(2)について前記した意味を持
ち、 dはbとCとの合計b+cと同等であり、Yoはビニル
基及び基Rから選択され、但し、dがOである場合、2
個の基Y′の少なくとも一方はビニル基である) のもの 並びに ・次式・ (式中、Rは前記の意味を持ち、 UはSとtとの合計s+tと同等であり、rとUどの合
計r+uは3〜10の範囲である) のもの から選択される。
ホスフィン塩は好ましくは陽イオンとして[NR”2H
2ド及び(又は)  [NR”、Hド(ここで、R”は
4〜12個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基
又は6〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル基で
ある)を含有する。
ヒドロホルミル化反応は、80〜180℃の範囲の温度
で10〜35バールの範囲の圧力下において実施するこ
とができる。
ロジウムの使用量は一般的に、出発のオルガノポリシロ
キサンを基として5〜1100ppの範囲である。
この方法及び触媒系は米国特許第4,740.626号
に詳細に記載されている。
好ましいホスフィンは、次式: のトリスルホン化トリフェニルホスフィンである。
このモル過剰のホスフィンと組合せて用いられる好まし
いロジウム錯体は、次式: %式%) (式中、基Zは同一であっても異なっていてもよく、1
価の炭化水素基、特に1〜6個の炭素原子を有するアル
キル基、特にt−ブチル基である) の三核ロジウム錯体であり、その製造方法はヨーロッパ
特許出願公開第179.004号に記載されている。
出発のポリオルガノビニルシロキサンは好ましくは、ト
ルエンのような有機溶媒中の溶液状である。
本発明に従うポリマーは酸素の不在下において貯蔵安定
性であり、金属系硬化触媒を用いることなく又は用いて
単に空気中の酸素にさらすことによって架橋してエラス
トマーになる。従ってこれらポリマーは、厚さが01か
ら5mmまで変化し得るエラストマー層によって各種基
材を被覆するのに用いることができる。しかして、これ
らポリマーは電子回路を封入するのに用いることができ
る。
また、本発明に従うポリマーは、貯蔵安定性であり特に
充填材及び触媒を含有する組成物であって、空気中の酸
素の作用によって架橋してエラストマーに転化する前記
組成物を製造するのに用いることもできる。
これら充填材は平均粒径が0.1μmより小さい非常に
微細な分割製品の形を取ることができる。
これら充填材には熱分解法シリカ及び沈降シリカが包含
され、それらのBET比表面積は一般的に40rn’/
gより大きい。
また、これら充填材は平均粒径が0.1μmより大きい
より粗大な分割製品の形を取ることもできる。このよう
な充填材の例としては、石英粉末、珪藻土シリカ、炭酸
カルシウム、焼成りレー、ルチル型酸化チタン、酸化鉄
、酸化亜鉛、酸化クロム、酸化ジルコニウム、酸化マグ
ネシウム、各種アルミナ(水和物又はその他のもの)、
窒化硼素、リトポン、メタ硼酸バリウム、硫酸バリウム
及びバロチー二を挙げることができ、それらの比表面積
は一般的に30m”7gより小さい。
これら充填材は、種々の有機珪素化合物で処理すること
によって表面を改質されていてもよい。
この有機珪素化合物はこの目的に通常使用されるもので
あり、しかして、オルガノクロルシラン、ジオルガノシ
クロポリシロキサン、ヘキサオルガノジシロキサン、ヘ
キサオルガノジシラザン又はジオルガノシクロポリシロ
キサン(仏国特許第1.126,884号、同第1,1
36,885号、同第1.236,505号及び英国特
許第1,024,234号)であってよい。大抵の場合
、処理された充填材はそれらの重量の3〜30%の有機
珪素化合物を含有する。
これら充填材は、粒子寸法の異なる数種の充填材の混合
物から成っていてもよい。しかして例えばこれらは、B
ET比表面積が40rrf’/gより大きい微細に分割
されたシリカ30〜70%と比表面積が30rn”7g
より小さいより粗大に分割されたシリカ70〜30%と
から成っていてよい。
これら充填材は一般的に、プロパンアルデヒド官能基含
有ポリオルガノシロキサン100重量部当たりに0〜2
50部、好ましくは5〜150部の割合で用いられる。
用いられる触媒は、カルボン酸と金属(例えばバリウム
、ビスマス、カルシウム、セリウム、クロム、銅、鉄、
鉛、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ニッケル、
コバルト、希土類、錫、亜鉛又はジルコニウム)との塩
であってよい。また、例えばこれら金属のアセチルアセ
トネートのような有機配位子をこれら金属と共に用いる
こともできる。好ましい触媒はコバルト、鉄及びマンガ
ンのカルボン酸塩である。触媒の使用量は一般的に、プ
ロパンアルデヒド官能基含有ポリシロキサンIQO部当
たりに1重量部より少ない。
[実施例] 以下の実施例は、本発明を例示するためのものである。
例」2:触媒系の製造: 1、a−次式の配位子の製造: m−位置においてトリスルホン化され、9.26ミリ当
量のp (m)を含有するトリフェニルホスフィン5.
9gを撹拌しながら窒素雰囲気下で水19g及び25ミ
リ当量のH゛を含有する硫酸1.2gと混合した。
この混合物を30分間?ll的に撹拌し、次いでトルエ
ン31.3g及びトリーn−オクチルアミン13、5 
gを添加した。
この混合物を周囲温度(20℃)において窒素下で60
分間激しく撹拌し、上方の有機相(35g)と水相(2
3,72g)とを分離させた。
有機相、を保存した。これはP(III)4.6ミリ当
量を含有し、燐に結合した又は結合していないトリオク
チルアミン13.4ミリ当量及びトルエン27gを含有
していた。
沃素滴定によって燐含有率を測定した。
1、b−触媒系の製造: これは、可変量Q (mg)の次式: %式%)] の三核の「蝶型jロジウム錯体(これは、[ジャーナル
・オフ・オルガニック・ケミストリー」、第73巻、C
36(1974年)に記載された方法によって製造され
るジ(μmスルホ−t−ブチル)テトラカルポニルジロ
ジウムである)と可変量Q。
(g)の前記例1.aにおいて得られた配位子のトルエ
ン溶液とを単に混合することによって製造される。
こうして3種の触媒系s、’、s、及びS4を製造した
。それらの特性、Q、Q’ 、ロジウム含有率(mg原
子) 、P (III)含有率(ミリ当量)及びモル比
P/Rhを下記の表1に示す。
同様の方法で、しかし各種成分の量を変化させて、3種
の触媒系S、、S、及びS6を製造した。
これらの系の特性を下記の表1に示す。
L えIニュ二オルガノビニルボリシロキサンのヒドロホル
ミル化 操」LL法 加熱系を備えた500cイのステンレス鋼製オートクレ
ーブ中に、触媒系S;重量w+及びビニル基含有率C,
,(ミリ当量)で定義づけられるポリオルガノビニルシ
ロキサンオイル0;並びに所定量wi(g)のトルエン
を導入した。
このオートクレーブに窒素を充填し、100〜110℃
の範囲の温度θにおいて、水素と−酸化炭素との混合物
H,/Go (モル比I:1)を21バールの一定圧力
において導入した。
圧力検知系は、反応前に100バールに加圧された50
0crrrの容器中でIII/Coガスの消費を追跡す
ることを可能にする。
導入したビニル基の所望の転化度DC(%)に対応する
計算された量のH1/COガスを導入した後に、供給系
からオートクレーブを分離し、このオートクレーブを急
冷することによって、反応を随意に停止させた。反応時
間t(分)を測定した。
分離させたオートクレーブを気体除去系を用いてパージ
した。得られた反応混合物を1ρフラスコ中で0.3%
NaOHを含有するアルカリ水100gによって、20
℃において60分間、電磁的に攪拌しながら処理した。
得られたエマルションを7.OOOrpmにおいて20
分間の遠心分離によって分離させた。
上方の有機相は無色透明だった。ロジウムを含有する水
相は黄色に着色されていた。
有機相からトルエンを留去させてシリコーンオイルを単
離し、その中のビニル官能基を、プロパンアルデヒド官
能基と共に、トリエタノールアミンの存在下におけるN
H2OH/HCjとの反応によって測定した。
1H−及び”5i−N M R並びに赤外線分析によっ
て次のものを測定した:ビニル単位の転化度DC(%)
、鎖部の末端におけるビニル単位の転化度DC,(%)
、鎖中におけるビニル単位の転化度DC2(%)、鎖部
の末端において得られた直鎖状プロパンアルデヒド基の
収率RYI、  (%)、鎖中において得られた直鎖状
プロパンアルデヒドの収率RY1g  (%)、鎖中に
おける分枝鎖状プロパンアルデヒドの収率RYbz  
(%)及び鎖部の末端における分枝鎖状プロパンアルデ
ヒドの収率RYb +(%)(エノキシシランに異性化
されたもの)。
循環数A(これはロジウム1g原子当たり、そして反応
1分当たりに転化した反応成分のモル数に等しい)及び
モル比Vi/Rhを測定した。
使用したオイルOは下記の平均式を持つ(ここで、Vi
はビニル基、Meはメチル基である):01 (例2及
び3): ViMeiSiO(Me2SiO)+ lls(MeV
iSiO)+osiMexViO□ (例4): MesSiO(MezSiO)xja(MeViSiO
) 4asiMes03 (例5〜7): MezViSiO(MetSiO)21 ssiMez
Vi操作条件及び得られた結果をそれぞれ下記の表2及
び3にまとめる。
さらに、反応混合物をアルカリ水で処理した後に、原子
吸光分析によって残留ロジウム量を測定した。
例2〜7においては、初めに導入したロジウムの重量に
対して残留ロジウムが1重量%より少ないということが
わかった。
人−ス 医1: 例2.3及び4において得られたオイルを基材上に厚さ
0.1〜5mmのフィルムとして塗布した。
このフィルムは平滑で透明な被膜を形成し、これは酸素
の存在下で触媒なしで架橋する。
アルミニウム又はステンレス鋼製板上に塗布した厚さ2
mmのフィルムは、72時間後に剥離させることができ
た。
このフィルムを有機溶媒中に浸漬させることによって得
られたゲルの”5L−N M Rスペクトル分析は、R
XSiO□7□単位がR31Osy□単位に転化してい
ないことを示した。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1分子当たりに少なくとも3個のシロキシ単位を
    含有し且つこれらシロキシ単位の少なくとも1個が次の
    一般式: XR_aSiO_(_3_−_a_)_/_2(1)(
    式中、Xは基−CH_2−CH_2−CHO及び▲数式
    、化学式、表等があります▼から選択され、 基Rは同一であっても異なっていてもよく、フェニル又
    は3,3,3−トリフルオルプロピル基及び1〜12個
    の炭素原子を有するアルキル基から選択され、 aは0、1及び2から選択される) に相当するポリオルガノシロキサン。
  2. (2)A)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、X及びRは同一であっても異なっていてもよく
    、特許請求の範囲第1項記載の意味を持ち、 Yは同一であっても異なっていてもよく、 基R及びXから選択され、 aは0〜1,000の範囲の整数であり、 bは0〜50の範囲の整数であり、 cは0〜100の範囲の整数であり、 但し、 cが0である場合、2個の基Yの少なくと も一方はXであり、 aとbとcとの合計a+b+cは少なくと も1である) のジオルガノポリシロキサン 並びに B)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中、R及びXは前記の意味を持ち、 rは0〜9の範囲の整数であり、 sは0〜9の範囲の整数であり、 tは1〜10の範囲の整数である) のもの から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のポリオルガノシロキサン。
  3. (3)基Rが同一であっても異なっていてもよく、メチ
    ル及びフェニル基から選択され、数を基として基Rの少
    なくとも50%がメチル基であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1又は2項記載のポリオルガノシロキサン
  4. (4)特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のポ
    リオルガノシロキサンの製造方法であって、a)1分子
    当たりに少なくとも3個のシロキシ単位を含有し且つこ
    れらシロキシ単位の少なくとも1個が次の一般式: (CH_2=CH)R_aSiO_(_3_−_a_)
    _/_2(1’)(式中、R及びaは特許請求の範囲第
    1項記載の意味を持つ) に相当するポリオルガノシロキサンと水素及び一酸化炭
    素との少なくとも部分的な反応を有機溶媒中で、有機溶
    媒に可溶であり且つ水に不溶であるスルホン化又はカル
    ボキシル化トリアリールホスフィン塩とロジウムとを含
    有する触媒系の存在下で実施し、 b)得られた均質混合物を次いで、プロパンアルデヒド
    基含有オルガノポリシロキサンを含有する有機相とロジ
    ウムを基とする触媒を含有する水相とにこの混合物を分
    離させるために、塩基の水溶液と接触させる ことを特徴とする前記製造方法。
  5. (5)出発のポリオルガノシロキサンが ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(2’) (式中、R及びaは特許請求の範囲第2項記載の意味を
    持ち、 dはbとcとの合計b+cと同等であり、 Y’はビニル基及び基Rから選択され、 但し、dが0である場合、2個の基Y’の 少なくとも一方はビニル基である) のもの 並びに ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(3’) (式中、Rは前記の意味を持ち、 uはsとtとの合計s+tと同等であり、 rとuとの合計r+uは3〜10の範囲で ある) のもの から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の方法。
  6. (6)触媒系が次式: [Rh(μ−SZ)(CO)_2]_2 (式中、Zは1価の炭化水素基である) の二核のロジウム錯体と次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R”は4〜12個の炭素原子を有するアルキル
    基、アリール基、又は6〜12個の炭素原子を有するシ
    クロアルキル基から選択される) のモル過剰のトリスルホン化トリフェニルホスフィンと
    を組合せることによって形成されたものである特許請求
    の範囲第4又は5項記載の方法。
  7. (7)特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のポ
    リシロキサンを用いて得られるエラストマー。
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