JPH02107573A - セラミック成形体乾燥用治具 - Google Patents
セラミック成形体乾燥用治具Info
- Publication number
- JPH02107573A JPH02107573A JP63260495A JP26049588A JPH02107573A JP H02107573 A JPH02107573 A JP H02107573A JP 63260495 A JP63260495 A JP 63260495A JP 26049588 A JP26049588 A JP 26049588A JP H02107573 A JPH02107573 A JP H02107573A
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- jig
- molded body
- drying
- ceramic molded
- ceramic body
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- Pending
Links
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- 238000001035 drying Methods 0.000 title claims abstract description 36
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Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、セラミックス成形体の乾燥用治具に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
従来、セラミックス成形体の乾燥は、一般に適当な乾燥
器あるいは乾燥炉等の中において、セラミックス成形体
を平坦なテーブル上に載置して加熱していた。しかしな
がら、上述した方法においては、乾燥工程中に被乾燥体
としてのセラミックス成形体の開放孔に歪が生じ、これ
が最終製品の・性能に悪影響をもたらしていた。
器あるいは乾燥炉等の中において、セラミックス成形体
を平坦なテーブル上に載置して加熱していた。しかしな
がら、上述した方法においては、乾燥工程中に被乾燥体
としてのセラミックス成形体の開放孔に歪が生じ、これ
が最終製品の・性能に悪影響をもたらしていた。
乾燥工程中のこのような歪を除去するため、本出願人は
特開昭61−275169号公報において、被乾燥体と
してのセラミックス成形体に食い込み可能な少なくとも
1つの突条部を表面に有するセラミックス成形体用乾燥
治具を提案している。
特開昭61−275169号公報において、被乾燥体と
してのセラミックス成形体に食い込み可能な少なくとも
1つの突条部を表面に有するセラミックス成形体用乾燥
治具を提案している。
この乾燥用治具は、第4図にその一例を示すように、乾
燥治具20の表面にその表面より突出した複数のエツジ
板21を放射状に配設して構成されており、押出し成形
後のセラミックス成形体を一旦別の治具にうけた後、こ
の乾燥治具20に載せ変えて、エツジ板21を成形体の
端面に食い込ませた状態下において、乾燥を実施して歪
発生を防止していた。
燥治具20の表面にその表面より突出した複数のエツジ
板21を放射状に配設して構成されており、押出し成形
後のセラミックス成形体を一旦別の治具にうけた後、こ
の乾燥治具20に載せ変えて、エツジ板21を成形体の
端面に食い込ませた状態下において、乾燥を実施して歪
発生を防止していた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述した特開昭61−275169号公
報で開示された治具を使用して乾燥を実施した場合、セ
ラミックス成形体の端部にエツジ板21が食い込むため
、その食い込んだ部分を焼成前または焼成後に削り落と
さなければ製品として使用できない問題があった。
報で開示された治具を使用して乾燥を実施した場合、セ
ラミックス成形体の端部にエツジ板21が食い込むため
、その食い込んだ部分を焼成前または焼成後に削り落と
さなければ製品として使用できない問題があった。
また、乾燥治具20の構成上、成形後−旦別の治具にう
けた後、乾燥治具20に載せ変えなければならず、工数
が増える問題もあった。
けた後、乾燥治具20に載せ変えなければならず、工数
が増える問題もあった。
本発明の目的は上述した課題を解消して、乾燥時の歪発
生をさらに有効に防止でき、歩留りも良好であるととも
に、工数の削減も可能な乾燥用治具を提供しようとする
ものである。
生をさらに有効に防止でき、歩留りも良好であるととも
に、工数の削減も可能な乾燥用治具を提供しようとする
ものである。
(課題を解決するだめの手段)
本発明の乾燥用治具は、複数の互いに平行な貫通孔およ
び隔壁部と外壁部とハブ部とを有する円筒形のハニカム
構造のセラミックス成形体を、その上に載置した状態で
乾燥するための盤状の治具であって、セラミックス成形
体の外壁部と当接する外周突起部と、セラミックス成形
体のハブ部と当接する空気供給孔を有する中心突起部と
、外周突起部および中心突起部の間のくぼみに設けた少
なくとも1個の空気供給孔とからなることを特徴とする
ものである。
び隔壁部と外壁部とハブ部とを有する円筒形のハニカム
構造のセラミックス成形体を、その上に載置した状態で
乾燥するための盤状の治具であって、セラミックス成形
体の外壁部と当接する外周突起部と、セラミックス成形
体のハブ部と当接する空気供給孔を有する中心突起部と
、外周突起部および中心突起部の間のくぼみに設けた少
なくとも1個の空気供給孔とからなることを特徴とする
ものである。
(作 用)
上述した構成において、ハニカム形状のセラミックス成
形体の強度の高い外壁部および中心部のみでセラミック
ス成形体を受けるよう乾燥用治具を構成することにより
、成形体と治具との接触抵抗を減少させ突起部がなくと
も歪に起因する端部の変形を防止できる。また、突起部
がセラミックス成形体に食い込まないため、端部を削り
落とす必要もなく成形するのに必要な原料を大幅に低減
できる。
形体の強度の高い外壁部および中心部のみでセラミック
ス成形体を受けるよう乾燥用治具を構成することにより
、成形体と治具との接触抵抗を減少させ突起部がなくと
も歪に起因する端部の変形を防止できる。また、突起部
がセラミックス成形体に食い込まないため、端部を削り
落とす必要もなく成形するのに必要な原料を大幅に低減
できる。
また、押し出し成形体を受けるときに、たて押し成形に
おいて押し出しているため、直接セラミックス成形体を
受けてそのまま乾燥することができるとともに、乾燥用
治具にくぼみを設け、このくぼみに少なくとも1個の空
気供給孔を設けているため、押し出されてくるハニカム
構造のセラミックス成形体を受けたときに端部が塞がれ
ることによる真空引きを防止できる。さらに、空気供給
孔は大部分がくぼみに設けられているため、空気供給孔
にセラミックス成形体が食い込むこともない。その結果
、本発明の乾燥用治具を押し出し成形時の受は治具とす
ることができ、工程数の減少も達成できる。
おいて押し出しているため、直接セラミックス成形体を
受けてそのまま乾燥することができるとともに、乾燥用
治具にくぼみを設け、このくぼみに少なくとも1個の空
気供給孔を設けているため、押し出されてくるハニカム
構造のセラミックス成形体を受けたときに端部が塞がれ
ることによる真空引きを防止できる。さらに、空気供給
孔は大部分がくぼみに設けられているため、空気供給孔
にセラミックス成形体が食い込むこともない。その結果
、本発明の乾燥用治具を押し出し成形時の受は治具とす
ることができ、工程数の減少も達成できる。
なお、乾燥用治具の材質としては、セラミックス成形体
との間に抵抗が発生し難いものすなわち静摩擦係数の小
さいものが好ましく、フッ素樹脂、ポリエチレン樹脂等
が好適である。また、表面粗さは平均粗さRa=30
μm以下、好ましくは平均粗さRa±10 Atm以下
が接触抵抗を少なくできるため好ましい。
との間に抵抗が発生し難いものすなわち静摩擦係数の小
さいものが好ましく、フッ素樹脂、ポリエチレン樹脂等
が好適である。また、表面粗さは平均粗さRa=30
μm以下、好ましくは平均粗さRa±10 Atm以下
が接触抵抗を少なくできるため好ましい。
(実施例)
第1図(a)、 (b)は、本発明の乾燥用治具の一例
の構成を示す平面図およびそのI−1断面図である。
の構成を示す平面図およびそのI−1断面図である。
本実施例では、保持すべきハニカム構造のセラミックス
成形体の外壁部と当接する外周突起部1と、セラミック
ス成形体のハブ部と当接する中心突起部2と、外周突起
部1と中心突起部2との間のくぼみ3に設けた複数の空
気供給孔4とから乾燥用治具5を構成している。ここで
、外周突起部1と中心突起部2のセラミックス成形体を
受ける面は同一平面となるように構成するとともに、受
けて保持すべきセラミックス成形体のハニカム構造の端
部のうち、主として強度の高い厚内部すなわち貫通孔で
ない部分と外周突起部1および中心突起部2とが接触す
るよう構成すると好ましい。ここで主として強度の高い
厚肉部で接触させるという意味は、例えば薄肉厚壁の一
部が治具と接触していても変形がなければある程度は許
容できるという意味である。
成形体の外壁部と当接する外周突起部1と、セラミック
ス成形体のハブ部と当接する中心突起部2と、外周突起
部1と中心突起部2との間のくぼみ3に設けた複数の空
気供給孔4とから乾燥用治具5を構成している。ここで
、外周突起部1と中心突起部2のセラミックス成形体を
受ける面は同一平面となるように構成するとともに、受
けて保持すべきセラミックス成形体のハニカム構造の端
部のうち、主として強度の高い厚内部すなわち貫通孔で
ない部分と外周突起部1および中心突起部2とが接触す
るよう構成すると好ましい。ここで主として強度の高い
厚肉部で接触させるという意味は、例えば薄肉厚壁の一
部が治具と接触していても変形がなければある程度は許
容できるという意味である。
第2図はハニカム構造のセラミックス成形体のうち、第
1図(a)、 (b)で示した乾燥用治具で受けるのに
好適な圧力波式過給機用セラミックスロータの一例の構
成を示す斜視図である。このローターは成形時点で外壁
肉厚3胴、ハブ部肉厚7mm、隔壁肉厚1mmを有する
。第2図において、ロータ用セラミックス成形体11は
、同心円上に配列された内外2列の貫通孔12群を有す
る、全体として円筒形状のものであり、その軸方向の両
端面に貫通孔12が開口している。従って、このロータ
用セラミックス成形体11の貫通孔12が開口する両端
面を本発明の乾燥用治具で受けることとなる。第3図は
ローター用セラミック成形体を乾燥用治具により乾燥を
実施する時の状態を示す。治具の成形体接触部の材質と
しては、水分を含有するセラミックス成形体11との静
摩擦係数の小さいもの、例えばPTFE (ポリテトラ
フルオルエチレン)等を用いると好ましい。
1図(a)、 (b)で示した乾燥用治具で受けるのに
好適な圧力波式過給機用セラミックスロータの一例の構
成を示す斜視図である。このローターは成形時点で外壁
肉厚3胴、ハブ部肉厚7mm、隔壁肉厚1mmを有する
。第2図において、ロータ用セラミックス成形体11は
、同心円上に配列された内外2列の貫通孔12群を有す
る、全体として円筒形状のものであり、その軸方向の両
端面に貫通孔12が開口している。従って、このロータ
用セラミックス成形体11の貫通孔12が開口する両端
面を本発明の乾燥用治具で受けることとなる。第3図は
ローター用セラミック成形体を乾燥用治具により乾燥を
実施する時の状態を示す。治具の成形体接触部の材質と
しては、水分を含有するセラミックス成形体11との静
摩擦係数の小さいもの、例えばPTFE (ポリテトラ
フルオルエチレン)等を用いると好ましい。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
、幾多の変形、変更が可能である。例えば、上述した実
施例では、空気供給孔を複数個設けたが、押し出し成形
時の真空引きを防止するために少なくとも1個あればそ
の目的を達成できることはいうまでもない。
、幾多の変形、変更が可能である。例えば、上述した実
施例では、空気供給孔を複数個設けたが、押し出し成形
時の真空引きを防止するために少なくとも1個あればそ
の目的を達成できることはいうまでもない。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明の乾燥用治具に
よれば、ハニカム構造のセラミックス成形体をその肉厚
高強度部で支えるとともに、接触面積を減少させること
により、セラミックス成形体の乾燥収縮時に発生する歪
に起因する端部変形を有効に防止できるとともに、治具
のくぼみ部及び中心突起部に少なくとも1個の空気供給
孔を設けているため、たて押し成形と併用することによ
り、押し出し成形時の受は治具と乾燥時の受は治具とを
同一の治具で共有できるため、工数の削減も可能となる
。
よれば、ハニカム構造のセラミックス成形体をその肉厚
高強度部で支えるとともに、接触面積を減少させること
により、セラミックス成形体の乾燥収縮時に発生する歪
に起因する端部変形を有効に防止できるとともに、治具
のくぼみ部及び中心突起部に少なくとも1個の空気供給
孔を設けているため、たて押し成形と併用することによ
り、押し出し成形時の受は治具と乾燥時の受は治具とを
同一の治具で共有できるため、工数の削減も可能となる
。
第1図(a)、 (b)は本発明の乾燥用治具の一例の
構成を示す平面図およびそのI−I断面図、第2図はハ
ニカム構造のセラミックス成形体のうち、第1図(a)
、 (b)で示した乾燥用治具で受けるのに好適な圧力
波式過給機用セラミックスロータの一例の構成を示す斜
視図、 第3図は上述した乾燥治具により実際に乾燥を実施する
ときの状態を示す断面図、 第4図は従来の乾燥用治具の一例の構成を示す図である
。 1・・・外周突起部 2・・・中心突起部3・・
・くぼみ 5・・・乾燥用治具 12・・・貫通孔 17・・・ハブ部 4・・・空気供給孔 11・・・セラミックス成形体 13・・・隔壁部 18・・・外壁部 (a)
構成を示す平面図およびそのI−I断面図、第2図はハ
ニカム構造のセラミックス成形体のうち、第1図(a)
、 (b)で示した乾燥用治具で受けるのに好適な圧力
波式過給機用セラミックスロータの一例の構成を示す斜
視図、 第3図は上述した乾燥治具により実際に乾燥を実施する
ときの状態を示す断面図、 第4図は従来の乾燥用治具の一例の構成を示す図である
。 1・・・外周突起部 2・・・中心突起部3・・
・くぼみ 5・・・乾燥用治具 12・・・貫通孔 17・・・ハブ部 4・・・空気供給孔 11・・・セラミックス成形体 13・・・隔壁部 18・・・外壁部 (a)
Claims (1)
- 1.複数の互いに平行な貫通孔および隔壁部と外壁部と
ハブ部とを有する円筒形のハニカム構造のセラミックス
成形体を、その上に載置した状態で乾燥するための盤状
の治具であって、セラミックス成形体の外壁部と当接す
る外周突起部と、セラミックス成形体のハブ部と当接す
る空気供給孔を有する中心突起部と、外周突起部および
中心突起部の間のくぼみに設けた少なくとも1個の空気
供給孔とからなることを特徴とする乾燥用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63260495A JPH02107573A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | セラミック成形体乾燥用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63260495A JPH02107573A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | セラミック成形体乾燥用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02107573A true JPH02107573A (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=17348761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63260495A Pending JPH02107573A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | セラミック成形体乾燥用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02107573A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006035674A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Ngk Insulators, Ltd. | 焼成用敷板及びこれを用いたハニカム成形体の焼成方法 |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP63260495A patent/JPH02107573A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006035674A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Ngk Insulators, Ltd. | 焼成用敷板及びこれを用いたハニカム成形体の焼成方法 |
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