JPS5835773B2 - 金型の固定装置 - Google Patents
金型の固定装置Info
- Publication number
- JPS5835773B2 JPS5835773B2 JP2598780A JP2598780A JPS5835773B2 JP S5835773 B2 JPS5835773 B2 JP S5835773B2 JP 2598780 A JP2598780 A JP 2598780A JP 2598780 A JP2598780 A JP 2598780A JP S5835773 B2 JPS5835773 B2 JP S5835773B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- hot plate
- fixing device
- present
- mold fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はホットカーペットのようなシート状乃至板状の
被成形物をプレス加工するための金型を熱板に対し固定
するための金型の固定装置に関するものである。
被成形物をプレス加工するための金型を熱板に対し固定
するための金型の固定装置に関するものである。
従来この種のプレス成形装置にあっては、第1図のよう
に台座7の上面に熱板2を配置し、この熱板2の上面に
板状の金型1を固定し、この金型1と、プレス3側に固
定された別の金型6との間で被成形物をプレス加工する
ようにしている。
に台座7の上面に熱板2を配置し、この熱板2の上面に
板状の金型1を固定し、この金型1と、プレス3側に固
定された別の金型6との間で被成形物をプレス加工する
ようにしている。
ところがかかる金型1は例えば3mX4m程度の広さ寸
法を有しているにもかかわらず、従来は第2図に示すよ
うに金型1及び熱板2の周囲部分において、治具12・
・・により熱板2に対し金型1を固定していたため、金
型1が加熱されたときの熱応力により金型1に歪が発生
し、特に金型1の熱板2に対する密着性が悪くなった。
法を有しているにもかかわらず、従来は第2図に示すよ
うに金型1及び熱板2の周囲部分において、治具12・
・・により熱板2に対し金型1を固定していたため、金
型1が加熱されたときの熱応力により金型1に歪が発生
し、特に金型1の熱板2に対する密着性が悪くなった。
このため熱板2から金型1への熱伝達が悪くなり、金型
1上面における熱分布にばらつきを生じ、被成形物にお
ける接着力にばらつきを生じる問題を有する他、金型1
が歪むことにより金型1の真直性が悪くなり、製品の厚
みにばらつきを生じるおそれがある問題があった。
1上面における熱分布にばらつきを生じ、被成形物にお
ける接着力にばらつきを生じる問題を有する他、金型1
が歪むことにより金型1の真直性が悪くなり、製品の厚
みにばらつきを生じるおそれがある問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて提供されたものであって、金
型を熱板表面に真空力で吸着させることにより、金型の
加熱時に金型に熱応力による歪を生じた場合にも常に均
一な密着力で金型を熱板表面に密着できるようにしもっ
て被成形製品の性能の向上を図ることができるようにし
た金型の固定装置を提供することを目的とするものであ
る。
型を熱板表面に真空力で吸着させることにより、金型の
加熱時に金型に熱応力による歪を生じた場合にも常に均
一な密着力で金型を熱板表面に密着できるようにしもっ
て被成形製品の性能の向上を図ることができるようにし
た金型の固定装置を提供することを目的とするものであ
る。
以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
1は金型であって前述の従来例のものと同様のものであ
り、本発明におε)ではこの金型の裏面側に0リングを
設けても良いが以下の実施例においては、熱板2の側に
これを設けた場合について説明する。
り、本発明におε)ではこの金型の裏面側に0リングを
設けても良いが以下の実施例においては、熱板2の側に
これを設けた場合について説明する。
熱板2の表面には適数個(図示の例では4個)の吸引口
3が開口されており、この吸引口3は熱板2及び台座T
内の吸引管9及びこの吸引管9に連結された吸引ホース
10を介して真空ポンプ4が連結されている。
3が開口されており、この吸引口3は熱板2及び台座T
内の吸引管9及びこの吸引管9に連結された吸引ホース
10を介して真空ポンプ4が連結されている。
上記4個の吸引口3の全体を囲むようにして熱板2の表
面には環状の凹溝11が形成され、この凹溝11にOリ
ング5が嵌着されている。
面には環状の凹溝11が形成され、この凹溝11にOリ
ング5が嵌着されている。
なお上記凹溝11は熱板2の表面の略全面を囲むように
して形成されるものである。
して形成されるものである。
かくて熱板2に対して金型1を固定するに際しては、熱
板2上に0 、 IJソングを介して金型1を載設した
状態において真空ポンプ4を駆動する。
板2上に0 、 IJソングを介して金型1を載設した
状態において真空ポンプ4を駆動する。
これにより金型1背面と01Jング5と熱板2表面とで
囲まれた空間が強い負圧になり、これにより金型1は強
力に熱板2に対して吸着固定されることになる。
囲まれた空間が強い負圧になり、これにより金型1は強
力に熱板2に対して吸着固定されることになる。
またこのとき金型1に熱応力による歪を生じたとしても
金型1の周囲が固定されているわけではないので、この
歪は逃がされ、前記従来例のような不都合が生じること
はない。
金型1の周囲が固定されているわけではないので、この
歪は逃がされ、前記従来例のような不都合が生じること
はない。
第5図は金型1が異形形状である場合の実施例を示し、
このように例えば金型1がコ字形の形状を有するような
場合、Oリング5もこのコ字形の金型1形状に沿って配
置されることになるものであり、これにより良好に金型
1を熱板2上面に固定できるものである。
このように例えば金型1がコ字形の形状を有するような
場合、Oリング5もこのコ字形の金型1形状に沿って配
置されることになるものであり、これにより良好に金型
1を熱板2上面に固定できるものである。
なお本発明において熱板上面に固定される金型は2以上
に分割されたものでも良いものであり、この場合各分割
された金型の夫々に対応して熱板との間に01Jングが
介在され、夫々の01Jングの内側において熱板表面に
吸引口3が開口されることになる。
に分割されたものでも良いものであり、この場合各分割
された金型の夫々に対応して熱板との間に01Jングが
介在され、夫々の01Jングの内側において熱板表面に
吸引口3が開口されることになる。
本発明は上述のように構成したものであるから、金型の
全面を熱板表面に対し吸着固定することができ、従って
単に金型が位置ずれを起す心配がないだけでなく、加熱
された金型が熱応力により歪を生じた場合においても、
その歪は有効に逃がされ、金型の中央部において熱板と
の間に大きな隙間を生じて金型表面の温度分布に不均一
を生じたり、金型の真直性が悪化したりするようなこと
がなく、プレス加工される被成形物の製品性能を安定化
することができる効果を有する。
全面を熱板表面に対し吸着固定することができ、従って
単に金型が位置ずれを起す心配がないだけでなく、加熱
された金型が熱応力により歪を生じた場合においても、
その歪は有効に逃がされ、金型の中央部において熱板と
の間に大きな隙間を生じて金型表面の温度分布に不均一
を生じたり、金型の真直性が悪化したりするようなこと
がなく、プレス加工される被成形物の製品性能を安定化
することができる効果を有する。
第1図は従来例の分解斜視図、第2図は同上の金型固定
状態の斜視図、第3図は本発明一実施例の分解斜視図、
第4図は同上の凹溝への。 リングの配設部の要部拡大斜視図、第5図は本発明の別
の実施例の斜視図であり、1は金型、2は熱板、3は吸
引口、4は真空ポンプ、5はOリングである。
状態の斜視図、第3図は本発明一実施例の分解斜視図、
第4図は同上の凹溝への。 リングの配設部の要部拡大斜視図、第5図は本発明の別
の実施例の斜視図であり、1は金型、2は熱板、3は吸
引口、4は真空ポンプ、5はOリングである。
Claims (1)
- 1 シート状乃至板状の被成形物を別の金型との間でプ
レス成形する板状の金型を熱板表面に固定する金型の固
定装置において、熱板表面に開口した1個乃至複数個の
吸引口を真空ポンプに連結し、この吸引口を囲むように
熱板表面乃至金型背面に01Jングを配設して成る金型
の固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2598780A JPS5835773B2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 金型の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2598780A JPS5835773B2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 金型の固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56122630A JPS56122630A (en) | 1981-09-26 |
JPS5835773B2 true JPS5835773B2 (ja) | 1983-08-04 |
Family
ID=12181054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2598780A Expired JPS5835773B2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 金型の固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835773B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0215352B1 (en) * | 1985-08-30 | 1990-01-31 | Mazda Motor Corporation | Torque control system for vehicles |
US4779699A (en) * | 1986-04-30 | 1988-10-25 | Mazda Motor Corporation | Four wheel drive vehicle with inter-axle differential having dual planetary gear sets |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2598780A patent/JPS5835773B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56122630A (en) | 1981-09-26 |
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