JPH0210742Y2 - - Google Patents

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JPH0210742Y2
JPH0210742Y2 JP1984104155U JP10415584U JPH0210742Y2 JP H0210742 Y2 JPH0210742 Y2 JP H0210742Y2 JP 1984104155 U JP1984104155 U JP 1984104155U JP 10415584 U JP10415584 U JP 10415584U JP H0210742 Y2 JPH0210742 Y2 JP H0210742Y2
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JP
Japan
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mat
groove
cable
cover
grooves
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JP1984104155U
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JPS6122129U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多数のケーブルを効率よく収納する
ことが出来る床上配線集合カバー体に関するもの
である。
[従来の技術] スポーツイベント等に於いて、報道関係の中継
用機械器具に連結するケーブルが多数床上を這
い、採点装置、判定装置等の電力ケーブル等が錯
綜して歩行者通路、中継車道路を横切るので足で
引つ掛けたり、重量のある車がコネクターを潰し
たりして断線の恐れがあつた。これらの事故を防
止するために、実公昭48−8079号公報記載の考案
が提案されている。
すなわち、長さ方向に電線嵌合溝を形成した長
尺可撓カバー本体の一側縁に肉薄条部を介して屈
撓自在に覆蓋を形成し、覆蓋の内面に突設した係
合用突条を係合する凹溝を前記電線嵌合溝の一側
に設け、電線嵌合溝の他側に可撓側壁を残すよう
に変形用凹溝を設けて成る床上配線用電線カバー
に係る考案であり、カバー本体を床面に張設し、
電線を電線嵌合溝に嵌着し、覆蓋を肉薄条部より
折り曲げて係合用突条をカバー本体の凹溝に嵌着
することにより、簡単に床張電線を被覆状態で張
設することが出来るようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記の考案は、電線嵌合溝の一側に可撓側壁を
残すようにして変形用凹溝を設けていることか
ら、電線を電線嵌合溝に嵌着して覆蓋を被せた後
に床面に張設し、覆蓋上から踏みつけたような場
合でも可撓側壁が弾性的に変形して電線を逃がし
て過分な圧縮を防止することが出来るため、電線
が損傷することがなくなるという利点を有するも
のの、電線嵌合溝の一側に変形用凹溝を形成しな
ければならないことから、一つのカバー本体に多
数の電線嵌合溝を設けようとする場合には、変形
用凹溝を電線嵌合溝の数だけ設けなければならな
い関係上、カバー本体そのものがかなり大形とな
らざる得ないという欠点があつた。
本考案は、上記従来技術たる考案の欠点を解消
するものであり、上方からの外圧に強く、内部に
収納したケーブルへ圧力が掛かるのを防止して破
損を防ぐ機能を有しながら、多数のケーブル用条
溝を無駄なく設けることが出来、而も必要に応じ
て収納したケーブルの交換を素早く行い得るよう
にした床上配線集合カバー体をその目的として開
発したものである。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案の構成
は、両側縁1A,1A′を薄くして中央を膨出さ
せた断面山型マツト1の表面に、適宜数のケーブ
ル用条溝2を、該条溝の溝巾より長くなる深さを
有するように設け、表面に滑り止め凹凸条9を有
する柔軟なカバーマツト8をケーブル用条溝2に
被着するために、断面山型マツト1の側縁1Aの
段部3にカバーマツト8の一側縁8Aをボルト1
0等で固定し、カバーマツト8の他側縁8A′の
突出端縁8Bを挿入する条溝4Aを、断面山型マ
ツト1の他側縁1A′の段部4に穿設し、断面山
型マツト1の底面5に滑り止め凹条溝6と運搬用
指掛凹陥部7を設けて成るものである。
[作用] 本考案は前記の手段により、断面山型マツト1
の表面に設けたケーブル用条溝2は、該条溝の溝
巾より長くなる深さを有するように形成してお
り、ケーブル用条溝2の溝巾を限度とする径を有
する通常円形なケーブルをケーブル用条溝2内に
収納すると、当該ケーブルはケーブル用条溝2の
開口より突出することなく、完全にケーブルはケ
ーブル用条溝2内に落し込まれて収納せられるも
のとなる。従つて、カバーマツト8の上方から外
圧が加わると、ケーブル用条溝2を形成する溝の
両側の壁体の先端部が当該外圧を支えるものとな
り、ケーブル用条溝2内に完全に落し込まれて収
納せられたケーブルには加圧されることがない。
また、カバーマツト8は柔軟性を有し、カバー
マツト8の一側縁8Aを断面山型マツト1の側縁
1Aの段部3にボルト10等で固定し、カバーマ
ツト8の他側縁8A′の突出端縁8Bを挿入する
条溝4Aを、断面山型マツト1の他側縁1A′の
段部4に穿設しており、ケーブルを各ケーブル用
条溝2内に収納した後、カバーマツト8の突出端
縁8Bを断面山型マツト1の条溝4Aに差し込む
ことで、各ケーブル用条溝2の上方にカバーマツ
ト8が被着し、更に、ケーブル用条溝2内のケー
ブルの一部を交換する場合には、カバーマツト8
の突出端縁8Bを断面山型マツト1の条溝4Aと
の差し込み係合状態から外すだけで、カバーマツ
ト8が柔軟であることから折曲げ自在となつて適
宜の箇所まで上方に自由に捲き上げて、ケーブル
の交換を簡単に行い得るものとなり、交換後は元
のように、カバーマツト8の突出端縁8Bを断面
山型マツト1の条溝4Aに差し込んで、カバーマ
ツト8をケーブル用条溝2の上方に被着すること
が出来る。
[実施例] 本考案を一実施例に基いて更に説明する。
ゴム及び合成樹脂等を成型することで、両側縁
1A,1A′を薄くして中央を膨出させ、多種の
直径の異なるケーブル11を収容するケーブル用
条溝2を表面に複数設けた形状の断面山型マツト
1を得る。尚、ケーブル用条溝2は、当該条溝2
の溝巾より長くなる深さを有するように設けられ
ている。これにより、各条溝2の溝巾を限度とす
る径を有する通常円形なケーブル11を各条溝2
内に収納すると、各ケーブル11は完全に各条溝
2内に落し込まれるものとなり、溝の開口より突
出することはない。また、断面山型マツト1の裏
面には、滑り止めのための多数の凹条溝6を設
け、更に、吊り下げて運搬することが出来るよう
に、運搬用指掛凹陥部7を設けておく。
次に、ゴム又は合成樹脂等からなる柔軟な素材
で形成されたカバーマツト8をケーブル用条溝2
の上方に被着するために、断面山型マツト1の側
縁1Aの段部3にカバーマツト8の一側縁8Aを
ボルト10等で固定し、カバーマツト8の他側縁
8A′の突出端縁8Bを挿入する条溝4Aを、断
面山型マツト1の他側縁1A′の段部4に設ける。
尚、カバーマツト8の上面には、滑り止めのため
の凹凸条9を設けておく(以上第1図及び第2図
参照)。
使用に際しては、第3図の如く、断面山型マツ
ト1に多数設けたケーブル用条溝2の各溝巾に適
合するケーブル11を、ケーブル用条溝2内に落
し込んだ状態で収納し、カバーマツト8の突出端
縁8Bを断面山型マツト1の条溝4Aに差し込ん
で、カバーマツト8をケーブル用条溝2に被着し
て使用する。また、ケーブル用条溝2内に収納し
たケーブル11の一つを交換する場合には、断面
山型マツト1の条溝4Aに差し込まれたカバーマ
ツト8の突出端縁8Bを外し、柔軟なカバーマツ
ト8を適宜迄捲き上げて交換を行なう。
[考案の効果] 以上のような構成からなる本考案は次のような
効果を有する。
本考案に係る床上配線集合カバー体は、断面山
型マツト1に多数のケーブル用条溝2を設けてお
り、一つのカバー体で多数のケーブル11の収納
が出来るものとなり、多数のケーブルが錯綜する
現場において、ケーブル11の整理、保護が容易
となり、足等で引つ掛けてケーブルを破損させる
等の事故を防止することが出来る。
また、カバーマツト8の上方から外圧が加わる
と、ケーブル用条溝2を形成する溝の両側の壁体
の先端部が当該外圧を支えるものとなり、ケーブ
ル用条溝2内に完全に落し込まれて収納せられた
ケーブル11には加圧されることがないため、当
該外圧の圧縮力を受けてケーブル11が損傷する
ことはないものであり、前記した従来技術たる考
案の如く、ケーブル用条溝の側壁の変形を容易に
するために変形用凹溝を当該条溝の側部に設ける
必要がなくなるため、無駄なくケーブル用条溝2
を多数設けることが出来、変形用凹溝を設けなく
てすむ分、断面山型マツト1を小型にすることが
出来るものとなり、又製造コストの低減化をも実
現することが可能となる。
また、ケーブル用条溝2内のケーブル11の一
部を交換する場合には、カバーマツト8の突出端
縁8Bを断面山型マツト1の条溝4Aとの差し込
み係合状態から外し、カバーマツト8を上方に捲
き上げるだけで、ケーブルの交換を簡単に行い得
るものとなるので、利用者にとつては極めて利便
性に富むものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案の縦断面図、第2図は同底面図、第3図
は使用状態を示す斜視図である。 1……断面山型マツト、1A,1A′……断面
山型マツト側縁、2……ケーブル用条溝、3,4
……段部、4A……挿入条溝、5……断面山型マ
ツト底面、6……滑り止め凹条溝、7……運搬用
指掛凹陥部、8……カバーマツト、8A,8
A′……カバーマツト側縁、8B……突出端縁、
9……滑り止め凹凸条、10……ボルト、11…
…ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側縁1A,1A′を薄くして中央を膨出させ
    た断面山型マツト1の表面に、適宜数のケーブル
    用条溝2を、該条溝の溝巾より長くなる深さを有
    するように設け、表面に滑り止め凹凸条9を有す
    る柔軟なカバーマツト8をケーブル用条溝2に被
    着するために、断面山型マツト1の側縁1Aの段
    部3にカバーマツト8の一側縁8Aをボルト10
    等で固定し、カバーマツト8の他側縁8A′の突
    出端縁8Bを挿入する条溝4Aを、断面山型マツ
    ト1の他側縁1A′の段部4に穿設し、断面山型
    マツト1の底面5に滑り止め凹条溝6と運搬用指
    掛凹陥部7を設けた床上配線集合カバー体。
JP10415584U 1984-07-10 1984-07-10 床上配線集合カバー体 Granted JPS6122129U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10415584U JPS6122129U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 床上配線集合カバー体

Applications Claiming Priority (1)

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JP10415584U JPS6122129U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 床上配線集合カバー体

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Publication Number Publication Date
JPS6122129U JPS6122129U (ja) 1986-02-08
JPH0210742Y2 true JPH0210742Y2 (ja) 1990-03-16

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ID=30663515

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JP10415584U Granted JPS6122129U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 床上配線集合カバー体

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JP2002166009A (ja) * 2000-12-04 2002-06-11 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機
JP2010268896A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機

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JPS488079U (ja) * 1971-06-09 1973-01-29

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JPS6122129U (ja) 1986-02-08

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