JPH02106016A - コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents
コンデンサおよびその製造方法Info
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- JPH02106016A JPH02106016A JP25901588A JP25901588A JPH02106016A JP H02106016 A JPH02106016 A JP H02106016A JP 25901588 A JP25901588 A JP 25901588A JP 25901588 A JP25901588 A JP 25901588A JP H02106016 A JPH02106016 A JP H02106016A
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、コンデンサの改良にかかり、特に、耐振動
性に優れたコンデンサに関する。
性に優れたコンデンサに関する。
通常のコンデンサ、例えば電解コンデンサ、フィルムコ
ンデンサ、オイルコンデンサ等は、電極箔と電解紙ある
いは絶縁シートとを巻回したコンデンサ素子を、有底筒
状の外装ケースに収納し、その開口端部を封口体で密封
している。そして、外装ケースの外周面には、例えば塩
化ビニル等からなるいわゆる外装スリーブを被覆して外
装ケースを絶縁している。
ンデンサ、オイルコンデンサ等は、電極箔と電解紙ある
いは絶縁シートとを巻回したコンデンサ素子を、有底筒
状の外装ケースに収納し、その開口端部を封口体で密封
している。そして、外装ケースの外周面には、例えば塩
化ビニル等からなるいわゆる外装スリーブを被覆して外
装ケースを絶縁している。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、このようなコンデンサを電子機器に搭載した
場合、電子機器の他の電子部品あるいはコンデンサの素
子自体の振動により、コンデンサの静電容量、損失等の
電気的特性が微小ながら変動し、所望の特性を得られな
くなる場合があった。
場合、電子機器の他の電子部品あるいはコンデンサの素
子自体の振動により、コンデンサの静電容量、損失等の
電気的特性が微小ながら変動し、所望の特性を得られな
くなる場合があった。
これは例えば、振動により電極間距離が微小に変化し、
あるいは電極箔と電極引き出し用のタブとの接触抵抗が
変動するためだと考えられている。
あるいは電極箔と電極引き出し用のタブとの接触抵抗が
変動するためだと考えられている。
このような振動による電気的特性の変動は、通常の電子
機器に対して影響を与えないものの、精密な機器、ある
いは音響用の機器に使用した場合、所望の特性を得られ
な(なることがあった。
機器に対して影響を与えないものの、精密な機器、ある
いは音響用の機器に使用した場合、所望の特性を得られ
な(なることがあった。
この発明は、コンデンサの外内部からの振動による電気
的特性の変動を抑制することを目的としている。
的特性の変動を抑制することを目的としている。
〔課題を解決するための手段]
この発明は、コンデンサ素子を有底筒状の外装ケースに
収納するとともに、外装ケースの開口部を封口体で密封
したコンデンサにおいて、外装ケースの外周面に短繊維
の密集層を形成したことを特徴としている。また、その
製造方法として、外装ケースの外表面に接着剤を塗布し
た後、短繊維を植毛することを特徴としている。
収納するとともに、外装ケースの開口部を封口体で密封
したコンデンサにおいて、外装ケースの外周面に短繊維
の密集層を形成したことを特徴としている。また、その
製造方法として、外装ケースの外表面に接着剤を塗布し
た後、短繊維を植毛することを特徴としている。
図面に示したように、電解コンデンサ1の外装ケース3
外表面には、接着剤により密着された短繊維が密集して
いる。そのため、外装ケース3はこの短繊維の密集層4
により絶縁される。また、この短繊維の密集層4は振動
を吸収し、外装ケース3内部に伝わる振動を抑制する。
外表面には、接着剤により密着された短繊維が密集して
いる。そのため、外装ケース3はこの短繊維の密集層4
により絶縁される。また、この短繊維の密集層4は振動
を吸収し、外装ケース3内部に伝わる振動を抑制する。
あるいは内部から発生した振動も吸収し、コンデンサ素
子2に対する帰還的な影響が減少する。
子2に対する帰還的な影響が減少する。
次いでこの発明の実施例を電解コンデンサを例に採り、
図面にしたがい説明する。
図面にしたがい説明する。
第1図はこの発明の実施例を示した部分断面図である。
コンデンサ素子2は、図示しない電極箔と電解紙とを巻
回して形成し、電解液とともにアルミニウム等からなる
有底筒状の外装ケース3に収納する。
回して形成し、電解液とともにアルミニウム等からなる
有底筒状の外装ケース3に収納する。
この外装ケース3の開口端部には、弾性ゴム、フェノー
ル樹脂板等からなる封口体6が装着され、カーリング処
理等により外装ケース3を密封する。
ル樹脂板等からなる封口体6が装着され、カーリング処
理等により外装ケース3を密封する。
コンデンサ素子2の各電極箔には電極を外部に導出する
タブ7が予め接続されており、封口体6に固着された外
部接続用の端子5と電気的に接続されている。
タブ7が予め接続されており、封口体6に固着された外
部接続用の端子5と電気的に接続されている。
この外装ケース3の外周に、接着剤をその全面にわたっ
て塗布する。そして、この接着面にフロックと呼ばれる
レーヨン、ナイロン等からなる短繊維をスプレーガン等
を用いて吹きつけ、短繊維の密集層4を形成する。ある
いは外装ケース3に直流の高電圧を印加してその静電気
により短繊維を外装ケース3に付着させて密集層4を形
成する。このとき、例えば電圧を印加して植毛する静電
植毛法による場合、短繊維は外装ケース3に対してほぼ
垂直に密集させることができる。
て塗布する。そして、この接着面にフロックと呼ばれる
レーヨン、ナイロン等からなる短繊維をスプレーガン等
を用いて吹きつけ、短繊維の密集層4を形成する。ある
いは外装ケース3に直流の高電圧を印加してその静電気
により短繊維を外装ケース3に付着させて密集層4を形
成する。このとき、例えば電圧を印加して植毛する静電
植毛法による場合、短繊維は外装ケース3に対してほぼ
垂直に密集させることができる。
この実施例では、外装ケース3の外表面に短繊維か密集
しているので、この短繊維の密集層4で外装ケース3を
絶縁することができる。そのため、従来のように塩化ビ
ニル等からなる外装スリーブおよび外装ケース3の底面
を覆ういわゆる底板が必要なくなる。
しているので、この短繊維の密集層4で外装ケース3を
絶縁することができる。そのため、従来のように塩化ビ
ニル等からなる外装スリーブおよび外装ケース3の底面
を覆ういわゆる底板が必要なくなる。
以上のようにこの発明は、コンデンサ素子を有底筒状の
外装ケースに収納するとともに、外装ケースの開口部を
封口体で密封したコンデンサにおいて、外装ケースの外
周面に短繊維の密集層を形成したことを特徴としている
ので、従来のように外装スリーブを被覆する必要がない
ほか、外部からの振動が短繊維の密集層に吸収され、コ
ンデンサ内部への影響を削減することができる。
外装ケースに収納するとともに、外装ケースの開口部を
封口体で密封したコンデンサにおいて、外装ケースの外
周面に短繊維の密集層を形成したことを特徴としている
ので、従来のように外装スリーブを被覆する必要がない
ほか、外部からの振動が短繊維の密集層に吸収され、コ
ンデンサ内部への影響を削減することができる。
また、コンデンサ素子自体の振動による帰還的にな振動
も外装ケース外表面の短繊維が吸収することになり、特
に精密機器等における電気的特性の微小な変動も抑制す
ることができ、信軌性が向上する。
も外装ケース外表面の短繊維が吸収することになり、特
に精密機器等における電気的特性の微小な変動も抑制す
ることができ、信軌性が向上する。
また、その製造方法として、外装ケースの外表面に接着
剤を塗布した後、短繊維を植毛することを特徴としてい
るので、コンデンサ本体を製造したのちに、外装ケース
の外表面に短繊維の密集層を容易に形成することができ
る。
剤を塗布した後、短繊維を植毛することを特徴としてい
るので、コンデンサ本体を製造したのちに、外装ケース
の外表面に短繊維の密集層を容易に形成することができ
る。
第1図は、この発明の実施例を示す部分断面図である。
1・・・コンデンサ、2・・・コンデンサ素子、3・・
・外装ケース、4・・・密集層、5・・・端子、6・・
・封口体、7・・・タブ。
・外装ケース、4・・・密集層、5・・・端子、6・・
・封口体、7・・・タブ。
Claims (2)
- (1)コンデンサ素子を有底筒状の外装ケースに収納す
るとともに、外装ケースの開口部を封口体で密封したコ
ンデンサにおいて、外装ケースの外周面に短繊維の密集
層を形成したことを特徴とするコンデンサ。 - (2)外装ケースの外表面に接着剤を塗布した後、短繊
維を植毛することを特徴とする請求項1記載のコンデン
サの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25901588A JPH02106016A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | コンデンサおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25901588A JPH02106016A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | コンデンサおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02106016A true JPH02106016A (ja) | 1990-04-18 |
JPH0515298B2 JPH0515298B2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=17328164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25901588A Granted JPH02106016A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | コンデンサおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02106016A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6031713A (en) * | 1997-06-25 | 2000-02-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Aluminum electrolytic capacitor |
JP2008172050A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP25901588A patent/JPH02106016A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6031713A (en) * | 1997-06-25 | 2000-02-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Aluminum electrolytic capacitor |
JP2008172050A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515298B2 (ja) | 1993-03-01 |
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