JPS6015346Y2 - 高電圧発生装置 - Google Patents
高電圧発生装置Info
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- JPS6015346Y2 JPS6015346Y2 JP1980053817U JP5381780U JPS6015346Y2 JP S6015346 Y2 JPS6015346 Y2 JP S6015346Y2 JP 1980053817 U JP1980053817 U JP 1980053817U JP 5381780 U JP5381780 U JP 5381780U JP S6015346 Y2 JPS6015346 Y2 JP S6015346Y2
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- Japan
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- piezoelectric element
- coil
- high voltage
- voltage generator
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Links
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は昇圧用のコイルを付加し圧電素子を有する高電
圧発生装置に関するものであり、特に上記コイルを被覆
する絶縁樹脂と上記圧電素子を被覆する絶縁樹脂に異な
る種類のものを用いた高電圧発生装置を提供するもので
ある。
圧発生装置に関するものであり、特に上記コイルを被覆
する絶縁樹脂と上記圧電素子を被覆する絶縁樹脂に異な
る種類のものを用いた高電圧発生装置を提供するもので
ある。
第1図は昇圧用コイルを付加した従来の高電圧発生装置
を示しており、その構成は外ケース1の一端側に設けた
圧電素子収納部空間2に当て金3、圧電素子4a接続端
子5、圧電素子4bを組み込み、圧電素子収納部空間2
を受けねじ6により閉塞し、外ケース1の他端側に当て
金3に衝撃を加える衝撃体を収納した衝撃子収納体7が
設けられている。
を示しており、その構成は外ケース1の一端側に設けた
圧電素子収納部空間2に当て金3、圧電素子4a接続端
子5、圧電素子4bを組み込み、圧電素子収納部空間2
を受けねじ6により閉塞し、外ケース1の他端側に当て
金3に衝撃を加える衝撃体を収納した衝撃子収納体7が
設けられている。
また、外ケース1の側面部には箱体8を外ケース1と一
体又は別体に形成し、この箱体8の内部に形成されるコ
イル収納部空間9には昇圧用のフィル10が収納されて
いる。
体又は別体に形成し、この箱体8の内部に形成されるコ
イル収納部空間9には昇圧用のフィル10が収納されて
いる。
外ケース1と受けねじ6の隙間には圧電素子収納部空間
2と連通する受けねじ空間11 (以下受けねじ空間1
1は圧電素子収納部空間2に含めるものとする)が形成
されている。
2と連通する受けねじ空間11 (以下受けねじ空間1
1は圧電素子収納部空間2に含めるものとする)が形成
されている。
コイル10の一方の端子は接続端子5を介して圧電素子
4aおよび4bと電気的に接続されており他方の端子は
高電圧リード線12を通じて外部へ導き出されている。
4aおよび4bと電気的に接続されており他方の端子は
高電圧リード線12を通じて外部へ導き出されている。
圧電素子収納部空間2とコイル収納部空間9とは連通孔
13によって連通されており、これらの空間にはシリコ
ン樹脂14が充填され、このシリコン樹脂14によって
圧電素子4a、4bおよびコイル10が固定されかつ絶
縁被覆されている。
13によって連通されており、これらの空間にはシリコ
ン樹脂14が充填され、このシリコン樹脂14によって
圧電素子4a、4bおよびコイル10が固定されかつ絶
縁被覆されている。
上記構成の従来の高電圧発生装置において説明したよう
に、圧電素子収納部空間2の圧電素子4at4bとコイ
ル収納部空間9のコイル10は共に熱硬化性のシリコン
樹脂14によって絶縁被覆されている。
に、圧電素子収納部空間2の圧電素子4at4bとコイ
ル収納部空間9のコイル10は共に熱硬化性のシリコン
樹脂14によって絶縁被覆されている。
シリコン樹脂は絶縁性にすぐれかつ硬化時にも適度の弾
力性を有するために圧電素子収納部空間2の圧電素子4
a、4bを被覆するのに適している。
力性を有するために圧電素子収納部空間2の圧電素子4
a、4bを被覆するのに適している。
すなわち、圧電素子4a、4bの周囲がシリコン樹脂1
4によって完全に絶縁被覆されていれば、高電圧発生動
作時に圧電素子4a、4bの外周面において絶縁破壊が
生じることはない。
4によって完全に絶縁被覆されていれば、高電圧発生動
作時に圧電素子4a、4bの外周面において絶縁破壊が
生じることはない。
また、シリコン樹脂14は適度の弾性を有するため衝撃
子収納体7より当て金3を介して圧電素子4a、4bに
衝撃が加えられた場合に、圧電素子4a、4bは周囲の
シリコン樹脂により振動を妨げられず、効率のよい機械
−電気変換をすることができ圧電素子4a、4bはより
高い電圧を発生することができる。
子収納体7より当て金3を介して圧電素子4a、4bに
衝撃が加えられた場合に、圧電素子4a、4bは周囲の
シリコン樹脂により振動を妨げられず、効率のよい機械
−電気変換をすることができ圧電素子4a、4bはより
高い電圧を発生することができる。
しかし、コイル10をシリコン樹脂14で被覆すると次
のような欠点が生じる。
のような欠点が生じる。
すなわち、コイル10は外部に対して大きな開口部を有
するコイル収納部空間9に配置されてり、このコイル収
納部空間にシリコン樹脂14を充填するとシリコン樹脂
14は接着性が小さいため、シリコン樹脂14が箱体8
の内壁面より剥離し外部に開口部を有する隙間が生じる
。
するコイル収納部空間9に配置されてり、このコイル収
納部空間にシリコン樹脂14を充填するとシリコン樹脂
14は接着性が小さいため、シリコン樹脂14が箱体8
の内壁面より剥離し外部に開口部を有する隙間が生じる
。
高電圧発生動作時には、コイル10に発生する高電圧に
より上記隙間において漏れ放電を生じ高電圧リード線1
2から高電圧を取り出せないという品質上の問題が生じ
る。
より上記隙間において漏れ放電を生じ高電圧リード線1
2から高電圧を取り出せないという品質上の問題が生じ
る。
特に第1図に示すシリコン樹脂14の表面厚さ2bが小
さい場合には、上記漏ら放電が発生しやすくしたがって
漏れ放電を防止するために表面厚さ2bを大きくせねば
ならず発生装置の小型化がさまたげられていた。
さい場合には、上記漏ら放電が発生しやすくしたがって
漏れ放電を防止するために表面厚さ2bを大きくせねば
ならず発生装置の小型化がさまたげられていた。
さらに、上記隙間から箱体8および外ケース1内部に塵
埃、水分等が浸入しやすくコイル10、圧電素子4a、
4bの劣化の原因にもなり、また隙間が生じると外観的
にも良好なものではなかった。
埃、水分等が浸入しやすくコイル10、圧電素子4a、
4bの劣化の原因にもなり、また隙間が生じると外観的
にも良好なものではなかった。
本考案は上記従来の欠点を除去するものであり、圧電素
子収納部空間内に配置されている圧電素子をシリコン樹
脂等の弾力性を有する熱硬化性の絶縁樹脂で被覆し、一
方外部に対して大きな開口部を有するコイル収納部空間
内に配置されているコイルをエポキシ樹脂等の接着性を
有する熱硬化性の絶縁樹脂で被覆する高電圧装置を提供
するものである。
子収納部空間内に配置されている圧電素子をシリコン樹
脂等の弾力性を有する熱硬化性の絶縁樹脂で被覆し、一
方外部に対して大きな開口部を有するコイル収納部空間
内に配置されているコイルをエポキシ樹脂等の接着性を
有する熱硬化性の絶縁樹脂で被覆する高電圧装置を提供
するものである。
以下図面をもとにして本考案の実施例を詳細に説明する
。
。
第2図は本考案の一実施例を示すもので従来例を示す第
1図と同一箇所には同一番号を付している。
1図と同一箇所には同一番号を付している。
本実施例の特徴は、外ケース1内の圧電素子収納空間2
(受けねじ空間11も含む)に熱硬化性のシリコン樹脂
15を充填して圧電素子4a、4bを絶縁被覆し、一方
、外部に対して大きな開口部を有する箱体8内のコイル
収納部空間9に熱硬化性のエポキシ樹脂16を充填して
コイル10を被覆している。
(受けねじ空間11も含む)に熱硬化性のシリコン樹脂
15を充填して圧電素子4a、4bを絶縁被覆し、一方
、外部に対して大きな開口部を有する箱体8内のコイル
収納部空間9に熱硬化性のエポキシ樹脂16を充填して
コイル10を被覆している。
これらの樹脂をそれぞれの空間に充填する方法は、まず
外ケース1および箱体8に当て金3、圧電素子4at4
b、コイル10等の部品をそれぞれ収納した後、真空時
における高電圧発生装置内部と外部との気圧差を利用す
る真空含浸法を用いて、コイル収納部空間9の開口部よ
り適量のシリコン樹脂を穴13を通して注入し、圧電素
子収納部空間2をシリコン樹脂15で満たす。
外ケース1および箱体8に当て金3、圧電素子4at4
b、コイル10等の部品をそれぞれ収納した後、真空時
における高電圧発生装置内部と外部との気圧差を利用す
る真空含浸法を用いて、コイル収納部空間9の開口部よ
り適量のシリコン樹脂を穴13を通して注入し、圧電素
子収納部空間2をシリコン樹脂15で満たす。
次に、同じく真空含浸法を用いてコイル収納部空間9の
開口部よりエポキシ樹脂を注入してコイル収納部空間9
をエポキシ樹脂16で満たす。
開口部よりエポキシ樹脂を注入してコイル収納部空間9
をエポキシ樹脂16で満たす。
次に加熱によりシリコン樹脂15およびエポキシ樹脂1
6を熱硬化させることにより圧電素子4a、4bとコイ
ル10をそれぞれ圧電素子収納部空間2およびコイル収
納部空間9内に固定しかつ絶縁被覆する。
6を熱硬化させることにより圧電素子4a、4bとコイ
ル10をそれぞれ圧電素子収納部空間2およびコイル収
納部空間9内に固定しかつ絶縁被覆する。
このように上記実施例の高電圧発生装置においては、圧
電素子4a、4bは絶縁性にすぐれ弾力性を有するシリ
コン樹脂により被覆されているため圧電素子4aw4b
の外周面で絶縁破壊が発生せず、かつ圧電素子4a、4
bは衝撃子収納体7からの衝撃を効率よく高電圧に変換
できる。
電素子4a、4bは絶縁性にすぐれ弾力性を有するシリ
コン樹脂により被覆されているため圧電素子4aw4b
の外周面で絶縁破壊が発生せず、かつ圧電素子4a、4
bは衝撃子収納体7からの衝撃を効率よく高電圧に変換
できる。
一方、コイル10を収納し外部に対して大きな開口部を
有するコイル収納部空間を接着性の大きいエポキシ樹脂
16で充填しているためエポキシ樹脂16と箱体8の内
壁面とが密着しており、コイル10で発生する高電圧に
よる漏れ放電が生じることはない。
有するコイル収納部空間を接着性の大きいエポキシ樹脂
16で充填しているためエポキシ樹脂16と箱体8の内
壁面とが密着しており、コイル10で発生する高電圧に
よる漏れ放電が生じることはない。
また、漏れ放電が発生しないためエポキシ樹脂16の表
面厚さ2bを小さくでき、高電圧発生装置の小型化に寄
与するものである。
面厚さ2bを小さくでき、高電圧発生装置の小型化に寄
与するものである。
以上説明したように、本考案の高電圧発生装置は、圧電
素子を被覆する絶縁樹脂とコイルを被覆する絶縁樹脂に
それぞれ適したものを用いるものであり、品質が優れ外
観も良好な高電圧発生装置を得ることができ、実用的価
値の大なるものである。
素子を被覆する絶縁樹脂とコイルを被覆する絶縁樹脂に
それぞれ適したものを用いるものであり、品質が優れ外
観も良好な高電圧発生装置を得ることができ、実用的価
値の大なるものである。
第1図は従来の高電圧発生装置の一部切欠正面断面図、
第2図は本考案の一実施例における高電圧発生装置の一
部切欠断面図である。 1・・・・・・外ケース、2・・・・・・圧電素子収納
部空間、4a、4b・・・・・・圧電素子、8・・・・
・・箱体、9・・・・・・コイル収納部空間 10・・
・・・・コイル、15・・・・・・弾力性のある熱硬化
性の絶縁樹脂(シリコン樹脂)、16・・・・・・接着
性のある熱硬化性の絶縁樹脂(エポキシ樹脂)。
第2図は本考案の一実施例における高電圧発生装置の一
部切欠断面図である。 1・・・・・・外ケース、2・・・・・・圧電素子収納
部空間、4a、4b・・・・・・圧電素子、8・・・・
・・箱体、9・・・・・・コイル収納部空間 10・・
・・・・コイル、15・・・・・・弾力性のある熱硬化
性の絶縁樹脂(シリコン樹脂)、16・・・・・・接着
性のある熱硬化性の絶縁樹脂(エポキシ樹脂)。
Claims (1)
- 外ケース内に外部への開口部を閉塞した圧電素収納部空
間を設け、この圧電素子収納部空間に圧電素子を配置し
、上記圧電素子に衝撃を加える衝撃体を上記ケースの一
端側に設け、一方間口部を有するコイル収納部空間を形
成する箱体を上記外ケースの側面部に設け、上記コイル
収納部空間に上記圧電素子と電気的に接続されたコイル
を配置した高電圧発生装置において、上記圧電素子を弾
力性のある熱硬化性の絶縁樹脂で被覆し、上記コイルを
接着性のある熱硬化性の絶縁樹脂で被覆した高電圧発生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980053817U JPS6015346Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 高電圧発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980053817U JPS6015346Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 高電圧発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56155466U JPS56155466U (ja) | 1981-11-20 |
JPS6015346Y2 true JPS6015346Y2 (ja) | 1985-05-14 |
Family
ID=29648617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980053817U Expired JPS6015346Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 高電圧発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015346Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-18 JP JP1980053817U patent/JPS6015346Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56155466U (ja) | 1981-11-20 |
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