JPH02105465A - ショットキバリア半導体装置 - Google Patents

ショットキバリア半導体装置

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JPH02105465A
JPH02105465A JP25700888A JP25700888A JPH02105465A JP H02105465 A JPH02105465 A JP H02105465A JP 25700888 A JP25700888 A JP 25700888A JP 25700888 A JP25700888 A JP 25700888A JP H02105465 A JPH02105465 A JP H02105465A
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JP
Japan
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semiconductor region
region
schottky barrier
semiconductor
regions
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JP25700888A
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Masayuki Hanaoka
正行 花岡
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明はショットキバリアダイオード等のショットキバ
リア半導体装置に関し、詳細には、逆方向漏れ電流が小
さく、かつ順方向の電流容量も比較的大きくできるショ
ットキバリア半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
ショットキバリアダイオードは順方向の電力損失が小さ
く、高速応答性が良好である利点を生かして、高周波回
路等に広く使用されている。しかし、ショットキバリア
ダイオードはpn接合ダイオードに比べて第3図に示す
ように逆方向電流l漏れ電流)が大きいという欠点があ
る。
この漏れ電流を減少できるショットキバリアダイオード
として第5図囚(Blに示すような構造のショットキバ
リアダイオードが本願出願人に係わる特公昭59−35
183号公報に開示されている。
第5図のショットキバリアダイオードはn影領域1のJ
: K n影領域2をエピタキシャル成長させた半導体
基体3を用意し、この牛導体基体乙のn影領域2内に複
数の島状のp影領域4aと環状のp+形領領域4b全拡
散によって形成する。牛導体基゛体6の上面には第5図
(B)に示すようにn影領域2内1cp形領域4aが縦
横に等間隔で島状に点在し、所定の断面にpいInn領
領域2p影領域4 a’が交互に半導体基体3の上面に
露出し℃いる。したがって、上記の所定の断面ではn影
領域2とp影領域4aとがバリア電極乙に対して交互に
接する。
バリア電極6はn形顛域2との界面にショットキバリア
を形成するがp影領域4a、4bとの界面にはショット
キバリアを形成しない。したがって、第5心のショット
キバリアダイオードは複数のpn接合ダイオードとショ
ットキバリアダイオードとが1気的に並列に接続された
のと等価である。
したがって、このショットキバ・リアダイオードに半導
体基体乙の下面に形成されたオータック電極7に対する
バリア電極6の電位を負とする逆方向電圧を印加すると
、n影領域2とp影領域4a。
4bによって形成さ八るpn接合からp影領域4a、4
bの間のn影領域2に空乏層が延びて、ショットキバリ
ア頒域全流れる漏れ電流の電流経路が狭められる。これ
は、ショットキバリア領域の実効面積が減少することを
意味テる。したがって、逆方向電圧を増加してもショッ
トキバリア領域を流れる逆方向電流が大きく増加するこ
とがない。
逆方向電圧レベルが所定の電圧値Cピンチオフ電圧)に
達すると、島状のp影領域の相互間及び島状の■〕形頒
域4aと環状のp影領域4bとの間が空乏層でつながり
、ショットキバリア領域を流れる漏れ電流の電流経路が
実質的に閉じられる(ピンチオフする)。つまり、第5
図のショットキバリアダイオードの漏れ電流はp影領域
43%4bとn影領域2から成るpn接合ダイオードを
流れる漏れ電流が支配的となる。ここで、pn接合ダイ
オードはそれと接合面積の等しいショットキバリアダイ
オードに比べて漏れ電流レベルが十分に小さい。したが
って、第5図のショットキバリアダイオードではp+形
飴域4a、4bを形成しない一般的ナショットキバリア
ダイオート′に比べて漏れ1!流レベルを小さくするこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のショットキバリアダイオードではp形領1域4a
、4bを形成した分だけショットキバリア領域の面積は
減少する。そこで、接合面積の等しいショットキバリア
ダイオードとpn接合ダイオードとを比較すると、第6
囚に示すように特性線aのショットキバリアダイオード
の順方向電圧が時性線すのpn接合ダイオードの順方向
電圧よジも小さい。したがって、ショットキバリアダイ
オードとpn接合ダイオードが電気的に並列に接続され
たのと等価である第5図のショットキバリ7ダイオード
では、順方向電流は実質的にショットキバリア領域に流
れる。このため、第5図のショットキバリアダイオード
はp形@域4a、4bを形成しない一般的なショットキ
バリアダイオードに比べてチップサイズが同一であれば
順方向の電流容量が小さくなる。もちろん、チップサイ
ズを大きくすれば電流容量は増大できるが、コスト高と
なり望ましくない。また、バリア電極6の外周部分の半
導体基体6の間隔を狭めて相対的にバリア電極6の面積
を大きくしてショットキバリア領域の面積を増大するこ
とも考えられるが、上記の間隔は耐圧等から狭めるにも
限界があり、もともと可能な限り最小の間隔で設計され
ている。
そこで、本発明の目的は上記の問題を解決し、漏れ電流
レベルが小さく、かつ順方向の電流容量も比較的大き(
とれるショットキバリア牛導体装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するための本発明は、実施例を示す第1
図の符号を参照して説明すると、第1の半導体領域2と
、前記第1の半導体領域2と反対の導電型全方して前記
第1の半導体領域2内に配置された複数個の島状の第2
の半導体領域4aと、前記第1の半導体領域2に対して
ショットキバリア全形成することができる物質から成り
、かつ前記第1の半導体領域2と前記第2の半導体領域
4aとに接触するように配置されたバリア電極6と全備
え、前記バリア電極6と前記第1の半導体領域2との間
及び前記第1の半導体領域2と前記第2の半導体領域4
aとの間にショットキバリアの逆方向降状電圧よりも低
い逆方向電圧を印加した状態で前記第2の半導体領域4
aの相互間がpn接合に基づく空乏層によって結ばれる
ように前記第2の半導体領域4aの相互間隔が決定され
ているショットキバリア半導体装置において、前記第2
の牛導体佃J或4aが略円形又は略正多角形の平面形状
を有し又おり、前記第1の半導体領域2と前記第2の#
−導導体職域4aの共通表面上に描かれた少なくとも1
個の仮止六角形をこの対向する角を結ぶ3本の直線によ
って区画することによって得られる仮想正三角形の各頂
点に前記第2の半導体領域4aの中心が一致するように
前記第2の半導体領域4aがそれぞれ位置決めされてい
るこトラ特徴とするショットキバリア半導体装置に係わ
るものである。
〔作 用〕
本発明のショットキバリア半導体装置では逆方向電圧を
印加したとき、第1の半導体領域2と第2の半導体領域
4aとによって形成されるpn接合に基づく空乏層8が
第2の半導体領域4a間の第1の半導体領域2に広がり
、第1の半導体領域2とバリア電極6とによって形成さ
れるショットキバリア領域を通る逆方向電流の電流経路
が狭められる。したがって、逆方向電流レベルがpn接
合程度に小さいショットキバリア半導体装置を実現でき
る。しかし、本発明のショットキバリア半導体装置では
第2の半導体領域4aが表面上の仮想正三角形の頂点に
配置されている。したがって。
ショットキバリアの逆方向降状電圧よりも低い所定の逆
方向電圧を印加したときに前述の逆方向電流の電流経路
が空乏層によって閉じられるように第2の半導体領域4
a間の距離を規定したとぎに、第2の半導体領域4aを
本発明に基づく配置に決定子れば、全表面積及び第2の
半導体領域4aの1つの面積が同一という条件のもとで
は、本発明に基づかない従来の第2の半導体領域4aの
配置よりも本発明に基づく第2の半導体領域の占有面積
を減少することができる。換言丁れば、バリア電極6に
接する第1の半導体領域2Cシヨツトキバリア領域)の
占有面積を増大できる。ここで、l顯方向電流はj@電
圧の小さいショットキバリア山域に主として流れ、pn
接合にはあ一!り流れない。
したがって、ショットキバリア領域の占有面積が増大し
た本発明のショットキバリア半導体装置では電流容量を
増大できる。
[実施例] 第19〜第6図を参照して本発明の一実施例に係わるシ
ョットキバリアダイオードを以下に説明する。本実施例
のショットキバリアダイオードは第1図(AJ(BJに
示すように半導体基体3と、生導体基体乙の上面に形成
されたバリア電極6と、半導体基体6の下面に形成され
たオーミック電極7とを有する。出発母材となるn影領
域1は層厚が約240μmであり、不純物濃度は約4 
X 10 ” cm−3である。また、n影領域1の上
面にエピタキシャル成長させて形成したn形頌域2は層
厚が約22μmであり、不純物濃度は約7.5 X 1
014cm  である。n影領域2には層厚が約13μ
m1不純物濃度が約I X 10”cm  のp影領域
4a、4bが拡散によって形成されている。島状のp影
領域4aと環状のp影領域4bとの上面はいずれも半導
体基体3から露出し1表面以外はn形佃域2に包囲され
るように半導体基体3内Vc埋設して形成されている。
半導体基体3の上面にはシリコン酸化膜とシリコン窒化
膜が順次積層されて成る保護膜5が形成されており、こ
の保護膜5には半導体基体6の上面が露出するように開
口5aが設けられている。真空蒸着によってMo (モ
リブデン)層6ab 〕’+(チタン)層(S b%A
I (フル=r7ム)層6cが順次積層されて成るバリ
アを極6の下面は、第11囚に示すように保護膜5の開
口5aを通じて半導体基体6の上面に接している。ここ
で、ハ17了電極乙の一層目のMo層6aは図示のよう
に開口5aの内側の領域に形成されてお9 、Mo層6
aの上面に積層されたTi N 6 b及びAI層6c
は保護膜5の上面まで延在している。なお、11層6b
とA1層6cの保護膜5の上面に形成された部分は周知
のフィールドプレートとして作用してショットキバリア
ダイオードの周辺耐圧の向上に寄与する。なお、n形頌
域2との間にショットキバリアを形成するのはMo層6
aであり、 AI層6cは外部電極の接続電極、11層
6bはA1層6cとM。
層6aとの密着性及び保護膜5との密着性金向士するた
めのグリユー金属島と考えられるが1本明;aSにおい
ては上記6つの金属1を総称してバリア電極6と呼称す
る。A4o層6a、Ti層6b%AlN6cはp影領域
4との界面にはショットキバリアを形成しないので、半
導体基体6とバリア電極6との界面に訃いては、n影領
域2とバリア電極6が接する部分にショットキバリア領
域が形成され、p影領域4とバリア電極6が隣接する部
分に非ショットキバリア領域が形成される。なお、M。
層6a(!:p形領域4とは低抵抗のオーミック性接触
するので、上記の非ショットキバリア領域を王手導体基
体3とバリア電極6との低抵抗接触領域となる。半導体
基体3の下面に形成されたオーミック電極7はTiとN
iを順次真空蒸着した電極刀)ら成り、n影領域1と低
抵抗接触している。
半導体基体3の上面を平面的に見ると、第1図の)に示
すように、n影領域2の中に多数の島状のp影領域4a
が互いに離間して配置されており、その外周側に多数の
島状のp影領域4aを包囲するように環状のp影領域4
bが形成されている。
なお、環状のp影領域4bは島状のp影領域4a刀・ら
離間して形成されている。島状のp影領域4aは平面形
状が略円形であり、その径は約30μmとなっている。
本実施例では島状のp影領域4aの配置が従来例と異な
っている。即ち、半導体基体3の上面に一辺を共通とし
て互いに隣接して形成された大きさの等しい複数個の仮
想正三角形Tを想定すると、島状のp影領域4aはその
中心がこれらの仮想正三角形Tの頂点にほぼ一致するよ
うに配置されている。したがって、集合によって正六角
形を形成する6個の正三角形Tの共通の頂点に配置され
たp形佃域4aとこのIF!Iりに配置さ九fc6個の
p影領域4aとのそれぞれの最短相互間隔L1、L2、
Ll、L4.LいL6は第1図(Qに示すようにそれぞ
れほぼLであって互いにほぼ等しい。島状のp形頌域4
aと、島状のp形惟域4aの間に形成されたrI形領領
域2上面はそれぞれバリア電極6の下面に接する。環状
のp影領域4 b’の上面には保護膜5とバリア電極乙
の境界が位置し、環状のp形佃域4bの上面は保護膜5
とバリア電極6の両方に接する。
本実施例のショットキバリアダイオードに逆方向電圧6
a加すると、第5図のショットキバ+J 7ダイオード
と同様にn影領域2とp形頌域4a。
4bによって形成されるpn接合からp影領域4a、4
bの間のn影領域2に空乏層が広がる。逆方向電圧を増
加させるにつれ又、この空乏層の広が9が大きくなり、
逆方向電圧が所定の電圧(ピンチオフ電圧)に達すると
第2図(BJに模式的に示すように仮想三角形Tの頂点
に配置された3つの島状のp影領域4aとn形価城2に
よって形成されたpn接合〃)ら延びる3つの空乏層8
が互いに接し、島状のp形領職4の間が空乏層8によっ
て結ばれる。また、最外周に位置する島状のp形頌域4
aと環状のp形頒域4bとの間も空乏層にょ5て結ばれ
る。したがって、ショットキバリアを通る漏れ電流の電
流経路は逆方向常圧を増加するにつれて空乏層によって
狭められ、ピンチオフ電圧に達したとき、この電流経路
は空乏層によって閉じられる。したがって、従来例と同
様に漏れ電流のレベルが小さいショットキバリアダイオ
ードを実現できる。
島状のp影領域4af:本実施例のように配置しなくて
も漏れ電流レベルの小さいショットキバリアダイオード
′はそれなりに実現できる。しかしながら、例えば第5
図のショットキバリアダイオードではn影領域2の不純
物濃度、p+形領領域4a4bの不純物濃度、島状のp
+形領領域4a形状及び大きさを本実施例と同一とする
と、同じ大きさの逆方向電圧によって第2図(B)のよ
うにピンチオフさ−けるためには、第2図(5)に示す
ように島状のp影領域4aをその間隔を狭めて密に配置
しなければならない。このため、半導体基体3における
p影領域4a、4bの占有面積が増大−rる。−例とし
て1本実施例のショットキバリアダイオードに訃いて、
島状のp影領域4aの径を3Ql1m。
島状のp形函域43間の間隔L+−L6を19βmとす
るとき、逆方向電圧が約112Vでピンチオフしたとす
る。このピンチオフ電圧に訃いて第5図のショットキバ
リアダイオードをピンチオフさセるには島状のp影領域
4aの間隔全豹1ol1mとしなければならず、接合面
におけるショットキバリア領域の面積占有率は約55%
となる。本実施例のショットキバリアダイオードでシ工
ショット$バIJ71i域の面積占有率はこれより約1
1%大きい約66%となっている。なお、第2図では説
明上、島状のp影領域4aから延びる空乏層8が重なる
ようになっているが実際には重なり部分は生じない。ま
た、逆方向電圧印加時にはショットキバリア領域に基づ
く空乏層も生成され、この空乏層はpn接合に基づく空
乏層8と接する。また、第1図では島状のp影領域4a
の数が6)個となっているが、実際は一辺が2.8mm
の角形の半導体基体6の中に約6000個の島状のp影
領域4aが形成されている。また、環状のp影領域4b
め内周には半円形状に突出部分が形成されているが、こ
れは、環状のp影領域4bとそれに近接する最外周の島
状のp影領域4aとの間隔を島状のp影領域4aの間隔
と等しくするためであり1これによジ、島状のp影領域
4aの相互間隔と、島状のp影領域4aと環状のp影領
域4bとの間隔をほぼ等しい大きさの逆方向電圧でピン
チオフさせることができる。
以上のように1本実施例の7ヨツトキバリアダイオード
によれば、逆方向電圧が印加された際にショットキバリ
ア領域を通る漏れ電流の電流経路を狭めるようにpn接
合から空乏層が延びる。したがっ又、ショットキバリア
領域を通る漏れ電流が減少しm pn接合を流れる漏れ
電流が支配的となる。結果として漏れ電流レベルの小さ
いショットキバリアダイオードを実現できる。なお、逆
方向電圧のレベルが小さくて完全にピンチオフしない状
態においてもショットキバリア領域を流れる漏れ電流の
電流経路が狭められるので、p+形領領域4a4bi形
成しないショットキバリアダイオードに比べて漏れ電流
レベルを十分に小さくできる。し刀1も1本実施例のシ
ョットキバリアダイオードでは、従来例と同じピンチオ
フ電圧によってピンチオフが生じるようにp影領域4a
、4bk配置しているが、っまり、従来例と同程度の漏
れ電流レベルを実現しているが、従来例よりもp+形領
領域4a4bの面積は減少している。このため。
ショットキバリア領域の面積が増大し、チップサイズを
大きくすることなく、従来例よりも電流容量の大きいシ
ョットキバリアダイオードを実現している。
[変形例〕 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく。
例えば次の変形が可能なものである。
(1)p影領域4aの平面形状は電界集中点が生じない
ように略円形とするのがよいが正多角形としてもよい。
この場合、正六角形と丁れば、隣ジ合うp影領域4aの
間隔を等しくできるためピンチオフを同時に達成できる
(2)近接するp影領域4aの間隔が等しければ。
p影領域4aの大きさは一定にする必要はない。
しかし、p影領域4aをあまり小さく形成すると空乏層
の延びが十分に得られな(なるから、実施例のように大
きさのほぼ等しいp影領域4aを略等間隔で配置するの
が望ましい。
(3)p影領域4a及びn影領域2の濃度やピンチオフ
電圧の設定値等によってp影領域4aの間隔は任意に設
定される。しかし、p影領域4aの径が近接するp形領
@4aの間隔よりも大きくなるようにした方が、従来例
に比べてショットキバリア領域の面積占有率を大きく増
加できる。
(4)  環状のp影領域4b全単なる帯状形状として
もよい。また、バリア電極6を島状のp影領域4aの分
布伽域に限定的に配設し、環状のp影領域4bg省いて
もよい。この場合には、最も外側の島状p影領域4aの
中心を結ぶ直線よりも内側にバリアを極6を設けること
が望ましい。
+51EQR(等電位リング)やチャンネルストツバを
形成し又もよい。
(6)  第4図に示すように、本発明に基づくショッ
トキバリアダイオードとnpn)ランジスタとを同一の
牛導体基体に組込んだ牛導体装置としてもよい。第4図
のショットキバリア牛導体装置で゛に、ショットキバリ
アダイオードのバリア電極6の一部がnpn トランジ
スタのペース電極となっており、ショットキバリアダイ
オードのオーミックiE&7の一部がnpn)ランジス
タのコレクタ電極となっている。つま9、ショットキバ
リアダイオードdKnpn)ランジスタのベース・フレ
フタ間に並列に接続され、npn )ランジスタのスピ
ードアップ化が図られている。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、漏れ電流レベルが小さ
く、かつ電流容量が比較的大きいショットキバリア生導
体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第11囚は本発明の一実施例に係わるショットキバリア
ダイオードを示す中央M断面図。 第1図(BJは第11囚のショットキバリアダイオード
の生導体基体の表面を示す平面図。 第1図0は第1図(Eの島状のp影領域の相互の関係を
示す拡大平面図。 第21囚は従来の島状のp影領域の配置と空乏層との関
係を示す平面図。 第2図(BJは5本実施例の島状のp影領域の配置と空
乏層との関係を示す平面図、 第3図はショットキバリアのみから成るダイオードとp
n接合のみから成るダイオードの電圧−を示す断面図、 第4図a3+は第41囚の等価回路図。 第5図(Atは従来のショットキパリアダ、イオードの
中央縦断面図。 第5図(B)は第51囚のショットキバリアダイオード
の牛導体基体の表面を示す平面図である。 2・・・n影領域、3・・・牛導体基体、4a・・・島
状のp+形領領域4b・・・環状のp+形領領域6・・
・・くリア電極。 代 理  人   高  野  則  次第3図 川−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕第1の半導体領域(2)と、前記第1の半導体領
    域(2)と反対の導電型を有して前記第1の半導体領域
    (2)内に配置された複数個の島状の第2の半導体領域
    (4a)と、前記第1の半導体領域(2)に対してシヨ
    ツトキバリアを形成することができる物質から成り、か
    つ前記第1の半導体領域(2)と前記第2の半導体領域
    (4a)とに接触するように配置されたバリア電極(6
    )とを備え、前記バリア電極(6)と前記第1の半導体
    領域(2)との間及び前記第1の半導体領域(2)と前
    記第2の半導体領域(4a)との間にシヨツトキバリア
    の逆方向降状電圧よりも低い逆方向電圧を印加した状態
    で前記第2の半導体領域(4a)の相互間がpn接合に
    基づく空乏層によつて結ばれるように前記第2の半導体
    領域(4a)の相互間隔が決定されているシヨツトキバ
    リア半導体装置において、 前記第2の半導体領域(4a)が略円形又は略正多角形
    の平面形状を有しており、 前記第1の半導体領域(2)と前記第2の半導体領域(
    4a)との共通表面上に描かれた少なくとも1個の仮正
    六角形をこの対向する角を結ぶ3本の直線によつて区画
    することによつて得られる仮想正三角形の各頂点に前記
    第2の半導体領域(4a)の中心が一致するように前記
    第2の半導体領域(4a)がそれぞれ位置決めされてい
    ることを特徴とするシヨツトキバリア半導体装置。
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