JPH02105397A - 録音再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は録音再生装置に関し、特にアナログ／ディジタ
ル変調器およびディジタル／アナログ復調器と記憶素子
とを使用する録音再生装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、かかる録音再生装置は録音時には入力アナログ信
号をディジタル信号に変換しこれを分周器もしくはセレ
クタに基すき記憶素子に記憶する一方、再生時にはこの
記憶素子に記憶されているディジタル情報を読み出しア
ナログ信号に復調して音声としている。この録音再生装
置に使用される記憶素子の容量およびクロックはすべて
固定されている。

第３図は従来の一例を説明するための録音再生装置のブ
ロック回路図である。

第３図に示すように、この録音再生装置において、まず
録音時には、入力端子１からのオーディオ信号が増幅器
２によりアナログ信号からディジタル信号に変調するた
めに必要なレベルまで増幅される。ついで、アナログ−
ディジタル変調器３によりディジタル信号に変調された
このディジタル信号出力は分周器もしくはセレクタ８の
制御により記憶素子４に記憶される。

一方、再生時には、記憶素子４から分周器もしくはセレ
クタ８の制御により読出されたディジタル信号がディジ
タル−アナログ復調器５により元のアナログ信号である
オーディオ信号に復調され、増幅器６で増幅された後拡
声器７を駆動させる。

ここで、分周器もしくはセレクタ８から送出される制御
クロックについてみると、発振器９の発振出力は分周器
／セレクタ８に送出され、一方針再制御器１０からの録
音または再生いずれかの状態の選択信号がこの分周器／
セレクタ８を制御する。従って、録音、再生に応じたク
ロックがそれぞれアナログ−ディジタル変調器３．記憶
素子４′およびディジタル−アナログ復調器５へ供給さ
れる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の録音再生装置はクロックの周期および記
憶素子の容量が固定されており、入力ソースの長さによ
っては録音時間が不足したり、あるいは音質重視の録音
をしたい場合にはクロックが固定であるので音質が悪く
なることがあると云う欠点がある。

本発明の目的は、かかる音質や入力ソースの記録時間に
適合した録音を行うことのできる録音再生装置を提供す
ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の録音再生装置は、アナログ信号をディジタル信
号に変換する変調器と、この変換されたディジタル信号
の随時書込読出しが可能で且つ容量が固定された記憶素
子と、前記記憶素子を録音時間にかかわらず入力信号記
録時間に一致させて使いきり、記録された信号を間引い
て前記記憶素子の一部に短縮して再記録し且つ残りの記
憶素子部分を新しい録音に使用するとともに前記一連の
動作を複数回制御できる制御回路と、前記ディジタル信
号をアナログ信号に復調する復調器とを有して構成され
る。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の第一の実施例を説明するための録音再
生装置のブロック回路図である。

第１図に示すように、かかる録音再生装置において、録
音時に入力端子１から供給されるアナログ信号は増幅器
２で増幅され、アナログ−ディジタル変調器３でディジ
タル信号に変換されて固定容量の記憶素子４に書き込ま
れる。また、再生時にかかる記憶素子４から読出された
ディジタル信号はディジタル−アナログ復調器５により
元のアナログ信号に変換され、増幅器６で増幅された後
拡声器７から出力される。上述した固定容量の記憶素子
４はそれぞれＩＭ、２Ｍ−（ｎ−１）Ｍ。

ｎＭｃ但しｎ、Ｍは整数〕の容量を有する記憶素子の集
合体である。

一方、録音あるいは再生にあたり、記憶素子４や各装置
を制御するためのクロック信号は分周器あるいはセレク
タ８から供給されるが、この分周器／セレクタ８には可
変周波数発振器９の出力が供給される。また、入力端子
１から供給されるアナログ信号の時間長のタイムベース
は基準発生／録再制御器１２から発生させ、これと分周
器／セレクタ８からの基準タイムベースとを比較器１１
−において比較することにより、誤差補正を出力し、分
周器あるいはセレクタ８を選択する可変周波数発振器９
を制御する。すなわち、基準発生／録再制御器１２は分
周器／セレクタ８を制御し、録音または再生の状況によ
って増幅器２および６、アナログ−ディジタル変調器３
．記憶素子４およびディジタル−アナログ復調器５に供
給する分周器／セレクタ８からのクロックや制御信号を
制御する。また、前述した分周器／セレクタ８から比較
器１１に入力されるメモリタイムベースは記憶素子４の
ＩＭ〜ｎＭまでの使用状況によって異る。今、すべての
記憶素子領域が空いていたとすると、それに見合うメモ
リタイムベースが比較器］１に入力され、基準発生／録
再制御器１２からの入力信号タイムベースと比較される
。その結果、記憶素子４のＩＭ〜ｎＭまですべてを使い
切る最適の発振周波数が可変周波数発振器９より発生さ
れ、分周器／セレクタ８を経てアナログ−ディジタル変
調器３．記憶素子４およびディジタルアナログ復調器５
に最適クロックが供給される。

次に、記憶素子４のＩＭ〜ｎＭまでのすべての記憶容量
を使用し録音したものを単なるメモとしてｉ　／　ｎ容
量内に移管する場合は、基準発生／録再制御器１２から
記録済タイムベースを分周器／セレクタ８に入力するこ
とにより、１　／　ｎのクロックによって記録されてい
る記憶容量範囲をＩＭの記憶容量内に１　／　ｎに間引
かれたものとして再記録する。従って、次の録音の場合
は２Ｍ〜ｎＭまでの記憶容量を使用して録音され、メモ
移管は同様に２Ｍに再記録される。但し、この様にメモ
を多くする毎に録音容量は狭くなる。

第２図は本発明の第二の実施例を説明するための録音再
生装置のブロック回路図である。

第２図に示すように、本実施例は前述した第一の実施例
に示す回路を２組使用するが、その際可変周波数発振器
つと比較器１１および基準発生／録再制御器１２を共用
するとともに、新たに混合器／切換器２１並びに切換器
２２を付加した点が構成上具っている。

かかる録音再生装置において、入力信号がステレオで入
力端子１，３１を両方使用する場合は、混合器／切換器
２１におけるスイッチＳ１．．３３がａの方に接続され
且つ切換器２２のスイッチＳｌｌ、３３３がａの方に接
続され、可変周波数発振器９．比較器１１．基準発生／
録再制御器１２を共用するが、動作については第一の実
施例の回路と同じである。また、モノラル入力で入力端
子１および３１に同一信号が入力されるか入力端子１ま
たは３１の片側に入力信号が入る場合は、混合器／切換
器２１のスイッチＳ２と切換器２２の８２２によって記
憶素子４と３４を直列に切換えて連続使用ができ、同一
音質で２倍の録音時間を確保出来る利点がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の録音再生装置は録音のと
き記憶素子がフルに使用されるように可変周波数発振器
をタイムベース発生器で制御することにより、音質やソ
ースの記録時間などの要素に適合した最適な録音ができ
るという効果がある。

また、本発明の歌などの音質重視のものを録音、再生し
た後、歌詞カードのように記憶素子の一部に再記録しそ
の残りの大部分の容量を新しい録音に使用できるという
効果がある。

ナログ復調器１．７・・・拡声器、８・・・分周器／セ
レクタ、９・・発振器、１１・・・比較器、１２・・・
基準発生／録再制御器、２１・・・混合器／切換器、２
２・・・切換器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アナログ信号をディジタル信号に変換する変調器と、こ
   の変換されたディジタル信号の随時書込読出しが可能で
   且つ容量が固定された記憶素子と、前記記憶素子を録音
   時間にかかわちず入力信号記録時間に一致させて使いき
   り、記録された信号を間引いて前記記憶素子の一部に短
   縮して再記録し且つ残りの記憶素子部分を新しい録音に
   使用するとともに前記一連の動作を複数回制御できる制
   御回路と、前記ディジタル信号をアナログ信号に復調す
   る復調器とを有することを特徴とする録音再生装置。