JPH02104308A - 商品ケースの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、販売、展示などを行なうために商品を収納す
る商品ゲースの製造方法に関する。

背景技術 先行する技術は、比較的小ぶりの商品を収納できるプラ
スチック製の透明の容器に商品を収納した後に、容器の
収納口を商品広告などを付した厚紙などで蓋をして、密
封している。

さらに他の先行技術は、商品を収納できる紙容器の一部
を切り欠き、この切り欠き部にナイロンなどの透明シー
ル材を貼り付けて、内部の商品の外観が見えるように構
成されたものである。

このような先行技術では、商品ケースの生産工程が煩雑
であり、そのために商品ケースのコストが高くなってい
る。また商品の種類、大きさ、形状などに合わせて、商
品収納ケースを誂える必要があるために、各種商品ゲー
スの量産には不適当であった。

目　　　的 本発明の目的は上述の技術的課題を解決し、製造が簡単
であり、かつコストの安い商品ケースの製造方法を提供
することである。

実施例 第１図は本発明に従う商品ケース１の正面図であり、第
２図はその背面図であり、第３図はその右側面図であり
、第４図はその左側面図であり、第５１はその平面図で
あり、第６図はその底面図である。この商品ケース１は
、基本的には軟弾性を有する紙やき成樹脂性材料などか
ら成る基体２と、基体２に接着される透明なシール材３
とを含む、基体２の表面４には縦方向に延びる１本また
は複数本の型凹所６，７．８が形成される。型凹所６，
７．８の一端には、ｒＭ閘自在である開口部らが形成さ
れる。この開口部５はたとえば第１０図の仮想線９で示
される商品を桜やかに挿通することができる程度の大き
さを有する。

第７図は商品ゲース１の製造装置２０の側面図であり、
第８図は台°紙２１の斜視図であり、第９図は回転ロー
ラ３５の斜視図である０本装＋ｔ２０は基本的には基体
２を構成する台紙２１の給紙手段２３と、白紙２１に接
着剤２４を塗布する塗布手段２５と、台紙２１上の接着
剤２４を乾燥する乾燥手段２６と、白紙２１上に接着剤
２４を介してシール材３を接着する接着手段２７と、接
着手段を経た白紙を商品ケースの外形に合わせて裁断す
る裁断手段２８とを含む０台紙２１は、第８因に示され
るように予め開口部５および型凹所６゜７．８が１点鎖
線で示す多数の商品収納領域２８内にそれぞれ形成され
ている。このような白紙２１は、給紙手段２３を構成す
る給紙台２９に積み重ねられ、給紙部材３０によって１
枚ずつ搬送経路３１に排紙され、排紙された台紙２１は
その排紙方向（第７図の左方）に配置された回転ローラ
３４に巻き取られ、爪部分（図示せず）に挟み込まれた
状態で矢符Ａで示す方向に半転される。

接着剤塗布手段２５を構成する回転ローラ３５は、回転
ローラ３４の回転軸３４ａと平行な回転軸３５　ａを有
し、矢符Ａと反対方向に回転して台紙２１を回転ローラ
３４とによって挟圧しつつ２点鎖線で示す搬送ベルト・
３６に乗載される０回転ローラ３５の下方には接着剤貯
留槽３７が設けられており、この接着剤貯留槽３７に回
転ローラ３５の外周面に接着剤２４を塗布するための回
転ローラ３８が浸漬される。

接着剤２４の材料としては塗膜成分としてのウレタン樹
脂３５ｆｆｉ量％と揮発成分としてのドルオール１３ｆ
ｉ！量％、酢酸エチル２６重量％、イソプロピレン１９
．５重量％、メチルケトン６．５重量％とからなる。

この接着剤２４は、回転ローラ３８を介して回転ローラ
３５の外周面に周方向に全周にわたって塗布される０回
転ローラ３５の外周面には、回転ローラ３５が走行する
台紙２１の表面の各商品収納領域２８に個別的に対応し
て、第９図に示されるような複数の凹所３９が形成され
ている。したがって回転ローラ３４．３５間に挟圧され
つつ矢符Ａ方向に搬送される台紙２１の表面には商品収
納傾城２８を除く残余の部分にのみ接着剤２４が塗布さ
れることとなる。なお回転ローラ３５の矢符Ｂで示す回
転方向の回転ローラ３８よりも下流側に、ドクター板４
０が設けられており、このドクター板４０によって回転
ローラ３５の外周面に塗布される接着剤２４の層厚が規
定され、これによって白紙２１の表面には均一な層厚を
有する接着剤２４が塗布される。

回転ローラ３４．３５から送り出される白紙２１は反転
された状態で搬送ベルト３６によって搬送される。搬送
ベルト３６は有端環状仁形成され、方向転換位置に配置
された送りローラ４１，４２゜４３にそれぞれ巻回され
る。この搬送ベルト３６には、メツシュ状のグラスファ
イバーが好適に用いられる。搬送ベルト３６は矢符Ｃの
方向に回転走向され、この搬送ベルト３６によって台紙
２１は、接着剤２４の塗布された表面を第７図の上方に
臨ませた状態で搬送される。

この搬送経路の途中には乾燥手段２６としての赤外線ヒ
ータ４４と、蒸気熱風ファン４５とが配置される。この
赤外線ヒータ４４によって台紙２１の表面に塗布された
接着剤２４が半乾き状態とされ、さらに蒸気熱風ファン
４５によって台紙２１の表面および裏面が乾燥される。

搬送ベルト３６の材料には耐熱性を有するグラスファイ
バーが用いられており、この赤外線ヒータ４４の熱に充
分耐えることができる。また搬送ベルト３６はメツシュ
状に形成されているため、第７図上方からの蒸気の熱風
がファン４５によって第７図下方に吹きつけられたとき
、この搬送ベルト３６を通過して蒸気の熱風は白紙２１
の裏面にまわりこみ、これによって白紙２１が全体的に
乾燥されることとなる。このような蒸気の熱風は排気ブ
ロア４６から排出されるので白紙２１は搬送ベルト３６
に向けて付勢されることとなり、これによって台紙２１
の蒸気熱風による位置ずれなどを確実に防ぐことができ
る。

このように台紙２１のに面の接着剤２４が半乾き状態と
されたのち、台紙２１は矢符Ｃで示す搬送方向の下流側
（第７図の右方）に配置された上下一対の送りローラ４
７，４８に送りこまれる。

一方、リール４９に巻回された帯状のシール材３は半転
ローラ５０を介して送りローラ４７，４８に送りこまれ
る。このシール材３は透明なＩ■脂性材料から成り、た
とえば１５μｒｎ〜５０Ａｔｍのポリプロピレンの薄膜
が好適である。また着色可能なき成樹脂性材料を用いて
シール材３に美的処理を施すようにしてもよい、このよ
うに送りローラ４７，４８を介して相互に重ね禽わせら
れた台紙２１とシール材３とは、赤外線ヒータを内臓し
た上部圧接ローラ５１と、上部圧接ローラ５１に当接す
る下部圧接ローラ５２とによって相互の近接方向に熱圧
着される。これによって台紙２１の表面にシール材３の
薄膜を形成することができる。また台紙２１の商品収納
領域２８には前述のように接着材２４が塗布されていな
いため、この商品収納領域２８とシール材３とによって
商品収納空間が規定されることとなる。またシール材３
と台紙２１との固着の際、シール材３と台紙２１との間
に巻きこまれた空気が台紙２１の各商品収納領域２８内
に形成された開口部５を介して外部に導出される。従っ
てシール材３と台紙２１との間に空気留りが形成される
ことなく接着されるので、シール材３と白紙２１との接
着強度を著しく高めることができる。

圧接ローラ５１．５２がら排出される帯状のシール材３
が固着された台紙２１は、その排出方向に間隔をあけて
配置された上下一対の送りローラ５３．５４．５５．５
６を介してトレイ５８から導出される。この送りローラ
５３〜５６間には裁断手段５７が設けられており、この
裁断手段５７によってトレイ５８からは、第８図に示さ
れる台紙２１が導出されることとなる。

第１０図は商品ケース１の斜視図であり、第１１図はそ
の分解斜視図である。

この商品ゲース１に商品を収納する方法は、商品を基体
２の裏面１１（１１から開口部５を介して基体２の表面
４とシール材３との中空部に挿入する。

このとき商品の形態に応じて、基体２に形成された型凹
所６，７．８が折れ曲がって前記中空部に膨らみをもた
せるために、厚みを有する商品であっても容易に収納す
ることができる。

このように商品ケース１の仕上り挟に、商品をケース１
内に収納することができるので、商品クース１の生産工
程が簡易となり、その生産性が向上される。

第１２図は本発明の他の実施例に従う商品ゲース１ａの
正面図であり、第１３図はその背面図であり、第１４図
はその右側面図であり、第１５図はその左側面図であり
、第１６図はその平面図であり、第１７図はその底面口
である。第１２〜第１７図は第１〜第６図の構成にＭ似
し、対応する部分には同一の参照符を付す、型凹所６，
７．８の一端には開閉自在の開口部５が設けられ、その
他端には第２開口部１２が設けられる。商品は基体２の
裏面１１１１１からこの第２開口部１２を介して、基体
２とシール材３の中空部に挿入することができる０次い
で基体２の下端部１３をその裏面１１側に折り曲げて固
着することによって、商品が第２開口部１２から抜は止
めされ、このために。

商品を確実にケースｌａ内に収納することができる。

接着材２４は前述の実施例に限定されず、塗膜成分とし
てのイソシアネート樹脂５２．５ｆｆｉ量％と、揮発性
成分としての酢酸エステル類４７．５重量％とから成る
ものであってもよく、また硬化剤としては塗膜成分とし
てのビニル系樹脂１０゜３重量％、オレフィン系樹脂５
．５重量％、加工樹脂１７．３重量％と、揮発成分とし
て芳香族炭化水素類６６．９重量％とから成るものであ
ってもよい。

基体ｌの開口部５．１２や型凹所６．７．８は、前記実
施例に限定されず、その数や形状は商品の形態に応じて
任意に選択することができる。

効　　果 以上のように本発明によれば基体とシール材とを両者に
よって規定される商品収納空間の外周で接着材によって
接着するだけで収納すべき商品の種類、大きさ、形状に
応じた商品ケースを簡易かつ経済的に製造することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１２１は本発明の一実施例に従う商品ケース１の正面
図、第２図はその背面図、第３図はその右側面図、第４
図はその左側面図、第５図はその平面図、第６Ｕ２はそ
の底面図、第７図は商品ケースｌの製造装置２０の側面
図、第８図は台紙２１の斜視口、第９図は回転ローラ３
５の斜視図、第１０図は商品ケース１の斜視図、第１１
図はその分解斜視図、第１２図は本発明の他の実施例に
従う商品ケース１ａの正面図、第１３図はその背面図、
第１４図はその右側面図、第１５図はその左側面図、第
１６図はその平面口、第１７図はその底面図である。 １．１ａ・・・商品ケース、２・・・基体、３・・・シ
ール材、５，１２・・・開口部、６，７．８・・・型凹
所、２４・・・接着剤 代理人　　弁理士　画数　圭一部 第３Ｂ　第４図 第　５図 ８１０図 ＼ 第１４図　第１５図 第１６図 手続補正書（方式） １、事件の表示 特願平１−２２０７０ ２、発明の名称 商品ケースの製造方法 ３、補正をする者 事件との関係　　出願人 住所 名称　左近紙工株式会社 代表者 ４、代理人 住　所　大阪市西区西本町１丁目１３番３８号　新興産
ビル国装置ＥＸＯ５２５−５９８５ＩＮＴＡＰＴ　　Ｊ
国際ＦＡＸ　（０６）５３８−０２４７（代表）６、補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄および図面の簡単な説明
の欄ならびに図面 ７、補正の内容 （１）明細書第３頁第１４行目〜第１６行目を下記のと
おりに訂正する。 記 以下に、商品ケース１の製造装置について説明する９本
装置２０ （２）明細書第４頁第３行目〜第４行目において「第８
図に示されるように」とあるを、削除する。 （３）明細書第４頁第１０行目において「（第７図の左
方）」とあるを、削除する。 （４）明細書第４頁第１１行目において「（図示せず）
」とあるを、削除する。 （５）明細書第５頁第１１行目〜第１２行目において「
第９図に示されるような」とあるを、削除する。 （６）明細書第６頁第１１行目において「第７図の」と
あるを、削除する。 （７）明細書第７頁第２行目および第３行目において「
第７図」とあるを、削除する。 （８）明細書第７頁第１４行目において「（第７図の右
方）」とあるを、削除する。 （９）明細書第９頁第６行目において「第８図に示され
る」とあるを、削除する。 （１０）明細書第９頁第８行目〜第９行目を下記のとお
りに訂正する。 記 第７図は商品ケースｌの斜視図であり、第８図はその分
解斜視図である。 （１１）明細書第１０貫第１行目〜第６行目を下記のと
おりに訂正する。 記 第９図は本発明の他の実施例に従う商品ケース１ａの正
面図であり、第１０図はその背面図であり、第１１図は
その右側面図であり、第１２図はその左側面図であり、
第１３図はその平面図であり、第１４図はその底面図で
ある。第９〜第１４図は第１〜第６図の構成に頷似し、
対応する（１２）明細書第１１頁第２０行目〜第１２頁
第６行目を下記のとおりに訂正する。 記 １の斜帽り第８図はその分解斜視図、第９図は本発明の
他の実施例に従う商品ケース１ａの正面図、第１０図は
その背面図、第１１図はその右側面図、第１２図はその
左側面図、第１３図はその平面図、第１４図はその底面 （１３）明細書第１２頁第９行目〜第１０行目において
「２４・・・接着剤」とあるを、削除する。 （１４）図面の第１０図を第７図に、第１１図を第８図
に、第１２図を第９図に、第１３図を第１０図に、第１
４図を第１１図に、第１５図を第１２図に、第１６図を
第１３図に、第１７図を第１４図にそれぞれ別紙のとお
りに訂正する。 以　　上 Ｇ７　コ ＃＝坦４社 応１３図 第４６ゴユ ｇｉ４ヌ 希＝抑用ヰ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 基体を構成する白紙を供給する給紙手段と、台紙の商品
   収納領域を除く表面に接着剤を塗布する塗布手段と、 台紙上の接着剤を半乾き状態に乾燥する乾燥手段と、 台紙上に、接着剤を介して透明な合成樹脂薄膜のシール
   材を重ね合わせ熱圧着する接着手段と、接着手段を経た
   白紙を商品ケースの外形に合わせて裁断する裁断手段と
   を含み、 扁平状の基体とシール状とを、これら両者によつて規定
   される商品収納空間の外周で接着することを特徴とする
   商品ケースの製造方法。