JPH02104095A

JPH02104095A - ビデオディスクへの記録装置

Info

Publication number: JPH02104095A
Application number: JP63256682A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Tachibana; 橘　薫; Tsutomu Morita; 剣森田; Hiroo Takahashi; 宏雄高橋
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1988-10-12
Filing date: 1988-10-12
Publication date: 1990-04-17
Also published as: KR900007240A; US5115323A; KR0139291B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野］この発明はビデオディスクへの記録装置に関する。

〔発明の効果〕

この発明は、広帯域のカラービデオ信号をビデオディス
クに記録する場合において、輝度信号を時間軸伸張し、
色差信号を時間軸圧縮して時分割多重化するとともに、
チャンネル分割することにより、適切な記録ができるよ
うにしたものである。

〔従来の技術］高精細度テレビ方式、例えばＨＤＴＶ方式においては、
輝度信号の帯域幅は２０ＭＨｚ　、赤及び青の色差信号
の帯域幅はそれぞれ６ＭＨｚであり、帯域幅が、現行の
ＮＴＳＣ方式のものに比べ、大幅に広くなっている。

文献：特開昭５８−３８０９１号公報（発明が解決しようとする課題〕ところが、このように帯域幅の広いカラービデオ信号を
ビデオディスクに記録する場合には、ビデオディスクの
回転数を上げる、記録用のレーザー光の波長を短（する
、トラックピッチを狭くするなどの対策が必要になる。

そして、そのためには基礎開発が必要であり、実用化に
は多大な時間と費用とを必要としてしまう。

また、帯域圧縮技術もあるが、この場合には画像内容に
よっては不自然さを生じたり、回路規模が増大するなど
の問題がある。

この発明は、これらの問題点を一掃しようとするもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

このため、この発明においては、輝度信号を時間軸伸張
し、色差信号を時間軸圧縮して時分割重化するとともに
、チャンネル分割してビデオディスクとして記録するよ
うにしたものである。

〔作用］特殊な技術や回路を使用しないで広帯域のカラービデオ
信号がビデオディスクに記録される。

〔実施例］第１図において、（１）はクロックジェネレータを示し
、このジェネレータ（１）において記録時に必要とする
各種のクロック信号ないしタイミング信号が形成され、
これら信号はそれぞれの回路に供給される。

そして、例えばｌ−Ｉ　Ｄ　Ｔ　Ｖ方式の輝度信号Ｙと
、赤及び青の色差信号ＰＲ，Ｐ、が端子（ＩＩＹ）　、
　（ＩＩＲ）　。

（ＩＩＢ）を通じて時間軸伸張回路（１２Ｙ）、時間軸
圧縮回路（１２Ｒ）　、　（１２Ｂ）にそれぞれ供給さ
れて後述するように時間軸が変換され、その変換出力が
合成回路（１３Ａ）　、　（１３Ｂ）に供給されて信号
Ｓ、、Ｓ、とされる。

また、ジェネレータ（１）からの信号が形成回路（２）
に供給されてバースト信号ＢＳが形成され、この信号Ｂ
Ｓが合成回路（１３Ａ）　、　（１３Ｂ）に供給される
。

そして、回路（１２Ｙ）〜（１２Ｂ）　、　（１３Ａ）
　、　（１３Ｂ）における処理は、例えば第３図に示す
とおりである。

すなわち、同図Ａ−Ｃは、もとの信号Ｙ−Ｒ，を示し、
同図Ｃ，Ｄは信号Ｓ、、Ｓ、を示す。ただし、この図に
おいては、回路（１２Ｙ）〜（１２Ｂ）において時間軸
処理を行うときに生じる時間遅れを作図の都合上、無視
している。また、同図中、Ｈ８は水平同期パルスを示す
。

そして、信号Ｓ、、Ｓ、は、２水平期間ごとに水平同期
パルスＨ９を有するとともに、パルスＨ。

に続いてバースト信号ＢＳを有する。このバースト信号
ＢＳは、もとの信号Ｙ−Ｒ，を放送局などにおいてデジ
タル処理するときのサンプリング周波数７４．２５Ｍｔ
ｌｚを１／１１に分周した周波数６．７５ＭＨｚとされ
るとともに、５サイクル期間にわたって一定振幅の交番
信号である。

そして、周波数Ｓ−，Ｓｂは、信号ＢＳに続いて信号Ｐ
、、Ｐ、を２水平期間ごとに１水平期間分ずつ交互に有
する。この信号Ｐ　Ｒ，Ｐ　ｓは時間軸圧縮回路（１２
Ｒ）　、　（１２Ｂ）において、もとの信号Ｐ、、Ｐ、
（同図Ｂ、Ｃ）が信号ＢＳに続く、はぼ２１５水平期間
の位置を占めるようにほぼ２７５倍に時間軸圧縮される
とともに、１水平期間分ごとに交互に間引かれ、合成回
路（１３Ａ）　、　（１３Ｂ）において、１水平期間分
ずつ信号Ｓ、、Ｓ、に交互に振り分けられた信号である
。

さらに、信号Ｓ−，Ｓｔ、は残る期間に、信号Ｙを有す
る。この信号Ｙは、時間軸伸張回路（１２Ｙ）おいて、
もとの信号Ｙ（同図Ａ）が、信号Ｓ、、Ｓ。

の残るほぼ８１５水平期間の位置を占めるようにほぼ８
７５倍に時間軸伸張されるとともに、合成回路（１３Ａ
）　、　（１３Ｂ）において、もとの１水平期間分ずつ
信号Ｓ、、Ｓｂに交互して振り分けられた信号で成る。

したがって、信号Ｓ、、Ｓ、において、信号ＹとＰ、、
Ｐ、との期間の比はほぼ４：１となる。また、信号Ｙは
、８７５倍に時間軸伸張されているので、その帯域幅は
１３ＭＨｚ弱（＝２０Ｍｌｌｚ　Ｘ　５／８）となり、
信号Ｐ　Ｍ、　Ｐ　ｓは２７５倍に時間軸圧縮されてい
るので、その帯域幅は１５ＭＨｚ　（＝６ＭＩｌｚ　Ｘ
　５／２）となる。すなわち、信号Ｓ、、Ｓｂにおいて
、信号Ｙの帯域幅と信号Ｐ　Ｒ，Ｐ　’ｓの帯域幅とは
ほぼ一致するとともに、もとの輝度信号Ｙに比べて帯域
幅が狭くなっている。

さらに、ステレオの左及び右チャンネルの信号Ｌ、Ｒが
端子（２ＬＬ）　、　（２１Ｒ）を通じてＰＣＭエンコ
ーダ（２２）に供給されて例えば１サンプルが１６ビツ
ト、サンプリング周波数が４８ｋＨｚのＰＣＭ信号への
変換及びエラー訂正データの付加などのエンコード処理
が行われるとともに、時間軸圧縮及び時間位置の調整な
どが行われ、そのＰＣＭオーディオ号が合成回路（１３
＾）、（１３Ｂ）に供給されて信号Ｓ、、Ｓ、の垂直ブ
ランキング期間に合成される。

そして、この信号Ｓ−，ＳｂがＦＭ変調回路（１４八）
。

（１４１３）に供給されてＦＭ信号Ｆつ、Ｆｂに変換さ
れ、この信号Ｆ−，Ｆｔ、が記録アンプ（１５八）、（
１５Ｂ）を通じて光変調手段（１６八）　、　（１６Ｂ
　）にその変調入力として供給される。

また、レーザー光源（３１）からのレーザー光が回折格
子（３２）に供給されて２つのレーザービームＩ７Ｌ、
に分割され、これらビームＬ−，Ｌｂが変調手段（１５
八）　、　（１５Ｂ）を通じてビデオディスクの原盤（
４０）に両ビームＬ、、Ｌ、が原盤（４０）の半径方向
に並ぶように照射されるとともに、原盤（４０）はモー
タ（３５）により信号Ｓ−，Ｓｂに同期して例えばフィ
ールド周波数で回転させられる。さらに、回折格子（３
２）及び光変調手段（１５Ａ）　、　（１５Ｂ）は記録
につれて原盤（４０）の半径方向へと移送される。

したがって、信号１”　ＭＩ　Ｆ　ｌ、は原盤（４０）
に２本の平行するらせん状のトラックとして記録れる。

なお、このとき周知のように光変調手段（１５Ａ）　。

（１５Ｂ）における対物レンズの開口率ＮＡ、　　レー
ザービームＬ−，Ｌｂの波長λなどによって原盤（４０
）におけるビームＬ、、Ｌ、のビーム径ｄが決まり、こ
れによりトラック密度などが決まるが、例えばＮＡ＝０
．５．λ＝７８０〜８３０ｎｍとすればｄ＝１．６μｍ
となる。

そして、記録の行われた原盤（４０）から現行のレーザ
一方式のビデオディスクと同様にして再生用のビデオデ
ィスクが作製される。

第２図は再生装置の一例を示し、（５０）はその再生用
のビデオディスクである。そして、このディスク（５０
）はモータ（８５）により記録時と同じ速度で回転させ
られるとともにレーザー光源及びフォｌ−センサを有す
る光学式ピックアンプ（６１Ａ）　、　（６１Ｂ）によ
りディスク（５０）から信号Ｆ、、Ｆ、が再生され、こ
の信号Ｆ、、Ｆ、が再生アンプ（６２Ａ）　、　（６２
Ｂ）を通じてＦＭ復調回路（６３Ａ）　、　（６３Ｂ）
に供給されて信号Ｓ−，Ｓｂが復調される。

そして、この信号Ｓ−，Ｓｂが分離回路（６４Ａ）。

（６４Ｂ）に供給されて信号Ｓ□、Ｓ、から信号Ｙ、Ｐ
、。

Ｐ、及びＰＣＭオーディオ信号が分離して取り出され、
信号Ｙが時間軸圧縮回路（６５Ｙ）に供給されて端子（
６６Ｙ）にもとの時間軸長の輝度信号Ｙが取り出される
とともに、信号Ｐ、、Ｐ、が時間軸伸張回路（６５Ｒ）
　、　（６５Ｂ）に供給されて端子（６６Ｒ）　、　（
６６Ｂ）にもとの時間軸長で、記録時に間引かれた１水
平期間分が１水平期間前の信号で補間された赤及び青の
色差信号ＰＲ，Ｐ、が取り出される。

また、分離回路（６４八）＋　（６４Ｂ）からのＰＣＭ
オーディオ信号がＰＣＭデコーダ（７１）に供給されて
端子（７２Ｌ）　、　（７２Ｒ）にもとのオーディオ信
号り、Ｒが取り出される。

さらに、このとき、信号Ｓ−，Ｓｂがクロックジェ不レ
ーク（６）に供給され、ジェネレータ（６）からのクロ
ック、すなわち、信号Ｓ、、Ｓ、に含まれる垂直同期パ
ルス、水平同期パルスＨ９及びバースト信号ＢＳから形
成されたクロックと、基準となる一定周波数のクロック
とにより、回路（６５Ｙ）〜（６５Ｂ）。

（７１）における時間軸補正が行われ、信号Ｙ−Ｐ、。

Ｌ、Ｒに含まれるジンクやツウ・フラッフが除去される
。

なお、上述において、カラービデオ信号が三原色信号Ｒ
，Ｇ、Ｂのときには、緑色信号Ｇを輝度信号Ｙとみなし
、差信号（Ｇ−Ｒ）　、　（Ｇ−８）を色差信号Ｐ　Ｒ
，Ｐ　ｍとみなして記録再生することもできる。

また、ディスク（４５）、　（５０）も追記形、書き換
え可能形であってもよい。

さらに、上述においては、信号Ｓ、、Ｓ、における信号
Ｙと信号Ｐ、、ＰＲとの期間の比は４：１であるが、こ
の比をもとの信号ＹとＰ、、Ｐ、との帯域幅の逆の比６
：２０とすれば、信号Ｓ、、Ｓ、における信号Ｙ−Ｐ、
の帯域幅をより一致させることができるとともに、その
帯域幅を狭くできる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、高精細度テレビ方式のカラービデオ
信号をビデオディスクに記録する場合、帯域幅の広い輝
度信号Ｙについては時間軸伸張し、帯域幅の狭い色差信
号ＰＲ，Ｐ１１については時間軸圧縮するとともに、こ
れら信号Ｙ−Ｐ、を時分割多重化及びチャンネル分割し
てビデオディスクに記録するようにしているので、ビデ
オディスクの信号帯域幅に上限があっても、その広帯域
のカラービデオ信号を記録できる。

また、信号Ｓ、、Ｓ、において、輝度信号Ｙと、色差信
号ＰＲ，Ｐ、との各帯域幅がほぼ等しくなるように、信
号Ｙ及びＰ、ｌ、Ｐ、を時間軸伸張及び時間軸圧縮して
いるので、信号Ｓ、、Ｓ、における帯域幅にむだがない
。

さらに、信号Ｓ、、Ｓ、には、バースト信号ＢＳを含ま
せているので、再生時、このバースト信号ＢＳにより信
号Ｙ−Ｐ、の時間軸補正を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一例の系統図、第２図、第３図はそ
の説明のための図である。（１２Ｙ）は時間軸伸張回路、（１２１？）　、　（１
２Ｂ）は時間軸圧縮回路、（１３Ａ）　、　（１３Ｂ）
は合成回路、（４０）はビデオディスクの原盤である。

Claims

【特許請求の範囲】広帯域のカラービデオ信号をビデオディスクに記録する
記録装置において、輝度信号を時間軸伸張し、色差信号を、上記時間軸伸張した輝度信号の帯域幅にほ
ぼ等しい帯域幅となるように時間軸圧縮し、上記時間軸伸張した輝度信号と、上記時間軸圧縮した色
差信号とを時分割多重化するとともに、複数のチャンネ
ルに分割し、このチャンネル分割された信号をビデオディスクにそれ
ぞれトラックとして記録するようにしたビデオディスク
への記録装置。