JPH02103458A - 炭酸ガスセンサ - Google Patents

炭酸ガスセンサ

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JPH02103458A
JPH02103458A JP63257592A JP25759288A JPH02103458A JP H02103458 A JPH02103458 A JP H02103458A JP 63257592 A JP63257592 A JP 63257592A JP 25759288 A JP25759288 A JP 25759288A JP H02103458 A JPH02103458 A JP H02103458A
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徹 小野内
Masashi Nishiguchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、施設園芸、環境衛生、防災用、工業用などの
炭酸ガス濃度を計測あるいはその計測値を用いて機器を
制御する場所に使用するイオン伝導体を用いた構造の固
体電解質型炭酸ガヌセンサに関するものである。
従来の技術 近年、空調、農畜産分野を中心に炭酸ガヌセンサに対す
るニーズが高まり、種々のガヌセンサが開発、実用化が
進められているが、その信頼性。
安定性に多くの課題が残されている。特に、水蒸気・塩
外粒子、タバコ煙、油煙等が存在する汚染環境に対する
耐久性が懸案になっている。
以下、第6図および第7図を参照しながら上述した従来
の炭酸ガスセンサの例について説明する。
第6図および第7図は、従来の固体電解質型炭酸ガスセ
ンサの構成を示すものである。第6図において、固体電
解質からなるイオン伝導体としての薄板状NASICO
N(ナトリウムイオン伝導体セラミックス)板11は、
その両端に電気信号を取り出すためのAuなどの材料を
用いた1対の多孔質な電極層12a 、 12bを固着
して備え、さらに、その電極層12a、12bのいずれ
か一方の一部、あるいは全部に金属炭酸塩で構成された
被覆層13が形成され、被覆層13を形成した側の電極
層を陰極層12aと称し、他方を陽極層12bと称すガ
ス感知部1.を構成していた。
また、第7図のガス感知部1には片面下部に加熱用ヒー
タ2を備え、1対の陰、陽極層12a。
12bから引出しだリード線3 A 、 3 bおよび
加熱用ヒータ2から引出したリード線5a、5bを介し
てピン7に接続し、そのビン7は下部台座らを貫通して
固定されている。リード線3a、3bおよびリードiQ
 6 a 、 6 bはそれぞれ信号出ツノ用および電
圧印加用で接続したビン7は台座6を貫通した部分が外
部と接続される。プロテクタ4は、内包するガス感知部
1.ヒータ2.リード線3a。
3b、5a、5bを機械的損傷から保護するとともに、
測定雰囲気と接触を良くするためにステンレス製金網で
構成され、台座6に固定されている。
上記構成において、まず、ガス感知部1をヒータ2によ
り測定温度に加熱し、外部の雰囲気と接触させる。
雰囲気中の炭酸ガスは、プロテクタ4の開口を介して拡
散あるいは、対流によりガス感知部1に達し、その際の
炭酸ガス濃度に応じて2つの電極層すなわち陰明層12
a、陽極層12bに起′市力、つ;発生する。この起電
力を陰極層12a、陽(71(−、層12bよりリード
線3a、3bおよびピン7を介して取り出して、雰囲気
中の炭酸ガヌ濃度を′眠気的に検出していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では以下のような課題
を有していた。すなわち、測定雰囲気が高湿環境あるい
は、結露が生じやすい状態の場合で、炭酸ガスセンサが
非加熱状態のとき、ガス感知部の構成要素をなす金属炭
酸塩は、その固有の吸湿作用や水溶性によって、それぞ
れ水和物や水素化物を形成し、その後、再び加熱すると
、吸収していた水分が蒸発することにより、膨張、収縮
が起り、次第に陰極層から剥離したり、結露水に溶けて
溶出して、被覆層13から陰極層12aにおける素子が
劣化し、再生不能となる課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、応答性を害するこ
となくガス感知部が高湿環境下において、加熱、非加熱
状態に繰シ返し置かれても、高い信頼性を有する炭酸ガ
ヌセンサを提供することを目的としたものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するだめの第一の手段の炭酸ガスセンサ
は、両端に、多孔質とした一対の電極層を備えた固体電
解質からなるイオン伝導性セラミソクヌ板ト、前記イオ
ン伝導性セラミックス板のいずれか一方の電極層の一部
あるいは全部を覆う形状で炭酸ガスと解離平衡を形成す
る金属炭酸塩と、前記イオン伝導性セラミック板と同一
組成のイオン伝導性セラミックとで被覆層を形成し、1
)IJ記一対の電極層には一対のリード線を接合して構
成したガス感知部と、前記ガス感知部を動作温度に加熱
する加熱部とを備えたものである。
この目的を達成するだめの第二の手段の炭酸ガスセンサ
は、上記手段における、一方の電極層に金属炭酸塩を担
持させた被覆層にイオン伝導性セラミックス板と同一組
成のイオン伝導性セラミックスと、前記電極層と同一組
成の物質とを添加して被覆層を構成したものである。
この目的を達成するための第3の手段の炭酸ガスセンサ
は、上記第1の手段または第2の手段における被覆層を
形成した側の電極層にイオン伝導性セラミックス板と同
一組成のイオン伝導性セラミックス微粉を添加して電極
層を構成したものである。
この目的を達成させるだめの第4の手段の炭酸ガスセン
サは、上記第1.第2.第3の手段における被覆層の一
部あるいは全部を覆うガス透過性膜により構成したもの
である。
この目的を達成させる第6の手段の炭酸ガスセンサは、
上記第1または第2.第3の手段における被覆層の一部
あるいは全部を覆う吸湿性物質を添加した吸湿性ガス透
過性膜により構成したものである。
頂層中に骨材として非水溶性のイオン伝導性セラミック
スを含有せしめたため、雰囲気の湿度の変化、あるいは
測定中の加熱により被覆層を形成している金属炭酸塩は
、吸湿・乾燥に伴う膨張、収縮が抑制され、電嘩層から
の被覆層の剥離、脱落が防止されることとなる。
この構成の第2の手段によって、被覆層内に電極層材料
−金属炭酸塩−イオン伝導性セラミックスの3相界面が
均一に分布するためセンサの応答性を支配する以下の電
極反応、すなわち、Me Co = Me+ + Co
2 + −HO2+ ne−++t ++ (1゜が促
進され応答性が向上する。
この構成の第3の手段によって、電極層内にイオン伝導
性セラミックスが添加されているためセンサの応答性に
関与する電極反応(1)で生成された金属イオンの電極
層内の拡散が促進され応答性が向上する。
この構成の第4の手段によって、被覆層がガス透過性膜
でコーティングされているため、雰囲気中の水蒸気が被
覆層へ移行するのが抑制され、かつ電極層との接着が補
強されるため、より一層、電極層から被覆層が剥離・脱
落するのが抑制される。
この構成の第5の手段によって、被覆層が吸湿性ガス透
過性膜でコーティングされているため、雰囲気の水分が
被覆層に移行する手前でガス透過膜内に固定され、被覆
層への移行がより一層抑制される。
実施例 以下、本発明の第1の実施例について第1図にもとづい
て説明する。
第1図は本発明の第1の一実施例における炭酸ガスセン
サのガス感知部の構成を示すものである。
なお、従来例と同一部分には同一番号を付けて説明は省
略する。
第1図において、2つの電極層のうちの陰極層12aを
晋う被覆層13は金属炭酸塩の一つ種類である炭酸ナト
リウム131の飽和水溶液中にイオン伝導性セラミック
ス板(以下NASICON板と略す)11と同一組成の
イオン伝導性セラミックスの微粉(以下NASICON
微粉と略す)132を炭酸ナトリウム131を50wt
係とNASICON微粉132を50 wt%の割合で
、両者を均一に混合しスラリー状としたものを陰極層1
2aの表面に均一に塗布後、200 ”C程度で乾燥し
形成したものである。
以上のように構成された炭酸ガスセンサについて、以下
にその動作について説明する。
なお、上記構成の炭酸ガスセンサは、その炭酸ガス検出
動作に関し従来と同様なので、その詳細については省略
する。
そこで、以下に、木センサの耐湿性を向上させる構成要
素である炭酸ナトリウム131にNASICONの微粉
を混合しだ被【層13の高温高湿環境における挙動につ
いて説明する。
上記構成において、1ずガス感知部1が高温高湿雰囲気
で非加熱状態に置かれた場合について述べる。
この場合、被便N13に含まれる炭酸ナトリウム131
は自身のもつ吸湿性により雰囲気中の水分を吸収して膨
潤する。しかしながら、被覆層13に含まれるNAS 
IC0N微粉132は被【層13の骨材の役割を果し、
炭酸ナトリウム131の吸湿による流動、溶出を抑制す
るように作用する。
しだがって、非加熱状態で高温高湿下に置かれても、陰
極層12aから溶出、脱落し難くくなり、ガス感知部1
の劣化や破損を防止できる。
次に、前記の吸湿状態の被覆層13を非加熱状態から加
熱状態に変化させた場合について述べる。
この場合、被覆層13内の炭酸ナトリウム131は、非
加熱状態時に吸収した水分を放出し、その形態を変化さ
せて、被覆層13内を移動しようとするが、被覆層13
内で骨材の役割を果している非水溶性のNAS IC0
N徽粉132のために流動を阻害され、陰極層12aに
固着された被覆層13の剥離、脱落を防止することにな
る。
また、混合したNAS I CON微粉132はガス感
知部1の構成部材であるNAS IC0N板11と同一
組成であるため、動作時の500°C程度の温度になっ
ても、他の構成要素と反応することもない。
以上のように、被覆層13内にNASICON徽扮を添
加することにより、炭酸ナトリウムの吸湿。
乾燥が繰り返されることによる陰極層12aからの剥離
、脱落を防止できる。したがって、被覆層13が陰甑層
12aから微粉となり徐々に剥離。
脱落の進行によるガス感知部1素子の劣化、破損を防止
できる。
以下、本発明の第2の実施例について、第2図にもとづ
いて説明する。
第2図は本発明の第2の一実施例の固体電解質型炭酸ガ
スセンサのガス感知部1の構成を示すものです。なお、
第1の実施例と同一部分には同一番号を付けて説明は省
略する。
第2図において、陰極層12aに固着された被覆層13
は、炭酸ナトリウム131の飽和水溶液の中にNAS 
IC0N板11と同一組成のNASICON微粉132
と陰極層12aと同一組成のAuペースト133とを各
々10wt%ずつ添加し、均一に混練し、ペースト状に
したものを陰極層12aの素面にヌクリーン印刷し、1
50°Cで10分間乾燥後、800”Cで10分間焼成
し、形成したものである。
以上のように構成された炭酸ガスセンサについて、以下
にその動作を説明するが、その炭酸ガス検出動作、およ
び、高温高湿下における被覆層の挙動について、はぼ第
1の実施例と同様なので、相違点のみ述べる。
ところで、本実施例の炭酸ガスセンサは陰極層12aと
NAS IC0N板11、および被覆層13の三相界面
において以下の′五極反応を起こしている。
すなわち、 Na2Co3→2Na++−〇2+C○2 + 2 e
 −(1)したがって、第1の実施例の場合の三相界面
は被覆層13と陰極層12aの接合面にしか存在しない
が、本実施例の場合、被覆層13を構成する炭酸ナトリ
ウム131内全体に、Auペースト133の粒子、 お
jびNAS IC0N徽粉132が均一に分散している
ため、上記3相界面が被覆層13全体に分布しているこ
とになるため、上記(1)式が被覆層13全体で生じる
ため、(1)式の反応が促進されガス感知部1素子の応
答性が第1の実施例に比較して向上する。
また、Au粒子133も、NAS IC0N9粉132
と同様に、骨材の役割を果すため、被覆層13の耐温性
を向上させる。
以上のように、被覆層13内に、NASICON微粉と
Au粒子を同時に添加することにより、炭酸ナトリウム
の吸湿、乾燥が繰り返されることによる陰極層12a而
から微粉となって剥離、脱落によるガス感知部1素子の
劣化を防止すると同時に、素子の応答性も向上させるこ
とができる。
以下、本発明の第3の実施例について、第3図にもとづ
いて説明する。
第3図は本発明の第3の一実施例の固体電解質型炭酸ガ
スセンサのガス感知部の構成を示すものである。なお、
第2の実施例と同一部分には同一番号を付けて説明は省
略する。
第3図において、NASICON板11に固着板底1極
層12aは、Auペーヌト121a中にNASICON
板11と同一板底1NASICON微粉122aを10
 wt %添加し、均一に混練してペースト状にしだも
のをNAS IC0N板11にスクリーン印刷し、16
0″Cで10分間乾燥し、さらに800″Cで10分間
焼成したものである。
以上のように構成された炭酸ガスセンサについて、以下
にその動作を説明するが、その炭酸ガス検知動作、およ
び、高温高湿下の被覆層13の挙動については第2の実
施例と同様なので相違点のみ以下に述べる。
ところで、本実施例の炭酸ガスセンサは陰極層12a内
にNa+イオン伝導体であるNASICON微粉122
aを含んでいるため、被覆層13内で(1)式により生
成したNa+イオンがNASICON微粉を介して陰極
層12a内を拡散をすることができるため、第2の実施
例の場合に比較してより一層(1)式の反応をスムーズ
に進行させることが可能となり、ガス感知部1素子の応
答性の向上が期待でき、また、陰極層12aの気孔率が
向上し、(1)式の反応に関与する、Co2.o2ガス
の拡散も促進する。
以上のように、陰極層内にNAS IC0Nia粉を添
加することにより、Na+−(オン、Co2ガス。
o2ガヌの拡散を促進させることが可能となり、したが
って、素子の応答性を向上させることができる。
以下、本発明の第4の実施例について、第4図にもとづ
いて説明する。
第4図は本発明の第4の一実施例の固体電解質型炭酸ガ
スセンサのガス感知部の構成を示すものである。なお、
第3の実施例と同一部分には同一番号を付けて説明は省
略する。
第4図において、陰極層12aおよび被覆層13゜ある
いは被覆層13のみを葭うガス透過膜14は、非晶質ガ
ラスシール材141に、透過性を付与するNASICO
N微粉142を10 wt %添加したものを均一に混
練し、ペースト状にしだものを被覆層13.および陰極
層12aの雰囲気に露出している部分の一部まだは全部
をコーテイング後、150″Cで15分間乾燥し、さら
に、8Qo″Cで10分間焼成し、形成したもので、N
ASICON微粉の添加量に応じて、開口率が調整製作
できるガス透過性の膜である。
以上のように構成された炭酸ガスセンサについて以下に
その動作を説明するが、その炭酸ガス検知動作等につい
て同様な部分が多いため、その相違点のみ以下に述べる
ところで、本実施例の炭酸ガスセンサは、被覆層13の
表面にガス透過性膜14がコーティングされているだめ
、たとえガス感知部1が非加熱状態で高温高湿下に放置
されても、雰囲気中の水分の被覆層13への移行が抑制
されるため、被覆層13内の炭酸ナトリウム131への
吸湿速度が抑制されるとともに、吸湿した炭酸ナトリウ
ム131の流動が阻止される。したがって、被覆層の耐
湿性は向上し、ガス感知部1素子自身の高温高湿。
および結露雰囲気下における劣化、および破損を、第3
の実施例より一層確実に防止可能となる。
以下、本発明の第5の実施例について、第6図にもとづ
いて説明する。
第6図は本発明の第6の一実施例の固体電解質型炭酸ガ
スセンサのガス感知部の構成を示すものである。なお、
第4の実施例と同一の部分には同一番号を付けて説明は
省略する。
第5図、において、陰極層12aおよび被覆層13゜あ
るいは被覆層13のみを覆う吸湿性ガフ透過膜14aは
非晶質ガラスシール材141に、吸湿性とガス透過性を
付与するシリカゲル微粉143を10 wt %添加し
たものを均一に混合し、ペースト状にしたものを被覆層
13.および陰極層12aの雰囲気と接している部分の
一部または全部をコーティングした後、150”Cで1
5分間乾燥し、さらに800 ’Cで10分間焼成した
もので、この場合も、第4の実施例と同様にシリカゲル
微粉143の添加量に応じて開口率を調整製作可能なガ
ス透過性の膜である。
以上のように構成された炭酸ガスセンサについて以下に
その動作を説明するが、その炭酸ガス検知動作等につい
て同様な部分が多いので、その相違点のみ述べる。
ところで、本実施例の炭酸ガスセンサは、被層層13の
表面に吸湿性をもったガス透過膜14がコーティングさ
れているため、ガス感知部1が非加熱状態で高温高湿下
に放置された場合にも、雰囲気中の水分は、吸湿性ガス
透過膜14&内を移動する際に吸収され、被覆膜13に
は、あたかも実際より低湿度の雰囲気に放置されている
ことになり、被覆層13の耐湿性が第4の実施例に比較
して、より一層の向上が期待できる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、被覆層内にガス感知部
の構成要素であるイオン伝導性セラミックス板ト同−組
成のイオン伝導性セラミックスが添加されているため、
被覆層および被覆層側の電極層における加熱時の反応劣
化を防止し、かつ金属炭酸塩の吸湿、乾燥の繰り返しに
ともなう流動が抑制され、被覆層が陰極層から剥離・脱
落することによるガス感知部の素子劣化を防止できる。
さらに、上記構成に加えて第2請求項によれば。
被覆層に陰極層と同一組成の物質を添加されているため
、陰極層で生じる電極反応が被覆層内でも生じ、促進さ
れガス感知部素子の応答性を向上できる。
また、上記構成に加えて第3請求項によれば、陰極層内
にイオン伝導性セラミックスが添加されているため、電
極反応で生じた金属イオンの陰極層内での拡散が促進さ
れ、より一層ガス感知部素子の応答性が向上される。
さらに、上記構成に加えて、第4請求項によれば、吸湿
性を持った被覆層を、ガス透過性膜でコーティングしで
あるだめ、雰囲気中の水蒸気が被覆層へ移行することを
抑制することができ、高温。
高湿下の耐温性が向上し、ガス感知部素子の劣化を防止
できる。
さらに、上記構成に加えて、第5の請求項によれば、被
覆層を、吸湿性物質を添加した吸湿性ガス透過性膜でコ
ーティングしているため、雰囲気中の水蒸気が被覆層へ
移行する直前で水分を固定させてしまうため、より一層
、雰囲気中の水蒸気が被覆層へ移行するのを抑制でき、
ガス感知部素子の吸湿、乾燥の繰り返しによる劣化を防
止できる。
以上の如く各々実用上火きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の一実施例における炭酸ガスセン
サのガス感知部の構成を示す縦断面図、第2図は本発明
の第2の一実施例における炭酸ガスセンサのガス感知部
の構成を示す縦断面図、第3図は本発明の第3の一実施
例における炭酸ガスセンサのガス感知部の構成を示す縦
断面図、第4図は本発明の第4の一実施例における炭酸
ガスセンサのガス感知部の構成を示す縦断面図、第5図
は本発明の第5の一実施例における炭酸ガスセンサのガ
ス感知部の構成を示す縦断面図、第6図は従来の炭酸ガ
スセンサのガス感知部の構成を示す縦断面図−第7図は
従来および本発明の炭酸ガスセンサの組立構成を示す縦
断面図である。 1・・・・・・ガス感知部、2・・・・・・ヒータ、3
a 、 3b・・・・・・リード線、4.・・・・・・
プロテクタ、5a、5b・・・・・・リード線、6・・
・・・・台座、11・・・・・・NASICON板、1
2a 、12b・・・・・・電極層(陰極層、陽極層)
。 13・・・・・・被覆層、14・・・・・・ガス透過性
膜、14a・・・・・・吸湿性ガス透過性膜、131・
・・・・・炭酸ナトリウム、132・・・・・・NAS
ICON微粉、133・・・・・・Auペースト、12
1a・・・・・・Auペースト、122a・・・・・・
NASICON微粉、141・・・・・・非晶質ガラス
シール、142・・・・・・NASICON微粉、14
3・・・・・・シリカゲル微粉。 「 「゛ Hf−−−NASKIN猥 イ3イーーーノ唯き匡其2プ′)−リウム113を一−
〜ASICONわ’R’l&一一一 一]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)両端に多孔質とした1対の電極層を備えた固体電
    解質からなるイオン伝導性セラミックス板と、前記イオ
    ン伝導性セラミックス板のいずれか一方の電極層の一部
    あるいは全部を覆う形状に形成した金属炭酸塩と前記イ
    オン伝導性セラミックス板と同一組成のイオン伝導性セ
    ラミックスとで被覆層を形成し、前記電極層には1対の
    リード線を接合して構成したガス感知部と、前記ガス感
    知部を動作温度に加熱する加熱部とを備えてなる炭酸ガ
    スセンサ。 (2)被覆層に電極層と同一組成の物質を添加させた特
    許請求の範囲第1項記載の炭酸ガスセンサ。 (3)被覆層を形成した側の電極層にイオン伝導性セラ
    ミック板と同一組成のイオン伝導性セラミックスを添加
    させた特許請求の範囲第1項または第2項記載の炭酸ガ
    スセンサ。(4)被覆層の一部あるいは全部をガス透過
    性膜で覆った特許請求の範囲第1項または第2項、第3
    項記載の炭酸ガスセンサ。 (5)被覆層の一部あるいは全部を吸湿性物質を添加し
    た吸湿性ガス透過膜で覆った特許請求の範囲第1項また
    は第2項、第3項記載のガスセンサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327347U (ja) * 1989-07-25 1991-03-19
JPH04174354A (ja) * 1990-07-20 1992-06-22 Mitsubishi Electric Corp 炭酸ガスセンサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01213565A (ja) * 1988-02-22 1989-08-28 Nippon Ceramic Kk Co↓2ガスセンサの電極形成方法

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