JPH02103330A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH02103330A
JPH02103330A JP63255648A JP25564888A JPH02103330A JP H02103330 A JPH02103330 A JP H02103330A JP 63255648 A JP63255648 A JP 63255648A JP 25564888 A JP25564888 A JP 25564888A JP H02103330 A JPH02103330 A JP H02103330A
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evaporator
hot water
air
air conditioner
controller
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Hiroyuki Nunokawa
布川 廣之
Mitsuo Seyama
光男 瀬山
Masaki Saito
斉藤 昌己
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分舒 本発明は暖房に温水を用い、冷房に冷凍サイクル中の冷
媒を用いている空気調和機に係り、特に暖房運転と冷房
運転とを同時に行なって室内の除湿を行なうドライ運転
時あるいはドライ運転へ移行する際の制御に関するもの
である。
(ロ)従来の技術 空気調和機の従来の技術としては、実公昭561253
2号公報にみられるように、室内機内に、圧縮機を用い
ている冷媒回路の蒸発器と、バーナーからの温水が流れ
る熱交換器とを有しているものがある。また、室内機の
コンパクト化のために前記蒸発器と熱交換器とを接触さ
せて室内機に収めているものもある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機でドライ運転を行なわせる場合、特
に蒸発器と熱交換器とが接触して位置しているものでは
送風装置の送風を大きくすると室内機から吐出する空気
の温度が室内空気の温度より低くなる傾向があるので、
この吐出する空気の温度を室内空気の温度に保つために
、ボイラーへの燃料を多くしなければならず、コスト【
・)上昇になっていた。また、送風量が大きくなると、
送風する空気の冷却および再加熱が行なわれにくくなる
〔熱交換時間が短い〕ので除湿をするためには蒸発器で
の冷房能力および熱交換器での暖房能力を共に向上させ
なければならず、コストの上昇につながっていた。
本発明は、コストの上昇とならずに室内の除湿を行なえ
る空気調和機を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前述した従来技術の課題を解決するために、
圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次冷媒配管で環
状に接続した冷凍サイクルと、熱源機、ポンプ、熱交換
器、制御弁を順次温水配管で接続した温水暖房回路と、
風路内に前記蒸発器およびこの蒸発器に接触させている
熱交換器がある送風装置とを有し、冷房運転時には冷凍
サイクルを用いて冷房を行ない、暖房運転時には温水暖
房回路を用いて行ない、ドライ運転時には前記冷房運転
と暖房運転とを同時に行なって室内の除湿を行なうよう
にした空気調和機において、前記ドライ運転時に送風装
置の送風を弱風に制御する制御器を設けたものである。
または、前記空気調和機において、ドライ運転時に前記
制御弁の最大開度を冷房能力を打消す開度に固定する制
御器を設ける。
あるいは、前記空気調和機において、暖房運転からドラ
イ運転に移行する際に制御弁を所定開度開く制御器を設
ける。
または、前記空気調和機において、冷房運転からドライ
運転に移行する際には制御弁を所定開度開く制御器を設
ける。
あるいは、前記空気調和機においてドライ運転から運転
が開始される際には圧縮機の運転を最初に行ない、その
所定時間後に熱源機、ポンプ、送風装置等の運転を行な
う制御器を設ける。
(*)作用 本発明の空気調和機において、ドライ運転時に制御器が
送風装置の送風を弱風に制御すると、蒸発器および熱交
換器を通る室内空気の速度が遅いので室内空気が充分に
冷却・再加熱きれて室内空気の除湿が行なわれる。この
ため、ドライ運転時に送風装置からの送風が強風や中風
に制御され、これに伴ない熱源機や冷媒回路への運転エ
ネルギーの増加がなされることのあった従来の空気調和
機に比べて、本発明の空気調和機では熱源機や冷媒回路
への運転エネルギーの増加がなく、運転エネルギーを節
約できる。
同じく、ドライ運転時に制御器が制御弁の最大開度を冷
房能力を打消す開度に固定すると、熱交換器から必要以
上の熱が室内の空気へ供給きれることがなく、熱源機へ
の運転エネルギーを節約できる。
更に、暖房運転からドライ運転に移行する際に制御器が
制御弁を所定開度開く。このように、本発明の空気調和
機では暖房運転時の制御弁開度はドライ運転に移行する
際に所定開度開とできる状態、つまり必要最小限の制御
弁開度の状態で制御されるので、熱交換器から必要以上
の熱が室内の空気へ供給されることがなく、熱源機への
運転エネルギーを節約できる。
更に又、冷暖運転からドライ運転に移行する際に制御器
が制御弁を所定開度開く。このように、本発明の空気調
和機では冷房運転時の制御弁開度はドライ運転に移行す
る際に所定開度開とできる状態、つまり必要最小限の制
御弁開度の状態で制御されるので、熱交換器から必要以
上の熱が室内の空気へ供給されることがなく、熱源機へ
の運転エネルギーを節約できる。
更に又、ドライ運転から運転が開始される際には制御器
が圧縮機の運転を最初に行ない、その所定時間後に熱源
機、ポンプ、送風装置等の運転を行なう。このように、
本発明の空気調和機では圧縮機の運転を熱源機等の運転
より先がけて行なうと、Tv、源のドロップを少なくし
、圧縮機の始動性を良くすることができ、圧縮機を素早
く定格運転にすることができる。このため、圧縮機や熱
源機等の運転を同時に行なって圧縮機の始動性が悪くな
ることのある従来の空気調和機に比べて、本発明の空気
調和機では効率良く運転エネルギーを使用することがで
き、すなわち運転エネルギーを節約することができる。
(へ)実施例 本発明の一実施例を図面と共に説明する。第1図は本発
明による空気調和機の概略構成説明図であり、図中(1
)は圧縮機、(2〉は凝縮器、(3)は減圧装置、(4
)は蒸発器であり、これらの機器を冷媒配管(5)で環
状に接続して冷媒サイクルを構成している。(6) 、
 (7)は夫々送風装置であり、凝縮器(2)、蒸発器
(4)へ送風を行なうものである。
(8)は熱交換器であり、熱源機(9)から常に建物内
を循環する給湯が行なわれる給湯配管(10) 、 (
11)に制御弁(12) 、 (t3)を介して接続さ
れている。この制御弁(12) 、 (13)は所定時
間毎、例えば4分毎に開度が制御されるものであり、3
1段階のステップ数を持つものである。(14)はポン
プであり、実線矢印の方向にのみ温水が流れるようにな
っている。(15)は本発明の空気調和機がドライ運転
を行なう場合に送風装置(7)の送風をほぼ弱風に制御
する制御器であり、かつ、この制御器は蒸発器(4)で
の冷房能力を打消す能力になるように制御弁(12) 
、 (13)の最大開度を固定するものである。また、
この制御器(15)は、室内温度〔以下Tえと記す〕の
変化によって空気調和機が暖房運転からドライ運転に移
り、圧縮機(1)が運転開始となったら、現在の制御弁
(12) 、 (13)の開度にプラス一定ステップ数
〔例えば10ステツプ数〕開とするものである。あるい
は、制御器(15)はT。
の変化によって空気調和機が冷房運転からドライ運転に
移り、熱源機(9)が運転開始となったら、現在の制御
弁(12) 、 (13)の開度にプラス一定ステップ
数〔例えば5ステツプ数〕開とするものである。更に、
前記制御器(15)は、空気調和機がドライ運転から開
始される際には圧縮機(1)の運転を最初に行ない、そ
の所定時間後、例えば10秒後に熱源機(9)、ポンプ
(14)、送風装置(6)、(7)の運転を開始するも
のである。尚、(16)は温度設定器である。
第2図は第1図に示した空気調和機の室内ユニット(1
7)を壁(18)に取付けた状態の概略断面図である。
この図において(19)は単一の放熱器であり、蒸発器
(4)用の管と熱交換器(8)用の管とを同一の放熱板
に挿入して一体的に形成している。
従って、この放熱器(19)の風上側には蒸発器部〔蒸
発器(4)〕が形成され、風下側には熱交換器部〔熱交
換器(8)〕が形成されている。(20)はT。
検出用の温度センサ、(21)は送風装置(7)によっ
て送風され、かつ、放熱器(19)を通過した後の空気
温度を検出できるように取付けられた温度センサである
尚、第2図中(22)は吸込み口、(23)はエアーフ
ィルター、(24)はドレンパン、(25)は吹出し口
(26)に設けらけた風向変更用のフラップである。
本発明による空気調和機の構成は以上であり、以下動作
について説明する。
運転開始時に、設定温度〔以下T、と記す〕とT、との
関係がT、+2≦T、Cただし2は2°Cを示す〕の場
合、本発明の空気調和機では冷房運転から運転が開始き
れる。この冷房運転はTi−Ti+となるまで続けられ
、 T s ” T Rとなった時点でドライ運転が開
始される。このドライ運転時になると〔4分毎の制御弁
の開度制御を待たずに〕同時に制御弁(12) 、 (
13)が5ステツプ開とされ、熱交換器(8)での熱交
換量が蒸発器(4)での冷房能力に急速に近づけられる
。また、ドライ運転時になると、制御器(15)により
送風装置(7)はほぼ弱風に制御される。このように、
ドライ運転時に送風がほぼ弱風に制御されるので、送風
装置(7〉によって送られる室内空気が充分に冷却・再
加熱されて、室内空気の除湿が行なわれる。このため本
発明の空気調和機では、ドライ運転時に送風装置からの
送風が強風や中風に制御され、これに伴ない熱源機や冷
媒回路への運転エネルギーの増加がなきれることのあっ
た従来の空気調和機に比べて、省エネルギーとなる。ま
た、このドライ運転時に、制御器(15)は制御弁(1
2) 、 (13)の最大開度が例えば20ステツプに
固定きれ、制御弁(12) 、 (13)はT、とT、
との差によりこの20ステツプを越えない開度で増減制
御される。このように、制御弁(12) 、 (13)
の最大開度が冷房能力を打消す開度に固定されると、吹
出し口(26)からTえより高い温度の空気が吹出すこ
とはないので、吹出し空気の温度をほぼ一定に保ちなが
ら除湿能力を発揮することができる。
また、ドライ運転時に制御弁(12) 、 (13)の
最大開度が固定されるので、本発明の空気調和機では必
要以上の熱が室内の空気へ供給されることがなく、省エ
ネルギーにつながることになる。
運転開始時にT、とTえとの関係がT、−1≦T。
<T、+2[ただし1は1°Cを示す〕の場合、本発明
の空気調和機ではドライ運転で運転が開始される。この
ドライ運転の開始の際には圧縮機(1)の運転開始から
10秒後に熱源機(9)やポンプ(14)や送風装置(
7) 、 (6)が運転される。このように、圧縮機(
1)の運転から遅延させて熱源機(9)やポンプ(14
)や送風装置(6)、、(7>を運転させているので、
本発明では電源のドロップを少な、くシ、圧縮機(1)
の始動性を良くすることができる。このため、圧縮機を
素早く定格運転にすることができるので、本発明の空気
調和機では運転エネルギーを効率よく使用でき、延いて
は省エネルギーにつながることになる。
運転開始時にT、とT、との関係が’r*<’rs−i
の場合、本発明の空気調和機では暖房運転から開始きれ
る。この暖房運転はT s ” T *となるまで続け
られ、T s ” T *となった時点でドライ運転が
開始される。このドライ運転時になると圧縮機(1)の
運転が開始され、かつ、制御弁(12) 、 (13)
が10ステツプ〔最大開度20ステツプを越える場合、
この20ステツプまで〕開とされ、熱交換器(8)での
熱交換量が蒸発器(4)での冷房能力に急速に近づけら
れる。また、ドライ運転時になると同時に送風装置(7
)の送風はほぼ弱風に制御される。このように、制御弁
開度は、暖房運転からドライ運転に移行の際、あるいは
冷房運転からドライ運転に移行する際に制御弁(12)
 、 (13)の開度を所定開度量とできる状態、つま
り冷曖房時に必要最小限の制御弁(12) 、 (13
)の開度の状態で制御されるので、本発明の空気調和機
では省エネルギーとなる。
(ト)発明の効果 以上のように、本発明ではドライ運転時あるいはドライ
運転時に移行する際に空気調和機の運転が制御器によっ
て運転エネルギーを節約するように制御されるので、従
来の空気調和機に比べて、省エネルギーとなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空気調和機の概略構成説明図、第
2図は室内ユニットを壁に取付けた状態の概略断面図、
第3図は冷房運転から開始される場合の室内温度と制御
弁との関係を示す説明図、第4図は暖房運転から開始さ
れる場合の室内温度と制御弁との関係を示す説明図であ
る。 (1)・・・圧縮機、 (2)・・・凝縮器、 (3)
・・・減圧装置、 (4)・・・蒸発器、 (5)・・
・冷媒配管、 (7〉・・・送風装置、 (8)・・・
熱交換器、 (9)・・・熱源機、(10〉・・・給湯
配管、 (11)・・・給湯配管、 (12)・・・制
御弁、 (13)・・・制御弁、 (14)・・・ポン
プ、 (15)・・・制御器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次冷媒配
    管で環状に接続した冷凍サイクルと、熱源機、ポンプ、
    熱交換器を順次温水配管で接続した温水暖房回路と、風
    路内に前記蒸発器およびこの蒸発器に接触させている熱
    交換器がある送風装置とを有し、冷房運転時には冷凍サ
    イクルを用いて冷房を行ない、暖房運転時には温水暖房
    回路を用いて行ない、ドライ運転時には前記冷房運転と
    暖房運転とを同時に行なって室内の除湿を行なうように
    した空気調和機において、前記ドライ運転時に送風装置
    の送風を弱風に制御する制御器を設けたことを特徴とす
    る空気調和機。
  2. (2)圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次冷媒配
    管で環状に接続した冷凍サイクルと、熱源機、ポンプ、
    熱交換器、制御弁を順次温水配管で接続した温水暖房回
    路と、風路内に前記蒸発器およびこの蒸発器に接触させ
    ている熱交換器がある送風装置とを有し、冷房運転時に
    は冷凍サイクルを用いて冷房を行ない、暖房運転時には
    温水暖房回路を用いて行ない、ドライ運転時には前記冷
    房運転と暖房運転とを同時に行なって室内の除湿を行な
    うようにした空気調和機において、前記ドライ運転時に
    前記制御弁の最大開度を冷房能力を打消す開度に固定す
    る制御器を設けたことを特徴とする空気調和機。
  3. (3)圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次冷媒配
    管で環状に接続した冷凍サイクルと、熱源機、ポンプ、
    熱交換器、制御弁を順次温水配管で接続した温水暖房回
    路と、風路内に前記蒸発器およびこの蒸発器に接触させ
    ている熱交換器がある送風装置とを有し、冷房運転時に
    は冷凍サイクルを用いて冷房を行ない、暖房運転時には
    温水暖房回路を用いて行ない、ドライ運転時には前記冷
    房運転と暖房運転とを同時に行なって室内の除湿を行な
    うようにした空気調和機において、暖房運転からドライ
    運転に移行する際には前記制御弁を所定開度開く制御器
    を設けたことを特徴とする空気調和機。
  4. (4)圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次冷媒配
    管で環状に接続した冷凍サイクルと、熱源機、ポンプ、
    熱交換器、制御弁を順次温水配管で接続した温水暖房回
    路と、風路内に前記蒸発器およびこの蒸発器に接触させ
    ている熱交換器がある送風装置とを有し、冷房運転時に
    は冷凍サイクルを用いて冷房を行ない、暖房運転時には
    温水暖房回路を用いて行ない、ドライ運転時には前記冷
    房運転と暖房運転とを同時に行なって室内の除湿を行な
    うようにした空気調和機において、冷房運転からドライ
    運転に移行する際には前記制御弁を所定開度開く制御器
    を設けたことを特徴とする空気調和機。
  5. (5)圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次冷媒配
    管で環状に接続した冷凍サイクルと、熱源機、ポンプ、
    熱交換器を順次温水配管で接続した温水暖房回路と、風
    路内に前記蒸発器およびこの蒸発器に接触させている熱
    交換器がある送風装置とを有し、冷房運転時には冷凍サ
    イクルを用いて冷房を行ない、暖房運転時には温水暖房
    回路を用いて行ない、ドライ運転時には前記冷房運転と
    暖房運転とを同時に行なって室内の除湿を行なうように
    した空気調和機において、ドライ運転から運転が開始さ
    れる際には圧縮機の運転を最初に行ない、その所定時間
    後に熱源機、ポンプ、送風装置等の運転を行なう制御器
    を設けたことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263396A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Corona Corp 空気調和機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829428U (ja) * 1971-08-12 1973-04-11
JPS55163637U (ja) * 1979-05-11 1980-11-25

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