JPH02103248A - 改良された物理的性質を有するポリ塩化ビニルブレンド - Google Patents

改良された物理的性質を有するポリ塩化ビニルブレンド

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JPH02103248A
JPH02103248A JP1231814A JP23181489A JPH02103248A JP H02103248 A JPH02103248 A JP H02103248A JP 1231814 A JP1231814 A JP 1231814A JP 23181489 A JP23181489 A JP 23181489A JP H02103248 A JPH02103248 A JP H02103248A
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William S Greenlee
ウイリアム サミュエル グリーンリー
Josef Cyril Vyvoda
ジョセフ シリル ビボダ
Roman Waclaw Wypart
ロマン ワックロー ワイパート
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、改良された性質を有する塩化ビニル−アクリ
レートコポリマーに関する。更に詳しくは、本発明は、
可撓性及び低い脆化温度を改良し、これにより物理的性
質を改良する可塑剤とブレンドされるポリ塩化ビニル−
アクリレートコポリマーに関する。
改良される性質は、ASTMD−2240により測定さ
れるようなショアーA硬度、ASTMD−746により
測定されるような低い脆化温度、ASTMD−624に
より測定されるような引裂性及びATSMD−471に
より測定されるような100℃、166時間の熱AST
M#3オイル中の油膨潤を含む。
(従来の技術とその課題) 従来、可塑化されたポリ塩化ビニル組成物は、一般に5
5〜約60より低いショアA硬度値をもたなかった。更
に、可撓性ポリ塩化ビニル組成物は、一般に好ましい低
い脆化温度及び熱油中の良好な耐収縮性をもたなかった
。本発明のブレンドは好ましい低い脆化温度及びその他
の物理的性質をもつ。これらのブレンドは、ガスケット
、シーラント、防水膜、革化底、池用ライナー、ホース
、ターポリン、等として利用し得る。
(課題を解決するための手段) 本発明の可塑化されたポリ塩化ビニル組成物は、非常に
軟質で可撓性であり、しかし優れた低いショアーA硬度
値を有する。組成物は比較的低い可塑剤移動を有し、し
かも良好なエージング特性を有する。これらの組成物は
射出成形、押出成形、圧延、熱成形、等を含む種々の技
術により加工し得る。組成物は可塑化されたポリ塩化ビ
ニル−アクリレートコポリマーである。更に、一般に使
用される可塑剤の量は、通常の可塑化されたポリ塩化ビ
ニル配合物に較べて通常少ない。
また、本発明の可撓性ポリ塩化ビニル組成物は、改良さ
れた脆性、改良された引裂性、及び熱油中の減少された
油膨潤を有する。組成物は、低温特性改良ポリマーとブ
レンドされたポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマー
をベースとする。
(発明の具体的な内容) 本発明の可撓性ポリ塩化ビニル組成物は、コポリマーの
形態のポリ塩化ビニルを含む。コポリマーは、(a)塩
化ビニル成分、即ち塩化ビニルモノマー及び任意のビニ
ル成分コモノマーと(b)一種以上のアクリレートモノ
マーとからつくられたポリ塩化ビニル−アクリレートコ
ポリマーである。ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
マーをつくるのに使用される塩化ビニルモノマー及び任
意のビニル成分コモノマーの量は、ポリ塩化ビニル−ア
クリレートがコポリマー100重量部に対して一般に約
10重量部〜約90重量部、望ましくは約20重量部〜
約75重量部、好ましくは約30重量部〜約60重量部
の塩化ビニル単位及び/または任意のビニル成分単位を
含むのに充分な量である。かくして、コポリマー中のア
クリレート単位の量は、一般に約90重量部〜約10重
量部、望ましくは約80〜約25重量部、好ましくは約
70〜約40重量部である。コポリマー中の任意のビニ
ル成分単位の量は、約0〜約45重量部であり、約0〜
約20重量部が好ましい。換言すれば、塩化ビニル成分
は、その約50重量%まで、好ましくはその約22重量
%までのビニル成分単位を含み得る。ビニル成分という 用語は、塩化ビニル以外のビニル単位を意味する。この
ような単位は当業者及び文献に公知であり、酢酸ビニル
の如く、エステル部分が1〜18個の炭素原子を含むビ
ニルエステル、塩化ビニリデン、1,2−ジクロロエチ
レン、スチレン及びα−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、クロロスチレン、クロロメチルスチレンの如く、合
計8〜15個の炭素原子を有するスチレン誘導体、ビニ
ルナフタレン、クロロプレンの如きハロゲン化ジオレフ
ィンを含む、ブタジエン、イソプレンの如き、合計4〜
18個の炭素原子を有するジオレフィン、合計2〜18
個の炭素原子、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する
モノオレフィン、一酸化炭素等から誘導される、酢酸ビ
ニルは、重合の際にビニル成分単位になる好ましいビニ
ル成分モノマーである。
ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマー中に含まれる
一種以上のアクリレート単位は、重合前に、 (式中、R1は1〜18個の炭素原子を有する、芳香族
基、脂肪族基(特にアルキル)、もしくはこれらの組合
せ、またはそれらのハロゲン誘導体、望ましくはメチル
であり、好ましくは水素である。R2は1〜18個の炭
素原子、望ましくは2〜10個の炭素原子、好ましくは
2〜8個の炭素原子を有する、脂肪族基、特にアルキル
、芳香族基、アルキルヒドロコシル、もしくはこれらの
組合せまたはそれらのハロゲン誘導体であるか、あるい
はR2は2〜1000個の炭素原子、望ましくは2〜1
8個の炭素原子、好ましくは2〜8個の炭素原子を有す
る、アルコキシアルキル、フェノキシアリール、もしく
はフェノキシアルキル、またはこれらの組合せの如きヒ
ドロカルビルエーテルまたはそれらの置換ハロゲン、酸
素、窒素もしくは硫黄誘導体である)で示される。
具体的なアクリレートモノマーの例は、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、ア
クリル酸フェニル、アクリル酸ニノルフェニル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキ
シル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
ラウリル、アクリル酸メトキシメチル、アクリル酸メト
キシエチル、アクリル酸エトキシエチル、アクリル酸ブ
トキシエチル、アクリル酸エトキシプロピル、アクリル
酸2(2−エトキシエトキシ)エチル、等を含む。特に
好ましいアクリレートモノマーは、アクリル酸ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸2(2−エトキシエトキシ)エチル、等を含む
と上記の如く、R2基はヒドロカルビルエーテル基であ
り得る。即ち、それは一般に2〜1000個の炭素原子
、望ましくは2〜18個の炭素原子、好ましくは2〜8
個の炭素原子を有する、アルコキシアルキル、フェノキ
シアリール、フェノキシアルキル、等の如き、アルキル
、アリールまたはこれらの組合せのエーテル、ジエーテ ル、またはマルチプルエーテルまたはこれらの組合せの
であり得る。具体的なアルコキシアルキルアクリレート
の例は、アクリル酸メトキシメチル、アクリル酸ゴトキ
シエチル、アクリル酸エトキシプロピル、アクリル酸メ
トキシエチル、アクリル酸エトキシエチル、アクリル酸
2(2−エトキシエトキシ)エチル、等を含む。具体的
なアクリル酸フェノキシアルキルの例は、アクリル酸2
−フェノキシエチル及びメタクリル酸2−フェノキシエ
チルを含む。上記のR2エーテル基の他に、このような
ヒドロカルビニルエーテル基のハロゲン、酸素、窒素、
または硫黄誘導体がまた利用し得る。例えば、R2は水
素原子に代えて少なくとも一つのハロゲンをその中に含
むアルコキシアルキルであり得る。
ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーの分子量は、
内部粘度に関して測定され、約0.3〜約4.0、望ま
しくは約0.8〜約2.5、好ましくは約1.0〜約2
.2である。内部粘度は、溶媒としてシクロヘキサノン
を使用して測定される。或る場合には、ポリマーが充分
に溶解されないので、粘度が測定し得ないことが注目さ
れる。ポリマーは、溶媒中に0.2重量%の濃度で90
℃で90分間で溶解され、ついで30℃の水浴中で粘度
計で測定される。
ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーは、水散重合
、乳化重合、塊状重合、溶液重合等の如き通常の方法で
上記のモノマーを用いて重合することができ、懸濁重合
が好ましい。一般に、重合は、アルカノイルジペルオキ
シド、アロイルシペルオキシド、アルカロイルシペルオ
キシドもしくはアラルカノイルシペルオキシド、モノヒ
ドロペルオキシド、またはアゾ化合物、ペルオキシエス
テル、ペルカーボネート、またはその他の好適な遊離基
開始剤の如き、遊離基開始剤で開始される。
具体的な開始剤の例は、ベンゾイルペルオキシド、ラウ
ロイルペルオキシド、ジアヒチルペルオキシド、クメン
ヒドロペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド
、ジイソプロピルベンゼンヒドロペルオキシド、2,4
−ジクロロベンゾイルペルオキシド、ナフトイルペルオ
キシド、過安息香酸t−ブチル、過フタル酸ジ−tブチ
ル、イソプロピルペルカーボネート、アセチルシクロヘ
キサンスルホニルペルオキシド、ジセカンダリイブチル
ペルオキシジカーボネート、t−ブチルペルオキシネオ
デカノエート、ジノーマルプロピルペルオキシジカーボ
ーネ、アゾビスイソブチロニトリル、α,α−アゾジイ
ソブチレー ト、2,2′−アゾ−ビス−(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)、等を含む。重合は好適な温度で行なうこと
ができ、約10℃〜85℃の温度が望ましく約40℃〜
約65℃が好ましい。
開始剤の使用量は、一般に共重合される全モノマー10
0重量部に対し約0.005重量部〜約1.0重量部、
好ましくは約0.01〜約0.1重量部程度に極めて少
ない。
ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーは、良好な加
工特性をもつように、架橋されないことが望ましい、し
かしながら、改良された物理的性質を与えるために、ポ
リ塩化ビニル−アクリレートコポリマーを部分架橋また
は架橋することが本発明の範囲内にあることが、理解さ
れるべきである。ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
マーが架橋または硬化される場合には、ジアリルフタレ
ート、ブタンジオールジアクリレート、ジエチレングリ
コールジアクリレートのような種々のジアクリレート、
等の如き通常の架橋剤が利用し得る。
本発明の概念によれば、極めて軟質のポリ塩化ビニル組
成物、即ちポリ塩化ビニル−アクリレートを含む組成物
は、通常の可塑剤で可塑化される時に得られる。このよ
うな可塑剤は、一般に当業者及び文献に公知である。
上記のポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーに好適
な可塑剤の例は、種々のアジピン酸誘導体、アビライン
酸誘導体、安息香酸誘導体、クエン酸誘導体、エポキシ
誘導体、エーテル、ホルマール誘導体、グリコール誘導
体、グリコレート、グリセロール誘導体、ポリグリセロ
ール誘導体、石油誘導体、イソ酪酸誘導体、イソフタル
酸誘導体、イソセバシン酸誘導体、オレイン酸誘導体、
パラフィン誘導体、ペンタエリスリトール誘導体、リン
酸誘導体、フタル酸誘導体、リシノール酸誘導体、セバ
シン酸誘導体、ステアリン酸誘導体、スルホンアミド及
びスルホネート、酒石酸誘導体、テレフタレート、トリ
メリテート、種々のポリエステル、ニトリル−ブタジエ
ンコポリマー、塩素化ポリオレフィン、酸化ポリオレフ
ィン、ポリエピクロロヒドリン、ポリアクリレート、ポ
リシロキサンの如き種々の可塑化型ポリマー、等及び上
記のものの組合せを含む。本発明に使し得る、上記の可
塑剤及びその他の可塑剤は、ザ・テクノロジィ・オブ・
プラスティサイザーズ(The Technology
 of plasticizers)、シールズ(Se
ars)及びダービー(Darby)、893〜108 5頁、ジョン・ウィリィ・アンド・サンズ(John 
Wiley&Sons(1982年)に記載されたもの
を含み、この文献は引用することにより本明細書に含ま
れる。
アジピン酸誘導体を考慮すれば、それらは一般に可塑剤
の好ましい部類を構成し、通常エステルを形成する夫々
のアルコート基が独立に1〜18個の炭素原子を含むジ
エステルであり、特別な例は、ジイソブチルアジペート
、ジ−2−エチルヘキシルアジペート(DOAヘプチル
ノニルアジペート、オクチルデシルアジペート(n−オ
クチル、n−デシル;NDODA−6,10)、ジイソ
デシルアジペート(DIDA)、ジブトキシエチルアジ
ペート、ジ(メチルシクロヘキシル)アジペート、ビス
(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
モノイソブチレートアジペートを含み、ジ−2−エチル
ヘキシルアジペートが好ましい。
アゼライン酸誘導体は、一般にエステルを形成する夫々
のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を含
むジエステルであり、具体的な例にはジ−n−ヘキシル
アゼレート、ジ−2−エチルブチルアビレート、及びジ
−2−エチルヘキシルアゼレート(DOZ)を含む。
安息香酸誘導体は、一般にエステルを形成する夫々のア
ルコール基が約1〜約100個の炭素原子を含むジエス
テルであり、具体例にはエチレングリコールベンゾエー
ト、ジエチレングリコールジベンゾエート、トリエチレ
ングリコールジベンゾエート、及びポリエチレングリコ
ール(200)ジベンゾエートを含む。
種々のクエン酸誘導体は、一般にエステルを形成する)
夫々のアルコール基が独立にエステル部分中に約1〜約
18個の炭素原子を含むトリエステルであり、具体的な
例にはトリ−n−ブチルシトレート、アセチルトリ−n
−ブチルシトレート、及びアセチルトリ(n−オクチネ
,n−デシル)シトレートを含む。
本発明に好適なエポキシ誘導体は、エポキシ化大豆油、
2−エチルヘキシルエポキシタレート、エポキシ化プロ
ピレングリコールジオレエート、及びビスフェノールA
ジグリシジルエーテを含むエーテルは一般に合計約2〜
約50個の炭素原子を含み、具体例は、0−ニトロジフ
エニルエーテルである。
ジブトキシエトキシエチルホルマールは、合計約3〜約
40個の炭素原子をもち得る種々のホルマール可塑剤の
具体例である。
種々のグリコール誘導体は、一般にエステルを形成する
夫々のアルコール基が約1血約100個の炭素原子を含
むジエステルである。グリコール誘導体の好適な例は、
ジエチレングリコールジペルアルゴネート、トリエチレ
ングリコールジペルアルゴネート、トリエチレングリコ
ールジ−2−ブチレート、トリエチレングリコールジ−
2−エチルヘキソエート、及びポリエチレングリコール
(200)ジ−2−エチルヘキソエートを含む。
グリコレートは、一般にエステルを形成する夫々のアル
コール基が独立に1〜20個の炭素原子を含む、芳香族
エステルまたはアルキル置換芳香族エステルとして存在
し、好適な例にはメチルフタリルエチルグリコレート、
エチルフタリルエチルグリコレート、及びブチルフタリ
ルブチルグリコレートを含む。
グリセロール誘導体及びポリグリセロール誘導体は、一
般にエステルを形成する夫々の酸基が独立に1〜18個
の炭素原子を含むエステルとして存在し、具体例にはグ
リセリルモノオレエート、及びグリセリルトリブチレー
トを含む。
石油誘導体は、テルフェニル、ポリアルキルナフタレン
、ホワイトパラフィンオイル等の如き種々の蒸留留分を
含む。
種々のイン酪酸誘導体は、一般にエステルを形成する夫
々のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子を含む
ジエステルであり、具体例には2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオールジイソブチレートを含む。
種々のイソフタル酸誘導体は、一般にエステルを形成す
る夫々のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子を
含むジエステルであり、具体例にはジ−2−エチルヘキ
シルイソフタレートを含む。
種々のイソセバシン酸誘導体は、一般にエステルを形成
する夫々のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子
を含むジエステルであり、具体例にはジ−n−ブチルイ
ソセバケート及びジ−2−エチルヘキシルイソセバケー
トを含む。
種々のオレイン酸誘導体は、一般にエステルを形成する
夫々の酸基が1〜18個の炭素原子を含むエステルであ
り、具体例にはブチルオレエートを含む。
パラフィンは、塩素化の如くハロゲン化されてもよい。
好適な具体例には、塩素化パラフィン(42%の塩素を
含む)を含む。
ペンタエリスリトール誘導体は、一般にエステルを形成
する夫々のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子
を含むエステルであり、具体例にはペンタエリスリトー
ル脂肪酸エステルを含む。
種々のリン酸誘導体は、一般にエステルを形成する夫々
のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子を含むト
リエステルであり、具体例にはトリブチルホスフェート
、トリ−2−エチルヘキシルホスフェート(TOF)、
トリブトキシエチルホスフェート、クレジルジフェニル
ホスフェート(COP)、トリクレジルホスフェート(
TCP)、トリジメチルフェニルホスフェート、トリフ
ェニルホスフェートと2−エチルヘキシルジフェニルホ
スフェートとの2:3の混合物、イソプロビルフェニル
ジフェニルホスフェート、t−ブチルフェニルジフェニ
ルホスフェート、2−エチルヘキシルジフェニルホスフ
ェート、イソデシルジフェニルホスフェート、及びトリ
ス(2−クロロエチル)ホスフェートを含む。
種々のフタル酸誘導体は、一般にジエステルとして存在
し、可塑剤の好ましい類を構成する。これらの誘導体は
、一般にエステルを形成する夫々のアルコート基が独立
に1〜18個の炭素原子を含むエステルとして存在し、
具体例には、ジブチルフタレート、ジイソヘキシルフタ
レート、ジメチルイソブチルカルビニルフタレート、ブ
チルオクチルフタレート、ブチルイソデシルフタレート
、ジ−n−オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシ
ルフタレート(DOP)、ジイソオクチルフタレート(
DIOP)、ジカプリルフタレート、ジ(ヘプチル,ノ
ニル)フタレート、ジ(ヘプチル,ニノル,ウンデシル
)フタレート、ジイソノニルフタレート、n−オクチル
n−デシルフタレート(DNODP−6,10)、ジイ
ソデシルフタレート(DIDP)、ジウンデシルフタレ
ート(DUP)、ジトリデシルフタレート(DTPP)
、ジアリルフタレート、ジヒドロアビエチルフタレート
、ブチルシクロヘキシルフタレート、ブチルベンジルフ
タレート〔サンティサイザー(Santicizer)
160〕、アルキルベンジルフタレート(サンティーサ
イザー261)、ジシクロヘキシルフタレート(DCH P)、ジフェニルフタレート(DPP)、アルキルアリ
ール変性フタレート(サンティサイザー213)、ジメ
トキシエチルフタレート、ジェトキシエトキシエチルフ
タレート、及びジブトキシエチルフタレートを含む、ジ
−2−エチルヘキシルフタレートが非常に好ましい可塑
剤である。
種々のリシノール酸誘導体は、一般にエステルを形成す
る夫々のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子を
含むエステルであり、具体例にはメチルリシノレート、
メチルアセチルシリノレート、n−ブチルアセチルリシ
ノレート、及びメトキシエチルアセチルシリノレートを
含む。
セバシン酸誘導体は、一般にエステルを形成する夫々の
アルコール基が独立に1〜18個の炭素原子を含むジエ
ステルであり、具体例にはジ−2−エチルヘキシルセバ
ケート(DOS)を含む。
種々のステアリン酸誘導体は、一般にエステルを形成す
る夫々のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子を
含むエステルであり、具体例にはn−ブチルステアレー
ト、ブチルアセトキシステアレート、メトキシエチルア
セトキシステアレート、及びメチルペンタクロロステア
レートを含む。
種々のスルホンアミド及びスルホネートは、スルホン酸
のエステル及びアミドであり、具体例にはn−エチルo
,p−トルエンスルホンアミド、n−シクロヘキシルp
−トルエンスルホンアミド、並びにフェノール及びクレ
ゾールをベースとするアルキルスルホン酸エステルを含
む。
酒石酸誘導体は、一般にエステルを形成する夫々のアル
コール基が独立に1〜18個の炭素原子を含むジエステ
ルであり、具体例にはジブチルタートレートである。
テレフタル酸誘導体は、一般にエステルを形成する夫々
のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子を含むジ
エステルであり、具体例にはジ−2−エチルヘキシルテ
レフタレートである。
種々のトリメリテート誘導体は、一般にエステルを形成
する夫々のアルコール基が独立に1〜18個の炭素原子
を含むトリエステルであり、具体例には、トリ−2−エ
チルヘキシルトリメリテート(TOTM)、トリ(ヘプ
チル,ニノル)トリメリテート、n−オクチル、n−デ
シルトリメリテート、及びトリイソデシルトリメリテー
トを含む。
また、上記の可塑剤をつくるのに使用される酸部分の同
族体が、本発明の範囲内にある。
また、鉱油が、本発明に使用し得る好適な可塑剤である
。当業者及び文献に知られるように、鉱油は、330°
〜390°の沸点の留分から一般につくられる精製石油
製品である。
エステルである上記の可塑剤は、またそれらのハロゲン
、酸素、硫黄または窒素誘導体であってもよい。即ち、
化合物のエステル部分を形成する、アルコール基及び/
または酸基は、ハロゲン、酸素、硫黄または窒素置換基
を有してもよい。
上記の如く、種々のポリマーが可塑剤として使用し得る
。ポリスチレン可塑剤は、ポリ−α−メチルスチレン等
の如く、スチレンまたは8〜12個の炭素原子を有する
誘導体のようなその誘導体の種々のポリマーを含む。
ポリエステル可塑剤は、一般に約2〜約12個の炭素原
子を有するジカルボン酸と約2〜約1000個の炭素原
子を有するジオール(プロピレングリコールが好ましい
)とからつくられる。好適なポリエステルの例は、分子
量6000を有するエステル、例えばパラフレックス(
Paraplex)G−40の如きアジピン酸からつく
られた種々のエステルパラプレックスG−50の如き約
2200の分子量を有するアジピン酸からつくられたポ
リエステル、パラプレックスG−54の如き約3300
の分子量を有するアジピン酸からつくられたポリエステ
ル、プラストレイン(Plastolein)975の
如き約2200の分子量を有するアビライン酸からつく
られたポリエステル、パラプレックスG−25の如きセ
バシン酸からつくられたポリエステル、グルタル酸から
つくられたポリエステル、ポリカプロラクトンポリエス
テル、等を含む。パラプレックスはC.P.ホール(H
all)の商標であり、プラストレインはエメリイ・イ
ンダストリィズ・インコーポレーション(Emery 
Industries,Inc.)の商標である。
一般に軟質である種々のニトリル−ブタジエンコポリマ
ーが使用し得る。このような軟質のコポリマーを得るた
めには、ニトリル含量は、一般に50重量%以下、好ま
しくは40重量%以下である。
塩素化ポリオレフィンは、1〜18個の炭素原子を有す
るオレフィンモノマーからつくられ、一般に50重量%
以下、望ましくは45重量%以下の塩素含量を有する。
また、酸化ポリオレフィンは、1〜18個の炭素原子と
を有するオレフィンモノマーからつくられる。
種々のポリエピクロロヒドリンポリマーまたはコポリマ
ー、即ちポリエーテルが、使用されてもよく、これらは
一般に約100000〜約1000000の重量平均分
子量を有する。
可塑剤としと使用されるポリアクリレートは、非常に軟
質の化合物であり、そのためには一般に100000以
下の重量平均分子量を有する。このようなポリマーは、 (式中、R3は1〜18個の炭素原子を有する、芳香族
基、アルキルの如き脂肪族基または、それらの組合せで
あるが、望ましくはメチルであり好ましくは水素である
R4基は、1〜18個の炭素原子、望ましくは2〜8個
の炭素原子を有する、アルキルの如き脂肪族基、芳香族
基、アルキルヒドロキシもしくはこれらの組合せ、また
は上記のもののハロゲン誘導体;または2〜1000個
の炭素原子、望ましくは2〜8個の炭素原子を有する、
アルコキシアルキル、フェノキシアリール、もしくはフ
ェノキシアルキルまたはこれらの組合せの如きヒドロカ
ルビルエーテルまたはそれらの置換ハロゲン、酸素、窒
素もしくは硫黄誘導体である)を有するモノマーからつ
くられる。
種々のポリシロキサン可塑剤は、一般に反復単位として (式中、R5及びR6は独立に1〜18個の炭素原子を
有する、脂肪族基または芳香族基である)を有する。
本発明の可塑化されたポリ塩化ビニルアクリレートコポ
リマーは、驚くべきことに、非常に軟質であり、即ち非
常に低いショアーA値を有することがわかった。更に、
可塑剤の移行、即ちブリードアウトは一般に非常に少な
いか、または存在しない。可塑剤の使用量は、一般にポ
リ塩化ビニル−アクリレートコポリマー100重量部に
対して約0〜約300重量部、望ましくは約2〜約10
0重量部、好ましくは約5または10〜約50重量部の
範囲である。本発明の概念によれば、少なくとも45重
量部、望ましくは少なくとも55重量部の如き多量のア
クリレート単位がポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
マー中に含まれる場合には軟質のポリ塩化ビニル−アク
リレート組成物を得るのに可塑剤が必ずしも使用される
必要がないことが、またわかった。
一般に、本発明に好ましい可塑剤は種々のアジペート、
種々のフタレート、種々のトリメリテート、ニトリル−
ブタジエンの種々のコポリマー、種々のホルマール、種
々のポリエステル、及び鉱油並びに種々のポリシロキサ
ンを含む。
従来、可塑化されたポリ塩化ビニルポリマーにより合理
的に得ることができた最低のショアーA硬度値は、一般
に約55〜約60であった。しかしながら、本発明によ
れば、有効量の可塑剤を使用して約55以下、望ましく
は50以下、好ましくは40以下、更には30以下のシ
ョアーA硬度値を得ることができる。
当然のことながら、可塑剤の使用量は、コポリマーを生
成するのに使用されるアクリレートコモノマーの型、ア
クリレートコモノマーの量、可塑剤の型、等によって変
化する傾向がある。しかしながら、上記の如く、このよ
うな量は、一般に通常の可塑化されたPVC配合物に較
べて少なく、そして多量のアクリレート単位がポリ塩化
ビニル−アクリレートコポリマー中に使用される場合に
は、可塑剤の使用は時々完全に省くことができる。
本発明の第一の態様によれば、その他の特性は、改良さ
れた低温特性、即ちASTMD−746により測定され
るような低い脆化温度の達成を含む。一般に、−35℃
以下、望ましくは−40℃以下、好ましくは−50℃以
下の(即ち、一層低温の)脆化温度が得られる。また油
膨潤率(%)が低下され、改良された曲げ弾性率、即ち
一層低い曲げ弾性率値が得られる。本発明によれば、低
温クラッシ・バーグ(Clash−Berg)モジュラ
スがまた改良され、−35℃に於けるASTMD−10
43に従って測定される時に一般に50000psi(
3515kg/cm2)以下、望ましくは20000p
si(1406kg/cm2)以下、好ましくは100
00psi(703kg/cm2)以下である。
また、本発明の可塑化されたポリ塩化ビニル−アクリレ
ートコポリマーは、通常の量の通常の添加剤を含んでも
よい。従って、バリウム/カドミウム化合物、鉛化合物
、カルシウム、亜鉛化合物及び有機スズ化合物の如き種
々の熱安定剤、パラフィン、ポリエチレン、ステアリン
酸の如き種々の通常の滑剤、ポリアクリレートの如き種
々の加工助剤、BHT、即ちブチル化ヒドロキシトルエ
ン、BHA、即ちブチル化ヒドロキシアニソール、種々
のヒンダードフェノールの如き種々の酸化防止剤、置換
ベンゾフェノンの如き種々の紫外線防止剤、等が利用し
得る。
また、種々の充填剤及び顔料が、ポリ塩化ビニル−アク
リレートコポリマー100重量部に対し約200重量部
、または300重量部までのような通常の量で利用し得
る。
充填剤の例は、炭酸カルシウム、クレー、シリカ、種々
のケイ酸塩、タルク、カーボンブラック、等を含む。こ
のような充填剤は、一般にポリ塩化ビニル−アクリレー
トコポリマー100重量部に対して約10〜200重量
部のような多い量で添加される。種々の顔料の例は、二
酸化チタン、カーボンブラック、等を含む。一般に、こ
のような顔料の量は充填剤の量ほど多くはない。
種々の添加剤、充填剤、顔料、等が一般に添加され、通
常の方法でブレンドされる。例えば、ポリ塩化ビニル−
アクリレートコポリマーは、バンバリーミキサー中で種
々の添加剤とブレンドされ、ついで二軸ロールミルで加
工される。
立方体にしついで押出成形、射出成形、等し得るシート
を製造してもよい。また、ポリ塩化ビニル−アクリート
コポリマーは、ヘンシェルミキサーの如き強力ミキサー
中で種々の添加剤と混合され、ついでこの粉末配合物が
二軸ロールミルでシートに加工され立方形にされてもよ
く、あるいは粉末配合物が押出機でペレットまたは完成
品に加工されてもよい。一般にバンバリーミキサー、二
軸ロールミル、押出機、射出成形機、等の如き通常の配
合手段が、本発明の生成物を製造するのに使し得る。
使用される特別なブレンド技術または操作にかかわらず
、本発明の重要な加工上の利点は、種々の成分が通常の
エラストマー装置で加工し得ることである。通常のエラ
ストマー装置の例は、エラストマーの加工用に設計され
た、ミル、ミキサー及び押出機を含む。このような装置
は、一般に加熱及び/または冷却される。押出機は、通
常20以下の長さ/直径の比を有する。
本発明の可塑化されたポリ塩化ビニル−アクリレートコ
ポリマーは、非常に少ない可塑剤の添加により非常に軟
質の製品を製造するのに使用し得る。種々の充填剤、添
加剤、等を含む可塑化されたコポリマーは、射出成形、
押出成形、圧延、熱成形、等を含む種々の技術により加
工し得る。好適な最終用途は、コーキング材、シーラン
ト、自転車ガスケットの如きガスケット、ルアー、織物
強化材、ホットメルト接着剤、等を含む。
別の態様によれば、ポリ塩化ビニル−アクリレートコポ
リマーは、非液状であり高分子量の低温脆性改良ポリマ
ーとブレンドされる。これらのポリマーは、ポリ塩化ビ
ニル−アクリレートコポリマーと物理的にブレンドされ
て一般に均一で相溶性のブレンドを生成する。「低温特
性改良ポリマー」という用語は、本発明のポリ塩化ビニ
ル−アクリレートコポリマーとブレンドされるポリマー
の総称として使用される。これらのポリマーは一般に熱
可塑性であり、即ち熱可塑性プラスチック用装置で加工
でき、かつ高い重量平均分子量、即ち5000より大き
い、好ましくは10000より大きい重量平均分子量を
有する。得られるブレンドは、ASTMD746により
測定して−10℃未満、好ましくは−20℃未満の良好
な低い脆化温度特性を有する。ブレンドは、ASTMD
−2240により測定して約90以下、好ましくは85
以下のショアーA硬度値を有する。また、ブレンドは、
約0%〜約300%、好ましくは約0%〜約200%の
、熱ASTM#3オイル(100℃、166時間)中の
油膨潤率を示す。また、引裂抵抗が改良され、ASTM
D−624ダイCにより測定して30ポンド/インチ( 5.4kg/cm)より大きく、好ましくは50ポンド
/インチ(8.9kg/cm)より大きく、最も好まし
くは100ポンド/インチ(17.9kg/cm)より
大きい。概述すれば、下記のポリマー類が好適である。
ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、熱可塑性ゴ
ム、及びエチレンホモポリマーまたはコポリマー。これ
らは、別々に、または組合せて使用し得る。
好適なポリエステルエラストマーは「ハイトレル(Hy
trel)」〔E.I.デュポン・デネモアウス(Du
pont De Nemours、により製造される。
〕及び「ロモド(Lomod)」〔ゼネラル・エレクト
リック・インコーポレーション(General El
ectric,Inc.)により製造される〕の商品名
で市販されるエラストマーを含む。ポリエステルは一般
にポリエーテルジオールまたはポリオールとジカルボン
酸との縮重合生成物である。
好適なポリエステルエラストマーの重量平均分子量は、
一般に5000より大きく、望ましくは10000より
大きい。
好適なポリエステルエラストマーは、約50未満のショ
アーD硬度(ASTMD2240)を有することが最も
好ましい。
このようなエラストマーの記載は、サーモプラスチック
・エラストマーズ(Thermoplastic El
astomers)、N.L.レッジ(Legge)、
G.ホールデン(Holden)及びH.E.シュロー
ダー(Schroeder)著、163〜196頁、ハ
イセン・パプリッシャーズ(Hansen Publi
shers)、又ニヒ(Munich)、1987年、
及びハンドブック・オブ・サーモプラスチック・エラス
トマーズ(Handbook of Thermopl
astic Elastomers)、B.ウォーカー
(Walker)著、クリガー・パブリッシング(5r
ieger Publishing)、メルボルン、フ
ロリダ、1986年に見られ、これらは引用することに
より本明細書の内容となる。
好適なポリウレタンは、一般にポリエステルまたは、ポ
リエーテルポリオールからつくられる中間体からつくら
れるポリウレタンを含み、低分子量ジオール鏡延長剤を
含んでもよい。中間体は、一般に500より大きい重量
平均分子量を有する。
中間体は、式(RNCO)n(式中、Rは脂肪族基もし
くは芳香族基またはこれらの組合せである。符号「n」
は一般に2〜約4の整数であり、2が好ましい。)を有
するポリイソシアネートと反応させられる。低温脆性改
良ポリマーが熱可塑性であるが故に、ポリウレタンは硬
化剤により高度に架橋されない。若干の架橋または部分
架橋が生じ得るが、ポリウレタンポリマーが可撓性でな
ければならないような制限された量まで生じ得る。
このようなペリウレタンの記載は、サーモプラスチック
・エラストマー、13〜46頁及びハンドブック・オブ
・サーモプラスチックエラストマーズ、216〜246
頁に見られる。
このようなポリウレタンは、押出品種、射出成形品種、
及び圧延品種であり得る。好適な押出品種ポリウレタン
の特別な例は、1200〜8700gの荷重で190〜
210℃で測定して10分間に5〜50gのメルトイン
デックスを有するポリウレタンである。ポリウレタンは
、約50未満のショアーD硬度(ASTMD2240)
を有することが好ましい。
本発明の熱可塑性ゴムまたはエラストマーは、硬化され
ないか、あるいは制限された程度または部分程度までわ
ずかに硬化される。「エラストマー」及び「ゴム」とい
う用語は、本明細中で互換可能に使用される。好適なエ
ラストマーまたはゴムは、天然ゴム、エチレン−プロピ
レンゴム;E.I.デュポン・デ・ネモアス・インコー
ポレーションからの「ハイパロン(Hypalon)」
の如きポリエチレンの誘導体;エチレン−プロピレン−
ジエンゴム;4〜12個の炭素原子、好ましくは4〜8
個の炭素原子を有する共役ジエンからつくられたゴム;
ブチルエラストマー及びハロゲン化ブチルエラストマー
;シリコーンエラストマー;フルオロカーポンエラスト
マー;上記の共役ジエン及び8〜12個の炭素原子を有
するビニル置換芳香族化合物からつくられたゴム;ポリ
クロロプレンの如き、ハロゲン化ジヤレフィンから調製
されたエラストマー;熱可塑性エラストマー;及びブロ
ックまたはグラフトコポリマー及びオーバーポリマーを
含む。好適なゴムは、ラバー・テクノロジー(Rubb
ar Technology)、M.モートン(Mor
ton)著、バン・ノストランド・ラインホールド・カ ンパニィ(Van Nostrand Reinhol
d Company)、ニューヨーク、1987年に記
載されたゴムを含み、この文献は引用することにより本
明細書の内容となる。
好ましいエラストマーは、エチレン−プロピレンゴム;
エチレン−プロピレン−ジエンゴム;イソプレンと重合
されたポリイソブチレンの如きブチルゴム;スチレン−
ブタジエンゴム;ポリブタジエン;ポリイソプレン;天
然ゴム;シリコーンエラストマー;ハロゲン化ジオレフ
ィンから調製されたエラストマー、例えばポリクロロプ
レン;とりわけ、シェル・インコーポレーション(Sh
ell,Inc.)製の「クラトン(Kraton)」
を含む、スチレン共役ジエンブロックコポリマー;熱可
塑性エラストマー及びモンサント・インコーポレーショ
ン(Monsanto Inc.,)により販売される
「サントプレン(Santoprene)」の如き動的
加硫熱可塑性エラストマー;エラストマー材料へのスチ
レン,メチルスチレン、メタクリレート、メタクリル酸
メチル、及びアクリロニトリルのグラフトコポリマー及
び/またはオーバーポリマーを含む。このようなグラフ
トコポリマー及び/または、オーバーポリマーの好適な
例は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン、メタ
クリル酸メチル−ブダジエン−スチレン、メタクリレー
ト−ブタジエン−スチレン、アクリロニトリル−スチレ ン−アクリレート、メタクリル酸メチル−アクリレート
ゴム、及びメタクリレート−アクリレートゴム、アクリ
ロニトリル−スチレン−塩素化ポリエチレン、メタクリ
レート−アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン、ア
クリロントリル−メチルスチレン−ブタジエン−スチレ
ン、等またはこれらに組合せを含む。典型例は、ローム
・アンド・ハース・インコーポレーション(Rohm 
and Haas,Inc.)からのBAT733;ゼ
ネラル・エレクトリック・インコーポレーションからの
ブレンデックス(Blendex)338;及びM&T
ケミカルズ・インコーポレーション(Chemical
s Inc.)からのジュラストレングス(Duras
trength)200を含む。このようなエラストマ
ーまたはゴムの重量平均分子量は、一般に15000を
超え、好ましくは50000を越え、最も好ましくは1
00000を越える。例えば、相当な架橋がある場合に
は、重量平均分子量は勿論、一層大きな値である。これ
らのエラストマーは、圧縮永久歪を改良するという付加
的な利益を有し得る。
好適なエチレン系ポリマーは、エチレンと(1)エステ
ルをつくるのに使用される酸部分中に1〜18個の炭素
原子を有するビニルエステル(酢酸ビニルが好ましい)
、 (2)アクリレートをつくるのに使用されるアルコール
部分中に1〜18個の炭素原子を有するアクリレート、
及び(3)2〜18個の炭素原子、好ましくは2〜8個
の炭素原子を有するモノオレフィンとのコポリマー並び
に低密度ポリエチレンを含む。上記のものの組合せが使
用し得る。
更に好適なエチレン系ポリマーは、エチレン、ビニルエ
ステル、及び一酸化炭素からつくられたターポリマーで
ある。好ましいエチレンコポリマーは、エチレンと(1
)酢酸ビニル、(2)エステルをつくるのに使用される
アルコール部分が1〜4個の炭素原子を有するアクリレ
ートエステル、(3)2〜8個の炭素原子を有するモノ
オレフィン、及び(4)一酸化炭素の一種以上とのコポ
リマーを含む。
エチレンコポリマーは、エチレン−酢酸ビニル−一酸化
炭素、エチレン−酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸エ
チル、及びエチレン−アクリル酸、メチルからなる群か
ら選ばれることが最も好ましい。エチレンポリマーの重
量平均分子量は、一般に10000を越え、好ましくは
50000を越え、最も好ましくは100000を越え
る。コポリマーの中のエチレン含量は、20%より大き
くあるべきであり、好ましくは40%より大きく、最も
好ましくは50%より大きい。
以下の実施例を参考にすることにより、本発明がより一
層良く理解される。
実施例1 塩化ビニルモノマー/アクリル酸2−エチルヘキシルの
重合操作。
重合容器に下記の成分を仕込んだ。
水 2223kg 塩化ビニルモノマー 889kg アクリル酸2−エチルヘキシル 593kgポリビニル
アルコール分散剤 28.2kg置換セルロース分散剤
 22.7kg 開始剤 0.445kg まず容器に水及び分散剤を仕込んだ。排気後、モノマー
の混合物を添加し、内容物の混合後、温度を55℃に調
節した。最後に、開始剤を添加し、反応が開始した。撹
拌しながら、重合を420分間行ない、その後反応器を
室温に冷却した。ポリマースラリーをストリッピング容
器に移して未反応モノマーを除去した。ストリッピング
後、ポリマーを濾過により回収し、乾燥した。
実施例2 実施例1で得た樹脂と同様の樹脂を使用して表1に示さ
れたブレンドを調製した。ポリ塩化ビニル−アクリレー
トポリマーを使用するブレンドは、諸成分をバンド状に
巻付けた後、149℃のミル温度で加熱された6インチ
(15cm)×13インチ(33cm)の軸ロールミル
で8分間混合することにより調製した。
ついで、生成物をミルからシートとして取り出し、6イ
ンチ(15cm)×6インチ(15cm)のプラックに
切断した。2分間の予熱及び160℃で3分間のプレス
時間を用いてプラックをプレスした。ついで、プレスし
たプラックを物理試験に供した。
ミル温度が90PHR可塑剤を含む配合物に関して16
0℃であり、100PHRの可塑剤を含む配合物に関し
て146℃であり、これらの配合物をバンド状に巻付け
た後、夫々5分間及び10分間混練した以外は同様にし
てポリ塩化ビニルホモポリマー配合物を調整した。つい
で、5分間の予熱及び177℃で5分間のプレス時間を
用いて、これらの配合物をプレスした。
表1の結果は、可塑剤ポリ塩化ビニル−アクリレートコ
ポリマーに添加して、一層低い硬度値、一層良好な低温
特性及び選ばれた可塑剤に応じて、減少された油膨潤を
備えた製品を製造し得ること示す。これらの製品は、非
常に多量の典型的なポリ塩化ビニル用可塑剤を含むポリ
塩化ビニルホモポリマー樹脂よりもかなり低い硬度値を
(使用される可塑剤の量に応じて)有し得る。また、ポ
リ塩化ビニルホモポリマーを可塑化するのに典型的に使
用し得ない可塑剤(シリコーン液体及び鉱油)を可塑化
するのに使用し得る。
表1 PVCホモポリマー樹脂(1.02内部粘度) ジ−2
−エチルヘキシルフタレート 90 10PVC/アク
リル酸2−エチルヘキシルコポリマシリコーン液体−S
F1265* − − − 鉱油−USPホワイト −
 − − − −硬度−ショアA ASTMD−224
0 64 脆化温度(℃) ASTMD−746 −4
5.5 −48 −22.5 −25.9 −27.−
35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi)
ASTMD−1043 5000 26耐油性−%体積
膨潤ASTMD−471、ASTM#3オイル100℃
/166時間 −33 −*SF1265はゼネラル・
エレクトニックより製造される。
1 配合物は、また安定剤5、補助安定剤3、充填剤8
及び滑剤0.5を含む。該成分は、特にことわらない限
り樹脂100部当りの部数(phr)で添加される。
2 配合物は、また安定剤2、補助安定剤10、滑剤0
.2を含む。
表1(続き) PVCホモポリマー樹脂(1.02内部粘度) PVC
/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマシリコーン液
体−SF1265* 20 − −鉱油−USPホワイ
ト − 5 10 20硬度−ショアA ASTMD−
2240 44 脆化温度(℃)ASTMD746 −
30.5 −36.0 −30.5 −32.0 −35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
)ASTMD−1043 21450 2耐油性−%体
積膨潤ASTMD−471,ASTM#3オイル100
℃/166時間 *SF1265はゼネラル・エレクトニックより製造さ
れる。
1 配合物は、また安定剤5、補助安定剤3、充填剤8
及び滑剤0.5を含む。該成分は、特にことわらない限
り樹脂100部当りの部数(phr)で添加される。
実施例3 実施例1に記載された樹脂と同様の樹脂を、実験室用サ
イズ(BRサイズ)のバンバリーミキサーを使用して表
2に示された成分とブレンドした。
これらの材料を、表2に示された素材温度でバンバリー
から落下し、6インチ(15cm)×16インチ(41
cm)の未加熱ミルに入れ、シートに成形した。シート
を両幅1インチ(2.54cm)のストリップ及び6イ
ンチ(15cm)×6インチ(15cm)のプラックに
切断した。幅1インチ(2.54cm)のストリッパを
、エラストマー材料の加工用に設計された押出機で押出
した。
押出機は約7:1の長さ/直径のディープーフライト式
スクリュー(deep−flighted cdrew
)が備えられており、循環熱水を用いて加熱された。ガ
ーベイ(Garvey)ブイを用いて試料を押出し、押
出中の押出速度及び素材温度を表2に示す。2分間の予
熱及び160℃で3分間のプレス時間を用いて、6イン
チ(15cm)×6インチ(15cm)のプラックをプ
レスした。ついで、試料を物理試験に供した。
表2中の結果は、ポリ塩化ビニルホモポリマー用に典型
的に使用される可塑剤(ジ−2−エチルヘキシルアジペ
ート)及びエラストマー材料用に使用される可塑剤(ジ
ブトキシエトキシエチルホルマール)が共にポリ塩化ビ
ニル/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマーを有効
に可塑化することを示す。これらの結果は、低い硬度値
、改良された低温特性、及び油浸漬試験で試験された場
合に一層低い体積膨潤率(%)を有する製品が得られる
ことを示す。また、表2中のデータは、これらの効果が
有機充填剤系(カーボンブラック)及び無機充填剤系の
両方で見られることを示す。
表2 1 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマジ−2
−エチルヘキシルアジペート − 5 1ジブトキシエ
トキシエチルホルマール − − 炭酸カルシウム−3
.5μ、未被覆品 50 5カーボンブラック−N55
0銘柄 − − − バンバリー素材温度(°F) 3
02 204 押出素材温度(°F) 217 212
 195押出速度(g/分) 256 226 220
 硬度−ショアーA ASTMD−2240 64脆化
温度(℃)ASTMD−746 −24 −36.5 
−37.5 −45 −55.5−35℃に於けるクラ
ッシ・バーグモジュラス(psi)ASTMD−104
 85150 36000 21250 1550 * 耐油性−%体積膨潤ASTMD−471、ASTM#3
オイル、100Μ/166時間 234 1配合物は、
また安定剤5、補助安定剤3、滑剤0.75及び酸化防
止剤0.5を含む。成分は、特にことわらない限り、樹
脂100部当りの部数(phr)で添加した。
*値が低すぎて試験装置により記録できなかった表2 
1(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマジ−2
−エチルヘキシルアジペート − − −ジブトキシエ
トキシエチルホルマール 10 2炭素カルシスム−3
.5μ、未被覆品 50 5カーボンブラック−N55
0銘柄 − − 20バンバリー素材温度(°F) 3
07 293 押出素材温度(°F) 207 200
 217押出速度(g/分) 180 200 212
 硬度−ショアーA ASTMD−2240 45脆化
温度(℃)ASTMD−746 −37.5 −46 
−28 −28.5 −36−35℃に於けるクラッシ
・バーグモジュラス(psi)ASTMD−1043 
10500 1耐油性−%体積膨潤ASTMD−471
、ASTM#3オイル100℃/166時間 206 
11 配合物は、また安定剤5、補助安定剤3、滑剤0
.75及び酸化防止剤0.5を含む。成分は、特にこと
わらない限り、樹脂100部当りの部数(phr)で添
加した。
*値が低すぎて試験装置により記録できなかった。
表2 1(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマジ−2
−エチルヘキシルアジペート 20 50ジブトキシエ
トキシエチルホルマール − − 炭酸カルシウム−3
.5μ、未被覆品 − − カーボンブラック−N55
0銘柄 20 20 バンバリー素材温度(°F) 3
06 286 押出素材温度(°F) 208 192
 214押出速度(g/分) 128 222 174
 1■■ 硬度−ショアーA ASTMD−2240 47 23
 60 4■ 楕化温度(℃)ASTMD−746 −42.5 −6
1 −36.5 −12.5 −35℃に於けるクラッシュ・バーグモジュラス(ps
i)ASTMD−104 1750 * 15700 1500 耐油性−%体積膨潤ASTMD471、ASTM#3オ
イル100℃/166時間 153 111 配合物は
、また安定剤5、補助安定剤3、滑剤0.75及び酸化
防止剤0.5を含む。成分は、特にことわらない限り、
樹脂100部当りの部数(phr)で添加した。
*値が低すぎて、試験装置により記録できなかった。
実施例4 実施例3に使用された樹脂と同様の樹脂の第二ロットを
、種々の量のジ−2−エチルヘキシルフタレート可塑剤
と配合した。これらの配合物を、実施例3と同様にして
加工した。ポリ塩化ビニル/アクリレート樹脂の第二の
試料を、上記と同様にして配合し、ついで実施例3のよ
うにして押出した。森理試験の結果及び押出条件を表3
に示す。
表3の中の結果は、ジ−2−エチルヘキシルフタレート
が比較的に少量で使用された時でさえもPVC/アクリ
ル酸2−エチルヘキシルをかなり軟化することを示す。
またこれらの配合物は、ジ−2−エチルヘキシルフタレ
ートを含まないPVC/アクリル酸2−エチルヘキシル
コポリマーに対して改良された低い脆化温度及び一層低
いクラッシ・バーグモジュラル値を示す。
表3 1 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマジ−2
−エチルヘキシルフタレート − 5 1炭酸カルシウ
ム−3.5μ、未被覆品 50 5バンバリー素材温度
(℃) 327 314 2押出素材温度(°F) 2
13 207 208押出速度(g/分) 260 2
71 266 硬度−ショアーA 64 59 53 
43 2楕化温度(℃)ASTMD−746 −25.
5 −26.5 −29.0 −34.0 −46.0 −35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
) 76300 52700 362001 配合物、
また安定剤5、補助安定剤3、滑剤0.75及び酸化防
止剤0.5を含む。
実施例5 重合容器に下記の成分を仕込んだ 水 2085g 塩化ビニルモノマー 685g アクリル酸2−エチルヘキシル 456gポリビニルア
ルコール分散剤#1 6.4%水溶液25.2g ポリビニルアルコール分散剤#2 2.8%水溶液2.
42g 置換セルロース分散剤 2.3%水溶液35.3g 開始剤 0.58g まず容器に水を仕込み、ついで分散剤を仕込んだ。排気
後、モノマーの混合物を添加し、内容物の混合後、絶え
ず撹拌しながら温度を55℃に調節した。最後に開始剤
を添加し、反岡が開始した。
重合を420分間行ない、その後反応器を室温に冷却し
た。ポリマーをストリッピング容器に移して未反応モノ
マーを除去した。ストリッピング後、ポリマー濾過及び
乾燥により回収した。約912gのポリマーを白色粉末
の形態で得た。
実施例6 重合容器に下記の成分を仕込んだ。
水 2085g 塩化ビニルモノマー 685g アクリル酸2−エチルヘキシル 456gポリビニルア
ルコール分散剤#1 6.4%水溶液25.2g ポリビニルアルコール分散剤#2 2.8%水溶液24
.2g 置換セルロース分散剤 2.3%水溶液35.3g 開始剤 0.84g まず容器に水を仕込み、ついで分散剤を仕込んだ。排気
後、モノマーの混合物を添加し、内容物の混合後、絶え
ず撹拌しながら温度を45℃に調節した。最後に、開始
剤を添加し、反応が開始した。重合を660分間行ない
、その後反応器を室温に冷却した。ポリマーをストリッ
ピング容器に移して未反応モノマーを除去した。ストリ
ッピング後、ポリマーを濾過及び乾燥により回収した。
約780gのポリマーを白色のゴム状粉末の形態で得た
実施例7 重合容器に下記の成分を仕込んだ。
水 1620g 塩化ビニルモノマー#1 540g 塩化ビニルモノマー#2 108g アクリル酸2−エチルヘキシル#1 378gアクリル
酸2−エチルヘキシル#2 162gポリビニルアルコ
ール分散剤#1 6.4%水溶液25.2g ポリビニルアルコール分散剤#2 2.8%水溶液24
.2g 置換セルロース分散剤 2.3%水溶液35.3開始剤
 0.95g まず容器に水を仕込み、ついで分散剤を仕込んだ。排気
後、アクリル酸2−エチルヘキシル#1及び塩化ビニル
モノマー#1を添加し、内容物の混合後、絶えず撹拌し
ながら温度を45℃に調節した。最後に開始剤を添加し
、反応が開始した。ついで、反応の前半中にアクリル酸
2−エチルヘキシル#2を計量添加した。反応の終了近
くに、塩化ビニル#2を添加した。重合を720分間行
ない、その後反応器を室温に冷却した。ポリマーをスト
リッピング容器に移して未反応モノマーを除去した。ス
トリッピング後、ポリマーを濾過及び乾燥により回収し
た。約785gのポリマーを白色のゴム状粉末の形態で
得た。
実施例5,6及び7から得られた樹脂を6インチ(15
cm)×13インチ(33cm)の二軸ロールミルを使
用して実施例2と同様の方法及び同様の条件で配合した
。試料をミルからシートとして取り出し、6インチ(1
5cm)×6インチ(15cm)のプラックに切断した
。実施例2に記載したようにして、プラックをプレスし
た。
この試験の結果を表4に示す。
表4の結果は、低いショアーA硬度値、良好な低い脆化
温度(ASTM−D746による)、及び低いフラシュ
ーベルグモジュラスを有する製品が可塑剤を添加しない
で得ることができることを示す。
表4 1 実施例 5 6 7 コポリマー中のVCM/2−EHA比 49.5/50
.5 41.6/50.4 32.8/67.2 重合温度(℃) 55 45 45 硬度(ショアーA) 60 48 38引張強さ(ps
i) 1220 845 113伸び(%) 300 
575 653 クラッシ・バーグモジュラス(psi) 578脆化温
度(℃)ASTMD746 −26.5 −33.5 
−40.5 1 配合物は、また安定剤5、補助安定剤3、充填剤8
、滑剤0.5、及び酸化防止剤0.5を含む。
実施例8 重合容器に下記の成分、以下に示した順序で仕込んだ。
水 26.67kg 塩化ビニルモノマー#1 8.99kg塩化ビニルモノ
マー#2 2.7kg アクリル酸2−エチルヘキシル#1 6.07kg アクリル酸n−ブチル#1 0.674kgアクリル酸
2−エチルヘキシル#2 2.02kg アクリル酸n−ブチル#2 0.225kgポリビニル
アルコール分散剤#1 5.0%水溶液390g ポリビニルアルコール分散剤#2 5.3%水溶液17
0g 置換セルロース分散剤 2.3%水溶液550g開始剤
 14.4g まず容器に水を仕込み、ついで分散剤を仕込んだ。排気
後、アクリル酸2−エチルヘキシル#1、アクリル酸n
−ブチル、及び塩化ビニルモノマー#1の混合物を添加
し、内容物の混合後、絶えず撹拌しながら温度を50℃
に調節した。最後に、開始剤を添加し、反応が開始した
。ついで、反応の前半中に、アクリル酸2−エチルヘキ
シル#2及びアクリル酸n−ブチルの混合物を計量添加
した。反応の終了近くに、塩化ビニルモノマー#2を計
量添加した。重合を540分間行ない、その後反応器を
室温に冷却した。ポリマースラリーをストリッピング容
器に移し、未反応モノマーを除去した。ストリッピング
後、ポリマーを濾過及び乾燥により回収した。約14.
6kg(32.2ポンド)のポリマーを白色のゴム状粉
末の形態で得た。
実施例8により得られた樹脂を8.6インチ(15cm
)×13インチ(33cm)の二軸ロールミルを用いて
、実施例2のポニ塩化ビニルコポリマーをベースとする
配合物と同様にして同様の条件で配合した。試料をミル
からシートとして取り出し、6インチ(15cm)×6
インチ(15cm)のプラックに切断した。実施例2と
同様にしてプラックをプレスした。この試験の結果を表
5に示す。
表5中の結果は、低いショアーA硬度値、良好な低い脆
化温度の値(ASTMD746による)、及び比較的低
いクラッシ・バーグモジュラス(ASTMD−1043
による)を有する製品が可塑剤を添加しないで得ること
ができることを示す。
比較的少ない量の添加は、クラッシ・バーグモジュラス
及びショアーA硬度のかなりの減少をもたらす。
表5 1 実施例8の樹脂 2.5phrのDIDPとブレンドした実施例8の樹脂 硬度(ショアーA)ASTMD−2240 48引張強
さ(soi)ASTMD−412 750伸び(%)A
STMD−412 430 500−35℃に於けるク
ラッシ・バーグモジュラス(psi)、ASTMD−1
043 67700 楕化温度(℃)ASTMD−74
6 −30 −圧縮永久歪(%)ASTMD−395方
法B(22時間、100℃) 45 44 (22時間、室温) 40 41 1 配合物は、またスズ安定剤1.8、補助安定剤0.
25、滑剤1.5及び酸化防止剤0.2phrを含む。
特にことわらない限り、成分は樹脂100部当りの部数
(phr)で添加した。
DIPP=ジイソデシルフタレート 実施例9 実施例1に記載された樹脂と同様の樹脂を用いて、表6
に示されたブレンドを調製した。これらのブレンドを、
160℃のロール温度で加熱された6インチ(15cm
)×13インチ(33cm)の二軸ロールミルで調製し
た。ブレンドを、バンド状に巻付けた後、2分間混練し
、ついでミルからシートとして取り出した。シートを6
インチ(15cm)×6インチ(15cm)のプラック
に切断し、圧縮成形した。ついで、圧縮成形されたプラ
ックを物理試験に供した。
表6中の結果はポリマー添加剤(ポリエステルエラスト
マー)をポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーに添
加することにより、増強された低温脆性、引裂強さ及び
熱油中の一層低い体績膨潤を得ることができることを示
す。
表6 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマポリエ
ステルエラストマー(ハイトレル4056)2 − 1
.0 5.0 10.0 20硬度−ショアーA AS
TMD−2240 58脆化温度(℃) −30.5 
−30.5 −34.0 −34.5 −32.5 −35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
)ASTMD−1043 65300 6耐油性−%体
積膨潤、ASTMD−471、ASTM#3オイル10
0℃/166時間 177 引裂強さ(PPI)AST
MD−624、ダイC1 配合物は、また安定剤5、補
助安定剤3、充填剤8、酸化防止剤0.5、及び滑剤0
.75を含む。特にことわらない限り、成分は樹脂10
0部当りの部数(phr)で添加される。
2 E.I.デュポン・デ・ネモアス・インコーポレー
ションの製品。
実施例10 実施例1に示された樹脂と同様の樹脂を使用して、表7
、8及び9中に示されたブレンドを調製した。これらの
ブレンドを、ブレンドされる基材に応じて149〜19
9℃のロール温度で加熱された6インチ(15cm)×
13インチ(33cm)の二軸ロールミルで諸成分を混
合することにより調製した。ブレンドを、バンド状に巻
付けた後8分間混練し、ついで生成物をミルからシート
として取り出し6インチ(15cm)×6インチ(15
cm)のプラックに切断した。2分間の予熱及び3分間
のプレスサイクルを用いて、プラックを160℃でプレ
スした。ついでプレスされたプラックを物理試験に供し
た。
表7、8及び9中の結果は、ポリウレタン及び二つの異
なる型のエチレンコポリマーが、通常の可塑剤の存在下
でポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーに添加され
て、増強された低温脆性、引裂強さ及び、選ばれたポリ
マー添加剤に応じて、熱油中に浸漬された場合に一層低
に体積膨潤値を有する製品を得ることができることを示
す。
表7 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマ熱可塑
性ポリウレタン(210℃、3800gの荷重で5〜1
7g/10分のメルトインデックス塩素化ポリエチレン
 5 5 5 5 5ホスフェート可塑剤 5 5 5
 5 5硬度−ショアーA ASTMD−2240 7
8脆化温度(℃)ASTMD746 −33.5 −1
1.5 −15 −20 −29.5−35℃に於ける
クラッシ・バーグモジュラス(psi)ASTMD−1
043 92550 1耐油性−%体積膨潤ASTMD
−471、ASTM#3オイル 141 118 12
4 96 引裂強さ(PPI)ASTMD−624、ダ
イC1 配合物は、また安定剤及び滑剤7.9、難燃剤
及び酸化防止剤3.45、充填剤35、顔料及び殺カビ
剤16を含む。特にことわらない限り、成分は樹脂10
0部当りの部数(phr)で添加される。
表7(続き) PVCアクリル酸2−エチルヘキシルコポリマー熱可塑
性ポレウレタン(210℃、3800gの荷重で5〜1
7g/10分のメルトインデックス塩素化ポリエチレン
 5 5 5 5 5ホスフェート可塑剤 5 5 5
 5 5硬度−ショアーA ASTMD−2240 6
7楕化温度(℃)ASTMD−746 −21 −21
.5 −25.5 −25.5 −28−35℃に於け
るクラッシ・バーグモジュラス(psi)ASTMD−
1043 49850 5耐油性−%体積膨潤ASTM
D−471、ASTM#3オイル100℃/166時間
 157 1引裂強さ(PPI)ASTMD−624、
ダイC2 配合物は、また安定剤及び滑剤5.5、補助
安定剤3、充填剤5、難燃剤及び酸化防止剤3.45、
顔料及び殺カビ剤16を含む。特にことわらない限り成
分は樹脂100部当りの部数(phr)で添加される。
表8 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマエチレ
ン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマー(エルバロイ
741)3 − 10 20 50塩素化ポリエチレン
ホスフェート可塑剤 5 5硬度−ショアーA 73 
78 77 74 7脆化温度(℃) −17 −19
 −19 −23 −23.5 −35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
)ASTMD−1043 101450 耐油性−%体
積膨潤ASTMD−471、ASTM#3オイル 10
0℃/166時間 171 引裂強さ(PPI)AST
MD624、ダイC 1 配合物は、また安定剤及び滑
剤7.9、難燃剤及び酸化防止剤3.45、顔料及び殺
カビ剤16を含む。特にことわらない限り成分は樹脂1
00部当りの部数(phr)で添加される。
3 E.I.デュポン・デ・ネモアウス・インコーポレ
ーションの製品。
表8(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマエチレ
ン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマー(エルバロイ
741)3 − 10 20 50塩素化ポリエチレン
 5 5 5 5 5ホスフェート可塑剤 5 5 5
 5 5硬度−ショアーA ASTMD−2240 6
2脆化温度(℃)ASTMD−746 −23 −26
.5 −24 −29.5 −32−35℃に於けるク
ラッシ・バーグモジュラス(psi)ASTMD−10
43 52450 5耐油性−%体積膨潤ASTMD−
471、ASTM#3オイル100℃/166時間 1
03 1引裂強さ(PPI)ASTMD−624、ダイ
C2 配合物は、また安定剤及び滑剤5.5、補助安定
剤3、充填剤5、難燃剤及び酸化防止剤3.45、顔料
及び殺カビ剤16を含む。特にことわらない限り成分は
樹脂100部当りの部数(phr)で添加される。
3 E.I.デュポン・デ・ネモアウス・インコーポレ
ーションの製品。
表9 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマエチレ
ン−アクリル酸エチルコポリマー(6169NT、ユニ
オン・カーバイド) − 10 2塩素化ポリエチレン
 5 5 5 5 5ホスフェート可塑剤 5 5 5
 5 5硬度−ショアーA ASTMD−2240 7
3脆化温度(℃)ASTMD−746 −15.5 −
19.5 20.5 −22 −26.5−35℃に於
けるクラッシ・バーグモジュラス(psi)ASTMD
−1043 114400 耐油性−%体積膨潤AST
D471、ASTM#3オイル100℃/166時間 
165 268 271 208 * 引裂強さ(PPI)ASTMD−624、ダイC1 配
合物は、また安定剤及び滑剤7.9、難燃剤及び酸化防
止剤3.45、顔料及び殺カビ剤16を含む。特にこと
わらない限り成分は樹脂100部当りの部数(phr)
で添加される。
* 試料は崩壊した。
表9(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマエチレ
ン−アクリル酸エチルコポリマー(6169NT、ユニ
オン・カーバイド) − 10 2塩素化ポリエチレン
 5 5 5 5 5ホスフェート可塑剤 5 5 5
 5 5硬度−ショアーA ASTMD−2240  
6脆化温度(℃)ASTMD−746 −23 −24
.5 −20 −24 −27.5−35℃に於けるク
ラッシ・バーグモジュラス(psi)ASTMD−10
43 58450 4耐油性−%体積膨潤ASTD47
1、ASTM#3オイル100℃/166時間 155
 282 153 * * 引裂強さ(PPI)ASTMD−624、ダイC2 配
合物は、また安定剤及び滑剤5.5、補助安定剤3、充
填剤5、難燃剤及び酸化防止剤3.45、顔料及び殺カ
ビ剤16を含む。特にことわらない限り成分は樹脂10
0部当りの部数(phr)で添加される。
* 試料は崩壊した。
実施例11 実施例1に記載された樹脂と同様の樹脂を使用して、表
10,11,12及び13に示されたブレンドを調製し
た。これらのブレンドを、ポリマー添加剤の型及び量に
応じて160〜191℃のロール温度で加熱された6イ
ンチ(15cm)×13インチ(33cm)の二軸ロー
ルミルで調製した。ブレンドをミルからシートとして取
り出し、6インチ(15cm)×6インチ(15cm)
のプラックに切断した。これらのプラックを、5分間の
予熱及び177℃で5分間のプレスサイクルを用いて圧
縮成形した。ついで、成形試験片を物理試験に供した。
表10,11,12及び13の中の結果は、熱可塑性ゴ
ムをポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーとブレン
ドすることにより、著しく改良された低温脆性、改良さ
れた引裂強度及び、選ばれたポリマーブレンド剤に応じ
て熱油中の減少された体積膨潤を有する製品を製造し得
ることを示す。
表10 1 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマパラロ
イドBTA7332(メタクリレート−ブタジエン−ス
チレンポリマー) − 20 50炭酸カルシウム−3
.5μ、未被覆品 − − 硬度−ショアーA AST
MD−2240 61脆化温度(℃)ASTMD−74
6 −22 −17.5 −41 −45.5 −49
 −67.5 −47 −35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
)ASTMD−1043 61050 4耐油性−%体
積膨潤ASTD471、ASTM#3オイル100℃/
166時間 180 175引裂強さ(PPI)AST
MD−624、ダイC1 配合物は、また安定剤3、補
助安定剤4、滑剤及び酸化防止剤1.0を含む。特にこ
とわらない限り、成分は樹脂100部当りの部数(ph
r)で添加される。
2 ローム・アンド・ハース・インコーポレーションの
製品。
表10 1(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマパラロ
イドBTA7332(メタクリレート−ブタジェン−ス
チレンポリマー) − 20 50炭酸カルシウム−3
.5μ、未被覆品 20 2硬度−ショアーA AST
MD−2240 67脆化温度(℃)ASTMD−74
6 −25 −30.5 −41 −47 −46.5
 −49.5 −47.5 耐油性−%体積膨潤ASTD471、ASTM#3オイ
ル100℃/166時間 160 160引裂強さ(P
PI)ASTMD−624、ダイC1 配合物は、また
安定剤3、補助安定剤4、滑剤及び酸化防止剤1.0を
含む。特にことわらない限り、成分は樹脂100部当り
の部数(phr)で添加される。
2 ローム・アンド・ハース・インコーポレーションの
製品。
表11 1 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマブレン
デックス3382(アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレンポリマー) − 20 50炭酸カルシウム−3
.5μ未被覆品 − − −硬度−ショアーA AST
MD−2240 61 69 76 83 86 88
 9■脆化温度(℃)ASTMD−746 −22 −
10 −15 −51.5 −76 * *−35℃に
於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi)ASTM
D−1043 61050 47500 27500 
20250 * * *耐油性−%体積膨潤ASTD4
71、ASTM#3オイル100℃/166時間 18
0 170引裂強さ(PPI)ASTMD−624、ダ
イC■■ 200 1 配合物は、また安定剤3、補助安定剤4、滑剤及び
酸化防止剤1.0を含む。特にことわらない限り、成分
は樹脂100部当りの部数(phr)で添加される。
2 ゼネラル・エレクトリック・インコーポレーション
製品。
* 値が低すぎて試験装置により記録できなかった。
表11 1(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマブレン
デックス3382(アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレンポリマー) − 20 50炭酸カルシウム−3
.5μ、未被覆品 20 2硬度−ショアーA AST
MD−2240 67脆化温度(℃)ASTMD−74
6 −25 −11 −17 −50.5 * * *
−35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
)ASTMD−1043 68300 54800 3
8300 15700 * * *耐油性−%体積膨潤
ASTD471、ASTM#3オイル100℃/166
時間 160 176引裂強さ(PPI)ASTMD−
624、ダイC1 配合物は、また安定剤3、補助安定
剤4、滑剤及び酸化防止剤1.0を含む。特にことわら
ない限り、成分は樹脂100部当りの部数(phr)で
添加される。
2 ゼネラル・エレクトリック・インコーポレーション
製品。
* 値が低すぎて試験装置により記録できなかった。
表12 1 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマデュラ
ストレングス2002(アクリルポリマー炭酸カルシウ
ム−3.5μ、未被覆品 − − 硬度−ショアーA 
ASTMD−2240 61 69 76 83 89
 91 ■1脆化温度(℃)ASTMD−746 −2
2 −1■ −21 −2■ −36.5 −41.5
 −4■.5 −35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
)ASTMD−1043 61050 47700 3
4850 32000 3■450耐油性−%体積膨潤
ASTD471、ASTM#3オイル100℃/166
時間 100 165引裂強さ(PPI)ASTMD−
624、ダイC1 配合物は、また安定剤3、補助安定
剤4、滑剤及び酸化防止剤1.0を含む。特にことわら
ない限り、成分は樹脂100部当りの部数(phr)で
添加される。
2 M&Tケミカルズ・インコーポレーション製品。
表12 1(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマデュラ
ストレングス2002(アクリルポリマー炭酸カルシウ
ム−3.5μ、未被覆品 20 2硬度−ショアーA 
ASTMD−2240 67脆化温度(℃)ASTMD
−746 −25 −26 −32 −37.5 −4
0.5 −44−35℃に於けるクラッシ・バーグモジ
ュラス(psi)ASTMD−1043 ■8300 
5■000 42300 31■50 50000耐油
性−%体積膨潤ASTD471、ASTM#3オイル1
00℃/166時間 160 155 1■■ 125
 109 102 97引裂強さ(PPI)ASTMD
−624、ダイC1 配合物は、また安定剤3、補助安
定剤4、滑剤及び酸化防止剤1.0を含む。特にことわ
らない限り、成分は樹脂100部当りの部数(phr)
で添加される。
2 M&Tケミカルズ・インコーポレーション製品。
表13 1 PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマパラロ
イドKM−334(アクリルポリマー)2炭酸カルシウ
ム−3.5μ、未被覆品 − − 硬度−ショアーA 
ASTMD−2240 61脆化温度(℃)ASTMD
−746 −22 −21.5 −32 −39.5 
−45 −47.5 −51.5 −35℃に於けるクラッシ・バーグモジュラス(psi
)ASTMD−1043 61050 4耐油性−%体
積膨潤ASTD471、ASTM#3オイル100℃/
166時間 180 160引裂強さ(PPI)AST
MD−624、ダイC1 配合物は、また安定剤3、補
助安定剤4、滑剤及び酸化防止剤1.0を含む。特にこ
とわらない限り、成分は樹脂100部当りの部数(ph
r)で添加される。
2 ローム・アンド・ハース・インコーポレーションの
製品。
表13 1(続き) PVC/アクリル酸2−エチルヘキシルコポリマパラロ
イドKM−334(アクリルポリマー)2炭酸カルシウ
ム−3.5μ、未被覆品 20 2硬度−ショアーA 
ASTMD−2240 67脆化温度(℃)ASTMD
−746 −25 −27 −33.5 −37 −4
4 −45.5−35℃に於けるクラッシ・バーグモジ
ュラス(psi)ASTMD−1043 68300 
5耐油性−%体積膨潤ASTD471、ASTM#3オ
イル100℃/166時間 160 153引裂強さ(
PPI)ASTMD−624、ダイC 97 125 
130 163 175 1■0 1■■ 1 配合物は、また安定剤3、補助安定剤4、滑剤及び
酸化防止剤1.0を含む。特にことわらない限り、成分
は樹脂100部当りの部数(phr)で添加される。
2 ローム・アンド・ハース・インコーポレーションの
製品。
特許法に従って、最良の方法及び好ましい態様が記載さ
れたが、本発明の範囲はそれらに限定されず、むしろ請
求項の範囲により限定される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)約10重量部〜約90重量部の塩化ビニル単
    位及び任意のビニル成分単位(前記の任意のビニル成分
    単位の量は約0〜約45重量部である)及び (b)約90重量部〜約10重量部の一種以上のアクリ
    レート単位を含むポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
    マーであって、 前記のアクリレート単位が、重合前に、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼式 I (式中、R^1は1〜18個の炭素原子を有する、芳香
    族基、脂肪族基、もしくはそれらの組合せ、もしくはそ
    れらのハロゲン誘導体、または水素であり、かつ R^2は1〜18個の炭素原子を有する、脂肪族基、芳
    香族基、アルキルヒドロキシル、もしくはそれらの組合
    せ、もしくはそれらのハロゲン誘導体、または2〜1,
    000個の炭素原子を有する、アルコキシアルキル、フ
    ェノキシアリール、フェノキシアルキル、もしくはこれ
    らの組合せを含むヒドロカルビルエーテルまたはその置
    換ハロゲン、酸素、硫黄、もしくは窒素誘導体である)
    を有する、ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマー、
    及び約0重量部〜約300重量部の可塑剤 を含んでなる、軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 2、前記の可塑剤が、アジピン酸誘導体、アゼライン酸
    誘導体、安息香酸誘導体、クエン酸誘導体、エポキシ誘
    導体、エーテル、ホルマール、グリコール誘導体、グリ
    コレート、グリセロール誘導体、ポリグリセロール誘導
    体、石油誘導体、イソ酪酸誘導体、イソフタル酸誘導体
    、イソセバシン酸誘導体、オレイン酸誘導体、パラフィ
    ン、ペンタエリスリトール誘導体、リン酸誘導体、フタ
    ル酸誘導体、リシノール酸誘導体、セバシン酸誘導体、
    ステアリン酸誘導体、スルホンアミド、スルホネート、
    酒石酸誘導体、テレフタレート、トリメリテート、鉱油
    、ポリエステル、ポリスチレンまたはその誘導体、ニト
    リル−ブタジエンコポリマー、1〜18個の炭素原子を
    有するモノマーからつくられた塩素化ポリオレフィン、
    1〜18個の炭素原子を有するモノマーからつくられた
    酸化ポリオレフィン、ポリエピクロロヒドリンまたはそ
    のコポリマー、ポリアクリレート、ポリシロキサン、及
    び上記の可塑剤の組合せであり、前記の塩化ビニル単位
    及び前記の任意のビニル成分単位の量が約20重量部〜
    約80重量部であり、前記の任意のビニル成分単位の量
    が約0〜約20重量部であり、前記の任意のビニル成分
    が、重合前に、エステル部分中に1〜18個の炭素原子
    を有するビニルエステル、塩化ビニリデン、1,2−ジ
    クロロエチレン、スチレンまたは合計8〜15個の炭素
    原子を有するスチレン誘導体、ビニルナフタレン、合計
    4〜18個の炭素原子を有するジオレフィンまたは合計
    2〜18個の炭素原子を有するモノオレフィンであり、
    前記のポリ塩化ビニル−アクリレートの前記の一種以上
    のアクリレート単位の量が、約80重量部〜約20重量
    部である請求項1記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組
    成物。 3、前記のアジピン酸誘導体は、エステルを形成する夫
    々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を
    含むジエステルであり、前記のアゼライン酸誘導体は、
    エステルを形成する夫々のアルコール基が独立に約1〜
    約18個の炭素原子を含むジエステルであり、前記の安
    息香酸誘導体は、エステルを形成する夫々のアルコール
    基が独立に約1〜約100個の炭素原子を含むジエステ
    ルであり、前記のクエン酸誘導体は、エステルを形成す
    る夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭素原
    子を含むトリエステルであり、前記のエーテルは合計約
    2〜約50個の炭素原子を有し、前記のホルマールは合
    計約3〜約40個の炭素原子を有し、前記のグリコール
    誘導体は、エステルを形成する夫々のアルコール基が独
    立に約1〜約100個の炭素原子を含むジエステルであ
    り、前記のグリコレート誘導体は、エステルを形成する
    夫々のアルコール基が独立に約1〜約20個の炭素原子
    を含むエステルであり、前記のグリセロール誘導体及び
    前記のポリグリセロール誘導体は、エステルを形成する
    夫々の酸基が独立に1〜18個の炭素原子を含むエステ
    ルであり、前記のイソ酪酸誘導体は、エステルを形成す
    る夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭素原
    子を含むジエステルであり、前記のイソフタル酸誘導体
    は、エステルを形成する夫々のアルコール基が独立に約
    1〜約18個の炭素原子を含むジエステルであり、前記
    のイソセバシン酸誘導体は、エステルを形成する夫々の
    アルコール基が、独立に約1〜約18個の炭素原子を含
    む、ジエステルであり、前記のオレイン酸誘導体は、エ
    ステルを形成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約
    18個の炭素原子を含むエステルであり、前記のパラフ
    ィンは塩素化パラフィンであり、前記のペンタエリスリ
    トール誘導体は、エステルを形成する夫々の酸基が独立
    に約1〜約18個の炭素原子を含むエステルであり、前
    記のリン酸誘導体は、エステルを形成する夫々のアルコ
    ール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を含むトリエ
    ステルであり、前記のフタル酸誘導体は、エステルを形
    成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭
    素原子を含むジエステルであり、前記のリシノール酸誘
    導体は、エステルを形成する夫々のアルコール基が独立
    に約1〜約18個の炭素原子を含むエステルであり、前
    記のセバシン酸誘導体は、エステルを形成する夫々のア
    ルコール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を含むジ
    エステルであり、前記のステアリン酸誘導体は、エステ
    ルを形成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18
    個の炭素原子を含むエステルであり、前記の酒石酸誘導
    体は、エステルを形成する夫々のアルコール基が独立に
    約1〜約18個の炭素原子を含むジエステルであり、前
    記のテレフタレートは、エステルを形成する夫々のアル
    コール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を含むジエ
    ステルであり、前記のトリメリテートは、エステルを形
    成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭
    素原子を含むトリエステルであり、前記のスチレン誘導
    体は、スチレンまたは8〜12個の炭素原子を有するス
    チレン誘導体からつくられ、前記のポリエステルは2〜
    約12個の炭素原子を有するジカルボン酸と約2〜約1
    ,000個の炭素原子を有するジオールとからつくられ
    、前記のニトリル−ブタジエンコポリマーは50重量%
    以下のニトリル含量を有し、前記の塩素化ポリオレフィ
    ンはその中に50重量%以下の塩素を有し、前記のポリ
    エピクロロヒドリンポリマーまたは前記のコポリマーは
    約100,000〜約1,000,000の重量平均分
    子量を有し、かつ前記のポリアクリレートを形成するモ
    ノマーは式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^3は1〜18個の炭素原子を有する、芳香
    族基、脂肪族基、もしくはそれらの組合せ、または水素
    、またはそれらのハロゲン誘導体であり、かつR^4は
    1〜18個の炭素原子を有する、アルキルの如き脂肪族
    基、芳香族基、アルキルヒドロキシル基、もしくはそれ
    らの組合せ、または上記のもののハロゲン誘導体;また
    は2〜1000個の炭素原子を有するヒドロカルビルエ
    ーテルもしくはその置換ハロゲン、酸素、窒素もしくは
    硫黄誘導体である) を有し、 前記のポリシロキサンは 式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^5及びR^6は独立に1〜18個の炭素原
    子を有する、脂肪族基または芳香族基である) 反復単位を有し、 または可塑剤が上記の可塑剤の組合せである請求項2記
    載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 4、R^1がメチルまたは水素であり、R^2が2〜1
    0個の炭素原子を有するアルキルまたは2〜18個の炭
    素原子を有する、アルコキシアルキル、フェノキシアリ
    ールもしくはフェノキシアルキル、またはこれらの組合
    せであり、前記の可塑剤の量が前記のポリ塩化ビニル−
    アクリレートコポリマー100重量部当り約2〜約10
    0重量部である請求項3記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビ
    ニル組成物。 5、前記の任意のビニル成分単位が重合前に酢酸ビニル
    であり、前記の塩化ビニル単位及び前記の任意の酢酸ビ
    ニル単位の量が約30〜約60重量部であり、前記のポ
    リ塩化ビニル−アクリレートコポリマーを形成する前記
    の一種以上のアクリレート単位の量が約70重量部〜約
    40重量部であり、R^1が水素であり、R^2が2〜
    8個の炭素原子を有するアルキルであり、かつ前記の可
    塑剤の量が前記のポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
    マー100重量部当り約5重量部〜約50重量部である
    請求項4記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 6、前記の可塑剤が、ジイソブチルアジペート、ジ−2
    −エチルヘキシルアジペート、ヘプトルノニルアジペー
    ト、オクチルデシルアジペート、ジイソデシルアジペー
    ト、ジブトキシエチルアジペート、ジ(メチルシクロヘ
    キシル)アジペート、ビス(2,2,4−トリメチル−
    1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート)アジペ
    ート、ジブチルフタレート、ジイソヘキシルフタレート
    、ジメチルイソブチルカルビニルフタレート、ブチルオ
    クチルフタレート、ブチルイソデシルフタレート、ジ−
    n−オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタ
    レート、ジイソオクチルフタレート、ジカプリルフタレ
    ート、ジ(ヘプチル、ノニル)フタレート、ジ(ヘプチ
    ル、ノニル、ウンデシル)フタレート、ジイソノニルフ
    タレート、n−オクチルn−デシルフタレート、ジイソ
    デシルフタレート、ジウンデシルフタレート、ジトリデ
    シルフタレート、ジアリルフタレート、ジヒドロアビエ
    チルフタレート、ブチルシクロヘキシルフタレート、ブ
    チルベンジルフタレート、アルキルベンジルフタレート
    、ジシクロヘキシルフタレート、ジフェニルフタレート
    、アルキルアリール変性フタレート、ジメトキシエチル
    フタレート、ジエトキシエトキシエチルフタレート、ジ
    ブトキシエチルフタレート、トリ−2−エチルヘキシル
    トリメリテート、トリ(ヘプチル、ノニル)トリメリテ
    ーと、n−オクチル、n−デシルトリメリテート、トリ
    イソデシルトリメリテート、トリ−n−オクチルトリメ
    リテート、アジペート系ポリエステル、グルタレート系
    ポリエステル、トリ−2−エチルヘキシルトリメリテー
    ト、鉱油、ジブトキシエトキシエチルホルマール、40
    重量%以下のニトリル含量を有するニトリル−ブタジエ
    ンコポリマー、鉱油、ジブトキシエトキシエチルホルマ
    ール、もしくは前記のポリエステルまたは前記の反復単
    位のR^5及びR^6が独立にメチルもしくはフェニル
    、である前記のポリシロキサン、または上記の可塑剤の
    組合せである請求項5記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニ
    ル組成物。 7、(a)約10重量部〜約90重量部の塩化ビニル単
    位及び任意のビニル成分単位(前記の任意のビニル成分
    単位の量は約0〜約45重量部である)及び (b)約90重量部〜約10重量部の一種以上のアクリ
    レート単位を含むポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
    マーであって、 前記のアクリレート単位が、重合前に、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式 I (式中は、R^1は1〜18個の炭素原子を有する、芳
    香族基、脂肪族基、もしくはそれらの組合せ、もしくは
    それらのハロゲン誘導体、または水素であり、かつ R^2は1〜18個の炭素原子を有する、脂肪族基、芳
    香族基、アルキルヒドロキシル、もしくはそれらの組合
    せ、もしくはそれらのハロゲン誘導体、または2〜1,
    000個の炭素原子を有する、アルコキシルアルキル、
    フェノキシアリール、フェノキシアルキル、もしくはこ
    れらの組合せを含むヒドロカルビルエーテルまたはその
    置換ハロゲン、酸素、硫黄、もしくは窒素誘導体である
    )を有する、ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマー
    、及び可塑化されたポリ塩化ビニル−アクリレートコポ
    リマー組成物が55以下のショアーA硬度を有するよう
    に有効量の可塑剤 を含んでなる、軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 8、前記の可塑剤が、アジピン酸誘導体、アゼライン酸
    誘導体、安息香酸誘導体、クエン酸誘導体、エポキシ誘
    導体、エーテル、ホルマール、グリコール誘導体、グリ
    コレート、グリセロール誘導体、ポリグリセロール誘導
    体、石油誘導体、イソ酪酸誘導体、イソフタル酸誘導体
    、イソセバシン酸誘導体、オレイン酸誘導体、パラフィ
    ン、ペンタエリスリトール誘導体、 リシノール酸誘導体、セバシン誘導体、ステアリン酸誘
    導体、スルホンアミド、スルホネート、酒石酸誘導体、
    テレフタレート、トリメリテート、鉱油、ポリエステル
    、ポリスチレンまたはその誘導体、ニトリル−ブタジエ
    ンコポリマー、1〜18個の炭素原子を有するモノマー
    からつくられた塩素化ポリオレフィン、1−18個の炭
    素原子を有するモノマーからつくられた酸化ポリオレフ
    ィン、ポリエピクロロヒドリンまたはそのコポリマー、
    ポリアクリレート、ポリシロキサン、及び上記の可塑剤
    の組合せである請求項7記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビ
    ニル組成物。 9、前記の塩化ビニル単位及び前記の任意のビニル成分
    単位の量が約20重量部〜約80重量部であり、前記の
    任意のビニル成分単位の量が約0〜約20重量部であり
    、前記の任意のビニル成分単位が、重合前に、エステル
    部分中に1〜18個の炭素原子を有するビニルエステル
    、塩化ビニリデン、1,2−ジクロロエチレン、スチレ
    ンまたは合計8〜15個の炭素原子を有するスチレン誘
    導体、ビニルナフタレン、合計4〜18個の炭素原子を
    有するジオレフィンまたは合計2〜18個の炭素原子を
    有するモノオレフィンであり、前記のポリ塩化ビニル−
    アクリレートの前記の一種以上のアクリレート単位の量
    が、約80重量部〜約20重量部であり、前記のポリ塩
    化ビニル可塑剤の前記の有効量は、前記の可塑剤された
    ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマー組成物が50
    以下のショア−A硬度を有するような量である請求項8
    記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 10、前記のアジピン酸誘導体は、エステルを形成する
    夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭素原子
    を含むジエステルであり、前記のアゼライン酸誘導体は
    、エステルを形成する夫々のアルコール基が独立に約1
    〜約18個の炭素原子を含むジエステルであり、前記の
    安息香酸誘導体は、エステルを形成する夫々のアルコー
    ル基が独立に約1〜約100個の炭素原子を含むジエス
    テルであり、前記のクエン酸誘導体は、エステルを形成
    する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭素
    原子を含むトリエステルであり、前記のエーテルは合計
    約2〜約50個の炭素原子を有し、前記のホルマールは
    合計約3〜約40個の炭素原子を有し、前記のグリコー
    ル誘導体は、エステルを形成する夫々のアルコール基が
    独立に約1〜約100個の炭素原子を含むジエステルで
    あり、前記のグリコレート誘導体は、エステルを形成す
    る夫々のアルコール基が独立に約1〜約20個の炭素原
    子を含むエステルであり、前記のグリセロール誘導体及
    び前記のポリグリセロール誘導体は、エステルを形成す
    る夫々の酸基が独立に1〜18個の炭素原子を含むエス
    テルであり、前記のイソ酪酸誘導体は、エステルを形成
    する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭素
    原子を含むジエステルであり、前記のイソフタル酸誘導
    体は、エステルを形成する夫々のアルコール基が独立に
    約1〜約18個の炭素原子を含むジエステルであり、前
    記のイソセバシン酸誘導体は、エステルを形成する夫々
    のアルコール基が、独立に約1〜約18個の炭素原子を
    含むジエステルであり、前記のオレイン酸誘導体は、エ
    ステルを形成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約
    18個の炭素原子を含むエステルであり、前記のパラフ
    ィンは塩素化パラフィンであり、前記のペンタエリスリ
    トール誘導体は、エステルを形成する夫々の酸基が独立
    に約1〜約18個の炭素原子を含むエステルであり、前
    記のリン酸誘導体は、エステルを形成する夫々のアルコ
    ール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を含むトリエ
    ステルであり、前記のフタル酸誘導体は、エステルを形
    成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭
    素原子を含むジエステルであり、前記のリシノール酸誘
    導体は、エステルを形成する夫々のアルコール基が独立
    に約1〜約18個の炭素原子を含むエステルであり、前
    記のセバシン酸誘導体は、エステルを形成する夫々のア
    ルコール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を含むジ
    エステルであり、前記のステアリン酸誘導体は、エステ
    ルを形成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18
    個の炭素原子を含むエステルであり、前記の酒石酸誘導
    体は、エステルを形成する夫々のアルコール基が独立に
    約1〜約18個の炭素原子を含むジエステルであり、前
    記のテレフタレートは、エステルを形成する夫々のアル
    コール基が独立に約1〜約18個の炭素原子を含むジエ
    ステルであり、前記のトリメリテートは、エステルを形
    成する夫々のアルコール基が独立に約1〜約18個の炭
    素原子を含むトリエステルであり、前記のスチレン誘導
    体はスチレンまたは8〜12個の炭素原子を有するスチ
    レン誘導体からつくられ、前記のポリエステルは2〜約
    12個の炭素原子を有するジカルボン酸と約2〜約1,
    000個の炭素原子を有するジオールとからつくられ、
    前記のニトリル−ブタジエンコポリマーは50重量以下
    のニトリル含量を有し、前記の塩素化ポリオレフィンは
    その中に50重量%以下の塩素を有し、前記のポリエピ
    クロロヒドリンポリマーまたは前記のコポリマーは約1
    00,000〜約1,000,000の重量平均分子量
    を有し、かつ前記のポリアクリレートを形成するモノマ
    ーは式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^3は1〜18個の炭素原子を有する、芳香
    族基、脂肪族基、もしくはそれらの組合せ、または水素
    、またはそれらのハロゲン誘導体であり、かつR^4は
    1〜18個の炭素原子を有する、アルキルの如き脂肪族
    基、芳香族基、アルキルヒドロキシル基、もしくはそれ
    らの組合せ、または上記のもののハロゲン誘導体;また
    は2〜1000個の炭素原子を有するヒドロカルビルエ
    ーテルもしくはその置換ハロゲン、酸素、窒素もしくは
    硫黄誘導体である) を有し、 前記のポリシロキサンは 式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^5及びR^6は独立に1〜18個の炭素原
    子を有する、脂肪族基または芳香族基である) の反復単位を有し、 または可塑剤が上記の可塑剤の組合せである請求項9記
    載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 11、前記の任意のビニル成分単位が重合前に酢酸ビニ
    ルであり、前記の塩化ビニル単位及び前記の任意の酢酸
    ビニル単位の量が約30〜約60重量部であり、前記の
    ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーを形成する前
    記の一種以上のアクリレート単位の量が約70重量部〜
    約40重量部であり、 前記の可塑剤が、ジイソブチルアジペート、ジ−2−エ
    チルヘキシルアジペート、ヘプチルノニルアジペート、
    オクチルデシルアジペート、ジイソデシルアジペート、
    ジブトキシエチルアジペート、ジ(メチルシクロヘキシ
    ル)アジペート、ビス(2,2,4−トリメチル−1,
    3−ペンタンジオールモノイソブチレート)アジペート
    、ジブチルフタレート、ジイソヘキシルフタレート、ジ
    メチルイソブチルカルビニルフタレート、ブチルオクチ
    ルフタレート、ブチルイソデシルフタレート、ジ−n−
    オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレー
    ト、ジイソオクチルフタレート、ジカプリルフタレート
    、ジ(ヘプチル、ノニル)フタレート、ジ(ヘプチル、
    ノニル、ウンデシル)フタレート、ジイソノニルフタレ
    ート、n−オクチルn−デシルフタレート、ジイイソデ
    シルフタレート、ジウンデシルフタレート、ジトリデシ
    ルフタレート、ジアリルフタレート、ジヒドロアビエチ
    ルフタレート、ブチルシクロヘキシルフタレート、ブチ
    ルベンジルフタレート、アルキルベンジルフタレート、
    ジシクロヘキシルフタレート、ジフェニルフタレート、
    アルキルアリール変性フタレート、ジメトキシエチルフ
    タレート、ジエトキシエトキシエチルフタレート、ジブ
    トキシエチルフタレート、トリ−2−エチルヘキシルト
    リメリテート、トリ(ヘプチル、ノニル)トリメリテー
    ト、n−オクチル、n−デシルトリメリテート、トリイ
    ソデシルトリメリテート、トリ−n−オクチルトリメリ
    テート、40重量%以下のニトリル含量を有するニトリ
    ル−ブタジエンコポリマー、鉱油、ジブトキシエトキシ
    エチルホルマール、もしくは前記のポリエステルまたは
    前記の反復単位のR^5及びR^6が独立にメチルもし
    くはフェニルである前記のポリシロキサン、または上記
    の可塑剤の組合せである請求項10記載の軟質の可撓性
    ポリ塩化ビニル組成物。 12、前記の可塑剤は、ジ−2−エチルヘキシルフタレ
    ート、ジ−2−エチルヘキシルアジペート、アジペート
    系ポリエステル、グルタレート系ポリエステル、トリ−
    2−エチルヘキシルトリメリテート、ジイソデシルフタ
    レート、ジトリデシルフタレート、鉱油、ジブトキシエ
    トキシエチルホルマール、または前記の反復単位のR^
    5及びR^6が独立にメチルもしくはフェニルである前
    記のポリシロキサン、または上記の可塑剤の組合せであ
    る請求項11記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル。 13、前記の可塑剤の有効量は、前記のポリ塩化ビニル
    −アクリレートコポリマー組成物が40以下のショアー
    A硬度を有するような量である、請求項9、11または
    12記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 14、前記の組成物が−35℃以下のASTMD−74
    6脆化温度を有し、かつ50,000psi(3515
    kg/cm^2)以下の−35℃に於けるクラッシ・バ
    ーグ低温モジュラスを有する請求項7記載の軟質の可撓
    性ポリ塩化ビニル組成物。 15、前記の組成物が−40℃以下のASTMD−74
    6脆化温度を有し、かつ20,000psi(1406
    kg/cm^2)以下の−35℃に於けるクラッシ・バ
    ーグ低温モジュラスを有する請求項10記載の軟質の可
    撓性ポリ塩化ビニル組成物。 16、前記の組成物が可塑剤を含まず、R^1がメチル
    または水素であり、R^2が2〜10個の炭素原子を有
    するアルキル、または2〜18個の炭素原子を有する、
    アルコキシアルキル、もしくはフェノキシアリール、も
    しくはフェノキシアルキル、またはこれらの組合せであ
    る請求項1記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 17、前記の任意のビニル成分単位が、重合前に、酢酸
    ビニルであり、前記の塩化ビニル及び前記の任意の酢酸
    ビニル単位の量が約40〜約60重量部であり、前記の
    ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーを形成する前
    記の一種以上のアクリレート単位の量が約60重量部〜
    約40重量部であり、R^1が水素であり、かつR^2
    が2〜8個の炭素原子を有するアルキルである請求項1
    6記載の軟質の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 18、(a)約10重量部〜約90重量部の塩化ビニル
    単位及び任意のビニル成分単位(前記の任意のビニル成
    分単位の量は約0〜約45重量部である)及び (b)約90重量部〜約10重量部の一種以上のアクリ
    レート単位を含むように調製されたポリ塩化ビニル−ア
    クリレートコポリマーであって、 前記のアクリレート単位が、重合前に、 式▲数式、化学式、表等があります▼式 I (式中、R^1は1〜18個の炭素原子を有する、芳香
    族基、脂肪族基、もしくはそれらの組合せ、もしくはそ
    れらのハロゲン誘導体、または水素であり、かつ R^2は1〜18個の炭素原子を有する、脂肪族基、芳
    香族基、アルキルヒドロキシル、もしくはそれらの組合
    せ、もしくはそれらのハロゲン誘導体、または2〜1,
    000個の炭素原子を有する、アルコキシアルキル、フ
    ェノキシアリール、フェノキシアルキル、もしくはこれ
    らの組合せを含むヒドロカルビルエーテルまたはその置
    換ハロゲン、酸素、硫黄、もしくは窒素誘導体である)
    を有する、ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーで
    あって、可塑剤を含まないポリ塩化ビニル−アクリレー
    トコポリマーを含んでなる軟質の可撓性ポリ塩化ビニル
    組成物。 19、前記の塩化ビニル単位及び前記の任意のビニル成
    分単位の量が55重量部までであり、前記の任意のビニ
    ル成分単位の量が約0〜約20重量部であり、前記の任
    意のビニル成分単位が、重合前に、エステル部分中に1
    〜18個の炭素原子を有するビニルエステル、塩化ビニ
    リデン、1,2−ジクロロエチレン、スチレンまたは合
    計8〜15個の炭素原子を有するスチレン誘導体、ビニ
    ルナフタレン、合計4〜18個の炭素原子を有するジオ
    レフィンまたは合計2〜18個の炭素原子を有するもの
    オレフィンであり、前記のポリ塩化ビニル−アクリレー
    トコポリマーの前記の一種以上のアクリレート単位の量
    が少なくとも45重量部であり、かつ前記の組成物が5
    5以下のショアーA硬度を有する請求項18記載の軟質
    の可撓性ポリ塩化ビニル組成物。 20、(a)約10重量部〜約90重量部の塩化ビニル
    単位及び任意のビニル成分単位(前記の任意のビニル成
    分単位の量は約0〜約45重量部である)及び (b)約90重量部〜約10重量部の一種以上のアクリ
    レート単位を含むポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
    マーであって、 式▲数式、化学式、表等があります▼式 I (式中、R^1は1〜18個の炭素原子を有する、芳香
    族基、脂肪族基、もしくはそれらの組合せ、もしくはそ
    れらのハロゲン誘導体、または水素であり、かつ R^2は1〜18個の炭素原子を有する、脂肪族基、芳
    香族基、アルキルヒドロキシル、もしくはそれらの組合
    せ、もしくはそれらのハロゲン誘導体、または2〜1,
    000個の炭素原子を有する、アルコキシアルキル、フ
    ェノキシアリール、フェノキシアルキル、もしくはこれ
    らの組合せを含むヒドロカルビルエーテルまたはその置
    換ハロゲン、酸素、硫黄、もしくは窒素誘導体である)
    を有する、ポリ塩化ビニル−アクリレートコポリマーを
    含み、かつ前記のポリ塩化ビニル−アクリレートコポリ
    マーが更に一種以の低温特性改良ポリマーとブレンドさ
    れ、前記の組成物がASTMD−746により測定して
    −10℃未満の低い脆化温度を有する、好ましい低温特
    性を有する請求項1記載の組成物。 21、低い脆化温度が少なくとも−30℃である請求項
    20記載の組成物。 22、前記の低温特性改良ポリマーがポリエステルエラ
    ストマー、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性のゴムまた
    はエラストマー、及びエチレンポリマーからなる群から
    選ばれた一種以上のポリマーであり、前記の組成物がダ
    イCを使用してASTMD−624により測定して約3
    0ポンド/インチ(5.4kg/cm)より大きい引裂
    抵抗を有し、かつ熱ASTM♯3オイル中100℃16
    6時間で測定して0%〜約300%の油膨潤率を有する
    請求項20記載の組成物。 23、低温特性改良ポリマーが5,000より大きい重
    量平均分子量を有するポリエステルエラストマーを含み
    、前記のポリエステルエラストマーが約50未満のショ
    アーD硬度(ASTMD−2240)を有する請求項2
    0記載の組成物。 24、低温特性改良ポリマーがポリエステルまたはポリ
    エーテルポリオール中間体からつくられた熱可塑性ポリ
    ウレタンを含み、前記のポリウレタンが5,000より
    大きい重量平均分子量を有し、前記の中間体が式(RN
    CO)_n(式中、Rは脂肪族基もしくは芳香族基また
    はこれらの組合せであり、符号「n」は2〜4の整数で
    ある)を有するポリイソシアネートと反応させられ、か
    つ前記のポリウレタンが約50未満のショアーD硬度(
    ASTMD2240)を有する請求項20記載の組成物
    。 25、低温特性改良ポリマーが15,000より大きい
    重量平均分子量を有するゴムを含み、かつ天然ゴム;エ
    チレン−プロピレンゴム;ポリエチレンの誘導体;エチ
    レン−プロピレン−ジエンゴム;4〜12個の炭素原子
    を有する共役ジエンからつくられたゴム;ブチルエラス
    トマー及びハロゲン化ブチルエラストマー;シリコーン
    エラストマー;フルオロカーボンエラストマー;8〜1
    2個の炭素原子を有するビニル置換芳香族化合物からつ
    くられたゴム;ハロゲン化ジオレフィンから調製された
    エラストマー;熱可塑性エラストマー;及びブロックコ
    ポリマーまたはグラフトコポリマー;及びオーバーポリ
    マーからなる群から選ばれる請求項20記載の組成物。 26、前記のゴムがスチレン共役ジエンブロックコポリ
    マーまたはその誘導体及び動的加硫熱可塑性エラストマ
    ー及びポリオレフィン熱可塑性エラストマーからなる群
    から選ばれる請求項25記載の組成物。 27、前記のゴムがアクリロニトリル、メタクリル酸メ
    チル、スチレン、アクリル酸メチル、ブタジエン、アク
    リル酸エチル、及びアクリル酸ブチルからなる一種以上
    のモノマーから調製され、前記のモノマーがブタジエン
    、アクリレート及び塩素化ポリオレフィンから調製され
    たエラストマーからなる群の一種以上にオーバー重合さ
    れる請求項25記載の組成物。 28、前記の低温特性改良ポリマーが100,000を
    超える重量平均分子量を有するポリマーを含み、かつエ
    チレンと(1)エステルをつくるのに使用された酸部分
    中に1〜18個の炭素原子を有するビニルエステル、(
    2)アクリレートをつくるのに使用されたアルコール部
    分中に1〜18個の炭素原子を有するアクリレート、(
    3)2〜18個の炭素原子を有するモノオレフィン、及
    び(4)一酸化炭素の一種以上とのコポリマーを含む群
    から選ばれる請求項20記載の組成物。 29、前記のエチレンコポリマーが、エチレンと(1)
    酢酸ビニル、(2)アクリレートをつくるのに使用され
    たアルコール部分が1〜4個の炭素原子を有するアクリ
    レート、(3)2〜8個の炭素原子を有するモノオレフ
    ィン、及び(4)一酸化炭素の一種以上とのコポリマー
    である請求項28記載の組成物。
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