JPH02103083A - ラベル付容器 - Google Patents

ラベル付容器

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JPH02103083A
JPH02103083A JP63254924A JP25492488A JPH02103083A JP H02103083 A JPH02103083 A JP H02103083A JP 63254924 A JP63254924 A JP 63254924A JP 25492488 A JP25492488 A JP 25492488A JP H02103083 A JPH02103083 A JP H02103083A
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Toshibumi Tanahashi
俊文 棚橋
Tadahiko Kuzura
忠彦 葛良
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C2045/1486Details, accessories and auxiliary operations
    • B29C2045/14901Coating a sheet-like insert smaller than the dimensions of the adjacent mould wall
    • B29C2045/14918Coating a sheet-like insert smaller than the dimensions of the adjacent mould wall in-mould-labelling

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  • Labeling Devices (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、型内ラベル貼着用ラベルに関し、より詳細に
はポリオレフィン系容器への型内ラベル貼着に使用され
、優れた耐熱性と耐薬品性とを有するラベルに関する。
本発明はまたこのラベルを用いたラベル付容器にも関す
る。
(従来の技術) 中空容器に、内容物を表示するラベルを貼着することは
、包装製品の商品価値を高め、消費者の購買意欲をそそ
ることから、包装技術上重要な意味をもっている。
中空容器に型内ラベル操作によりラベルを施すことは古
くから知られており、成形用金型のキャビティ内表面に
貼着すべきラベルを真空吸引等の手段により保持し、こ
の金型内でプラスチックパリソンを中空成形する手段が
一般に採用されている(例えば、特開昭61−2028
18号公報)。
また、プラスチック製ラベルとして、中実ポリマー層、
発泡体層及びポリマー溶液層の積層体を用いることも既
に知られている(特開昭60−123333.60−1
83343及び6〇−242490号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) 型内ラベル操作用のラベルとしては、プラスチックフィ
ルムを基本とするものが、裏面印刷が可能で、画像が鮮
明で、耐汚染性に優れている等の利点を有することが望
ましいものであり、また成形されつつあるプラスチック
容器壁の熱を利用して接着を行うという点では、感熱接
着剤、特にホットメルト接着剤を利用するのが有利であ
る。
従来、このようなラベル用ホットメルト接着剤としては
、エチレン−酢酸ビニル共重合体を主体とし、必要によ
りこれに粘着付与剤を配合したものが使用されている。
しかしながら、公知のホットメルト接着剤は耐熱性や耐
薬品性に関して未だ十分満足し得るものではなかった。
例えば、内容物の保存性向上(滅菌)を目的として、熱
間充填を行う場合、搬送中にラベルのズレや接着力低下
を生じる傾向がある。また、化粧品、トイレタリー用品
、薬品類等の容器の場合には、充填時に容器外に付着し
た内容物の作用で、ラベルが!IJ If!Iiしたり
或いは接着力が低下したりする欠点をやはり生じる。
従って、本発明の目的は、型内ラベル操作によりポリオ
レフィン系プラスチック容器に対して優れた接着強度を
もって貼着することができ、しかも形成されるラベルの
接着部が優れた耐熱性と耐薬品性とを示す型内ラベル貼
着用ラベルを提供するにある。
本発明の他の目的は、上記ラベルを貼着したポリオレフ
ィン系プラスチック容器を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、型内ラベル貼着によりポリオレフィン
系プラスチック容器の外表面に結合させるラベルであっ
て、ラベル基材の一方の表面に塩素化ポリプロピレンの
接着剤層を設けたことを特徴とするラベルが提供される
本発明によればまた、ポリオレフィン系プラスチック容
器と該容器の外表面に貼着されたラベルとから成り、該
ラベルがラベル基材とその表面に設けられた塩素化ポリ
プロピレンの接着剤層とから成り、該ラベルは型内ラベ
ル貼着により該容器外表面に結合していることを特徴と
するラベル付容器が提供される。
(作 用) 本発明は、型内ラベル貼着用ラベルの接着剤として塩素
化ポリプロピレンを使用すると、型内で成形されるポリ
オレフィン系プラスチック容器に対して優れた接着が行
われ、しかも形成される接着部は内容物の熱間充填に十
分耐える等の耐熱性を有し、また化粧品、トイレタリー
用品、各種薬品類が付着した場合にも優れた耐薬品性を
示すという知見に基づくものである。
本発明で用いる塩素化ポリプロピレンは、ポリプロピレ
ンを基本骨格とするものであるが、水素原子の一部が塩
素原子で置換されたものであり、この塩素原子の置換に
より極性を有している。このため、塩素化ポリプロピレ
ンは、通常のポリプロピレンとは異なり、芳香族炭化水
素等の溶媒に可溶であって、この溶液からの造膜が容易
であるという特徴を有する。しかも形成される塩素化ポ
リプロピレンの膜は、各種ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、プロピレン−エチレン共重合体等のポリオレフィン
系プラスチックに容易に熱接着するという特徴を有する
本発明で用いる塩素化ポリプロピレンが型内でポリオレ
フィン系プラスチック容器に対して優れた熱接着性を示
す一方で、内容物の熱間充填に耐える耐熱接着性を示す
という事実は、現象として見出されたものであって、そ
の理論的解明は未だ十分になされていないが、次のよう
なものと推定される。即ち、型内での熱接着が有効に行
われるためには、成形されつつある高温の溶融樹脂との
短時間の接触で熱接着が完了すること、換言すると比較
的少ない熱量で接着剤層の溶融が行われることが必要で
あり、一方形酸された熱接着部が熱間充填に耐える耐熱
性を有するためには、接着剤層が熱間充填温度において
も実質上溶融しないことが必要である。本発明で用いる
塩素化ポリプロピレンでは、塩素化に伴ってポリプロピ
レンの結晶化度が低下することによって、結晶の融解熱
量が減少するが、尚ポリプロピレンに特有の比較的高い
結晶融解温度が維持されるため、上述した2つの要求が
同時に満足されるものと推定される。
また、この塩素化ポリプロピレンは、上記結晶構造を有
することにより、従来のエチレン−酢酸ビニル共重合体
等に比して優れた耐薬品性を有するものと推定される。
(発明の好適態様) 1ぺ土Ω唱諧 本発明のラベルは、ラベル基材とその一方の表面に施さ
れた塩素化ポリプロピレンの接着剤層とから成る。ラベ
ル基材は、一般にプラスチックフィルム或いはプラスチ
ックフィルム層と金属層との複合材とから成る。ラベル
基材の何れか一方の面には、当然のことながら、印刷イ
ンキ層が設けられている。
本発明のラベルの一例を示す第1図において、このラベ
ル1は、プラスチックフィルム基材2、その裏側に施さ
れた印刷インキ層3及び印刷インキ層の表面に施された
塩素化ポリプロピレン接着剤層4から成っている。
本発明のラベルの他の例を示す第2図において、このラ
ベル1aは、プラスチックフィルム基材2、その裏側に
施された印刷インキ層3、この印刷インキ層上に設けら
れた金属蒸着層乃至金属箔層5及び金属層5の上に施さ
れた塩素化ポリプロピレン接着剤層4から成っている。
必要な場合には、金属層5と塩素化ポリプロピレン接着
剤層4の間に接着ブライマーが塗布される。
また、本発明のラベルは、第3図に示すような層構成で
も可能である。第3図において、このラベル1bは、プ
ラスチックフィルム外層2、その裏側に施された印刷イ
ンキ層3、表面に金属蒸着層5aを有するプラスチック
フィルム中間層6及び塩素化ポリプロピレン接着剤内層
4の積層体から成っている。このラベル1bはプラスチ
ックフィルムに印刷を施したものと、プラスチックフィ
ルムに金属蒸着を行ったものとを、印刷インキ層と金属
蒸着層とが対面する位置関係で、接着剤や接着ブライマ
ーを介して貼合せ金属蒸着フィルム側の面に、塩素化ポ
リプロピレン接着剤を塗布することにより形成される。
また、第4図に示すような層構成でも可能である。第4
図において、このラベル1cはプラスチックフィルム外
層2、その裏側に施された印刷インキ層3、内表面に金
属蒸着層5aを有するプラスチックフィルム中間層6及
び塩素化ポリプロピレン接着剤、内層4の積層体から成
っている。
このラベル1cはプラスチックフィルムに印刷を施した
ものと、プラスチックフィルムに金属蒸着を行ったもの
とを、印刷インキ層とプラスチックフィルム面とが対面
する位置関係で接着剤を介して貼合せ、金属蒸着面に接
着ブライマーを塗布し、その上に塩素化ポリプロピレン
接着剤を塗布することにより形成される。
プラスチックフィルム基材2は、一般に一軸又は二軸方
向に延伸されていて透明であり、このフィルム層を通し
て印刷層3を見ることになる。
印刷層3は、印刷インキを所謂裏面印刷したものであり
、画像部とバックグラウンドとのように多重印刷層であ
ってよく、またバックグラウンドが蒸着又は箔の形の金
属層から成っていてもよい。
各素材 本発明に用いる塩素化ポリプロピレンは、塩素含有量が
10乃至50重量%、特に20乃至40重量%の範囲に
あるものが好適であり、更に示差走査熱ユ計(DSC)
で測定して、結晶融解ピーク温度(T1)が130乃至
85℃、特に115乃至85℃で、結晶融解熱量(C)
が0.5乃至1゜can/g、特に1乃至5caJl/
gの範囲にあるのがよい。
塩素含有量が上記範囲よりも少ないと、溶解性が減少し
、造膜操作が困難となると共に、結晶融解熱量が上記範
囲よりも大きくなって、型内ラベル貼着による接着強度
が低下する傾向がある。
方、塩素含有量が上記範囲よりも多いと、接着剤の極性
が強すぎて、ポリオレフィン系プラスチックへの接着性
が低下するようになる。また、ピーク温度(T)が上記
範囲よりも高いとやはりポリオレフィン系プラスチック
への接着性(型内ラベル操作時)が低下し、上記範囲よ
りも低いと耐熱性が低下する。熱量(C)が上記範囲よ
りも大きいと、型内ラベル操作時の熱接着性が不満足で
あり、上記範囲よりも小さいと耐熱性が不満足なものと
なりやすい。
第5図は本発明に使用する塩素化ポリプロピレンのDS
Cカーブを示す。
本発明の塩素化ポリプロピレンは、芳香族化水素、例え
ばトルエン、エチルベンゼン、キシレン;ハロゲン化炭
素化水素、例えばトリクロールエチレン、テトラクロル
エチレン、メチルクロロホルム;脂環式炭化水素、例え
ばシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシク
ロヘキサン等に可溶であり、この溶液の形で塗布し、乾
燥することにより、接着剤層に造膜する。塩素化ポリプ
ロピレンはトルエン中15g/100m1の?IA度で
25℃の温度で測定して、0.1乃至200ボイズ、特
に1乃至50ボイズの粘度を有することが好ましい。ま
た、接着剤層の厚みは、0.1乃至50μm1特に1乃
至10μmの範囲にあるのがよい。
本発明に用いる接着剤層には、種々の配合剤、例えば粘
着付与剤、熱安定剤、滑剤、可塑剤、充填剤等を配合で
きる。粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、テルペン系
樹脂、石油樹脂、スチレン系樹脂、クマロン−インデン
樹脂等を用い得る。
熱安定剤としては金属石鹸系安定剤や有機錫系安定剤が
使用される。滑剤としてはエポキシ系滑剤やワックス系
滑剤等が使用され、可塑剤としてはジオクチルフタレー
ト、脂肪酸モノ又はジグリセリド等が使用され、充填剤
としては無機又は高分子製のマイクロビーズ等が使用さ
れる。
本発明において、ラベルの基体フィルムを構成するプラ
スチックとしては、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶
性プロピレン−エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−
1、結晶性ポリ4−メチルペンテン−1、低−1中−或
いは高密度ポリエチレン等のポリオレフィン類;ポリス
チレン、スチレン−ブタジェン共重合体等の芳香族ビニ
ル重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハ
ロゲン化ビニル重合体;アクリロニトリル−スチレン共
重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジェン共重
合体の如きニトリル重合体;ナイロン6、ナイロン6.
6、バラ又はメタキシリレンアジパミドの如きポリアミ
ド類:ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレート等のポリエステル類;各種ポリカーボ
ネート;ポリオキシメチレン等のポリアセタール類等の
熱可塑性樹脂を挙げることができる。
この延伸フィルムは、一般に20乃至300μm1特に
50乃至150μmの厚みを有するのがよい。
金属層としては、アルミニウム、錫、銅等の金属光沢の
ある金属の箔或いは蒸着層が使用される。箔としては、
一般に1乃至151μm1特に5乃至9μmのものが使
用され、一方蒸着層の場合には、上記箔の厚み以下のも
のが使用される。
印刷延伸フィルム基体と金属箔との貼合せ、或いは印刷
延伸フィルム基体と金属蒸着フィルムとの貼合せは、ウ
レタン系接着剤、エポキシ系接着剤、またフィルム基体
によっては酸変性オレフィン樹脂系接着剤を用いて行う
ことができる。
本発明において、プラスチックフィルム基材は、必ずし
も透明なものに限定されず、例えば発泡延伸プラスチッ
クフィルムを用いることもできる。この場合には、発泡
フィルムの一方の面(表面側)に印刷インキ層を設け、
他方の面(裏面側)に接着剤を設ける。
印刷インキ層の上に塩素化ポリプロピレン接着剤層を設
ける場合には、印刷インキは塩素化ポリプロピレン系又
はポリエステルウレタン系樹脂を結着剤として含むもの
を使用するのがよく、これにより両層間の良好な接着が
得られる。
型内ラベル操作 型内ラベル操作を説明するための第6図において、工程
Aにおいて、プラスチックパリソンのブロー成形に先立
って、ブロー割型7a、7bは開いた状態にあり、これ
らの少なくとも一方のキャビティ表面8に、ラベル1を
予め施す。即ち、キャビティ表面8にはラベル1を支持
する部分があり、この部分には減圧吸気機構9が設けら
れており、ラベル1はサクションによりキャビティ表面
8に保持される。この場合、ラベルはプラスチックフィ
ルム基体2が外側及びホットメルト接着樹脂層5が内側
となる位置関係とする。ラベル1のキャビティ表面8へ
の施用及び固定は、サクションに限定されることなく、
例えば静電気によっても行うことができる。
次いで工程已において、ダイス10から溶融プラスチッ
クパリソン11が押出され、ブロー割型7a、7bを閉
じ、閉じられたパリソン11内に一加圧気体を吹込む。
工程Cで、型内で膨張するパリソンは型表面に保持され
、ラベル1に押圧されて両者の密着が行われ、且つ膨張
されたパリソンは金型表面と接触して冷却され、ラベル
付容器12となる。
ブロー成形は、水平ロータリー式ブロー成形機や縦型ロ
ータリー式ブロー成形機等を用いるダイレクト・ブロ一
方式の他に、インジェクションブロー 2段ブロー、シ
ートフォーミング、延伸フロー等の任意のブロー成形方
式で行うことができる。
勿論、本発明に用いる型内ラベル操作はブロー成形乃至
中空成形に限定されず、射出成形、真空成形、プラグア
シスト成形等の熱成形にも広く適用することができる。
容器を構成するポリオレフィン系プラスチックとしては
、フィルムに関して例示したものが広く使用される。こ
の容器は、単層又は多層の層構成を有することができ、
例えばポリオレフィンの単層から成る容器や、ポリオレ
フィンを内外層とし、これらの間にガスバリヤ−性熱可
望性樹脂を中間層として設けた多層容器が挙げられる。
ガスバリヤ−性樹脂としては、エチレン含有量が50乃
至20モル%のエチレン−ビニルアルコール共重合体;
キシリレン基含有ポリアミド類;ガスバリヤ−性ポリエ
ステル;高ニトリル基含有重合体;塩化ビニリデン系樹
脂等のそれ自体公知のガスバリヤ−性樹脂を用いること
ができる。
内外層と中間層との間に接着性がない場合には、これら
の間に、酸変性オレフィン樹脂や各種コポリアミド類、
各種コポリエステル等の接着剤樹脂を含有させ得る。
(発明の効果) 本発明によれば、型内ラベル貼着用ラベルの接着剤とし
て塩素化ポリプロピレンを使用することにより、型内で
成形されるポリオレフィン系プラスチック容器に対して
優れた接着が行われ、しかも形成される接着部は内容物
の熱間充填に十分耐える等の耐熱性を有し、また化粧品
、トイレタリー用品、各種薬品類が付着した場合にも優
れた耐薬品性を示すという利点が得られた。
(実施例) 本発明を次の例で説明する。
実施例1゜ 厚さが100μの延伸ポリプロピレンフィルムの一方の
面に、ポリエステルウレタンをバインダーとしたインキ
により印刷を施し、その上に塩素含有率が26重量%で
あり、結晶融解ピーク温度が90℃、結晶融解熱量が2
.2 can/g、  15g/100mAトルエン溶
液で4ボイズ(25℃)の粘度をもつ塩素化ポリプロピ
レンを、膜厚が5μになるように塗布し、接着剤層を形
成した。
次に得られたラベル基材から縦9oIIII11、横6
0mmの角型ラベルを打ち抜き、第6図に示す工程によ
って、融点が157℃であるエチレン−プロピレン共重
合体からなるボトル表面に貼付けた。この場合、エチレ
ン−プロピレン共重合体パリソンの溶融樹脂温度は21
0℃、ブロー金型温度は8℃であった。
このようにして得られたインモールドラベルボトルの外
観は非常に良好であった。
またラベルとボトル間の接着強度を測定したところ であった。(300mm/分の剥離速度で90′ビール
テストを行った)また、熱充填時のラベルの接着を考え
て、85℃でのラベルの接着強度を測定したところ、H
D・・270g/l 5mm幅、WD・・400g/1
5mm幅であった。
次に内容物付着によるラベルの接着性をテストするため
、40℃で24時間、リンス、ヘアートニック、シャン
プー、中に、インモールドラベルボトルを浸漬した。そ
の結果、いづれの内容物に対しても外観上ラベルは異常
はなかった。接着強度も、リンスHD・・450g/l
 5mm幅、シャンプーHD・−510g/l 5mm
幅、ヘアートニックHD・・380g/15mm幅、と
ほとんど低下しなかった。
実施例2.比較例1.2 塩素含有率の異なる、種々の塩素化ポリプロピレンを使
用し、実施例1に示したと同様にラベルを作り、インモ
ールドラベルボトルを成形し、ラベルとボトル間の接着
強度を測定した。表1に結果を示す。
実施例3,4.比較例3.4 表2に示す種々のインキ、接着剤、ボトル材料を使用し
、実施例1に示したと同様にインモールドラベルボトル
を成形した。そしてラベル−ボトル間の室温、85℃で
の接着強度を測定した。また、ヘアートニック、リンス
、シャンプー中へ、インモールドラベルボトルを40℃
、24時間浸漬後、ラベル部分の外観、ラベル−ボトル
間の接着強度を測定した。結果を表2に示した。
実施例5゜ 厚さ100μの延伸ポリプロピレンフィルムの一方の面
に、ポリエステルウレタンを、バインダーとするインキ
により印刷を施した。次にその上にブライマーを塗布し
、アルミニウムを500人の厚さに蒸着し、酢酸ビニル
−アクリル酸エステル系接着ブライマーを塗布し、塩素
含有率が23重量%であり、結晶融解ピーク温度が94
℃、結晶融解熱量が2.6 ca12/g、  15 
g/ 100m1、トルエン溶液で6ボイズ(25℃)
の粘度をもつ塩素化ポリプロピレンを膜厚が5μになる
ように塗布し、接着剤層を形成した。
次に得られたラベル基材から縦90mm、横60mmの
角型ラベルを打ち抜ぎ、第6図に示す工程によって融点
が157℃であるエチレン−プロピレン共重合体からな
るボトル表面に貼り付けた。この場合、エチレン−プロ
ピレン共重合体パリソンの溶融樹脂温度は210℃、ブ
ロー金型温度は8℃であった。
このようにして得られたインモールドラベルボトルの外
観は金属光沢があり、非常に良好であった。
また、ラベルボトル間の接着強度を測定したところ、 であった。
実施例6゜ 厚さ80μの延伸ポリプロピレンフィルムの方の面に、
ポリエステルウレタンをバインダーとするインキにより
印刷を施し、アルミニウムを予め蒸着した25μのポリ
プロピレンをアルミニウム蒸着面と印刷面が対面するよ
うにウレタン系接着剤を介しラミネートする。次に蒸着
ポリプロピレンフィルムのポリプロピレン側に、塩素含
有率が26重量%であり、結晶融解ピーク温度が90℃
、結晶融解熱量が2.2cajZ/g、15g/100
111JZ、)−ルエン溶液で4ボイズ(25℃)の粘
度をもつ塩素化ポリプロピレンを膜厚が6μになるよう
に塗布し接着剤層を形成した。
次に得られたラベル基材から縦90mm、横60m1!
1の角型ラベルを打ち抜ぎ、第6図に示す工程によって
、融点が157℃であるエチレン−プロピレン共重合体
からなるボトル表面に貼り付けた。
この場合、エチレン−プロピレン共重合体パリソンの溶
融樹脂温度は210℃、ブロー金型温度は80℃であっ
た。このようにして得られたインモールドラベルボトル
の外観は光沢があり非常に良好であった。
また、ラベルとボトル間の接着強度を測定したところ、
HD・・350g/15IIIm幅、  W D −・
400g/15mm幅であった。
【図面の簡単な説明】
第1.2,3.4図は、本発明のラベルの断面構造の例
を示す図であり、 第5図は、塩素化ポリプロピレンのDSC曲線であり、 第6図は、型内ラベル操作を示す図である。 制服数字1はラベル、2はプラスチックフィルム、3は
印刷インキ層、4は塩素化ポリプロピレン接着剤層、5
は金属層、5aは金属蒸着層、6はプラスチックフィル
ム、7はブロー割型、8はキャビティ表面、9は減圧吸
気機構、10はダイス、11はパリソン、12はラベル
付容器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型内ラベル貼着によりポリオレフィン系プラスチ
    ック容器の外表面に結合させるラベルであって、ラベル
    基材の一方の表面に塩素化ポリプロピレンの接着剤層を
    設けたことを特徴とするラベル。
  2. (2)塩素化ポリプロピレンが10乃至50重量%の塩
    素含有率を有するものである請求項1記載のラベル。
  3. (3)ラベル基材がプラスチックフィルム或いはププラ
    スチックフィルム層と金属層とを有する複合材である請
    求項1記載のラベル。
  4. (4)ラベル基材と塩素化ポリプロピレン接着剤層との
    間に塩素化ポリプロピレン系又はポリエステルウレタン
    系樹脂をバインダーとするインキ層が設けられている請
    求項1記載のラベル。
  5. (5)ポリオレフィン系プラスチック容器と該容器の外
    表面に貼着されたラベルとから成り、該ラベルがラベル
    基材とその表面に設けられた塩素化ポリプロピレンの接
    着剤層とから成り、該ラベルは型内ラベル貼着により該
    容器外表面に結合していることを特徴とするラベル付容
    器。
JP63254924A 1988-04-06 1988-10-12 ラベル付容器 Granted JPH02103083A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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