JPH0210269B2 - - Google Patents

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JPH0210269B2
JPH0210269B2 JP12684785A JP12684785A JPH0210269B2 JP H0210269 B2 JPH0210269 B2 JP H0210269B2 JP 12684785 A JP12684785 A JP 12684785A JP 12684785 A JP12684785 A JP 12684785A JP H0210269 B2 JPH0210269 B2 JP H0210269B2
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
creasing
fabric
fold
release paper
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JP12684785A
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JPS61289174A (ja
Inventor
Riichi Sawa
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各種布地に耐久性のある美麗な折り
目を簡単且つ効果的に而も極めて低廉なコストで
以つて付与するものである。
[従来の技術] 従来、布地に対する折り目付けは、アイロン、
ホツトプレス等にて単に加熱加圧するか、或は薬
液散布後に前記の加熱加圧をするかの何れかであ
つたが、前者の場合には、形成された折り目の保
持時間が極めて短く、後者の場合は、折り目保持
時間が若干長くなるものの、布地の素地を傷める
所以となり、またクリーニング時にその折り目効
果が完全に消滅するという欠点がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、如上の従来技術の欠点に鑑み、極め
て簡単な操作で以つて、美麗な折り目効果を長時
間保有し得、而もそのコストが極めて低廉な、布
地折り目付け方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明方法においては、片面を離型紙面、他面
を非離型紙面とした帯状紙の長さ方向中央部に、
離型紙面の上糸1を通常の熱プレスにて溶融する
低溶融点の合繊糸等となし、非離型紙面の下糸2
を、溶融点に関係なく適宜の材質のもので以つて
して、ミシンかけをなし、以つてミシン縫目3中
心の2つ折り自在の折り目付け用紙4となすもの
である。
この場合において、アイロン、ホツトプレス等
による熱プレスの加熱温度が約150℃であるに鑑
み、上糸1は溶融点が150℃以下の合繊糸等であ
ることを必要とし、例えばナイロン糸等が好適で
あり、下糸2は、溶融点に関係なく適宜の材質の
ものを選ぶものとし、例えば、ナイロン糸、綿
糸、絹糸等の中から任意に選択されるものとす
る。
本発明方法においては、如上の折り目付け用紙
4を、離型紙側41を表面としてミシン縫目3中
心に2つ折りし、該2つ折りした折り目付け用紙
4を、前記の上糸1・下糸2よりなるミシン縫目
3部分たる折曲部が対象布地の折り目部内側に当
接する如き態様において挟持し、以つてアイロ
ン、ホツトプレス等にて熱プレスすることによ
り、上糸1を布地折り目内側に溶融固着せしめ
て、堅固にして美麗な折り目線を形成し、然る
後、当該折り目付け用紙4を布地より抜き取るも
のである。この場合において、折り目付け用紙4
の下糸2が通常の熱プレスにて溶融する材質であ
る場合は、上糸1による布地折り目内側への溶融
固化に、下糸2による溶融固化を付加する所以と
なる。
本発明方法においては、前述の折り目付け用紙
4を長尺に形成し、適宜に横幅方向に裁断して複
数回の使用に供され得る如くすれば、より効果的
となる。
[作用] 本発明方法においては、折り目付け用紙4の前
記構成よりして、熱プレス時において、対象布地
の折り目内部に当接する上糸1が溶融して、当該
折り目内部に固化し、而して折り目付け用紙4
は、前記の上糸1の溶融固化にも拘らず、2つ折
り表面をなす離型紙側41の存在により容易に当
該布地より脱去して、以つて、当該折り目付け用
紙4の使用済み部分の裁断配棄に供えるものであ
る。
なお、図面における42は、折り目付け用紙4
の非離型紙側である。
[発明の効果] 本発明方法においては、極めて低コストにて製
造される折り目付け用紙4を対象布地の折り目部
内部に挟持して加熱加圧するのみで以つて、折り
目効果が長時間持続する美麗な折り目を形成する
ことができ、折り目効果の卓越性、折り目形成作
業の簡便性及び低コスト性等の諸点よりして、そ
の産業利用性は多大である。
加うるに、折り目付け用紙4を長尺にして、複
数回の使用を可能にすることにより、その効果を
更に付加することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の1実施例を示すものであ
つて、第1図及び第2図は、それぞれ折り目付け
用紙の表面図及び裏面図、第3図は、折り目付け
用紙を2つ折りした態様を示す側面図である。 図面中、1は上糸、2は下糸、3はミシン縫
目、4は折り目付け用紙、41は折り目付け用紙
の離型紙側、42は非離型紙側である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 片面を離型紙面、他面を非離型紙面とした帯
    状紙の長さ方向中央部に、離型紙面の上糸を通常
    の熱プレスにて溶融する低溶融点の合繊糸となし
    たミシンかけをして、ミシン縫目中心の2つ折り
    自在の折り目付け用紙となし、離型紙側を表面と
    して2つ折りした折り目付け用紙を布地折り目内
    側に挟持して、アイロン、ホツトプレス等で熱プ
    レスすることにより、上記上糸を布地折り目内側
    に溶融固着せしめた後、当該折り目付け用紙を布
    地より抜き出すことを特徴とする、布地折り目付
    け方法。 2 折り目付け用紙が適宜に横幅方向に裁断して
    複数回の使用に供され得る如き長尺に形成した、
    特許請求の範囲第1項記載の布地折り目付け方
    法。
JP12684785A 1985-06-10 1985-06-10 布地折り目付け方法 Granted JPS61289174A (ja)

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JP12684785A JPS61289174A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 布地折り目付け方法

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Publication Number Publication Date
JPS61289174A JPS61289174A (ja) 1986-12-19
JPH0210269B2 true JPH0210269B2 (ja) 1990-03-07

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ID=14945333

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2826913A1 (en) * 2013-07-17 2015-01-21 Castlecrafts Limited Garment manufacture

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JPS61289174A (ja) 1986-12-19

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