JPH02102224A - 第一級又は第二級アミンで末端化されたポリエーテル類 - Google Patents

第一級又は第二級アミンで末端化されたポリエーテル類

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JPH02102224A
JPH02102224A JP20972689A JP20972689A JPH02102224A JP H02102224 A JPH02102224 A JP H02102224A JP 20972689 A JP20972689 A JP 20972689A JP 20972689 A JP20972689 A JP 20972689A JP H02102224 A JPH02102224 A JP H02102224A
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アイアン ディビッド ドブスン
Peter Sefton Williams
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、−数的には重合第一級アミン類に関し、特別
には第一級又は第二級アミンで末端化されたポリエーテ
ル類に関し、このポリマーが30個を越える炭素原子を
含むとしう条件で、アミン基が、エトキシ基又はヒドロ
カルビル置換のエトキシ基の末端メチレン基へ直接に結
合されたところの第一級又は第二級アミンで末端化され
たポリエーテル類に関するものである。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題)任意的に
水素ガスの存在下に、アンモニア、第一級又は第二級ア
ミンと反応させることによる低分子量のアルキレンオキ
シド類、ヒドロキシル基含有化合物、アルデヒド類及び
ケトン類の触媒的還元アミノ化は公知である。この技術
分野の代表は、本出願人の同時係属欧州特許出願公告第
0284398号(英国特許出願公告第6586号)が
挙げられ、これには、アルコール類、アルデヒド類、又
はケトン類のいずれかである第一反応物を、アンモニア
、第一級又は第二級アミン、又はニトリル類のいずれか
である第二反応物と、(i)ニッケル(ii)ルテニウ
ム、及び(iii)第二列又は第二列遷移金属のいずれ
かから選択される少なくとも一つの他の遷移金属からな
る触媒の存在下に反応させることによりアミン類の製造
方法を開示している。
前記方法において有用なアルコール類は、第一級アルコ
ール類の場合、炭素原子数が30個を越えないという条
件において、30個以下の炭素原子を含むアルカノール
類、30個以下の炭素原子を含むアルコキシポリエチレ
ングリコール類及びジオール類又はポリオール類及びこ
れらのエーテル誘導体又はポリエーテル誘導体である。
アミン類、特に高分子量アミン類は、インシアネートと
反応することによるポリウレタン類及びエポキシド類と
反応することによるエポキシ被覆物の製造に有用である
。しかし今迄、還元アミノ化による高分子量アミン類の
直接的生成は、少なくとも一つが第一級ヒドロキシル基
である一つ、二つ、又はそれ以上のヒドロキシル基を有
する高分子量ポリエーテルアルコールの場合得ることが
可能である。低分子量の第一級ヒドロキシル基のアミノ
化は、他の高分子量アルコール類に対して、強制的の反
応条件下に、例えば、750psig以上の圧力下にの
み、普通得ることが可能である。高圧法に関する技術分
野の代表は、米国特許第3.838.076号、第4.
181.682号、第3.847.992号、第4.6
12.335号及び第4.618.717号公報が挙げ
られる。
特に、米国特許第A−4618717号公報は、短鎖ポ
リエーテル類の還元アミノ化に関するものでアル。この
米国特許公報には、オキシエチレングリコール争モノア
ルキルエーテル類の、第一級アミン類へ実質的に選択的
に変換する触媒反応工程が開示されており、この触媒反
応工程は、モノアルキルエーテルが、約5oo〜約25
0℃の範囲内の温度で、かつ約5oo〜約5000ps
igの範囲内の圧力にて、モノアルキルエーテルのモル
当たり約4〜約25モルのアンモニアとモノアルキルエ
ーテルのモル当たり約0.01〜約1モルの水素の存在
下に、ニッケル、銅及びクロム、鉄、チタン、トリウム
、亜鉛、ジルコニウム、又はマグネシウムの少なくとも
一つの酸化物を含む触媒と接触させられる。この発明の
方法に有用なオキシエチレングリコール・モノアルキル
エーテルは、式: %式% (式中、Rは1〜10個の炭素原子を含むアルキル基で
あり、Xは約1〜約5の値の整数を表す)を有するこの
であり、かつ第一級アミン生成物は、式: %式% を有する。従って、米国特許第4.618.717号公
報の方法は、実質的に低分子量の重合第一級アミン類を
製造する方法である。
米国特許第4.181.682号公報は、高分子量重合
第一級アミン類に関するものである。
特に、米国特許第4.181.682号公報には、次の
構造式: (式中、Xは約6〜50の範囲の平均数、yと2は、y
と2の和が6〜約40である約1〜約20の範囲の平均
数を表す)を有する重合アミンからなる重合体組成物を
特許請求している。この公報の第2欄、第38〜47行
の開示には、 「ニッケルを基礎とする触媒のような従来の還元アミノ
化触媒により、ポリブタンジオールを直接的にアミノ化
することは出来ないことは興味あることである。このよ
うな直接的還元アミノ化を実施する場合、水素化分解が
起こることが分かった。従って、このような水素化分解
を避ける為には、第一級アルコールをプロピレンオキサ
イド反応により第二級アルコールへ変換して、得られた
ジオールが還元アミノ化され易くしなければならないこ
とが分かった。」 と記載されている。
従って、米国特許第4.181.682号公報において
は、第一級ヒドロキシル基を直接的に還元アミノ化する
ことは不可能であることが分かった。他の特許公報、例
えば米国特許第3、838.076号公報では、第一級
ヒドロキシル基は、高分子量アルコールにおいて、還元
アミノ化出来ないことを示唆している。
本発明物は、第一級ヒドロキシル含有重合物質が還元ア
ミノ化されて、新規な重合第一級アミン類を与えること
が出来ることを突き止めるに至った。
(課題を解決するための手段) 従って、本発明は、第一級アミンで末端化されたポリエ
ーテル類に対して、このポリマーが30個を越える炭素
原子を含むという条件で、アミン基が、エトキシ基又は
ヒドロカルビル置換のエトキシ基の末端メチレン基へ直
接に結合されたところの第一級又は第二級アミンで末端
化されたポリエーテル類を提供するものである。
本発明の第一級又は第二級アミン末端化ポリエーテル類
において、アミン基は、エトキシ基又はヒドロカルビル
置換エトキシ基の末端メチレン基へ直接に結合する。こ
のことは、構造的に次ぎのように表し得るニ ーo−cn−co、−NnR′(1) (式中、RとR1は独立的に水素又はヒドロカルビル基
を表す)であり、ヒドロカルビル基は適切にはアルキル
基である。好適には、Rが水素又はC3〜C4アルキル
基のいずれかであり、更に好適にはRが水素又はメチル
基のいずれかである。R1は適切には、Cl−C50ア
ルキル基である。
本発明の一つの実施態様において、−取代二−R”−(
−OCII−C1l*→T−NIIR’     (I
I)(式中、R宜はヒドロカルビル基又はペテロ置換ヒ
ドロカルピル基であり、RとR1は式(りに対して定義
されたと同じものを表す)を有し、R1・IIの時に、
重合体が30個以上の炭素原子を含むという条件下に、
R茸は好適には1〜30個の炭素原子を含み、更に好適
にはCl−Ca。のアルキル基を含む。
式(11)の化合物は、式: R3−÷−0−CI−CH2−)−f−OH(I I 
+)(式中、RとR1は式(II)に対して定義された
と同じものを表す)、即ち、一つのヒドロキシル基を有
するポリエーテルアルコールであるオキシアルキレング
リコールモノアルキルエーテル類から誘導される。
もう一つの実施態様において、本発明はまた、第一級又
は第二級アミン末端化ポリニーチルを提供するものであ
り、これは、式ニー(式中、J X+ L 及び2は次
の値の整数であり: w =0.1.2.3.又は4 XI y及び2=独立的に5以上であり、RとR1は式
(1)に対して定義したことを表す)を有する第一級又
は第二級アミン基付加のポリエーテルジオール又はポリ
オールである。
式(IV)の化合物において、−数的に、Rは同じであ
ろう。
式(mを有する第一級アミン基付加ポリエーテルポリオ
ール類は: (式中、Rは■又はメチル基のいずれかであり、Xと2
は式(+V)に割り当てた値を有する )。
(式中、Rは11又はメチル基のいずれかであり、Xと
2は式(IV)に割り当てた値を有する )。
(式中、Rは■又はメチル基のいずれかであり、X% 
Y及び2は式(IV)に割り当てた値を有する)。
式(IV)を有する第二級アミン基付加ポリエーテルポ
リオール類の例は、下記式(i)と(ii)の化合物を
含む: (式中、RはH又はメチル基のいずれかであり、R1は
式(mに対して定義されたと同じものであり、かつ X、 y及び2は式(mに割り当てた値を有する)。
本発明の新規化合物は、本出願人の係属出願の英国特許
出願第8819663.9号公報に記載される方法によ
り適切に調製される。従って、少な(とも一つが第一級
ヒドロキシル基であるところの一つ、二つ又はそれ以上
のヒドロキシル基を有するポリエーテルアルコール類で
ある第一反応物を、アンモニア又は第一級又は第二級ア
ミンのいずれかである第二反応物と、連続開放又は周期
的開放システムのいずれかにおいて、水素、又は水素源
と還元アミノ化触媒の存在下に、高温で反応させて良い
本発明の好適な実施態様において、水素とガス相の第二
反応物は、任意的に溶剤の存在において液相の第一反応
物と還元アミノ化触媒と、高温にて連続的に又は断続的
にのいずれかにて接触されて、アミン類、水及び未反応
ガスからなる生成物を生成し、次いで生成物から連続的
に又は断続的に水と未反応ガスのいずれかを取り除く。
水素と第二反応物を、連続的に第一反応物と触媒と接触
させ、次いで連続的に水素と未反応ガスを取り除くのが
好適である。
生成物から取り除かれた水素と未反応ガスは、完全に又
は部分的にのいずれかにて、適切には水を凝縮すること
により分離するのが良く、かつこのようにして分離され
た未反応ガスは、反応へ循環されるのが良い。
本発明の方法は、高圧方法の従来の技術に比較して、資
本支出と運転費に関して有利な大気圧で反応操作を可能
とする。
第二反応物として、アンモニア又は第一級アミン又は第
二級アミンのいずれかを使用して良い。アミンは、脂肪
族又は芳香族のいずれかであって良い。適切には、アミ
ンは第一級脂肪族アミンであるのが良い。適切には、ア
ミンは1〜30個の炭素原子を含む。
工業的糺度の水素が、更に精製し又は精製しないで、使
用されて良い。
触媒として、どの還元アミノ化触媒も使用して良く、ニ
ッケル含有触媒が好適である。粉末化元素状ニッケル、
ラネーニッケル及び担持ニッケル、例えばγ−アルミナ
に担持されたニッケル、これら総ては触媒として使用さ
れて良い。
好適な触媒は、(i)ニッケル、(ii)ルテニウム、
及び(iii)第二又は第三列の遷移金属のいずれかか
ら選択される少な(とも一つの他の遷移金属からなる組
成物である。
触媒組成物に関して、ルテニウム以外のどの遷移金属も
成分(iii)として使用されて良い。この明細書の文
脈において、「遷移金属」の用語は、その酸化状態の少
なくとも一つにおいて、部分充満の4d又は5d殻を有
する金属として定義される。適切な遷移金属は、個々に
又は組合わせのいずれかで、パラジウム、レニウム及び
イリジウムを包含する。
好適には、触媒組成物は、適切な担体に担持される。適
切な担体は、アルミナ類、シリカ類、シリカ−アルミナ
類及び炭素類を包含する。好適な担体は、γ−アルミナ
である。
ゼオライトも担体として使用されて良い。
触媒組成物における成分(i)、(ii)及び(iii
)の相対的割合に関して、主成分は、−数的に成分(i
)、即ちニッケル、及び成分(ii)、即ちルテニウム
であり、かつ成分(iii)、即ち遷移金属類は微量成
分であろう。従って、ニッケルは、適切には触媒組成物
の50〜95重量%を形成し、かつ協力してルテニウム
と遷移金属が組成物の残りを形成する。代表的に、担持
触媒組成物は、約10%のニッケルと1%のルテニウム
と遷移金属類の各々、組成物の残部は担体である。しか
し、望むならば、より高いニッケル負荷も使用されて良
い。
触媒組成物は、触媒の製造に使用した従来のどの方法に
よっても、例えば沈澱により又は含浸により調製されて
良い。担持された組成物は、含浸技術により適切に調製
され、これは共含浸により又は順次的の含浸によりされ
て良いが、後者が好適である。含浸技術は、この技術分
野において公知であり、初期湿潤技術と過剰溶液技術の
両方を含んでいる。
=19 本発明の方法で使用する為の触媒組成物の好適な製造方
法は、(A)担体をニッケル化合物の溶液で含浸し、(
B)工程(A)で得られた含浸担体中に存在するニッケ
ル化合物をか焼し、(C)工程(B)で得られた含浸担
体を、第二列又は第三列のいずれかの遷移金属から選択
した遷移金属の化合物の溶液で含浸し、 (D)工程(C)で得られた含浸担体をルテニウム化合
物の溶液で含浸し、次いで(E)工程(D)で得られた
組成物を活性化する諸工程からなる。
任意的に、工程(C)の後に、触媒は高温の水素又は空
気のいずれかと接触されるのが良い。高温は、水素との
接触に対して250〜500℃、好適には250〜35
0℃、空気との接触に対して500〜600℃の範囲に
あるのが適切である。
金属の適切な化合物は、金属塩、例えば硝酸塩、ハロゲ
ン化物、及びカルボン酸塩を包含する。金属化合物は、
この溶液の形態で使用される。どの適切な溶剤も、この
目的に使用して良い。便利な溶剤は水であるが、他の溶
剤、例え=20 ばアルコール類のような溶剤も使用して良い。
触媒を製造する方法の工程(B)において、工程(A)
で得られた含浸担体中に存在する二、ケル化合物はか焼
される。か焼は、550〜600℃、代表的には約58
0℃の範囲の温度で適切に完成されるのが良いが、より
低温を使用しても良い。
活性化(工程E)は適切には、高温、適切には280℃
以−ヒで、還元性ガス、例えば水素の存在下に、触媒を
活性化するのに充分な期間、代表的には少なくとも3時
間加熱することにより完成されて良く、次いで触媒は、
不活性ガス、例えば窒素の存在下に冷却される。活性化
工程(工程E)は、製造方法におけるそれ以上の工程と
して実施されて良く、又は本発明の操作直前に還元アミ
ノ化反応器中で実施されて良(、又はこの両方によるの
が良い。
この触媒とその製造のこれ以上の詳細は、出願人の同時
係属の欧州特許出願公告 第0284398号(英国特許出願公告第6586号)
に記載されている。
製法は、150〜350℃、好適には200〜300℃
の範囲の温度で操作されて良い。大気圧又は少しそれ以
上が適切に使用される。
製法は、バッチ法又は連続法で操作される。
−数的に、触媒を反応の液体生成物から分離する必要が
あろう。この分離は、適切には、濾過又は遠心分離によ
り、又は固定触媒床の使用により完成される。
この方法を、低温で開放反応器システム又は周期的な開
放反応器システムにおいて操作する別案として、この方
法は、大気圧以上、例えば10〜300バールの範囲の
圧力で、このような反応条件下では水吸収材料が存在す
るということを条件として、操作されて良い。水吸収材
料は、ゼオライト類、無水金属塩類、一部水和された金
属塩類、及びシリカゲル類を包含する。好適な水吸収材
料は、4Aゼオライトである。好適には、ゼオライトは
、乾燥不活性ガス、例えば窒素気流下に、100℃以上
で加熱することにより、又は減圧下に100℃以上に加
熱することにより、使用前に活性化される。使用される
水吸収材料の量は、好適には、ポリエーテルのアミン末
端化ポリエーテルへ完全反応した時に、発生され得るで
あろう水の量を吸収出来るのに充分量である。
前記したように、本発明による新規化合物は、ポリ尿素
類、又はポリウレタン/ポリ尿素類及びエポキシ被覆物
の製造に有用である。
従って、もう一つの態様において、本発明は、ポリウレ
タンの製造方法を提供するものであり、この方法は、前
記したように、化合物をジイソシアネートと反応させる
ことからなる。
最後の態様において、本発明は、エポキシ樹脂の製造方
法を提供するものであり、この方法は、前記したように
、化合物をエポキシドと反応させることからなる。
ジイソシアネートとウレタン形成において、第一級ヒド
ロキシル基は、メチル置換(第二級)ヒドロキシル基よ
り約3倍早く硬化する。類似の速度促進が、第二級炭素
原子に結合したアミン基に比較して、第一級炭素原子に
結合するアミン基に対して見い出されるが、アミン基は
それから誘導されるアルコールより100倍以上の早さ
で硬化出来るので、メチレン基へ結合する第一級アミン
基を含む新規化合物は、顕著に高い反応性を、潜在的に
与えるものである。このことは、多くの方法で利用され
得る。例えば、ポリウレタン又はエポキシ被覆物の急速
硬化が、低温においてさえ達成可能にする。別案として
、促進されたアミン反応性は、従来から使用されるより
も反応性の低いエポキシド類又はインシアネート類の使
用を可能にするだろう。このことは、脂肪族イソシアネ
ート類を使用するのに可成り有利で、これらはポリウレ
タン類を形成するのにゆっくりと反応するけれども、空
気又は光の存在下の色安定性の被覆に対して有利である
(実施例) 本発明の製法を、次の実施例を参照して更に説明する。
X11は 約4800の分子量を何するグリセリン出発のポリエー
テルポリオールでありかつエチレンオキシド末端化の為
の第一級ヒドロキシル基を分子量たり実質的に3個有す
るポリニーデルポリオール型C1634の20gを、2
501の硝子製反応器に入れた。水洗(pH7まで)ラ
ネーニッケル(アルドルッヒ ケミカル社出し)の3g
をポリオールへ添加した。反応器は、アンモニア/水素
吹き込み装置と分岐コンデンサへ導く出口を備えた。3
:lを越える比率の水素とアンモニアを、大気圧でポリ
オール触媒混合物中へ吹き込んだ。反応器を200℃ま
で加熱し、この温度で6時間吹き込みを続けた。次いで
吹き込みは、水素だけになるように切り替え、この吹き
込みを更に1時間続けた。次いで反応器を冷却し、生成
物を取り出した。ラネーニッケル触媒を分離した後、生
成物は”CNMRの分析によりヒドロキシル基の50%
以上がアミノ化されたことが示され、かつスペクトルは
末端基C■、−NH,が形成されたことを示した。
この実施例は、大気圧で開放反応器システムを使用する
本発明に係るポリエーテル第一級アミンの合成を実証し
ている。
1里」ヒ この実施例は、封鎖反応器システムと水吸収物質を使用
して、本発明に係る第一級アミン基を有するポリエーテ
ルの合成を実証する。
4800の範囲の分子量を有するプロピレンオキシドと
エチレンオキシドとから合成さしたグリセリン出発のポ
リエーテルポリオールでありかつ第一級ヒドロキシル基
を分子量たり実質的に3個有するポリエーテル型CP3
の5gを、磁気撹拌装置を備えた70m1のステンレス
鋼反応器に装填した。7−アルミナ上に10%ニッケル
/1%レニウム/1%ルテニウムの触媒0.5gとリン
デ型4Aゼオライト2g(予め110℃で真空下に乾燥
)も装填した。次いで反応器を一78℃まで冷却して1
0m1の液体アンモニアを反応器に凝縮させ、次いで反
応器をガスマニホールドに接続シ、室温まで加温した。
水素を34バールの圧力まで反応器に装填し、次いで反
応器を220°Cまで6時間加熱した。次いで生成物を
反応器から取り出しかつ濾過した。生成物の”CNMR
分析により、透明液体生成物は25%の第一級アミン末
端基を有し、これらはメチレン基に結合することを示し
た。
割11 この実施例は、封鎖反応器システムと水吸収物質を使用
して、本発明に係る第二級アミン基を有するポリエーテ
ルの合成を実証する。
5gのポリエーテルポリオール型CP3(実施例2記載
のもの)を、磁気撹拌装置を備えた70m1のステンレ
ス鋼反応器に、7−アルミナ上に10%ニッケル71%
レニウム/1%ルテニウムの触媒0.5gと共に装填し
た。次いでリンデ型4Aゼオライト2g(予め110℃
で真空下に乾燥)を1.85gのn−プロビルアミン(
アルドリッヒ ケミカル社出し)と共に添加した。反応
器をガスマニホールドに結合し、次いで最初に水素置換
した。34バールの水素圧を適用し、次いで反応器を2
85℃まで12時間加熱した。
次いで生成物を反応器から取り出した。生成物を10m
1のメタノールに溶解し、次いでワットマン型4濾紙を
介して濾過して触媒を取り除いた。次いでメタノールと
未反応プロピルアミンを70℃で減圧下に蒸留により除
去した。えられた透明液体生成物は、+3CIIMR分
析により、37%のN−プロピルアミン、23%の末端
第一級アミン及び40%のヒドロキシル末端基を有する
ことを示した。
夫1」巳 実施例1の生成物0.5gを硝子製容器に入れた。
0、05gのメチレンジイソシアネートを20℃で急速
撹拌下に容器へ添加した。1秒以下の間に起こったアミ
ン基の硬化により、ゴム状固体が殆ど瞬時に生成した。
この実施例は、ポリウレタン/ポリ尿素のエラストマー
の形成に、本発明に係るポリエーテルポリアミンの使用
を実証している。
割11 実施例3の反応器に、0.5gのNi/Re/Ru/y
−アルミナ触媒、2gの活性化4Aゼオライト、10g
のポリエーテルポリエーテルCP3.5gのn−ヘキサ
ン及び5mlの液体アンモニアを装填した。反応器をガ
すまには−るどに結合し、室温で14バールの水素で加
圧した。次いで反応器を220°Cまで12時間加熱し
た。生成物を回収し、濾過し、n−へキサンを蒸留で除
去して透明液体生成物を得た。生成物は、この13CN
MRスペクトルにおける49ppmの一重線シグナルに
より、0−CH,−CH,−NH,末端基を含むことを
明確に示した。
ル31羨驚 実施例3の反応器に、4Aゼオライトを添加しない以外
は、実施例5に記載のとおりに装填した。反応を実施例
5に記載のとおりに実施し、生成物を”CNMRにより
分析した。45〜55ppmのスペクトル範囲にシグナ
ルが認められず、0−CH2−CH2−1112基が形
成されなかったことを示した。
この試験は、本発明に係るアミン末端化ポリエーテルの
製造には、封鎖反応器システムにおいて水吸収物質が存
在しなければならないことを実証している。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第一級アミンで末端化されたポリエーテル類に対
    して、このポリマーが30個を越える炭素原子を含むと
    いう条件で、アミン基が、エトキシ基又はヒドロカルビ
    ル置換のエトキシ基の末端メチレン基へ直接に結合され
    たところの第一級又は第二級アミンで末端化されたポリ
    エーテル類。
  2. (2)末端基が構造式;− ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、RとR^1は独立的に水素又はヒドロカルビル
    基を表す)である請求項1記載の第一級又は第二級アミ
    ンで末端化されたポリエーテル類。
  3. (3)Rが水素又はC_1〜C_4アルキル基のいずれ
    かである請求項2記載のポリエーテル類。
  4. (4)Rが水素である請求項2記載のポリエーテル類。
  5. (5)Rがメチル基である請求項2記載のポリエーテル
    類。
  6. (6)R^1が水素である請求項2〜5のいずれか1項
    に記載のポリエーテル類。
  7. (7)R^1がC_1〜C_3_0アルキル基である請
    求項2〜5のいずれか1項に記載のポリエーテル類。
  8. (8)一般式:− ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^2はヒドロカルビル基又はヘテロ置換ヒド
    ロカルビル基であり、RとR^1は式( I )に対して
    定義されたと同じものを表す)を有する請求項1〜7の
    いずれか1項に記載の第一級又は第二級アミンで末端化
    されたポリエーテル類。
  9. (9)R^2がC_1〜C_3_0アルキル基である請
    求項8記載のポリエーテル類。
  10. (10)一般式:− ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、w、x、y、及びzは次の値の整数であり:− w=0、1、2、3、又は4 x、y及びz=独立的に5以上であり、 RとR^1は式( I )に対して定義したことを表す)
    を有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の第一級又
    は第二級アミンで末端化されたポリエーテル類。
  11. (11)RがH又はメチル基のいずれかである請求項8
    〜10のいずれか1項に記載の第一級又は第二級アミン
    で末端化されたポリエーテル 類。
  12. (12)請求項1〜11に記載の第一級又は第二級アミ
    ンで末端化されたポリエーテル類の製造方法において、
    この方法は、ヒドロキシル基の少なくとも一つがエトキ
    シ基又はヒドロカルビル置換されたエトキシ基の末端メ
    チレン基に直接結合するところの一つ、二つ又は それ以上のヒドロキシル基を有するポリエーテルアルコ
    ール類である第一反応物を、アンモニア又は第一級又は
    第二級アミンのいずれかである第二反応物と、水素、還
    元アミノ化触媒及び水吸収材料の存在下に、高温かつ 大気圧以上で反応させることを特徴とする方法。
  13. (13)圧力が10〜300バールの範囲である請求項
    12記載の方法。
  14. (14)水吸収材料が4Aゼオライトである請求項12
    又は13のいずれかに記載の方法。
  15. (15)ポリウレタンの製造方法において、この方法は
    、請求項1〜11に記載の少なくとも一つの第一級又は
    第二級アミンで末端化された ポリエーテル類、又は少なくとも一つの前記の第一級ア
    ミンで末端化されたポリエーテル類と少なくとも一つの
    前記第二級アミンで 末端化されたポリエーテル類との混合物の いずれかを、ジイソシアネート類と反応させることを特
    徴とする方法。
  16. (16)エポキシ樹脂の製造方法において、この方法は
    、請求項1〜11に記載の少なくとも一つの第一級又は
    第二級アミンで末端化された ポリエーテル類、又は少なくとも一つの前記の第一級ア
    ミンで末端化されたポリエーテル類と少なくとも一つの
    前記第二級アミンで 末端化されたポリエーテル類との混合物のいずれかを、
    エポキシド類と反応させることを特徴とする方法。
JP20972689A 1988-08-18 1989-08-15 第一級又は第二級アミンで末端化されたポリエーテル類 Pending JPH02102224A (ja)

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