JPH02100672A - 培地充填回収装置 - Google Patents

培地充填回収装置

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JPH02100672A
JPH02100672A JP25355488A JP25355488A JPH02100672A JP H02100672 A JPH02100672 A JP H02100672A JP 25355488 A JP25355488 A JP 25355488A JP 25355488 A JP25355488 A JP 25355488A JP H02100672 A JPH02100672 A JP H02100672A
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roller
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松田 正一
Yasutami Muto
武藤 靖民
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転円筒式細胞培養器(以下、単にローラボ
トルという)を用いた付着性動物細胞の培養工程におい
て、このローラボトルへの血清培地等の充填、洗浄交換
、細胞接種及びこれらの処理に伴うローラボトルのデキ
ャッピング、キャッピングを無菌状態で自動的、かつ高
速で行う培地充填回収装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、付着性細胞、例えば動物細胞の培養器としては、
ホローファイバーを用いたもの、また、マイクロキャリ
ヤを用いた浮遊培養器等が用いられている。しかし、細
胞によっては、未だ小容量のローラボトルによらないと
培養できないものがある。そのため、従来、この種口−
ラボトルによる培養は、自動化、機械化になじまないの
で一連の培地充填、細胞接種等の作業は、人手に頼って
いた。しかも、処理されるローラボトルは、一般に、2
000〜3000ml程度の小容量のものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、従来、ローラボトルを用いて大量の付着性動
物細胞の培養を行う場合には、多くの人手を要し、その
ため、細胞に対する汚染度が増大するのみならず、例え
ばDNA組替体の細胞の培養にローラボトルを利用する
場合には、人体に対する危害が生じるおそれがあった。
また、このような人手を排除して、無人・無菌状態でプ
レイバック型ロボットを用いてローラボトルによる細胞
培養の完全自動化を図ることも考えられていた。しかし
、この場合には、処理に要する人間の数と少なくとも同
数のプレイバック型ロボット台数が必要となるばかりで
なく、処理装置自体が大型化・複雑化し、かつ、ロボッ
トの制御がかなり面倒となる問題点があった。
そこで、本発明は、上記の点に鑑み、人手によらず、ま
た、プレイバック型ロボットを使用することなく、比較
的簡単な装置で、無人・無菌状態下で、ローラボトルへ
の付着性動物細胞の充填、洗浄交換、細胞接種及びこれ
らの処理に伴うローラボトルのデキャッピング、キャッ
ピングを自動的かつ高速で行う培地充填回収装置を提供
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の培地充填回収装置
においては、無菌室内にデキャッパ、培地回収洗浄装置
、培地充填装置及びキャッパを順次供給コンベアを介し
て連続して配置し、前記培地回収洗浄装置に予めピッチ
合せされた複数のローラボトルを一斉に起立状態から所
定角度傾倒してローラボトル内の古い培地を吸引し、起
立状態に戻して洗浄液の注入を行い、ついで所定角度傾
倒して所定時間自転させ洗浄した後、隣接供給コンベア
に移送する装置を設ける。また、培地充填装置に予めピ
ッチ合せして供給された複数のローラボトルを一斉に所
定角度傾倒してローラボトル内の前記洗浄液を吸引し、
ついで起立状態に戻して所定量の培地の注入を行った後
、隣接供給コンベアに移送する装置を設ける。
〔作 用〕
上記のように構成された培地充填回収装置にローラボト
ル供給ターンテーブルからローラボトルを供給コンベア
に順次供給すると、まず、デキャッパによりローラボト
ルがデキャッピングされた後、ピッチ合せウオームによ
りピッチ合せされた複数個のローラボトルが一斉に培地
回収洗浄装置に移送され、所定角度傾倒され′Cローラ
ボトル内の古い培地が吸引・除去される。吸引・除去後
、ローラボトルは、再び起立状態に戻されて洗浄液の注
入が行われ、ついで、所定角度傾倒されて所定時間自転
させ洗浄した後、隣接供給コンベアに移送される。さら
に、供給コンベアにより移送された起立状態のローラボ
トルは、再び他のピッチ合せウオームによりピッチ合せ
されて培地充填装置に移送され、複数のローラボトルは
、−斉に所定角度傾倒されてローラボトル内の洗浄液を
吸引され、ついで再び起立状態に戻され所定量の培地を
注入した後、隣接した供給コンベアに移送される。また
、この際、必要により細胞の殖菌を行う。
その後、ローラボトルは、キャッパによりキャッピング
されて無菌室より搬出され、培養室へ送られる。
〔実施例〕
図面は、本発明の実施例を示す。第1図に示すように本
発明の培地充填回収装置は、壁面1bに囲まれた無菌室
1内にその主要部が収容され、本処理装置本体には開閉
扉1aからアクセス可能となっている。本処理装置は、
一連の処理手順に沿うように、ローラボトル供給ターン
テーブル2、第1供給コンベア(無端ベルト)3、デキ
ャッパ4、培地回収洗浄装置6、¥S2供給コンベア(
無端ベルト)7、培地充填装置9、第3供給コンベア(
無端ベルト)10、キャッパ11及びローラボトル搬出
ターンテーブル12、の順に配設されている。なお、本
実施例では、処理装置を構成する一連の装置を直列、い
わゆるIライン状に配列したが、無菌室の構成によりU
ライン状に配列することも可能である。
このような構成において、付着性動物細胞の培養を行う
ローラボトルBは、連続してローラボトル供給ターンテ
ーブル2よりこの回転に伴って起立状態で第1供給コン
ベア3(無端ベルト)に供給される。なお、このターン
テーブル2は供給コンベア3と同期して回転する。この
第1供給コンベア3は、無菌室1の壁面1bを貫いて無
菌室1の内部に進入し、その内部に配設されたデキャッ
パ4により第1供給コンベア3上のローラボトルBはデ
キャッピングされる。キャップセンサーがローラボトル
Bのキャップの有無を検出する。さらにローラボトルB
は、第1供給コンベア3により矢印の方向に搬送され、
培地回収洗浄装置6の手前に設けたピッチ合せウオーム
5により所定個数(例えば、4個)のローラボトルBの
ピッチ合せが同時にされるようになっている。培地回収
洗浄装置6のテーブル上にピッチ合せウオーム5と連動
する押し桁機構6Aにより送りこまれた所定個数(例え
ば、4個)のローラボトルBは、ローラボトルフィーダ
により第1供給コンベア3の進行方向と直角方向に段階
的に所定個数づつ送られる。このローラボトルフィーダ
は、カム、リンク機構により構成される極めて簡単な送
り機構である(後述する)。所定方向に傾倒して送られ
たローラボトルBは、まず、液吸引管でローラボトルB
内の古い培地を吸引除去される。ついで、洗浄液が洗浄
液供給管より供給され、吸着カップによりローラボトル
Bの頭部側部を吸着されて転倒板上に所定角度転倒され
る。吸着カップの吸着を解かれたローラボトルは、一定
方向に回転(自転)させられて万遍なく、ローラボトル
B内壁面の洗浄を行う。その際、洗浄液がローラボトル
内壁の細胞付着範囲に十分当るようにする。洗浄を終了
した所定個数のローラボトルBは、再び起立状態にロー
ラボトルフィーダにより戻されて、別途設けたブツシャ
機構により第2供給コンベア7に送られ、再びピッチ合
せウオーム8により所定間隔にピッチ合せされ、このピ
ッチ合せウオーム8と連動する押し桁機構9Aにより培
地充填装置9へ移送される。
培地充填装置9へ送りこまれたローラボトルBは、ロー
ラボトルフィーダにより、先の培地回収洗浄装置6の場
合と同じように、第2供給コンベア7の進行方向と直角
方向に段階的に所定個数づつ送られる。所定方向に傾倒
して送られたローラボトルBは、まず液吸引管でローラ
ボトルB内の洗浄液を吸引・除去され、ついで起立状態
に戻されて培地の充填を行う。その際、培地のpH調整
のためにCO2ガスが注入される。これらの処理が終了
したローラボトルBは、第3供給コンベア10へ送り出
され、第3供給コンベア10の途中に配設したキャッパ
11によりローラボトルBのキャップのキャッピングが
順次行われる。このキャッパ11のキャップホッパーに
は、デキャッパ4からキャップの供給が行われる。キャ
ッピングが行われたローラボトルBは、無菌室1の内部
より搬出されて、無菌室1の外部に設けたローラボトル
搬出ターンテーブル12により、その回転に伴って培養
室へ培養のために送られるようになっている。なお、本
発明の培地充填回収装置の運転・制御を行う制御パネル
13が無菌室1外部の適当な個所に設けられている。
ここでは、本発明の実施例の培地充填回収装置の運転モ
ードについては、典型的なモードであるデキャッピング
ー古い培地吸引→洗浄液充填−ローラボトル転倒自転−
洗浄液吸引→培地充填−キャッピング(Bモード)につ
いて説明したが、必要に応じて次のような異なった処理
工程の組合せを選択することが可能である。また、これ
らのモードの選択・変更は、無菌室の外部より操作でき
る。
ここで、−印は、省略する工程を示し、ローラボトルは
、単に、培地回収洗浄装置あるいは培地充填装置を通過
する。
すなわち、上記表に見るように、モードA(細胞接種の
みの処理工程)では、本培地充填回収装置に、未使用の
閉栓されたローラボトルBが供給され、デキャッパ4に
よりデキャッピングされた後、培地回収洗浄装置6で菌
の増殖のための培地がローラボトル内に充填されるとと
もに培地充填装置9で種菌の接種が行われる。そして、
キャッピング後、培養のために、次のプロセスへ供給さ
れる。また、モードC(培地回収工程)では、培養を完
了したローラボトルBが本培地充填回収装置に供給され
、デキャッパ4によりデキャッピングされた後、生産さ
れた有効物質を含む培地は、培地回収洗浄装置6におい
て、ローラボトルB内から回収される。回収された培地
はタンク等に貯蔵される。さらに、モードD(培地回収
・交換工程)では、本培地充填回収装置に供給されたロ
ーラボトルBがデキャッパ4によりデキャッピングされ
た後、培地回収装置6において、まず、培養済の培地の
回収が行われる。そして、培地充填装置9で再度新鮮な
培地がローラボトルB内に充填される。
とくに、本実施例においては、ローラボトル内の壁面に
付着した古い培地を除去・洗浄するために、その内に洗
浄液を注入充填し、さらに、洗浄のためにローラボトル
を起立状態から細胞付着範囲に十分洗浄液が当るように
所定角度傾倒させる。
そのためのローラボトルの自転を行う培地回収洗浄装置
6は、第3図と第4図に示すように構成されている。す
なわち、培地回収洗浄装置6は、無菌室1の床面に載置
された枠体15と、この枠体15上に第1共給コンベア
3と第2供給コンヘア7のローラボトルB搬送面と同一
レベルに固設された水平テーブル16および所定個数(
例えば、4個)のローラボトルを一括して、かつ段階的
に供給コンベア3とは直角方向に送りこむローラボトル
フィーダ17とからなる。枠体15上には、複数の支柱
23が立設されていて、これらの支柱23には、古い培
地を起立したローラボトルBから吸引・除去する吸引管
20と古い培地の吸引後に洗浄液をマニホールド22を
経て供給する洗浄液注入管21とが設けられている。さ
らに、枠体15上には、ブツシャ18が設けられていて
、古い培地の吸引位置で、一連のローラボトルBを図示
の方向に傾倒させ、ローラボトルフィーダにある古い培
地の吸弓し除去を容易にしである。さらに、吸盤をもつ
ローラボトル回転ロール装置19が枠体15上に設けら
れている。
このように構成された、培地回収洗浄装置6では、ピッ
チ合せウオーム5によりピッチ合せされ、かつ、ガイド
ブレート3aにより案内された一連のローラボトルBは
、供給コンベア3と同一レベルの水平テーブル6上に移
送される。ここで、水平テーブル6上のローラボトルB
は、間欠的にローラボトルを供給コンベア3と直角方向
に送るローラボトルフィーダ17の爪により送られ、吸
引管20による古い培地吸引のために枠体15上に立設
したブツシャ18に連設した傾倒板により所定角度傾倒
される(第3図のB′の状態)。古い培地の吸引を終了
したローラボトルB′は、ブ・ラシャ18により再び起
立状態に戻され、ローラボトルフィーダ17の爪により
洗浄液注入位置へ送られ、洗浄液注入管21により洗浄
液が複数のローラボトルB内に注入される。洗浄液の注
入を終了したローラボトルBは、ローラボトル回転ロー
ル装置19の吸盤により吸着転倒されて、所定時間、洗
浄のために自転させられるようになっている。洗浄のた
めに自転を終了した一連のローラボトルBは、起立状態
に再び戻され、別のブツシャにより第2供給コンベア7
へ移送される。
また、本実施例においては、ローラボトルBから洗浄剤
の洗浄液を吸引し、ローラボトルB内に培地を供給する
培地充填装置9は、第5図と第6図に示すように構成さ
れている。すなわち、培地充填装置9は、無菌室1の床
面に載置された枠体31とこの枠体31上に、第2供給
コンベア7と第3供給コンベア10のローラボトルB搬
送面と同一レベルに固設された水平テーブル32および
所定個数(例えば、4個)のローラボトルを一括して、
かつ、段階的に供給コンベア7の進行方向とは直角方向
(矢印の方向)に送り込むローラボトルフィーダ33と
からなる。枠体31上には、複数の支柱42が立設され
ていて、これらの支柱42には、洗浄液を起立したロー
ラボトルBから吸引・除去する吸引管35と洗浄液吸引
後に培地とCO2ガスをマニホールド37を介して供給
する培地注入管36とが設けられている。なお、CO2
ガスはCO2ガス供給管40によりピンチバルブ41を
経て供給されるようになっていて、培地のpH調整をす
る働きをする。さらに、枠体31には、ブツシャ34が
設けられていて、洗浄液吸入位置で、一連のローラボト
ルBを図示の方向に傾倒させ、ローラボトルフィーダに
ある洗浄培地の吸引・除去を容易にしである。吸引され
た洗浄液は排出管38を経て排出口39より装置外に排
除される。
このように構成された培地注入部9では、ピッチ合せウ
オーム8によりピッチ合せされ、かつ、ガイドブレート
7aにより案内された一連のローラボトルBは、供給コ
ンベア7と同一レベルの水平テーブル32上に矢印方向
に移送される。ここで、水平テーブル32上のローラボ
トルBは、間欠的にローラボトルを供給コンベア7と直
角方向(矢印方向)に送るローラボトルフィーダ33の
爪により、吸引位置まで送られ、吸引管35によりロー
ラボトル内の洗浄液が吸引される。吸引・除去された洗
浄液は、排出管38により排除される。その際、ローラ
ボトル内の洗浄液の吸引・除去を容易にするために、ロ
ーラボトルはブツシャ34により、所定角度傾倒される
(第5図のB′の状態に)。洗浄液の吸引を終了したロ
ーラボトルB′は、ブツシャ34により再び起立状態に
戻され、ローラボトルフィーダ33の爪により培地注入
位置へ送られ、培地注入管36から培地とCO2ガスを
ローラボトルB内に注入する。培地注入を終了したロー
ラボトルBは、ローラボトルフィーダ33の爪によりさ
らに送られ、別のブツシャにより矢印の方向に第3供給
コンベア10上へ載置されるようになっている。
〔発明の効果〕
本発明は、上述したように構成されているので、無人・
無菌下で、ローラボトルへの血清培地等の充填、洗浄交
換、細胞接種及びこれらの処理に伴うローラボトルのデ
キャッピング、キャッピングを自動的、かつ高速で行う
ことができる。しがち、培地充填回収装置としては、構
成が比較的簡単で、かつ、その制御も極めて容易である
という効果がある。また、処理装置を構成する機器の配
列も無菌室の構成に応じて自由に選択できるし、さらに
、所望の運転モードの選択が可能である。
さらに、ローラボトルの滅菌、洗浄等が簡単に出来ると
ともに、ローラボトル内壁の優れた洗浄性が期待できる
。また、CO2ガスのフラッシング量も極めて高い精度
で制御可能である。培地の無人充填・回収システムなの
で、人起源の微生物汚染が激減し、目的物質の高度かつ
画一的な生産性が期待でき、さらに、培地充填回収工程
が完全に無人化出来る。また、培地充填量については、
ローラボトル全数について記録できるので、設定値以外
のものについては、全て不良品として自動排除できる。
かつ、別途設けた計量記録装置によるデータ管理も可能
となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の培地充填回収装置の一実施例を示し、第
1図は本装置の平面図、第2図はその正面図、第3図は
本装置の培地回収洗浄装置の正面図、第4図はその平面
図、第5図は本装置の培地充填装置の正面図、第6図は
その平面図を示す。 1・・・無菌室、2・・・ローラボトル供給ターンテー
ブル、3・・・第1供給コンベア、4・・・デキャッパ
、5・・・ピッチ合せウオーム、6・・・培地回収洗浄
装置、7・・・第2供給コンベア、8・・・ピッチ合せ
ウオーム、9・・・培地充填装置、10・・・第3供給
コンベア、11・・・キャッパ、12・・・ローラボト
ル搬出ターンテーブル、13・・・制御パネル、17・
・・ローラボトルフィーダ、19・・・ローラボトル回
転ロール装置、33・・・ローラボトルフィーダ。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無菌室内にデキャッパ、培地回収洗浄装置、培地充填装
    置及びキャッパを順次供給コンベアを介して連続して配
    置し、前記培地回収洗浄装置に予めピッチ合せして供給
    された複数のローラボトルを一斉に起立状態から所定角
    度傾倒してローラボトル内の培地を吸引し、起立状態に
    戻して洗浄液の注入を行い、ついで所定角度傾倒して所
    定時間自転させた後、隣接供給コンベアに移送する装置
    を設け、また、前記培地充填装置に予めピッチ合せして
    供給された複数のローラボトルを一斉に所定角度傾倒し
    てローラボトル内の前記洗浄液を吸引し、ついで起立状
    態に戻して所定量の培地の注入を行った後、隣接供給コ
    ンベアに移送する装置を設けたことを特徴とする培地充
    填回収装置。
JP63253554A 1988-10-07 1988-10-07 培地充填回収装置 Expired - Lifetime JPH0697987B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63253554A JPH0697987B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 培地充填回収装置
CA000615351A CA1319920C (en) 1988-10-07 1989-09-29 Roller bottle filling and harvesting system
US07/417,645 US5016688A (en) 1988-10-07 1989-10-05 Roller bottle filling and harvesting system
EP19890118539 EP0362863A3 (en) 1988-10-07 1989-10-06 Roller bottle filling and harvesting system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63253554A JPH0697987B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 培地充填回収装置

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JPH02100672A true JPH02100672A (ja) 1990-04-12
JPH0697987B2 JPH0697987B2 (ja) 1994-12-07

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ID=17252982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63253554A Expired - Lifetime JPH0697987B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 培地充填回収装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015204819A (ja) * 2014-04-21 2015-11-19 河崎 務 自動培養液交換装置及びその装置を用いた培養方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353296U (ja) * 1986-09-24 1988-04-09

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JPH0697987B2 (ja) 1994-12-07

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