JPH02100656A - かきジュースの製造方法および装置 - Google Patents

かきジュースの製造方法および装置

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JPH02100656A
JPH02100656A JP63250781A JP25078188A JPH02100656A JP H02100656 A JPH02100656 A JP H02100656A JP 63250781 A JP63250781 A JP 63250781A JP 25078188 A JP25078188 A JP 25078188A JP H02100656 A JPH02100656 A JP H02100656A
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JP
Japan
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boiling
pot
tank
oyster
porous
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JP63250781A
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English (en)
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Eizo Yamazaki
山崎 栄蔵
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SANEI SUISAN KK
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SANEI SUISAN KK
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L17/00Food-from-the-sea products; Fish products; Fish meal; Fish-egg substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L17/20Fish extracts
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、かきジュース(かき貝汁の濃縮液)の製造方
法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
中国料理にハオ油という調味料が使われている。このハ
オ油は、シャー油と並んで中国料理の独特な調味に精彩
をはなっている。これらの調味料は、高温加熱に強く、
100’C以上の加熱にも呈味力は失われない。上記ハ
オ油はかきから作られる。かきのジュースを濃縮して中
国に輸出されているが、このジュースが中国の秘伝によ
り、ハオ浦に製されている。
また、かきのジュースにはビタミンB1タウリン及びグ
リコーゲンや血糖を下げる物質が含まれており、また肝
臓に良いということがら、かきジュースを濃縮したかき
エキスが健康食品として市販されている。
従来一般に、濃縮方法としては真空濃縮や限界隔膜など
の方法が知られているが、真空濃縮では低温沸騰が起こ
り熱の加わりが少ないため、生臭く香味が悪いと共に、
かきジュース固有の色がでないという問題があり、また
限界隔膜法ではかきジュース特有の香味、色、光沢が失
われるという問題があり、いずれもかきジュースの製造
には好ましくない。
本出願人は、焦げ臭くなく、香味、光沢共に優れた極め
て高濃度のかき濃縮エキスを製造できる方法を既に開発
している(特公昭62−1706号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記特公昭62−1706号公報には、かき濃縮エキス
を製する前段階のかきジュースを製造する装置も記載さ
れており、それによれば、かきのボイル装置として、平
釜湯槽と該平釜湯槽内を移送するように配設された循環
コンベヤーとからなる平釜煮熱釜が用いられている。
しかしながら、平釜煮熱釜のみで生かきをボイルした場
合、生かきは循環コンベヤーに載置された状態で平釜湯
槽内の湯水中を移送されるため、均一な加熱となり難く
、かき貝汁エキスを充分に抽出し難いという、さらに改
善すべき点が残されている。
本発明は前記の事情に鑑みなされたものであり、その基
本的な目的は、生剥身かきを使用して他の一切の添加物
を使用しないで一貫してかきジュースを製造できる方法
及び装置を提供することにある。
さらに本発明の目的は、かき貝汁エキスを充分に抽出で
き、かきジュース特有の色、光沢、香味を有するかきジ
ュースを連続的に製造できる方法及び装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的を達成するため、生かきを水
切りし、次いで70〜85℃の湯温で撹拌下に煮熱して
煮熱液を得、さらに85〜95℃の湯温で2次煮熱して
煮熱上を得、このようにして得られた煮熱液あるいはさ
らに上記水切りにより得られた水切り液及び/又は煮熱
後の水洗により得られる水洗液を、スチームコイルを配
設した濃縮釜で段階的に濃縮することを特徴とするかき
ジュースの製造方法が提供される。
また、本発明によれば、前記方法においてかき貝汁エキ
スを充分に抽出することができるように生かきをボイル
するために、回転軸周囲に螺旋状に回転羽根が固着され
ていると共に、該回転羽根の先端部周囲に多孔筒体が固
着され、かつ上記回転羽根による送り出し側の多孔筒体
内面に回転方向側に開口部を有する複数の多孔バスケッ
トが固着された回転搬送体を、上記回転羽根が少なくと
も部分的に釜槽内の湯水に浸漬するように釜槽上部に配
設し、さらに上記釜槽上部でしかも上部の多孔バスケッ
トの下方位置にボイルかき受け部材を配設してなるかき
煮熱用のスパイラル式煮熱釜が提供される。
さらに本発明によれば、 回転駆動される多孔ベルトを有する水切りコンベヤーと
、 回転軸周囲に螺旋状に回転羽根が固着されていると共に
、該回転羽根の先端部周囲に多孔筒体が固着され、かつ
上記回転羽根による送り出し側の多孔筒体内面に回転方
向側に開口部を有する複数の多孔バスケットが固着され
た回転搬送体を、上記回転羽根が少なくとも部分的に釜
漕内の湯水に浸漬するように釜槽上部に配設し、さらに
上記釜槽上部でしかも上部の多孔バスケットの下方位置
にボイルかき受け部材を配設してなるかき煮熱用のスパ
イラル式煮熱釜と、平釜湯槽と該平釜湯槽内を移送する
ように配設された循環コンベヤーとからなる平釜煮熱釜
と、 上記スパイラル式煮熱釜及び平釜煮熱釜の煮熱液を受け
入れる回収タンクと、 内部にスチームコイルが配設された複数の濃縮釜 とから成るかきジュース製造装置が提供される。
〔実 施 例〕
以下、添附図面に示す実施例を説明しつつ、本発明につ
いて具体的に説明する。
かきは水揚げして殻を剥ぎ、18i1缶に詰められて集
荷し、原料運搬車(冷凍車)により工場に搬入される。
この間、殻からはずされたかきの剥身はその形態上、清
澄海水中にとじ込められた恰好になっており、かきの細
胞はまだ生きている。その為には体内に蓄積されたグリ
コーゲンなどの養分を消費しながら鮮度が保たれるので
ある。この為、如何にしてかき自身の栄養分の消費を少
なくさせるかが、鮮度保持と加工に対して栄養価の高い
かきジュースを造ることにつながるものである。本発明
によれば、原料の運搬、及び保管、加工と一貫した製造
が可能となる。以下、原料入荷の段階から説明する。
原料入荷: 原料運搬には冷蔵庫を使用し、原料の品温を10℃以下
に保つため、工場受入についても砕氷を使用し、原料の
鮮度保持に努める。
検品: 1斗缶詰めされた原料は、産地別、生産音別にランダム
に抜き取り検量を行な)。五感判定(色沢、臭い)によ
り鮮度を判定し、第1図に示す原料供給ホッパー2に移
し入れる。
水切り: ホッパ−2に移し入れられた生かき1は、ホッパーの下
部開口からその下に配置された水切りコンベヤー3上に
落下し、この水切りコンベヤー3で移送される間に水切
りされ(水切り液をジュースAという)、−次ボイル機
に送られる。水切りコンベヤー3は、駆動ロール5と従
動ロール6との間にネットベルト等の多孔ベルト4が張
設されたものであり、その下部には回収槽7が配設され
ている。ジュースAは回収槽7を介してタンク8に集め
られ、ポンプ9によりラインg1を介して濃縮釜(第3
図参照)へ送られる。(原料の移送方向を中空矢印で示
す)。
上記水切りコンベヤー3により水切りされっつつ移送さ
れた生かき1は、次いでその移送終点で1次ボイル釜供
給樋10を介して一次ボイル機であるスパイラル式煮熱
釜11中に落下する。
一次ボイルニ ー次ボイル機としてはスパイラル式煮熱釜11を使用し
、湯温70〜85℃で撹拌移送しながら通常3〜10分
程度煮熱を行なう。
スパイラル式煮熱釜11は、回転軸13周囲に螺旋状に
回転羽根14が固着されていると共に、該回転羽根14
の先端部周囲に金網等から構成される多孔筒体15が固
着され、かつ上記回転羽根14による送り出し側(図面
上左側)の多孔筒体15内面に回転方向側に開口部を有
する複数の多孔バスケット16が固着された回転搬送体
12を有する。この回転搬送体12は、上記回転羽根1
4の下部が釜槽17内の湯水に浸漬するように、その回
転軸13が釜槽17上部に回転自在に固定されて配置さ
れている。多孔筒体15の送り出し側端部は回転羽根周
囲部よりも大径であり、その内面に一定の円周間隔で固
着された複数の多孔パケット16のうちの上部の多孔バ
スケットの下方位置には、該多孔バスケットの開口部か
ら落下する一次ボイルかき1aを受けるボイルかき受け
部材18が配設されている。19及び20は、上記多孔
筒体15の両端部に固着された、中央開口を有する側板
兼支持板である。
また、50は回転軸13に取り付けられた拡大部であり
、多孔筒体15の大径の送り出し側端部において一次ボ
イルかき1aがスムーズに多孔バスケット16の部分に
移動できるようにするためのものである。
前記回転軸13を駆動装置(図示せず)により回転させ
ると、回転羽根14、多孔筒体15及び多孔バスケット
16も同時に回転し、釜槽17内に送られた生かき1は
上記多孔筒体15内を回転羽根14により移送され、送
り出し側において下方に回転してきた多孔バスケット1
6により拾い集められて上方に持ち上げられ、その開口
部が若干下を向くように傾いたときにその中の一次ボイ
ルかき1aがボイルかき受け部材18上に落下し、ボイ
ルかき供給樋21に送られる。
このように、生かき1が回転搬送体12により撹拌移送
されている間に、生かき1は均一に煮熱脱水(抽出)さ
れ、それにより釜槽17内の煮熱液は増加し、釜槽上部
のオーバーフロー口22より溢流しくこの煮熱液をジュ
ースBという)、ラインΩ2を経て回収タンク23(第
2図参照)に回収される。
二次ボイル: 前記ボイルかき供給樋21に供給された一次ボイルかき
laは、回収タンク23からポンプ24によりラインg
3を介してボイルかき供給樋21に流される煮熱液の流
れによって手金煮熱釜25に供給され、手金湯槽26内
の湯水中を循環コンベヤー27により移送されながら、
85〜98℃、好ましくは93〜98℃で通常7〜10
分程度煮熱される。
循環コンベヤー27は、バー付きネットベルト28が駆
動ロール29と従動ロール30との間に掛けられ、テン
ションロール31,32゜33及び34により張設され
、バー付きネットベルト28の上側はテンションロール
31.32により手金湯槽26内に収容された湯水中を
通過するように、またその下側はテンションロール33
.34により手金湯槽26の下側を通過するように張設
されている。バー付きネットベルト28の表面には、一
定の幅及び高さのバー材35が固着されており、循環コ
ンベヤー27上の一次ボイルかき1aは上記バー材35
により横ずれが防止されながら一定の速度で手金湯槽2
6中を移送され、この移送速度に応じて一定時間ボイル
される。
このように手金煮熱釜25で煮熱中脱水されたかきエキ
スを含む煮熱液は、オーバーフローより溢流して回収タ
ンク23に集められ(溢流ラインは図示せず)、回収タ
ンク23からポンプ40によりラインΩ5を介して漸次
濃縮釜41゜42に送られる(第3図参照)。また煮熱
終了後は、手金湯槽26内の煮熟液全量をラインΩ4を
介して回収タンク23に回収しくジュースCという)、
濃縮釜に送られる。
水洗: 手金煮熱釜25で煮熱された二次ボイルかき1bは、循
環コンベヤー27の移送終点において供給ダクト36中
に落下し、該供給ダクト3Bによりネットコンベヤー3
7上に供給され、次工程の選別前に、かき表面に付着し
たエキス分を水洗水タンク38内の水洗循環水をポンプ
39によりラインg7を介して循環される循環式シャワ
ー水で洗い、ネットコンベヤー37により搬送されてロ
ール選別機(図示せず)にかけられ、その後加工され、
缶詰にされる。水洗タンク38内の水洗水は、濃くなり
次第漸次ラインΩ6を介して濃縮釜に送られる。
回収液のブリックス(B r f x)濃度の調整:水
切り工程から回収されたジュースAはブリックス濃度2
6前後であり、ラインΩ1を介して濃縮釜41.42に
送られる。一方、スパイラル式煮熱釜11からのジュー
スB1平釜煮熱釜25からのジュースC1水洗水タンク
38からのジュースDはいずれもブリックス濃度的3〜
5°の範囲にあり、各種には煮熱液及び水洗循環水の濃
度がブリックス3.5°の濃度を越えたら漸次新水を補
給し、煮熱液は3.5〜4.0°で循環し、オーバーフ
ロー液は回収する。
濃縮ニ ジュースA、B、C,DはまずラインΩ8を介して濃縮
釜41に供給され、加熱可能な液量に達したら蒸気ライ
ンg9を介してスチームコイル44に加熱蒸気を通して
加熱し、濃縮を始める。加熱終了後は全量を回収し、濃
縮釜41゜42に分配して入れ、さらにラインN9.Ω
1゜を介してスチームコイル44.45に加熱蒸気を通
して加熱濃縮すると、4〜5時間後にブリックス濃度1
7〜20°に達する。この段階で濃縮釜42内のジュー
スはポンプ47により濃縮釜41に移し入れ、さらにブ
リックス濃度的37°まで濃縮し、仕掛液の濃度及び水
位(容量)を測定記録する。このまま−夜装置すると余
熱により脱水され、さらに若干濃度が上がる。
仕上調整: 翌朝、作業開始時に仕掛液の濃度、水位(容量)を測定
記録し、37〜39″程度の濃度で仕上調整釜43に移
し、ラインρ1.を介してスチームコイル46に加熱蒸
気を通し、またラインI) 12を介して一部生蒸気を
仕上調整釜43に導入し、80〜90℃の温度で37〜
38″程度のブリックス濃度に調整する。
上記のような方法により、かきジュースの焦げつきもな
く、(比較的短期間にかきジュースの濃縮、仕上調整を
図ることができるが、濃縮釜や仕上調整釜の容量、基数
、及び濃縮、仕上げの手順等は、処理量の大小等に応じ
て適宜変更、修正することができる。しかし、その基本
的態様は、内部にスチームコイルが配設された濃縮、仕
上調整釜を用い、かきジュースが焦げつかないように濃
縮及び仕上調整を行なうことにある。
充填検量: 所定の濃度及び温度に調整したかきジュース(かきエキ
ス)は、例えば111缶48に1缶ずつ所定の重量を充
填する。
このようにして得られたかきジュース製品は、そのまま
出荷することもでき、また特公昭62−1706号公報
に記載されている気流乾燥法によりブリックス濃度75
°程度まで濃縮することもできる。
以上、本発明の好適な実施態様に基づき具体的に説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種の
設計変更が可能である。例えば、前記原料供給ホッパー
2として外壁筒体と有孔板や金網等からなる内壁筒体の
二重構造体を用い、あるいはさらにこれを振動させ、こ
れを通過する段階でもかき貝汁液を回収できるような構
成とすることもできる。また、同様に特公昭62−17
06号公報に記載されているように、水切りコンベヤー
3を2基設置し、この間に複数の堰板が一定間隔で設け
られた殻除去樋を傾斜配置して、剥身の生かきに若干付
着している殻破片を除去するようにしてもよい。
〔発明の作用・効果〕
以上のように、本発明によれば、生かきの煮熱(ボイノ
1)が、撹拌移送する間に煮熱できるスパイラル式煮熱
釜及び移送しながら煮熱できる手金煮熱釜により二段階
で行なわれるため、生かきの均一なボイルが行なえると
共にかきエキスを充分に抽出することができる。
また上記煮熱液の他に水洗工程に用いた循環水洗水や水
切り工程により得られた水切り液を利用することにより
、かきのボイル及びその後のかき缶詰製造と並行して、
より有効にかきジュースを回収、濃縮することができる
と共に、かきのボイルを前記スパイラル式煮熱釜及び手
金煮熱釜を用いて二段階で行ない、しかもかきジュース
の濃縮、仕上調整をスチームコイルを配設した濃縮釜及
び仕上調整釜で段階的に行なうため、従来の真空濃縮や
限界隔膜法ではできない殺菌工程を兼ねた濃縮方法であ
り、かきジュースの焦げ臭さもなく、かきジュース独特
の色、光沢と固有の香味を有する優れた品質のかきジュ
ースが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の方法を実施するのに好適な
かきジュース製造装置の概略構成図であり、第1図は原
料供給から一次ボイルまで、第2図は二次ボイルから水
洗工程まで、第3図は濃縮仕上工程の装置を示す。 1は生かき、1aは一次ボイルかき、1bは二次ボイル
かき、3は水切りコンベヤー 11はスパイラル式煮熱
釜、12は回転搬送体、13は回転軸、14は回転羽根
、15は多孔筒体、16は多孔バスケット、17は釜槽
、18はボイルかき受け部材、25は手金煮熱釜、26
は手金湯槽、27は循環コンベヤー 41.42は濃縮
釜、43は仕上調整釜、44,45.46はスチームコ
イル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生かきを水切りし、次いで70〜85℃の湯温で
    撹拌下に煮熱して煮熱液を得、さらに85〜95℃の湯
    温で2次煮熱して煮熱液を得、このようにして得られた
    煮熱液あるいはさらに上記水切りにより得られた水切り
    液及び/又は煮熱後の水洗により得られる水洗液を、ス
    チームコイルを配設した濃縮釜で段階的に濃縮すること
    を特徴とするかきジュースの製造方法。
  2. (2)回転軸周囲に螺旋状に回転羽根が固着されている
    と共に、該回転羽根の先端部周囲に多孔筒体が固着され
    、かつ上記回転羽根による送り出し側の多孔筒体内面に
    回転方向側に開口部を有する複数の多孔バスケットが固
    着された回転搬送体を、上記回転羽根が少なくとも部分
    的に釜槽内の湯水に浸漬するように釜槽上部に配設し、
    さらに上記釜槽上部でしかも上部の多孔バスケットの下
    方位置にボイルかき受け部材を配設してなるかき煮熱用
    のスパイラル式煮熱釜。
  3. (3)回転駆動される多孔ベルトを有する水切りコンベ
    ヤーと、 回転軸周囲に螺旋状に回転羽根が固着されていると共に
    、該回転羽根の先端部周囲に多孔筒体が固着され、かつ
    上記回転羽根による送り出し側の多孔筒体内面に回転方
    向側に開口部を有する複数の多孔バスケットが固着され
    た回転搬送体を、上記回転羽根が少なくとも部分的に釜
    槽内の湯水に浸漬するように釜槽上部に配設し、さらに
    上記釜槽上部でしかも上部の多孔バスケットの下方位置
    にボイルかき受け部材を配設してなるかき煮熱用のスパ
    イラル式煮熱釜と、平釜湯槽と該平釜湯槽内を移送する
    ように配設された循環コンベヤーとからなる平釜煮熱釜
    と、 上記スパイラル式煮熱釜及び平釜煮熱釜の煮熱液を受け
    入れる回収タンクと、 内部にスチームコイルが配設された複数の濃縮釜 とから成るかきジュース製造装置。
JP63250781A 1988-10-06 1988-10-06 かきジュースの製造方法および装置 Pending JPH02100656A (ja)

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