JPH0198926A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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Publication number
JPH0198926A
JPH0198926A JP62256498A JP25649887A JPH0198926A JP H0198926 A JPH0198926 A JP H0198926A JP 62256498 A JP62256498 A JP 62256498A JP 25649887 A JP25649887 A JP 25649887A JP H0198926 A JPH0198926 A JP H0198926A
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JP
Japan
Prior art keywords
vortex
fluid
signal
gauge
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP62256498A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Aga
阿賀 敏夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP62256498A priority Critical patent/JPH0198926A/ja
Publication of JPH0198926A publication Critical patent/JPH0198926A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、測定流体が流れることによって渦発生体に発
生するカルマン渦に起因する渦信号から測定流体の質量
流量を測定する質m流量計に係り、特に微少な質量流量
を測定することが出来るように改良した質量流量計に関
する。
〈従来の技術〉 第5図は従来の質量流量計の構成を示す構成図図である
10は円筒状の金属製の流体管路であり、この中に測定
流体が紙面に直角方向に流される。11はこの流体管路
10に直角に設けられた円筒状のノズルである。
12はノズル11とは間隔を保って流体管路10に直角
に挿入された台形断面を持つ柱状の渦発生体であり、そ
の一端は支持棒13で流体管路10に支持され、他端は
フランジ部14でノズル11にネジ或いは溶接により固
定されている。
15は渦発生体12の7ランジ部14側に設けられた凹
部である。この凹部15の中にはその底部に台座16が
、この上に圧電素子17がそれぞれ配列され、これ等を
押圧棒18で凹部15の底部に押圧固定している。
圧電素子17はその厚みが0.5〜0.3mm程度であ
り、その上に流れの方向に対して左右に分割された一対
の電極が配置されている。
圧電素子17の一対の電極からはリード線19.20が
引き出され、このリード線19.20に得られた渦信号
は信号処理回路21に入力される。
信号処理回路21ではこの渦信号の周波数と振幅とを用
いて質量流量の演算がなされ、出力端22に質量流量信
号が出力される。
以上の構成において、測定流体が流体管路10に流され
ると渦発生体12はカルマン渦を発生し、これにより渦
発生体12の長手方向に直角方向に交番力Fを発生する
。この交番力Fにより渦発生体12の中立軸に対して長
手方向の左右にそれぞれ圧縮応力と引張応力がその軸方
向に交互に発生する。
圧電素子17はこの圧縮応力と引張応力とを交互に受け
て圧電素子の表面に設けられた一対の電極に交互に極性
の異なる電荷を発生する。この電荷はリード線19.2
0を介して信号処理回路21に入力され対応する電圧に
変換ぎれる。この電圧の持つ周波数F+は、流速をVと
すればF+ ”V        −(1) となり、またその振幅S1は流体の密度をρとすれば S+ ”/)V2    − (2) となる。従って、信号処理回路21でS + / F 
+なる演算を実行すれば S 冒 / F 1 (コー=: ρ V      
  ・・・ (3)となり、質量流量ρVを求めること
ができる。
この様な質量流量計は、同一のセンサからの渦信号を用
いて質量流量を検出することができ、かつ渦検出素子が
測定一体に直接触れないので信頼性が高く苛酷な条件の
流体にも適用できるなどの各種の利点を有している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この様な従来の質量流量計は以下に説明
する問題点がある。
この従来の質量流量計の渦発生体は金属を加工して製作
するので口径が小さくなると必要な加工精度を得ること
が出来ず、また圧電素子それ自体も現在より薄く小さく
することは出来ず、その上に流体管路の内面の粗さの影
響も口径が小さくなると相対的に大きくなってあられれ
る。
従って、この従来の質量流量計はこの構成の延長線上で
口径を小さくして微少流量を測定することが出来るよう
にすることが難しい、という問題がある。
く問題点を解決するための手段〉 この発明は、以上の問題点を解決するために、半導体チ
ップの内部に異方性エツチングで形成され少なくとも一
部に薄肉部を持つ流体通路と、異方性エツチングで形成
され流体通路の内部に突出してこの流体通路に流れる測
定流体の流量に対応した渦を発生させる渦発生体と、薄
肉部の近傍であって半導体チップの外面側に形成され渦
に対応した渦信号を出す半導体ピエゾ抵抗ゲージと、こ
の渦信号の振幅と周波数との比率を演算して測定流体の
質量流量を出力する信号処理手段とを有するようにした
ものである。
く作 用〉 一5= 半導体の流体通路に測定流体が流されてこれにより流体
通路の内部に形成されている半導体の渦発生体によりカ
ルマン渦が発生され、このカルマン渦により薄肉部が振
動してこの薄肉部に形成されたゲージで検出された渦信
号の振幅と周波数とから質量流量を演算する。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図面に基づき説明する。
第1図は本発明の1実施例を示す構成図であり、第2図
は第1図におけるA−/M線で切断したときの断面図で
ある。
23は外形が矩形状のシリコン基板であり、その内部は
異方性エツチングにより凹部24が形成されて矩形状の
通路を持つ流体通路25の一部が作られている。この凹
部24の中央底部には台形断面を持つ柱状の渦発生体2
6が流体通路25の一部と一体に異方性エツチングで形
成され、四部24の中に突出して作られている。
27は内部に凹部24に対応する矩形の開口を持つ外形
が矩形状のガラスシートであり、その厚みは50〜10
0μm程度である。ガラスシート27の端部にはAIの
リードが引き出されそれぞれAIパッドP+ 、F2 
、F3 、F4に接続されている。
28は矩形状の薄肉のシリコン基板であり、このシリコ
ン基板28はガラスシート27を介してシリコン基板2
3の凹部24側に例えば陽極接合により気密に接合され
ている。渦発生体26の下流側のシリコン基板28には
ピエゾ抵抗ゲージ29が例えば拡散などにより形成され
ている。このピエゾ抵抗ゲージ29からもAfのリード
が引き出され(図示せず)ガラスシート27のA!パッ
ドP+ 、F2 、F3 、F4に接続されている。な
お、このピエゾ抵抗ゲージ29は渦発生体26の横に配
置しても良い。
AfバッドP+ 、F2 、F3 、Pgからはリード
線で信号処理回路30に接続され、この信号処理回路3
0で処理された処理結果は出力端31に出力される。
以上のように構成された質量流量計の動作に付いて説明
する。
測定流体Qが流体通路25に流入すると凹部24の中に
形成された渦発生体26によりカルマン渦が発生し、シ
リコン基板28にこの渦に対応した歪みが生じる。従っ
て、このシリコン基板28に形成されたピエゾ抵抗ゲー
ジ29の抵抗が変化して渦に対応した渦信号が発生する
。この渦信号はAIパッドP盲、F2、F3、F4を介
して信号処理回路30に入力される。この信号処理回路
30で質量流量を演算する。
いま、この渦信号の周波数F2は、流速をVとすれば F2”V        ・=(4) となり、渦信号の振幅S2は流体の密度をρとすれば 82 ”ρV2       − (5)となる。従っ
て、信号処理回路30で82/F2なる演算を実行すれ
ば 82 / F2 ”ρV    −(3)となり、質量
流量ρVを求めることができる。
なお、第1図、第2図に示すシリコン基板28に温度セ
ンサを拡散などにより形成してこの出力を用いれば、測
定流体の温度も同時に測定してこれを用いて温度補償も
出来る。また、ピエゾ抵抗ゲージ29はシリコン基板2
3側に配置して渦信号を検出しても良い。
このような構成により質量流量を測定するときは、測定
流体の流れが2次元流に近い流れとなるので、流れが安
定し、渦放出も安定して微少流量(低レイノルズ数)ま
で測定できる。
第3図は本発明の第2の実施例の構成を示す縦断面図で
ある。
ガラスシート32をシリコン基板33に一体に形成され
た渦発生体34の上面も覆うことが出来るようにしてシ
リコン基板28と渦発生体34をも接合したものである
。このような構成にすると、渦発生体34の部分も接合
されるので、渦発生体34の両端に隙間がなくなり、さ
らに安定な渦の発生が行われる。
第4図は本発明の第3の実施例の構成を示す横断面図で
ある。
シリコン基板35はガラスシート32を介してシリコン
基板33に接合されている。シリコン基板35は渦発生
体34の下流側には渦を検出するピエゾ抵抗ゲージ36
が、その上流側にはシリコン基板35の一部が薄くカッ
トされた薄肉部37が形成されてこの部分に測定流体の
静圧Paを測定するピエゾ抵抗ゲージ38が、それぞれ
形成されている。
この様な構成にすることにより、測定流体が気体の場合
に、ピエゾ抵抗ゲージ38で静圧Poを検出し、この静
圧Poを用いて信号処理回路30で温圧補正を行うこと
により体積基準流量計との対応が容易になる。
なお、第1図に示す実施例では信号処理回路30を別体
のものとして説明したが、この信号処理回路30をシリ
コン基板23或いは28にIC化して形成し全体として
一体に集積化するとよりコンパクトになる。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本発明よれ
ば、渦発生体、流体通路などを半導体チップをエツチン
グすることにより形成するのでこれ等の寸法を精度良く
しかも小形かつ軽量に構成することができ、またこれ等
を半導体技術で一体的に形成できるので大量生産が可能
であり、このため安価に質量流量計が出来る。さらに、
本発明によれば全体として小形にできるので相対的に上
流、下流の直管長が長くとれ、従って流れを安定かする
ことができるので微少な質量流量まで安定に高精度で測
定できる。またピエゾ抵抗ゲージは測定流体にほぼ接す
る配置となるのでS/Nの良い信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の構成を示す構成図、第2図
は第1図におけるA−A′断面を示す縦断面図、第3図
は本発明の第2の実施例の構成を示す縦断面図、第4図
は本発明の第3の実施例の構成を示す横断面図、第5図
は従来の質量流量計の構成を示す構成図である。 10.25・・・流体管路、12.26.34・・・渦
発生体、17・・・圧電素子、21.30・・・信号処
理回路、23.28.33.35・・・シリコン基板、
24・・・凹部、27.32・・・ガラスシート、29
.36.38・・・ピエゾ抵抗ゲージ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体チップの内部に異方性エッチングで形成され少な
    くとも一部に薄肉部を持つ流体通路と、異方性エッチン
    グで形成され前記流体通路の内部に突出してこの流体通
    路に流れる測定流体の流量に対応した渦を発生させる渦
    発生体と、前記薄肉部の近傍であって前記半導体チップ
    の外面側に形成され前記渦に対応した渦信号を出す半導
    体ピエゾ抵抗ゲージと、この渦信号の振幅と周波数との
    比率を演算して前記測定流体の質量流量を出力する信号
    処理手段とを有することを特徴とする質量流量計。
JP62256498A 1987-10-12 1987-10-12 質量流量計 Pending JPH0198926A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62256498A JPH0198926A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 質量流量計

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JP62256498A JPH0198926A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 質量流量計

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JPH0198926A true JPH0198926A (ja) 1989-04-17

Family

ID=17293473

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JP62256498A Pending JPH0198926A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 質量流量計

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JP (1) JPH0198926A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03282217A (ja) * 1990-03-29 1991-12-12 Yokogawa Electric Corp 半導体式流速計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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