JPH0197960A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0197960A
JPH0197960A JP25534287A JP25534287A JPH0197960A JP H0197960 A JPH0197960 A JP H0197960A JP 25534287 A JP25534287 A JP 25534287A JP 25534287 A JP25534287 A JP 25534287A JP H0197960 A JPH0197960 A JP H0197960A
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JP
Japan
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image
color
forming apparatus
image forming
photosensitive material
Prior art date
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JP25534287A
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English (en)
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Atsushi Takagi
厚 高木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、原稿の画像形成装置に関し、さらに詳しくは
、カラー画像を有する記録媒体に更に処理を加えて、形
成されたカラー画像に光沢付与、表面マット化処理や保
護層形成などの表面処理加工を施すことのできる表面処
理装置およびモノクロ画像を形成することのできるモノ
クロ電子写真形成装置などをユニット化し、着脱自在に
交換するよう構成された画像形成装置に関する。
〈従来技術およびその問題点〉 カラー原稿の画像形成装置として、カラー電子写真方式
およびハロゲン化銀カラー写真方式および感光感圧性カ
ラー材料方式によるものが知られている。
カラー電子写真方式では一般にカラー原稿を青、緑ある
いは赤の色分解フィルタを用いて露光し、帯電された感
光体ドラム上に静電潜像を形成し、次いで該潜像をイエ
ロー、マゼンタあるいはシアン等のカラートナーを用い
て現像し、次いで転写紙にカラートナー像を転写した後
、定着し、続いて各色に対し同様な工程を繰り返し行な
ってカラー画像を再現している。
またハロゲン化銀カラー写真方式では、ある種のハロゲ
ン化銀カラー感光材料を用いてカラー画像を再現するも
のである。
また、感光感圧性カラー材料方式では、感光感圧性カラ
ー感光材料を用いてカラー画像を再現するものである。
感光感圧性のカラー感光材料としては、例えば、本出願
人の出願に係わる特開昭57−179836号公報に開
示された、露光により重合性化合物を像様に硬化させ、
その後圧力を加えて可視像を得るタイプのものがある。
 この材料は、支持体上にビニル化合物、光重合開始剤
および着色剤プリカーサ−を含有する合成高分子樹脂壁
カプセルを担持したものである。
また、ハロゲン化銀を含有させ露光を与えた後、熱現像
を行なってハロゲン化銀を現像し、この現像に対応させ
て同時に重合性化合物を硬化させ、その後圧力を加えて
可視像を得るタイプのものとして、本出願人の出願に係
わる特願昭60−121284号明細書あるいは特願昭
61−53881号明細書に開示された材料がある。
前記特願昭60−121284号に開示された材料は、
熱現像を行なった後受像層を有する受像材料に色画像形
成物質を転写させて受像材料上に画像を得るもので、支
持体上に少くとも感光性ハロゲン化銀、還元剤、重合性
化合物および色画像形成物質が塗設されており、少くと
も該重合性化合物および色画像形成物質が同一のマイク
ロカプセルに封入されているものである。
また、前記特願昭61−53881号に開示された材料
は、受像材料を用いることなく感光材料上に画像を得る
もので、ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合物および接
触状態において発色反応を起す二種類の物質を含み、発
色反応を起す物質のうち一方の物質および重合性化合物
がマイクロカプセルに収容された状態にあり、発色反応
を起す物質のうち他の物質が重合性化合物を収容してい
るマイクロカプセルの外に存在している感光層を支持体
上に有するものである。
この感光材料を用いて、画像を得る方法については、前
記特願昭60−121284号に開示されている。
この画像形成方法は、まず像様露光を行って潜像を形成
し、潜像が存在する部分の重合性化合物を加熱または潜
像形成時の光エネルギーによって重合して、高分子化合
物を生成させてマイクロカプセルを硬化させる。 つい
で色画像形成物質が転写し得るような受像層を有する受
像材料と重ねて加圧し、潜像が存在しない部分のマイク
ロカプセルの少くとも一部を破裂させ色画像形成物質を
受像材料に転写させて受像材料上に画像を得るものであ
る。
前記カラー電子写真方式によりカラー画像を得るには、
帯電、露光、現像、転写等の工程を少くとも3回は繰り
返すために画像形成に時間がかかり、装置も複雑かつ大
型となる。 また、少くとも3色のトナー画像の重ね合
せに起因する色ずれが生じたり鮮明な文字等の線画像を
得ることが困難である。
また、ハロゲン化銀カラー写真方式では、露光は1回で
よいが、感光材料の現像、漂白、定着、水洗といった湿
式の複雑な処理工程を実施しなければならず、このため
それぞれの工程の処理液を貯蔵するタンクが必要となっ
て装置が大型化し、また処理液の補充、交換等の複雑な
メンテナンスが必要である。
これらカラー電子写真方式およびハロゲン化銀カラー写
真方式の問題を解消すべく簡便な構成によってカラー画
像を得るために前記感光感圧性カラー材料方式が提案さ
れているが、この方式も含めて従来のカラー原稿のため
のカラー画像形成装置では、カラー画像および文字等線
画像を含む原稿のための、色再現の良好なカラー画像と
、高濃度できれの良い文字等線画像とを両立させて得ら
れるものがない。 このため色再現の良好なカラー画像
と、高濃度できれの良い文字等線画像とを両立させて得
るために、本出願人は、化学反応を利用して、画像上に
潜像または顕像をつくるカラー画像形成方法と、モノク
ロ電子写真形成方法とを実施する画像形成装置を提案し
ている(特願昭62−187831号)。
一方、前述の感光感圧性材料などのカラー感光材料を用
いる画像形成装置を用いて画像形成を行なった場合、受
像材料等上に得られたカラー画像は未重合の千ツマ−を
多量に含んでいる場合もあるので、受像材料等に画像が
確実に固定されず、色素が離脱し易い状態にあるものも
ある。 従って画像形成後の受像材料等を積層したり画
像に触れたりすると、画像によっては色素が転穆して画
質が損なわれると共に接触物に色素が付着して汚れると
いう問題が生じる場合がある。
そこで、本出願人はすでに、特願昭62−40424号
において、感光感圧性材料を用い、受像材料に転写され
た画像に透光性の保護層を形成する保護層形成装置を有
する画像記録装置を提案している。
このように、これらの画像形成装置あるいは画像記録装
置を用いるユーザーにおいては、ある時にはカラー画像
とモノクロ画像を得たいという要望があり、一方、別な
時には、カラー画像の仕上りを良くするために、該カラ
ー画像に表面処理加工をしたいという要望がある。
ところが、これらの要望を満たすには、ユーザーは別に
表面処理装置を用意するか、2台以上の画像形成装置を
用意する必要があるなどの問題がある。また、上記の要
望を満たすために、カラー画像を記録した記録媒体に更
に処理を加えるためのモノクロ電子写真形成装置と、光
沢付加装置、表面マットIA理装置、保護層形成装置な
どの表面処理装置、さらに様々な機能を有する処理装置
を同時に付加した画像形成装置を提供することも考えら
れるが、この装置では装置構成が大型となるなどの問題
がある。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、前記従来技術の問題点を同時に解決す
ることにあり、化学反応を利用して画像状に潜像または
顕像をつくるカラー画像形成方法を実施する画像形成装
置において、ユニット化されたモノクロ電子写真形成装
置、光沢付加装置や保護層形成装置などの表面処理装置
などのカラー画像を記録した記録媒体に更に処理を加え
る処理装置をユニット化し、着脱自在に交換できるよう
構成することにより、必要に応じ、あるいは好みに応じ
てカラー画像に文字等線画像などのモノクロ画像を重ね
たり、また、カラー画像に光沢を付与し、表面をマット
化処理しあるいは、該画像表面に保護層を形成させるな
どの表面処理加工を一連の動作で行なうことのできる画
像形成装置を提供することにある。
〈発明の詳細な説明〉 前記の問題点を解決するという本発明の目的は、化学反
応を利用して画像状に潜像または顕像をつくるカラー画
像形成方法を実施して得られる画像を記録媒体に記録す
る画像形成装置において、 前記画像を有する記録媒体に更に処理を加える装置を有
し、該装置を前記画像形成装置に着脱自在に装着したこ
とを特徴とする画像形成装置により達成される。
また、前記処理を加える装置は、モノクロ電子写真形成
装置、光沢付加装置、表面マット化処理および保護層形
成装置であるのが好ましい。 また、前記カラー画像形
成方法は、感光材料としてハロゲン化銀感光材料を使用
する方法であるのが好ましい。
また、前記カラー画像形成方法は、感光材料として感光
性樹脂材料を使用する方法であるのが好ましい。
また、前記カラー画像形成方法は、感光材料として感光
感圧性材料を使用する方法であるのが好ましい。
〈発明の具体的構成〉 以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明においては、原稿のカラー画像は、化学反応を利
用して画像状に潜像または顕像をつくるカラー画像形成
方法により色再現の良好なカラー画像として得ることが
でる。
本発明のカラー画像形成方法に用いられる感光材料とし
ては、例えばハロゲン化銀感光材料、感光性樹脂材料お
よび感光感圧性材料等を用いることができる。
本発明に用いられる感光感圧性材料は像様露光によって
得られた画像を受像層を有する受像材料への圧力により
転写させて可視像を得るための材料である。
このような材料の例としては、像様露光により重合゛性
化合物を像様に硬化させ、その後加圧転写を行なって可
視像を得るタイプのものとして、本出願人の出願に係わ
る特開昭57−179836号公報に開示された材料が
挙げられる。 この材料は支持体上にビニル化合物、光
重合開始剤、および着色剤プリカーサ−を含有する合成
高分子樹脂壁カプセルを担持したものである。 又、本
発明の感光材料は、加圧転写を行なう前に予備的に熱現
像したり湿式現像を行なうものであっても良く、ハロゲ
ン化銀を含有させ像様露光を与えた後、熱現像を行なっ
てハロゲン化銀を現像し、この現像に対応させて同時に
重合性化合物を硬化させ、その後圧力を加えて可視像を
得るタイプのものとして、本出願人の出願に係わる特願
昭60−121284号明細書に開示された材料が上げ
られる。 この感光材料は、支持体上に少なくとも感光
性ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合物および色画像形
成物質が塗設されており、少なくとも該重合性化合物お
よび色画像形成物質が同一のマイクロカプセルに封入さ
れているものである。
以下に、本発明に係る画像形成装置について感光材料と
して感光感圧性材料を使用し熱現像工程を有する好適な
実施例を挙げ、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明の実施例である画像形成装置の断面図
である。
この画像形成装置は、基本的には画像読取装置200と
、画像処理装置250と、カラー露光装置300と、加
熱現像装置40と、転写装置88とを有する画像形成装
置本体10と第2歯に示すモノクロ電子写真装置ユニッ
ト、152、第3図に示す光沢付与装置ユニット154
、第4図および第5図に示す保護層形成装置ユニット1
56および158などの画像記録媒体処理装置ユニット
を着脱自在に交換するための画像記録媒体処理装置部1
50とから構成されている。
ハウジング1の上部には、画像読取装置200と画像処
理装置250とカラー露光装置300とを含む部分が隔
壁3によって他の部分と遮断される。 カラー露光装置
300の光軸の通過する部分には開口230が設けられ
ている。
ハウジング1の側部には、感光感圧性の熱現像カラー感
光材料S(以下、感光材料Sまたは感材Sという)を巻
付けた感材ロール12を収容した感材マガジン14が取
りはずし自在に取付けられている。 感材マガジン14
の感光材料Sの出口16にはマガジン接続暗箱20に収
納された1対の感材くり出しロール22.22が配置さ
れ、これにより感材ロール12に巻かれていた感光材料
Sが所定時に一定長だけくり出される。
感材くり出しロール22.22は、感光材料Sの先端部
が進んで来たとき、想像線で示すように互に離れる方向
に穆動して、感光材料Sの進行を容易にする。 マガジ
ン接続暗箱20の前方(以下、前方とは感光材料等の進
行方向に関する下流を示すものとする)には感光材料S
を切断するためのカッターユニット23、ざらにガイド
板24が配置されている。
ガイド板24の前方には、露光感材支持ロール26およ
びこれに圧接された2個の感材ニップロール28.30
が配置される。 ガイド板24によって案内された感光
材料Sは、感材ニップロール28.30によって露光感
材支持ロール26に密着させられ、感材ニップロール2
8.30の間の露光位置32において露光装置300に
よって像株露光がなされる。
露光感材支持ロール26の前方には、露光された感光材
料Sを加熱して現像する加熱現像装置40が配置される
。 加熱現像装置40は、断熱作用を有する現像ハウジ
ング42と、現像ハウジング42内に配置され、約12
0℃に加熱される加熱ロール44と4つのベルト支持ロ
ール46.47.48.49によって支持され、加熱ロ
ール44の約270°の円弧の外周に巻付けられたエン
ドレスベルト50と、支持ロール49に圧接されたニッ
プロール52とを有する。
加熱現像装置40は、さらに、露光感材支持ロール26
から送られた感光材料Sを加熱ロール44上に案内する
と共に感光材料Sを加熱現像後加熱ロール44から離脱
させるガイド装置54と、支持ロール49とニップロー
ル52によって送られた現像情感光材料Sを出口56へ
案内する垂直ガイド装置58を有し、出口56には感材
先端検出センサ60が設けられる。
出口56の直下には、一対の圧接ロール62.64と、
圧接ロール64に圧接されたニップロール66と、圧接
ロール64とニップロール66によフて送られた受像紙
Cを圧接ロール62.64の当接部へ案内するガイド部
材68とからなる感材受像紙重ね合わせ装置70が配置
される。
感材受像紙重ね合わせ装置70の側方には受像紙供給装
置72が配置される。 受像紙供給装置72は、ハウジ
ング1から突出して、取り外し自在に取り付けられた受
像紙供給カセット74と、カセット74内の受像紙Cを
くり出すための受像紙くり出しロール76と、繰り出し
ロール76によりくり出された受像紙Cを圧接ロール6
4とニップロール66の当接部へ案内するガイド板78
とから構成される。  こ こで、受像紙Cはその巾が
感光材料Sの巾よりも約6mm小さく、感材受像紙重ね
合わせ装置70において、受像紙Cが巾方向について感
光材料Sの中央になるように重ね合わされる。
ここで受像紙Cは感光材料Sの担持する画像を加圧転写
できるものであれば何でも使用可能で。
あり、例えばカットシート、ロールペーパー、オーバー
ヘッドプロジェクタ−用紙などが挙げられる。
感材受像紙重ね合わせ装置70の下方には、一対の加圧
ニップロール80,82と、加圧ニップロール80,8
2の加圧を軸線方向において均一化するためのバックア
ップロール84.86とからなる転写装置88が設けら
れる。 加圧ニップロール80.82は、約200〜6
00Kg/cnfの圧力により互に圧接される。
転写装置88の下方には感材受像紙剥離装置90が設け
られる。 感材受像紙剥離装置90は、ガイド部材92
と、第1送りロール94と、第2送りロール96と、第
1送りロール94上の両性端部分において感光材料Sの
みに圧接するように案内ロール98.100に掛けまわ
された剥離ベルト102とを有する。
剥離装置90の一方の前方には感材廃棄部104が設け
られ、他方の前方には後加熱部が140が設けられる。
感材廃棄部104は、ガイド部材108.115.11
6.117と、二対の送りロール107.109および
110.112と、案内ロール105.106と、廃棄
ボックス114とを有し、剥離装置90から送られガイ
ド部材108により案内された感光材料Sは、案内ロー
ル105、送りロール107.109、案内ロール10
6を通って送りロール110.112によって廃棄ボッ
クス114に投入される。
一方、剥離装置90により感光材料Sと分離されて、送
りロール94.96により送られた受像紙Cは剥離装置
90と後加熱装置140の間に設けられたガイド部材1
20に案内されて後加熱部140により加熱発色促進さ
れる。
後加熱部140は加熱ロール142とニップロール14
4とから構成され、加圧転写された受像紙Cのカラー画
像を短時間に効率よく加熱□して所定の色濃度に十分に
発色させる。 後加熱部140の前方には色補正のため
のセンサ400が配置され、センサ400の前方には、
画像記録媒体処理装置部150が設けられており、後加
熱部140と画像記録媒体処理装置部150との間には
、十分に加・熱発色促進された受像紙Cを案内するガイ
ド部材と送りロール122.124が設けられる。
画像記録媒体処理装置部150は、カラー画像形成方法
を実施して得られたカラー画像を記録した記録媒体(以
下、「画像記録媒体」という)に更に処理を加える装置
(以下、「画像記録媒体処理装置」という)を装着する
部分であって、該装置はユニット化され、例えば、モノ
クロ電子写真形成装置ユニットや様々な表面処理装置ユ
ニットなどの画像記録媒体処理装置ユニットを着脱自在
に交換できるように構成されている。
第1図に示すように、画像記録媒体処理装置部150に
送りロール160a、160b。
160cおよび126,128と、これらの送りロール
を収納する筐体162と、送りロール126.128の
近傍に筐体162から外側に突出して取付けられた受像
紙Cを受入れる取出しトレイ130からなる搬送ユニッ
ト164を装着して用いてもよいし、第1図に破線で示
すように、送りロール122,124の近傍に画像形成
装置本体10のハウジング1から外方に突出して受像紙
Cの受入れ用取出しトレイ130を取付けるように構成
してもよい。
モノクロ電子写真形成装置ユニットとしては、第2図に
参照符号152で示すものを挙げることができる。
また、表面処理装置ユニットとしては、第3図に示す光
沢付与装置ユニット154、第4図および第5図に示す
保護層形成装置ユニット156および158、表面マッ
ト化処理装置ユニットなどを挙げることができる。 こ
れらの表面処理装置ユニットの詳細については後述する
ここで、画像形成装置本体10に画像記録媒体処理装置
ユニットとして第2図に示すモノクロ電子写真形成装置
ユニット152を装着した画像形成装置を第6図に示す
。 第2図および第6図を参照して、モノクロ電子写真
形成装置ユニット152を説明する。
モノクロ電子写真形成装置ユニット152は、モノクロ
電子写真形成装置500とこの装置SOOを収納する筐
体502と、受像紙Cを受入れる取出しトレイ130と
から構成される。 このユニット152を画像形成装置
本体10に装着した場合には、送りロール122゜12
4はレジストロールとして機能するように構成される。
 以下、このユニット152を装着した画像形成装置に
おいてはレジストロール122.124として説明する
モノクロ電子写真形成装置500は、像様露光するため
のモノクロ露光装置310と、分光感度として780n
m近辺にピークを有する有機光導電性物質を塗設したド
ラム状の感光体510と、感光体510に電荷を帯電さ
せるための帯電器519と、感光体510の上に露光に
より生じた像様の静電潜像をトナーにより現像するため
の磁気ブラシ方式のトナー現像器514と、感光体51
0の上のトナー像を受像紙Cへ転写するための転写帯電
器516と、感光体510の上の転写後の残留トナーを
除去するためのクリーナ518と、感光体510の残留
電荷を除去するための露光ランプ519と、受像紙Cを
感光体510から分離するための分離ロール524と、
送りロール506.508と、受像紙C上のトナー像を
加熱定着するための加熱ローラ530とを有し、感光体
510は図中の矢印方向に回転して順次帯電器512に
より帯電させられ、露光装置310により像様露光され
て静電ンU像が形成され、ついでトナー現像器514に
より現像されてトナー像が、感光体510の上に形成さ
れる。 ここで、モノクロ画像の読取には画像形成装置
本体10の画像読取装置200および画像処理装置25
0を共用するので、モノクロ画像露光装置310も含め
、その光学系および信号系については後述する。
剥離装置90から送られた受像紙Cは送りロール96と
、ガイド部材120に案内され、レジストロール122
.124により感光体510との転写のためのタイミン
グを合わされ、送り出されてガイド部材504.505
により案内され、感光体510の外周速度と同じ速度で
感光体510の外周に沿うように送られ感光体510の
上のトナー像と合うように密着させられ転写帯電器51
6により感光体510上のトナー像は受像紙C上へ転写
され、分離ロール524により感光体510より分離さ
れ、ついで受像紙Cは、感光体510の前方に配置され
ている加熱ロール530にガイド部材525により案内
され、受像紙C上のトナー像は加熱定着される。
加熱ロール530の前方には、受像紙Cを受入れる取出
しトレイ130が筺体501から突出して取付けられて
おり、受像紙Cは送りロール126.128によりトレ
イ130に送り出される。
感光体510は、上記有機光導電性物質のみでなく使用
するレーザ光源の波長に近い分光感度のピークを有して
いれば無機光導電性物質であってもよく、また、トナー
現像器514は、磁気ブラシ方式のみでなくカスケード
方式であってもよい。
次に第3図に示す光沢付与装置ユニット154について
説明する。 光沢付与装置ユニット154は光沢付与装
置600と、この装置600を収納する筐体602と、
光沢付与受像紙Cを受入れる取出しトレイ130とから
構成される。
光沢付与装置600は、受像紙Cに光沢を付与する!R
ヒーター610と、受像紙Cを画像形成装置本体10か
らIRヒーター610に案内するガイド部材604と、
IRヒーター610による加熱時間を調整しつつ受像紙
Cを搬送するための送りニップロール606゜608お
よび614,616、ガイド部材612と、光沢付与さ
れた受像紙Cを取出しトレイに送り出す送りロール12
6,128とから構成される。
光沢付与するためにIRヒーター610を用いる場合は
、加熱溶融タイプの顕色材を用いてカラー画像の形成さ
れた受像紙Cを用いる必要があり、加熱条件としては1
00〜130℃で10〜60秒が好ましい。
ここでは、カラー画像に光沢を付与するために、IRヒ
ーターを用いたけれども本発明はこれに限定されるわけ
ではなく、カラー画像に光沢を付与できるものであれば
、いかなる光沢付与手段を用いてもよい。
取出トレイ130は、送りロール126゜128により
送り出された受像紙Cを受取ることができるように、筐
体602から外側に突出して取付けられる。
次に、第4図に示す保護層形成装置ユニット156につ
いて説明する。 保護層形成装置ユニット156は保護
層形成装置620と、この装置620を収納する筐体6
22と、筐体622から外側に突出して取付けられた受
像紙Cを受入れるための取出しトレイ130とから構成
される。
保護層形成装置820は、保護層となるロール状の透明
フィルムFを繰り出す繰出しロール624と、°フィル
ムFを受像紙Cの長さに切断するカッターユニット62
6と、切断されたフィルムFを搬送する送りロール62
8と、画像形成装置本体10から送られてくる受像紙C
の画像面と切断されたフィルムFを重ね合せるフィルム
受像紙重ね合せ装置630と、重ね合された受像紙Cと
フィルムFとを加圧しながら加熱溶着する接着装置63
2と、重ね合された受像紙CとフィルムFとを接着装置
632に案内するガイド部材634と、フィルム接着受
像紙Cを取出しトレイ130に送り出す送りロール12
6,128とフィルム接着受像紙Cを送りロール126
,128に案内するガイド部材636とから構成される
重ね合せ装置630は、切断されたフィルムFの搬送方
向を受像紙Cの搬送方向に向ける案内ロール638と、
重ね合せられた受像紙CとフィルムFとを圧接する一対
の圧接ロール640.642と、受像紙Cを画像形成装
置本体10から一対の圧接ロール640,642の当接
部へ案内するガイド部材644,646と、フィルムF
を圧接ロール640,642の当接部へ案内するガイド
部材648,849゜650とから構成される。 ここ
で、ガイド部材646と648は一体化されていてよい
接着装置632は、受像紙CおよびフィルムFを挟持搬
送する2対の送りロール652゜652および654,
654と、受像紙CおよびフィルムFを加熱するヒータ
656とから構成される。
カラー画像が形成され、画像形成装置本体10から送り
出される受像紙Cは、保護層形成装置620によって透
明フィルムFを画像面に重ね合され加熱溶着される。 
従って、受像紙C上の画像は透明フィルムFによって保
護されるので、受像紙Cから画像色素が離脱することは
なく、高品質の画像が得られると共に画像保存性が向上
する。
なお、フィルムFを受像紙Cに加熱溶着せずに、接着剤
により接着してもよい。
第5図は、保護層形成装置ユニットの別の実施例の概略
図である。 この保護層形成装置ユニット158は保護
層形成装置660と、この装置を収納する筐体662と
、筐体662から外側に突出して取付けられた受像紙C
を受入れるための取出しトレイ130とから構成される
保護層形成装置660は、例えば水溶性のポリマーを受
像紙Cの画像面に塗布するものであって、透明な水溶性
ポリマーを水に溶かした溶液を収容するタンク664と
、このタンク664内の溶液に浸漬され回転しながら受
像紙Cの画像面に溶液を塗布する塗布ローラ666と、
受像紙Cを搬送する搬送系を構成する送りロール668
a〜668e、案内ロール670a〜6フog、ガイド
部材672 a 〜672 hと、保護層を強制的に乾
燥させるための乾燥装置674と、保護層の形成された
受像紙Cを取出しトレイ130に送り出す送りロール1
26.128とから構成される。
塗布ローラ666としては例えば、吸水性な有するスポ
ンジ、あるいはビードを形成することにより溶液を塗布
するものなどが用いられる。
本実施例においては、受&紙Ck−塗布されたポリマー
水溶液は、乾燥装置674により強制乾燥されるが、可
能であれば自然乾燥してもよい。 乾燥装置674は、
ヒータなどによる加熱等により行なうもの、熱風および
冷風を吹き付けて乾燥を行なうもの等いかなる方法を実
施する装置であってもよい。
第4図、第5図に示す保護層形成装置620および66
0に用いられる保護層形成方法は、受像紙の画像面に、
透光性のポリマー製フィルムを接着して保護層を形成す
る方法と水溶性のポリマーを塗布後乾燥して保護層を形
成する方法であるが、本発明はこれに限定されるわけで
はなく、受像紙の画像面上に保護層を形成できればいか
なる方法であってもよい。
第4図に示す保護層形成装置620に用いられるポリマ
ー製フィルムは例えば熱溶着あるいは接着剤を用いて接
着されるが、この場合、ポリマーとしては、例えばポリ
エチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、5BR(
スチレン−ブタジェンコポリマー)、ポリメチルメタク
リレート、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニルコ
ポリマー、塩化ビニリデン−塩化ビニルコポリマー、塩
化ビニリデン−アクリロニトリルコポリマー、ポリ酢酸
ビニル、ポリエステル、ABS樹脂(アクリロニトリル
−ブタジェン−スチレンコポリマー)、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルホルマール、アセチルセルロース等
を用いることができる。 特に、ポリエチレン、塩化ビ
ニリデン−塩化ビニルコポリマー、塩化ビニリデン−ア
クリロニトリルコポリマー、ポリエステルが好ましい。
また保護層は水溶性のポリマーを塗布することによって
も形成することができる。 この場合、ポリマーとして
は、例えばゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、カゼイン
、アラビアゴム等を用いることができる。
ポリマーの分子量は1000〜100万が好ましく、特
に1万〜30万が好ましい。
また、保護層の厚みは、0.1μm〜inmが好ましく
、特に1μm〜100μmが好ましい。
なお、上記実施例は受像紙Cの画像面に透明な保護層を
設けるものであるが、保護層は必ずしも透明である必要
はなく、視覚的に画像の必要とされる色調を損なわなけ
ればよく、透光性を有すれば半透明であってもよい。 
また多層であフてもよい。
以上、画像記録媒体処理装置として、モノクロ電子写真
形成装置500、光沢付与装置aOO1保護層形成装置
620および660を挙げて説明したけれども、カラー
画像が記録された記録媒体に更に処理を加えることので
きるものなら何でもよく、この他、表面マット!A理装
置などの表面処理装置等を挙げることができ、これらの
装置をユニット化することにより本発明の画像記録媒体
処理装置として用いることができる。
また、上記実施例においては、一つの画像記録媒体処理
装置ユニットを画像形成装置本体に装着した装置を挙げ
ているけれども、本発明はこれに限定されるわけではな
く、不都合が生じなければ、複数の画像記録媒体処理装
置を連結して、一連の動作で、カラー画像の形成および
様々な処理を施すように構成してもよい。
第7図は、画像読取装置200から画像処理装置250
を通り、カラー露光装置300と、モノクロ露光装置3
10までの露光経路を表わす概略図である。 画像読取
装置200は、ガラス板などからなる原稿台2の全面の
下方を一体で走査する照明ランプ208、ミラー210
と、照明ランプ208の1/2の速度で同方向に移動し
て照明ランプ208の光を該方向に反射するミラー21
2.214と、ミラー214からの光を3色に時分割す
る、第8図に示すように光軸に対して垂直平面上で3色
領域に分割された液晶フィルタ・ユニット216と、結
像レンズ218と、光電変換を行なうCCDセンサ22
0とで構成されている。 そして、前記フィルタ・ユニ
ット216を図示しない駆動装置によって高速で定回転
させることにより、ミラー214からの光は3色の時分
割を繰り返され、各色の光は順次CCDセンサ220へ
照射される。 CCDセンサ220のスキャンとフィル
タ・ユニット216の回転を同期させて、該スキャン1
回分に、ある1色の光がCCDセンサ220に照射され
るようにすることで、第9図に示す様に、R,G、Bの
3色の信号を順次読出すことができる。
次に、画像処理装置250では、アナログ/デジタル変
換回路222によってCCDセンサ220からの読出信
号をデジタル信号に変換する。 続いて、結像レンズ2
18やCCDセンサ220によって発生する空間周波数
応答の劣化を輪郭強調回路224によって補正し、色補
正演算回路226によって各画素の露光量を決定し、露
光制御回路228によって各色の露光量を制御する。
ここで感光材料Sとしては、本出願人の出願に係わる特
願昭61−42747号明細書に開示された実施例3の
感光材料(■)を用いることができる。
本実施例で用いられるカラー露光装置300において、
赤光は、波長1300nmのレーザ光を射出する半導体
レーザ251と、このレーザ光の波長を1/2に変換す
る第2高調波発生素子(以下、SHG素子という)25
5によって形成される。 半導体レーザ251は、例え
ば日本電気■社製NDL5004である。
SHG素子255は、LiNbO3光導波路型素子であ
り、入射したレーザ光の波長を1/2にして波長が65
0nmの赤色光束を射出する。
SHG素子255から射出された波長650nmのレー
ザ光はコリメータレンズ258を通って整形され、全反
射ミラー261によってポリゴンミラー270に向けて
反射される。
緑光は、GaASx P <+ −XJ  半導体レー
ザ252に励起されてNd:YAG結晶254が射出し
た波長11064nのレーザ光を、SHG素子256に
よって波長を1/2に変換して形成される。
Nd:YAG結晶254から射出されたレーザ光は、S
HG素子256によって532nmの波長に変換され、
コリメータレンズ259を通って整形され、赤光を通過
させ緑光を反射するダイクロツクミラー262によって
ポリゴンミラー270に向けて反射される。
青光は、波長850nmのレーザ光を射出する半導体レ
ーザ253と、このレーザ光を1/2に変換する5)f
G素子257によりて形成される。 半導体レーザ25
3は、例えば日本電気(財)社製NDL3108である
。 SHG素子25フが射出した波長425nfnのレ
ーザ光は、コリメータレンズ260を通って整形され、
赤光及び緑光を通過させ青光を反射するダイクロイック
ミラー263によってポリゴンミラー270に向けて反
射される。
上述の赤光、緑光、青光は同一の光路264を経てポリ
ゴンミラー270によって反射され、fθレンズ280
を通フてさらにミラー290に反射されて感光材料Sに
達する。 そしてポリゴンミラー270が軸271を中
心に回転することにより、画像光は感光材料Sを走査露
光する。 そして、感光感圧性のカラー感光材料Sがレ
ーザ光の走査方向と直交する方向に移動することでカラ
ー画像が形成される。
カラー露光装置300は、上記レーザ光のみによらず、
3色の液晶シャッタアレイや3木の線状プラズマアレイ
などを使用してもよい。
前記輪郭強調回路224は、下式に基づいてi番目の画
素に対する補正後の階調値RI′、GI’%Bl′を求
めることにより画素を補正する。 下式においてα、β
は色により異なる補正係数である。
RI′=αRRI−βtr  (R+−t +R1++
 )GI′=α(iGl−β。(Gt−鳳+G、ゆ、)
BI′=αa13t−βa  (B+−+ +Bt++
 )また、色補正演算回路226は下式に基づいて各画
素の露光量ct 、M1%Y、を決定する。
ここで、a II”’ a 33はフィルタ等の特性を
考慮した補正係数である。
また、色補正演算回路226は、カラーバランス自動設
定モードが設けられている。 すなわち、カラー露光装
置300から所定の色相、彩度、明度を有するパターン
を照射し、そのパターンが転写された受像紙Cの色相、
彩度、明度を剥離部90の下流に設けたセンサ400に
よって測定し、所定の値と比較し、色補正演算回路22
6の補正係数を制御する。 セ ンサ400においては
、第10図に示すようにランプ402により受像材料の
画像を照し、反射光を色分解フィルター403で分割し
、CCD、フォトダイオードあるいはアモルファスシリ
コンダイオード等の光電変換素子404により光をアナ
ログ信号に変換し、演算回路405によりアナログ信号
をデジタル化する。
第11図に演算回路405のブロック図を示す。 40
4は赤光を変換する光電変換素子、406は電流を電圧
に変換する演算増幅器、407はアナログスイッチ、4
08はサンプルホルト回路、409はA/D変換器、4
10.412はそれぞれ緑光、青光を変換する光電変換
素子、411.413は該素子の演算増幅器である。 
マイクロプロセッサ414は演算回路405からのデジ
タル信号を基準信号と比較し、色補正演算回路226に
おけるa目〜a33を変更して補正を制御する。 また
、a口〜aSSの変更は、ルックアップテーブル(LU
T)に基づいて行なってもよい。
また、色補正演算回路226の補正係数の決定は、上述
の自動カラーバランス設定モードのみならずたとえば、
原稿上で色相、彩度、明度が一定である区間をCCDセ
ンサ220により検出し、この区間に対応する転写後の
受像紙C上の区間で前記センサ400によって色相、彩
度、明度を測定し、センサ400で検出した受像紙の値
と主走査線の値とが等しくなるように補正係数all〜
a33を決定することにより、特にカラーバランスモー
ドを設けることなくオンラインで補正係数a目〜aSS
を変更することができる。
なお、上記実施例における感光材料Sはイエロー、マゼ
ンタ、シアンに発色するマイクロカプセルを一層中に分
散させている構成であるので、イエロー、マゼンタ、シ
アン発色の三層の乳剤層から構成されるカラー感光材料
と比較すると、記録される画像の鮮鋭度が悪くなる。
すなわち画像の輪郭の部分がボケる傾向となる。 本実
施例においては原稿を走査して読み取った3色分解信号
に所定の信号処理(輪郭強調処理)を行なうようになっ
ているので、鮮明な画像を得ることができる。
さらに、本実施例においては、感光感圧性のカラー感光
材料として熱現像を行なうタイプのものを用いる複写装
置を示したが、熱現像を行なわないタイプのものを用い
る場合には、加熱現像装置40が省略されたものとなる
ここで、画像記録媒体処理装置部150にモノクロ電子
写真形成装置ユニット152を装置した場合のモノクロ
画像の読取、画像処理および露光について特にモノクロ
露光装置310について第2図を参照して説明する。
モノクロ露光装置310においては、前記画像読取装置
200のCCDセンサ220からの読出信号を、画像処
理装置250のアナログ/デジタル変換回路222と輪
郭強調回路224と、色補正演算回路226と、露光制
御回路228とにより、露光量を制御してモノクロ露光
装置310から、感光体510に露光が行われる。
モノクロ露光装置310において、半導体レーザ312
から射出される波長フ8Qnmのレーザ光は、コリメー
タレンズ313を通って整形され、回転しているポリゴ
ンミラー315により反射され、fθレンズ316を通
り、ミラー317により反射され帯電された感光体51
0上に露光される。 ここで、半導体レーザ312は例
えば■日立製作新製のHL7801Eなどを用いること
ができる。
このとき、ポリゴンミラー315が回転することにより
レーザ光は、感光体510の回転軸方向に走査露光され
る。 そして、感光体510が、レーザ光の走査方向と
直交する方向に回転することで像様の静電潜像が形成さ
れて、トナー現像され、ついで受像紙C上にトナー像が
転写されてモノクロ電子写真による画像が形成される。
第1図および第6図に示す例では原稿をガラし、透明な
原稿台2の下側から光源208を有する画像読取装置2
00を移動させて走査する光源移動式としたけれども、
光源を固定し、原稿を載置した原稿台゛を穆勤する原稿
移動式としてもよい。
また、第1図および第6図に示す例では、原稿画像を画
像読取装置により読み取り後、感光材料Sと、モノクロ
電子写真形成装置の感光体へと露光する為に、例えばC
CD素子により読取った画像情報を、細分化したデジタ
ル画像信号に変換して制御する露光方式を実施している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
露光装置にレンズ、ミラーを配置した原稿画像を感光材
料Sおよびモノクロ電子写真形成装置の感光体へ直接露
光するアナログ画像露光方式を実施することもできるし
、前記雨露光方式を併用してもよい。 アナログ画像露
光方式は光源による反射光で直接露光するので、画像読
取装置と露光装置とは区別する必要がない。 また、ア
ナログ露光制御方法において原稿台移動式ではなく、光
源移動式の画像形成装置としてもよい。
以上説明した例では、カラー感光材料Sのカラー画像と
感光体510のモノクロ画像とを受像紙Cに転写するよ
う構成したけれども、カラー感光材料Sそのものに、感
光体5106モノクロ画像を転写してモノクロ画像を形
成するように構成してもよい。 この場合は転写装置が
不要なことは勿論である。
以上、説明した本発明の画像形成装置では、カラー画像
およびモノクロ画像を1枚の受像紙上に同時に形成する
よう構成されているけれ、ども、本発明はこれに限定さ
れるわけではなく、カラー画像形成方法のみを実施して
受像紙C上にはカラー画像のみを形成させてもよいし、
モノクロ電子写真形成方法のみを実施して受像紙C上に
モノクロ画像のみ形成させるように構成してもよいこと
は勿論である。
また、本発明の画像形成装置において、1枚受像紙C上
に、カラー画像およびモノクロ画像を形成させる場合に
、カラー画像あるいはモノクロ画像の形成領域を設定し
て行なってもよい。 このカラー画像あるいはモノクロ
画像の形成領域の設定および画像の形成は、本出願人の
出願に係る特願昭62−214045号に提案したデジ
タイザを用いる方法などによって行なうことができる。
また、デジタル露光の場合、半導体、レーザ光源から赤
、緑、青色の光を得るために、SHG素子を用いる態様
で示したが、特願昭61−208786号または特願昭
、61−、277092号に示された材料のように、赤
外域に感光波長域の存在する感光材料を用いることによ
り、3 fffi類の露光の一部または全部を赤外域露
光することにより、SHG素子を使わないことが可能と
なる。
〈発明の具体的作用〉 本発明に係る画像形成装置は基本的には以上のように構
成されるものであり、以下にその具体的作用について述
べる。
第1図において、まず原稿は原稿台2に裏向きに載置さ
れる。 カラー感光材料Sが感材マガジン14からくり
出され、カッターユニット23により所定の長さに切断
され、ロール28.30によって露光感材支持ロール2
6上に密着されて搬送される。 この時原稿には感光材
料Sと同期して移動する光源208により照射され、そ
の反射光が画像読取装置200により読み取られ、3色
に時分割されて、その信号は画像処理装置250に送ら
れる。 画像処理装置250の露光制御回路228はカ
ラー画像が形成されるように3色の露光量を制御する。
 この制御に従って、カラー露光装置300が感光材料
Sを露光する。
露光された感光材料Sは加熱現像装置40へ送られて、
加熱ドラム44により加熱されて、出口56の感材先端
検出センサ60により先端位置が検出され感材受像紙重
ね合わせ装置70に送られる。 感材Sの先端位置が検
出されると、受像紙Cも受像紙供給装置72から感材受
像紙重ね合わせ装置70へ送られ、カラー感材Sと受像
紙Cとが所定の位置関係で重ね合わせられ、転写装置8
8へ送られる。 転写装置88では加圧ニップローラ8
0,82によりカラー感材Sの担持するカラー画像が受
像紙Cに転写される。 加圧転写された感材Sと受像紙
Cは剥離装置90により剥離され、感材Sは感材廃棄部
104へ、受像紙Cは画像記録媒体処理装置部150へ
送られる。
ここで、画像記録媒体処理装置部150にモノクロ電子
写真形成装置ユニットを装した第6図に示す例について
述べる。
モノクロ画像に関しては、露光制御回路228は画像処
理装置250へ伝送された読取画像信号によって、モノ
クロ画像が形成されるように露光量を制御する。 この
制御に従つて、モノクロ露光装置310がモノクロ電子
写真装置500の感光体510を露光する。 こうして
、感光体510には静電潜像が形成され、ついで現像さ
れてモノクロトナー像が形成される。
この後、カラー画像の転写された受像紙Cは剥離装置9
0から送られ、レジストロール122.124によりタ
イミングを調整されて、感光体510の回転速度に同期
して、感光体510に密着搬送される。 ここで感光体
510上のトナー像は転写帯電器516により受像紙C
上に転写され、加熱ロール530により加熱定着されて
、取出トレー130に送り出される。
こうして、受像紙Cは色再現のよいカラー画像を高濃度
できれのよい文字等線画像などのモノクロ画像を付加し
たものとなる。
以上、本発明に係る画像形成装置を好適実施態様を挙げ
て説明したけれども、本発明はこれに限定されるわけで
はなく、例えば、排出された複数枚の画像形成済の受像
紙の組分け、T合いを自動的に行なうソーター、前記受
像紙を自動的に折ってそろえたり、とじたりするフィニ
ッシャ−などを画像記録媒体処理装置ユニットの代りに
装置し、あるいは該ユニットに付加したり、またこの他
、多数の原稿を自動的に原稿台へ送る自動原稿送り装置
などの種々の処理機能を有する装置を付加することがで
きるなど、本発明の要旨を逸脱しない限り、様々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明によれば、色再現の良好
なカラー画像として得ることができる化学反応を利用し
て画像状に潜像および顕像をつくるカラー画像形成方法
を実施する装置において、ユニット化された画像記録媒
体処理装置、例えばカラー画像に文字等線画像を高濃度
できれの良い画像として付与することができるモノクロ
電子写真形成装置、カラー画像の仕上りをよくするため
の光沢付与装置、表面マット化処理装置およびカラー画
像の汚損や欠損を防止するための透光性保護層を形成さ
せるための保護層形成装置などを着脱自在に交換できる
よう構成したので、必要に応じて、容易に前記カラー画
像を高濃度で切れの良い文字等線画像等により加工した
り、前記カラー画像に光沢を付けたり、表面にマット化
処理したり、前記カラー画像あるいはカラー画像と文字
等線画像との合成画像に保護層を形成することのできる
コンパクトな画像形成装置を提供できるという効果があ
る。
また、本発明によれば、種々の画像加工装置をユニット
化して用意することができ、着脱自在であって容易に交
換できるので、ユーザーの必要に応じて様々な機能を有
する画像形成装置とすることができ、ユーザーニーズに
合りた汎用性のある画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の断面
図である。 第2図は、本発明に係る画像形成装置に装着されるモノ
クロ電子写真形成装置ユニットの一実施例の断面図であ
る。 第3図は、本発明に係る画像形成装置に装着される光沢
付与装置ユニットの一実施例の断面図である。 第4図は、本発明に係る画像形成装置に装着される保護
層形成装置ユニットの一実施例の断面図である。 第5図は、本発明に係る画像形成装置に装着される保護
層形成装置ユニットの別の実施例の断面図である。 第6図は、第2図に示すモノクロ電子写真形成装置ユニ
ットを装着した本発明の画像形成装置の一使用態様を示
す断面図である。 第7図は、本発明に係る画像形成装置の画像の読み取り
から露光までの光および信号の伝送経路を示す経路図で
ある。 第8図は、本発明に係る画像形成装置に用いられるフィ
ルタの拡大図である。 第9図は、本発明に係る画像形成装置に用いられるフィ
ルタとCCDセンサの時間経過対応図である。 第10図は、本発明の画像形成装置に用いられる受像紙
側センサの概略図である。 第11図は、本発明に係る画像形成装置に用いられる受
像紙側センサ内の演算回路のブロック線図である。 符号の説明 S・・・感光材料、   C・・・受像紙、F・・・フ
ィルム、    1・・・ハウジング、2・・・原稿台
、    3・・・隔壁、10・・・画像形成装置本体
、 12・・・感材ロール、 14・・・感材マガジン、16・・・出口、20・・・
マガジン接続暗箱、 22・・・感材くり出しロール、 23・・・カッターユニット、 24・・・ガイド板、 26・・・露光感材支持ロール、 28.30・・・感材ニップロール、 32・・・露光位置、  40・・・加熱現像装置、4
2・・・現像ハウジング、 44・・・加熱ロール、 46.47.48.49・・・ベルト支持ロール、50
・・・ベルト、    52・・・ニップロール、54
・・・ガイド装置、  56・・・出口、58・・・垂
直ガイド装置、 60・・・センサ、 62.64・・・圧接ロール、 66・・・ニップロール、 68−・・ガイド部材、 フ0・・・感材受像重ね合わせ装置、 72・・・受像紙供給装置、 フ4・・・受像紙供給カセット、 76・・・受像紙くり出しロール、 78・・・ガイド板、 80.82・・・加圧ニップロール、 84.86・・・バックアップロール、88・・・転写
装置、 90・・・剥離装置、 92・・・ガイド部材、 94.96・・・送りロール、 98.100.105.106・・・案内ロール、10
2・・・剥離ベルト、104・・・感材廃棄部、107
.109.110,112・・・送りロール、 108、115、116、117. 120.121・・・ガイド部材、 114・・・廃棄ボックス、 122.124・・・送りロール (レジストロール)、 126.128・・・送りロール、 130・・・取出しトレイ、 140・・・後加熱部、 142・・・加熱ロール、 144・・・ニップロール、 150・・・画像記録媒体処理装置部、152・・・モ
ノクロ電子写真形成装置ユニット、154・・・光沢付
与装置ユニット、 156.158・・・保護層形、成装置ユニット、16
0a〜160C・・・送りロール、200・・・画像読
取装置、 208・・・照明ランプ、 210.212.214・・・ミラー、216・・・液
晶フィルタ・ユニット、218・・・結像レンズ、 220・・・CCDセンサ、 222・・・アナログ/デジタル変換回路、224・・
・輪郭強調回路、 226・・・色補正演算回路、 228・・・露光制御回路、 230・・・開口、 250・・・画像処理装置、 251.252.253・・・半導体レーザ、254・
・・Nd:YAG結晶、 255.256.25フ・・・SHG素子、258.2
59.260・・・コリメータレンズ、261・・・全
反射ミラー、 262.263・・・ダイクロツクミラー、264・・
・光路、 270・・・ポリゴンミラー、 271・・・軸、280・・・fθレンズ、290・・
・ミラー、 300・・・カラー露光装置、 310・・・モノクロ露光装置、 312・・・半導体レーザー、 313・・・コリメータレンズ、 315・・・ポリゴンミラー、 316・・・fθレンズ、 317・・・ミラー、 400・・・センサ、 402・・・ランプ、 403・・・色分解フィルタ、 404.410,412・・・充電変換素子、405・
・・演算回路、 406.411.413・・・演算増幅器、407・・
・アナログスイッチ、 408・・・サンプルホールド回路、 409・・・アナログ/デジタル変換器、414・・・
マイクロ・プロセッサ、 500・・・モノクロ電子写真形成装置、502・・・
筐体、 504.505・・・ガイド部材、 506.508・・・送りロール、 510・・・感光体、 512・・・帯電器、 514・・・トナー現像器、 516・・・転写帯電器、 518・・・クリーナ、 519・・・露光ランプ、 524・・・分離ロール、 525・・・ガイド部材、 530・・・加熱ロール、 600・・・光沢付与装置、 602・・・筐体、 604.612・・・ガイド部材、 606 、608、614. 616・・・送りロール、 610・・・IRヒーター、 620.660−・・保護層形成装置、622.662
・・・筐体、 624・・・繰出しロール、 626・・・カッターユニット、 628.652.654・・・送りロール、630・・
・フィルム受像紙重ね合せ装置、632・・・接着装置
、 634.636.644.646.648.649.6
50・・・ガイド部材、 638・・・案内ロール、 640.642・・・圧接ロール、 656・・・ヒータ、 664・・・タンク、 666・・・塗布ローラ、 668a〜668e・・・送りロール、670 a 〜
670 g−案内ロール、672a〜672h・・・ガ
イド部材、674・・・乾燥装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学反応を利用して画像状に潜像または顕像をつ
    くるカラー画像形成方法を実施して得られる画像を記録
    媒体に記録する画像形成装置において、 前記画像を有する記録媒体に更に処理を加える装置を有
    し、該装置を前記画像形成装置に着脱自在に装着したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記処理を加える装置は、モノクロ電子写真形成
    装置、光沢付加装置、表面マット化処理および保護層形
    成装置である特許請求の範囲第1項に記載の画像形成装
    置。
  3. (3)前記カラー画像形成方法は、感光材料としてハロ
    ゲン化銀感光材料を使用する方法である特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の画像形成装置。
  4. (4)前記カラー画像形成方法は、感光材料として感光
    性樹脂材料を使用する方法である特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の画像形成装置。
  5. (5)前記カラー画像形成方法は、感光材料として感光
    感圧性材料を使用する方法である特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の画像形成装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340243B2 (ja) * 1975-05-02 1978-10-26
JPS5583079A (en) * 1978-12-18 1980-06-23 Ricoh Co Ltd Information writable copying apparatus
JPS60965A (ja) * 1983-06-17 1985-01-07 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 画像記録装置
JPS62148956A (ja) * 1985-12-23 1987-07-02 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置

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