JP2670780B2 - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JP2670780B2
JP2670780B2 JP62251455A JP25145587A JP2670780B2 JP 2670780 B2 JP2670780 B2 JP 2670780B2 JP 62251455 A JP62251455 A JP 62251455A JP 25145587 A JP25145587 A JP 25145587A JP 2670780 B2 JP2670780 B2 JP 2670780B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成方法に関し、更に詳しくは、カラ
ー画像および文字等線画像の原稿を複写する画像形成方
法に関する。 〔従来の技術と問題点〕 カラー原稿を複写する画像形成方法として、カラー電
子写真方式およびハロゲン化銀カラー写真方式および感
光感圧性カラー材料方式によるものが知られている。 カラー電子写真方式では一般にカラー原稿を青、緑或
いは赤の色分解フィルタを用いて露光し、帯電された感
光体ドラム上に静電潜像を形成し、次いで該潜像をイエ
ロー、マゼンタ或いはシアン等のカラートナーを用いて
現像し、次いで転写紙にカラートナー像を転写した後、
定着し、続いて各色に対し同様な工程を繰り返し行なっ
てカラー画像を再現している。 またハロゲン化銀カラー写真方式では、ある種のハロ
ゲン化銀カラー感光材料を用いてカラー画像を再現する
ものである。 また感光感圧性カラー材料方式では、感光感圧性カラ
ー感光材料を用いてカラー画像を再現するものである。 感光感圧性のカラー感光材料としては、例えば、本出
願人の出願に係わる特開昭57−179836号公報に開示され
た、露光により重合性化合物を像様に硬化させ、その後
圧力を加えて可視像を得るタイプのものがある。この材
料は、支持体上にビニル化合物、光重合開始剤および着
色剤プリカーサーを含有する合成高分子樹脂壁カプセル
を担持したものである。 又、ハロゲン化銀を含有させ露光を与えた後、熱現像
を行なってハロゲン化銀を現像し、この現像に対応させ
て同時に重合性化合物を硬化させ、その後圧力を加えて
可視像を得るタイプのものとして、本出願人の出願に係
わる特願昭60−121284号明細書あるいは特願昭61−5388
1号明細書に開示された材料がある。前記特願昭60−121
284号に開示された材料は、熱現像を行なった後受像層
を有する受像材料に色画像形成物質を転写させて受像材
料上に画像を得るもので、支持体上に少くとも感光性ハ
ロゲン化銀、還元剤、重合性化合物および色画像形成物
質が塗設されており、少くとも該重合性化合物および色
画像形成物質が同一のマイクロカプセルに封入されてい
るものである。また、前記特願昭61−53881号に開示さ
れた材料は、受像材料を用いることなく感光材料上に画
像を得るもので、ハロゲン化銀、還元剤、重合性化合物
および接触状態において発色反応を起す二種類の物質を
含み、発色反応を起す物質のうち一方の物質および重合
性化合物がマイクロカプセルに収容された状態にあり、
発色反応を起す物質のうち他の物質が重合性化合物を収
容しているマイクロカプセルの外に存在している感光層
を支持体上に有するものである。 この感光材料を用いて画像を得る方法については、前
記特願昭60−121284号に開示されている。 この画像形成方法は、まず像様露光を行って潜像を形
成し、潜像が存在する部分の重合性化合物を加熱または
潜像形成時の光エネルギーによって重合して高分子化合
物を生成させてマイクロカプセルを硬化させる。ついで
色画像形成物質が転写し得るような受像層を有する受像
材料と重ねて加圧し、潜像が存在しない部分のマイクロ
カプセルの少くとも一部を破裂させ色画像形成物質を受
像材料に転写させて受像材料上に画像を得るものであ
る。 前記カラー電子写真方式によりカラー画像を得るに
は、帯電、露光、現像、転写等の工程を少くとも3回は
繰り返すために画像形成に時間がかゝり、装置も複雑か
つ大型となる。また、少くとも3色のトナー画像の重ね
合せに起因する色ずれが生じたり、鮮明な文字等の線画
像を得ることが困難である。また、ハロゲン化銀カラー
写真方式では、露光は1回でよいが、感光材料の現像、
漂白、定着、水洗といった湿式の複雑な処理工程を実施
しなければならず、このためそれぞれの工程の処理液を
貯蔵するタンクが必要となって装置が大型化し、また処
理液の補充、交換等の複雑なメンテナンスが必要とな
る。 これら、カラー電子写真方式およびハロゲン化銀カラ
ー写真方式の問題を解消すべく簡便な構成によってカラ
ー画像を得るために前記感光感圧性カラー材料方式が提
案されているが、この方式も含めて従来のカラー原稿を
複写するカラー画像形成方法では、色再現の良好なカラ
ー画像を得られても高濃度で鮮明な文字等線画像をも得
られるものがない。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、前記問題を同時に解決することにあ
り、色再現の良好なカラー画像と、濃度の高いかつ鮮明
な文字等線画像とを得ることができる画像形成方法を提
供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 前記の問題点を解決するという本発明の目的は、下記
構成により達成される。 (1) 原稿のカラー画像を感光材料に像様露光し、該
感光材料と受像材料とを重ね合わせ化学反応を利用して
受像材料上にカラー画像を複写形成するカラー画像形成
装置と、原稿の文字等の線画像を電子写真方式により形
成してモノクロ画像を受像材料上に複写形成するモノク
ロ電子写真装置とを有する画像形成装置における画像形
成方法であって、 前記カラー画像形成装置により受像材料上にカラー画
像を複写形成した後、前記モノクロ電子写真装置によ
り、前記カラー画像が複写形成された受像材料上にモノ
クロ画像を複写形成することを特徴とする画像形成方
法。 (2) 原稿のカラー画像を感光材料に像様露光し、該
感光材料と受像材料とを重ね合わせ化学反応を利用して
受像材料上にカラー画像を複写形成するカラー画像形成
装置と、原稿の文字等の線画像を電子写真方式により形
成してモノクロ画像を受像材料上に複写形成するモノク
ロ電子写真装置とを有する画像形成装置における画像形
成方法であって、 前記カラー画像が複写形成される前の受像材料上に前
記モノクロ電子写真装置によりモノクロ画像を複写形成
した後、前記カラー画像形成装置により、前記モノクロ
画像が複写形成された受像材料上にカラー画像を複写形
成することを特徴とする画像形成方法。 該カラー画像形成装置に使用されるカラー感光材料に
は、例えばハロゲン化銀感光材料、感光性樹脂材料、感
光感圧性材料がある。 すなわち、原稿のカラー画像は、化学反応を利用して
感光材料上に画像状に潜像を形成するカラー画像形成装
置により色再現の良好なカラー画像を得ることができ、
文字等線画像は、モノクロ電子写真装置により高濃度で
鮮明な画像を得ることができる。 なお、本発明において、カラー画像形成装置と、モノ
クロ電子写真装置とは、同時に作動することができ、カ
ラー画像形成装置によって得たカラー画像上にモノクロ
電子写真装置によって重畳記録を実施することができ
る。 また、カラー画像形成装置及びモノクロ電子写真装置
をそれぞれ単独で作動することもできる。 更には、カラー画像形成範囲とモノクロ画像形成範囲
とを設定することができる。 〔実施態様〕 以下、本発明の画像形成方法を感光感圧性熱現像材料
を使用した例の図面を用いて説明する。 第1図は本発明方法を実施するための画像形成装置の
断面図である。 この画像形成装置は、基本的には画像読取装置200
と、画像処理装置250と、カラー露光装置300と、加熱現
像装置40と、転写装置88と、モノクロ電子写真装置500
とから構成されている。ハウジング1の上部には、画像
読取装置200と画像処理装置250とカラー露光装置300と
を含む部分が隔壁3によって他の部分と遮断される。カ
ラー露光装置300の光軸の通過する部分には開口230が設
けられている。 ハウジング1の側部には、感光感圧性の熱現像カラー
感光材料S(以下、感光材料という)を巻付けた感材ロ
ール12を収容した感材マガジン14が取りはずし自在に取
付けられている。感材マガジン14の感光材料Sの出口16
にはマガジン接続暗箱20に収容された1対の感材くり出
しロール22,22が配置され、これにより感材ロール12に
巻かれていた感光材料Sが所定時に一定長だけくり出さ
れる。 感材くり出しロール22,22は、感光材料Sの先端部が
進んで来たとき、想像線で示すように互に離れる方向に
移動して、感光材料Sの進行を容易にする。マガジン接
続暗箱20の前方(以下、前方とは感光材料等の進行方向
に関する下流を示すものとする)には感光材料Sを切断
するためのカッタ−ユニット23、さらにガイド板24が配
置されている。 ガイド板24の前方には、露光感材支持ロール26及びこ
れに圧接された2個の感材ニップロール28,30が配置さ
れる。ガイド板24によって案内された感光材料Sは、感
材ニップロール28,30によって露光感材支持ロール26に
密着させられ、感材ニップロール28,30の間の位置32に
おいて露光装置300によって像様露光がなされる。 露光感材支持ロール26の前方には、露光された感光材
料Sを加熱して現像する加熱現像装置40が配置される。
加熱現像装置40は、断熱作用を有する現像ハウジング42
と、現像ハウジング42内に配置され、約120℃に加熱さ
れる加熱ロール44と4つのベルト支持ロール46,47,48,4
9によって支持され、加熱ロール44の約270゜の円弧の外
周に巻付けられた無端ベルト50と、支持ロール49に圧接
されたニップロール52とを有する。 加熱現像装置40は、さらに、露光感材支持ロール26か
ら送られた感光材料Sを加熱ロール44上に案内すると共
に感光材料Sを加熱現像後加熱ロール44から離脱させる
ガイド装置54と、支持ロール49とニップロール52によっ
て送られた現像済感光材料Sを出口56へ案内する垂直ガ
イド装置58を有し、出口56には感材先端検出センサ60が
設けられる。 出口56の直下には、一対の圧接ロール62,64と、圧接
ロール64に圧接されたニップロール66と、圧接ロール64
とニップロール66によって送られた受像紙Cを圧接ロー
ル62,64の当接部へ案内するガイド部材68とからなる感
材受像紙重ね合わせ装置が配置される。 感材受像紙重ね合わせ装置70の側方には受像紙供給装
置72が配置される。受像紙供給装置72は、ハウジング1
から突出して、取り外し自在に取り付けられた受像紙供
給カセット74と、カセット74内の受像紙Cをくり出すた
めの受像紙くり出しロール76と、繰り出しロール76によ
りくり出された受像紙Cを圧接ロール64とニップロール
66の当接部へ案内するガイド板78とからなる。ここで、
受像紙Cはその巾が感光材料Sの巾よりも約6mm小さ
く、感材受像紙重ね合わせ装置70において、受像紙Cが
巾方向について感光材料Sの中央になるように重ね合わ
される。 感材受像紙重ね合わせ装置70の下方には、一対の加圧
ニップロール80,82と、加圧ニップロール80,82の加圧を
軸線方向において均一化するためのバックアップロール
84,86とからなる転写装置88が設けられる。加圧ニップ
ロール80,82は、約500kg/cm2の圧力により互いに圧接さ
れる。 転写装置88の下方には感材受像紙剥離装置90が設けら
れる。感材受像紙剥離装置90は、ガイド部材92と、送り
ロール94と、送りロール94上の両外端部分において感光
材料Sのみに圧接するように案内ロール98,100に掛けま
わされた剥離ベルト102とからなる。 剥離装置90の一方の前方には感材廃棄部104が設けら
れる。感材廃棄部104は、ガイド部材108,115,116,117
と、二対の送り送りロール107,109及び110,112と、案内
ロール105,106と、廃棄ボックス114とからなり、剥離装
置90から送られガイド部材108により案内された感光材
料Sは、案内ロール105、送りロール107,109、案内ロー
ル106を通って、送りロール110,112によって廃棄ボック
ス114に投入される。 剥離装置90の他方の前方には、受像紙Cの搬送路を分
岐する分岐装置95が設けられ、分岐装置95は一対の送り
ロール96と該送りロール96との間に搬送路を形成する揺
動部材97とからなる。そして分岐装置95の一方の前方に
はモノクロ電子写真装置500が設けられ、他方の前方に
は送りロール125,127及び取出トレイ131が設けられる。
電子写真装置500による画像形成が不要のときには、受
像紙Cが電子写真装置500へ搬送されることなく取出ト
レイ131へ搬送されるように、分岐装置95は制御され
る。 モノクロ電子写真装置500は、像様露光するためのモ
ノクロ露光装置310と、分光感度として780nm近辺にピー
クを有する有機光導電性物質を塗設したドラム状の感光
体510と、感光体510に電荷を帯電させるための帯電器51
2と、感光体510の上に露光により生じた像様の静電潜像
をトナーにより現像するための磁気ブラシ方式のトナー
現像器514と、感光体510の上のトナー像を受像紙Cへ転
写するための転写帯電器516と、感光体510の上の転写後
の残留トナーを除去するためのクリーナ518と、感光体5
10の残留電荷を除去するための露光ランプ519と、受像
紙Cを感光体510から分離するための分離ロール524と、
送りロール506,508と、受像紙C上のトナー像を加熱定
着するための加熱ロール530とからなり、感光体510は図
中の矢印方向に回転して順次帯電器512により帯電させ
られ、露光装置310により像様露光されて静電潜像が形
成され、ついでトナー現像器514に現像されてトナー像
が感光体510の上に形成される。 剥離装置90から分岐装置95を経て送られた受像紙C
は、ガイド部材120に案内され、レジストロール122,124
により感光体510上のトナー像との転写のためのタイミ
ングを合わされて送り出されてガイド部材504,505によ
り案内され、感光体510の外周速度と同じ速度で感光体5
10の外周に沿うように送られ、感光体510の上のトナー
像と合うように密着させられ、転写帯電器516により感
光体510上のトナー像は受像紙C上へ転写され、分離ロ
ール524により感光体510より分離され、ついで受像紙C
は、感光体510の前方に配置されている加熱ロール530に
ガイド部材525により案内され、受像紙C上のトナー像
は加熱定着される。加熱ロール530の前方には受像紙C
を受入れる取出しトレイ130がハウジング1から突出し
て取付けられており、受像紙Cは送りロール126,128に
よりトレイ130に送り出される。 感光体510は、上記有機光導電性物質のみでなく使用
するレーザ光源の波長に近い分光感度のピークを有して
いれば無機光導電性物質であってもよく、又トナー現像
器514は、磁気ブラシ方式のみでなくカスケード方式で
あってもよい。 また電子写真装置500はユニット化されており、画像
形成装置ハウジング1に着脱自在に構成される。そし
て、電子写真装置500を必要としないときは、カラー画
像を有する受像紙Cの表面に保護層を形成するラミネー
ト装置あるいはコーティング装置等をユニット化して、
電子写真装置500の代わりにハウジング1に装着するこ
とができる。 第2図は画像読取装置200から画像処理装置250を通
り、カラー露光装置300のモノクロ露光装置310までの露
光経路を表わす概略図である。画像読取装置200は、ガ
ラス板2の全面の下方を一体で走査する照明ランプ20
8、ミラー210と、照明ランプ208の1/2の速度で同方向に
移動して照明ランプ208の光を該方向に反射するミラー2
12,214と、ミラー214からの光を3色に時分割する、第
3図に示すように光軸に対して垂直平面上で3色領域に
分割された液晶フイルタ・ユニット216と、結像レンズ2
18と、光電変換を行なうCCDセンサ220とで構成されてい
る。そして、前記フイルタ・ユニット216を図示しない
駆動装置によって高速で定回転させることにより、ミラ
ー214からの光は3色の時分割を繰り返され、各色の光
は順次CCDセンサ220へ照射される。CCDセンサ220のスキ
ャンとフィルタ・ユニット216の回転を同期させて、該
スキャン1回分に、ある1色の光がCCDセンサ220に照射
されるようにすることで、第4図に示す様に、R.G.Bの
3色の信号を順次読出すことができる。 次に、画像処理装置250では、アナログ/デジタル変
換回路222によってCCDセンサ220からの読出信号をデジ
タル信号に変換する。続いて、結像レンズ218やCCDセン
サ220によって発生する空間周波数応答の劣化を輪郭強
調回路224によって補正し、色補正演算回路226によって
各画素の露光量を決定し、露光制御回路228によって各
色の露光量を制御する。 そして、3色を1組としてカラー露光装置300から発
光させ、光軸に沿って感光材料Sに露光が行われる。こ
こで感光材料Sとしては、本出願人の出願に係わる特願
昭61−42747号明細書に開示された実施例3の感光材料
(VIII)を用いることができる。 カラー露光装置300において、赤光は、波長1300nmの
レーザ光を射出する半導体レーザ251と、このレーザ光
の波長を1/2に変換する第2高調波発生素子(以下、SHG
素子という)255によって形成される。半導体レーザ251
は、例えば日本電気(株)社製NDL5004である。SHG素子
255は、LiNbO3光導波路型素子であり、入射したレーザ
光の波長を1/2にして波長が650nmの赤色光束を射出す
る。SHG素子255から射出された波長650nmのレーザ光は
コリメータレンズ258を通って整形され、全反射ミラー2
61によってポリゴンミラー270に向けて反射される。 緑光は、GaAsxP(1-x)半導体レーザ252に励起されてN
d:YAG結晶254が射出した波長1064nmのレーザを、SHG素
子256によって波長を1/2に変換して形成される。Nd:YAG
結晶254から射出されたレーザ光は、SHG素子256によっ
て532nmの波長に変換され、コリメータレンズ259を通っ
て整形され、赤光を通過させ緑光を反射するダイクロッ
クミラー262によってポリゴンミラー270に向けて反射さ
れる。 青光は、波長850nmのレーザ光を射出する半導体レー
ザ253と、このレーザ光を1/2に変換するSHG素子257によ
って形成される。半導体レーザ253は、例えば日本電気
(株)社製NDL3108である。SHG素子257が射出した波長4
25nmのレーザ光は、コリメータレンズ260を通って整形
され、赤光及び緑光を通過させ青光を反射するダイクロ
ックミラー263によってポリゴンミラー270に向けて反射
される。 上述の赤光,緑光,青光は同一の光路264を経てポリ
ゴンミラー270によって反射され、fθレンズ280を通っ
てさらにミラー290に反射されて感光材料Sに達する。
そしてポリゴンミラー270が軸271を中心に回転すること
により、画像光は感光材料Sを走査露光する。そして、
感光感圧性のカラー感光材料Sがレーザ光の走査方向と
直交する方向に移動することでカラー画像が形成され
る。 カラー露光装置300は、上記レーザ光のみによらず、
3色の液晶シャッタアレイや3本の線状プラズマアレイ
などを使用してもよい。 前記輪郭強調回路224は、下式に基づいてi番目の画
素に対する補正後の階調値Ri′,Gi′,Bi′を求めること
により画像を補正する。下式においてα,βは色により
異なる補正係数である。 Ri′=αR Ri−βR(Ri-1+Ri+1) Gi′=αG Gi−βG(Gi-1+Gi+1) Bi′=αB Bi−βB(Bi-1+Bi+1) また、色補正演算回路226は下式に基づいて各画素の
露光量Ci,Mi,Yiを決定する。 ここでa11〜a33はフイルタ等の特性を考慮した補正係
数である。 また、色補正演算回路226は、カラーバランス自動設
定モードが設けられている。すなわち、カラー露光装置
300から所定の色相,彩度,明度を有するパターンを照
射し、そのパターンが転写された受像紙Cの色相,彩
度,明度を剥離部90の下流に設けたセンサ400によって
測定し、所定の値と比較し、色補正演算回路226の補正
係数を制御する。センサ400においては、第5図に示す
ようにランプ402により受像材料の画像を照し、反射光
を色分解フイルター403で分解し、CCD,フォトダイオー
ドあるいはアモルファスシリコンダイオード等の光電変
換素子404により光をアナログ信号に変換し、演算回路4
05によりアナログ信号をデジタル化する。 第6図に演算回路405のブロック図を示す。404は赤光
を変換する光電変化素子、406は電流を電圧に変換する
演算増幅器、407はアナログスイッチ、408はサンプルホ
ルド回路、409はA/D変換器、410,412はそれぞれ緑光,
青光を変換する光電変換素子、411,413は該素子の演算
増幅器である。マイクロプロセッサ414は演算回路405か
らのデジタル信号を基準信号と比較し、色補正演算回路
226におけるa11〜a33を変更して補正を制御する。ま
た、a11〜a33の変更は、ルックアップテーブル(LUT)
に基づいて行なってもよい。 また、色補正演算回路226の補正係数の決定は、上述
の自動カラーバランス設定モードのみならずたとえば、
原稿上で色相,彩度,明度が一定である区間をCCDセン
サ220により検出し、この区間に対応する転写後の受像
紙C上の区間で前記センサ400によって色相,彩度,明
度を測定し、センサ400で検出した受像紙の値と主走査
線の値とが等しくなるように補正係数a11〜a33を決定す
ることにより、特にカラーバランスモードを設けること
なくオンラインで補正係数a11〜a33を変更することがで
きる。 なお、上記画像形成装置における感光材料Sはイエロ
ー、マゼンタ、シアンに発色するマイクロカプセルを一
層中に分散させている構成であるので、イエロー、マゼ
ンタ、シアン発色の三層の乳剤層から構成されるカラー
感光材料と比較すると、記録される画像の鮮鋭度が悪く
なる。すなわち画像の輪郭の部分がボケる傾向となる。
ところが本画像形成装置においては原稿を走査して読み
取った3色分解信号に所定の信号処理(輪郭強調処理)
を行なうようになっているので、鮮明な画像を得ること
ができる。さらに、本画像形成装置においては、感光感
圧性のカラー感光材料として熱現像を行なうタイプのも
のを用いる複写装置を示したが、熱現像を行なわないタ
イプのものを用いる場合には、加熱現像装置40が省略さ
れたものとなる。 モノクロ露光装置310においては、前記画像読取装置2
00のCCDセンサ220からの読出信号を、画像処理装置250
のアナログ/デジタル変換回路222と、輪郭強調回路224
と、色補正演算回路226と、露光制御回路228とにより露
光量を制御してモノクロ露光装置310から感光体510に露
光が行われる。 モノクロ露光装置310において、半導体レーザ312から
射出される波長780nmのレーザ光は、コリメータレンズ3
13を通って整形され回転するポリゴンミラー315により
反射され、f・θレンズ316を通り、ミラー317により反
射され帯電された感光体510上に露光される。半導体レ
ーザー312は例えば(株)日立製作所製のHL7801Eであ
る。このとき、ポリゴンミラー315が回転することによ
りレーザ光は、感光体510の回転軸方向に走査露光され
る。そして、感光体510がレーザ光の走査方向と直交す
る方向に回転することで像様の静電潜像が形成されてト
ナー現像され、ついで受像紙C上にトナー像が転写され
てモノクロ電子写真による画像が形成される。 第7図は、本発明方法を実施するための他の画像形成
装置の断面図である。この画像形成装置は、モノクロ電
子写真装置500を転写装置88の上流に配置したもので、
感光材料Sからカラー画像を転写される前の受像紙C
に、モノクロ電子写真による画像を形成しようとするも
ので、この装置でも同じ効果を得ることができる。 第1図及び第7図に示す画像形成装置において、モノ
クロ電子写真装置500による画像形成のみを実施すると
きに、カラー露光装置300及び加熱現像装置40等のカラ
ー画像形成装置を作動させることなく、受像紙供給装置
72を作動させるように制御することができる。 更には、カラー画像形成範囲とモノクロ画像形成範囲
とを設定することができる。すなわち、あらかじめカラ
ー画像だけを形成する範囲とモノクロ画像だけを形成す
る範囲とを設定できるようにしておき、カラー画像形成
範囲外にカラー画像が形成されないようにカラー露光装
置を制御したり、白色光源と液晶シャッタにより感光材
料のカラー画像形成範囲外を白色露光しカラー画像形成
を阻止する。そして電子写真装置においてはカラー画像
形成範囲内にモノクロ画像を形成されないようにモノク
ロ露光装置を制御したり、上記と同様な白色露光により
感光体上のカラー画像形成範囲に対応する領域の電荷を
消去する。すると感光体上のカラー画像形成範囲外には
モノクロ画像の潜像を形成することができるので、カラ
ー画像形成範囲とモノクロ画像形成範囲とを設定するこ
とができる。 又、上述した画像形成装置は、原稿画像を画像読取装
置により読取り後、感光材料Sと、モノクロ電子写真装
置の感光体とへ露光する為に、例えばCCD素子により読
取った画像情報を、細分化したデジタル画像信号に変換
して制御する露光方式を実施しているが本発明はこれに
限定されるものではなく、アナログ画像露光方式で実施
することもできる。すなわち、露光装置にレンズ、ミラ
ーを配置して原稿画像を感光材料S及びモノクロ電子写
真装置の感光体へ直接露光するものである。このとき原
稿と感光材料S及びモノクロ電子写真装置の感光体のど
ちらか一方又は両方が遠隔の場合は、例えばオプチカル
ファイバーアレーを使用しても良い。 〔発明の効果〕 本発明によれば、化学反応を利用して感光材料上に画
像状に潜像を形成するカラー画像形成装置により、色再
現の良好なカラー画像を得ることができ、モノクロ電子
写真装置により、高濃度で鮮明な良い文字等線画像とを
得ることができる。 また、カラー画像形成装置と、モノクロ電子写真装置
とは、同時にあるいはそれぞれ単独に作動できるので、
カラー画像とモノクロ電子写真画像とを同一紙上に得る
ことと、カラー画像のみを得ることと、モノクロ電子写
真画像のみを得ることがそれぞれできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法を実施するための画像形成装置の断
面図、第2図は画像読取装置から露光装置までの露光経
路を表わす経路図、第3図はフィルタの拡大図、第4図
はフィルタとCCDセンサの時経過対応図、第5図は受像
紙側のセンサの概略図、第6図は受像紙側センサ内にお
ける演算回路のブロック図、第7図は本発明方法を実施
するための他の画像形成装置の断面図である。 図中符号: S……感光材料、C……受像紙 1……ハウジング、2……ガラス板 3……隔壁、12……感材ロール 14……感材マガジン、16……出口 20……マガジン接続暗箱 22……感材くり出しロール 23……カッターユニット、24……ガイド板 26……露光感材支持ロール 28,30……感材ニップロール 32……露光位置、40……加熱現像装置 42……現像ハウジング、44……加熱ロール 46,47,48,49……ベルト支持ロール 50……ベルト、52……ニップロール 54……ガイド装置、56……出口 58……垂直ガイド装置、60……センサ 62,64……圧接ロール、66……ニップロール 68……ガイド部材 70……感材受像紙重ね合わせ装置 72……受像紙供給装置、74……受像紙供給カセット 76……受像紙くり出しロール、78……ガイド板 80,82……加圧ニップロール 84,86……バックアップロール、88……転写装置 90……剥離装置、92……ガイド部材 94……送りロール、95……分岐装置 96……送りロール、97……揺動部材 98,100……案内ロール、102……剥離ベルト 104……感材廃棄部、105,106……案内ロール 107……送りロール、108……ガイド部材 109,110,112……送りロール 114……廃棄ボックス 115,116,117,120……ガイド部材 122,124……レジストロール 125,126,127,128……送りロール 130,131……取出しトレイ 200……画像読取装置、208……照明ランプ 210,212,214……ミラー 216……液晶フィルタ・ユニット 218……結像レンズ、220……CCDセンサ 222……アナログ/デジタル変換回路 224……輪郭強調回路、226……色補正演算回路 228……露光制御回路、230……開口 250……画像処理装置 251,252,253……半導体レーザ 254……Nd;YAG結晶 255,256,257……SHG素子 258,259,260……コリメータレンズ 261……全反射ミラー 262,263……ダイクロックミラー、264……光路 270……ポリゴンミラー、271……軸 280……fθレンズ、290……ミラー 300……カラー露光装置 310……モノクロ露光装置 312……半導体レーザ、313……コリメータレンズ 315……ポリゴンミラー、316……fθレンズ 317……ミラー、400……センサ 402……ランプ、403……色分解フィルタ 404,410,412……光電変換素子 405……演算回路、406,411,413……演算増幅器 407……アナログスイッチ 408……サンプルホールド回路 409……アナログ/デジタル変換器 414……マイクロ・プロセッサ 500……モノクロ電子写真装置 504,505……ガイド部材、506,508……送りロール 510……感光体、512……帯電器 514……トナー現像器、516……転写帯電器 518……クリーナ、519……露光ランプ 524……分離ロール、525……ガイド部材 530……加熱ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−81545(JP,A) 特開 昭59−52272(JP,A) 特開 昭56−128932(JP,A) 実開 昭52−32331(JP,U) 実開 昭59−53352(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.原稿のカラー画像を感光材料に像様露光し、該感光
    材料と受像材料とを重ね合わせ化学反応を利用して受像
    材料上にカラー画像を複写形成するカラー画像形成装置
    と、原稿の文字等の線画像を電子写真方式により形成し
    てモノクロ画像を受像材料上に複写形成するモノクロ電
    子写真装置とを有する画像形成装置における画像形成方
    法であって、 前記カラー画像形成装置により受像材料上にカラー画像
    を複写形成した後、前記モノクロ電子写真装置により、
    前記カラー画像が複写形成された受像材料上にモノクロ
    画像を複写形成することを特徴とする画像形成方法。 2.原稿のカラー画像を感光材料に像様露光し、該感光
    材料と受像材料とを重ね合わせ化学反応を利用して受像
    材料上にカラー画像を複写形成するカラー画像形成装置
    と、原稿の文字等の線画像を電子写真方式により形成し
    てモノクロ画像を受像材料上に複写形成するモノクロ電
    子写真装置とを有する画像形成装置における画像形成方
    法であって、 前記カラー画像が複写形成される前の受像材料上に前記
    モノクロ電子写真装置によりモノクロ画像を複写形成し
    た後、前記カラー画像形成装置により、前記モノクロ画
    像が複写形成された受像材料上にカラー画像を複写形成
    することを特徴とする画像形成方法。
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