JPH0197561A - アルミニウム磁気ディスク研磨用組成物 - Google Patents

アルミニウム磁気ディスク研磨用組成物

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Publication number
JPH0197561A
JPH0197561A JP62253592A JP25359287A JPH0197561A JP H0197561 A JPH0197561 A JP H0197561A JP 62253592 A JP62253592 A JP 62253592A JP 25359287 A JP25359287 A JP 25359287A JP H0197561 A JPH0197561 A JP H0197561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nickel
polishing
sulfamin
weight
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP62253592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Miyazaki
宮崎 国弘
Takeshi Ishitobi
石飛 健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Publication of JPH0197561A publication Critical patent/JPH0197561A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミニウム(以下アルミと略する)磁気ディ
スクを迅速かつ高精度鏡面に研磨するアルミ磁気ディス
ク用の研磨用組成物に関する。更に詳述すると、アルミ
ブランクス及びアルミサブストレートの上にニッケルソ
ンを無電解等にょシメッキしたニッケルサブストレート
、アルミサブストレートを陽極酸化したアルマイトサブ
ストレート等を研磨するアルミナ質研磨材粉末とスルフ
ァミン酸ニッケルの水溶液からなる水性スラリーの研磨
用組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
アルミ磁気ディスクに対し従来使用されている研磨用組
成物は、アルミナと酸性又はアルカリ性のエッチャント
の水溶液を混合してスラリー状にしたものである。
特開昭61−278587ではアルミナと硫酸ニッケル
と水からなる中性ないし弱酸性である研磨用組成物が開
示されている。また特開昭62−25187にはアルミ
ナと硝酸アルミ等と水からなる強酸性の研磨用組成物が
開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
アルミ磁気ディスクは最近−層の高密度化の必要に迫ら
れておシ、従来以上にピット、突起、スクラッチの少な
い高精度な研磨面の要求が強くなって来ている。又、最
近は価格低下の傾向が著しいため、製造費用の中に占め
る割合の大きい加工費を低減させるために加工能率の高
いことが求められている。従来の弱酸性の研磨用組成物
ではこれら両面の要求に応えることができない。また強
酸性の研磨用組成物は研磨性能は高いが、硝酸根の廃液
処理の問題があり、使用が制限される。
本発明は、これら両面の要求に応える、即ち研磨能率が
高く、高精度な研磨面が得られる研磨用組成物を提供す
ることが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は性能の一層の向上を目的として、スルファミ
ン酸ニッケルと他の各種ニッケル化合物との混合溶液系
について検討を加えた結果、スルファミン酸ニッケルト
硝酸ニッケル又はスルファミン酸ニッケルと硫酸ニッケ
ルの組み合せによって、実用上有用な除去速度の向上が
あることを見出し、本発明を完成させた。すなわち本発
明はアルミナ質研磨材粉末とスルファミン酸二、ケルと
水とさらに硝酸ニッケル又は硫酸ニッケルとからなるア
ルミ磁気ディスク研磨用組成物である。
以下本発明を詳しく述べる。
本件出願人はアルミナと硫酸ニッケルと水とからなる研
磨組成物に代るアルミナとスルファミン酸ニッケルと水
とからなる研磨組成物を出願中であるが、本願はこの出
願中の発明を更に改善することを特徴としている。
アルミナ質研磨材粉末はα−At203などで平均粒子
径が0.5〜10μmのものが好ましい。
スルファミン酸ニッケルはN1(NH2S03)2・2
H20。
硝酸ニッケルはN 1(NO3)2・6H20、硫酸ニ
ッケルはN I SO4・6H20で表わされるもので
ある。
本発明の研磨用組成物はスルファミン酸ニッケルと硝酸
ニッケル又はスルファミン酸ニッケルと硫酸ニッケルの
水溶液にアルミナ質研磨材粉末が懸濁したもので、好ま
しい組成はスルファミン酸ニッケルと硝酸ニッケル又は
スルファミン酸ニッケルと硫酸ニッケルの総量は0.5
〜10重量%であり、そのうちスルファミン酸ニッケル
が重量で50チ以上を占めていることが、さらに好まし
い。
本発明においてスルファミン酸ニッケルは研磨促進剤及
び研磨面を高精度にするため必須であり、これに硝酸ニ
ッケル又は硫酸ニッケルを添加してさらに研磨速度など
の改善を図っている。尚硝酸ニッケルと硫酸ニッケルの
両方を添加しても勿論差し支えなく、本発明は両方の添
加をも含むものである。
又、スルファミン酸を添加して一調整することも可能で
あり、研磨用組成物としての−は4〜7が好ましい。
更に、実際の研磨では、この研磨組成物を原液で使用す
ることは勿論、2〜6倍程度に希釈して使用することも
可能である。但し、スルファミン酸ニッケル、硝酸ニッ
ケル、硫酸ニッケルの合計量の濃度が0.5重量%を下
廻ると研磨能率が低下すると共にスクラッチが多発し易
く、又10重量%を超えても研磨能率の向上は認められ
ず、徒らに材料を消費することになるので0.5〜10
重量%が好ましい。又スルファミン酸ニッケル、硝酸ニ
ッケル、硫酸ニッケル合計量中に占めるスルファミン酸
ニッケルの割合が少ないと研磨能率が余シ向上しないの
で50重量%以上が好ましい。
アルミナ研磨材粉末も同様に1重量%を下廻ると研磨能
率の低下とスクラッチ発生がちシス25重量%を超えて
も研磨能率の向上は認められず、且つ粘度が増大して作
業性が悪くなるので1〜25重量%が好ましい。アルミ
ナ研磨材粉末の平均粒度は0.5μmを下廻ると研磨能
率が低くなシ又10μmを超えると表面粗さが粗くなる
ので0.5〜10μmが好ましい。
〔実施例〕
次に、実施例によシ本発明の詳細な説明する。
以下の実施例における研磨特性は次の様な研磨試験で評
価した。研磨は4ウ工イ式の両面ポリシングマシン(定
盤径φ64 ox)を使用し、定盤にはスェードタイプ
のパッド(昭和ポリシングシステム(株) SPD屋4
235)を貼シ付け、3.5インチのアルミディスク1
0枚を6分間研磨する。研磨条件は、下定盤回転数ニア
 Q rpm 、加工圧カニ100g/cJn、スラリ
ー供給量: 1001i4/m’in、  である。
研磨後、アルミディスクを秤量し、重量減から研磨速度
を求める。又、表面は微分干渉顕微鏡及び10万ルクス
スポツトライトで観察し、スクラッチなどの度合を判定
する。又、表面粗さはランクテーラーホプソン社製のタ
リステップとタリデータ2000で測定する。尚以下の
記述中スルファミン酸ニッケル、硝酸ニッケル、硫酸ニ
ッケルを総称して研磨促進剤という。
〔実施例1〕 平均粒子径1.4μmのアルミナ(α−At203)粉
末を20重量%含有するスラリーにスルファミン酸ニッ
ケル(Ni(NH2S03)2・2H20)を重量%で
2、硝酸ニッケル(Ni(N03)2・6H20)を重
量%で2、総計で4重量多忙なる様に溶解した後、スル
ファミノ酸で−5,5になる様に調整して、本発明の研
磨用組成物を得た。研磨試験はこの研磨用組成物を研磨
徒進剤濃度が1.0になる様に水で希釈して(容量比で
約4倍)実施した。試験の結果を第1表に示す。
〔実施例2〕 実施例と全く同様の方法でスルファミン酸ニッケルの濃
度が3重量%、硝酸ニッケルの濃度が1重量%、総計で
4重量−の本発明の研磨用組成物を得た。研磨試験は実
施例1と同様にエッチャント濃度が1.0になる様に水
で希釈して(容量比で約4倍)実施した。試験の結果を
第1表に示す。
〔実施例3〕 実施例1と全く同様の方法でスルファミン酸ニッケルの
濃度が2重量%、硫酸ニッケル(N i SOa・6H
20)の濃度が2重量%、総計で4重量−の本発明の研
磨用組成物を得た。研磨試験は実施例1と同様エッチャ
ント濃度が1.0になる様に水で希釈して(容量比で約
4倍)実施した。試験の結果を第1表に示す。
〔実施例4〕 実施例1と全く同様の方法でスルファミン酸ニッケルの
濃度が3重量%、硫酸ニッケルの濃度が1重量%、総計
で4重量%の本発明の研磨用組成物を得た。研磨試験は
実施例1と同様エッチャント濃度が1.0になる様に水
で希釈して(容量比で約4倍)実施した。試験の結果を
第1表に示す。
〔比較例1〕 実施例1と全く同様の方法でスルファミン酸ニッケルの
濃度が4重量%の研磨用組成物を得た。
研磨試験は実施例1と同様、エッテヤ/ト濃度が1.0
になる様に水で希釈して(容量比で約4倍)実施した。
試験の結果を第1表に示す。
第1表によれば実施例1〜4のスルファミン酸ニッケル
と硝酸ニッケル及びスルファミン酸ニッケルと硫酸ニッ
ケルを組み合せた研磨用組成物は比較例1のスルファミ
ン酸ニッケル単味の研磨用組成物に比較して研磨速度は
向上し、組み合せ効果のあることを示している。特に、
スルファミン酸ニッケルと硝酸ニッケルの組み合せでは
研磨速度の向上は著しく、面粗さも向上することを示し
ている。
更に、微分干渉顕微鏡による研磨面の観察によれば、特
に実施例1と2では比較例1に比較してスクラッチの本
数は減少し、その幅、深さも小さくなっており、研磨面
の精度向上が認められた。
〔発明の効果〕
本発明によるスル7アミノ酸ニツケルと硝酸ニッケル及
びスルファミン酸ニッケルと硫酸ニッケルを組み合せて
エッチャントとして使用した研磨用組成物はスルファミ
ン酸ニッケルのみをエッチャントとして使用した研磨用
組成物に比較して、イ)研磨速度が増加する 口)スクラッチの本数1幅、深さが小さくなるハ)表面
粗さが小さくなる など加工能率と加工面精度の向上があり、実用上の効果
が大きい。
特許出願人  昭和電工株式会社 代理人 弁理士 菊 地 精 −

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミナ質研磨材粉末、スルファミン酸ニッケル
    、及び水、さらに硝酸ニッケル又は硫酸ニッケルからな
    るアルミニウム磁気ディスク研磨用組成物。
  2. (2)スルファミン酸ニッケルと硝酸ニッケル又はスル
    ファミン酸ニッケルと硫酸ニッケルの組成物中に占める
    割合が0.5〜10重量%であり、その中の50重量%
    以上がスルファミン酸ニッケルである特許請求範囲第1
    項記載のアルミニウム磁気ディスク研磨用組成物。
  3. (3)アルミナ質研磨材粉末の組成物中に占める割合が
    1〜25重量%であり、平均粒子径が0.5〜10μm
    である特許請求範囲第1項又は第2項記載のアルミニウ
    ム磁気ディスク研磨用組成物。
JP62253592A 1987-10-09 1987-10-09 アルミニウム磁気ディスク研磨用組成物 Pending JPH0197561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5226955A (en) * 1992-05-06 1993-07-13 Fumimi Incorporated Polishing composition for memory hard disc

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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