JPH0197400A - シンクロトロン用四極電磁石 - Google Patents
シンクロトロン用四極電磁石Info
- Publication number
- JPH0197400A JPH0197400A JP25595787A JP25595787A JPH0197400A JP H0197400 A JPH0197400 A JP H0197400A JP 25595787 A JP25595787 A JP 25595787A JP 25595787 A JP25595787 A JP 25595787A JP H0197400 A JPH0197400 A JP H0197400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- return yoke
- synchrotron
- quadrupole electromagnet
- prevent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 5
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009738 saturating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、シンクロトロン用四極電磁石に関し、特に
、その小型化に関するものである。
、その小型化に関するものである。
[従来の技術]
第2図は、例えば雑誌(FIFTHINTERNATI
ONALCONFERENCE ON MAGNET
TECIINOLOGY (VT−5) Roma(E
UR) −Italy、April 21−25.19
75)に記載された従来のシンクロトロン装置に用いら
れる四極電磁石を示す断面図である、図において、(1
1はりターンヨーク、(2)は磁極、(3)は励磁用コ
イル、(4)はボア空間である。又、Wはリターンヨー
ク(1)の幅、Wdは四極電磁石の幅である。
ONALCONFERENCE ON MAGNET
TECIINOLOGY (VT−5) Roma(E
UR) −Italy、April 21−25.19
75)に記載された従来のシンクロトロン装置に用いら
れる四極電磁石を示す断面図である、図において、(1
1はりターンヨーク、(2)は磁極、(3)は励磁用コ
イル、(4)はボア空間である。又、Wはリターンヨー
ク(1)の幅、Wdは四極電磁石の幅である。
次に、動作について説明する。
四極電磁石はシンクロトロン装置においてビームの収束
用として用いられる。このビーム収束にはビームの通る
ボア空間に1次の伝記を持つ磁界が必要である。そのた
め、四極電磁石は第2図に示すように、1次の伝記を持
つ磁界を作る4つの磁極(2)、励磁用コイル(3)、
及びリターンヨーク(11から構成されている。ボア空
間(4)内にある範囲でリニアな1次伝記を発生し、か
つリターンヨーク(11が飽和しないためには、四極電
磁石の幅Wdは無制限に小さくできない。次に、シンク
ロトロン装置の土面図の一部を第3図に示す6図におい
て、(6)はビーム軌道、(7)はビームを偏向させる
ための偏向電磁石、(8)は出射装置、(9)はビーム
加速装置からビーム蓄積装置へ向かう出射軌道、(lO
)は四極電磁石、(11)はビームダクトである。ビー
ム計算により図におけるL+、L2の長さが決まり、ま
た、出射装置(8)の磁界とビームのエネルギーからビ
ームの出射軌道(9)の曲げ角θが決まる。ところで、
第3図に示すように、ビームの出射軌道(9)が四極電
磁石が当たらないようにするには、出射装置(8)の磁
界を増やすか、四極電磁石のリターンヨーク(11を飽
和させてリターンヨーク(11の幅Wを狭め、四極電磁
石の幅Wdを狭くするかのどちらかであった。リターン
ヨーク]1)が飽和すると、コイル電流を増さなければ
ならない。
用として用いられる。このビーム収束にはビームの通る
ボア空間に1次の伝記を持つ磁界が必要である。そのた
め、四極電磁石は第2図に示すように、1次の伝記を持
つ磁界を作る4つの磁極(2)、励磁用コイル(3)、
及びリターンヨーク(11から構成されている。ボア空
間(4)内にある範囲でリニアな1次伝記を発生し、か
つリターンヨーク(11が飽和しないためには、四極電
磁石の幅Wdは無制限に小さくできない。次に、シンク
ロトロン装置の土面図の一部を第3図に示す6図におい
て、(6)はビーム軌道、(7)はビームを偏向させる
ための偏向電磁石、(8)は出射装置、(9)はビーム
加速装置からビーム蓄積装置へ向かう出射軌道、(lO
)は四極電磁石、(11)はビームダクトである。ビー
ム計算により図におけるL+、L2の長さが決まり、ま
た、出射装置(8)の磁界とビームのエネルギーからビ
ームの出射軌道(9)の曲げ角θが決まる。ところで、
第3図に示すように、ビームの出射軌道(9)が四極電
磁石が当たらないようにするには、出射装置(8)の磁
界を増やすか、四極電磁石のリターンヨーク(11を飽
和させてリターンヨーク(11の幅Wを狭め、四極電磁
石の幅Wdを狭くするかのどちらかであった。リターン
ヨーク]1)が飽和すると、コイル電流を増さなければ
ならない。
[発明が解決しようとする問題点コ
従来のシンクロトロン用四極電磁石は以りのように構成
されているので、出射軌道が四極電磁石に当たらないよ
うにするには出射装置の磁界を増やすか、リターンヨー
ク(1)の幅を狭くし、リターンヨーク(1)を飽和さ
せて(即ち、コイル電流を増やして)、四極電磁石を狭
くしなければならないなどの問題点があった。
されているので、出射軌道が四極電磁石に当たらないよ
うにするには出射装置の磁界を増やすか、リターンヨー
ク(1)の幅を狭くし、リターンヨーク(1)を飽和さ
せて(即ち、コイル電流を増やして)、四極電磁石を狭
くしなければならないなどの問題点があった。
この発明は−V記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、リターンヨークの幅Wを狭くしないでリタ
ーンヨークな飽和させず、かつビームの出射軌道が四極
電磁石に当たらないようにできるシンクロトロン用四極
電磁石を得ることを目的とする。
れたもので、リターンヨークの幅Wを狭くしないでリタ
ーンヨークな飽和させず、かつビームの出射軌道が四極
電磁石に当たらないようにできるシンクロトロン用四極
電磁石を得ることを目的とする。
し問題点を解決するための手段]
この発明に係るシンクロトロン用四極電磁石は、ビーム
の出射軌道に対向するリターンヨークなボア空間の内側
にわん曲させ、ビーム出射軌道が通過可能となるように
構成したものである。
の出射軌道に対向するリターンヨークなボア空間の内側
にわん曲させ、ビーム出射軌道が通過可能となるように
構成したものである。
[作用]
この発明におけるシンクロトロン用四極電磁石は、ビー
ムと対向するリターンヨークなわん曲させたことにより
、ビーム出射軌道がわん曲部を通過可能となり、リター
ンヨークの幅を狭くしないで、ビームの出射軌道が四極
電磁石に当たらないようにすることができる。
ムと対向するリターンヨークなわん曲させたことにより
、ビーム出射軌道がわん曲部を通過可能となり、リター
ンヨークの幅を狭くしないで、ビームの出射軌道が四極
電磁石に当たらないようにすることができる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明におけるシンクロトロン用四極電磁石の一
実施例を示す構成図である。図において、(5)はビー
ムの出射軌道、(Ia)はリターンヨーク(1)のビー
ム出射軌道(5)と対向するわん曲部で、ボア空間(4
)の内側にわん曲している。
図はこの発明におけるシンクロトロン用四極電磁石の一
実施例を示す構成図である。図において、(5)はビー
ムの出射軌道、(Ia)はリターンヨーク(1)のビー
ム出射軌道(5)と対向するわん曲部で、ボア空間(4
)の内側にわん曲している。
(2)〜(4)は従来装置と同一、または相当部分を示
す。
す。
次に動作について説明する。
四極電磁石のリターンヨーク(1)は、従来装置と同様
の幅Wで構成され、ヨーク(1)のビーム出射軌道と対
向する部分をボア空間(4)の内側にわん曲して構成し
ており、このわん曲部(1a)においてビーム出射軌道
(5)を通過させることができる。
の幅Wで構成され、ヨーク(1)のビーム出射軌道と対
向する部分をボア空間(4)の内側にわん曲して構成し
ており、このわん曲部(1a)においてビーム出射軌道
(5)を通過させることができる。
このため、ビームの出射軌道(5)はこのわん曲部(l
a)において、四極電磁石に近ずけることが61能とな
り、四極電磁石とビーム出射軌道(5)が当たらないよ
うにできる。更に、リターンヨークf1)の幅Wは変え
ないので、リターンヨーク(11は飽和せず、従ってコ
イル電流を増やす必要はない。
a)において、四極電磁石に近ずけることが61能とな
り、四極電磁石とビーム出射軌道(5)が当たらないよ
うにできる。更に、リターンヨークf1)の幅Wは変え
ないので、リターンヨーク(11は飽和せず、従ってコ
イル電流を増やす必要はない。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、磁極、励磁用コイル
、及びリターンヨークな備え、中央部にボア空間を構成
するシンクロトロン用四株電磁石において、ビーム出射
軌道に対向するリターンヨークをボア空間の内側にわん
曲させ、ビーム出射軌道を通過可能としたことにより、
リターンヨークの幅を狭くすることなく、ヨークを飽和
させたり出射装置の磁界を増したすせずに、シンクロト
ロンのビーム出射軌道が四極電磁石に当たらないように
できるシンクロトロン用四極電磁石が得られる効果があ
る。
、及びリターンヨークな備え、中央部にボア空間を構成
するシンクロトロン用四株電磁石において、ビーム出射
軌道に対向するリターンヨークをボア空間の内側にわん
曲させ、ビーム出射軌道を通過可能としたことにより、
リターンヨークの幅を狭くすることなく、ヨークを飽和
させたり出射装置の磁界を増したすせずに、シンクロト
ロンのビーム出射軌道が四極電磁石に当たらないように
できるシンクロトロン用四極電磁石が得られる効果があ
る。
第1図はこの発明の一実施例によるシンクロトロン用四
極電磁石を示す構成図、第2図は従来のシンクロトロン
用四極電磁石を示す構成図、第3図はシンクロトロン装
置の一部を示す上面図である。 +11 ・・・リターンヨーク、(Ia)・・・わん
曲部、(2)・・・磁極、(3)・・・励磁用コイル、
(4)・・・ボア空間、(5)・・・ビーム出射軌道。 なお、図中、同一符号は同一、又は、相当部分を示す。 第 1 図 第 2 図 第 3 図 ム!−− l:リターンヨーク 1a:わん曲部 2:磁極 3:励磁用コイル 4:ボア空間 θ 一° コ Wd 。 ト 。。 寛
極電磁石を示す構成図、第2図は従来のシンクロトロン
用四極電磁石を示す構成図、第3図はシンクロトロン装
置の一部を示す上面図である。 +11 ・・・リターンヨーク、(Ia)・・・わん
曲部、(2)・・・磁極、(3)・・・励磁用コイル、
(4)・・・ボア空間、(5)・・・ビーム出射軌道。 なお、図中、同一符号は同一、又は、相当部分を示す。 第 1 図 第 2 図 第 3 図 ム!−− l:リターンヨーク 1a:わん曲部 2:磁極 3:励磁用コイル 4:ボア空間 θ 一° コ Wd 。 ト 。。 寛
Claims (1)
- 磁極、励磁用コイル、及びリターンヨークを備え、中
央部にボア空間を構成するシンクロトロン用四極電磁石
において、ビーム出射軌道に対向する上記リターンヨー
クを上記ボア空間の内側にわん曲させ、上記ビーム出射
軌道を通過可能としたことを特徴とするシンクロトロン
用四極電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25595787A JPH0197400A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | シンクロトロン用四極電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25595787A JPH0197400A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | シンクロトロン用四極電磁石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197400A true JPH0197400A (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=17285929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25595787A Pending JPH0197400A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | シンクロトロン用四極電磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0197400A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110191566A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-08-30 | 中国科学技术大学 | 一种磁场梯度可调变的二四极组合磁场弯转磁铁 |
-
1987
- 1987-10-08 JP JP25595787A patent/JPH0197400A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110191566A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-08-30 | 中国科学技术大学 | 一种磁场梯度可调变的二四极组合磁场弯转磁铁 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2896188B2 (ja) | 荷電粒子装置用偏向電磁石 | |
JPH0668995A (ja) | シンクロトロン放射光源装置 | |
JPS62272437A (ja) | イオン注入装置用質量分析装置 | |
JPH0197400A (ja) | シンクロトロン用四極電磁石 | |
GB1461521A (en) | Focusing magnet | |
US3388359A (en) | Particle beam focussing magnet with a septum wall | |
JPH04322099A (ja) | 荷電粒子装置 | |
JP2600109B2 (ja) | 正イオン、負イオン両用入射装置 | |
JP3206506B2 (ja) | 永久磁石により磁界にオフセットを付けた分析磁石を有するイオン注入装置 | |
JPH0319664B2 (ja) | ||
JP2699251B2 (ja) | 磁場発生装置 | |
US5486801A (en) | Spherical magnet structure for use in synchrotron radiation source | |
JPS62213099A (ja) | 加速器 | |
JPH01282499A (ja) | 荷電粒子装置用偏向電磁石 | |
JP2700687B2 (ja) | ウィグラー装置 | |
JP2758686B2 (ja) | 荷電粒子装置用常電導電磁石 | |
JPS5749150A (en) | Electromagnetic focussing cathode-ray tube | |
JPH0122240Y2 (ja) | ||
JPH0431800A (ja) | ウィグラー装置 | |
JP2993185B2 (ja) | 荷電粒子ビーム輸送装置 | |
WO2002054442A3 (en) | Ion beam collimating system | |
JPS61190840A (ja) | イオン注入装置 | |
JPH02168200A (ja) | 偏向電磁石 | |
JPH04262298A (ja) | 荷電粒子偏向装置 | |
JPH04292844A (ja) | 質量分析装置 |