JPH0197040A - 送受話器付き留守番電話機に於ける受話器の多目的利用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野コ 本発明は、送受話器付き留守番電話機に於ける受話器を
１通常の通話時に於ける受信音声発生用の他に、留守番
電話機に備わる諸種の音声出力発生用に、或いは発呼者
の呼出し音発生用等多目的に利用せしめる方法に関する
。

［従来の技術］ 従来の送受話器付き留守番電話機は、細部は省略するが
、第３図に示される如く、電話回線に接続され且つ送話
器２′及び受話器３″を有してなる送話器１′と接続さ
れた通常の通話機能をなし得るスピーチネットワーク５
′と、発信者に対するメツセージの応答１発信者のメー
セッジの録音或いは受信メツセージの再生等の留守番電
話機に備わる本来の機能を果たす留守番電話録音再生回
路６″と、呼出し音発生回路８′等からなる。１０′は
送受話器１′の着脱（オンフック及びオフフック）時に
、その自重等によりメカニカルに断続するスイッチ機構
を有するフックスイッチである。留守番電話録音再生回
路６′の録音内容等の再生は音声出力アンプ７′を介し
て１通常、留守番電話機本体１１′に内設されてなるス
ピーカ１４′により可聴音とされ、また１発呼者による
呼出し音は１６’の如く、圧電ブザー１５′を鳴らすも
の、或いは１７′の如く、適宜なインピーダンスマツチ
ングトランス９″を介して前述したスピーカ１４′を併
用して鳴らすものがある。

［発明が解決しようとする問題点］ 前述した従来の送受話器付き留守番電話機は。

圧電ブザー１５′は兎も角Ｊスピーカ１４′は留守番電
話機本体内にて多大なスペースを費し、留守番電話機総
体が自由なデザイン発想を加えつつ、コンパクト化する
に、或いは大型化するを避けつつ他の高付加機構を追加
するに、或いはコストダウン化するに支障を来たしてい
た。

本発明は取上の１問題点に鑑みてなされたものであり、
送受話器の受話器を、留守番電話機に備わる音声出力可
聴用に或いは発呼者による呼出し音発生等、多目的に利
用せしめる送受話器付き留守番電話機に於ける受話器の
多目的利用方法を提供せんとするするものである。

［問題点を解決するための手段］ 前述した問題点は、留守番電話録音再生回路等を有して
なる留守番電話機本体と、該留守番電話機本体に着脱自
在な送受話器からなる送受話器付き留守番電話機に於い
て、前記送受話器と、前記留守番電話機本体に於ける前
記送受話器の着装部位間に、前記送受話器の着脱操作に
応じて動作する磁気スイッチを設け、前記送受話器の着
装時には前記送受話器の受話器を留守番電話機に備わる
音声出力発生用と呼出し音発生用の双方若しくは何れか
一方に利用したことを特徴とする送受話器付き留守番電
話機に於ける受話器の多目的利用方法によって解決され
るものである。

［実施例］ 以下、実施例に基づいて本発明の方法を詳述する。

第１図は本発明の一実施例を示す概略説明図であり、第
２図は本発明に係る磁気スイッチと送受話器の関係の一
実施例を示す概略縦断面図である。

第１図に於いて、スピーチネットワーク５．留守番電話
録音再生回路６、音声出力アンプ７、呼出し音発生回路
８等は、概略第３図で述べた如き通常の手法で構成され
た機器である。送話器２及び受話器３を有してなる送受
話器１は、留守番電話録音再生回路６等を有してなる留
守番電話機本体１１の予め定められた着装部位に着脱自
在に着装される。

４ａは、マグネットその他磁力線の近接により接点の切
換動作がなされる磁気スイッチによる接点回路である。

磁気スイッチ４は、送受話器１と。

留守番電話機本体１１に於ける送受話器１の着装部位間
に設けられ、送受話器ｌの着脱操作に応じて接点回路４
ａの切換動作がなされる。磁気スイッチ４は、リードス
イッチ、或いは磁気感知コイル等を利用して磁力線の有
無を感知して動作するスイッチ類が含まれ、リードスイ
ッチであれば、接点が密閉封入されており、！１埃、湿
気、腐蝕性ガス等の外部環境の悪影響を防止することが
でき、動作信頼性並びに耐久性等が向上する。

磁気スイッチ４と送受話器１との関係は第２図に示され
る如く、留守番電話機本体１１に於ける送受話器１の着
装部位１３に磁気スイッチ４が設けられ、送受話器１の
禰サイドにマグネット１２が固設されたものであり、送
受話器をオンフック或いはオフフックすることにより、
磁気スイッチ４の接点が切り換わるものである。

尚、第２図に於いてマグネット１２が両サイドに固設さ
れた理由は、送受話器１が何れの方向に着装されても磁
気スイッチ４が動作されるためであり、送受話器１の着
装に方向性を有している場合或いは送受話器１の中央部
等に於いてはマグネットは単一で良い。また、マグネッ
トの代わりに、受話器３若しくは送話器２が、ダイナミ
ック型であ九ば、その磁力線の方向を利用して磁気スイ
ッチ４を動作させても良い。また、磁気スイッチ４は、
前例とは逆に、送受話器１側に設けられても良い。

送受話器１の着装（オンフック）時には、磁気スイッチ
４による接点回路４ａは、ａ　−ｃ間が導通され、留守
番電話機に備わる音声出力、即ち受信メツセージの再生
、発信者向けの応答メツセージの再生（応答メツセージ
の確認等のため自己再生すること）、留守番電話機応答
中のモニター（図示しないが、別途に、モニタースイッ
チ等が配設される）、或いはダイヤル発信者のモニター
等が留守番電話録音再生回路６及び音声出力アンプ７及
びインピーダンスマツチングトランス９を介して受話器
３にて周囲空間に伝播するに充分な音圧レベルを有する
可聴音として発生される。同様に、　ａ−ｃ間の導通状
態に於いては、発呼者による呼出し音の発生は、呼出し
音発生回路８及びインピーダンスマツチングトランス９
を介して受話器３にて充分な音圧レベルを有する可聴音
として発生されるものである。

一方、送受話器１のオフフック時には、磁気スイッチ４
による接点回路４ａは、ｂ　−ｃ間が導通され、通話等
通常の留守番電話機の機能が発揮される。

本発明に於いては、磁気スイッチ４或いはそれを基にし
た二次的なスイッチング機！（半導体回路、リレー回路
等の応用）がフックスイッチ１゜を兼ねることができる
と共に、逆にフックスイッチ１０が磁気スイッチ４であ
り、それを基にした二次的なスイッチング機構により、
接点回路４ａが形成されても良い。何れにしても、接点
回路４ａは、直接１間接を問わず、磁気スイッチ４の動
作により切り換わるものである。尚、付言すれば、接点
回路４ａを動作させるスイッチが送受話器１を取り上げ
（オンフック）だ際に、操作者が手指等で操作で、きる
スイッチ（例えば、従来採用さ九た送受話器１の自重等
によりメカニカルに断続するスイッチ等）であれば、操
作者が受話器３を耳元に当接した状態で当該スイッチを
手指等で押した際に偶々着信時のベル音が鳴る可能性が
あり、その際に耳に障害を与えることもあることから、
接点回路４ａを動作せしめるスイッチとして手指等で容
易に切り換えることができない磁気スイッチが採用され
たものである。

［発明の作用及び効果］ 上述した如く１本発明による送受話器付き留守番電話機
に於ける受話器の多目的利用方法によれば、送受話器と
、留守番電話機本体の送受話器着装部位間に磁気スイッ
チを設け、それにより動作する接点回路により、送受話
器の着装時（オンフック時）には、受話器を留守番電話
機に備わる各種の音声出力発生用と呼出し音発生用の双
方若しくは何れか一方に利用可能となり、受話器を単な
る通話時の受信音声発生用のみの利用に留まらず多目的
に利用可能せしめたものである。

即ち、本発明によれば、従来の留守番電話機にあっては
必須とされていた多大なスペースを費やすスピーカ並び
に圧電ブザーは全く不要となり、部品コストの低減及び
配線作業等の簡略化がなされると共に、留守番電話機が
一層自由な発想の下にブザイニングが可能とされ且つコ
ンパクト化し得るものとなり、或いは従来のスピーカ等
の占めたスペースに他の高付加機構を加え、留守番電話
機の総体の大型化するを避けつつ高機能化するも極めて
容易となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略説明図。 第２図は本発明に係る磁気スイッチと送受話器の関係の
一実施例を示す一部省略概略縦断面図、第３図は従来の
送受話器付き留守番電話機の概略説明図である。 １・・・送受話器　　２・・・送話器　　３・・・受話
器４・・・磁気スイッチ　　４ａ・・・磁気スイッチに
よる接点回路　　６・・・留守番電話録音再生回路１１
・・・留守番電話機本体　　１２・・・マグネット１３
・・・着装部位

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）留守番電話録音再生回路等を有してなる留守番電
   話機本体と、該留守番電話機本体に着脱自在な送受話器
   からなる送受話器付き留守番電話機に於いて、前記送受
   話器と、前記留守番電話機本体に於ける前記送受話器の
   着装部位間に、前記送受話器の着脱操作に応じて動作す
   る磁気スイッチを設け、前記送受話器の着装時には前記
   送受話器の受話器を留守番電話機に備わる音声出力発生
   用と呼出し音発生用の双方若しくは何れか一方に利用し
   たことを特徴とする送受話器付き留守番電話機に於ける
   受話器の多目的利用方法。
2. （２）磁気スイッチがリードスイッチからなることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の送受話器付き留守
   番電話機に於ける受話器の多目的利用方法。
3. （３）受話器若しくは送話器が、ダイナミック型であり
   、その磁力線の方向を利用して磁気スイッチを動作せし
   めることを特徴とする特許請求の範囲第１項及び第２項
   記載の送受話器付き留守番電話機に於ける受話器の多目
   的利用方法。