JPH0195847A - 連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法 - Google Patents
連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法Info
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- JPH0195847A JPH0195847A JP25437487A JP25437487A JPH0195847A JP H0195847 A JPH0195847 A JP H0195847A JP 25437487 A JP25437487 A JP 25437487A JP 25437487 A JP25437487 A JP 25437487A JP H0195847 A JPH0195847 A JP H0195847A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法に関し、連
続鋳造の分野で利用される。
続鋳造の分野で利用される。
従来の連続鋳造の鋳型の冷却水系を第２図により説明す
る。鋳型２から排出した冷却水は戻水槽４で貯められ、
昇圧ポンプ６を経て再び鋳型２へと循環する。鋳造開始
前に冷却水を鋳型２ｃζ循環すると鋳型２の表面が冷却
され室温より下り、大気中の水分が鋳型２の表面に結露
する。特に、水平連鋳においては、特開昭５８−１３８
５４４に開示されている如く、鋳型と溶鋼を貯えるタン
デイツシュは一体型であり、鋳造開始前にタンデイツシ
ュを予熱するとその排気が鋳型内に流入し、前記の如く
鋳型が冷却されていると多量の結露を生じやすい。この
結露した鋳型２に高温の溶鋼を注入すると、水蒸気爆発
を生じ非常に危険である。
る。鋳型２から排出した冷却水は戻水槽４で貯められ、
昇圧ポンプ６を経て再び鋳型２へと循環する。鋳造開始
前に冷却水を鋳型２ｃζ循環すると鋳型２の表面が冷却
され室温より下り、大気中の水分が鋳型２の表面に結露
する。特に、水平連鋳においては、特開昭５８−１３８
５４４に開示されている如く、鋳型と溶鋼を貯えるタン
デイツシュは一体型であり、鋳造開始前にタンデイツシ
ュを予熱するとその排気が鋳型内に流入し、前記の如く
鋳型が冷却されていると多量の結露を生じやすい。この
結露した鋳型２に高温の溶鋼を注入すると、水蒸気爆発
を生じ非常に危険である。
従って鋳造開始前に鋳型表面を乾燥状態にしておくこと
は、水蒸気爆発を回避する上で必要不可欠である。従来
、鋳型表面の結露を防止し乾燥状態とする方法として、
特開昭６１−１８２８５４では乾燥気体を鋳型表面に吹
き付ける方法が、また特開昭６１−１８９８４７では鋳
型表面を所要温度に加熱する方法が提案されている。し
かし、前者は気体乾燥設備を必要とし、場合（こよって
は不活性ガスの使用により高価となり、後者は加熱設備
が必要であり、いずれも多額の設備費を必要とする。
は、水蒸気爆発を回避する上で必要不可欠である。従来
、鋳型表面の結露を防止し乾燥状態とする方法として、
特開昭６１−１８２８５４では乾燥気体を鋳型表面に吹
き付ける方法が、また特開昭６１−１８９８４７では鋳
型表面を所要温度に加熱する方法が提案されている。し
かし、前者は気体乾燥設備を必要とし、場合（こよって
は不活性ガスの使用により高価となり、後者は加熱設備
が必要であり、いずれも多額の設備費を必要とする。
本発明の目的は、上記従来技術と異なり、特別の燃焼設
備等を必要とせず、既設の蒸気配管を利用した軽便な装
置による連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法を提供する
にある。
備等を必要とせず、既設の蒸気配管を利用した軽便な装
置による連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法を提供する
にある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の要
旨とするところは次の如くである。
旨とするところは次の如くである。
すなわち、冷却水を内部に循環する連続鋳造用鋳型にお
いて、鋳造開始前に前記冷却水系の一部に蒸気を吹き込
んで加熱し前記鋳型に循環し該鋳型の表面を昇温するこ
とを特徴とする連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法であ
る。
いて、鋳造開始前に前記冷却水系の一部に蒸気を吹き込
んで加熱し前記鋳型に循環し該鋳型の表面を昇温するこ
とを特徴とする連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法であ
る。
本発明法で使用する装置を第１図により説明する。鋳型
２から戻水槽４への途中に集水槽８を設け、集水槽８か
ら戻水槽４への配管の途中に分岐管１０を設は昇圧ポン
プ６の入側配管に接続する。
２から戻水槽４への途中に集水槽８を設け、集水槽８か
ら戻水槽４への配管の途中に分岐管１０を設は昇圧ポン
プ６の入側配管に接続する。
また、集水槽８には蒸気吹き込み装置１２を設け、鋳型
２の表面および分岐管１０にはそれぞれ温度計１４．１
６を設ける。更に戻水槽４の入側配管にはオン−オフ弁
１８、戻水槽４の出側の配管および分岐管１０にはそれ
ぞれ逆止弁２０を設ける。
２の表面および分岐管１０にはそれぞれ温度計１４．１
６を設ける。更に戻水槽４の入側配管にはオン−オフ弁
１８、戻水槽４の出側の配管および分岐管１０にはそれ
ぞれ逆止弁２０を設ける。
次に上記の装置を使用する本発明の詳細な説明する。鋳
造開始前において、鋳型表面温度ｔ１を温度計１４にて
測定し、室温より低い場合は集水槽８に蒸気吹き込み装
置１２によって蒸気を吹き込み、冷却水を加熱すると同
時に、オン−オフ弁１８を閉とし加熱した冷却水を分岐
管１０を介して鋳型２に循環させ鋳型表面を昇温させる
。分岐管１０に設けられた温度計１６で冷却水温ｔ２を
室温より所定温度だけ高くなるように蒸気吹き込み装置
１２を制御する。鋳造開始直前に蒸気吹き込み装置１２
を停止し、オン−オフ弁１８を開とし、通常の冷却系統
により鋳型２を冷却する。本発明においては冷却水を加
熱して鋳型２の表面温度を大気の露点より高くするので
、鋳型２の表面は結露せず乾燥状態であり安心して鋳造
を開始することができる。
造開始前において、鋳型表面温度ｔ１を温度計１４にて
測定し、室温より低い場合は集水槽８に蒸気吹き込み装
置１２によって蒸気を吹き込み、冷却水を加熱すると同
時に、オン−オフ弁１８を閉とし加熱した冷却水を分岐
管１０を介して鋳型２に循環させ鋳型表面を昇温させる
。分岐管１０に設けられた温度計１６で冷却水温ｔ２を
室温より所定温度だけ高くなるように蒸気吹き込み装置
１２を制御する。鋳造開始直前に蒸気吹き込み装置１２
を停止し、オン−オフ弁１８を開とし、通常の冷却系統
により鋳型２を冷却する。本発明においては冷却水を加
熱して鋳型２の表面温度を大気の露点より高くするので
、鋳型２の表面は結露せず乾燥状態であり安心して鋳造
を開始することができる。
長さ左右へ各５００１１ＩＩ１１１幅１５０ｍの連続鋳
造鋳型において、鋳造開始前の鋳型の表面温度が１２℃
、大気の露点が１５℃であったので、本発明法により集
水槽の冷却水に蒸気を吹き込んで５０℃に加熱し、その
加熱した冷却水を鋳型に循環したところ、鋳型の表面温
度は２５℃となり表面の結露を防止することができた。
造鋳型において、鋳造開始前の鋳型の表面温度が１２℃
、大気の露点が１５℃であったので、本発明法により集
水槽の冷却水に蒸気を吹き込んで５０℃に加熱し、その
加熱した冷却水を鋳型に循環したところ、鋳型の表面温
度は２５℃となり表面の結露を防止することができた。
本発明は上記実施例からも明らかな如く、鋳造開始前に
おいて、鋳型に循環する冷却水の一部に蒸気を吹き込ん
で加熱し、加熱された冷却水を鋳型に循環して、鋳型の
表面温度を大気の露点より高くして鋳型表面への結露を
防止し、水蒸気爆発の恐れのない安全な鋳造作業を達成
することができた。
おいて、鋳型に循環する冷却水の一部に蒸気を吹き込ん
で加熱し、加熱された冷却水を鋳型に循環して、鋳型の
表面温度を大気の露点より高くして鋳型表面への結露を
防止し、水蒸気爆発の恐れのない安全な鋳造作業を達成
することができた。
第１図は本発明法で使用する鋳型冷却水系の配置図、第
２図は従来の鋳型冷却水系の配置図である。 ２・・・鋳型 ８・・・集水槽１０・・・分
岐管 １２・・・蒸気吹き込み装置１４．１６・
・・温度計
２図は従来の鋳型冷却水系の配置図である。 ２・・・鋳型 ８・・・集水槽１０・・・分
岐管 １２・・・蒸気吹き込み装置１４．１６・
・・温度計
Claims (1)
- （１）冷却水を内部に循環する連続鋳造用鋳型において
、鋳造開始前に前記冷却水系の一部に蒸気を吹き込んで
加熱し前記鋳型に循環し該鋳型の表面を昇温することを
特徴とする連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25437487A JPH0195847A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | 連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25437487A JPH0195847A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | 連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0195847A true JPH0195847A (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=17264103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25437487A Pending JPH0195847A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | 連続鋳造用鋳型表面の結露防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0195847A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04172149A (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-19 | Nippon Steel Corp | 水平連続鋳造方法 |
| EP2266726A3 (de) * | 2009-06-03 | 2015-01-21 | Egon Evertz K.G. (GmbH & CO) | Verfahren zur Regelung der Flüssigkeitskühlung von Stranggießkokillen |
| US9066026B2 (en) | 2001-11-01 | 2015-06-23 | Sony Corporation | Electronic unit, communication system and method, information processing terminal and method, and information processing apparatus and method |
-
1987
- 1987-10-08 JP JP25437487A patent/JPH0195847A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04172149A (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-19 | Nippon Steel Corp | 水平連続鋳造方法 |
| US9066026B2 (en) | 2001-11-01 | 2015-06-23 | Sony Corporation | Electronic unit, communication system and method, information processing terminal and method, and information processing apparatus and method |
| US9825998B2 (en) | 2001-11-01 | 2017-11-21 | Sony Corporation | Electronic unit, communication system and method, information processing terminal and method, and information processing apparatus and method |
| US10270814B2 (en) | 2001-11-01 | 2019-04-23 | Sony Corporation | Electronic unit, communication system and method, information processing terminal and method, and information processing apparatus and method |
| EP2266726A3 (de) * | 2009-06-03 | 2015-01-21 | Egon Evertz K.G. (GmbH & CO) | Verfahren zur Regelung der Flüssigkeitskühlung von Stranggießkokillen |
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