JPH0195035A - タイヤ成形装置 - Google Patents

タイヤ成形装置

Info

Publication number
JPH0195035A
JPH0195035A JP62251964A JP25196487A JPH0195035A JP H0195035 A JPH0195035 A JP H0195035A JP 62251964 A JP62251964 A JP 62251964A JP 25196487 A JP25196487 A JP 25196487A JP H0195035 A JPH0195035 A JP H0195035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
bead
arcuate segments
radial direction
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62251964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2519069B2 (ja
Inventor
Seiichiro Nishide
西出 誠一郎
Shigeoki Usami
宇佐美 重興
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP62251964A priority Critical patent/JP2519069B2/ja
Priority to US07/252,203 priority patent/US4923553A/en
Publication of JPH0195035A publication Critical patent/JPH0195035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519069B2 publication Critical patent/JP2519069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/32Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/32Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
    • B29D2030/3221Folding over means, e.g. bladders or rigid arms
    • B29D2030/3242Folding over means, e.g. bladders or rigid arms and with means for pressing the bladder against the ply material, e.g. bladder guide shoes, cages, arms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 辛−の1 この発明は、複数サイズのタイヤを成形することができ
るタイヤ成形装置に関する。
【釆立且遣 従来のタイヤ成形装置としては、例えば特公昭47−2
1838号公報に記載されているようなものが知られて
いる。このものは、タイヤ構成部材が貼付けられる成形
ドラムと、成形ドラムの軸方向に移動可能で内周側から
把持したビードを前記タイヤ構成部材上の所定位置に打
込む環状をしたビードリングと、成形ドラムの軸方向に
移動可能でビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構
成部材をブラダ−を介してビードの周りに折返す環状の
折返しホルダーと、を備え、各ビードリングは周方向に
離れた複数個の弧状セグメントに分割されるとともに、
揺動によって半径方向に移動可能となっており、一方、
折返しホルダーは周方向に連続している。そして、この
ようなタイヤ成形装置によってタイヤを成形する場合に
は、まず、成形ドラム上にタイヤ構成部材を貼付けた後
、ビードを内周側から把持したビードリングを軸方向内
側に移動させ、タイヤ構成部材上の所定位置に該ビード
を打込む0次に、ビードリングを軸方向゛外側に移動さ
せることにより折返しホルダーを押し拡げ、これにより
、ビードリングを半径方向外側に退避させるようにして
いる。次に、ブラダ−を膨張させながら折返しホルダー
を軸方向内側に移動させ、該ブラダ−によりビードの打
込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材をビードの周
りに折返すようにしている。
が  ・    う   るAJAへ このように従来のタイヤ成形装置は、折返しホルダーが
周方向に連続した環状を呈しており、一方、ビードリン
グは周方向に複数個に分割されるとともに半径方向に移
動可能となっているが、これは折返しの際にビードリン
グがブラダ−に干渉するのを阻止するためになされたも
のである。
このようなことから、従来のタイヤ成形装置は、1つの
サイズのタイヤしか成形することができないのである。
このため、この装置によって異なったサイズのタイヤを
成形しようとする場合には、サイズの変更の毎に、ビー
ドリングおよび折返しホルダーを当該タイヤサイズに合
致するものに多大の労力、時間をかけて交換する必要が
あり、作業能率が大幅に低下するとともに、多種類のビ
ードリング、折返しホルダーが必要とな、って製作費が
高くなるという問題点がある。また、ビードリングの径
が予め任意に設定されたままなので、ビードの径のバラ
ツキは即、ビードとビードリングとの芯ズレという品質
不良につながるという問題点もある。
。 占    るた このような問題点は、第1に、タイヤ構成部材が貼付け
られる成形ドラムと、成形ドラムの軸方向に移動可能で
内周側から把持したビードを前記タイヤ構成部材上の所
定位置に打込む環状をしたビードリングと、成形ドラム
の軸方向に移動可能でビード打込み位置より軸方向外側
のタイヤ構成部材をブラダ−を介してビードの周りに折
返す環状の折返しホルダーと、を備えたタイヤ成形装置
において、前記ビードリングおよび折返しホルダーを周
方向に離れた複数個の弧状セグメントに分割するととも
に、これら弧状セグメントを半径方向に移動可能に支持
するガイド手段を設け、かつ、前記弧状セグメントを半
径方向に同期移動させてタイヤの各サイズに対応する半
径方向位置まで到達させる移動手段を設けるとともに、
タイヤ構成部材折返しの際に弧状セグメントがブラダ−
から受ける反力に対抗し、これら弧状セグメントの半径
方向外側への移動を規制する規制手段を設け、各サイズ
におけるタイヤの成形に必要な弧状セグメントの移動も
前記移動手段により行なうことにより、第2に、前記構
成に加えて、ビードリングと折返しホルダーとを一体形
成することにより解決することができる。
正月 まず、成形ドラムの周囲にカーカス等のタイヤ構成部材
を貼付ける0次に、ビードリングの弧状セグメントにビ
ードを供給した後、これら弧状セグメントをガイド手段
にガイドさせながら移動手段によって半径方向外側に移
動させる。これにより、ビードは内周側から全弧状セグ
メントによって把持され、ビードリングとビードとか正
確に芯合わせされg。次に、ビードを把持したビードリ
ングを軸方向内側に移動させ、ビードをタイヤ構成部材
上の所定位置まで搬送して打込む0次に、ビードリング
を軸方向外側に移動させた後、移動手段により折返しホ
ルダーの弧状セグメントをガイド手段にガイドさせなが
ら半径方向に移動させ、折返しホルダーを設定径になす
とともに、ブラダ−を膨張させる0次に、弧状セグメン
トを軸方向内側に移動させ、折返しホルダーによりビー
ド打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材をブラダ
−を介してビードの周りに折返す。この際、各弧状セグ
メントはブラダ−から半径方向外側に向かう反力を受け
るため、半径方向外側に移動しようとするが、規制手段
がこの反力に対抗し、これら弧状セグメントの半径方向
外側への移動を規制する。この結果、タイヤ構成部材の
折返しが正確に行なわれるとともに、弧状セグメントの
異なったサイズへの移動も防止される0次に、弧状セグ
メントを軸方向外側に移動させる0次に、異なったサイ
ズのタイヤを成形する場合には、移動手段を作動して前
記弧状セグメントを半径方向に同期移動させ、成形を行
なうタイヤのサイズに対応する半径方向位置にこれら弧
状セグメントを到達させる0次に、再び、前述と同様に
して異なったサイズのタイヤを成形する。このように、
この発明では、弧状セグメントを半径方向に移動させる
だけで異なったサイズのタイヤ成形が可能となり、生産
能率が向上する。しかも、1台の装置で複数サイズのタ
イヤ成形が可能となり、製作費も安価となる。さらに、
第2発明にあっては、ビードリングと折返しホルダーと
を一体形成したので、ガイド手段、移動手段、規制手段
を共用することができ、装置が簡単安価となるとともに
、これらの弧状セグメントの半径方向位置を同時に変更
することができ作業能率も向上する。
見上1 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、 1はタイヤ成形装置2のベースであ
り、このベース 1には支持フレーム 3を介して拡縮
径可能で回転可能な成形ドラム4が支持されている。そ
して、この成形ドラム4の周囲には空気入りタイヤを構
成するタイヤ構成部材5、例えばカーカスプライが貼付
けられている。
また、前記成形ドラム4は軸方向両端部にブラダ−6を
有し、これらのブラダ−8は膨張したときタイヤ構成部
材5を折り返す(第6図(b)参照)。ベース 1上で
成形ドラム4の下方には成形ドラム4の軸線と平行なレ
ール11が敷設され、これらのレール11にはスライド
フレーム12.13が成形ドラム4の軸方向両側にそれ
ぞれ位置した状態で摺動可能に支持されている。スライ
ドフレーム12には図示していないシリンダのピストン
ロッド14の先端が連結され、一方、スライドフレーム
13にはシリンダ15のピストンロッドlBの先端が連
結されている。この結果、前記シリンダおよびシリンダ
15のピストンロッド14および18が突出したり引っ
込んだりすると、スライドフレーム12.13は成形ド
ラム4の軸方向に移動する。前記スライドフレーム12
.13の互いに対向する内面には第2.3.4図に示す
ようにそれぞれ同心円上に配置された外リング17およ
び内リング18が取り付けられ、これら外リング17と
内リング18との間にはカムリング18が回動可能に介
装されている。外リング17と内リング1日とには2個
で1組となるガイド手段としてのガイド20が複数組取
り付けられ、これらガイド20は半径方向に延びるとと
もに、円周方向に等距離離れて配置されている。26は
ビードリング27と折返しホルダー28とを一体形成し
て構成した環状の組合せ体であり、この結果、組合せ体
26はビード29を内周側から把持してタイヤ構成部材
5上の所定位置に打込むビードリングとしての機能と、
ビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材5を
ブラダ−6を介してビード29の周りに折返す折返しホ
ルダーとしての機能を備えていることになる。このよう
に、ビードリング27と折返しホルダー28とを一体形
成すると、後述するガイド手段、移動手段、規制手段を
共用することができるので、装置が簡単安価となるとと
もに、後述する弧状セグメントの半径方向位置を同時に
変更することができ作業能率も向上する。前述のような
2つの機能を果すため、組合せ体26はビード29を吸
着する磁石30およびビード29の内周に係合する小突
起31を半径方向内端部に有し、また、ブラダ−6の半
径方向膨出を阻止する大突起32を半径方向中央部に有
している。また、前記組合せ体2Bは周方向に等圧gI
glれた複数個(ガイド20の組数と同数)の弧状セグ
メント36に分割され、これら弧状セグメント36間に
は微小間隔37が形成されている。各弧状セグメント3
6に取り付けられたガイドブロック3日は前記ガイド2
0に両側から挟持され、これにより、各弧状セグメント
3Bはガイド20に半径方向に移動可能に支持される。
前記カムリング19には弧状セグメント36と同数のカ
ム溝41が形成され、これらのカム溝41は弧状セグメ
ン)38に対向して配置されている。各カム溝41は半
径方向に対して一方向、即ち矢印A方向に傾斜しており
、また、その半径方向内端部および半径方向中央部に大
略接線方向に延びる平担部42.43をそれぞれ有する
(第5図参照)。前述したカム溝41の平担部42.4
3およびカム溝41の半径方向外端壁45は全体として
タイヤ構成部材5の折返しの際、弧状セグメント3Bが
ブラダ−6から受ける反力に対抗し、これら弧状セグメ
ント36の半径方向外側への移動を規制する規制手段4
6を構成する。51は外リング17に固定されたブラケ
ット48にピン50を介して取り付けられたシリンダで
あり、このシリンダ51のピストンロッド52の先端に
は連結プレート53が固定されている。この連結プレー
ト53にはピストンロッド52の長手方向に離れた2個
の連結孔54.55が形成され、一方、前記カムリング
19には外リング17に形成されたスリット56を貫通
するブラケット57が取り付けられている。そして、こ
の実施例ではピン58が連結孔54とブラケット57の
孔59との双方に挿入された場合には、小サイズ(例え
ばリム径13インチサイズ)と中サイズ(例えばリム径
14インチサイズ)のタイヤの成形が可能であり、一方
、ピン58が連結孔55と孔58との双方に挿入された
場合には、中サイズ(例えばリム径14インチサイズ)
と大サイズ(例えばリム径15インチサイズ)のタイヤ
の成形が可能である。また、前記各ガイドブロック38
にはカム溝41にそれぞれ挿入されたカムフォロア60
が回転可能に支持されている。この結果、シリンダ51
が作動してカムリング18が回動すると、各弧状セグメ
ント36はカム溝41に押され同期して半径方向に移動
し、1つのサイズのタイヤを成形する際、移動しなけれ
ばならない範囲内での移動、およびサイズ変更のため次
に成形するタイヤのサイズに対応する半径方向位置まで
の移動が行なわれる。前述したカムリング19、カム溝
41、シリンダ51、連結プレート53.カムフォロア
60は全体として移動手段61を構成する。また、カム
リング19の外周には側壁70.73および側壁71.
74を有する2個の規制溝86および67が周方向に離
れて形成され、また、外リング17には規制ピン68が
挿入される貫通孔68が形成されている。そして、前記
規制ピン68が貫通孔88、規制溝86y、方または貫
通孔69、規制溝67双方に挿入されているときには、
シリンダ51のピストンロッド52が大きく引っ込むと
、規制ピン68が規制溝86.67の側壁73.74に
それぞれ当接して、弧状セグメント36の半径方向内側
への移動が制限され、弧状セグメント36の半径方向最
内端位置(縮小径)を規定するとともに、これより小さ
いサイズへの弧状セグメント36の移動を阻Uユする。
前記規制溝66.67、規制ピン68、貫通孔68は全
体として弧状セグメント36の半径方向最内端位置(縮
小径)を規定する規定手段72を構成する。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、第1図に示すように、成形ドラム 4の周囲にはタ
イヤ構成部材5が貼付けられ、スライドフレーム12.
13は成形ドラム4の軸方向両側で成形ドラム4から離
れて停止しているとする。このとき、連結孔54.孔5
9双方にピン58が挿入されるとともに、規制ビン68
は貫通孔68、規制溝66双方に挿入されているので、
タイヤ成形装置2は中サイズのタイヤを成形することに
なる。また、このとき、規制ピン68が規制溝66の他
方の側壁73に当接しているため、弧状セグメント36
はこの中サイズにおける半径方向最内端位置(1ii小
径)に位置している。次に、第6図(a)に示すように
、ビード29を各ビードリング27に供給し磁石3oに
吸着させる。次に、シリンダ51を作動してピストンロ
ッド52を突出させる。これにより、カムリング19が
他方向(矢印A方向と逆方向)に回動する。この回動に
よりカムフォロア60はカム溝41に沿って移動しよう
とするが、各弧状セグメント38はガイド20により半
径方向の移動のみが許容されているので、カムフォロア
60は周方向には移動できず、半径方向外側に向かって
移動する。この結果、全弧状セグメント36は同期して
半径方向外側に移動し、第4図に示すように、全ての弧
状セグメント36の小突起31がビード28の内周に係
合する。これ・により、ビード28はビードリング27
によって正確に芯合わせされながら内周側から把持され
る9次に、シリンダのピストンロッド14を引っ込める
とともに、シリンダ15のピストンロッド1θを突出さ
せ、スライドフレーム12.13を成形ドラム4の軸方
向内側に向かって移動させる。これにより、ビード29
は第6図(b)に示すように、タイヤ構成部材5上の所
定位置まで搬送される。次に、シリンダ51のピストン
ロッド52を引っ込めてビード29をビードリング27
から成形ドラム 4に受渡した後、ピストンロッド14
を突出させるとともにピストンロッド1θヲ引っ込め、
スライドフレーム12.13を軸方向外側に移動させる
0次に、ブラダ−6にエアを注入しブラダ−6を膨張さ
せた後、シリンダ51のピストンロッド52を再び突出
し、カムリング18を他方向に側壁70が規制ピン68
に当接するまで回動させる。このとき、カム溝41およ
びカムフォロア60は第5図に仮想線で示す位置まで移
動する。また、このカムリング19の回動により各弧状
セグメント36は中サイズにおける半径方向最外端位置
(拡大径)まで移動する0次に、ピストンロッド14を
引っ込めるとともにピストンロッド18を突出させ、ス
ライドフレーム12.13を第6図(C)に示すように
軸方向内側に移動させる。これにより、折返しホルダー
28が膨張したブラダ−6を成形ドラム4に向かって押
倒し、ビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部
材5をビード29の周りに折返す。このとき、各弧状セ
グメント36はブラダ−6から半径方向外側に向かう反
力を受けるが、第5図に仮想線で示すようにカムフォロ
ア60が大略接線方向に延びる平担部43に係合してい
るので、前記反力によってもカムリング18は回動せず
、各弧状セグメント36の半径方向外側に向かう移動は
阻止される。これにより、タイヤ構成部材5の折返しが
確実に行なわれる0次に、スライドフレーム12.13
を軸方向外側へ移動するとともに、ピストンロッド52
を引っ込め弧状セグメント36を中サイズにおける半径
方向最内端位置まで復帰させる。次に、成形ドラム4を
回転しながらタイヤ構成部材5上に他のタイヤ構成部材
を次々と貼付は生タイヤを成形する。
次に、成形するタイヤのサイズを中サイズから小サイズ
に切換える場合には、規制ビン68を貫通孔68から抜
き出した後、シリンダ51のピストンロッド52を引っ
込めカムフォロア6oがカム溝41の半径方向内端壁4
4に当接するまでカムリング18を一方向Aに回動させ
る。これにより、各弧状セグメント36は半径方向内側
に向かって移動し、小サイズのタイヤを成形する状態と
なる。以下、このような状態におけるタイヤ成形作業を
簡単に説明する。まず、第7図に実線で示すように、カ
ムフォロア60がカム溝41の半径方向内端壁44に当
接しているとき、ビード29をビードリング27に供給
する0次に、シリンダ51のピストンロッド52を突出
させることにより弧状セグメント3Bを半径方向外側に
移動し、ビード29を芯合わせしながら内周側から把持
する。このとき、カム溝41、カムフォロア60は例え
ば第7図に仮想線で示す位置まで移動する。次に、スラ
イドフレーム12.13を軸方向に往復させて把持した
ビード29をタイヤ構成部材5上の所定位置に打込む。
次に、シリンダ51のピストンロッド52を引っ込めて
カムフォロア60をカム溝41の半径方向内端壁44に
当接させる0次に、ブラダ−8を膨張させた後、スライ
ドフレーム12.13を軸方向内側に移動させ、折返し
ホルダー28によりブラダ−16を軸方向内側に押倒し
てビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材5
をビード29の周りに折返す。このとき、弧状セグメン
ト36はブラダ−6から半径方向外側に向かう反力を受
けるが、カムフォロア60が大略接線方向に延びる平担
部42に係合しているので、この反力によってもカムリ
ング19は回動せず、弧状セグメント36の半径方向外
側に向かう移動は規制される。このように、この発明で
は、弧状セグメント36を半径方向に移動させるだけで
異・なったサイズのタイヤ成形が可能となり、生産能率
が向上する。しかも、1台の装置で複数サイズのタイヤ
成形が可能となり、製作費も安価となる。
次に、ピン5日を連結孔54、孔59から引き抜いた後
カムリング19を他方向に回動し、連結孔55、孔59
にピン58を挿入すると、中サイズまたは大サイズのタ
イヤ成形を行なうことができる。今、中サイズのタイヤ
を成形しようとする場合には、規制ピン88は貫通孔6
9から抜き出しておく。この場合には、シリンダ51の
ピストンロッド52が引っ込み側のストロークエンドに
位置しているとき、カムフォロア60は第8図に実線で
示すようにカム溝41の平担部43に係合している。以
下、中サイズのタイヤ成形作業を簡単に説明する。まず
、第8図に実線で示す状態のとき、ビード28をビード
リング27に供給する0次に、シリンダ51のピストン
ロッド52を突出させることにより弧状セグメント38
を半径方向外側に移動し、ビード29を芯合わせしなが
ら内周側から把持する。このとき、カム溝41、カムフ
ォロア80は例えば第8図に仮想線で示す位置まで移動
する0次に、スライドフレーム12.13を軸方向に往
復させて把持したビード29をタイヤ構成部材5上の所
定位置に打込む0次に、シリンダ51のピストンロッド
52をストロークエンドまで引っ込める0次に、ブラダ
−6を膨張させた後、スライドフレーム12.13を軸
方向内側に移動させ、折返しホルダー28によりブラダ
−8を軸方向内側に押倒してビード打込み位置より軸方
向外側のタイヤ構成部材5をビード29の周りに折返す
このとき、弧状セグメント3Bはブラダ−8から半径方
向外側に向かう反力を受けるが、カムフォロア60が大
略接線方向に延びる平担部43に係合しているので、こ
の反力によってもカムリング19は回動せず、弧状セグ
メント36の半径方向外側に向かう移動は規制される。
次に、成形するタイヤのサイズを中サイズから大サイズ
に切換える場合には、シリンダ51のピストンロッド5
2を突出させてカムリング18を他方向に回動させ、貫
通孔89と規制溝θ7とを重なり合わせる0次に、規制
ピン6日を貫通孔68、規制溝67双方に挿入するが、
これにより、弧状セグメント38の大サイズにおける半
径方向最内端位置が規定される。前述の作動により、各
弧状セグメント36は半径方向外側に移動し、大サイズ
のタイヤを成形する状態となる。以下、このような状態
におけるタイヤ成形作業を簡単に説明する。まず、シリ
ンダ51のピストンロッド52を引っ込ませてカムリン
グ19を一方向Aに回動させ、規制ピン68を規制溝6
7の側壁74に当接させる。これにより、カム溝41、
カムフォロアBOは第9図に実線で示すような状態とな
る。このようなカムリング19の回動によりに、弧状セ
グメント36を大サイズにおける半径方向最内端位置ま
で移動させた後、ビード29をビードリング27に供給
する0次に、シリンダ51のピストンロッド52を突出
させることにより弧状セグメン)3111を半径方向外
側に移動し、ビード28を芯合わせしながら内周側から
把持する。次に、スライドフレーム12.13を軸方向
に往復させて把持したビード29をタイヤ構成部材5上
の所定位置に打込む。次に、シリンダ51のピストンロ
ッド52を突出させることにより、第9図に仮想線で示
すようにカムフォロア60をカム溝41の半径方向外端
壁45に当接させ、弧状セグメント3θを大サイズにお
ける半径方向最外端位置(拡大径)まで移動させる0次
に、ブラダ−6を膨張させた後、スライドフレーム12
.13を軸方向内側に移動させ、折返しホルダー28に
よりブラダ−θを軸方向内側に押倒してビード打込み位
置より軸方向外側のタイヤ構成部材5をビード29の周
りに折返す。このとき、弧状セグメント、38はブラダ
−6から半径方向外側に向かう反力を受けるが、カムフ
ォロア60がカム溝41の半径方向外端壁45に当接し
ているので、この反力によってもカムリシグ18は回動
せず、弧状セグメント36の半径方向に向かう移動は阻
止される。
なお、前述の実施例においては、3サイズのタイヤを成
形できるタイヤ成形装置について説明したが、この発明
においては、第10図に示すような半径方向内端にのみ
平担部75を有するカム溝76をカムリング77に形成
することにより、2サイズのタイヤを成形できるように
してもよい、この場合の作動は前述した中、大サイズの
タイヤを成形する場合とほぼ同様であるが、弧状セグメ
ント3Bの半径方向最内端位置を規定するため、カムフ
ォロア78をカム溝76の半径方向内端壁に当接させる
点で異なっている。また、この発明においては、4以上
のサイズのタイヤを成形するようにしてもよい、また、
前述の実施例においては、ビードリング27と折返しホ
ルダー28とを一体形成した場合について説明したが、
この発明においてはこれらを別体とし、ビードリング、
折返しホルダーをそれぞれ複数の弧状セグメントから構
成するようにしてもよい、さらに前述の実施例において
はカムリング19を回動させるためシリンダ51を使用
したが、この発明においては、エアモータ、電動モータ
等を使用してもよい、また、前述の実施例においては、
弧状セグメント38の半径方向移動をカム溝41および
カムフォロア60によって行なったが、この発明におい
ては、ラー7りとピニオンを用い、該ビニオンをチェー
ン、タイミングベルト、ギア等を用いて同期回転させる
ようにしてもよい。
魚」JL九釆 以上説明したように、この発明によれば、弧状セグメン
トを半径方向に移動させるだけで2つ以上のリム径にま
たがる異なったサイズのタイヤ成形が可能となり、生産
能率が向上し、かつ品質も向上する。しかも、1台の装
置で複数サイズのタイヤ成形が可能となり、製作費も安
価となる。
さらに、第2発明にあっては、ビードリングと折返しホ
ルダーとを一体形成したので、ガイド手段、移動手段、
規制手段を共用することができ装置が簡単安価となると
ともに、これらの弧状セグメントの半径方向位置を同時
に変更することができ作業能率も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略正面図、第2図
は第1図のI−I矢視図、第3図は第2図のII −I
I矢視断面図、第4図は第3図の■−■矢視断面図、第
5図はカム溝近傍の側面図、第6図(a)(bOc)は
作用を説明する説明図、第7図は小サイズタイヤの成形
時におけるカムフォロアの位置を示す説明図、第8図は
中サイズタイヤの成形時におけるカムフォロアの位置を
示す説明図、第9図は大サイズタイヤの成形時における
カムフォロアの位置を示す説明図、第1O図は2サイズ
のタイヤを成形する場合におけるカム溝の形状を示す側
面図である。 4・・・成形ドラム    5・・・タイヤ構成部材8
・・・ブラダ     20・・・ガイド手段27・・
・ビードリング  28・・・折返しホルダー29・・
・ビード     3e・・・弧状セグメント4B・・
・規制手段    61・・・移動手段特許出願人  
株式会社ブリデストン 代理人  弁理士  多 1)敏 雄 第3図 第4図 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 手続補正書(自発) l 事件の表示 特願昭62−251964号 2 発明の名称 タイヤ成形装置 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区京橋1丁目10番1号名称 (52
7)株式会社ブリデストン4 代理人    〒160 住所 東京都新宿区西新宿7丁目13番5号図面(第3
図、第4図、第6図(b))を別紙の通り補正する。 以上 第3図 L■

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤ構成部材が貼付けられる成形ドラムと、成
    形ドラムの軸方向に移動可能で内周側から把持したビー
    ドを前記タイヤ構成部材上の所定位置に打込む環状をし
    たビードリングと、成形ドラムの軸方向に移動可能でビ
    ード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材をブラ
    ダーを介してビードの周りに折返す環状の折返しホルダ
    ーと、を備えたタイヤ成形装置において、前記ビードリ
    ングおよび折返しホルダーを周方向に離れた複数個の弧
    状セグメントに分割するとともに、これら弧状セグメン
    トを半径方向に移動可能に支持するガイド手段を設け、
    かつ、前記弧状セグメントを半径方向に同期移動させて
    タイヤの各サイズに対応する半径方向位置まで到達させ
    る移動手段を設けるとともに、タイヤ構成部材折返しの
    際に弧状セグメントがブラダーから受ける反力に対抗し
    、これら弧状セグメントの半径方向外側への移動を規制
    する規制手段を設け、各サイズにおけるタイヤの成形に
    必要な弧状セグメントの移動も前記移動手段により行な
    うようにしたことを特徴とするタイヤ成形装置。
  2. (2)タイヤ構成部材が貼付けられる成形ドラムと、成
    形ドラムの軸方向に移動可能で内周側から把持したビー
    ドを前記タイヤ構成部材上の所定位置に打込む環状をし
    たビードリングと、成形ドラムの軸方向に移動可能でビ
    ード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材をブラ
    ダーを介してビードの周りに折返す環状の折返しホルダ
    ーと、を備えたタイヤ成形装置において、前記ビードリ
    ングと折返しホルダーとを一体形成するとともに、これ
    らビードリングおよび折返しホルダーを周方向に離れた
    複数個の弧状セグメントに分割し、かつ、これら弧状セ
    グメントを半径方向に移動可能に支持するガイド手段を
    設けるとともに、前記弧状セグメントを半径方向に同期
    移動させてタイヤの各サイズに対応する半径方向位置ま
    で到達させる移動手段を設け、さらに、タイヤ構成部材
    折返しの際に弧状セグメントがブラダーから受ける反力
    に対抗し、これら弧状セグメントの半径方向外側への移
    動を規制する規制手段を設け、各サイズにおけるタイヤ
    の成形に必要な弧状セグメントの移動も前記移動手段に
    より行なうようにしたことを特徴とするタイヤ成形装置
JP62251964A 1987-10-06 1987-10-06 タイヤ成形装置 Expired - Lifetime JP2519069B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62251964A JP2519069B2 (ja) 1987-10-06 1987-10-06 タイヤ成形装置
US07/252,203 US4923553A (en) 1987-10-06 1988-10-03 Tire building apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62251964A JP2519069B2 (ja) 1987-10-06 1987-10-06 タイヤ成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0195035A true JPH0195035A (ja) 1989-04-13
JP2519069B2 JP2519069B2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=17230608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62251964A Expired - Lifetime JP2519069B2 (ja) 1987-10-06 1987-10-06 タイヤ成形装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4923553A (ja)
JP (1) JP2519069B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02283434A (ja) * 1989-04-25 1990-11-20 Bridgestone Corp タイヤ構成部材の折返し方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1283382B1 (it) * 1996-07-31 1998-04-17 Pirelli Metodo e dispositivo per confezionare un pneumatico con le estremita' dei fianchi sovrapposte alle estremita' della fascia
JP2003089158A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Bridgestone Corp バンド成型ドラムおよびそれを用いたバンド成型装置
US9616628B2 (en) * 2008-07-23 2017-04-11 Pirelli Tyre S.P.A. Apparatus and process for manufacturing tyres for vehicle wheels
DE102008048176B4 (de) * 2008-09-20 2010-07-01 Continental Reifen Deutschland Gmbh Vorrichtung zum Andrücken eines Balges gegen eine Seitenwand eines Reifenrohlings bei einer Reifenherstellung
KR101946675B1 (ko) * 2012-04-24 2019-02-11 후지 세이코 가부시키가이샤 비드링 제조장치

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3616059A (en) * 1968-06-12 1971-10-26 Nat Standard Co Apparatus for encasing beads into a tire
US3645818A (en) * 1968-12-02 1972-02-29 Nat Standard Co Tire building method
US3687779A (en) * 1969-02-19 1972-08-29 Goodyear Tire & Rubber Tire building apparatus with inflatable turn-up bladder
US4128450A (en) * 1977-03-30 1978-12-05 Nrm Corporation Tire component building drum
US4302274A (en) * 1980-02-19 1981-11-24 Nrm Corporation Tire building machine
CA1158969A (en) * 1980-08-01 1983-12-20 Robert L. Brown Tire bead setting apparatus
JPS587339A (ja) * 1981-07-03 1983-01-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ成形装置におけるバンド及びビ−ドの移送供給装置
US4468275A (en) * 1983-01-17 1984-08-28 Nrm Corporation Tire building machine
JPS6015136A (ja) * 1983-07-06 1985-01-25 Bridgestone Corp ポジティブ成形方式におけるカーカスプライバンド折り返し装置
US4584038A (en) * 1984-01-13 1986-04-22 Nrm Corporation Tire building method
US4772351A (en) * 1987-10-05 1988-09-20 Eagle-Picher Industries, Inc. Cam operated tire building drum

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02283434A (ja) * 1989-04-25 1990-11-20 Bridgestone Corp タイヤ構成部材の折返し方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2519069B2 (ja) 1996-07-31
US4923553A (en) 1990-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5328532A (en) Method of forming ply member
US7101451B2 (en) Tire building drum with a turn-up device and method for production of green tires
GB1455395A (en) Tyre constructing machine
CA1332562C (en) Tire building method and apparatus
US5445695A (en) Band forming method
JPH0195035A (ja) タイヤ成形装置
US5490897A (en) Tire former capable of expanding and contracting in an axial direction
US2998049A (en) Apparatus for building air spring
JPH0225321A (ja) タイヤ成形方法および装置
US4726861A (en) Method and device for automatically centering and feeding beads onto a tire building drum
JP2003089158A (ja) バンド成型ドラムおよびそれを用いたバンド成型装置
CA1339252C (en) Transfer apparatus for tire constituting members
US6343638B1 (en) Tire belt folding drum
JP3285914B2 (ja) タイヤ製造用ドラム
EP0516358B1 (en) Bead lock apparatus and bead lock method
US5073225A (en) First stage tire building machine including selectively coupled bead setters and bladder cages
JP3217455B2 (ja) タイヤ成形機におけるタイヤ構成材料の折り返し装置
JPH07186297A (ja) ブラダ押圧手段付き搬送装置
JPS6015136A (ja) ポジティブ成形方式におけるカーカスプライバンド折り返し装置
JPH0550528A (ja) ビードフイラー成形装置
JP2002254435A (ja) タイヤの加硫成型方法及び装置
JP4030364B2 (ja) ビード供給方法および装置
JPH0699518A (ja) タイヤビード複合構造体の成形方法及びその装置
JPH11268150A (ja) バンドトランスファー装置によるメカニカルターンアップ方法及びその装置
JPH04323028A (ja) タイヤ成型装置