JPH0194199A - 地中にコンクリート覆工体を構築する方法およびその構築に用いられる粗骨材入りセグメント - Google Patents

地中にコンクリート覆工体を構築する方法およびその構築に用いられる粗骨材入りセグメント

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JPH0194199A
JPH0194199A JP62248687A JP24868787A JPH0194199A JP H0194199 A JPH0194199 A JP H0194199A JP 62248687 A JP62248687 A JP 62248687A JP 24868787 A JP24868787 A JP 24868787A JP H0194199 A JPH0194199 A JP H0194199A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地中にコンクリ−]・覆工体を構築する方法お
よびそのコンクリート覆工体の構築に用いられる粗骨材
入りセグメントに関する。
(従来技術およびその問題点) 従来、地中に横坑や立坑を構築するにあたっては、例え
ば第5図に示す如く、地中を掘進するシールド機100
の内部後方のシールド筒101の内部で、例えば鋼製あ
るいはコンクリ−1〜製のセグメン1へ102を組み立
ててこれを筒状に形成し、この組立形成されたセグメン
1へ筒102にシールド機100に設けられたシールド
ジヤツキ103の推力の反力をとり、シールド機100
の前面の切羽を掘削し、ずりを排出しつつシールド機1
00を前進せしめている。
そして、セグメントと掘削横坑の間隙(テールボイド)
104に、例えばセグメン1〜に予め設けられであるグ
ラウト孔105より裏込注入材を充填している。
しかし、この方法ではセグメン1〜の製作費が高価であ
るとともに、セグメントの重量が大きいので、地上から
シールド筒内に運搬し組立てるのに困難が伴っていた。
加えてセグメントは数片に分かれているので、セグメン
トの継手より漏水もあり、例えば電力通信用あるいは地
下鉄道等の横坑本来の使用目的を阻害することもあった
そこで、上記欠点を改善した他の従来例が存在するが、
この例では、第6図に示Jように、シールド機200の
シールド外筒201の後部内側と筒状セグメン1〜20
3との間に環状体202を配設するものである。そして
、この環状体202は、シールド機200に固定された
調整ジヤツキ203に連結され、かつこの環状体202
を貫通し、筒状セグメント203の外周面と掘削された
横坑の内周面との間にコンクリートを打設するためのコ
ンクリート圧送管206を配置した構成となっている。
この構成においてはシールド@ 200の掘進に従い、
このシールド機200が掘削形成する横坑204とセグ
メント2030間の空間205に生コンクリートが圧送
管206より圧送され、この空間205を完全に充填し
、かくして筒状のコンクリート覆工体207が形成され
、横坑が築造される。
しかしながら、この方法は上記空間205が狭隘なだめ
、鉄筋等の補強材が配置されないが、または少量の配置
しかできず、この筒形コンクリ−1〜覆工体に地中力が
作用する時、対応できず破壊するおそれがある。さらに
これに対抗するために、同圧送コンクリートに特殊な鋼
繊維等を混入する場合があるが、この鋼繊維等は高価で
あり、かつその繊維混入コンクリートは強度が小さく軟
弱な地盤では強度上不利であるという問題白がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、これらの問題を解決するものであって、その
目的とするところは、地中に立坑や横坑等を覆工するに
あたり好適な補強材を自在に使用できる粗骨材入りセグ
メントを用いたコンクリート覆工体の構築方法およびそ
の粗骨材入りセグメントを提供することにある。
すなわち、本発明は上記目的を達成する!こめに、地中
に形成された坑内に粗骨材入りセグメンI・を必要型状
に組み立て、この組立体とそれに配設された型枠内(充
填部を内と呼・S;)にモルタルの如き充填物注入用の
注入手段を介して充填物を圧入充填して地中にコンクリ
ート覆工体を構築することを特徴としている。
また、粗骨材入りセグメントは、枠体内に補強材が設け
られるとともに、内部に粗骨材が入れられ、かつ前記枠
体に前記粗骨材の抜は落ち防止兼補強用の網状体が設け
られ、かつ前記枠体と配設された型枠内に充填物が充填
されて成ることを要旨としている。
(作用) 地中に形成された坑内において、シールド筒内で組立て
られる粗骨材入りセグメントは、例えば一対の妻板と側
板により棒状に形成され、同相骨材入りセグメントの内
外面には粗骨材脱落防止と補強材兼用の網状体が取り付
けてあり、かつ必要に応じて鉄筋ないしは鋼線等からな
る補強材を配置し、この粗骨材入りセグメントと、配設
された型枠内に同時にモルタルの如き充填物を充填する
ごとによりトンネル覆工用のコンクリート覆工体が構築
されるものである。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の一実施例を説明覆る。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、図中1はシー
ルドであり、このシールド1は、鋼板等よりなり、かつ
筒状を呈するとともに、前方部内に隔壁2aが形成され
たシールド筒2と、このシールド1を推進させるシール
ドジヤツキ3とを備えている。しかして、隔壁2aの略
中央部にはその部分に設けられた軸受4を介しカッター
回転軸5が貫設され、このカッター回転軸5の前端には
切羽を掘削するための回転カッター6が正逆回転自在に
設けられている。なお、カッター回転軸5の後方側は特
に図示されていないが、ラック、ビニオン等からなる回
転伝達機構を介し駆動モータと連結され、これによって
カッター回転軸5、ひいては回転カッター6が回転駆動
される。
また、2りはシールド筒2の後方のシールド後部筒、7
は隔壁2aの下方に前端が連結された、例えばスクリュ
ーコンベヤ等からなる排土装置であり、回転カッター6
で切削された切羽の土砂はシールド1の進行に伴い切羽
室8よりこの排土装置7を介し坑内側へ排出される。
さらに、9はシールド1の進行によって順次継ぎ足され
る筒状の型枠、10は型枠9の前端に設けられたシール
ドジヤツキ30反力受けである。また、11Aは横坑の
内周側と型枠9の外周側との間に設けられる筒状のコン
クリート覆工体であり、このコンクリ−1〜覆工体11
Aは詳しくは後述する粗骨材入りセグメント11を主体
として構成される。
すなわち、粗骨材人すセグメン!・11はコンクリ−1
〜覆工体11Aとなる前段階の部材をなし、シールド後
部筒2bの内側部分で組み立てられ、この粗骨材入りセ
グメント11内に型枠9に貫設された充填物注入用の注
入管12を介しモルタルの如き充填材が注入される。1
3は粗骨材入りセグメント11の前方に設けられた開環
状形の仕切板で、この仕切板13は注入される充填物漏
出防止のためにシールド後部筒2bの内側面と型枠9の
外側面との間において、例えばシール14等を取り付け
ることにより水密に構成されている。また、シールド後
部筒2bの内側および粗骨材入りセグメント11と型枠
90間にそれぞれスペーサー15を適当に設けてそれぞ
れの間隔を保持している。さらに、仕切板13の前方と
隔壁2aとの間には伸縮自在の適数の調整ジヤツキ16
が設けられ、この調整ジヤツキ16はシールド1の前進
に伴い仕切板13を適当に保持するように伸長する。
その他、第1図中12aは注入管12に設けられた管路
開閉用の弁、121)は注入管12に対し取外し自在の
充填物注入用の管である。また、Gは地山である。
第2図(ア)は粗骨材入りセグメント11の構成を示す
。この粗骨材人すセグメン1〜11は、正面から見ると
弓型をなすとともに鋼材などがらなり、かつ互いに離間
して対向配置された一対の妻板17と、これらの妻板1
7の端部に設けられ、かつ対向した妻板17を連結する
側板18とによって適切な強度を有する略矩形の枠体が
構成されている。また、この枠体内の空間部分の縦およ
び横方向には略格子状に縦鉄筋19、横鉄筋20からな
る補強材が設けら一7= れ、かつ内部には、例えば砂利の如き粗骨材21が充填
されている。この粗骨材21は工場あるいは工事現場等
において充填される。さらに、枠体の外面側には、粗骨
材21の抜は落ちを防止するために例えば目の細い金網
の如き網状体22等が設けられる。枠体の内面側にも粗
骨材21を入れた後は同様に網状体22が設けられる。
この場合、金網は粗骨材21の重さにより変形しないよ
うに、例えば細い鉄線などで横鉄筋20に結束され、か
つ枠体の強度向上にも寄与する。なお、弓状横鉄筋20
は妻板17と平行に、また、縦鉄筋1つは横鉄筋20に
接触するように、かつ側板18と平行に配置され、横鉄
筋20は側板18の内壁部に、縦鉄筋19は妻板17の
内壁部にそれぞれ固着される。また、互いに離間・対向
した縦鉄筋19.19や横鉄筋20.20間の適位置に
は必要に応じそれらの間隔を保持するとともに、補強を
兼ねる間隔材23が設けられる。
しかして、この実施例の場合、横鉄筋20は地中の土圧
、水圧を保持するための主鉄筋を構成し、縦鉄筋19は
トンネル縦方向の強度を維持するもので、横鉄筋20、
縦鉄筋19ともに、例えば2段もしくは数段の複鉄筋と
すると、土圧・水圧等に対する抵抗力が大きくなり好ま
しい。
また、粗骨材入りセグメント11の一方の側板18の外
側には略コ字状をなす適数の継手プレート24が適箇所
に設けられている。この場合、継手プレート24は2段
に配置されているが、設計1許されれば1段であっても
良い。また、図示の実施例では2段の継手プレート24
0間には後述するモルタルの如き充填材を容易に充填す
るための穴25が適数設けられている。なお、他方の側
板18には、詳しくは第2図(イ)に示すように、2段
に人き目の継手プレート差し込み穴24aが、また、例
えばそれらの間にやや小さ目の穴25が形成されている
上記の如く構成された粗骨材入すセグメン1へ11は第
1図に示したように、シールド1の進行に伴って順次継
ぎ足されるものであるが、この継ぎ足しは、詳しくは第
2図(つ)に示すような継手用の縦ジヨイント棒26を
介して行われる。
すなわち、粗骨材入りセグメント11の切羽側に位置す
る妻板17にナツト27をまわす余裕を持つ縦ジョイン
1〜ボツクス2Bが設けられている。また、縦ジヨイン
ト棒2Gの切羽側に位置する前端には上記ナツト21が
、後端には雄ネジ29が突設され、かつナツト27の内
には雌ネジ27aff設けられている。
この縦ジヨイント捧26は一対の妻板17間に適数貫通
して配置される。そして、組立てる粗骨材入りセグメン
ト11を既に組み立てられた粗骨材入りセグメントに当
接せしめて、縦ジヨイント棒26の雄ネジ29を既に組
立てられた粗骨材入りセグメン1〜のナツト27に挿入
し回転せしめることにより、粗骨材入りセグメン1〜1
1相互の縦方向をジヨイントしていくことができる。
第3図は粗骨材入りセグメント11を用いて必要型状の
組立体Aを組み立てた状態を示すもので、この組立体A
は、上記粗骨材入りセグメント11と、組立体Aを完成
させる最終的な工程で組み込まれる粗骨材入りの隣接セ
グメント11bと、隣接セグメンI□11b、11b間
に組み込まれ組立体Aを完成させる粗骨材入りのキー型
セグメント11aとの3種類により構成されている。
すなわち、例えば筒の如き組立体Aにおいて、筒形環状
に配列される粗骨材人すセグメント11同志の結合にあ
たっては、既に第2図に示したように、粗骨材入りセグ
メント11の継手プレート24を他方の粗骨材人すセグ
メンi・11の側板18の継手プレート差し込み穴24
aに挿入し、かつ第3図の図において下方部分に示すよ
うに、継手プレー1〜24の穴24bに模30を打ち込
むことにより粗骨材入りセグメント11を円環状に組み
立てていく。そして、キー型セグメント11aの組み込
みにあたっては、先ず粗骨材入りセグメンi〜11に隣
接セグメント11bの一端を上述のようにpA30を用
いて確実に結合する。そして、隣接セグメント11b、
 +11+の他端間の空間部分にキー型セグメンl−1
1aを最終的に組み込む。この場合、キー型セグメンl
−11aの両端の外側部分に、隣接セグメンl−11b
の斜め側板32の端部に接合された模打込用の複数の穴
を持つ張出板31がそれ−ぞれ設けられている。このキ
ー型セグメン]〜11aを隣接セグメン1〜11b間の
空間部分に嵌め込む。しかる後、キー型セグメンl−1
1aおよび隣接セグメンh111+の隣り合う斜め側板
32を跨ぐようにそれぞれ櫟打込用穴33が形成された
内板34を隣接セグメン+−1ibとキー型セグメント
11aとの接合部分の内側に設ける。ついで、キー型セ
グメンI・Ila側においては内板34から張出板31
に達つする斜め楔34゛を打ち込む。一方、隣接セグメ
ン+−1ib側においては内板34がら隣接セグメン1
−11bの斜め側板32に接するように模35を打ち込
み、この襖35の先端を斜め側板32の適位置に突設さ
れた係合部35′の穴に係合されることによりキー型セ
グメンl−118を各隣接セグメンl−11b、11b
と確実に結合させることができ、この手順を適宜繰り返
すことにより筒形環状の組立体Aを組立てていくことが
できる。
次に本発明のシールド1を用いたコンクリート覆工体の
構築方法を説明する。
第1図において、(11−1)はすでに型枠内と同時に
モルタルmが充填された(N−11番目の粗骨材入りセ
グメント11で、(11−2)はすでに組立てられた粗
骨材入りセグメント11の組立体であり、これの内側に
は型枠9が組立てられてあり、一番切羽側の粗骨材入り
セグメント11はまだモルタルmが充填されていない状
態にある。
しかして、シールド1はシールドジヤツキ3を伸長させ
ることによりシールド1は前方へ進む。
すなわち、シールド1は型枠9より反力を(qでシール
ドジヤツキ3が伸長するにしたがい掘進される。そして
、シールドジヤツキ3が伸長し、シールド筒2が粗肯材
入すセグメン1〜11が組み立てられるだけ前進した後
、図示していないが、例えばエレクタ−などで、N番目
の粗骨材入りセグメント(11−2)を組み立てる。N
番目の粗骨材人すセグメン1−(11−2)が筒形環状
に組み立てられた後、開閉自在の弁12aが取り付けら
れた注入管12を有する型枠9を粗骨材入りセグメン1
−(11−2)の内側に組み立てる。しかる後、シール
ド1の推進力の反力を筒状に組んだ型枠9にとりシール
ド1は再び掘進はじめる。
第4図に示すように、シールドジヤツキ3の伸良により
シールド1は前進し、予め設置された注入管12より弁
12aを開きモルタルmの如き充填物を注入管12b側
から加圧充填する。モルタルmは各相骨材人すセグメン
1〜11内とその周辺に注入されていくが、モルタルを
注入加圧すると、型枠9内の空気が圧縮されるため、抜
は穴として仕切板13には図示していないが開閉自在の
空気穴が設けられている。なお、シールドジヤツキ3の
伸長に伴い、調整ジヤツキ16も伸長して仕切板13を
保持する。
シールド後部間2b端がN番目の粗骨材入りセグメン1
−(11−21と地山の間にある時はすでに型枠9内に
モルタルmが充填されている。そして、シールド1が前
進する場合、地山沈下前に粗骨材21の間隙を経て網状
体22の間よりテールボイドbにも充填加圧されるので
、地山Gが沈下することはない。
シールド1が次の粗骨材入りセグメント11が組立てら
れるだけ推進したら、弁12aを閉じ、注入管1211
を取りはずす。また、すでにモルタルmが注入充填され
た粗骨材入りセグメント11とその周辺のモルタルmが
硬化して型枠9が反力をとれる状態になったら最後部の
型枠を取りはずし、この型枠を前方に運搬し再び使用す
ることが好ましい。
このようにして、シールド後部筒2bの前進に伴ない、
組立てられた粗骨材入りセグメン1〜11と型枠内にモ
ルタルmを圧入充填し、これが固化することによって地
山の土庄・水圧に充分側えつる覆工されたトンネルを構
築することができる。
なお、本実施例においては、粗骨材入りセグメント11
には構造用の鉄筋が適当に配置されているが他の実施例
としては、構造用鉄筋を配置せず、例えば構造的に充分
強度を有する鉄筋あるいは鉄線、鋼線等を用い、これを
網状に配置した網状体を粗骨材保持用の金網を兼用して
粗骨材人すセグメン1〜11の内・外両面に設けてもよ
いことは勿論である。
また、本発明は、地中に形成された坑としては必らずし
もシールド工法により築造される必要はなく、例えば、
山岳トンネル等においても使用されるN A T fv
l工法に替えることのできるトンネルの覆工方法におい
ても利用できるものである。
また、本発明は、横坑のみならず立坑における覆工にも
充分利用できるものである。
さらに、本発明は、地中に形成される坑の断面は円形の
みならず楕円形、四角形、馬蹄形など特に断面形状に限
定されるものではないことは勿論の事であり、また、い
わゆるルーフシールド等の弧状形のシールド工法にも利
用することができるものである。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、地中に形成された坑内に
粗骨材入りセグメントを必要型状に組み立て、この組立
体に型枠を設け、かつ前記粗骨材入りセグメン1〜およ
び型枠内に充填物を圧入充填して]ンクリ−1・覆工体
を構築するようにし、また、粗骨材入りセグメントは、
枠体内に補強材が設けられるとともに、内部に粗骨材が
入れられ、かつ前記枠体に前記粗骨材の抜は落ち防止兼
補強用の網状体が設けられ、かつ前記枠体内に充填物が
充填されて成るから、 (ア)従来のコンクリートの塊りから成るセグメン1〜
に比べて、セグメン1〜は主として粗骨材で形成されて
いるので、重量が軽く、組立で作業が容易である。
(イ)従来の上記コンクリートセグメン1〜は、その製
作には大規模な工場設備が必要であり、このためにコス
トが高かったが本発明による粗骨材人すセグメンi〜は
、特に大規模な設備を必要とせず、工事現場でも筒中に
作ることができコス1〜を低くすることができる。
(つ)従来のシールド工法における場所打ちシールドに
おいて鉄筋を二重に配置した場合等では、鉄筋等に阻害
されてすみずみまでコンクリ−5,I〜を充填すること
が勤しかったが、本発明によると、予め充分に配筋がな
され粗骨材が充填してあっても充填物が粗骨材抜きのモ
ルタル等であるので、加圧注入されると粗骨材入りセグ
メントを内蔵した型枠内のすみずみまで充填することが
できるので、充分強度を有するコンクリート覆工体が形
成できる。
すなわち、従来シールド工法等の現場打ちコンクリート
にみる狭隘なための配筋困難、または、配筋によるコン
クリ−1〜打設阻害等は完全に解消し設計1欲つするだ
けの配筋量を正確、かつ容易に配置できるから、種々の
土質、土圧に適切に対応できる覆工体を得ることが可能
である。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図(ア)〜
(つ)は本発明に用いられる粗骨材入りセグメントの構
成説明図、第3図は粗骨材入りセグメントの組立体、第
4図は構築状態説明図、第5図および第6図はそれぞれ
従来例である。 1・・・・シールド、2・・・・シールド筒、2a・・
・・隔壁、2b・・・・シールド後部筒、 3・・・・
シールドジヤツキ、4・・・・軸受け、5・・・・カッ
ター回転軸、6・・・・回転カッター、7・・・・排土
装置、8・・・・切羽室、9・・・・型枠、10・・・
・反力受、11A・・・・]コンクリート覆工体11・
・・・粗骨材入りセグメント、12・・・・注入管、1
3・・・・仕切板、14・・・・シール、15・・・・
スペーサ、1G・・・・調整ジヤツキ、17・・・・妻
板、18・・・・側板、19・・・・縦鉄筋、20・・
・・横鉄筋、21・・・・粗骨材、22・・・・網状体
、23・・・・間隔材、24・・・・継手プレーh、2
5・・・・穴、2G・・・・縦ジョイン1〜棒、27・
・・・ナツト、28・・・・縦ジヨイントボックス、2
つ・・・・雄ネジ、30・・・・楔、31・・・・張出
板、32・・・・斜め側板、33・・・・穴、34・・
・・内板、35・・・・櫟、A・・・・組立体、b・・
・・テールボイド、m・・・・充填物。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地中に形成された坑内に粗骨材入りセグメントを
    組み立て、この組立体に型枠を設け、この型枠と前記粗
    骨材入りセグメント内に充填物を圧入充填してコンクリ
    ート覆工体を構築することを特徴とした地中にコンクリ
    ート覆工体を構築する方法。
  2. (2)枠体内部に粗骨材が入れられ、かつ前記枠体に鋼
    線ないし鋼板等で網状体が設けられて成ることを特徴と
    した粗骨材入りセグメント。
  3. (3)枠体内に粗骨材とともに鉄筋ないし鋼線等が配設
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の粗骨材入りセグメント。
JP62248687A 1987-10-01 1987-10-01 地中にコンクリート覆工体を構築する方法およびその構築に用いられる粗骨材入りセグメント Granted JPH0194199A (ja)

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