JPH0194001A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH0194001A JPH0194001A JP62249703A JP24970387A JPH0194001A JP H0194001 A JPH0194001 A JP H0194001A JP 62249703 A JP62249703 A JP 62249703A JP 24970387 A JP24970387 A JP 24970387A JP H0194001 A JPH0194001 A JP H0194001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt layer
- layer
- tire
- carcass
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 20
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims abstract description 18
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 22
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 22
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 12
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 6
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 2
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 210000004709 eyebrow Anatomy 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C3/00—Tyres characterised by the transverse section
- B60C3/04—Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/02—Carcasses
- B60C9/0292—Carcass ply curvature
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/22—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/28—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers characterised by the belt or breaker dimensions or curvature relative to carcass
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は空気入りラジアルタイヤに関し、さらに詳しく
は特にバス、トランク等の重荷重用に適用される場合の
耐久性を改良した空気入りラジアルタイヤに関するもの
である。
は特にバス、トランク等の重荷重用に適用される場合の
耐久性を改良した空気入りラジアルタイヤに関するもの
である。
従来、重荷重用空気入りラジアルタイヤのカーカスライ
ン形状は、タイヤをリム組みし、正規内圧の10%の内
圧を充填したときにおける形状が主としてタイヤ平衡形
状理論から求められた形状に近似させてあり、例えば第
4図や第5図のように複数の曲率半径の円弧の組み合わ
せによって近似させた形状になっている。
ン形状は、タイヤをリム組みし、正規内圧の10%の内
圧を充填したときにおける形状が主としてタイヤ平衡形
状理論から求められた形状に近似させてあり、例えば第
4図や第5図のように複数の曲率半径の円弧の組み合わ
せによって近似させた形状になっている。
すなわち、第4図および第5図のラジアルタイヤのカー
カス層4のカーカスライン形状は、いずれもクラウン部
の曲率半径Ra、ショルダ一部の曲率半径RC%サイド
ウオール部2の曲率半径RLの組み合わせから形成され
たものであり、そのショルダ一部の曲率半径Rcとサイ
゛ドウオール部の曲率半径RLとを異なる大きさにしで
あるのが特徴である。そして、第4図のラジアルタイヤ
の場合は、RC<RLなる関係にしてあり、また第5図
のラジアルタイヤの場合は、反対にRc >RLにしで
ある。
カス層4のカーカスライン形状は、いずれもクラウン部
の曲率半径Ra、ショルダ一部の曲率半径RC%サイド
ウオール部2の曲率半径RLの組み合わせから形成され
たものであり、そのショルダ一部の曲率半径Rcとサイ
゛ドウオール部の曲率半径RLとを異なる大きさにしで
あるのが特徴である。そして、第4図のラジアルタイヤ
の場合は、RC<RLなる関係にしてあり、また第5図
のラジアルタイヤの場合は、反対にRc >RLにしで
ある。
ところが本発明者らが検討したところによると、上述の
ようなカーカスライン形状のラジアルタイヤでは、ベル
ト層6の端部またはビード部3におけるカーカス層4の
折返し端部のいずれか一方が他方に比べて弱くなって早
期にセパレーションを起こすため、タイヤ全体としての
寿命を短縮する結果比なることがわかった。
ようなカーカスライン形状のラジアルタイヤでは、ベル
ト層6の端部またはビード部3におけるカーカス層4の
折返し端部のいずれか一方が他方に比べて弱くなって早
期にセパレーションを起こすため、タイヤ全体としての
寿命を短縮する結果比なることがわかった。
すなわち、ショルダ一部曲率半径Rcとサイドウオール
部曲率半径R2とが互いに大きさが異なるとき、曲率半
径の大きな方に対応する部分は曲率半径の小さな方に対
応する部分に比べて応力を集中しやすくなり、早期にセ
パレーションを起こすようになるのである。例えば、第
4図のタイヤのように曲率半径がRc<Rtの関係にあ
る場合は、ビード部3におけるカーカス層4の折返し端
部を有する部分で早くセパレーションが発生し、また第
5図のタイヤのようにRc>Rtの場合にはベルト層6
の端部を有する部分で早くセパレーションが発生するの
である。
部曲率半径R2とが互いに大きさが異なるとき、曲率半
径の大きな方に対応する部分は曲率半径の小さな方に対
応する部分に比べて応力を集中しやすくなり、早期にセ
パレーションを起こすようになるのである。例えば、第
4図のタイヤのように曲率半径がRc<Rtの関係にあ
る場合は、ビード部3におけるカーカス層4の折返し端
部を有する部分で早くセパレーションが発生し、また第
5図のタイヤのようにRc>Rtの場合にはベルト層6
の端部を有する部分で早くセパレーションが発生するの
である。
本発明の目的は、ベルト層端部とカーカス層折返し端部
とに対する応力を均等化させることにより早期のセパレ
ーション発生を防止し、耐久性を向上した空気入りラジ
アルタイヤを提供することにある。
とに対する応力を均等化させることにより早期のセパレ
ーション発生を防止し、耐久性を向上した空気入りラジ
アルタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、カーカス層とトレッド部
との間に少なくとも2層からなるベルト層を配置したラ
ジアルタイヤであって、前記ベルト層の横断面の少なく
とも中央域形状を、ベルト層最大幅の30%以上で50
%以下に相当する幅をタイヤ回転軸に実質的に平行に形
成し、かつ前記カーカス層のカーカスライン形状を、前
記ベルト層の平行部分では平行に接合し、該平行部分の
端部から接線方向に延びると共にタイヤ最大幅部分を経
て少なくともビードフィラー上端に至るまでを、実質的
に同一の曲率半径の円弧で形成したことを特徴とするも
のである。
との間に少なくとも2層からなるベルト層を配置したラ
ジアルタイヤであって、前記ベルト層の横断面の少なく
とも中央域形状を、ベルト層最大幅の30%以上で50
%以下に相当する幅をタイヤ回転軸に実質的に平行に形
成し、かつ前記カーカス層のカーカスライン形状を、前
記ベルト層の平行部分では平行に接合し、該平行部分の
端部から接線方向に延びると共にタイヤ最大幅部分を経
て少なくともビードフィラー上端に至るまでを、実質的
に同一の曲率半径の円弧で形成したことを特徴とするも
のである。
本発明においてカーカス層は、スチールコードまたは有
機繊維コードからなり、タイヤ周方向に対し実質的に9
0°のラジアル方向または90″±10”の範囲のセミ
ラジアル方向のいずれであってもよい。また、これらの
1層または複数層から構成されるものである。
機繊維コードからなり、タイヤ周方向に対し実質的に9
0°のラジアル方向または90″±10”の範囲のセミ
ラジアル方向のいずれであってもよい。また、これらの
1層または複数層から構成されるものである。
また、ベルト層は少なくとも2層の耐張力層からなる。
この耐張力層はタイヤ周方向に対するコード角度が15
゜〜30°であり、隣接する眉間で互いに交差する関係
にされる。また、一般に重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤでは、トレッド部の径方向断面曲げ剛性を上げて、肩
落ち摩耗の防止、安定性の確保のため、カーカス層と耐
張力層との間に1層の強化層を配置し、ベルト層として
は少なくとも3層にすることが好ましい。この強化層は
タイヤ周方向に対するコード角が40゜〜75°の範囲
であり、かつ耐張力層のコードと交差する配置になって
いる。
゜〜30°であり、隣接する眉間で互いに交差する関係
にされる。また、一般に重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤでは、トレッド部の径方向断面曲げ剛性を上げて、肩
落ち摩耗の防止、安定性の確保のため、カーカス層と耐
張力層との間に1層の強化層を配置し、ベルト層として
は少なくとも3層にすることが好ましい。この強化層は
タイヤ周方向に対するコード角が40゜〜75°の範囲
であり、かつ耐張力層のコードと交差する配置になって
いる。
これらのベルト層を構成するコードとしてはスチールコ
ード、有機繊維コードのいずれも使用可能であるが、好
ましくは補強効果の大きいスチールコードがよい。また
、スチールコードからなるベルト層と有機繊維コードか
らなるベルト層とを併用するようにしてもよい。
ード、有機繊維コードのいずれも使用可能であるが、好
ましくは補強効果の大きいスチールコードがよい。また
、スチールコードからなるベルト層と有機繊維コードか
らなるベルト層とを併用するようにしてもよい。
本発明において、上記ベルト層は横断面の少なくとも中
央域がタイヤ回転軸に実質的に平行な形状に形成されて
いる必要があり、かつその平行部分は少なくともベルト
層最大幅の30%以上で50%以下に相当する幅を有す
る必要がある。一方、タイヤをリム組みし、正規内圧の
10%の内圧を充填したときにおけるカーカス層のカー
カスライン形状は、ベルト層の上記平行部分に平行に接
合し、かつこの平行部分の端部から接線方向に延びると
共にタイヤ最大幅部分を経て少なくともビードフィラー
上端に至るまでが、実質的に同一の曲率半径の円弧によ
って形成されていることが必要である。
央域がタイヤ回転軸に実質的に平行な形状に形成されて
いる必要があり、かつその平行部分は少なくともベルト
層最大幅の30%以上で50%以下に相当する幅を有す
る必要がある。一方、タイヤをリム組みし、正規内圧の
10%の内圧を充填したときにおけるカーカス層のカー
カスライン形状は、ベルト層の上記平行部分に平行に接
合し、かつこの平行部分の端部から接線方向に延びると
共にタイヤ最大幅部分を経て少なくともビードフィラー
上端に至るまでが、実質的に同一の曲率半径の円弧によ
って形成されていることが必要である。
ここで、タイヤをリム組みし、正規内圧の10%の内圧
を充填したときにおけるカーカスライン形状とは、タイ
ヤ形状を安定させた際の形状をいい、具体的には正規内
圧を充填したタイヤがリムに嵌合したことを確認したの
ち、内圧を正規内圧の10%まで下げ、しかるのち24
時間放置した状態のカーカス形状をいう。(以下、本明
細書において同じ) このようにベルト層中央域に上記平行部分を形成するこ
とにより′、この部分におけるカーカスラインをタイヤ
回転軸に対し平行な形状に維持することができ、かつこ
の状態とすることによってショルダー域およびサイドウ
オール域では実質的同一曲率半径の円弧形状に保持する
ことができる。このような円弧形状の保持によってカー
カスコード張力は、ショルダー域がらビード域までの全
長にわたって均一な張力になってバランスし、本発明の
目的であるベルト層端部域とビード部のカーカス層折返
し端部域のセパレーション発生を抑制し、タイヤ全体と
しての耐久性を向上する。
を充填したときにおけるカーカスライン形状とは、タイ
ヤ形状を安定させた際の形状をいい、具体的には正規内
圧を充填したタイヤがリムに嵌合したことを確認したの
ち、内圧を正規内圧の10%まで下げ、しかるのち24
時間放置した状態のカーカス形状をいう。(以下、本明
細書において同じ) このようにベルト層中央域に上記平行部分を形成するこ
とにより′、この部分におけるカーカスラインをタイヤ
回転軸に対し平行な形状に維持することができ、かつこ
の状態とすることによってショルダー域およびサイドウ
オール域では実質的同一曲率半径の円弧形状に保持する
ことができる。このような円弧形状の保持によってカー
カスコード張力は、ショルダー域がらビード域までの全
長にわたって均一な張力になってバランスし、本発明の
目的であるベルト層端部域とビード部のカーカス層折返
し端部域のセパレーション発生を抑制し、タイヤ全体と
しての耐久性を向上する。
このような作用効果は、特に重荷重用ラジアルタイヤの
場合、上記ベルト層と上記中央域平行部分の端部から接
線状に離れるカーカス層との間にゴムフィラーを挿入さ
せることによって一層顕著にすることができる。このよ
うなゴムフィラーが有するゴム特性としては、200%
モジュラスが40〜80 kg/cm2、好ましくは5
0〜70 kg/cm2であるものがよい。
場合、上記ベルト層と上記中央域平行部分の端部から接
線状に離れるカーカス層との間にゴムフィラーを挿入さ
せることによって一層顕著にすることができる。このよ
うなゴムフィラーが有するゴム特性としては、200%
モジュラスが40〜80 kg/cm2、好ましくは5
0〜70 kg/cm2であるものがよい。
本発明者らの検討によると、このゴムフィラーの挿入は
内圧を分担するカーカスラインを決定するときのベルト
層側の分担率を実質上軽減し、極端な場合にはゴムフィ
ラー挿入部分でのベルト分担率を実質的に0と仮定して
も、カーカスラインの決定に対して問題となることはな
くなる。このことはベルト層中央域にタイヤ周方向に張
力が高くなるベルト層、すなわち上述したようなタイヤ
回転軸に平行なベルト層を設けることにより一層顕著に
することができる。
内圧を分担するカーカスラインを決定するときのベルト
層側の分担率を実質上軽減し、極端な場合にはゴムフィ
ラー挿入部分でのベルト分担率を実質的に0と仮定して
も、カーカスラインの決定に対して問題となることはな
くなる。このことはベルト層中央域にタイヤ周方向に張
力が高くなるベルト層、すなわち上述したようなタイヤ
回転軸に平行なベルト層を設けることにより一層顕著に
することができる。
したがって、上述のように平行部分の端部から少なくと
もビードフィラーの上端部までのカーカスライン形状を
実質的同一曲率半径の円弧形状とすることにより、内圧
に対してカーカスコード全体の張力を均一にもたせるこ
とができるようになる。
もビードフィラーの上端部までのカーカスライン形状を
実質的同一曲率半径の円弧形状とすることにより、内圧
に対してカーカスコード全体の張力を均一にもたせるこ
とができるようになる。
本発明においてカーカスライン形状が実質的に同一曲率
半径からなる円弧とは、その同一円弧のすべての部分が
同一曲率半径であることを意味せず、部分的に上2゜0
mmの範囲、好ましくは上1゜0m+11の範囲の変化
は許容される。
半径からなる円弧とは、その同一円弧のすべての部分が
同一曲率半径であることを意味せず、部分的に上2゜0
mmの範囲、好ましくは上1゜0m+11の範囲の変化
は許容される。
また、重荷重用空気入りラジアルタイヤとして使用され
る場合には、強化層の構造としてその中央域を上記平行
部分と同じ幅、すなわちベルト層最大幅の30〜50%
の範囲にわたり左右に分離されたスプリット構造にし、
そのスプリット部分ににタイヤ周方向に対するコード角
度が0゜〜10°のベルト層(耐張力補助層)を配置す
るようにしたものにするとよい。この場合、特に重荷重
用のタイヤではなく、比較的軽車両用のタイヤの場合で
あれば左右に分離したベルト層は省略し、中央域のコー
ド角度の小さいベルト層(耐張力補助層)だけを配置す
るようにしてもよい。
る場合には、強化層の構造としてその中央域を上記平行
部分と同じ幅、すなわちベルト層最大幅の30〜50%
の範囲にわたり左右に分離されたスプリット構造にし、
そのスプリット部分ににタイヤ周方向に対するコード角
度が0゜〜10°のベルト層(耐張力補助層)を配置す
るようにしたものにするとよい。この場合、特に重荷重
用のタイヤではなく、比較的軽車両用のタイヤの場合で
あれば左右に分離したベルト層は省略し、中央域のコー
ド角度の小さいベルト層(耐張力補助層)だけを配置す
るようにしてもよい。
また、コード角度の小さいベルト層のコード角度として
は、上述の通り08〜10°の範囲にするのであるが、
これは小さいほど好ましく、さらには好ましくは0゜〜
5°、特に0°にしたものが最もよい。また、このベル
ト層のコードとしては有機繊維コード、スチールコード
のいずれでもよいが、より好ましくは加硫前に熱収縮特
性を示すナイロン、ポリエステル、ポリアラミド、レー
ヨンなどの有機繊維コードが特に好ましい。
は、上述の通り08〜10°の範囲にするのであるが、
これは小さいほど好ましく、さらには好ましくは0゜〜
5°、特に0°にしたものが最もよい。また、このベル
ト層のコードとしては有機繊維コード、スチールコード
のいずれでもよいが、より好ましくは加硫前に熱収縮特
性を示すナイロン、ポリエステル、ポリアラミド、レー
ヨンなどの有機繊維コードが特に好ましい。
上述のように第1番目のベルト層をスプリット構造にす
ると共に、スプリット部にコード角度の小さいベルト層
を配置すると、凹凸の激しい悪路でのトレッド部耐久性
を向上すると同時に、高速路でのベルト耐久性を向上す
るという効果がもたらされる。すなわち、第1番目のベ
ルト層をスプリット構造にすると、トレッド部中央域に
おけるラジアル方向断面の曲げ剛性が下がるため、悪路
で石などの凹凸部を踏み込んだときの応力集中を緩和し
、トレッド部に損傷を受けにくくすることができる。一
方、このようにスプリット構造にしたものは、トレッド
部中央域のベルト層の補強効果が低減するため、高速路
走行時には遠心力によってトレッド部中央域が外側に成
長し、最後にはベルト層端部にセパレーションを引き起
こすようになる。しかし、上記コード角度め小さいベル
ト層が配置されていると、そのタガ効果によってこのよ
うな高速路走行時の問題はなくなる。すなわち、上述し
た悪路でのトレッド部耐久性を維持しつつ、しかも高速
路走行時のベルト耐久性を向上するようになるのである
。
ると共に、スプリット部にコード角度の小さいベルト層
を配置すると、凹凸の激しい悪路でのトレッド部耐久性
を向上すると同時に、高速路でのベルト耐久性を向上す
るという効果がもたらされる。すなわち、第1番目のベ
ルト層をスプリット構造にすると、トレッド部中央域に
おけるラジアル方向断面の曲げ剛性が下がるため、悪路
で石などの凹凸部を踏み込んだときの応力集中を緩和し
、トレッド部に損傷を受けにくくすることができる。一
方、このようにスプリット構造にしたものは、トレッド
部中央域のベルト層の補強効果が低減するため、高速路
走行時には遠心力によってトレッド部中央域が外側に成
長し、最後にはベルト層端部にセパレーションを引き起
こすようになる。しかし、上記コード角度め小さいベル
ト層が配置されていると、そのタガ効果によってこのよ
うな高速路走行時の問題はなくなる。すなわち、上述し
た悪路でのトレッド部耐久性を維持しつつ、しかも高速
路走行時のベルト耐久性を向上するようになるのである
。
以下、図に示す実施例によって具体的に説明する。
第1図は本発明の実施例からなる重荷重用ラジアルタイ
ヤの半断面図で、CLはタイヤの赤道面を通る中心線で
ある。この第1図において、1はトレンド部、2はサイ
ドウオール部、3はビード部である。4はカーカス層で
あってスチールコードまたは有機繊維コードからなり、
その端部はビード5を内側から外側へ巻き上げられて折
返し部4aを形成している。その折返し部4aとカーカ
ス層4との間にはビードフィラー9a、9bが介在して
いる。
ヤの半断面図で、CLはタイヤの赤道面を通る中心線で
ある。この第1図において、1はトレンド部、2はサイ
ドウオール部、3はビード部である。4はカーカス層で
あってスチールコードまたは有機繊維コードからなり、
その端部はビード5を内側から外側へ巻き上げられて折
返し部4aを形成している。その折返し部4aとカーカ
ス層4との間にはビードフィラー9a、9bが介在して
いる。
トレッド部1にはカーカスN4の上側にベルト層6が配
置されている。このベルト層6は、この実施例では4層
のスチールコードのベルト層6a、6b、6c、6dに
よって形成されている。
置されている。このベルト層6は、この実施例では4層
のスチールコードのベルト層6a、6b、6c、6dに
よって形成されている。
これらのうちベルトWi 6b、 6c、 6dは耐張
力層として、タイヤ周方向に対するコード角度が15゜
〜30°の範囲になっており、かつベルトN6bと60
とは交差するが、6cと6dとは同じ方向になるように
しである。また、カーカス層4の上に直接隣接する第1
番目のベルト層6aは強化層として、タイヤ周方向に対
するコード角度が40゜〜75°の範囲であり、しかも
中央域が間隔Wpの幅だけ分離されたスプリット構造に
なっている。そのスプリット部分には、この実施例では
タイヤ周方向に対するコード角度を0″にしたナイロン
繊維コードのベルト層7が配置されている。
力層として、タイヤ周方向に対するコード角度が15゜
〜30°の範囲になっており、かつベルトN6bと60
とは交差するが、6cと6dとは同じ方向になるように
しである。また、カーカス層4の上に直接隣接する第1
番目のベルト層6aは強化層として、タイヤ周方向に対
するコード角度が40゜〜75°の範囲であり、しかも
中央域が間隔Wpの幅だけ分離されたスプリット構造に
なっている。そのスプリット部分には、この実施例では
タイヤ周方向に対するコード角度を0″にしたナイロン
繊維コードのベルト層7が配置されている。
このベルト層7はタイヤ回転軸に実質的に平行な形状に
なっており、かつその幅Wpがベルト層最大幅Wの30
〜50%であるように設定されている。カーカス層4は
、このような平行部分のベルトN7に平行に接合してお
り、かつその端部Aから接線方向に延びると共に、タイ
ヤ最大幅部分Bを経てビード5に至っている。
なっており、かつその幅Wpがベルト層最大幅Wの30
〜50%であるように設定されている。カーカス層4は
、このような平行部分のベルトN7に平行に接合してお
り、かつその端部Aから接線方向に延びると共に、タイ
ヤ最大幅部分Bを経てビード5に至っている。
そして、このカーカス層4のカーカスラインは、ベルト
N7の端部Aから下部ビードフィラー98の上端部Cま
でが、実質的同一の曲率半径Rからなる円弧によって形
成されている。また、カーカス層4とベルト層6との間
には200%モジュラスが40〜80 kg/cm”で
あるゴムフィラー8が介在させてあうる。
N7の端部Aから下部ビードフィラー98の上端部Cま
でが、実質的同一の曲率半径Rからなる円弧によって形
成されている。また、カーカス層4とベルト層6との間
には200%モジュラスが40〜80 kg/cm”で
あるゴムフィラー8が介在させてあうる。
第2図は本発明の他の実施例からなる重荷重用ラジアル
タイヤを示すものである。この実施例はベルト層の構造
が上記実施例と異なるだけで、他の部分は実質的に同様
になっている。すなわち、この実施例のベルト層6は、
第1番目のベルト層6aをスプリット構造にしないで、
中央域をベルト層最大幅Wの30〜50%に相当する幅
Wpにわたり、タイヤ回転軸に平行となるように形成し
たものである。
タイヤを示すものである。この実施例はベルト層の構造
が上記実施例と異なるだけで、他の部分は実質的に同様
になっている。すなわち、この実施例のベルト層6は、
第1番目のベルト層6aをスプリット構造にしないで、
中央域をベルト層最大幅Wの30〜50%に相当する幅
Wpにわたり、タイヤ回転軸に平行となるように形成し
たものである。
上述した各実施例のラジアルタイヤでは、このようにベ
ルト層の中央域に幅Wpの平行部分を形成したことによ
り、この平行部分においてカーカスラインをタイヤ回転
軸に対し平行な形状に維持し、かつこの平行状態を維持
することによりショルダー域およびサイドウオール域で
実質的同一曲率半径Rの円弧形状に保持することができ
る。したがって、実質的に同一曲率半径Rの円弧からな
るカーカスラインは、その円弧域のカーカスコード張力
Tが第3図に示すように内圧Pに対してT=PRとなり
、全長にわたって均一な張力でバランスする。したがっ
て、ベルト層端部およびカーカス層折返し端部に対する
応力は両者に対して均等化され、いずれか一方が早期に
セパレーションを起こすようなことはな(なる。
ルト層の中央域に幅Wpの平行部分を形成したことによ
り、この平行部分においてカーカスラインをタイヤ回転
軸に対し平行な形状に維持し、かつこの平行状態を維持
することによりショルダー域およびサイドウオール域で
実質的同一曲率半径Rの円弧形状に保持することができ
る。したがって、実質的に同一曲率半径Rの円弧からな
るカーカスラインは、その円弧域のカーカスコード張力
Tが第3図に示すように内圧Pに対してT=PRとなり
、全長にわたって均一な張力でバランスする。したがっ
て、ベルト層端部およびカーカス層折返し端部に対する
応力は両者に対して均等化され、いずれか一方が早期に
セパレーションを起こすようなことはな(なる。
タイヤサイズを1000R20の共通にし、それぞれ次
の条件からなる第1図の構造の本発明タイヤA、第2図
の構造の本発明タイヤB、第4図の構造の従来タイヤC
1第5図の構造の従来タイヤDをそれぞれ製作した。
の条件からなる第1図の構造の本発明タイヤA、第2図
の構造の本発明タイヤB、第4図の構造の従来タイヤC
1第5図の構造の従来タイヤDをそれぞれ製作した。
(1)本発明タイヤA゛
ベルト構造:
ベルト層6a スチールコード(コード角度=606左
右ベルト共) ベルト層7 ナイロンコード(:2−ド角度=06) ベルト層6b スチールコード(コード角度=20°) ベルト層6c スチールコード(コード角度=−20°
) ベルトi6d スチールコード(コート角度=−20
”) ベルト層の最大幅W=170mm ベルト層7の幅Wp=64 mm カーカスライン: ベルト層7に対応する部分がタイヤ回転軸に実質的に平
行 曲率半径R=101mm (2)本発明タイヤB ベルト構造: ベルトN6a スチールコード(コート角度=60’
) へ/LzトJi16b スチールコード(コート角度
=20°) ベルト層6c スチールコード(コード角度=−20°
) ベルト層6d スチールコード(コード角度=−20”
) ベルト層の最大幅W=170mm 平行部分の幅Wp =64 mm カーカスライン: 本発明タイヤAに同じ (3)従来タイヤC ベルト構造: ベル) N 6 a スチールコード(コード角度=
60°) ベルト層6b スチールコード(コード角度=20°) ベルトF6c スチールコード(コード角度=−20
°) ベルト層゛6d 大チールコード(コード角度=−20
°) カーカスライン: クラウン部の曲率半径Ra=360mmミニ360mm
ショルダーc −80mmサイドウオール部の曲率半径
RL =114 +nm(4)従来タイヤD ベルト構造: ベルト層6a スチールコード(コード角度=60°) ベルト層6b スチールコード(コード角度=20°) ベル) N 6 c スチールコード(コード角度=
−20’) ベルト層6d スチールコード(コード角度=−20°
) カーカスライン: クラウン部の曲率半径Ra =320 mmショルダ一
部の曲率半径Rc =95 mmサイドウオール部の曲
率半径RL =89 mm上記4種類のラジアルタイヤ
について、それぞれ次の耐久性評価試験−1および耐久
性評価試験−2を行ったところ、表に示すような結果が
得られた。
右ベルト共) ベルト層7 ナイロンコード(:2−ド角度=06) ベルト層6b スチールコード(コード角度=20°) ベルト層6c スチールコード(コード角度=−20°
) ベルトi6d スチールコード(コート角度=−20
”) ベルト層の最大幅W=170mm ベルト層7の幅Wp=64 mm カーカスライン: ベルト層7に対応する部分がタイヤ回転軸に実質的に平
行 曲率半径R=101mm (2)本発明タイヤB ベルト構造: ベルトN6a スチールコード(コート角度=60’
) へ/LzトJi16b スチールコード(コート角度
=20°) ベルト層6c スチールコード(コード角度=−20°
) ベルト層6d スチールコード(コード角度=−20”
) ベルト層の最大幅W=170mm 平行部分の幅Wp =64 mm カーカスライン: 本発明タイヤAに同じ (3)従来タイヤC ベルト構造: ベル) N 6 a スチールコード(コード角度=
60°) ベルト層6b スチールコード(コード角度=20°) ベルトF6c スチールコード(コード角度=−20
°) ベルト層゛6d 大チールコード(コード角度=−20
°) カーカスライン: クラウン部の曲率半径Ra=360mmミニ360mm
ショルダーc −80mmサイドウオール部の曲率半径
RL =114 +nm(4)従来タイヤD ベルト構造: ベルト層6a スチールコード(コード角度=60°) ベルト層6b スチールコード(コード角度=20°) ベル) N 6 c スチールコード(コード角度=
−20’) ベルト層6d スチールコード(コード角度=−20°
) カーカスライン: クラウン部の曲率半径Ra =320 mmショルダ一
部の曲率半径Rc =95 mmサイドウオール部の曲
率半径RL =89 mm上記4種類のラジアルタイヤ
について、それぞれ次の耐久性評価試験−1および耐久
性評価試験−2を行ったところ、表に示すような結果が
得られた。
耐久性評価試験−1
ベルト層端部域の耐久性評価試験であり、室内回転ドラ
ム試験機により次のスラロームテストによって行う。
ム試験機により次のスラロームテストによって行う。
リム 7.50Vx20
空気圧 7. 25 kgf/ ci
速度 45 km/h
サイン波によるスリップ角変動を与えながら、荷重27
00kgから20時間毎に5%ずつステップアンプし、
ベルト層端部のセパレーション発生までのステップアッ
プ数を測定する。
00kgから20時間毎に5%ずつステップアンプし、
ベルト層端部のセパレーション発生までのステップアッ
プ数を測定する。
ステップアップ数が多いほど耐久性が良好であることを
示す。
示す。
耐久性評価試験−2
ビード部領域の耐久性評価試験であり、室内回転ドラム
試験機により行う。
試験機により行う。
リム 7.5’0VX20
空気圧 9. 00 kgf/ cn
速度 20 km/h
荷重4500kg±1500kgのサイン波による荷重
変動を与えながら、ビード部領域にセパレーションが発
生するまでの時間を測定する。
変動を与えながら、ビード部領域にセパレーションが発
生するまでの時間を測定する。
走行時間が長いほど耐久性が良好であることを示す。
上述の表の結果から、本発明のタイヤA、 Bは、従来
タイヤC,Dに比べて、いずれもベルト層端部域および
ビード部領域とも良好な耐久性を示すことがわかる。
タイヤC,Dに比べて、いずれもベルト層端部域および
ビード部領域とも良好な耐久性を示すことがわかる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によるラジアルタイヤは、ベル
ト層の横断面の少な(とも中央域形状を、ベルト層最大
幅の30〜50%に相当する幅をタイヤ回転軸に実質的
に平行にし、かつカーカス層のカーカスライン形状をベ
ルト層の平行部分では平行に接合し、該平行部分の端部
から接線方向に延びると共にタイヤ最大幅部分を経て少
なくともビードフィラー上端に至るまでを、実質的に同
一の曲率半径の円弧で形成したことにより、ベルト層端
部とカーカス層折返し端部とに対する応力を均等化させ
、それによって早期のセパレーション発生を防止するた
め、タイヤの耐久性を向上することができる。
ト層の横断面の少な(とも中央域形状を、ベルト層最大
幅の30〜50%に相当する幅をタイヤ回転軸に実質的
に平行にし、かつカーカス層のカーカスライン形状をベ
ルト層の平行部分では平行に接合し、該平行部分の端部
から接線方向に延びると共にタイヤ最大幅部分を経て少
なくともビードフィラー上端に至るまでを、実質的に同
一の曲率半径の円弧で形成したことにより、ベルト層端
部とカーカス層折返し端部とに対する応力を均等化させ
、それによって早期のセパレーション発生を防止するた
め、タイヤの耐久性を向上することができる。
第1図は本発明の実施例からなるラジアルタイヤの半断
面図、第2図は他の実施例によるラジアルタイヤの半断
面図、第3図は本発明のラジアルタイヤにおけるカーカ
スライン主要部を示す図、第4図およ゛び第5図はそれ
ぞれ従来タイヤの半断面図である。 1・・・トレッド部、2・・・サイドウオール部、3・
・・ビード部、4・・・カーカス層、6・・・ベルト層
、6a、 6b、 6c、 6a、 ? ・・・ベルト
層、8・・・ゴムフィラー、9a、9b・・・ビードフ
ィラー。 第1図 第2図 第4図 第5図
面図、第2図は他の実施例によるラジアルタイヤの半断
面図、第3図は本発明のラジアルタイヤにおけるカーカ
スライン主要部を示す図、第4図およ゛び第5図はそれ
ぞれ従来タイヤの半断面図である。 1・・・トレッド部、2・・・サイドウオール部、3・
・・ビード部、4・・・カーカス層、6・・・ベルト層
、6a、 6b、 6c、 6a、 ? ・・・ベルト
層、8・・・ゴムフィラー、9a、9b・・・ビードフ
ィラー。 第1図 第2図 第4図 第5図
Claims (6)
- (1)カーカス層とトレッド部との間に少なくとも2層
からなるベルト層を配置したラジアルタイヤであって、
前記ベルト層の横断面の少なくとも中央域形状を、ベル
ト層最大幅の30%以上で50%以下に相当する幅をタ
イヤ回転軸に実質的に平行に形成し、かつタイヤをリム
組みし、正規内圧の10%を充填したときにおける前記
カーカス層のカーカスライン形状を、前記ベルト層の平
行部分では平行に接合し、該平行部分の端部から接線方
向に延びると共にタイヤ最大幅部分を経て少なくともビ
ードフィラー上端に至るまでを、実質的に同一の曲率半
径の円弧で形成したことを特徴とする空気入りラジアル
タイヤ。 - (2)ベルト層が少なくとも3層であり、このベルト層
のうちカーカス層に隣接するベルト層のコード角度がタ
イヤ周方向に対して0゜〜10゜である特許請求の範囲
第1項記載の空気入りラジアルタイヤ。 - (3)ベルト層が少なくとも3層であって、カーカス層
に隣接するベルト層が、中央域においてベルト層最大幅
の30〜50%に相当する幅にわたるコード角度0゜〜
10゜のベルト層と、該ベルト層の両端部に延長するコ
ード角度40゜〜75゜のベルト層との組み合わせより
構成されている特許請求の範囲第1項記載の空気入りラ
ジアルタイヤ。 - (4)ベルト層が少なくとも3層であって、このベルト
層のうちカーカス層に隣接するベルト層のコード角度が
タイヤ周方向に対して40゜〜75゜である特許請求の
範囲第1項の空気入りラジアルタイヤ。 - (5)ベルト層のショルダー域とカーカス層との間にゴ
ムフィラーが挿入されている特許請求の範囲第1項記載
の空気入りラジアルタイヤ。 - (6)バス、トラック等の重荷重車両に適用される特許
請求の範囲第1項記載の空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62249703A JP2614461B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 空気入りラジアルタイヤ |
KR1019880011902A KR960015013B1 (ko) | 1987-10-05 | 1988-09-15 | 공기 유입 레이디얼 타이어 |
EP88308980A EP0311291B1 (en) | 1987-10-05 | 1988-09-28 | Pneumatic radial tire |
DE88308980T DE3880951T2 (de) | 1987-10-05 | 1988-09-28 | Radialluftreifen. |
CA000579072A CA1321537C (en) | 1987-10-05 | 1988-09-30 | Pneumatic radial tire |
US07/649,288 US5042545A (en) | 1987-10-05 | 1991-01-30 | Pneumatic radial tire carcass line profile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62249703A JP2614461B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0194001A true JPH0194001A (ja) | 1989-04-12 |
JP2614461B2 JP2614461B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=17196947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62249703A Expired - Lifetime JP2614461B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5042545A (ja) |
EP (1) | EP0311291B1 (ja) |
JP (1) | JP2614461B2 (ja) |
KR (1) | KR960015013B1 (ja) |
CA (1) | CA1321537C (ja) |
DE (1) | DE3880951T2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02293202A (ja) * | 1989-05-06 | 1990-12-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラジアルタイヤ |
JPH0310904A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラジアルタイヤ |
JP2004017692A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2010100263A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2011136658A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2544532B2 (ja) * | 1990-06-15 | 1996-10-16 | 住友ゴム工業株式会社 | 重荷重用タイヤ |
BR0100126A (pt) | 2000-02-01 | 2001-08-28 | Goodyear Tire & Rubber | Pneu radial com linha de lona aperfeiçoada |
JP2001213116A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-07 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
KR100492530B1 (ko) * | 2002-02-22 | 2005-06-03 | 엘지전자 주식회사 | 로봇 몸체의 조립구조 |
JP5683977B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2015-03-11 | 株式会社ブリヂストン | 農業用タイヤ |
FR2977828B1 (fr) * | 2011-07-13 | 2013-08-16 | Michelin Soc Tech | Pneumatique pliable, procede de pliage et utilisation |
JP6743564B2 (ja) * | 2016-08-08 | 2020-08-19 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP6816543B2 (ja) * | 2017-02-06 | 2021-01-20 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP6907681B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2021-07-21 | 横浜ゴム株式会社 | バイアスタイヤ |
JP7415131B2 (ja) | 2019-11-05 | 2024-01-17 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP7448796B2 (ja) | 2020-04-01 | 2024-03-13 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1355014A (fr) * | 1963-02-01 | 1964-03-13 | Mft Fr Pneumatiques Michelin | Perfectionnements aux enveloppes de pneumatiques |
BE754927A (fr) * | 1969-08-19 | 1971-02-17 | Uniroyal Englebert France | Pneus ceintures |
JPS558903A (en) * | 1978-06-29 | 1980-01-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Pneumatic tire |
JPS5747203A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-18 | Bridgestone Corp | Pneumatic flat radial tire for heavy load |
FR2503053A1 (fr) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 | Michelin & Cie | Pneumatique a carcasse radiale pour lourdes charges |
JPS5948204A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | Bridgestone Corp | 転り抵抗を低減した空気入りラジアルタイヤ |
US4513802A (en) * | 1982-03-16 | 1985-04-30 | Bridgestone Tire Company Limited | Reduced rolling resistance pneumatic radial tire and method of manufacturing the same |
JP2554499B2 (ja) * | 1987-07-06 | 1996-11-13 | 住友ゴム工業 株式会社 | 扁平ラジアルタイヤ |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP62249703A patent/JP2614461B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-09-15 KR KR1019880011902A patent/KR960015013B1/ko active IP Right Grant
- 1988-09-28 DE DE88308980T patent/DE3880951T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-09-28 EP EP88308980A patent/EP0311291B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-09-30 CA CA000579072A patent/CA1321537C/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-01-30 US US07/649,288 patent/US5042545A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02293202A (ja) * | 1989-05-06 | 1990-12-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラジアルタイヤ |
JPH0310904A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラジアルタイヤ |
JP2004017692A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2010100263A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2011136658A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR890006423A (ko) | 1989-06-13 |
JP2614461B2 (ja) | 1997-05-28 |
DE3880951T2 (de) | 1993-10-07 |
EP0311291A3 (en) | 1990-01-24 |
US5042545A (en) | 1991-08-27 |
CA1321537C (en) | 1993-08-24 |
DE3880951D1 (de) | 1993-06-17 |
EP0311291B1 (en) | 1993-05-12 |
EP0311291A2 (en) | 1989-04-12 |
KR960015013B1 (ko) | 1996-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2139478C (en) | Tire with reduced bead mass | |
US5277235A (en) | Pneumatic radial tire with high cornering and steering stability | |
EP0790143B1 (en) | Pneumatic radial tyre | |
JPH0194001A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
US20070169870A1 (en) | Heavy load radial tire | |
US7343948B2 (en) | Pneumatic tire for two-wheeled motor vehicles | |
BR112014010358B1 (pt) | Pneumático radial para um veículo de passageiro | |
JPH0399903A (ja) | 重荷重用ラジアルタイヤ | |
US5201969A (en) | Radial tire for heavy duty vehicle including a folded belt layer | |
US6418993B1 (en) | Pneumatic tire | |
US7472735B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP2628938B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
US5192380A (en) | Pneumatic radial tire for passenger vehicle including a particular carcass line | |
US5176768A (en) | Pneumatic radial tire for passenger vehicle with defined carcass curvature | |
JPH0291239A (ja) | 自動二輪車用ラジアルタイヤ | |
US5178716A (en) | Pneumatic radial tire for passenger vehicle with specified carcass profile | |
EP0508813A1 (en) | Off-road tyre | |
JP3113361B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JPH06143921A (ja) | 重荷重用タイヤ | |
JP3124851B2 (ja) | 重荷重用タイヤ | |
JPH02204103A (ja) | ラジアルタイヤ | |
JP2644952B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2001001716A (ja) | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ | |
JP5552906B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH02158403A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 11 |