JPH0193658A - 車輛用無段変速装置 - Google Patents

車輛用無段変速装置

Info

Publication number
JPH0193658A
JPH0193658A JP25195787A JP25195787A JPH0193658A JP H0193658 A JPH0193658 A JP H0193658A JP 25195787 A JP25195787 A JP 25195787A JP 25195787 A JP25195787 A JP 25195787A JP H0193658 A JPH0193658 A JP H0193658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
speed change
gear
engine
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25195787A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunemasa Karasaki
唐崎 常正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP25195787A priority Critical patent/JPH0193658A/ja
Publication of JPH0193658A publication Critical patent/JPH0193658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Friction Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は、エンジンの負荷状態に応じて変速比を無段階
に設定することのできる車輌用無段変速装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点]エンジ
ンの変速比を負荷に応じて無段階に設定できれば、常時
、最適経済状態で車輌を運転すことができることは知ら
れている。
従来、この種の無段変速装置としては、ベルト式が広く
知られている。このベルト式無段変速装置は、ベルトを
巻装する駆動ブーりと被駆動プーリの直径を油圧などの
手段によりエンジン負荷に応じて可変して変速比を設定
するものである。
また、特開昭59−200857号公報には、入力軸に
スプライン結合された摩擦車を、出力軸に軸着された大
径の摩擦板で挟持し、このsmmを上記太径の摩擦板の
中心から径方向へ移動させることにより、変速比を無段
階に設定できる、いわゆる、摩擦車式無段変速装置が開
示されている。
しかし、従来の無段変速装置は、いづれも摩擦力により
動力を伝達するものであり、伝達効率を向上させるには
、l!!擦係擦合数くするか、ベルトあるいは摩擦車に
対する挟着力を高めるなどの方策が考えられるが、構造
が複雑化するばかりでなく、動力伝達中の変速操作が困
難になる。よって、従来のままの構造で伝達効率を向上
せざるには限界がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構
造で、伝達効率の向上を図ることができるばかりでなく
、動力伝達中の変速を容易に行うことのできる車輌用無
段変速装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明による
車輌用無段変速装置は、エンジンに3!!!設する入力
軸に軸装された複数の駆動11!擦板と、アクスル軸に
連設する出力軸に軸装された複数の被駆動摩擦車との間
にLllll擦合装され、さらにこの摩擦車がエンジン
の負荷状態に応じてラジアル方向へ動作させるアクチュ
エータに連設され、また上記ll!擦車のスラスト方向
には、上記アクチュエータの動作に連動して上記摩擦板
と上記*m車との間の押圧力を制御する他のアクチュエ
ータが配設されているものである。
すなわち、エンジンの出力が入力軸に伝達されると、こ
の入力軸に軸装された複数の駆動摩擦板が回転し、この
駆動摩擦車の回転力が出力軸に軸装された複数の被駆動
摩擦板に摩擦車を介して伝達され、アクスル軸が回転す
る。
また、負荷が変動すると、それに応じてアクチュエータ
が上記摩擦車をラジアル方向へ移動させ変速比を可変設
定する。同時に、このアクチュエータに連動する他のア
クチュエータが上記Ig擦板と上記摩擦車との間の押圧
力を制御し動ノj伝達しながらの変速を容易ならしめて
いる。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は車輌用無段変
速装置の要部断面図、第2図は変速部の拡大図、第3図
は第1図の■−■断面図、第4図は第3図のTV−IV
所圃面図第5図は車輌用無段変速装置のシステム全体図
、第6図は車輌用無段変速装置の構成図、第7図はコン
トロールユニットのブロック図、第8図は油圧系のブロ
ック図である。
図中の符号1はトランスミッションケースであり、この
トランスミッションケース1に、一端をエンジン2に連
設する入力軸3が挿通支承されている。さらに、この入
力軸3の一端部に、始動リングギヤ4と、オイルポンプ
5が軸装されている。
また、上記入力軸3にトランスミッション人力軸6が回
動自在に挿通されており、このトランスミッション入力
軸6と上記入力軸3とが始動クラッチ7を介して連結自
在にされている。さらに、この始動クラッチ7に上記オ
イルポンプ5がレギュレータパルプ43を介して連通さ
れている(第8図参照)。
始動時、上記始動クラッチ7に印加される油圧は低く、
上記入力軸3と上記トランスミッション入力軸6との間
は遮断され、スタータ(図示せず)の駆動力が上記リン
グギヤ4、上記入力軸3を介して上記エンジン2に伝達
される。
また、上記トランスミッションケース1には、出力軸8
が上記トランスミッション入力軸6と平行に配設されて
おり、さらに、この出力軸8と上記トランスミッション
入力軸6との丁度中間にインタミーディット軸9か配設
されている。
さらに、上記トランスミッション入力軸6と上記出力軸
8には、複数の駆動摩擦板10と被駆動摩擦板11が各
々スプライン結合されている。さらに、上記インタミー
ディット軸9には、上記各摩擦板10.11間に介在す
るトランス板12がスプライン結合されている。また、
上記各摩擦板10.11と上記トランス板12との間に
、rfJ擦車13が介装されている。
第2図に示り゛ように、この摩擦車13はキャリア14
にピボットベアリング15を介して支承されているもの
で、上記インタミーディット軸9を挟む両側に対向一対
配設されている。この摩擦車13の間隔1 (第6図参
照)は一定であり、上記キャリア14に追従して一体的
に移動する。
また、上記キャリア14の上記インタミーディット軸9
に直交する側(ラジアル方向)の一方の側面にガイドロ
ッド16が突設され、他方の側面にコントロールロッド
17が突設されている。
この両ロッド16,17は上記!・ランスミッションケ
ース1に進退自在に挿通支持されている。
ざらに、上記コントロールロッド17の先端部に螺設さ
れたねじ17aが回転ナツト18に螺合されている。こ
の回転ナツト18は、上記トランスミッションケース1
の外面に固設されたナツトハウジング19内に、テーパ
ベアリング20を介して回動自在に支持固定されている
また、上記回転ナツト18の外周に形成されたギヤ18
aに噛合するビニオン21を一端に軸装する回転軸22
が、上記トランスミッションケース1の外面と上記ナツ
トハウジング19にラジアルベアリング23を介して支
承されている。また、上記回転軸22の他端にウオーム
ホイール24が軸装され、このウオームホイール24に
噛合するウオーム25が、アクチュエータの一例である
変速制御モータ26のスピンドル26aに軸着されてい
る。
一方、上記インタミーディット軸9の一端には、上記摩
擦車13を受ける7ランジ9aが一体形成されている。
また、このインタミーディット@9の他端に、アクチュ
エータの一例で、且つ、外側の上記トランス板12と一
体をなす油圧シリンダ27が設けられている。
この油圧シリンダ27内に、ピストン27aが介装され
ている。このピストン27aが上記インタミーディット
@9にスリーブ27bを介して挿通され、且つ、このピ
ストン27a、スリーブ27bの端部方向への移動がス
ナップリング27cにて規制されている。
また、上記油圧シリンダ27が、上記ピストン27aを
挟んで油圧室27dとばね室27eとに区画形成されて
、このばね室27eにリターンスプリング27fが介装
されている。
上記油圧室27dに油圧が印加されると、上記上記油圧
シリンダ27に一体の上記トランス板12が上記インタ
ミーディット軸9のフランジ9aの方向へ相対移動し、
上記摩擦車13、上記摩擦板10.11、および、上記
トランス板12を上記フランジ9aの方向へ押付ける。
なお、符号27gはスプリングリテーナである。
一方、上記出力Ir*8の上記トランスミッションケー
ス1から突出した端部に、遊星歯車装置28が組付けさ
れている。このXr1足歯車装冒28のサンギヤ28a
が上記出力軸8の端部に枢支されており、このサンギヤ
28aと出力軸8の端部とが定容量セフティクラッチ2
9を介して連設されている。また、このサンギヤ28a
に、プラネタリギヤ28bを支承するキャリア28cが
枢支されており、このキャリア28cにリングギヤ28
dが枢支されている。さらに、このリングギヤ28dが
、上記トランスミッション入力軸6に@着されたプラネ
タリ駆動ギヤ30に噛合されている。
なお、上記定容量セフティクラッチ29は、変速比無限
大付近で発生する過大な内部循環トルクを逃がすもので
ある。
上記トランスミッション入力軸6の回転力は、上記摩擦
車13を介して上記出力軸8に正転で伝達される。一方
、上記リンーグギャ28dに対しては上記プラネタリ駆
動ギヤ30を介して逆転で動力が伝達される。
さらに、上記遊星歯車装置28のキャリア28Cに軸着
されたドライブギヤ31が、アクスル軸32に設けた周
知の差動歯車装置33のクラウンギヤ33aに噛合され
ている。
一方、符号34はコントロールユニットである。
このコントロールユニット34の入力側に、イグニッシ
ョンコイル35からのエンジン回転数信号N1図示しな
いスロットルナ11ンバ下流側に設けられたバキューム
センサ36からのバキューム信号Q1アクセルペダル3
7の0N10FFを検出するアクセルスイッチ5WAC
からのアクセルスイッチ信号Ac、セレクトポジション
38の各ポジションに設けられたニュートラルスイッチ
SWH。
リバーススイッチSWR、ドライブスイッチ5WD1ス
ポーテイドライブスイツチswosなどのON10FF
4NMを出力して、セレクトモードを判別するセケクト
ボジョン信@ P se、スピードメータ39に設けら
れた車速センサ40からの車速信号S、および、上記摩
擦車13の位置を検出する変速比検出ポテンショメータ
41からの変速比検出信号iが入力される。
また、符号42はバッテリであり、上記イグニッション
コイル35にイグニッションスイッチ5WIGを介して
接続されている。
また、上記コントロールユニット34の出力側から、上
記変速制御モータ26に内蔵されている切換えリレーに
正転信号あるいは逆転信号が出力されるとともに、上記
油圧シリンダ27の油圧室27dに対するオイルの供給
mを制御するデユーティソレノイド42へ動作パルスが
出力される。
なお、上記変速制御モータ26にはバッテリ42から上
記イグニッションスイッチS W IGを経て抵抗Rを
介して動作電圧が供給される。
また、上記油圧シリンダ27には、上記オイルポンプ5
がレギュレータバルブ43、上記デユーチインレノイド
42を介して連通されている。さらに、上記レギュレー
タバルブ43に上記始動クラッチ7が連通され、エンジ
ン回転数の上昇に伴う油圧の上昇により、この始動クラ
ッチ7が自動的に接続される。
次に、上記コントロールユニット34の構成を説明する
エンジン負荷検出手段34aでは、エンジン回転数信号
Nとバキューム信号Qから負荷状態を演算し、変速比演
算手段34bに負荷信号を出力する。
また、マツプ選択手段34Cでは、アクセルスイッチ信
号ACとセレクトポジション信号Pseを取入れ、RO
Mに記憶されている複数のマツプから該当マツプを選択
する。
このマツプは、セレクトポジション38のセレクトモー
ド、および、アクセルペダル37の0N10FF動作に
応じた数だけ設けられており、その各々のマツプには各
運転領域ごとの目標変速比係数を負荷と車速から予め実
験などにより求めて記憶しである。
そして、このマツプ選択手段34cで選択されたマツプ
の選択信号が上記変速比演算手段34bに出力される。
この変速比演算手段34bでは、上記負荷信号、および
、車速センサ40からの車速信号Sから、上記選択マツ
プの該当変速比係数を取出し、目標変速比を演算して変
速比設定手段34dへ目標変速比信号を出力する。
この変速比設定手段34dでは、FJ擦車13の位置を
検出する変速比検出ポテンショメータ41からの変速比
信号iにて現在変速比を検出し、上記変速比演算手段3
4bで演算された目標変速比との差を求める。そして、
その演算値を変速比増減信号として、バッフ7アンブ3
4e1および、押圧力演算手段34fへ出力する。
その結果、上記バッファアンプ34eに接続する変速制
御モータ26の切換えリレー(図示せず)に、上記変速
比設定手段34dで演算された差に基づく正転あるいは
逆転信号が出力される。
一方、上記押圧力演算手段34fには、上記変速制御モ
ータ26の負荷検出信qが入力される。
この変速制御モータ26が過負荷状態になると、イグニ
ッションスイッチ5WIGから過大電流が供給される。
この電流値を抵抗Rの両端の電位差から測定し、上記押
圧力演算手段34fの基準電圧値と比較することにより
、変速制御モータ26の負荷状態を検出する。
そして、上記押圧・力140手段34f’では、上記変
速比増減信号と負荷検出信号から、油圧シリンダ27に
対する最適動作圧を演算りる。
すなわち、上記変速制御モータ26が回転して変速動作
する際の摩擦車13と各rPJta板10.11および
トランス板12との間の押圧力を制御し、動力を伝達し
ながら変速動作がむりなく行える上記油圧シリンダ27
の押圧力を割出し、デユーティ比演算手段340に押圧
力信号として出力する。
このデユーティ比演算手段34qには、上記セレクトポ
ジション信号Pseが入力され、セレクトモードがニュ
ートラルにセットされているかどうかが判別される。上
記セレクトポジション38がニュートラルの場合、上記
押圧力演算手段34fの出力信号に拘らず、デユーティ
ソレノイド42へOFF信丹金山力し、上記摩擦車13
と、各摩擦板10.11、および、トランス板12との
間の押圧力を解機、動力伝達を遮断する。
一方、上記セレクトポジション38がニュートラル以外
のポジションにセットされている場合、上記デユーティ
比演詐手段34aからデユーチインレノイド42へ動作
パルス幅を出力する。
このデユーティソレノイド42が動作すると、オイルポ
ンプ5からレギュレータパルプ43を介し圧送されるオ
イルが上記デユーティソレノイド42の動作パルス幅に
応じて、油圧シリンダ27の油圧室27dに送給される
次に、上記構成による車輌用無段変速装叡の動作につい
て説明する。
始動時、図示しないスタータにて始動リングギヤ4を回
転させると、この始動リングギヤ4を軸着する入力軸3
を介しエンジン2が起動する。ところで、始動時の上記
入力軸3に連設するオイルポンプ5の油圧は低く、この
オイルポンプ5からの油圧にて動作する始動クラッチ7
はOFF状態にあり、上記入力軸3の回転力がトランス
ミッション入力軸6に伝達されることはない。
そして、上記エンジン2が起動し、エンジン回転数が次
第に上昇すると、上記オイルポンプ5の油圧も次第に上
昇し上記始動クラッチ7が接続され、上記エンジン2の
駆動力が入力軸3、始動クラッチ7を介して上記トラン
スミッション入力軸6に伝達される。
すると、このトランスミッション入力軸6にスプライン
結合されている駆動1?擦板10が回転し、この回転力
がキャリア14にピボットベアリング15介して支承さ
れている摩擦車13を介して、インタミーディット軸9
にスプライン結合されているトランス板12が同方向へ
回転する。そして、このトランス板12の回転力が他方
の摩擦車13を介して被駆動摩擦板11に伝達され、こ
の被駆a*t*板11をスプライン結合する出力軸8が
同方向へ回転する。
その結果、この出力@8の回転力が、その端部に枢支さ
れている遊星歯車装置28のサンギヤ28aに定容量セ
フティクラッチ29を介して伝達され、このサンギヤ2
8aが同方向へ回転する。
一方、この遊星歯車装置28のリングギヤ28dが、上
記トランスミッション入力軸6に軸着されているプラネ
タリ駆動ギヤ30に噛合されている。よって、上記リン
グギヤ28dと上記サンギヤ28aとは互いに逆方向へ
回転する。
そして、この遊星歯車装@28のキャリア28CにIN
1着するドライブ−1!ヤ31に噛合する差動歯車装置
33のクラウンギヤ33aが回転し、アクスル軸32に
駆動力が伝達される。
ところで、上記遊星歯車装置28の変速比は次式で求め
ることができる。
Nr +(Zs /Zr ) N5 =(1+Zs /Zr )NC・・・・・・■(Zs 
/Zr )−γ・・・とおけば、Nr +7NS = 
(1+γ)Nc  ・・・・・・■、’、Nc −(N
r +7Ns )/ (1+7)=■ここで、  N「
:リングギャ28dの回転数NS:サンギヤ28aの回
転数 NC:キャリア28cの回転数 Z「:リングギャ28dの歯数 ZS:サンギヤ28aの歯数 上記リングギヤ28dは逆方向へ回転しているので、そ
の回転数を−Nrとすれば、上記■式は、Nc −(−
Nr +7NS )/ (1+γ)・・・・・・■とな
る。
上記0式から、上記サンギヤ28aと上記リングギヤ2
8dの回転数差により、上記キャリア28Gは以下の表
に示す動作をする。
但し、上記入力軸3の回転を一定とし、且つ、キャリア
28cの正転方向を前進(+NC)とする。
一方、上記エンジン2が駆動す為と、コントロールユニ
ット34にて、変速制御モータ26と変速制御モータ2
6に対する制御信号を、既述した動作手順に従って演算
する。
上記変速制御モータ26のスピンドル26aの回転力は
、ウオーム25、ウオームホイール24、ピニオン21
を介して一対の回転ナツト18に伝達される。そして、
この回転ナツト18に螺合するコントロールロッド17
を介して主1シリア14がガイドロッド16に支持され
ながら、第1図の水平方向へ移動する。
すると、このキャリア14に支承されている摩擦t11
3の摺接位置が移動し、上記遊星歯車装置28のサンギ
ヤ28aとリングギヤ28dとの間に絶対値における回
転数差が生じ、その回転数差により加速、減速を含む前
進、あるいは、停止、または、後退を設定することがで
きる。
その結果、トルクに応じた最適変速比が無段階に設定さ
れる。
上記コントロールユニット34では、例えば、セレクト
ボジシミン38がDs  (スポーティドライブ)モー
ドにセレクトされている場合、D(ドライブ)モードに
セレクトされている場合に比し、常に高いトルクの回転
数で走行できようにすることができる。また、後退の場
合は、高い変速比に固定して、変速は行わないようにす
ることもできる。
一方、エンジン2が稼動すると、上記オイルポンプ5の
油圧がレギュレータバルブ43、デユーティソレノイド
42を介して油圧シリンダ27の油圧室27dに印加さ
れる。すると、ピストン27aが上記インタミーディッ
ト軸9に固定されているため、上記油圧シリンダ27が
第1図の下方ヘリターンスプリング27fの付勢力に抗
して相対移動する。
そして、この油圧シリンダ27に一体の外側のトランス
板12が、上記インクミーディット軸9に沿って移動し
、各トランス板12、駆動摩擦板10、被駆動*振板1
1を摩擦車13を介して抑圧する。その結果、上記トラ
ンスミッション入力軸6の回転力が上記出力軸8に摩擦
力により伝達される。
一方、変速時に上記摩擦車13が移動づる場合、上記コ
ントロールユニット34が上記デユーティソレノイド4
2に制御信号を出力し、上記油圧シリンダ27の押圧力
を、上記stp車13が動力伝達しながら移動できるよ
うな圧力に制御する。
すなわち、上記コントロールユニット34の押圧力演算
手段34fで検出された変速制御モータ26の負荷に基
づき、この変速制御モータ26に過大負荷がかからない
範囲に上記押圧力を制御する。
以上の結果、上記変速制御モータ26と、上記油圧シリ
ンダ27の動作を上記コントロールユニット34でi、
IJ ilDすることにより、変速比を負荷に応じて無
段階に制御することできる。
なお、上記摩擦板10,11. トランス板12、およ
び、摩FIA車13を増加すれば、より高い伝達効率を
得ることができる。
また、変速制御モータ26は油圧シリンダでもよく、ま
た、油圧シリンダ27はデユーティソレノイド自体であ
ってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、エンジンに連設置
る入力軸に軸装された複数の駆動J!!擦板振板アクス
ル軸に連設する出力軸に軸装された複数の被駆動摩擦板
との間にflJi22車が介装され、さらにこのFj擦
車がエンジンの負荷状態に応じて摩擦板のラジアル方向
へ動作させるアクチュエータに連設さ・れ、また上記摩
擦板のスラスト方向には、上記アクチュエータの動作に
連動して上記摩擦板と上記J!?!擦車との間の押圧力
を制御する他のアクチュエータが配設されているので、
Pi!擦車を使用しながら高い伝達効率を得ることがで
き、その上、負荷に応じた変速比を容易に制御すること
ができるばかりでなく、動力伝達しながら変速操作する
ことができるなど優れた効果が秦される。
また、構造が簡単であるため、取扱カー容易で1ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は車輌用無段変
速装置の要部断面図、第2図は変速部の拡大図、第3図
は第1図の■−■断面図、第4図は第3図のIV−rV
断面図、第5図は車輌用無段変速装置のシステム全体図
、第6図は車輌用無段変速装置の構成図、第7図はコン
トロールユニットのブロック図、第8図は油圧系のブロ
ック図である。 2・・・エンジン、6・・・入力軸、8・・・出力軸、
10・・・駆動摩擦板、11・・・被駆動摩擦板、13
・・・摩擦車、26・・・アクチュエータ(変速制御モ
ータ)、27・・・アクチュエータ(油圧シリンダ)、
32・・・アクスル軸。 D   − 第5図 −342=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンに連設する入力軸に軸装された複数の駆動摩擦
    板と、アクスル軸に連設する出力軸に軸装された複数の
    被駆動摩擦車との間に摩擦車が介装され、さらにこの摩
    擦車がエンジンの負荷状態に応じてラジアル方向へ動作
    させるアクチュエータに連設され、また上記摩擦車のス
    ラスト方向には、上記アクチュエータの動作に連動して
    上記摩擦板と上記摩擦車との間の押圧力を制御する他の
    アクチュエータが配設されていることを特徴とする車輌
    用無段変速装置。
JP25195787A 1987-10-05 1987-10-05 車輛用無段変速装置 Pending JPH0193658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25195787A JPH0193658A (ja) 1987-10-05 1987-10-05 車輛用無段変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25195787A JPH0193658A (ja) 1987-10-05 1987-10-05 車輛用無段変速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0193658A true JPH0193658A (ja) 1989-04-12

Family

ID=17230502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25195787A Pending JPH0193658A (ja) 1987-10-05 1987-10-05 車輛用無段変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0193658A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053995A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Jatco Ltd 変速機
JP2010060005A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Jatco Ltd 多段変速機
JP2010060004A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Jatco Ltd 変速機
WO2013145185A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145188A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145175A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145177A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145169A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145157A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2014136467A1 (ja) * 2013-03-07 2014-09-12 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2014136469A1 (ja) * 2013-03-07 2014-09-12 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2014141542A1 (ja) * 2013-03-12 2014-09-18 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2014185257A1 (ja) * 2013-05-13 2014-11-20 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2014222084A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015040584A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015064032A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015064031A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015064028A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2015053048A1 (ja) * 2013-10-07 2015-04-16 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2015190137A1 (ja) * 2014-06-12 2015-12-17 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機及びホイール駆動装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053995A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Jatco Ltd 変速機
JP2010060005A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Jatco Ltd 多段変速機
JP2010060004A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Jatco Ltd 変速機
WO2013145188A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145185A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145175A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145177A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145169A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
WO2013145157A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 ジヤトコ株式会社 無段変速機
JP5736505B2 (ja) * 2012-03-28 2015-06-17 ジヤトコ株式会社 無段変速機
JP5736506B2 (ja) * 2012-03-28 2015-06-17 ジヤトコ株式会社 無段変速機
CN104204614A (zh) * 2012-03-28 2014-12-10 加特可株式会社 无级变速器
WO2014136469A1 (ja) * 2013-03-07 2014-09-12 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP6006862B2 (ja) * 2013-03-07 2016-10-12 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP5926442B2 (ja) * 2013-03-07 2016-05-25 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2014136467A1 (ja) * 2013-03-07 2014-09-12 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2014141542A1 (ja) * 2013-03-12 2014-09-18 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2014185257A1 (ja) * 2013-05-13 2014-11-20 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP5934841B2 (ja) * 2013-05-13 2016-06-15 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2014222084A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015040584A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015064028A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015064031A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP2015064032A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2015053048A1 (ja) * 2013-10-07 2015-04-16 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
JP6006886B2 (ja) * 2013-10-07 2016-10-12 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機
WO2015190137A1 (ja) * 2014-06-12 2015-12-17 ジヤトコ株式会社 マルチディスク変速機及びホイール駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0193658A (ja) 車輛用無段変速装置
US6991575B2 (en) Continuously variable transmission apparatus
US5159855A (en) Continuously variable driving unit of a motor vehicle
US6569052B2 (en) Control of infinitely variable transmission
US7641588B2 (en) CVT system having discrete selectable speed ranges
EP0301590B1 (en) A stepless speed reducer
US4860863A (en) Method and apparatus for controlling a clutch of a vehicle
US6001042A (en) Continuously variable transmission with ratio synchronizing system
EP0668184B1 (en) Clutch operational control apparatus
JP3331766B2 (ja) トランスファ装置の副変速機
US4192200A (en) Variable ratio gear transmission
KR100544220B1 (ko) 최소의 오비터를 갖는 트랜스미션
JPS59103067A (ja) 車輌用動力伝達装置の制御方法
JP2631371B2 (ja) 連続可変変速機のクラッチ制御方法
JPS5828046A (ja) 動力伝達装置
JP4304745B2 (ja) パワートレインの制御装置
JPH0678781B2 (ja) トロイダル形無段変速機のクリ−プ制御装置
JPS61193936A (ja) 自動車用無段変速装置
JP4253891B2 (ja) パワートレインの制御装置
JP2899761B2 (ja) 連続可変変速装置のベルトレシオ制御方法
JPS627425B2 (ja)
JPH0647350B2 (ja) 自動車用無段変速装置
JP3367565B2 (ja) 連続可変変速機の変速制御方法
JP2000170889A (ja) トラクタのトランスミッション
JP3319805B2 (ja) 自動車駆動系の制御方法及びその装置