JPH0192217A - ポリエポキシド中の安定な有機ポリマー分散体の製造方法 - Google Patents

ポリエポキシド中の安定な有機ポリマー分散体の製造方法

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JPH0192217A
JPH0192217A JP63198767A JP19876788A JPH0192217A JP H0192217 A JPH0192217 A JP H0192217A JP 63198767 A JP63198767 A JP 63198767A JP 19876788 A JP19876788 A JP 19876788A JP H0192217 A JPH0192217 A JP H0192217A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エポキシ樹脂としても公知であるポリエポキシドは、コ
ーティング、接着剤ファイバー補強ラミネート、コンポ
ジット、エンジニアリング樹脂、および容器樹脂および
モルタルのような特殊用途に使用するために充分適応す
る数多くの性質を有している。これらの性質は、耐蝕性
および耐溶剤性があること、接着性電気特性が良好なこ
と、寸法安定性がよいこと、硬度があること、キュア時
における収縮性が小さいこと、および他の多くの有益な
特性があること等の性質である。主な欠点はその脆さに
あった。この問題に対し一般に行なわれている解決法は
、反応性液状ポリマー(RLF)を添加することであっ
た。これらは、通常ポリエポキシドのキュア時に溶液か
ら沈でんする、末端カルボキシル ブタジエンアクリル
ニトリルコポリマーのようなエラストマーである。
この沈でんにより、樹脂を粘り強くする不連続なエラス
トマーの粒子あるいは領域を生成される。
キュア樹脂を粘り強くする方法により軟化温度を相当に
低下させる。粒径は機械的性質を決定する重要なファク
ターである。官能基の選定および反応性は粒子形成にお
いて臨界的である。更にキユアリング条件は、その大き
さおよび構造にかなり影響を与える。他の欠点としては
、RLFが、良好な混合性および低粘度のために低分子
量に限定されることである。
アメリカ特許No、316,469/81の優先権を有
するヨーロッパ出願特許78.528にアクリレートラ
バーを含有するエポキシ接着剤をつくるための組成物が
開示されている。この中での実施例でブチルアクリレー
トからつくったラバーが使用されている。
これらのゴムは実施例の中で51℃を越える温度で使用
され、エポキシ樹脂に可溶性である。
本発明者は、未硬化のポリエポキシドとエチレン系不飽
和モノマーのポリマーとを混合して分散体を製造するこ
とを試みた。しかしこのような分散体は保存中(得に高
温で)不安定であった。
その理由は必ずしも明白ではない。
本発明者はさらに実験を行ない連続相として未硬化のポ
リエポキシド中でエチレン系不飽和モノマーをその場重
合させて得られたポリマー(分散相)の分散体は保存中
(特に高温で)安定であることを発見した。その理由は
ポリエポキシド中でエチレン系不飽和モノマーをその場
重合させた時、その重合体のナチュラルグラフト化(n
aturalgrafting)は低いためであること
がわかった。
本発明は、連続相としての未硬化のポリエポキシド中に
おけるその場で重合されたエチレン系不飽和モノマーの
ポリマーの安定な分散体において、その分散相は少なく
とも60°C1好ましくは少なくとも90℃の温度でそ
のポリエポキシドに不溶性のままである安定な分散体に
関する。その場重合によって作られた重合体の分散相は
、カチオン、アニオンあるいは配位重合あるいはフリー
ラジカル鎖付加のような付加反応において段階反応(縮
合)で一つ以上のモノマーの重合によりつくられる。
さらに本発明は、(1)少量の官能性モノマーとポリエ
ポキシドとを反応させることによりビニル化付加物をつ
くること、(2)ビニル化付加物とエチレン性不飽和モ
ノマーとを反応させることにより分散安定剤をつくるこ
と、および(3)ポリエポキシド中で、かつ分散安定剤
の存在下でエチレン性不飽和モノマーを重合させること
により有機ポリマーの分散体をつくることから成る工程
を特徴とする、その分散相は少なくとも60℃の温度で
連続相である未硬化のポリエポキシドに不溶性のままで
ある安定な分散体の製造方法に関する。また一方分散体
安定剤は、別につくられ、エチレン性不飽和モノマーの
添加および重合前あるいは添加および重合時ポリエポキ
シドへ添加することもできる。(a)分散体の粒子が使
用前あるいはキユアリング時に凝固あるいは合着しない
こと;(b)粒子がコントロールされた粒径を有するこ
と;(C)分散体が、早期にキユアリングされることな
く相当な期間貯蔵可能であること;が望ましいことであ
る。
本発明の分散体は、ポリエポキシド中の有機ポリマー溶
液に比較し以下の利点を有している。
(1)所定の固体金歯では、分散体の方が、しばしばポ
リマー溶液に比較して低粘度である。
(2)高軟化温度で生ずる湾曲マトリックス中において
分散体は溶解物含有量が少ない。
(3)分散体の湾曲マトリックス中の分散粒子の径およ
び分布をコントロールしやすい。
樹脂組成物の製造には、公知のポリエステルのすべてを
使用することができる。有用なポリエポキシドは、多価
アルコールおよび多価フェノールのポリグリシジルエー
テル、ポリグリシジルエステル、メチレンジアニリンの
テトラグリシジルエーテルのようなポリグリシジルアミ
ン、ポリグリシジルアミド、ポリグリシジルイミド、ポ
リグリシジルヒダントイン、ポリグリシジルチオエーテ
ル、脂肪酸あるいは乾性油のポリキシ化エステル、エポ
キシ化ポリオレフィン、エポキシ化ジー不飽和酸エステ
ル、エポキシ化不飽和ポリエステルおよびそれらの混合
物である。これらは、−分子あたり平均1個より多(の
エポキシ基を含有するものである。ポリエポキシドはモ
ノマーでもあるいはポリマーでもよい。
多価フェノールがポリエポキシドをつくるために選択さ
れる場合には、多くの構造の態様が可能である。多価フ
ェノールからつくられたポリエポキシドは、その接続ラ
ジカルが低級アルキレン、硫黄、酸素、カルボニル、あ
るいは硫黄の酸化物であるビスフェノール基を含有する
。芳香族環は、独立に低級アルキル、アルキレン、ある
いは、塩素または臭素のようなハライドで置換すること
ができる。
他の多価フェノールは単数の二価および三価のフェノー
ルであり例えばレゾルシン、ハイドロキノン、カテコー
ル、タロログルシンおよびピロガロールである。
更に他の多価フェノールは、フェノールあるいは置換フ
ェノールが炭化水素基で接続されているノボラックであ
る。
エポキシ化オレフィンあるいは、脂肪酸のエポキシ化エ
ステルに関するポリエポキシドは、過酸から生ずる酸が
生成エポキシ基と反応せずエステル鎖およびヒドロキシ
ル基を生成するように、反応がコントロールされた温度
で遊離二重結合をもつ化合物のエポキシ化の一つである
公知の過酸方法により一般につくられる。過酸法による
ポリエポキシドの製造は、数多くの雑誌および特許に記
載されている。ブタジェンポリマー、エチルリル−ト、
ポリ不飽和乾性油あるいは乾性油エステルのような化合
物は、すべてポリエポキシドへ転化することができる。
更に他のポリエポキシドは、エポキシ化シクロオレフィ
ンである。これらのポリエポキシドは、公知の過酸法を
用いて環状オレフィン性物質のエポキシ化によりつくる
ことができる。
ポリマーポリエポキシドの例としては、グリシジルアク
リレート、グリシジルメタアクリレートおよびアリルグ
リシジルエーテルのポリマーおよびコポリマーである。
本発明はポリエポキシドに応用されるものであるが一般
に好適なポリエポキシドは、エポキシド基あたり150
〜20,000の重量を有する多価アルコールあるいは
多価フェノールのグリシジルポリエーテルである。これ
らのポリエポキシドは、通常少なくとも約2モルのエピ
ハロヒドリンあるいはグリセロールジハロヒドリンと1
モルの多価アルコールあるいは多価フェノール、および
ハロヒドリンのハロゲンと結合するために充分な量の苛
性アルカリとを反応させることによりつくられる。
この生成物は1個より多くのエポキシ基、即ち1個より
多い1,2−エポキシ基の存在を特徴とする。
他の改良についても関連技術者には公知である。
ポリエポキシドに、更に反応希釈剤として、ブチルグリ
シジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、あるい
はクレゾールグリシジルエーテルのような少世のモノエ
ポキシドを含有することができる。これらの反応性希釈
剤は、通常ポリエポキシド処方へ添加されて、その処理
粘度を低下させ、かつ処方物に対する湿潤性を向上させ
る。
文献に公知のように、モノエポキシドは、ポリエポキシ
ド処方の化学量論に影響を与え、その変化を招くキユア
リング剤および他のパラメーターの量が調節される。
使用されるエチレン性不飽和モノマーの例としては、ブ
タジェン、イソプレン、1,4−ペンタジェン、1,6
−へキサジエン、1.7−オクタジエン、スチレン、α
−メチルスチレン、メチルスチレン、2.4−ジメチル
スチレン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ブ
チルスチレン、フェニルスチレン、シクロへキシルスチ
レン、およびベンジルスチレン;クロロスチレン、2,
5−ジクロロスチレン、ブロモスチレン、フルオロスチ
レン、トリフルオロ−メチルスチレン、イオドスチレン
、シアノスチレン、ニトロスチレン、N、N−ジメチル
アミノスチレン、アセトキシルスチレン、メチル−4−
ビニル−ベンゾエート、フェノキシスチレン、P−ビニ
ルジフェニルサルファイド、およびP−ビニル−フェニ
ルフェニルオキシドのような置換スチレン;アクリロニ
トリル、メチルメタアクリレート、シクロへキシルメタ
アクリレート、ベンジルメタアクリレート、イソプロピ
ルメタアクリレート、オクチル−メタアクリレート、メ
タクリロニトリル、メチルα−クロロアクリレート、エ
チルα−エトキシアクリレート、メチルα−アセトアミ
ノアクリレート、ブチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、2−エチルへキシル−アクリレート、フェニルア
クリレート、フェニルメタアクリレート、α−クロロア
クリロニトリル、N、N−ジメチルアクリルアミド、N
、N−ジベンジルアクリルアミド、N−ブチルアクリル
アミド、およびメタクリルホルムアミドのような置換ア
クリルモノマー;ビニルアセテート、ビニルクロロアセ
テート、ビニルブチレート、イソプロペニルアセテート
、ビニルホルメート、ビニルメトキシ−アセテート、ビ
ニルベンゾエート、ビニルクロライド、ビニルトルエン
、ビニルナフタレン、ビニルブロマイド、ビニルクロラ
イド、ビニルフルオライド、ビニリデンブロマイド、ビ
ニリデンクロライド、1−クロロ−1−フルオロ−エチ
レン、ビニリデンクロライド、ビニルメチルエーテル、
ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテル、ビニ
ルブチルエーテル、ビニル2−エチルヘキシルエーテル
、ビニルフェニルエーテル、ビニル−2−メトキシエチ
ルエーテル、メトキシブタジェン、ビニル2−ブトキシ
−エチルエーテル、3.4−ジヒドロ−1,2−ビラン
、2−ブトキシ2′−ビニロキシジエチルエーテル、ビ
ニル2−エチルメルカプトエチルエーテル、ビニルメチ
ルケトン、ビニルエチルケトン、ビス(β−クロロ−エ
チル)ビニルホスホネートのようなビニルホスホネート
、ビニルフェニルケトン、ビニルエチルサルファイド、
ビニルエチルスルホン、N−メチル−N−ビニルアセト
アミド、N−ビニル−ピロリドン、ビニル−イミダゾー
ル、ジビニルサルファイド、ジビニルスルホキシド、ジ
ビニルスルホン、ナトリウムビニルスルホネート、メチ
ルビニルスルホネート、N−ビニルピロール等のような
どニスエステル、ビニルエーテル、ビニルケトン;ジメ
チルフマレート、ジメチルマレエート、モノメチルイタ
コネート、t−ブチルアミノエチルメタクリレート、ジ
メチルアミノエチルメタクリレート、アリルアルコール
、ジクロロブタジェンおよびビニルピリジンがある。本
発明の安定な分散体の基準に合致する限り公知の重合性
モノマーのすべてを使用できる。上述の化合物は、例示
したものであり、本発明での使用に適するモノマーを限
定するものではない。
概して、本発明の目的は、使用モノマーが使用温度以下
のガラス転移温度である軟かいポリマーを生成する場合
には、至極簡単に達することができる。分散体安定剤の
存在は一般に望ましい。代表的なモノマーは、アルキル
基が少なくとも4個の炭素原子、好ましくは4〜8個の
炭素原子を含有するアクリル酸およびメタアクリル酸の
アルキルエステルである。従って、ブチルアクリレート
および2−エチルへキシルアクリレートが好適である。
他の代表的なモノマーは、ブタジェンおよびイソプレン
のようなジエンである。更に他の有用なモノマーは、ビ
ニル化ポリオキシアルキレンである。これらのモノマー
と他のコモノマーとのコポリマーもまた使用できる。例
えば、スチレンおよびブタジェンは、公知のエラストマ
ーを生成する。最も好適なものはエラストマーを生成す
るモノマーである。
軟化温度が高いポリマーを生成するモノマーを使用する
ことができるが、そのポリマーはキュア分散体の粘り強
さに有利な効果をもたらさない。
そのようなポリマーは、例えば顔料やあるいは充填剤と
して所望される場合に使用される。前述のように分散体
安定剤を使用することは一般に望ましい。しかしながら
、本発明中での組成物は、安定剤の不存在下でポリマー
の重合温度およびポリエポキシドのキュア温度より高い
ガラス転移温度あるいは結晶化融点を有する硬いポリマ
ーを用いてつ(ることかできる。そのようなポリマーは
ポリアクリロニトリルである。
更に分散相の態様において、重合可能な二重結合の他に
活性基を有する少回の官能性器ツマ−を含有することが
できる。反応性ラジカルを有するモノマーの例は、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、2−
ヒドロキシエチルあるいはプロピルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、t−ブチルアミノエ
チルメタクリレート、β−イソシアネートエチルメタク
リレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート、イタコン酸のグリコールモノエステル、イタ
コン酸のメチルモノエステル、アクリルアミドあるいは
置換アクリルアミド、アリルアルコール、マレイン酸、
フマル酸およびイソプロペニルフェノール等である。こ
れらのモノマーは、エポキシマトリックスに対し、その
後の架橋あるいは結合のための位置を提供することがで
きる。
更に1個より多くのビニル基を含有するモノマーを少量
、分散相の分子量を大きくするために使用することもで
きる。そのようなコモノマーの例は、ジビニル−ベンゼ
ン、アリルメタクリレートあるいはエチレングリコール
ジメタクリレートである。
エチレン性不飽和モノマーの重合は通常のフリーラジカ
ル触媒により高温で誘導されて行なわれる。触媒濃度は
、0.011〜10%、好ましくは、0.2〜1.0%
である。しかしいづれの有効触媒量も満足すべきもので
ある。触媒は、公知のフリーラジカルタイプのビニル重
合用触媒である、例えば過酸化水素、ジベンゾイルパー
オキシド、アセチルパーオキシド、ベンゾイルヒドロパ
ーオキシド、t−ブチルヒドロパーオキシド、ジ−t−
ブチルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、ブチリ
ルパーオキシド、ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオ
キシド、クメンヒドロパーオキシド、パラメンタンヒド
ロパーオキシド、ジアセチルパーオキシド、ジ−α−ク
ミルパーオキシド、ジプロピルパーオキシド、ジイソプ
ロピルパーオキシド、イソプロピル−t−ブチルバーオ
キシド、ブチル−t−ブチルパーオキシド、ジラウロイ
ルパーオキシド、シフロイルパーオキシド、ジトリフェ
ニルメチルパーオキシド、ビス(P−メトキシベンゾイ
ル)パーオキシド、P−モノメトキシ−ベンゾイルパー
オキシド、ルブレンパーオキシド、アクリレート、t−
ブチルパーオキシベンゾエート、ジエチルパーオキシテ
レフタレート、プロピルヒドロパーオキシド、イソプロ
ピルヒドロパーオキシド、n−ブチルヒドロパーオキシ
ド、t−ブチルヒドロパーオキイド、シクロヘキシルヒ
ドロパーオキシド、トランス−デカリンヒドロパーオキ
シド、α−メチルベンジルヒドロパーオキシド、α−メ
チル〜α−エチルーベンジルヒドロパーオキシド、テト
ラリンヒドロパーオキシド、トリフェニルメチルヒドロ
パーオキシド、ジフェニルメチルヒドロパーオキシド、
α、α′−アゾー2−メチルブチロニトリル、α、α′
−2−メチルーヘプトニトリル、1.1′−アゾ−1−
シクロヘキサンカルボニトリル、ジメチルα、α′−ア
ゾ−イソブチレート、4.4’−アゾ−4−シアノペン
タノン酸、アゾビスイソブチロニトリル、過コハク酸お
よびジイソプロピルパーオキシジカルボネート等の過酸
化物、過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、およびアゾ化
合物である。更にこれらの触媒の混合物も使用可能であ
る。
エチレン性不飽和モノマーの重合は、不活性溶剤の存在
下で実施することもできる。この溶剤の例は、トルエン
、ベンゼン、アセトニトリル、エチルアセテート、ヘキ
サン、ヘプタン、ジシクロヘキサン、ジオキサン、アセ
トン、N、N −ジメチルホルムアミド、N、N−ジメ
チルアセトアミド、ハロゲン化溶剤およびO−キシレン
であり、それらのモノマーの重合用の適当な溶剤として
文献な公知なものである。不活性溶剤の選択においては
、モノマーの重合反応に実質上影響を与えないことだけ
が要求される。使用する場合はいづれの溶剤もキユアリ
ング前に除去される。
エチレン性不飽和重合システムには、分散相中のエチレ
ン性不飽和モノマーに基き少量の、即ち0.1〜2重量
%の連鎖移動剤を任意に含有することができる。本発明
では、アルキル鎖に1〜20個の炭素原子を有するアル
キルメルカプタンが使用される。代表的なメルカプタン
は、エチルメルカプタン、プロピルメルカプタン、プチ
ルメルカプタン、ヘキシルメルカプタン、オクチルメル
カプタン、デシルメルカプタン、ドデシルメルカプタン
、テトラ−デシルメツCカプタン、セチルメルカプタン
、およびステアリルメルカプタンである。
ジサルファイドおよびハロゲン化化合物特に塩素化、臭
素化、ヨウ素化化合物のような他の連鎖移動剤を使用す
ることもできる。
使用される重合温度は、ポリエポキシドの軟化点より高
く、かつ一般に分散相の粒子の軟化点より高い(これは
必しも必要ではない)。
分散相の全は、ポリエポキシドが連続相である限り、分
散体全体の5〜70重世%、好ましくは5〜50重足%
である。ポリマー分散相の最適濃度は、使用される物質
および目的とされる最終用途によりいろいろである。通
常分散体は、それが使用される固形分の歯を用いてつく
られる。しかし、高固形分の分散体をつくり、目的の固
形分量になるように希釈することも可能である。
分散体は、非常に簡単につくることができ、分散体安定
剤が組成物中に含有される場合すぐれた安定性およびそ
の他の性質を有している。基本的に必要不可欠なことは
、安定剤が少なくとも二種の異なったセグメント、即ち
一つがポリエポキシドと相溶性でありかつもう一つがポ
リマー粒子と相溶性であるセグメントを含有する分子で
あることである。最適の安定剤は、ビニル付加体先駆体
と分散相と同じモノマーである不飽和モノマーとの反応
生成物である。
ビニル付加体は、前述の官能性モノマーとポリエポキシ
ドとの反応生成物である。ビニル付加体は、好ましくは
、前述の反応性の官能性モノマーとオキシラン基との反
応によりつくられる。反応基は、例えばカルボキシル、
フェノールヒドロキシ、チオフェノールイソシアネート
、あるいはアミノ基である。これらのモノマーとオキシ
ラン基との反応のための反応性および方法と有用な反応
パラメーターとは公知であり、文献および簡単な予備受
験により、賢明な選択がなされる。
これらについては、主としてLee & Nevill
eによるHandbook of Epoxy Re5
ins (McGraw−Hill。
New York (1967))の付録5−1および
目録第5章39〜40頁に記載されている。
安定剤は、分散体製造の初期段階で、その位置で好都合
につくられる。ある場合には、ポリエポキシド量と比べ
て少量の不飽和オキシラン−活性成分をエポキシと反応
させて、不飽和基およびオキシラン基をもつ物質をつく
る。ついで、更に不飽和基を他のエチレン性不飽和物質
と反応させてポリマー安定剤をつくる。
一方安定剤を別々につくり、ビニルモノマーの添加およ
び重合時あるいは前にその生成安定剤をエポキシ樹脂に
添加することもできる。
オキシラン−含有化合物とオキシラン反応性化合物との
生成物をつくるための反応パラメーターは、使用される
個々の成分によりある程度変る。
ポリエポキシドと不飽和カルボン酸との有用な触媒は、
エポキシ/カルボキシ反応を触媒活性するようなエチル
トリフェニルホスホニウムアセテート、酢酸コンプレッ
クスおよびその他の公知のオニウム化合物;トリス(ジ
メチルアミノメチル)フェノールのような第三アミン;
トリフェニルホスフィンおよび塩化クロムおよび酢酸ク
ロムを含む金属塩のような他の化合物である。
エポキシ/カルボキシ反応終了前に重合が進行するのを
防止するためマトリックスへ重合禁止剤を添加するのが
普通である。代表的な禁止剤は、1onol  抗酸化
剤として市販されている2、6−ジーt−ブチル−4−
メチルフェノール;P−メトキシフェノール、ハイドロ
キノン、およびテトラヒドロチアジンである。禁止剤は
一般にビニル付加体の貯蔵用としても使用される。
分散体の性質は、数多くのファクター、例えば成分の性
質、分散相の粒径および濃度、分散相の粒子の硬さおよ
び軟かさ、およびディスバージョン安定剤の濃度により
影響される。
実際のほとんどの用途では、約20ミクロン(20μm
)より小さい粒子によって、最高のデイスパージョンの
安定剤および分散相による性能向上が達成される。
分散体は、ポリエポキシドをキユアリングすることによ
り固化される。キユアリング剤の選択がキュア速度、発
熱および最終生成物の性質に影響を与えることは、ポリ
エポキシドのキユアリングにおいては公知である。キユ
アリング剤およびその影響については文献において公知
である。例えばHand book of Epoxy
 Re5ins、 (supra)およびChemie
al Reactjons of Polymer、 
(IntersciencePublishers  
、 New York)のP912〜92B (197
6年)等の文献である。これらの影響のいくつかはMo
dern Plastics Encyclopedi
a P33〜34 (1982〜1983)に記載され
ている。
これらの文献では、つぎのことか云われている;脂肪族
ポリアミンおよびこれらのアミン誘導体は、室温でエポ
キシ樹脂をキュアする。その例は、ジエチレントリアミ
ン、ケチミン、環状脂肪族アミンおよびポリアミドであ
る。貯蔵寿命、粘度、粘り強さ、および耐熱性は選択さ
れるポリアミンのタイプにより影響される。
4.4′−メチレンジアニリンおよびメタ−フェニレン
ジアミンのような芳香族アミンは、脂肪族アミンより反
応性が小さく、通常高温でのキュアが必要である。これ
らの物質は貯蔵寿命の長いシステムをつくり、特に高温
において、脂肪族アミンより作業性が良いポリマーを提
供する。
酸無水物は、二番目に最もよく使用されるキユアリング
剤である。よく使用される酸無水物は、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸およびNadicメチル無水物である
。一般に酸無水物システムは、高温でのキユアリングが
必要であるが、貯蔵寿命が長くかつ電気特性が良好であ
る利点を有している。
触媒性キユアリング剤によるキュアは、エポキシド基の
ホモ重合により進行する。代表的な触媒は、ジシアンジ
アミン、ベンジルジメチルアミンのような第三アミンお
よびルイス酸あるいはボロントリフルオライドモノエチ
ルアミンのようなルイス塩基である。これらのキユアリ
ング剤は、室温での長期貯蔵寿命、高温での迅速なキュ
アおよび高温における良好な作業性を提供する。
メラミン−、フェノール−1および尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂は、エポキシ樹脂の水酸基を通じて架橋するア
ミノおよびフェノプラスト樹脂キユアリング剤のタイプ
である。これらのシステムは高温でキュアが行なわれ、
良好な耐薬品性の生成物をつくる。
最終的なエポキシ樹脂/キュアリング剤システムには、
ときによりその製造および最終キュア生成物の作業にお
ける要望に応するために促進剤、充填剤、補強剤および
一官能性あるいは二官能性のグリシジルエーテル希釈剤
のような一つ以上の添加物質を含有することができる。
キュア生成物は、分散相なしで、これらのものより粘り
強さが向上している。更に、加熱ひずみ温度は、例えば
末端カルボキシジエンエラストマーのようなポリエポキ
シド含有溶解カルボキシル化ゴムをキユアリングするこ
とに得られた生成物のものより向上されている。
更にキュア生成物の性質は、分散ポリマーの硬度により
影響される。概して、室温より低いガラス転移温度を有
するポリマー粒子によって、最高の作業性が得られる。
そのようなポリマーの例は、ブチルアクリレート、2−
エチルへキシルアクリレート、ブタジェン、イソプレン
およびビニル化ポリアルキレンオキシドポリマーのホモ
およびコポリマーである。
本発明の分散体は、特に、ポリエポキシドの物性の一つ
以上が限定ファクターを有する数多くの困難な作業性の
エンジニアリングフラスコへの応用によく適合している
。とりわけ、これらの分散体は、高固形分およびパウダ
ーコーティング組成物;ファイバー補強ラミネートおよ
びコンポジット;注型および成形樹脂;および接着剤等
の溶液に有用である。他の用途は、広範囲の温度変化に
さらされる電気部品のカプセル化である。
以下の例により、本発明の詳細な説明する。実施例中、
特にことわりがなければ、すべての部およびパーセント
は、重合によるものである。
実施例において: 樹脂Aは、エポキシド当合が178〜186でかつ25
℃の粘度が9.000〜LL、500センチポイズ(9
〜11.5Pa 会s)であるビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルであり、Dow Chemical 
Companyよりり、 E、 R,[F]383エポ
キシ樹脂として市販されているもの。
樹脂Bは、エポキシド当量が182〜190で、かつ2
5℃の粘度が11.000〜14,000センチボイズ
(11〜14Pa−8)であるビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルであり、Dow Chemical 
Companyよりり、 E、 R,o331エポキシ
樹脂として市販されているもの。
樹脂Cは、エポキシド当量が175〜182でかつ25
℃の粘度がso、ooo〜90,000センチボイズ(
30〜90Fa−S)で、平均数のフェノールおよび3
.6のオキシラン官能基を有する、Dow Chen+
1cal Companyよりり、 E、 N o43
8エポキシノボラックとして市販されている、フェノー
ルおよびホルムアルデヒドのノボラックのポリグリシジ
ルエーテル。
樹脂りは、エポキシド当量が172〜179でかつ25
℃の粘度が1.400〜2,000センチボイズ(1,
4〜2Pa−8)で、平均数のフェノールおよび2,2
のオキシラン官能基を有する、Dow Chemica
l Companyよりり、 E、 N o431エポ
キシノボラックとして市販されている、フェノールおよ
びホルムアルデヒドのノボラックのポリグリシジルエー
テル。
樹脂Eは、Dow Chemical Company
よりXD−7342,00として市販のトリス(4−グ
リシジルフェニル)メタン。
樹脂Fは、エポキシド当量が730〜840、軟化温度
が88〜98℃でビスフェノールAにより分子量が大き
くした固体のビスフェノールAのジグリシジルエーテル
であり、Dow Chemieal Companyよ
りり、 E、 R■663Uエポキシ樹脂として市販の
もの。
樹脂Gは、エポキシド当量が475〜575、軟化温度
が70〜80℃でビスフェノールAに−より分子量が大
きくした固形ビスフェノールAジグリシジルエーテルで
あり、Dow chemtca+ Companyより
、D、 E、 R[F]661エポキシ樹脂として市販
のもの。
樹脂Hは、エポキシド高貴が445〜520、軟化温度
が68〜80℃で臭素曾が18〜20重量%の固形ビス
フェノールAジグリシジルエーテルであり、Dow C
hemical Campanyよりり、 E、 R”
 511エポキシ樹脂として市販のもの。
実施例においては、以下のテスト法が用いられた。
19粒径は断面の走査電子顕微鏡写真から直接測定した
2、ガラス温度は、流世メカニカル分光計ModelR
8M 805を用い0.1Hzにおける動的モジュール
を測定した;標準は、最大ロスモジュールの温度(G 
”)である。
3、破断エネルギー(Gie)は、“ASTM 5pe
c1alTechnical Bulletin ”4
410”、 ASTM、 Ph1ladelphia。
Pa (1969)のW、 F、 Brown、 Jr
、、 J、 E、 Strawley共著によるPla
ne、 5train Crack、 Toughne
ssTestiflg of Iligh Stren
gth Metallie Materialsに提示
されている両刃刻み目法を用いて測定した。
実施例 1 添加ン戸斗、撹拌器、コンデンサー、熱雷対および窯素
吹き込み口を具えた、2gの3つ口、丸底フラスコに樹
脂A (1,000g )を仕込んだ。エポキシ樹脂を
撹拌しなから120 ’Cまで加熱後、アゾビスイソブ
チロニトリル(3g)、アクリロニトリル(150g)
および樹脂A (350g )の溶液を1時間かけて添
加した、更に120℃で100分加熱した後、揮発成分
を真空により除去した。最終生成物は、未キユアエポキ
シ樹脂中のかたいプラスチック粒子の粘性で安定な黄色
のディスバージョンであった。
比較例 A 実施例1記載の反応器に樹脂B (1,000g )を
仕込んだ。樹脂を空気の存在下100℃まで加熱後、エ
チルトリフェニルホスホニウムアセテート−酢酸コンプ
レックス(70%メタノール溶液0.5g。
今後A−1触媒を記述)およびアクリル酸(10g)を
添加した。ついで30分間で温度を120°Cまで上昇
させた。ついで窯素シール後アゾビスイソブチロニトリ
ル(6g)、ブチルアクリレート(300g)および樹
脂B (200g )の溶液を80分間にわたって添加
した。更に120℃で1時間加熱後、揮発成分°を真空
下除去した。生成物は、175℃まで加熱すると透明な
溶液であった。しかし室温まで冷却した場合、エポキシ
樹脂中のポリ(ブチルアクリレート)の分散体は、不透
明であった。透明溶液を徐々に冷却した原、くもり点は
42℃であった。
比較例 B 実施例1記載の反応器に樹脂B(1,000r)を仕込
んだ。エポキシ樹脂を空気存在下、撹拌しながら100
℃まで加熱し、A−1触媒を加えた。この混合物を撹拌
しながら1時間で120℃まで加熱した。窯素を吹き込
みながら、アゾビスイソブチロニトリル(6g) 、2
−エチルヘキシルアセテート(300g)および樹脂B
(200g)の溶液を1時間にわたって添加した。更に
120℃で1時間加熱後、揮発成分を真空上除去した。
生成物をびんに移し冷却した。
分散体を終夜静置させたところ、ポリ(2−エチルへキ
シルアクリレート)粒子が強固、合着し、エポキシ樹脂
の表面にクリーム状に浮いていた。
このことは分散体の安定性が劣ることを示している。
実施例 2 実施例1記載の反応器に樹脂B(1,000g)を仕込
んだ。樹脂を空気存在下、撹拌しながら100℃まで加
熱後、A−1触媒(0,5g)およびアクリル酸(1g
)を加えた。ついで1時間で120°Cまで加熱した。
窯素シール下、アゾビスイソブチロニトリル(6g) 
、2−エチルへキシルアクリレート(300g)および
樹脂B(200g)の溶液を75分間かけて添加した。
更に120℃で1時間加熱後、揮発成分を真空下で除去
した。
分散体を終夜静置させた後、比較例Bの生成物とを比較
したところ、分散体の製造に分散体安定剤が含まれるこ
とにより、その安定性が向上していることが見られた。
本実施例の分散体は、247℃に加熱したところ、エポ
キシ樹脂中に不溶解性の不透明な分散体が残っていた。
同じ方法を用いてアクリル酸量をそれぞれ5g−。
10g:、15gおよび20g、と変えて行なった。安
定性はアクリル酸の増量に比例して向上した。
実施例 3 実施例2記載と同じようにして、樹脂B(100g)を
仕込みアクリル酸(10g)によりエステル化した。ア
ゾビスイソブチロニトリル(6g)、2−エチルへキシ
ルアクリレート(300g) 、グリシジルメタクリレ
ート(1g)および樹脂B(200g)の溶液を90分
間にわたって添加した。実施例2記載と同様な操作によ
り、改質エポキシ樹脂をつくった。その生成物は、冷却
したところ、安定な分散体であった。グリシジルメタク
リレートが粒子のための、およびエポキシマトリックス
への粒子の結合のための架橋剤として含有されていた。
同じようにして、グリシジルメタクリレート量を2g、
5gおよびLogとそれぞれ増加させて、他の分散体を
つくった。
実施例 4 フリーラジカル開始剤としてのアゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)の量を(3g、1.5gおよび0.7
5g)変えて実施したことを除いて、エステル化にアク
リル酸Logを使用し、実施例2記載と実質上同じ方法
を用いて行なった。
実施例 5 樹脂D(1,200g)を、実施例1記載の反応器に仕
込み、100℃まで加熱した。A−1触媒(0,5g)
を加え(メタクリル酸は添加せず)た後、樹脂を30分
間にわたって120℃まで加熱した。窯素シール下、ア
ゾビスイソブチロニトリル(60g) 2−エチルへキ
シルアクリレート<300g )およびグリシジルメタ
クリレート(Log)の溶液を、60分間にわたって添
加した。更に120℃で60分間保持した後揮発成分を
真空により除去した。最終生成物は粒径が大きい分散体
であった。
同じ方法により樹脂D (1,000g ’)を実施例
1記載の反応器へ仕込み、100℃まで加熱した。A−
1触媒(0,5g)およびメタクリル酸(MAA)(5
,0g)を撹拌下添加後30分間かけて120℃に昇温
した。窯素シール下、アゾビスイソブチロニトリル(6
g) 、2−エチルへキシルアクリレート(300g)
 、グリシジルメタクリレート(10g)および樹脂D
 (200g )の溶液を60分間にわたって加えた。
更に120℃で60分間維持した後、揮発成分を真空に
より除去した。最終生成物は、小粒径の安定な分散体で
あった。 同じようにして、メタクリル酸の高含量(1
0gおよび15g)を用いて他の分散体をつくった。
実施例 6 (a)  樹脂A(LOOOg)を実施例1記載の反応
器に仕込んだ。樹脂を実施例5記載のようにしてメタク
リル酸(5g)によりエステル化した。窯素シール下で
アゾビスイソブチロニトリル(3g)、2−エチルへキ
シルアクリレート(300g)、グリシジルメタクリレ
ート(10g) 、ジビニルベンゼン(DVB)(0,
5g)および樹脂Aの溶液を60分間かけて添加した。
更に120℃で1時間加熱後、揮発成分を真空により除
去した。最終生成物は、Brookf1eld粘度が、
23.600cps(23,8Pa−s)の安定な分散
体であった。
(b)  同じ方法によりジビニルベンゼン量を変更し
た。更に生成物は樹脂Bを用いてつくった。ジビニルベ
ンゼンは、ポリマーの分子量を大きくするために使用し
た。
実施例 7 樹脂A (1,100g )を実施例1記載の反応器へ
仕込んだ。樹脂を実施例5記載のようにして、メタクリ
ル酸(15g)によりエステル化した。窯素シール下で
、アゾビスイソブチロニトリル(2,7g)、2−エチ
ルへキシルアクリレート(2−EHA)(133g) 
、グリシジルメタクリレート(2,2g)および樹脂A
(LOOg)の溶液を60分間にわたって添加した。ビ
ニル重合は、実施例3のようにして実施した。最終生成
物は、ポリ(2−エチルへキシルアクリレート)の固形
分が10重量%で、Brookfield粘度が33,
400cf)s(33,4Pais)の安定な分散体で
あった。
同じようにして固形分が15〜50%のその他の安定な
生成物がつくられた。
実施例 8 樹脂A(1,000g)を実施例1記載のように反応器
に仕込んだ。樹脂を空気存在下で100℃まで加熱し、
A−1触媒(0,5g)およびメタクリル酸(MMA)
(1g)を加えた。ついで30分間にわたって120℃
に昇温させた。窯素シール下アゾビスイソブチロニトリ
ル(Ig)、2−エチルへキシルアクリレート(300
g) 、グリシジルメタクリレート(10g)および樹
脂A(200g)の溶液を60分間にわたって添加した
。更に120℃で1時間加熱後、揮発成分を真空下で除
去した。生成物は時間経過とともにクリーム化する傾向
の分散体であったが、比較例Bより安定性は良好であっ
た。
メタクリル酸を5.0. 7.0. 9.0.10.0
.15.0および20.0g使用して同様な方法により
、分散体をつくった。メタクリル酸世の増加に比例して
、安定性が向上し、粒径が小さくなった。また分散体の
粘度メタクリル酸量の増加と共に上昇した。
メタクリル酸10.0gを用いて実施例8でつ(った分
散体とは別に全く同じ工程条件でかつ口出の樹脂A、A
−1触媒、アゾビスイソブチロニトリル、グリシジルメ
タクリレート、およびアルキルアクリレートあるいはメ
タクリレートのエステルを用いて9種類のその他の溶液
および分散体をつくった。使用したエステルは、エチル
アクリレート、n−プロピルアクリレート、5ee−ブ
チルアクリレート、n−ペンチルアクリレート、n−へ
キシルアクリレート、n−オクチルメタクリレート、イ
ソデシルアクリレート、イソデシルメタクリレート、お
よびラウリルメタアクリレートである。実施例8の条件
と同じ工程およびエステルとしてn−ブチルアクリレー
トを用い11番目のサンプルをつくった。メタクリル酸
、A−1触媒あるいはグリシジルメタクリレートは使用
しなかった。
用量の樹脂A、n−ブチルアクリレート、およびアゾビ
スイソブチロニトリルを使用した。
これら11種のサンプルについて、175℃および室温
(25℃)において有機ポリマーが樹脂Aに溶解するか
しないかを調べた。n−ブチルアクリレート、n−ペン
チルアクリレートおよびn−へキシルアクリレートでつ
くったサンプルについて、くもり点を調べた。2−エチ
ルへキシルアクリレートからつくったサンプルは、24
7℃まで加熱した場合ポリエポキシド溶解しなかった。
いろいろなキュア分散体についてガラス転移温度(T 
)、粒径および粘り強さ(G、o)を測定した。キュア
分散体は、以下のようにしてつくった。まず樹脂あるい
は分散体を60°Cまで加熱した。
化学量論量のトリエチレンテトラミンを室温で添加し、
速やかに撹拌した。その温混合物を、ガスの急激な発生
が止まる迄排気させて脱ガス処理した。大体約2分間か
かった。ついで脱ガスした混合物を適当なモールドに注
入した後室温で16〜20時間キュアした。更に150
℃で1時間、後キユアを行なった。
その後、キュア成形物をテスト用に適する大きさおよび
形状に加工した。
実施例2〜8のサンプルについて、前述の方法によりテ
ストした。その結果をつぎに示す。
比較例りおよびEでは、樹脂Aを使用した。
や う署 釆 これらのデーターから、一般に、本発明の安定な分散体
は、Tgが大幅に低下することなく、粘り強さ(高いG
Ic)が向上していることがわかる。
実施例 9 樹脂B(1,000g)を実施例1記載のようにして反
応器に仕込んだ。樹脂を空気存在下で100℃まで加熱
した後、Ionol  酸化防止剤(1g)、イソプロ
パニルフェノール(5g)およびA−1触媒(0,5g
)を撹拌しながら添加した。ついで、35分かけて、1
20°Cまで昇温した。窯素シール下アゾビスイソブチ
ロニトリル(6g) 、2−エチルへキシルアクリレー
ト(300g)および樹脂B (200g)の溶液を7
5分間にわたって添加した。更に、120℃で1時間加
熱後、揮発成分を真空下除去した。最終生成物は、ビニ
ル付加物なしでつくった生成物に比較し、安定性が大き
い安定な分散体であった。
実施例 10 樹脂E(800g)を実施例1の記載のようにして、反
応器に仕込んだ。樹脂を空気の存在下、100℃まで加
熱後、撹拌しながらA−1触媒(0,5g)およびメタ
クリル酸(5,0g)を添加した。ついで30分かけて
120℃に昇温した。窯素シール下、アゾビスイソブチ
ロニトリル(2g) 、2−エチルへキシルアクリレー
ト(200g) 、グリシジルメタクリレート(10g
)および樹脂A (200g )の溶液を45分間にわ
たって添加した。更に120℃で30分加熱後揮発成分
を真空により除去した。最終生成物は、半固体状、こは
く色の安定な分散体であった。
同じような方法でメタクリル酸量をLOgおよび15g
と変えた。粒径は、メタクリル酸量が増加するにつれて
小さくなった。
実施例 11 樹脂C(1,200g ’)を実施例1の記載のような
反応器に仕込んだ。樹脂を空気存在下、100°Cまで
加熱後、撹拌しながらA−1触媒(0,5g)およびメ
タクリル酸(2,5g)を添加した。ついで30分かけ
て120℃まで昇温し、総計1時間保持した。
窯素雰囲気下、アゾビスイソブチロニトリル(3g)、
2−エチルへキシルアクリレート(300g)およびグ
リシジルメタクリレート(10g)の溶液を60分間に
わたって添加した。更に120℃で30分間加熱後揮発
成分を真空下除去した。最終生成物は、半固体状の安定
な分散体であった。
同じような方法でメタクリル酸量をLOg、 15gお
よび20gと変えた。粒径は、メタクリル酸量が増加す
るにつれて小さくなった。
実施例12および13 樹脂F(1,200g)を実施例1記載のようにして反
応器へ仕込んだ。樹脂を空気存在下150°Cまで加熱
後、撹拌しながらA−1触媒(0,5g)およびメタク
リル酸(2,5g)を添加した。ついで60分かけて1
50℃に昇温した。窯素シール下2−t−ブチルアゾ−
2−シアノブタン(3z 5Luazo  −82触媒
、Penwat CorpのLucidol Divの
商標)、2−エチルへキシルアクリレート(300g)
およびグリシジルメタクリレート(10g)の溶液を6
0分間にわたって添加した。更に120℃で1時間加熱
後、揮発成分を真空により除去した。最終生成物は、固
形樹脂中の安定なディスバージョンであった。
同じ方法により、樹脂Fを樹脂Hに置き換えることによ
りブロム化樹脂の分散体をつくった。
実施例 14 樹脂B(1,000g)を実施例1記載のようにして反
応器に仕込んだ。エポキシ樹脂を100℃まで加熱後、
混合しながらイソシアネートエチルメタクリレート(1
0sr)およびジブチルスズジラウレート触媒(0,1
g)を添加した。110°Cまで昇温後、総計1時間保
持した。ついで窯素雰囲気下、アゾビスイソブチロニト
リル(3g) 、2−エチルへキシルアクリレート(3
00g) 、グリシジルメタクリレート(10g)、メ
タクリル酸(10g)および樹脂B(200g)の溶液
を1時間にわたって、添加した。更に30分間加熱後、
生成物を、真空蒸発にかけた。生成物は、安定なディス
バージョンであった。このディスバージョンの半量にA
−1触媒(0,5g)を加えた。ついで110℃で75
分間保持した。これは、メタクリル酸基とグリシジルメ
タクリレートとの反応を触媒活性化して架橋粒子をつ(
る目的である。
実施例 15 A、樹脂A/メタクリル酸のマスターバッチの製造 樹脂A(924g)を実施例1記載のようにして反応器
へ仕込んだ。エポキシ樹脂を10(1℃まで加熱後、メ
タクリル酸(43,04g)およびA−1触媒(0,2
5g)を添加した。温度を100℃に保ち、過剰の酸を
滴定して反応速度を追跡した。3時間後、反応は99%
まで進行した。生成物は、樹脂Aの透明な、粘性のある
部分エステルであった。これはビニル付加物の例である
B、樹脂A中の分散体の製造 樹脂A (885g )をおよび上述の樹脂Aの部分メ
タクリル酸エステル(n5g)を実施例1記載のよな反
応器に仕込んだ。
このものを窯素雰囲気下で120℃まで加熱後、アゾビ
スイソブチロニトリル(3g)、2−エチルへキシルア
クリレート(300g) 、グリシジルメタクリレ−)
 (Log)および樹脂A (200g )の溶液を4
5分間にわたって添加した。更に30分間加熱後、生成
物を真空蒸発にかけた。最終生成物は、安定な分散体で
あった。
実施例 16 A、樹脂G/アクリル酸マスターバッチの製造樹脂G 
(1050g)を実施例1に記載のような反応器に仕込
んだ。エポキシ樹脂を120℃に加熱後、アクリル酸(
15g)、Ionol  酸化防止剤(1g)およびA
−1触媒(0,5g)を添加した。更に120°Cで3
0分間保持した後、(0,5g)を添加した。更に12
0℃で30分間保持した後、生成物を金属器に注ぎ込み
冷却した。最終生成物は、固形状の透明な部分エステル
樹脂であり、ばらばらにくだいてびんにつめた。これは
、ビニル付加物の例である。
B、樹脂B中のディスバージョンの製造樹脂B (70
0g )および上述の樹脂Gの部分アクリル酸エステル
(300g)を、実施例1記載のような反応器に仕込ん
だ。
このものを、窯素雰囲気下、で120℃まで加熱後、ア
ゾビスイソブチロニトリル(6g)、2−エチルへキシ
ルアクリレ−)(300g) 、グリシジルメタクリレ
ート(10g)および樹脂A (200g )の溶液を
撹拌しながら45分間にわたって添加した。
更に120℃で1時間加熱後、生成物を真空蒸発させた
。最終生成物は安定な分散体であった。生成物の粒径は
、等量のアクリル酸が低分子量樹脂Bをおおうために使
用された場合より小さいものであった。
同じようにして他の分散体もつくった。この場合、樹脂
Bおよびアクリル酸キャップ樹脂Gの仕込み量を変化さ
せた;即ち樹脂8800gとアクリル酸キャップ樹脂G
 200g、および樹脂B 900gとアクリル酸キャ
ップ樹脂G LOOgである。アクリル酸キャップ樹脂
Gの是が少なくなるにつれて粒径は大きくなった。
実施例 17 A、樹脂A/メタクリル酸マスターバッチの製造方法 樹脂A(1,848g)およびIonol *酸化防止
剤(0,2g)を実施N1記載のような反応器へ仕込ん
だ。エポキシ樹脂をメタクリル酸(86g)によって実
施例16のAに記載のようにしてエステル化した。
B、ポリマーエポキシ分散剤の製造 樹脂A (200g )を実施例1記載のような反応器
へ仕込んだ。エポキシ樹脂を110℃まで加熱後窯素雰
囲気下撹拌しながらアゾビスイソブチロニトリル(1,
25g) 、2−エチルへキシルアクリレート(250
g)および上述の樹脂Aの部分メタクリル酸エステル(
800g)の溶液を1時間にわたって添加した。更に5
時間15分加熱後、生成物を真空蒸発にかけた。生成物
は濁りのある、粘稠液状のポリマー分散剤であった。
C1樹脂A中の分散体の製造 樹脂A(760g)および上述のBの分散剤(300g
)を実施例1記載のような反応器に仕込んだ。このもの
を窯素雰囲気下で105℃まで加熱後、アゾビスイソブ
チロニトリル(1,25g) 、2−エチルへキシルア
クリレート(240g)、グリシジルメタクリレート(
fig)および樹脂A(200g)の溶液を1時間にわ
たって添加した。更に、105℃で30分間加熱後、生
成物を真空蒸発にかけた。最終生成物は、安定なディス
バージョンであった。
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)少量の官能性モノマーとポリエポキシドとを
    反応させることによりビニル化付加物をつくること、(
    2)ビニル化付加物とエチレン性不飽和モノマーとを反
    応させることにより分散安定剤をつくること、および(
    3)未硬化のポリエポキシド中で、かつ分散安定剤の存
    在下でエチレン性不飽和モノマーを重合させることによ
    り有機ポリマーの分散体をつくることから成る工程を特
    徴とする、その分散相は少なくとも60℃の温度で連続
    相である未硬化のポリエポキシドに不溶性のままである
    安定な分散体の製造方法。 2、(2)および(3)の工程が、同時に実施されるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、分散安定剤が別につくられ、エチレン性不飽和モノ
    マーの添加および重合前あるいは添加および重合時にポ
    リエポキシドへ添加されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
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