JPH0192102A - ピッキングシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複数区分に分割して収納された異種商品を所
定数取出し、かつその在庫管理を行なうピッキングシス
テムに関する。

（従来の技術） 商品保管場所に多数配置された商品の中からオーダーリ
ストによって所定の種類の商品を所定の個数だけ作業員
が次々と取出して行くオーダーピッキングシステムでは
、傾斜した棚板を複数段有する棚装置が利用される。そ
の場合に、複数種類の商品をそこに配置された商品ケー
スから正確に取り出すために、棚の前面位置で商品名の
表示用のラベルにより、それぞれ別個の商品の収納位置
を判別できるようにしており、かつ棚の傾斜を利用して
、前方の商品ケースを取除くと後方の新しいケースが前
に出てくるような構造の流動棚が使用される。

第３図は、特開昭５７−１４５７０４号公報においてす
でに提案されているピッキングシステムに使用される流
動棚の概略構成図である。

流動棚１０は、前方に傾斜している複数段の棚１１を有
し、各欄には、各々異なる商品１２を収納した商品ケー
ス１３が配置されている。棚前面に位置した商品ケース
１３から必要な商品１２を取出していき、商品ケース１
３が空になればそれを除去することにより、次の商品ケ
ース１３が棚１１の前面に出てくるようにしている。

棚１１のケース配置位置毎にアイテム表示灯１６が設け
られており、その点灯により取出すべき棚の位置を作業
者に報知できる。また、流動棚の上部中央には取出す商
品の個数を表示するデジタル表示器１７を設け、さらに
、流動棚１ｏの側部に、商品の取出しが終了したとぎに
操作される押しボタンスイッチ１８も設けられている。

このような流動棚１０を、例えば第４図に示すように、
ベルトコンベア１４に対向して配置し、作業者はオーダ
ーリストが指定する商品を棚１１から取り出してベルト
コンベアに載置し、集荷位置まで搬送するようにしてい
る。なお、１５は流動棚１０への補充量を収容したパレ
ット格納棚を示している。

（発明が解決しようとする問題点） このようなピッキングシステムでは、上記流動棚１０や
あるいは倉庫棚の各商品の収納場所には、各々その商品
名が表示されるが、季節商品については商品の入れ替え
により商品名を変更する必要がある。

従来は、商品名の表示を例えばマグネットシート上に手
書きにより行なっており、棚に収容された商品種類が変
更されたときには、マグネットシートを貼り替えて、新
しい商品名に変更して表示していた。

しかしながら、手書きによる書き替えはそれ自体面倒な
作業であるばかりか、その書き替えを忘れて、棚に収容
された商品と商品名の表示が合致しなくなると、業務に
支障を生じるという問題があった。

本発明はこのような従来技術の問題点を解消すべく、商
品についてのマスター情報に基づいてプリントアウトさ
れたラベルを利用して、作業能率の向上を図るようにし
たピッキングシステムを提供することを目的にしている
。

（問題点を解決するための手段） 本発明のピッキングシステムは、次のように構成される
。即ち、複数段の棚の所定位置に所定の種類の商品がそ
れぞれ複数個づつ配置され、指定された商品を必要個数
取出し、かつその在庫の管理を行なうピッキングシステ
ムにおいて、商品の配置場所及びその個数を記憶する記
憶手段と、この記憶手段の内容を変更し管理する制御手
段と、この制御手段により前記記憶手段から呼び出され
る商品名称を含む商品情報をラベル印字する印字手段と
を具備することを特徴とするものである。

（作用） 上記のような構成とすることにより、各欄に配置される
商品に対応したコード番号や名称を印字したラベルが発
行され、それを所定の位置に貼付することにより商品管
理が有効に行なえる。

（実施例） 以下、図により本発明の実施例について説明する。

第１図は、本発明の概略構成を示すブロック図である。

図において、ａはマイクロコンピュータ等を用いた制御
装置、ｂはキーボード等による入力装置、ＣはＣＲＴ表
示装首装置はラベルプリンタ、ｅは取出個数表示器ドラ
イバ、ｆｌは第１段目の棚の表示ランプ群ドライバ、ｆ
ｎは第ｎ段目の棚の表示ランプ群ドライバ、ｇは取出個
数表示器、ｈは棚の所定位置に配置される商品、ｉｌ。

１２は各棚商品毎に対応して設けられている表示ランプ
および取出終了スイッチ、ｊは各欄に配置される商品名
等を記入したラベルである。

次に、このようなピッキングシステムの作用について説
明する。

マイクロコンピュータ構成の制御装置ａのメモリには、
商品の品目マスター、棚番マスター等が予め登録されて
いる。キーボード等の入力装置すからの発注データは、
例えば商店Ａに対して商品ｈｌをＸａ２個、商品ｈ２を
Ｘａ２個、・・・商品ｈｎをｘ０個、商店Ｂに対して商
品ｈ１をＸｂ１個、商品ｈ２をＸｂ２個、・・・商品り
、をＸｂｍ個というような各商店毎に、またはＺ１地区
への各商品毎の必要個数、Ｚ２地区への各商品毎の必要
個数、等のデータとして形成され、ＣＲＴ表示装置装置
おいて表示される。また、ラベルプリンタｄからは、各
商店毎、各地区毎等に搬出される商品のコンテすに商品
名、個数等を表示するためのラベルとともに、各欄に配
置される商品に対応したコード番号や名称を印字したラ
ベルｊが発行される。

制御装置は、上記発注データに基づいて各商品に対応し
た表示ランプ群ドライバｆ１・・・ｆｎと取出個数ドラ
イバｅを駆動し、作業者は表示ランプ１１の点灯した棚
から該当量を必要個数取出してコンテナに収容する。作
業が終了すれば取出終了スイッチ１２を操作する。

第２図は、表示ランプ１ｌ（ＬＥＤ）と取出終了スイッ
チｔ２、および商品名表示ラベルｊの一例を示す説明図
である。表示ランプ１１には１個のＬＥＤ、取出スイッ
チ１２には押ボタンスイッチが使用され、商品名表示ラ
ベルｊは、商品コード表示部と商品名表示部とに区分さ
れており、棚に収容される商品が変更される毎に、ラベ
ルプリンタｄによって対応するラベルを発行してラベル
表示を修正する。

本発明においては、棚マスターの品目変更が制御装置ａ
に入力′されると、ラベルプリンタｄにより第２図に示
したようなフォーマットの表示ラベルｊを印字して発行
し、作業者は変更された新規の表示ラベルｊを該当棚に
貼り付ける。その際、印字される商品情報の他に棚の位
置を示すコードを印字すれば、貼付作業の間違えを容易
に防ぐことができる。

なお、第１図の例では、制御装置ａにより発注データの
作成を行なっているが、制御装置にホストコンピュータ
をパスラインにより接続し、ホストコンピュータの指令
により制御装置を駆動するように構成しても良い。この
ようなホストコンピュータは、第３図に示した流動棚を
多数配置して集中管理する際には有効な手段である。

以上、本発明の主旨をその特定された実施例について説
明したが、既に述べたところに基づく本発明についての
変形あるいは修正は、種々に可能であることが明らかで
ある。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明のピッキングシステムによ
れば、制御装置を用いて棚マスターの品目変更を行なう
際に、制御装置で駆動されるラベルプリンタにより変更
後の商品コード番号、商品名を印字して発行するように
したので、商品名表示の書換え作業が容易にできるうえ
、作業者が変更後の商品ラベルを間違いなく該当棚に貼
り付けることも可能になり、商品管理が有効に行なえる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図、第２図は、表示内容の一例を示す説明図、第３図は
、流動棚の外観図、第４図は、ピッキングシステムの全
体構成を示す平面図である。 ａ・・・制御装置、ｂ・・・入力装置、Ｃ・・・表示装
置、ｄ・・・ラベルプリンタ、ｅ・・・取出個数表示器
ドライバ、ｆ１〜ｆ、・・・第１段目〜第ｎ段目の表示
ランプ群ドライバ、ｇ・・・取出個数表示器、ｈ・・・
商品、１１・・・表示ランプ、１２・・・取出終了スイ
ッチ、ｊ・・・ラベル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数段の棚の所定位置に所定の種類の商品がそれぞれ複
   数個づつ配置され、指定された商品を必要個数取出し、
   かつその在庫の管理を行なうピッキングシステムにおい
   て、商品の配置場所及びその個数を記憶する記憶手段と
   、この記憶手段の内容を変更し管理する制御手段と、こ
   の制御手段により前記記憶手段から呼び出される商品名
   称を含む商品情報をラベル印字する印字手段とを具備し
   たことを特徴とするピッキングシステム。