JPH01894A - デジタル・スピ−カの駆動装置 - Google Patents

デジタル・スピ−カの駆動装置

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JPH01894A
JPH01894A JP62-156067A JP15606787A JPH01894A JP H01894 A JPH01894 A JP H01894A JP 15606787 A JP15606787 A JP 15606787A JP H01894 A JPH01894 A JP H01894A
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digital
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digital signal
speaker
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JP62-156067A
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美昭 田中
二郎 中曽
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日本ビクター株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデジタル・スピーカの駆動装置に関する。
(従来の技術) 重み付けされた複数個のボイスコイルにデジタル信号に
おける対応する桁の信号により駆動電流を流して音響の
放射が行われるようにした動電型のデジタル・スピーカ
としては従来から各種の構成形式のものが提案されて来
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 周知のように、動電型スピーカはボイスコイル長をQ、
ボイスコイルがおかれている磁気空隙の磁束密度をB、
ボイスコイルに流す電流を工とすると、振動板に一体化
されているボイスコイルのボビンに固着されているボイ
スコイルに発生する駆動力Fは、F=B−Q・工によっ
て示されるから、B−Qの大きさが一定の条件の下でボ
イスコイルに発生する駆動力Fはボイスコイルに流され
る電流Iに比例しているものになる。
それで、ボイスコイルによって発生した駆動力Fによっ
て励振される振動系の機械インピーダンスZmが一定な
らば、振動系の速度は常にボイスコイルに流れる電流に
比例するものになるが、振動板の中心保持子(ダンパ)
の機械インピーダンスは変位量に対して非直線的に変化
するから、振動板の振幅が大きくなる低周波数帯域にお
ける音響出力に非直線歪が生じるので、従来からそれの
改善策が求められていた。
そこで、本発明者等は先に、入力されるデジタル信号の
各桁に対応する重み付けが行われている複数のボイスコ
イルを備えた動電型スピーカにおけるボイスコイルの位
置を検出するボイスコイル位置の検出手段と、前記した
ボイスコイル位置の検出手段による検出々力と前記した
入力デジタル信号との差信号の検出を行う差分検出手段
と、前記した差分検出手段の出力に応じてボイスコイル
駆動回路に対する供給電圧値を可変制御する手段と、前
記した入力デジタル信号における各桁に対応して設けら
れている複数のボイスコイルに対する通電制御を行うボ
イスコイル駆動回路とからなるデジタル・スピーカの駆
動部はを提案し、前記した問題点を良好に解決すること
を可能にしたが。
前記した既提案のデジタル・スピーカの駆動装置におい
ては1重み付けしたボイスコイルを何えたデジタル・ス
ピーカ自体によるデジタル・アナログ変換動作時に発生
する折返し雑音を取除くことが困難であるということが
問題になった。
(問題点を解決するための手段) 本発明はデジタル信号の各桁に対応する重み付けが行わ
れている複数のボイスコイルを備えた動電型スピーカと
、入力デジタル信号をオーバー・サンプリングする手段
と、前記したa電型スピーカのボイスコイルの位置を検
出するボイスコイル位置の検出手段と、前記したボイス
コイル位置の検出手段による検出々力と前記した入力デ
ジタル信号をオーバー・サンプリングして得た信号との
差信号の検出を行う差分検出手段と、前記した入力デジ
タル信号をオーバー・サンプリングして得た信号の出力
により駆動されるボイスコイル駆動手段と、前記した差
分検出手段からの出力に応じて、前記したボイスコイル
駆動手段への印加電圧を変化させる印加電圧値の可変制
御手段とからなるデジタル・スピーカの駆動装置を提供
して前述の問題点を解決したものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明のデジタル・、スピー
カの駆動装置の具体的な内容を詳細に説明する。第1図
は本発明のデジタル・スピーカの駆動装置の一実施例の
ブロック図であり、また、第2図はデジタル・シグナル
・プロセッサの一例構成を示すブロック図、第3図は動
作説明用のフローチャート、第4図は動作説明用のタイ
ミング・チャート、!5図はデジタル・スピーカの一例
構成の縦断側面図、第6図はデジタル・シグナル・プロ
セッサの機能を表わすブロック図、第7図は駆動部の一
例構成のブロック図、第8図はオーバー・サンプリング
・フィルタの一例構成を示すブロック図、第9図は特性
曲線側図、第10図は第8図示のオーバー・サンプリン
グ・フィルタの機能を表わすブロック図である。
まず、第5図に示されているデジタル・スピーカSPに
おいぞ、1はフレームであり、このフレーム1はポール
ピース2に固着されている。3はセンターポールで、こ
のセンターポール3は前記したポールピース2に穿設さ
れている円孔中に挿入された状態においてセンターポー
ル2との間に円環状の磁気空隙11が形成されるように
して底板4上に植設されている。
また、5は円環状の永久磁石であり、6は振動板8に固
着されているコイルボビンであり、このコイルボビン6
には供給されるデジタル信号の桁に対応する所定の重み
付けが施されている複数のボイスコイル12(第1図中
に12 (2)、 12 (3)〜12(n)として示
されている)が巻回して固着されている。
7は中心保持子であり、周知のように、この中心保持子
7は、前記したコイルボビン6が磁気空隙11中で他の
部分と非接触状態で運動できるように支持している。図
示の例においては前記の中心保持子7として、いわゆる
コルゲーション・ダンパが使用されている。9は振動板
8の外端部のコルゲーション部であり、それの端部はフ
レーム1に固着されており、その上部が抑え板1oによ
って抑えられている。
第5図中において、PG、PRによって示されている構
成部分は、ボイスコイルの位置検出器であり、図示の例
におけるボイスコイルの位置検出器は、発光ダイオード
PGとフォトダイオードPRとを使用して、第4図の(
f)に例示されているような各時刻に発光ダイオードP
Gから放射された光が、フォトダイオードPRによって
受光された第4図の(g)に示されているような各時刻
までの各時間値を計測して、ボイスコイルの位置が検出
できるような構成のものとされている。なお。
第5図中においては図示の簡略化のために複□数のボイ
スコイルからの引出線の図示は省略している。
さて、本発明のデジタル・スピーカの駆動装置の一実施
例のブロック図(以下の説明において第1図に例示した
ブロック図は、ステレオ信号における左チャンネル信号
に対するデジタル・スピーカの駆動装置であるとされて
いる。ステレオ信号における右チャンネル信号に対する
デジタル・スピーカの駆動装置も第1図と同様なブロッ
ク図によって示されるものであることはいうまでもない
)を示す第1図において、13はデジタル・スピーカS
Pで再生の対象にされているデジタル信号の入力端子で
ある。
前記の入力端子13にはデジタル・スピーカで再生の対
象にされるべき所定の信号フォーマットのデジタル信号
となされた音響信号(以下、単にデジタル信号と記載す
る)が供給される。前記した入力端子13に供給された
デジタル信号は受信部RDで復調される。PLLはフェ
ーズ・ロックド・ループであり、このフェーズ・ロック
ド・ループPLLは受信部RDで復調して得たデジタル
・データ中のクロックと、受信部RD中で発生されたク
ロックとの位相を同期させるために用いられる。
なお、装置の構成に応じて、入力信号がシリアル信号と
なされたり、あるいはパラレル信号となされたりするも
のであることはいうまでもないが。
第1図示の構成例の場合には、入力端子13に供給され
るデジタル信号がシリアル信号(第4図の(a)参照)
であるとされている。
前記した受信部RDで復調された信号、例えば。
NRZ信号は、受信部RDからのピットクロック信号と
、アドレスデコーダADECからのアドレス信号とが与
えられていて所要の直並列変換動作を行う直並列変換回
路S P Caに供給されている。
前記の直並列変換回路5PCaでは、それに供給された
受信部RDにおけるシリアル信号形態の復調信号をパラ
レル信号に変換し、それをオーバー・サンプリング・フ
ィルタO8Dに供給する。
第1図示の例では、オーバー・サンプリング・フィルタ
O8Dの入力端子に対して、直並列変換回路S P C
aから並列16ビツトのデジタル・データX1〜X16
が供給されるものとされており、また、アドレス・デコ
ーダADECから信号DSのHIGH,LOWの信号が
供給されている。
前記したオーバー・サンプリング・フィルタO8Dは、
例えば、第8図に示されているような構成形態のものを
使用することができる。第8図に示されているオーバー
・サンプリング・フィルタO8Dにおいて、タイミング
・コントロールのブロックに示されているCKSY、C
KO,DGなどは端子名であり、第1図中のオーバー・
サンプリング・フィルタoSDにも、前記の端子CKS
Y、CKOなどと対応する端子が示されている。
前記した端子CKSYには、第4図の(b)に示されて
いるチャンネル識別信号LRCKが前記した受信部RD
から供給されており、また、端子CKOにはオーバー・
サンプリング・フィルタO8Dの演算速度を定めるシス
テム・クロック信号XCLK(チャンネル識別信号LR
CKの繰返し周波数がfsであるとし、第10図示のデ
ジタル・フィルタがp=59であるようなデジタル・フ
ィルタ演算を行うとしたときのシステム・クロックXC
LKの繰返し周波数は980fsとなる。このシステム
・クロックXCLKは、前記した受信部RDにおいて発
生される)が前記した受信部RDから供給されている。
第8図において、に−ROMは係数ロム、LATCHは
ラッチ回路、MPXはマルチプレクサ、P−Pは部分積
生成回路、SRはシフト・レジスタ、W−TREEは加
算器ブロック: ADDはキャリー・ルック・アヘッド
加算器、ACCはアキュムレータであり、16ビツトの
入力(I NPUT)データX1〜X16が与えられる
と、オーバー・サンプリング・フィルタO8Dの出力端
子から出力される出力データY1〜Y18(第4図の(
e))は、オーバー・サンプリング・フィルタO8Dの
動作によってビット拡張されて下位2ビット分が拡張さ
れた状態の18ビツトの出力データY1〜Y18である
そして、第8図に示されているオーバー・サンプリング
・フィルタO5Dは、第10図示のシグナル・フローグ
ラフによって示されるような遅延要素(第10図中にお
いて符号2Tと符号Tで示されている遅延要素)26.
27と、係数の乗算器(第10図中において係数を表わ
す符号aPpa p−2,−b p−2,b pが付さ
れている乗算器)28と、加算器29とによる多数法の
直線位相のFIRデジタル・フィルタ構成による2倍の
オーバー・サンプリング・フィルタとして、それが所定
のフィルタ演算動作を行うことにより1例えば第9図示
のような周波数レスポンス特性を示すデジタル・フィル
タとして動作するから、デジタル・スピーカの折返し雑
音は良好に除去できることになる。
すなわち、前記した第10図示のシグナル・フローグラ
フに示されている遅延要素27における遅延時間Tを(
1/88200)秒とし、また、遅延要素26における
遅延時間2Tを(1/44100)秒として、オーバー
・サンプリング・フィルタO8Dの入力端子に対して1
6ビツトの入力データX1〜X16を(1/44100
)秒毎に入力すると、そのオーバー・サンプリング・フ
ィルタO8Dの出力端子からは(1/88200)秒毎
に18ビツトの出力データY1〜Y18(第4図の(e
))が出力され。
アップサンプリングされ、さらに、この例の場合のオー
バー・サンプリング・フィルタO8Dにおける周波数レ
スポンス特性は、第9図示のように約20にHzから2
4.1KHzにかけて急激に下降する特性を示すものと
なり、したがって折返し雑音の生じないデジタル・スピ
ーカが提供できるのである。
前記のデジタル・シグナル・プロセッサDSPにおける
他の入力端子15には、直並列変換回路5pcbから出
力された位置データのパラレル信号形態のデジタル信号
(第4図の(i)参照)が供給されるが、前記した直並
列変換回路5pcbから出力されるパラレル信号形態の
デジタル信号(第4図の(i)参照)は、第5図を参照
して既述したボイスコイルの位置検出器の出力信号(第
4図の(g)参照)をアナログ・デジタル変換11AD
cによってアナログ・デジタル変換して得たシリアルな
デジタル信号が直並列変換されてパラレル信号の状態に
なされているデジタル信号である。
そして、前記したデジタル・シグナル・プロセッサDS
Pとしては1例えば第2図に例示されているような構成
態様のものを使用することができるが、第2図に示され
ているデジタル・シグナル・プロセッサにおいて、MU
Laは乗算器、MUXはマルチプレクサ、PCはプログ
ラムカウンタ、DPはデータ・メモリ・ページ・ポイン
タ、ARPは補助レジスタ・ポインタ、ALUは演算論
理ユニット、ACCはアキュムレータであり、このデジ
タル・シグナル・プロセッサDSPは、第3図に示され
ているフローチャートの各ステップに従って動作するこ
とにより、第6図示のブロック図で現わされているよう
な回路構成で行われるような信号処理に対応する演算を
実行する。
すなわち、第6図に示されている構成のデジタル・シグ
ナル・プロセッサDSPにおいて、入力端子14に供給
されたデジタル信号aは、2の補数表記から符号絶対値
表記に変換する機能を有する表記変換回路23によって
表記変換されてから伸長圧縮部18を介して出力端子1
6aに出力されるとともに、遅延演算子(単位の遅延時
間Tの2倍の遅延時間2Tを有する遅延演算子)17を
介して加算器20に供給される。前記した出力端子16
aに送出された信号は、デジタル・スピーカの駆動部D
RVの入力端子24に供給される。
また、入力端子15に供給されたデジタル信号すは補正
回路19に与えられる。前記の補正回路19は、スピー
カのボイスコイル12への入力信号が零の状態における
スピーカのボイスコイルの位置を基準の位置にするとと
もに、入力デジタル信号とスピーカのボイスコイルの位
置データ信号との差信号を誤差信号とする負帰還の自動
制御系により、スピーカのボイスコイルの位置が入力デ
ジタル信号に対応したものになされうるように、入力端
子15に供給されたデジタル信号すを補正するものであ
る。
前記した補正回路19の出力信号と遅延演算子17の出
力信号との差分を出力する加算器20からの出力信号は
、係数回路21において所定の可変係数でに倍されて加
算器22に供給され、加算器22において振幅基準値設
定回路ASSに設定されている振幅基準値と加算された
後に、伸長圧縮部18を介して出力端子16bから送出
され、デジタル・アナログ変換器DACの端子26に供
給される。前記したデジタル・アナログ変換器DACに
はアドレス・デコーダADECから出力されたC5bバ
ーが端子27に供給され、また受信部RDから送出され
た信号WCL K(チャンネル識別信号LRCKの周期
の1/2の周期の信号)が端子28に供給されていて、
前記した信号WCLK(第4図の(d))のタイミング
で、それの端子26に供給されたデジタル信号をアナロ
グ信号に変換して発生した直流電圧を出力端子29.3
0を介してデジタル・スピーカの駆動部DRVにおける
電源極性及び電圧値の設定部DRVbに供給する。
前記したデジタル・シグナル・プロセッサDSPの動作
を説明するための第3図示のフローチャートにおいて、
スタートしてシステム・イニシャライズ(ステップ10
0)が行われ、次にステップ1o1でBIOバーが零か
否かをみて、NOならばステップ101に戻り、YES
でステップ102に進んでデジタル信号aを入力し1次
に、ステップ103に進んでデジタル信号すを入力し、
そのときに発生されるデータ・イネーブル信号DENバ
ーでフリップ・フロップFFはBIOパーを1にプリセ
ットし、ステップ104で入力デジタル信号すに補正を
行い、ステップ105で差分の検出を行い、ステップ1
06でに倍し、ステップ107で振幅基準値設定回路A
SSに設定されている振幅基準値に加算し、ステップ1
08で出力aの絶対値1alが出力aの電圧の最大値V
maxの1/4よりも小さいか否かをみて、NOならば
ステップ111で出力a、bを出力してステップ101
に戻り、また、前記のステップ108がYESの場合に
はステップ109に進み、ステップ109で出力aを2
ビツトだけ左シフト(第6図中の伸長圧縮部18で出力
aを2ビツトだけ伸長する)61次にステップ110で
出力すを2ビツトだけ右シフト(第6図中の伸長圧縮部
18で出力すを2ビツトだけ圧縮する)し、ステップ1
11に進み、ステップ111で出力a、bを出力してス
テップ101に戻る。前記したデジタル・シグナル・プ
ロセッサDSPの出力゛端子16aから出力されたパラ
レル信号形態のデジタル信号における各桁の信号は、デ
ジタル・スピーカの駆動部DRVにおける入力側の各桁
の入力端子24(入力端子24はデジタル信号の各桁に
個別に対応して、第7図中の24 (1)〜24 (n
)のように複数個からなる)に供給される。デジタノい
スピーカの駆動部DRVは。
それの−個構成が第7図に示されている。第7図におい
て、DRVaはデジタル信号における各桁の信号のオン
オフ制御部、DRVbは電源極性及び電圧値の設定部、
 r、 TvE(1) 〜L TIIE(n)はライト
・イネーブル信号WEバーとアドレス・デコーダADE
Cからの信号DSのC8aバーとのアンド出力によって
入力信号をラッチするラッチ回路であり、またL TO
E(1)〜L TOE(n)はチャンネル識別信号LR
CKの172の繰返し周期の信号WCLKによって入力
信号をラッチするラッチ回路であり、さらに5W(2)
〜5W(n)はアナログ・スイッチ、R1−R6は抵抗
、COMPは比較器、Ql。
Qlはトランジスタ、24 (1)〜24 (n)は入
力端子、25 (1)〜25 (n)は出力端子である
デジタル・シグナル・プロセッサDSPの出力端子16
aからデジタル・スピーカの駆動部DRVの入力端子2
4 (1)〜24 (n)に供給されるデジタル信号に
おいて、それの最上位桁の信号が供給される入力端子2
4 (1)と出力端子25 (1)との間に、ラッチ回
路LTvE(1)、LTOE(1)、抵抗R1〜R6、
比較器GOMP、トランジスタQl、 Qlなどで構成
されている電源電圧の極性の設定部DRVbでは、それ
の入力端子24 (1)に供給される入力デジタル信号
の最上位桁の信号が0の場合には、出力端子25 (1
)から正の極性を有するとともに、デジタル・アナログ
変換器DACから出力されている大きさを有する直流電
源電圧+VcCを送出し、また、入力デジタル信号の最
上位桁の信号が1の場合には、出力端子25(1)から
負の極性を有するとともに、デジタル・アナログ変換器
DACから出力されている大きさを有する直流電源電圧
−Vccを送出して、デジタル・スピーカSPにおける
所定の重み付けが施されている各ボイスコイル12(2
)〜12(n)の一端に共通に加える。
また、デジタル・シグナル・プロセッサDSPの出力端
子16aからデジタル・スピーカの駆動部DRVに対し
て供給される入力デジタル信号における最下位桁の入力
信号から最上位桁の次の桁の信号までの各桁の入力信号
が個別に供給される各桁の入力端子24 (n) 、・
・・24 (3)、 24 (2)と、前記した各桁の
信号にそれぞれ対応するアナログ・スイッチに接続され
た端子25 (n) 、・・・25(3)。
25 (2)との間に、それぞれラッチ回路LTlil
E(n)〜L TvE(2)、L TOE(n) 〜L
 TOE(2)の所定のもの、及びアナログ・スイッチ
5W(n)〜5W(2)によって構成されているデジタ
ル信号における各桁の信号のオンオフ制御を行うオンオ
フ制御部DRVaでは、デジタル・スピーカSPにおけ
る所定の重み付けが施されている各ボイスコイル12(
n)〜12(2)に接続されたアナログ・スイッチ5W
(n)〜5W(2)が選択的にオンオフ制御されること
によって、選択された所定のボイスコイルに前記した電
′tX?!!圧の極性の設定部DRVbの出力端子25
 (1)に現われた電圧によって電流を流す。
すなわち、前記した第7図中に示されているラッチ回路
L TvE(1)〜L TVH(n)は、第4図の(j
)に示されているライト・イネーブルWEバーのタイミ
ングにおいてそれぞれ対応している入力端子24 (1
)〜24 (n)に供給されているデジタル信号をラッ
チし、また、ラッチ回路L TOE(1)〜LTOE(
n)は、信号WCLKのタイミングにおいてそれぞれ対
応しているいるラッチ回路LTWE(1)〜LT!jE
(n)にラッチされているデジタル信号をラッチする。
それで、前記したラッチ回路L TOE(1)〜LTO
E(n)の出力信号によってオンオフ制御されるアナロ
グ・スイッチ5W(n)〜5W(2)におけるオン状態
になされたアナログスイッチに接続されているデジタル
・スピーカSPにおける所定の重み付けが施されている
各ボイスコイルに対して電源極性及び電圧値の設定部D
RVbの出力端子25 (1)に現われた電圧によって
電流が流されて、デジタル・スピーカSPのボイスコイ
ル12が変位する。
そして、前記のように変位したデジタル・スピーカSP
のボイスコイル12の位置を検出するボイスコイル位置
の検出手段からの検出々力は、差分検出手段において入
力デジタル信号との差信号の検出のために用いられ、次
に、前記した差分検出手段の出力は前記した入力デジタ
ル信号と加算された後に、そのデジタル信号の各桁の信
号によって、それぞれ対応する前記した桁のボイスコイ
ルに駆動電流が流されることにより、中心保持子7に非
直線歪を発生させるような大振幅駆動時においても、デ
ジタル・スピーカはそれのボイスコイルの位置が入力の
デジタル信号と正しく対応するように駆動される。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明のデジタル・スピーカの駆動装置は、デジタル信号の
各桁に対応する重み付けが行われている複数のボイスコ
イルを備えた!211T”d型スピーカと、入力デジタ
ル信号をオーバー・サンプリングする手段と、前記した
動電型スピーカのボイスコイルの位置を検出するボイス
コイル位置の検出手段と、前記したボイスコイル位置の
検出手段による検出々力と前記した入力デジタル信号を
オーバー・サンプリングして得た信号との差信号の検出
を行う差分検出手段と、前記した入力デジタル信号をオ
ーバー・サンプリングして得た信号の出力により駆動さ
れるボイスコイル駆動手段と、前記した差分検出手段か
らの出力に応じて、前記したボイスコイル駆動手段への
印加電圧を変化させる印加電圧値の可変制御手段とから
なるものであるから、この本発明のデジタル・スピーカ
の駆動装置は入力デジタル信号とスピーカのボイスコイ
ルの位置データ信号との差信号を誤差信号とする負帰還
の自動制御系によりボイスコイルに加える駆動電圧を変
化させて、スピーカのボイスコイルの位置が入力デジタ
ル信号に対応したものになされうるように、ボイスコイ
ルの駆動を行うようにしているので、中心保持子7に非
直線歪を発生させるような大振幅駆動時においても、デ
ジタル・スピーカをそれのボイスコイルの位置が入力の
デジタル信号と正しく対応するように高い精度で駆動さ
せることができるのであり、この本発明によれば既述し
た従来の問題点が良好に解消できることはケ薯のこと、
入力デジタル信号をオーバー・サンプリング手段によっ
てオーバー・サンプリングしているために、折返し雑音
の発生が良好に防止でき、また、オーバー・サンプリン
グ手段によってビット拡張し、そのビット拡張に対応し
て同一のボイスコイルの個数により、実質的に下位ビッ
トを拡張しうるように、ボイスコイル駆動手段への印加
電圧を変化させるようにしたから、実際のボイスコイル
の個数よりも多くの桁数のデジタル信号による音響信号
の放射を行うことができるので、少ないボイスコイルの
個数の動電型スピーカを使用して、ダイナミック・レン
ジのより一層広いスピーカを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデジタル・スピーカの駆動装置の一実
施例のブロック図、第2図はデジタル・シグナル・プロ
セッサの一例構成を示すブロック図、第3図は動作説明
用のフローチャート、第4図は動作説明用のタイミング
・チャート、第5図はデジタル・スピーカの一例構成の
縦断側面図。 第6図はデジタル・シグナル・プロセッサの機能を表わ
すブロック図、第7図は駆動部の一例構成のブロック図
、第8図はオーバー・サンプリング・フィルタの一例構
成を示すブロック図、第9図は特性曲線側図、第10図
は第8図示のオーバー・サンプリング・フィルタの機能
を表わすブロック図である。 1・・・フレーム、2・・・ポールピース、3・・・セ
ンターポール、4・・・底板、5・・・円環状の永久磁
石、6・・・振動板8に固着されているコイルボビン、
7・・・中心保持子、9・・・振動板8の外端部のコル
ゲーション部、11・・・円環状の磁気空隙、12・・
・複数のボイスコイル12(12(2)、12(3)〜
12(n))、13・・・デジタル・スピーカSPで再
生の対象にされているデジタル信号の入力端子、14.
15・・・デジタル・シグナル・プロセッサDSPにお
ける入力端子、16・・・デジタル・シグナル・プロセ
ッサDSPの出力端子、17,26゜27・・・遅延演
算子、18・・・伸長圧縮部、19・・・補正回路、2
0.22・・・加算器、21・・・係数回路。 23・・・2の補数表記から符号絶対値表記に変換する
表記変換回路、24・・・デジタル・スピーカの駆動部
DRVにおける入力側の各桁の入力端子24(24(1
)〜24(n))、25(1)〜25 (n)・・・出
力端子、28・・・乗算回路、29・・・加算器、31
・・・AND回路、SP・・・デジタル・スピーカ、P
G・・・発光ダイオード、PR・・・フォトダイオード
、RD・・・受信部、PLL・・・フェーズ・ロックド
・ループ、ADEC・・・アドレスデコーダ、5PCa
、5PCb・・・直並列変換回路、M U L a・・
・乗算器、MUX・・・マルチプレクサ、PC・・・プ
ログラムカウンタ、DP・・・データ・メモリ・ページ
・ポインタ、ARP・・・補助レジスタ・ポインタ、A
LU・・・演算論理ユニット、ACC・・・アキュムレ
ータ、DRV・・・デジタル・スピーカの駆動部、DR
Va・・・デジタル信号における各桁の信号のオンオフ
制御部、DRVb・・・電源極性及び電圧値の設定部、
L TIE(1)〜L TvE(n)・・・ライト・イ
ネーブル信号WEバーによって入力信号をラッチするラ
ッチ回路、LTOE(1)〜LTOE(n)・・・チャ
ンネル識別信号LRCKによって入力信号をラッチする
ラッチ回路、5W(2)〜5W(n)・・・アナログ・
スイッチ、R1−R6・・・抵抗、GOMP・・・比較
器、Ql、 Q2・・・トランジスタ、ADC・・・ア
ナログ・デジタル変換回路、DAC・・・デジタル・ア
ナログ変換回路、FF・・・フリップ・フロップ、OS
D・・・オーバー・サンプリング・フィルタ。 特許出願人  日本ビクター株式会社 IN日」T

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 デジタル信号の各桁に対応する重み付けが行われている
    複数のボイスコイルを備えた動電型スピーカと、入力デ
    ジタル信号をオーバー・サンプリングする手段と、前記
    した動電型スピーカのボイスコイルの位置を検出するボ
    イスコイル位置の検出手段と、前記したボイスコイル位
    置の検出手段による検出々力と前記した入力デジタル信
    号をオーバー・サンプリングして得た信号との差信号の
    検出を行う差分検出手段と、前記した入力デジタル信号
    をオーバー・サンプリングして得た信号の出力により駆
    動されるボイスコイル駆動手段と、前記した差分検出手
    段からの出力に応じて、前記したボイスコイル駆動手段
    への印加電圧を変化させる印加電圧値の可変制御手段と
    からなるデジタル・スピーカの駆動装置 2、オーバー・サンプリング手段によってビット拡張し
    、そのビット拡張に対応して同一のボイスコイルの個数
    により、実質的に下位ビットを拡張しうるように、ボイ
    スコイル駆動手段への印加電圧を変化させる印加電圧値
    の可変制御手段を備えさせた特許請求の範囲第1項に記
    載のデジタル・スピーカの駆動装置
JP15606787A 1987-06-23 1987-06-23 Driving device for digital speaker Pending JPS64894A (en)

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