JPH018790Y2 - - Google Patents

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JPH018790Y2
JPH018790Y2 JP16076881U JP16076881U JPH018790Y2 JP H018790 Y2 JPH018790 Y2 JP H018790Y2 JP 16076881 U JP16076881 U JP 16076881U JP 16076881 U JP16076881 U JP 16076881U JP H018790 Y2 JPH018790 Y2 JP H018790Y2
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flat plate
locking
fitting
plate part
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、その帯状体として外形がおおよそ第
5図のようであるもの、即ち、扁平板部3の巾方
向一端に、二等辺三角形状またはこれに類する形
状の係止部1をその三角形の底辺の長さ方向中間
部分において一連化し、かつ、他端側に、前記係
止部1に対して嵌合自在でその嵌合方向に融通の
ある嵌合溝孔2cを形成する被係止部2を一体的
に有する帯状体4を螺旋状に捲回させて、相隣接
する帯状体部分4′,4′における前記係止部1と
被係止部2の嵌合溝孔2cとを嵌合させることに
より筒状に構成される伸縮可撓性ホースに関す
る。
この種の伸縮可撓性ホースは、前記係止部を被
係止部の溝孔に嵌合させながら帯状体を螺旋捲回
するだけで組み立てられるとともに、被係止部の
嵌合溝孔の嵌合方向への融通性により係止部の相
対スライドを許容するようになつているので伸縮
性があり、電線保護管、エアーダクトその他広範
な用途に適用性をもつ。
係止部と被係止部との嵌合箇所での水密性、
気密性を確保するためと、 ホースの屈曲性(可撓性)を得るうえで必要
な、相隣接する帯状体部分どうしの屈曲性を確
保するための、 構成として、従来第6図に示すようなものが、実
公昭53−38894号公報において提案された、即ち、
これは、前記第5図に示す形に相当するハツチン
グを施した部分1,3,5の全体を硬質材で形成
し、三角形状の係止部1の全体と扁平板部3の一
部とに、これらを包囲する状態で、軟質シール材
6(つまり点々で示した部分)を被覆した構造と
したものである。
この従来のものには次の不都合がある。
(1) 三角形状の係止部1と扁平板部3と被係止部
5の三者が硬質で一連一体に形成してあるか
ら、第7図に示したように帯状体自体の巾方向
における屈曲性に乏しい。
即ち、ホース自体の可撓性、屈曲性は、専
ら、相隣る帯状体部分どうしのスライドと角度
変化(嵌合角)に依つているにすぎなく、大き
な曲げを生ぜしめるような外力が作用した場
合、扁平板部と被係止部との接合箇所に大きな
曲げ応力が発生して破損し易い。従つて、急角
度の曲げには耐えられない。
(2) 係止部を軟質シール材で被覆してなる頭部が
丸味を帯びているとはいうものの、その表層の
軟質の内側には、あくまでも、硬質の三角形の
エツヂが存在している。
従つて、相隣る帯状体部分が屈折したとき、
場合によつてはスライドしたときでさえ、その
接触部の反力が三角形のエツヂに集中するよう
な形となる。つまり、エツヂが軟質シール材に
対してナイフのように喰い込んで、亀裂を生じ
たり、破断したりさえする。これによつて水密
性、気密性が損なわれる。
また、このとき、硬質の係止部と扁平板部
が、てこの作用により、被係止部の差込み口を
開き方向に変形させようとするので、これによ
つても、水密性、気密性が損なわれる。
本考案はこのような不都合の解消を目的とす
る。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図のように螺旋捲回用の帯状体4は、巾方向
の一側辺に係止部1を有し、かつ他側辺に被係止
部2を有しており、両者1,2を扁平板部3を介
して一体連設したもので、係止部1と扁平板部3
とを可撓性軟質合成樹脂材料で形成し、被係止部
2を硬質合成樹脂材で形成したものである。係止
部1はほぼ二等辺三角形状をなし、その三角形の
底辺の長さ方向中間部において扁平板部3と一連
化している。無論、三角形の底辺の長さは扁平板
部3の肉厚より大である。
前記被係止部2はその端縁に係止部1の差込み
口2aを有し、その差込み口2aの両脇に抜止め
片2b,2bを一体連設し、かつその内部は、係
止部1のスライドを嵌合方向に許す融通性をもつ
嵌合溝孔2cに形成してある。
そして、水密性、気密性を確保するために係止
部1を被係止部2の嵌合溝孔2cの内面に密接す
る大きさの三角形に構成し、扁平板部3の厚さを
被係止部2の前記差込み口2aに密接する厚さに
形成してある。
この帯状体4を第2図のように螺旋状に捲回し
て筒状のホースを得るに、筒軸芯方向で相隣る帯
状体部分4′,4′の一方の係止部1を他方の被係
止部2に対して順次的に嵌合させてある。
従つて、嵌合されたホースは、曲げ外力が与え
られたとき、第4図に示すように扁平板部3それ
自体が巾方向に弧状に変形することができるの
で、ホースは大きい角度で屈曲することが容易に
できるのである。
軟質、硬質何れの部分も、材料はゴムまたは合
成樹脂とするのがよく、一方がゴム、他方が合成
樹脂の組み合わせとしても良い。
以上の如く、本考案による伸縮可撓性ホース
は、頭記構成において、三角形状またはこれに類
する形状の係止部と扁平板部とからなる一連に連
なる(即ち、帯状体の巾方向で複数に分断されな
い、一つとしてまとまりがある形の)部分aを可
撓性軟質材料で形成するとともに被係止部2を形
成する部分bを硬質材料で形成し、かつ、前記係
止部1を被係止部2の嵌合溝孔2cの内面に密接
する大きさの三角形とし、更に前記扁平板部3の
厚さを被係止部2の差込み口2aの間隔と略同厚
さに形成してある構造としたものである。
本考案によれば次の効果がある。
差込み先端の頭部はあくまで二つの斜面と垂
直底辺を有する三角形状またはこれに類似する
形状であり、従来の如き先端が丸形ではないの
で、旧来の硬質材料のみによつて形成されてい
るものと全く同様にホース形成時における嵌合
を極めて円滑に行うことができる。
扁平板部に被覆材が形成されていないので、
扁平板部は段部がなく、全巾に亘つて摺動移動
が円滑にできる。
また、前記三角形状の係止部と、扁平板部と
を可撓性軟質材料で形成してあるので、係止部
の嵌合溝孔に対する接当密着性が良く、扁平板
部はそれ自体で巾方向に弧状変形し易く、か
つ、被係止部の差込み口への密着性も良いの
で、ホース全体が可撓性に秀れているばかりで
はなく、急角度での屈曲にも耐えられ、しか
も、その場合に水密性、気密性が著しく損なわ
れるということがない。
殊に、係止部を被係止部の嵌合溝孔の内面に
密接する大きさの三角形とするとともに、扁平
板部の厚さをも被係止部の差込み口の間隔と略
同厚さに形成したものとしてあるので、ホース
状に嵌合したとき筒軸方向において三角形係止
部と被係止部内面との密接接当と、扁平板部と
差込み口との接当と、の二点で相互に接当する
ので、安定した筒形状を保たせることができ、
しかも、三角形係止部の被係止部内面に対する
接当姿勢を安定した姿勢に保たせ良好な密着性
を保持させることができ、安定した気密性を保
たせ易いという顕著な効果を有する。
以上要するに、本考案による伸縮可撓性ホース
は、安定した筒体を形成することができ、屈曲
性、可撓性に秀れ、屈曲部にあつても水密性、気
密性を保持し、伸縮可撓性ホースとして極めて便
利に用いることができるに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は帯状体の切欠斜視図、第2図はホースの一
部切欠正面図、第3図は帯状体の断面図、第4図
は屈曲姿勢を示す断面図、第5図は本考案が前提
におく帯状体断面の外形図、第6図乃び第7図は
従来例の帯状体の断面図と屈曲最大限の姿勢を示
す断面図である。 1……係止部、2……被係止部、2c……嵌合
溝孔、3……扁平板部、4……帯状体、4′……
帯状体部分、a……軟質部分、b……硬質部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扁平板部3の巾方向一端に、二等辺三角形状又
    はこれに類する形状の係止部1をその三角形の底
    辺の長さ方向中間部分において一連化し、かつ他
    端側に、前記係止部1に対して嵌合自在でその嵌
    合方向に融通のある嵌合溝孔2cを形成する被係
    止部2を一体的に有する帯状体4を螺旋状に捲回
    させて、相隣接する帯状体部分4′,4′におけ
    る、前記係止部1と被係止部2の嵌合溝孔2cと
    を嵌合させることにより筒状に構成される伸縮可
    撓性ホースにおいて、前記係止部1と扁平板部3
    とからなる一連に連なる部分aを可撓性軟質材料
    で形成するとともに、前記被係止部2を形成する
    部分bを硬質材料で形成し、かつ、前記係止部1
    を被係止部2の嵌合溝孔2cの内面に密接する大
    きさの三角形に構成し、更に、前記扁平板部3の
    厚さを被係止部2の差込み口2aの間隔と略同厚
    さに形成してある伸縮可撓性ホース。
JP16076881U 1981-10-26 1981-10-26 Expired JPH018790Y2 (ja)

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JP16076881U JPH018790Y2 (ja) 1981-10-26 1981-10-26

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JPS57117487U JPS57117487U (ja) 1982-07-21
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