JPH018706Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018706Y2 JPH018706Y2 JP8170182U JP8170182U JPH018706Y2 JP H018706 Y2 JPH018706 Y2 JP H018706Y2 JP 8170182 U JP8170182 U JP 8170182U JP 8170182 U JP8170182 U JP 8170182U JP H018706 Y2 JPH018706 Y2 JP H018706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- discharge valve
- valve
- cylinder
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本案は回転式圧縮機に関するものであり、特に
吐出弁装置を改良して組立作業性を向上すること
を目的とする。
吐出弁装置を改良して組立作業性を向上すること
を目的とする。
従来、この種回転式圧縮機の吐出弁装置は第４
図のイ，ロに示すような構成であり、シリンダ１
に穿設された丸穴状の吐出穴１０に内装されその
自由端で吐出口９を開閉自在に閉塞する断面Ｃ字
状の吐出弁１１′と、この吐出弁１１′を挾持して
前記吐出穴１０へ固定する弁保持具１５とを備
え、この弁保持具１５に吐出弁１１′をリベツト
１６等の締結部材で組立てるとともにこの吐出弁
組立体を吐出穴１０へ挿入してシリンダ１にリベ
ツト１７で締結固定するものであつた。
図のイ，ロに示すような構成であり、シリンダ１
に穿設された丸穴状の吐出穴１０に内装されその
自由端で吐出口９を開閉自在に閉塞する断面Ｃ字
状の吐出弁１１′と、この吐出弁１１′を挾持して
前記吐出穴１０へ固定する弁保持具１５とを備
え、この弁保持具１５に吐出弁１１′をリベツト
１６等の締結部材で組立てるとともにこの吐出弁
組立体を吐出穴１０へ挿入してシリンダ１にリベ
ツト１７で締結固定するものであつた。
しかしながら、上記構成において、吐出弁１
１′は吐出穴１０に装着される前にリベツト１６
で弁保持具１５に固定され、この吐出弁組立体を
吐出穴１０に挿入した後再びこの組立体をシリン
ダ１に締付固定するという大変煩雑な作業を必要
とするため組立作業性に問題があつた。
１′は吐出穴１０に装着される前にリベツト１６
で弁保持具１５に固定され、この吐出弁組立体を
吐出穴１０に挿入した後再びこの組立体をシリン
ダ１に締付固定するという大変煩雑な作業を必要
とするため組立作業性に問題があつた。
本案は吐出弁を断面渦巻型に形成するととも
に、その中間で吐出穴を囲むシリンダ壁体に固着
し、かつ、吐出口を開閉する吐出弁の一端を外方
に、吐出弁の他端を内方に位置させ、この吐出弁
の一端と他端とを相対向させたものである。
に、その中間で吐出穴を囲むシリンダ壁体に固着
し、かつ、吐出口を開閉する吐出弁の一端を外方
に、吐出弁の他端を内方に位置させ、この吐出弁
の一端と他端とを相対向させたものである。
本案は上記のように構成したことにより、断面
渦巻型の吐出弁の中間を壁体に固着させて、吐出
口を開閉する吐出弁の一端に対向して、この吐出
弁の他端が内方に設けられるようにし、吐出弁を
壁体に取付けるだけでこの吐出弁の開度を規制さ
せられるようにしたものである。
渦巻型の吐出弁の中間を壁体に固着させて、吐出
口を開閉する吐出弁の一端に対向して、この吐出
弁の他端が内方に設けられるようにし、吐出弁を
壁体に取付けるだけでこの吐出弁の開度を規制さ
せられるようにしたものである。
以下本案を図に示す実施例に基いて説明する。
１は図示しない密閉容器の内壁に収納、固着さ
れるシリンダである。２はシリンダ１の内壁に接
して偏心回転するローラーである。３はローラー
２の外周面に一端を接しシリンダ１に形成される
内部空間を高圧室４と低圧室５とに仕切るベーン
で、シリンダ１内に形成されるベーン溝６内をス
プリング７を介して摺動している。８はシリンダ
１内に形成され前記低圧室５に連通する吸入口、
９は前記高圧室４に開口する２個の吐出口、１０
は吐出口９と直交する丸穴状の吐出穴である。而
して、１１は吐出穴１０に内装されその自由端１
１ａで吐出口９を開閉自在に閉塞する断面渦巻型
の吐出弁であり、該吐出弁１１はその中腹部１２
に設けた孔１３を介してリベツト１４によりシリ
ンダ１に締付固定される。
れるシリンダである。２はシリンダ１の内壁に接
して偏心回転するローラーである。３はローラー
２の外周面に一端を接しシリンダ１に形成される
内部空間を高圧室４と低圧室５とに仕切るベーン
で、シリンダ１内に形成されるベーン溝６内をス
プリング７を介して摺動している。８はシリンダ
１内に形成され前記低圧室５に連通する吸入口、
９は前記高圧室４に開口する２個の吐出口、１０
は吐出口９と直交する丸穴状の吐出穴である。而
して、１１は吐出穴１０に内装されその自由端１
１ａで吐出口９を開閉自在に閉塞する断面渦巻型
の吐出弁であり、該吐出弁１１はその中腹部１２
に設けた孔１３を介してリベツト１４によりシリ
ンダ１に締付固定される。
このように構成された回転圧縮機の吐出弁装置
において、吐出弁１１は断面渦巻型としてその中
腹部１２をリベツト１４によりシリンダ１に固定
したので、吐出口９を閉塞する吐出弁１１の一端
である自由端１１ａの開度を該吐出弁１１の他端
１１ｂで弾性的に規制することができ、従来例に
おいて必須とされていた弁保持具１５を不要とす
るだけでなく、吐出弁１１をシリンダ１に固定す
るための１回のリベツト１４締めだけでよく、吐
出弁装置の部品点数を減らし組立作業性を大巾に
向上せしめたものである。
において、吐出弁１１は断面渦巻型としてその中
腹部１２をリベツト１４によりシリンダ１に固定
したので、吐出口９を閉塞する吐出弁１１の一端
である自由端１１ａの開度を該吐出弁１１の他端
１１ｂで弾性的に規制することができ、従来例に
おいて必須とされていた弁保持具１５を不要とす
るだけでなく、吐出弁１１をシリンダ１に固定す
るための１回のリベツト１４締めだけでよく、吐
出弁装置の部品点数を減らし組立作業性を大巾に
向上せしめたものである。
本案の回転式圧縮機は吐出弁を断面渦巻型に形
成するとともに、その中間で吐出穴を囲むシリン
ダ壁体に固着し、かつ、吐出口を開閉する吐出弁
の一端を外方に、吐出弁の他端を内方に位置さ
せ、この吐出弁の一端と他端とを相対向させたも
のであるから、吐出口を閉塞する吐出弁の一端で
ある自由端の開度を該吐出弁の他端で弾性的に規
制することができ、弁保護具を不要となすばかり
でなく、吐出弁をシリンダに固定するための１回
のリベツト締めだけとしたので、吐出弁装置の部
品点数を低減し、且つ、組立作業性を大巾に向上
せしめたものである。
成するとともに、その中間で吐出穴を囲むシリン
ダ壁体に固着し、かつ、吐出口を開閉する吐出弁
の一端を外方に、吐出弁の他端を内方に位置さ
せ、この吐出弁の一端と他端とを相対向させたも
のであるから、吐出口を閉塞する吐出弁の一端で
ある自由端の開度を該吐出弁の他端で弾性的に規
制することができ、弁保護具を不要となすばかり
でなく、吐出弁をシリンダに固定するための１回
のリベツト締めだけとしたので、吐出弁装置の部
品点数を低減し、且つ、組立作業性を大巾に向上
せしめたものである。
第１図は本案の一実施例を示す回転式圧縮機の
要部横断面図、第２図は吐出弁の平面図、第３図
は吐出弁の展開図、第４図のイ，ロは従来例を示
す吐出弁組立体の平面図と縦断面図である。 １…シリンダ、９…吐出口、１０…吐出穴、１
１…吐出弁。
要部横断面図、第２図は吐出弁の平面図、第３図
は吐出弁の展開図、第４図のイ，ロは従来例を示
す吐出弁組立体の平面図と縦断面図である。 １…シリンダ、９…吐出口、１０…吐出穴、１
１…吐出弁。
Claims (1)
- 内部に圧縮室を有するシリンダを設け、この圧
縮室を囲むシリンダ壁体中に圧縮室と平行な吐出
穴を円孔として形成し、この吐出穴と圧縮室とを
連通する吐出口を吐出穴に直交して設け、この吐
出穴に収納され前記吐出口を開閉する吐出弁を、
吐出穴の円周方向に沿つて配置させた回転式圧縮
機において、前記吐出弁は断面渦巻型に形成する
とともに、その中間で吐出穴を囲むシリンダ壁体
に固着し、かつ、吐出口を開閉する吐出弁の一端
を外方に、吐出弁の他端を内方に位置させ、この
吐出弁の一端と他端とを相対向させたことを特徴
とする回転式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170182U JPS58183985U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8170182U JPS58183985U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 回転式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58183985U JPS58183985U (ja) | 1983-12-07 |
| JPH018706Y2 true JPH018706Y2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=30090794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8170182U Granted JPS58183985U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58183985U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018135584A1 (ja) * | 2017-01-19 | 2018-07-26 | 株式会社デンソー | バルブタイミング調整装置およびチェック弁 |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP8170182U patent/JPS58183985U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58183985U (ja) | 1983-12-07 |
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