JPH0118937Y2 - - Google Patents

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JPH0118937Y2
JPH0118937Y2 JP1982002925U JP292582U JPH0118937Y2 JP H0118937 Y2 JPH0118937 Y2 JP H0118937Y2 JP 1982002925 U JP1982002925 U JP 1982002925U JP 292582 U JP292582 U JP 292582U JP H0118937 Y2 JPH0118937 Y2 JP H0118937Y2
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JP
Japan
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valve body
cap
metal
metal packing
fluid
Prior art date
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JP1982002925U
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English (en)
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JPS58106683U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、たとえば空気調和機の冷凍サイクル
等に用いられる流体封止弁に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来のこの種流体封止弁はいずれも構造が複雑
で構成部品が多く、外形的にも大きなものであ
り、製作費も高価であつた。そこで、たとえば実
開昭50−67464号公報に示されるようなものが考
案され、非常に簡単な構造で、機能を充分満足で
きるとともに小形化、製作組立が容易で安価等の
効果が導かれるようになつた。なお説明すれば、
これは第1図に示すようになつていて、1はト状
に形成され、二つの枝部に流体入口aと流体出口
bとを有する弁本体である。他の枝部の内壁面に
ねじ山cおよび溝dが加工してあり、外周上部に
もねじ山eが加工してある。2はスピンドルであ
り、上記ねじ山cに螺合して上下動し、その位置
に応じて流体入口aと流体出口bとの間を開閉で
きるようになつている。3は本体1の内壁面とス
ピンドル2との間に介在し圧縮変形してこれらの
間のシールをなすOリング。4はEリング等を本
体1の内壁面の溝dに嵌入して固定したストツパ
で、スピンドル2の外れを防止するためのもので
ある。5は上記ねじ山eに螺合しスピンドル2の
操作用口7を閉塞する袋ナツトであるキヤツプで
あり、弁本体1との間にたとえば銅製の金属パツ
キン6が介在し、キヤツプ5と弁本体1との間の
シール構造がなされている。
スピンドル2を操作するには、一旦キヤツプ5
を弁本体1から取外し、操作用口7を開放して行
うようになつている。
このようにして構成される流体封止弁である
が、下記のごとき不都合がある。すなわち第2図
に拡大して示すように、金属パツキン6の内径は
弁本体1周面とわずかの間隙sを存する寸法に設
定されている。これは製作加工および組立ての容
易さからなされたものと推測されるが、その反
面、組立て時およびキヤツプ5の取外し時に金属
パツキン6は弁本体1から脱落し易く、紛失した
り傷付く虞れがある。またキヤツプ5の締め具合
によつては片当りしてシール性を低下させる。
〔考案の目的〕
本考案は、金属パツキンを弁本体から容易に取
外しできないようにして、脱落、紛失、損傷を防
止し、併せて金属パツキンのキヤツプおよび弁本
体に対するシール性を向上させた流体封止弁を提
供しようとするものである。
〔考案の概要〕
本考案は、キヤツプを弁本体に取付けするにと
もなつて金属パツキンが弁本体に圧入固定するよ
うに、金属パツキンを断面矩形状とするととも
に、これが嵌着される弁本体の嵌着部をテーパ状
に寸法設定し、キヤツプを一度弁本体に取付けれ
ば、金属パツキンを弁本体から容易に取外しでき
ないようにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を説明するに第1図お
よび第2図実施例と異る個所のみ第3図に示し、
同様個所は第1図の上記説明をもつて省略する。
弁本体11の頭部外周壁である操作用口17の
外周面は淅次外側へ拡がるテーパ加工がなされた
嵌着部11aが形成される。金属パツキン16は
銅製で断面矩形状のリング状に形成されるが、そ
の内径寸法は上記嵌着部11aの最小寸法である
端面外径寸法と同一か、これよりわずかに大であ
る。換言すれば、嵌着部11aの最小寸法は、金
属パツキン16の内径寸法と同一か、わずかに小
である。
しかして、組立時は金属パツキン16を弁本体
11の嵌着部11aに載せて仮止めし、キヤツプ
5を被せてねじ山dに螺合する。キヤツプ5を締
め付けるにしたがつて金属パツキン16は弁本体
11に押し付けられ嵌着部11aに強制的に嵌挿
される。嵌着部11aはテーパ状になつているか
ら、金属パツキン16は全体的に直径が拡大す
る。キヤツプ5を完全に締付け操作用口17を閉
塞した状態で金属パツキン16は嵌着部11aに
圧入固定される。このように金属パツキン16は
弁本体11は勿論、キヤツプ5にも均一に接触す
るようよくなじみ、弁本体11とキヤツプ5との
間のシールを確実になす。
一旦組立てた後は、スピンドル12を操作する
ためにキヤツプ5を弁本体11から取外して操作
用口17を開放しても、金属パツキン16は弁本
体11に強固に固定されたまま残る。このため金
属パツキン16が脱落することはない。スピンド
ル2操作後再びキヤツプ5を取付けるにあたつ
て、金属パツキン16を入れ忘れることもない。
〔考案の効果〕
本考案は、金属パツキンを介してキヤツプを弁
本体に取付ければ、金属キヤツプは弁本体から容
易に外れなくなるため、必要に応じてキヤツプを
取外しても金属パツキンは弁本体から脱落せず、
金属パツキンの紛失、損傷を防止できるとともに
再びキヤツプを取付けるときに金属パツキンを入
れ忘れることがなくなり、組立て性が良い。さら
に、金属パツキンはキヤツプおよび弁本体に対す
るシール面がよくなじんで、シール性の向上を図
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の従来例を示す流体封止弁の縦
断面図、第2図はその要部を拡大した縦断面図、
第3図は本考案の一実施例を示す流体封止弁の要
部を拡大した縦断面図である。 a……流体入口、b……流体出口、11……弁
本体、2……スピンドル、17……操作用口、5
……キヤツプ、16……金属パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体入口と流体出口を有する弁本体と、この弁
    本体内に変位自在に収容され弁本体に設けられる
    操作用口から操作することにより上記流体入口と
    流体出口とを開閉するスピンドルと、上記操作用
    口を閉塞するキヤツプと、このキヤツプと弁本体
    との間に介在され互いのシールをなす金属パツキ
    ンとを具備し、上記金属パツキンは断面矩形状を
    なし、この金属パツキンが嵌合する弁本体の嵌着
    部は、その最小寸法が上記金属パツキンの内径寸
    法と同一もしくはわずかに小なるテーパ状であ
    り、上記キヤツプにより金属パツキンを強制的に
    変形して上記嵌着部に圧入固定したことを特徴と
    する流体封止弁。
JP292582U 1982-01-13 1982-01-13 流体封止弁 Granted JPS58106683U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP292582U JPS58106683U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 流体封止弁

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JP292582U JPS58106683U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 流体封止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58106683U JPS58106683U (ja) 1983-07-20
JPH0118937Y2 true JPH0118937Y2 (ja) 1989-06-01

Family

ID=30015876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP292582U Granted JPS58106683U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 流体封止弁

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JP (1) JPS58106683U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524568U (ja) * 1975-06-26 1977-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524568U (ja) * 1975-06-26 1977-01-13

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Publication number Publication date
JPS58106683U (ja) 1983-07-20

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