JPS5834311Y2 - 吐出リ−ド弁機構 - Google Patents
吐出リ−ド弁機構Info
- Publication number
- JPS5834311Y2 JPS5834311Y2 JP1978040165U JP4016578U JPS5834311Y2 JP S5834311 Y2 JPS5834311 Y2 JP S5834311Y2 JP 1978040165 U JP1978040165 U JP 1978040165U JP 4016578 U JP4016578 U JP 4016578U JP S5834311 Y2 JPS5834311 Y2 JP S5834311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve plate
- reed valve
- discharge
- flow path
- reed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複数のシリンダを有する斜板式圧縮機の吐出リ
ード弁機構に関する。
ード弁機構に関する。
従来、冷凍系等に使用される斜板式圧縮機においては、
シリンダブロックとシリンダヘッドとの間に各シリンダ
に対応した吐出孔を有するバルブプレートが設けられ、
バルブプレートの各吐出孔にはそれぞれリード弁及びリ
ード弁の開度を規制するリテーナがバルブプレートにね
じ或はリベットによって固定されて配置されていた。
シリンダブロックとシリンダヘッドとの間に各シリンダ
に対応した吐出孔を有するバルブプレートが設けられ、
バルブプレートの各吐出孔にはそれぞれリード弁及びリ
ード弁の開度を規制するリテーナがバルブプレートにね
じ或はリベットによって固定されて配置されていた。
このような従来構造では吐出孔の個数に対応した数のり
一ド弁及びリテーナが必要となり、部品点数が増して好
1しくない。
一ド弁及びリテーナが必要となり、部品点数が増して好
1しくない。
更に、各リード弁及びリテーナをバルブプレートにねじ
或はリベットヲ用いて固定する作業は面倒であり、好ま
しくない。
或はリベットヲ用いて固定する作業は面倒であり、好ま
しくない。
本考案はかかる従来技術の欠点をなくすためになされた
もので、バルブプレートとその外側に配置される流路形
成部材(シリンダヘッド)との間に、シリンダの各々に
対応する吐出リード弁を有する一枚のリード弁板會間挿
取付けし、更に前記吐出リード弁の各々の開度を制限す
る制限座金形成されたプラスチックの環状部材を前記リ
ード弁板と流路形成部材との間に間挿し、該流路形成部
材とリード弁板とではさんで固定したことを特徴とする
。
もので、バルブプレートとその外側に配置される流路形
成部材(シリンダヘッド)との間に、シリンダの各々に
対応する吐出リード弁を有する一枚のリード弁板會間挿
取付けし、更に前記吐出リード弁の各々の開度を制限す
る制限座金形成されたプラスチックの環状部材を前記リ
ード弁板と流路形成部材との間に間挿し、該流路形成部
材とリード弁板とではさんで固定したことを特徴とする
。
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
シリンダブロック1内に複数個のシリンダ1a(第1図
では1個のみ図示)が形成され、その中にピストン1b
が摺動可能に配置されている。
では1個のみ図示)が形成され、その中にピストン1b
が摺動可能に配置されている。
シリンダ1aに流体を出入りさせるために、シリンダブ
ロック1の端部にバルブプレート3とシリンダヘッド2
が取付けられている。
ロック1の端部にバルブプレート3とシリンダヘッド2
が取付けられている。
バルブプレート3は各シリンダに対応して吸入孔と吐出
孔を有している。
孔を有している。
一方シリンダヘッド2は全吸入孔に連通しうる吸入流路
2aと全仕出孔に連通しうる吐出流路2bとを形成して
おり、以下流路形成部材と称する。
2aと全仕出孔に連通しうる吐出流路2bとを形成して
おり、以下流路形成部材と称する。
吸入流路2aは吸入ホース口4に連通され、吐出流路2
bは吐出ホース口5に連通されている。
bは吐出ホース口5に連通されている。
バルブプレート3のシリンダ1aに面する側には吸入孔
を開閉するためのリード弁が配置されているが、本考案
に直接関連がないので図示及び説明を省略している。
を開閉するためのリード弁が配置されているが、本考案
に直接関連がないので図示及び説明を省略している。
本考案によれば、バルブプレート3とその外側に配置さ
れる流路形成部材2との間に一枚のリード弁板6を介在
させている。
れる流路形成部材2との間に一枚のリード弁板6を介在
させている。
リード弁板6は第3図に示されるように、バルブプレー
ト3にほぼ全面にわたって重ね合わされるよう、バルブ
プレートとほぼ同じ大きさの面積を有し、バルブプレー
ト3の吸入孔に対応する部分に吸入孔68に有し、一方
バルブプレート3の吐出孔(第3図に二点鎖線で示す)
に対応する部分に吐出リード弁6bを有している。
ト3にほぼ全面にわたって重ね合わされるよう、バルブ
プレートとほぼ同じ大きさの面積を有し、バルブプレー
ト3の吸入孔に対応する部分に吸入孔68に有し、一方
バルブプレート3の吐出孔(第3図に二点鎖線で示す)
に対応する部分に吐出リード弁6bを有している。
リード弁板6はバルブプレート3に対して、ねじ或はリ
ベットで固着される必要はなく、単に流路形成部材2を
シリンダヘッド1に固着したさい、バルブプレート3と
ともに、シI) 7ダヘツドと流路形成部材とによって
はさみつけられ、所定の位置に保持される。
ベットで固着される必要はなく、単に流路形成部材2を
シリンダヘッド1に固着したさい、バルブプレート3と
ともに、シI) 7ダヘツドと流路形成部材とによって
はさみつけられ、所定の位置に保持される。
次に、吐出リード弁6bの開度を所定値以下に規制する
ため、吐出流路2b内で各吐出リード弁6bに重なる位
置に環状部材7が配置されている。
ため、吐出流路2b内で各吐出リード弁6bに重なる位
置に環状部材7が配置されている。
環状部材7は、第4図に示すように吐出リード弁6bに
対応する位置にリード弁6bの開度を規制する制限座7
ak有している。
対応する位置にリード弁6bの開度を規制する制限座7
ak有している。
環状部材7は好1しぐはプラスチックの成型体で形成さ
れて釦り、互に隣接する制限座7a 、7aの間に厚み
の大きい胴部7bk有している。
れて釦り、互に隣接する制限座7a 、7aの間に厚み
の大きい胴部7bk有している。
この胴部7bの厚みは、流路形成部材2の吐出流路2b
の深さよりも若干大きくしている。
の深さよりも若干大きくしている。
環状部材7の取付けに当っては、従来のように、ねじ或
はリベットヲ用いてバルブプレートに固着する必要はな
く、単に流路形成部材2をシリンダブロック1に固着し
たさい、同時に流路形成部材2とリード弁板6との間に
胴部7bkはさみつけられて保持される。
はリベットヲ用いてバルブプレートに固着する必要はな
く、単に流路形成部材2をシリンダブロック1に固着し
たさい、同時に流路形成部材2とリード弁板6との間に
胴部7bkはさみつけられて保持される。
このさい、環状部材7は圧縮変形しうるので、流路形成
部材2の端面とリード弁板6との間のシールが妨げられ
ることはない。
部材2の端面とリード弁板6との間のシールが妨げられ
ることはない。
なお、図中8は環状部材7の位置を規制するためのノッ
クピンである。
クピンである。
図示の実施例では、全部の制限座7ak形成された一体
構造の環状部材7を用いているが、一体構造にかえて複
数個の部材によって環状部材を構成してもよい。
構造の環状部材7を用いているが、一体構造にかえて複
数個の部材によって環状部材を構成してもよい。
以上のように、本考案ではバルブプレートの個個の吐出
孔に対応する吐出リード弁で有する一枚のリード弁板を
用いているので、構造が簡単でかつ部品点数が少なくな
り、安価に製造が可能となる。
孔に対応する吐出リード弁で有する一枚のリード弁板を
用いているので、構造が簡単でかつ部品点数が少なくな
り、安価に製造が可能となる。
しかも、従来のように、吐出リード弁の開度を制限する
リテーナを各リード弁に対応してそれぞれ配置しかつね
じ、或はリベットでバルブプレートに固着するかわりに
、リード弁の開度を制限する制限座を形成されたプラス
チックの環状部材を、流路形成部材とリード弁板との間
にはさんでリード弁近傍に固定保持させているので、組
立が容易となる。
リテーナを各リード弁に対応してそれぞれ配置しかつね
じ、或はリベットでバルブプレートに固着するかわりに
、リード弁の開度を制限する制限座を形成されたプラス
チックの環状部材を、流路形成部材とリード弁板との間
にはさんでリード弁近傍に固定保持させているので、組
立が容易となる。
このように、本考案は吐出リード弁機構を安価に製作し
うるという効果を有している。
うるという効果を有している。
第1図は本考案になる吐出リード弁機構を具備した斜板
式圧縮機の一部を示す断面図、第2図はシリンダヘッド
2及びその吐出流路2b内に配置された環状部材7をシ
リンダ側から見た端面図、第3図はリード弁板6の端面
図、第4図はバルブプレート3とリード弁板6と環状部
材7とシリンダヘッド2との関連を示すもので、バルブ
プレート3の吐出孔のピッチ円に沿った断面図である。 1・・・シリンダブロック、1a・・・シリンダ、2・
・・シリンダヘッド(流路形成部材)、2b・・・吐出
流路、3・・・バルブプレート、3b・・・吐出孔、6
・・・リード弁板、6b・・・吐出リード弁、7・・・
環状部材。
式圧縮機の一部を示す断面図、第2図はシリンダヘッド
2及びその吐出流路2b内に配置された環状部材7をシ
リンダ側から見た端面図、第3図はリード弁板6の端面
図、第4図はバルブプレート3とリード弁板6と環状部
材7とシリンダヘッド2との関連を示すもので、バルブ
プレート3の吐出孔のピッチ円に沿った断面図である。 1・・・シリンダブロック、1a・・・シリンダ、2・
・・シリンダヘッド(流路形成部材)、2b・・・吐出
流路、3・・・バルブプレート、3b・・・吐出孔、6
・・・リード弁板、6b・・・吐出リード弁、7・・・
環状部材。
Claims (1)
- 複数のシリンダを有する斜板式圧縮機に釦いて、バルブ
プレートとその外側に配置される流路形成部材との間に
、前記シリンダの各々に対応する吐出リード弁を有する
一枚のリード弁板を間挿取付けし、更に前記吐出リード
弁の各々の開度を制限する制限塵を形成されたプラスチ
ックの環状部材を前記リード弁板と流路形成部材との間
に間挿し、該流路形成部材とリード弁板とではさんで固
定したことを特徴とする吐出リード弁機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978040165U JPS5834311Y2 (ja) | 1978-03-30 | 1978-03-30 | 吐出リ−ド弁機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978040165U JPS5834311Y2 (ja) | 1978-03-30 | 1978-03-30 | 吐出リ−ド弁機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54143427U JPS54143427U (ja) | 1979-10-04 |
JPS5834311Y2 true JPS5834311Y2 (ja) | 1983-08-01 |
Family
ID=28908359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978040165U Expired JPS5834311Y2 (ja) | 1978-03-30 | 1978-03-30 | 吐出リ−ド弁機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834311Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002339869A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Honda Motor Co Ltd | 往復動ピストン型圧縮機 |
US7318709B2 (en) | 2003-08-27 | 2008-01-15 | Haldex Brake Corporation | Pump valve assembly |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5526545Y2 (ja) * | 1975-03-31 | 1980-06-25 |
-
1978
- 1978-03-30 JP JP1978040165U patent/JPS5834311Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54143427U (ja) | 1979-10-04 |
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