JPH0181A - H2−受容体拮抗体化合物 - Google Patents

H2−受容体拮抗体化合物

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JPH0181A
JPH0181A JP62-336738A JP33673887A JPH0181A JP H0181 A JPH0181 A JP H0181A JP 33673887 A JP33673887 A JP 33673887A JP H0181 A JPH0181 A JP H0181A
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アントニオ・ルイス・パロモ−コル
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バリシンテックス・エス・エー
ツエントロ・マルガ・パラ・ラ・インベステイガシオン・エス・エー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1次の式のN2−受容体拮抗体化合物。
又はその0−アルキリデン、5.6−ジアシル。
6−アシル誘導体[炭素原子数2〜16]、又は6−フ
ォスフェート及び該化合物の製造方法に関する。
[式中、Xは1.2又は3.及びYは1又は2゜R1及
びR2は共に水素、又はR1はヒドロキシル+R2は水
素、Zは水素原子又はアルカリ又はアルカリ土類金属、
好ましくはナトリウム、カリウム又はカルシウム、R3
は、N2−受容体拮抗体特性を有する1塩基性以上の官
能性の有機塩基で、場合により亜硝酸と反応することが
できる。
アスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸。
フェルラ酸、及び没食子酸からなる群から選ばれる有機
酸の少なくとも1モルとの塩であってもよい、] 更に、脂肪酸の存在下で新規化合物を製造する方法も開
示している。
[従来技術] N2−受容体拮抗体のアスコルビル誘導体は。
消化食道炎のような食道、胃腸及び十二指腸の障害の治
療1分泌過多のような食道及び胃腸の出血。
胃潰瘍、−二指腸潰瘍、及びゾリンガーエリソン症候群
の処置のため1人体医薬及び獣医学で興味のある化合物
である。新規化合物の構造は2文献[Drugs of
’ the Future、Vol、 8 no、 2
19g3]に記載された。特に、シメチジン、ラニチジ
ン。
ファモチジンを包含し、そのアスコルビル誘導体は有効
な坑潰瘍剤である。これは錠剤、ピル、カプセル、マイ
クロカプセル、注射、即席の形態のようなガレン製剤で
用いられ既知の任意の形態で医学的に適用できる。
極めて多くのアミン及びアミドのN−ニトロソ誘導体が
ヒト及び動物に発癌性であり1文献[5afety E
valuation of’  N1trosatab
le Drugs and  Chemlcals、 
Ed、G、 G、 Gibson andC、I oa
nnides ; T aylor−F rancis
L td、 1981゜以後括弧内で頁を指摘すること
によって引用する]に説明されている。シュマール[8
]はN−ニトロソ化合物の胃内形成のかなり控え目な評
価から始まって、ヒトの危険の評価の投l5ffi応答
研究が感受性の絶対的証明にはならないが、ヒトの状況
は実験動物に観察されるものと比較できることを示して
いると結論している。
ウォーカー[220−2281によれば1食事先駆体が
N−ニトロン化合物に転換されニトロソアミンがイン 
ビボ合成される程度は多分子め形成された食事ニトロソ
アミンからのものを越える。高危険群は、冑の!Il′
rA集落形成を許容する。高pHの高いナイトライド及
びナイトレート水準を有するものである。ニトロソアミ
ンの形成は食物均質化物と胃液又は模倣胃液とを培養し
て示された。タンネンバウム[234−241]は胃癌
の危険性は有機塩基のニトロソ化の先駆体として食事中
のナイトライドの増加と共に増加し、  pHの上昇及
び過剰の細菌の存在[ナイトレートのナイトライドへの
転化]はすべて慢性胃炎に関連することを述べている6
ニトロソ化は胃中の酸及びアルカリ pHサイクルで最
大になり得る。後者の状態ではナイトライド【減酸症又
は無酸症コが集積するが、酸性条件[過塩酸症]ではニ
トロソ化速度が増大する。
同様の理由で、胃が局部的にアルカリ性及び酸性に同時
になると同様の深刻な状況が存在し得る。
従って、上述の著者は、胃ニトロソ化がアスコルビン酸
のようなナイトライドと競合する化合物で妨げられ、こ
れは潜在的危険状態への干渉と考えられる。毒性N−ニ
トロソ化合物の形成を妨げるため及び関連情報を得るた
めに、ガンゴリ[157−188]はアスコルビン酸の
抑制効果の研究を提案している。N−ニトロソ化合物形
成化学において、チャリス[1B−55]はアンモニア
、第1アミン、ヒドラジン、尿素、スルファミン酸、そ
の塩、ヒドロキシルアミン、アジド、二酸化硫黄及びビ
サルファイトイオン、フェノール及び酸化防止剤のよう
な他の抑制剤の作用を説明している。
広いpH範囲に亙って最も有効なのは、ラットに「イン
 ビボ」実験で用いられたアスコルビン酸である。
同一の葛藤状態は発癌性の危険を示すニトロソ化性薬を
医薬の活性成分として摂取した場合に起る。従って、エ
ルグ等[Lancet 1.1005−6.1979゜
LanceL 2,245 、1979]及びリード等
[L ancetl、1234−5.1979]は、ヒ
スタミンH2−受容体拮抗体であるシメチジンでの処置
で胃癌腫の発現を述べている。後に、フォスタ等[Ca
ncer L etters、 9.47−52.19
801は上記薬のニトロソ化により、主反応生成物はニ
トロソシメチジンで、その構造及び活性は既知の胃発癌
物質、N−メチルーN″−二トローN−一二トロソグア
ニジン[MNNG]のものと同等であることをを示して
いる。
ハブス[141−158]が行ったラットについての「
イン ビボ」研究で、NCの5001!i/kgの投与
量での8日間処置は毒性効果を誘導しないが、80−1
0011g/kgのLD5oがMNNGについて■1定
され、NCのLD5oは1800−1900j!9/k
gである。更に、ブランビラ等[J。
Pharmacol、 EXIT、 Ther、 22
1.  (1) 、 222−7゜19821はシメチ
ジン[250η/ kgl及びナイトライド[80I5
I/ kglの等分子の量で処置した群のいずれにもデ
ソキシリボ核酸[DNA]損傷の証拠を得ていない、リ
ジンスキ及びロイバ[CaneerRes、 44 (
2) 、 447−9.1984]は、雄及び雌のラッ
トをNC及びMNNGの0.5mM溶液で2年間処置す
る実験を行ない、NCについては影響を認めなかったが
、MNNGについては45%以上のラットが腺胃で若干
の血管肉腫及び神経肉腫を伴う腺腫及び腺癌が発達した
。これらの著者はNCが胃内で形成され得るが、彼等の
ネガチブな結果から癌の危険は極めて少ないことを示唆
している。
H2−受容体拮抗体は化学的にシメチジンのようにニト
ロソ化性構造であり1本発明者は事実胃液条件でN−ニ
トロソ誘導体が形成されることを見出だした。これらは
薄層クロマトグラフ及びグリース反応でppmにおいて
検出した[ G rless試薬: Chemical
 Analysis Ed、P、  J、  Elvi
ng ; J 、 D、 Winef’ordner、
  I 、 M、 Kolthorf’ ;J ohn
 Wiley、 197g、 Vol、 8.p、21
6  ; Co10rin+atrlc Datert
alnatlon of Non−mataIs、Ed
、D。
F、  Boltz; J 、 A、 Howell 
 : N1trite by m。
dified  Griess method] 。
更に、その場で調製されたH2−受容体拮抗体アスコル
ベート水溶液において、競合ニトロソ化又はナイトライ
ド消滅反応について後者が主又は唯一の反応であること
が見出だされた。この挙動は胃液試料中でも確認された
。つまり1発癌性の危険は存在せず、対応アスコルベー
トの調製及び医薬としてのその使用を保証するものであ
る・L−アスコルビン酸のアルカリ及びアルカリ土類金
属塩の形成方法は開示されている。フランス特許第1.
498,800号の方法は、水−メチル エチル ケト
ン−プロピレン オキサイドで構成される共沸物の30
℃以下の温度で減圧蒸溜による水溶液の濃縮からなる。
フランス特許第1.510.505号は、不活性N2雰
囲気下でそれぞれのアスコルビン酸及び水酸化カリウム
 メタノール溶液の混合物によるカリウム塩の形成に限
定されている。
米国特許節4,251.449号明細書は、アスコルビ
ン酸水溶液を60℃の温度及び不活性CO2雰囲気下で
炭酸カルシウムと反応させて酸化形態で12〜14%含
量のカルシウム塩を得る方法を教示している。
これらの技術のN2−受容体拮抗体のアスコルビル誘導
体の製造への応用は未だ成功していない最も良い場合で
も極めて粘性の液体がメタノールを用いたときに形成さ
れた。粘性環は水溶液を用いたときにも形成された。種
々の苦労の末1両方法は、ペーストを形成する傾向及び
分解[カラメル状]及び酸化されるため、乾燥できない
固体を与えた、 冷凍乾燥及び噴霧乾燥法は極めて高価であり。
結晶塩を生ぜず、生成物の変化を容易にする望ましくな
い水含量を残す、これは周囲空気にさらした溶液に認め
られる。
等モル割合のアスコルビン酸及びN2−受容体拮抗体を
混合すると、延長した予備混合及び混合法の後、顕微鏡
下で両生酸物の結晶が観察される固体が生じる。この生
成物は欠点を有する。即ち。
a)結晶構造の摩擦及び分裂による局部熱効果のための
分解、b)予備混合及び混合法の間の酸化。
C)組成物は再現が困難である。d)亜硝酸との反応の
適合性を変える均衡のとれない混合物、これらはすべて
工業規模の方法では増大される。
[発明の概要] 本発明は 次の式の3−ケトヘキスロン酸のラクトン形
から誘導されたN2−受容体拮抗体のアスコルビル誘導
体、又はそのO−アルキリデン、5゜6−ジアシル、6
−アシル誘導体[炭素原子数2〜16コ、又は6−フォ
スフェートに関する。
[式中、Xは1,2又は3.及びYは1又は2゜R1及
びR2は共に水素、又はR1はヒドロキシル+ R2は
水素、Zは水素原子又はアルカリ又はアルカリ土類金属
、好ましくはナトリウム、カリウム又はカルシウム、R
3は、N2−受容体拮抗体特性を有する1塩基性以上の
官能性の有機塩基で、場合により亜硝酸と反応すること
ができる。
アスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸。
フェルラ酸、及び没食子酸からなる群から選ばれる有機
酸の少なくとも1モルとの塩であってもよい、] 本発明は上記化合物の製造方法にも関する。
この方法では1式。
[式中、R1、R2及びは上記の通りである]の3−ケ
トヘキスロン酸、又はその誘導体を、0℃乃至溶媒の還
流温度の温度で好ましくはポリ塩素化された不活性有機
溶媒中で、上記の定義したR3で表わされる有機塩基と
反応させて式Iの化合物を得る、 本発明の他の目的は上記反応を飽和脂肪酸の存在下で行
って式■の化合物の安定形を得ることである。
本出願人の先の明細書[スペイン特許出願第54468
1号]には、N2−受容体拮抗体塩基、即ちシメチジン
、ラニチジン、ファモチジンをアスコルビン酸の塩又は
その誘導体として製造し、得られる化合物が対応する塩
基に幻して全く変りのない活性を有し、かつN−ニトロ
ソ誘導体の形成を抑制する強力な作用を有するためこれ
らの塩基の潜在的発癌性危険を消滅させることが記載さ
れている。
最近になって、スペイン特許出願第544661号に記
載され請求されたアスコルベートが僅かに安定で、カラ
メル臭を伴うペーストを形成する傾向を有する着色混合
物を生じて変性及び分解する場合があることが見出ださ
れた。変性過程は高温、湿分、雰囲気酸素及び塩を得る
塩基のpHが促進する。
アスコルベート製造過程の反応混合物に飽和脂肪酸を添
加することによってこれらの欠点をなくすことが可能で
あることが見出だされた。
また、優れた生理特性が高安定性で変異原性及び肝門性
の作用を有しない生成物は+H2−受容体拮抗体塩基の
アスコルベート塩[2−アルカリ又はアルカリ土類金属
]を製造することによって得られることが見出だされた
。これは、アスパラギン酸又はグルタミン酸、そのエナ
ンチオマ又はラセミ体、又はカフェー酸、フェルラ酸、
及び没食子酸のような酸の塩としてH2−受容体拮抗体
塩基からアスコルベート[場合により塩として]を製造
する。この新規化合物の興味ある特徴は。
亜硝酸及びN−ニトロソ誘導体を破壊する立証された能
力である。
新規化合物の製造方法は+ H2−受容体拮抗体塩基の
有機溶媒、好ましくはハロゲン化炭化水素中の懸濁液を
、まず上記酸の1つの1当量と1次いでアスコルビン酸
の1当量とを反応させることを包含する。
H2−受容体拮抗体特性を有する有機塩基は好ましくは
、シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、0M5及び
CMIOである8 有機塩基の塩の製造に適した酸は、好ましくは。
アスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸、フェルラ
酸、及び没食子酸で、ある。
ラクトン形の3−ケトヘキスロン酸は、アスコルビン酸
、イソアスコルビン酸、エリトロアスコルビン酸、デオ
キシアスコルビン酸、6−フォスフェート アスコルビ
ン酸、5.8−ジアセチルアスコルビン酸、6−オクタ
ノエート アスコルビン酸、0−メチル−エチリデン 
アスコルビン酸、及びそのナトリウム、カリウム又はカ
ルシウム塩である。
用いるのに好ましい不活性有機溶媒は、1.2−ジクロ
ロエタン、トリクロロエチレン、クロロフォルム、四塩
化炭素、■、2−テトラクロロエタン及びジクロロメタ
ンである。
反応は0℃乃至溶媒還流温度の範囲の温度で行う。
H2−受容体拮抗体アスコルベートの製造方法の1つの
選択は、まずモノアスパルテート、モノグルタメート、
モノカフェエート、モノフェルレート、又はモノガレー
トのようなその塩を製造し。
次いでこれを漏過て単離するものである。その後。
これを上記有機溶媒、好ましくはジクロロメタン又はク
ロロフォルムに懸濁させた後、当量のアスコルビン酸と
反応させてアスコルベートを得る。
それぞれのアスコルベートを列挙すると次の通りである
1 シメチジン アスコルビル アスパルテート2 ラ
ニチジン アスコルビル アスパルテート3 ファモチ
ジン アスコルビル アスパルテート 4 シメチジン アスコルビル グルタメート5 ラニ
チジン アスコルビル グルタメート6 ファモチジン
 アスコルビル グルタメート7 シメチジン アスコ
ルビル カフエエート8 ラニチジン アスコルビル 
カフエエート9 ファモチジン アスコルビル カフェ
エート10シメチジン アスコルビル フェルレート1
1  ラニチジン アスコルビル フェルレート12 
 ファモチジン アスコルビル フェルレート13  
シメチジン アスコルビル ガレート14 0M5及び
CM10拮抗体 アスコルビルアスパルテート、アスコ
ルビル グルタメート、アスコルビル カフエエート、
アスコルビル フェルレート、及びアスコルビル ガレ
ート。
また、アスコルビン酸1当量と上記酸の1つの1当量と
の同時反応が、好ましくはジクロロメタン中で可能であ
る。
従って1式■で表わされる化合物において。
R3は該H2−受容体拮抗体塩を表わし、(X)は1で
、Zは水素原子であり、(Y)は上記カルボン酸及びR
2−受容体拮抗体からの1分子当量である。
2が例えばナトリウムのような金属の1原子を表わす式
(1)の化合物の製造にあたっては、アスコルビン酸は
アスコルビン酸モノナトリウムで置換され、最初に指摘
した生成物のアスコルビル誘導体の代わりにナトリウム
−アスコルビル誘導体が得られ、これらのうちでシメチ
ジン、ラニチジン、及びファモチジン ナトリウムーア
スコルとル アスパルテートが好ましい。
ラニチジン化合物に関して、好ましい組合せは1当量の
ラニチジン ヒドロクロライドと2当量のモノナトリウ
ム−アスコルベートから生じるものである6 ナトリウム−アスコルベート誘導体において。
エノール性ヒドロキシルとR2−受容体拮抗体の塩基性
基との間の水素結合が生じる。赤外スペクトルの感受性
変形がこのような相互作用を明らかにする。これはナト
リウム アスコルベートとラニチジン ハイドロクロラ
イドとの単純混合物から得られるスペクトルを比較する
ことによって認識できる。
本発明の為に、成分の反応は好ましくはジクロロメタン
又はクロロフォルム中で、炭素原子数8〜18の酸を含
む飽和脂肪酸又はその混合物の存在下で行われる。適当
な脂肪酸は、オクタン酸。
2−エチルヘキサン酸、ラウリン酸、パルミチン酸。
ステアリン酸1等又はその混合物である。脂肪酸は反応
混合物に当初から存在するか、又は終りに添加してもよ
い、いずれの場合でも、量はアスコルベートの5〜20
0重量%が好ましい。
R2−受容体拮抗体自体及びその既知塩の相対的不安定
性は知られている1本発明によって製造された化合物は
、湿分及び酸素のような環境因子に対して非常に安定で
あることが証明された6ニトロソ化合物から誘導される
R2−受容体拮抗体はフォスター等によってCCanc
cr L ettcrs。
9.47−52.19801 シメチジンについて提案
された方法によって胃液及び模倣胃液条件下で製造され
た。
この第1群の実験は、ニトロソアミンの形成を包含する
。単離収率はそれぞれの場合で異なるが。
全ての有機塩基構造がニトロソ化性であることを示す、
第2の実験はこれらの有機塩基が不安定化合物を生じる
ことを示すことができた。
R2−受容体拮抗体アスコルベートを用いた場合8亜硝
酸はニトロソアミンの形成との競合でアスコルビン酸と
反応して消滅する。アスコルベートの作用機構はこれら
の化合物の潜在的発癌性危険のないことで証明される。
フォスタ法に従い、750@のシメチジンをニトロソ化
すると約10Onのニトロソ化合物が主成分としてニト
ロソシメチジンを含む油の形で単離される。薄層クロマ
トグラフ[T L C1を粗反応生成物について行ない
、20JIAPのアセトンに溶解し5℃で保存した。ア
ルミニウムーシリカ ゲル り0?トシー) [60F
2” Merk ]を用い、クロロフォルム−イソプロ
パツール[7: 3]を溶出液として用いた、Hrは0
.25であることが分った。アセトン−水[9:1]を
用いた場合、出発物質との相違、混合物中のシメチジン
かなり改良されてR,−0,65であることが分った1
両者の値は溶出液としてクロロフォルム−メタノール[
9: 11を用いた場合のフォスタ等の見出だしたRr
−0,27のニトロソ誘導体に対応する。
胃液又は模倣胃液に溶解するR2−受容体拮抗体アスコ
ルベートの量は胃「イン ビボ」に許容できる量を越え
なかった1両者の媒体、好ましくは後者が「イン ビト
ロ」試験に用いられた。後者は、シーバース[A rc
hlv fur G eschvulstor。
rshung、 52 (6)  429−442.1
91112]により、調和した結果を生じる実験モデル
を構成する1本発明の試験に用いるナイトライド濃度は
上記著者が提案したものより値かに高い、これは、−回
に100〜2300#+9のナイトレイト摂取のシャン
ク[207]の結果によれば、20〜500ppmのナ
イトレイトが唾液中に唾液流出速度50猷/時で存在す
ると考えられ、試験自体で用いられたよりはるかに低い
8LIの亜硝酸ナトリウムが胃中に見出だされることを
考慮すると、異常に高いと考えるべきである。
ブントン等[He1v、Chim、AcLa、43.3
20−333゜19601は、アスコルビン酸とジアゾ
化性アミン[0−クロロアニリン、p−ニトロソアニリ
ン]の濃度に対する硝酸消滅速度式を確立し、比速度定
数の値はジアゾ化反応より2.5倍大きいことを見出だ
した。この結果は、アスコルビン酸と有機塩基との等分
子混合物において、類推によって、大量のニトロソ誘導
体がニトロソ化で予i1!1されることを示している。
エイゼンバ等[J、 Org、 Chem、44(5)
 。
784−786 、1979]は、ニトロソアミンの相
対的破壊を検討した際、10%塩酸及びアスコルビン酸
のいずれもが70℃でそれぞれ20及び180分間デニ
トロソ化に効果がないことを示した。従って。
ニトロソシメチジン[NC]又は競合反応で形成される
ニトロソ化合物誘導体[NCD]はこれらの反応体で破
壊されないと考えられる。
上記の研究[B unton at at、 ; E 
1zember etal、;上記参照]から予測され
得る結果とは異なって、驚くべきことに1次のことが発
見された。
1)NC又はNCDは酸性pHの水性媒体で不安定ニト
ロソ化合物であること、2)シメチジンアスコルベート
について、アスコルビン酸の亜硝酸消滅反応はニトロソ
化反応との競合反応で主なものであること6及び 3)
NC又はNCDの形成は潜在的毒性限界の外にあること
このため、実験技術に適°合させたグリース試薬が、デ
ニトロソ化反応を定量しNCDの量を71111定する
ために用いられた。つまり、  0. 02IIJ!の
NCDアセトン溶液をスルファニル酸[60il!!?
]を含むIN塩酸の20紅に添加し37℃でインキュベ
ートした。  0.4ILl!の試料を間隔をおいて9
0分までとり、水、酢酸ナトリウム及びアルファーナフ
チルアミン塩酸塩で251目盛りフラスコ中で調整した
0色の濃さを520 nsで分光光度計によってdF+
定した。この結果は各溶出液にRf−0,65のスポッ
トが存在しないことによってTCLで確認された。
TCL中のNCDスポットの位置はブランクに対するグ
リース試薬の接触反応でilN定した。この試験はNC
又はNCD破壊の場合ネガティブであった。
r11能なニトロソ化合物の展開は子供、男及び女から
の唾液試料にグリース試薬を適用して確立した。感染が
ない場合、値は青年及び若者で160及び3.0ppm
の間で変り、成人及び老人では10ppmのニトロソイ
オンが絶食して見出だされた5ナイトレ一ト含有食物の
摂取の場合のナイトライド水準の上昇を考慮せず、かつ
2時間に亙る唾液流出速度を考慮して、胃は0.24〜
1.211gのナイトレイトを含むことができる。これ
は、模倣胃液での実験条件下のニトロソ化により0.2
66 [3,5ppmFのニトロソシメチジンの最大予
測量を意味する。
pH1,5で75III!の胃液中に400睡のシメチ
ジン及び36.4j!9の亜硝酸ナトリウムの投与につ
いて、37℃で60分間インキュベートして。
1100ppのNCDが測定された。NC形成とアスコ
ルビン酸による亜硝酸破壊との競合反応はpH1,0〜
3.5でシメチジン アスコルベートで評価された。0
.18ppmのNCが、シメチジン アスコルベート−
ナイトライド[6:1モル比;それぞれ67916及び
18.2[]で37℃においてインキュベートした75
!II!の人工又は模倣胃液中に見出だされた。ジアス
コルベート及び6:1の比で0.13ppmのNCが測
定された。この方法の感受性は0.O5ppmが定量で
きるものである。
フォスタ等の説明したニトロソ化条件下で、胃液中のラ
ニチジンはニトロソ誘導体及びニトロソ化劣化生成物を
生じる。 Rr = o 、  s 3 [マイノリテ
ィ]及びRr −o 、  55 [マイノリティ]。
770@のニトロソ化合物が94Onのラニチジンから
アセトン−水溶出液[9:1]のクロマトグラフで油状
で単離された。
pH1,5の胃液条件下、318j29のラニチジン 
ジアスコルベート及び18.2[の亜硝酸ナトリウムで
、60分間インキュベーション後。
R「−0,83のスポットは現われず、トリアスコルベ
ートと1当量のアスコルビン酸を用いた場合、Rr−0
,55及び0.48のスポットはいずれも現われなかっ
た、Hr−0,83及び0.55のスポットはIN  
HCIとスルファニル酸中でインキュベートした場合い
ずれも現われず、これらはラニチジンの不安定ニトロソ
誘導体又は劣化生成物であることを示した。シメチジン
アスコルベート及びジアスコルベートの当ffi量は、
十二指腸潰瘍と診断された55〜60歳の男を通常のシ
メチジン薬物療法期間で正常に戻した。
再発及び改良維持の場合は、1年間継続的に及び2年間
断続的に、68015Iのシメチジン アスコルベート
又は860ηのシメチジン ジアスコルベートの維持投
与による処置で正常性が達成された。
200I6のアスコルベートによる。男及び女の両者の
唾液[2IIII!]対照の「イン ビボ」ナイトライ
ドについてグリース試験は全ての場合にネガティブであ
った。
これらの結果は、ここで指摘した文献に引用されたハブ
ス、ブランビラ及びリジンスキの「インビボ」実験で補
足される0本発明によれば。
NC又はNCDの驚くべき構造不安定性が観察され、ア
スコルビン酸の予期されない競合性でシメチジン アス
コルベート及びH2−受容体拮抗体アスコルベートのい
ずれもが、その有機塩基がニトロソ化されたとき不安定
ニトロソ化合物を与えるにもかかわらず潜在的発癌性の
危険を生じないという誤りのない結果として確立するこ
とを口■能にする。
新規無機塩基アスコルベートの化学的機構は。
胃癌誘発剤である遠い危険を除くことにより。
「イン ビトロ」及び「イン ビボ」試験で示された。
過塩酸症の場合に次のことも示される。
1)  0.O8ppmのNCが異常に高イナイトライ
ト濃度でシメチジン ジアスコルベートによって生産さ
れる。この限度は唾液のみ及び環境及び食品に見出ださ
れる潜在的発癌性第2アミンとの組合せからのナイトラ
イドから生じるより極めて低い。
2)  NCD−xH2−受容体拮抗体+HNO2平衡
の存在、これは、p−ジアゾベンゼン スルフォン酸を
形成する[アルファーナフチルアミンで。
グリース反応コスルファニル酸、又はジケト誘導体を形
成する[ジヒドロアスコルビン酸]アスコルビン酸のよ
うな亜硝酸捕捉剤の存在下で、デニトロソ化方向に継続
的に置換される、 3) H2−受容体拮抗体アスコルベートで。
ニトロソ化反応から生じる可能な劣化生成物に由来する
ニトロソ化合物の形成が避けられる。
構造的には、ラニチジン及びH2−受容体拮抗体CM 
10は、潜在発癌物質であるN−ニトロソジメチルアミ
ンの潜在的先駆体である。更に。
後者は容易にピリミジノンにニトロソ化されてニトロソ
アミドを形成する。H2−受容体拮抗体CM5はN−ニ
トロソピペリジンの構造的先駆体でもある3種々のニト
ロソ化性誌、即ちスルファミド、グアニジン及びアミジ
ンを有するファモチジンは、特に反応性である。このす
べてはニトロソ化合物及びニトロソ化劣化生成物の形成
で確認された。
ここに説明する研究の目的で、絶食時の胃液ナイトライ
ド含量は低く、シュラグ等[Lancetl。
727−729.19801によって、多分飲込んだ唾
液からくると想定゛した。ハント及びスブレル[J、P
hyslot、 113.157−168.1951]
によれば1食物の摂取後最初の60分間、消化の間、胃
の全内容物は胃液に浸漬され均質酸性環、約500Il
!/の容量のキームスとなる。このような状況の下で、
ナイトライドの量は唾液分泌に対して極めて高いが、活
性物質の生成濃度は低く、ウォルタ等[Lyon:I 
A RCS clentiNc P ubl、 no、
14. 181−192゜1978]が説明した22.
16に近い、好ましく用いられる量を保証する。
[実施例] 次にあげる例において、生成物の赤外スペクトルを報告
する数字に関し、透過パーセントは縦座標で示し、波数
[cll−1コ及び波長〔μm〕は横座標で示す。
例1 a) シメチジン カフェー)   1.26g[0,
5cモル]のシメチジン及び0.95g[0,5cモル
]のカフェー酸[97%jの混合物を12I1.eのジ
クロロメタンに懸濁させた。混合物を室温で2時間撹拌
した後、漏逸しジクロロメタンで洗浄した。乾燥ffi
二:2.17g、定量的収量、M、P、126−130
℃、1.R,第1図。
b) シメチジン アスコルベート カフェー上、  
 1.08g [0,25cモル]のシメチジン カフ
エート及び0.44g [0,25cモル]のアスコル
ビン酸の混合物をジクロロメタン[10ILI!]に懸
濁させ、室温で2時間撹拌した後。
漏逸し、ジクロロメタンで洗浄し乾燥した6重量=1.
51g、定量的収量、ステレオスコープ的に均質微結晶
生成物で真珠層光沢をひする。 M、  I’。
: 122−126℃、ラウリン酸のジクロロメタン溶
液に懸濁させ、撹拌し、B過して乾燥した。
例2 a) ファモチジン アスパルテート。
0.56g [0,166cモル]のファモチジン及び
0.222g [0,166cモル]のアスパラギン酸
の混合物をジクロロメタン[10IIJ!]に懸濁させ
た。混合物を室温で3時間撹拌し、漏逸し、ジクロロメ
タンで洗浄して乾燥した0重il二0.782g、定量
的収量、ステレオスコープ的均質白微結晶固体で乳白水
晶に類似、僅かに苦味。
M、P、:165−170℃、1.R,第2図。
b) ファモチジン アスコルビル アスパルテート、
0.35g Co、07cモルコのファモチジン アス
パルテート及び0. 13g [)、  07cモル]
のアスコルビン酸の混合物を5紅のジクロロメタンに懸
濁させ、室温で2時間撹拌した後、漏逸し、ジクロロメ
タンで洗浄し乾燥した。
重ffi:0.46g、収率96%、生成物をラウリン
酸のジクロロメタン溶液に懸濁させ撹拌し洗浄し乾燥し
た。
pq3 a) シメチジン アスパルテート 0.66g [0,5cモル]のアスパラギン酸及び1
.26g [0,5cモル]のシメチジンの混合物を1
5111!のジクロロメタンに懸濁させた。混合物を室
温で3時間撹拌した後、漏遇しジクロロメタンで洗浄し
乾燥し9重量:1.87g[収量97.5%]、ステレ
オスコープ的均質白微結晶固体、M、p、141−14
2℃、赤外スペクトルで3200.3130,2160
.1620及び1585cM−1の記録は特徴的である
b) シメチジン アスコルビル アスパルテート、 
   O,96g [0,25cモル]のシメチジン 
アスパルテート及び0.44g [0,25cモル]の
アスコルビン酸の混合物を10dのジクロロメタンに懸
濁させ、室温で2時間撹拌し。
漏遇し、ジクロロメタンで洗浄し乾燥した6重量:1.
39g [収量99%]、1.R,第3図6例4 a) ラニチジン アスパルテート 1、’57g [0,5cモルJのラニチジン及び0.
66g [0,5cモル]のアスパラギン酸の混合物を
15teのジクロロメタンに懸濁させた。
この混合物を室温で3時間撹拌し漏逸しジクロロメタン
で洗浄し乾燥した1重ffi:2.16g[:収率97
%]、M、P、:163−166℃、I。
R00重図。
b) ラニチジン アスコルビル アスパルテート  
1.l1g [0,25cモルコのラニチジン アスパ
ルテート及び0.44g [0,25cモル]のアスコ
ルビン酸の混合物をジクロロメタン[10III!]に
懸濁させた。混合物を室温で2時間撹拌し漏逸しジクロ
ロメタンで洗浄し乾燥した1重量1.52g [収率9
8%]、1.R,第5図。
例5 ラニチジン アスコルビル アスパルテート0.33g
 [0,25cモル]のアスパラギン酸、0.785g
 [0,25cモル]のラニチジン及び0.4’5g 
[(1,25cモル]のアスコルビン酸をパルミチン酸
[1゜115g]のジクロロメタン[10rIIl]溶
液に加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、洗浄せずに
漏逸し、冷空気流で乾燥した0重Q1.46g、I、R
,第6図、ステレオスコープ的均質白色固体、半透明ミ
クロフレーク。
例6 シメチジン アスコルビル アスパルテート0.33g
 [0,25cモル]のアスパラギン酸、0.63g 
[0,25cモル]のシメチジン及び0.45g [0
,25cモル]のアスコルビン酸をパルミチン酸[0,
96g]のジクロロメタン溶液に加えた。混合物を室温
で3時間撹拌し。
洗浄せず漏逸し冷空気流で乾燥した[液は再循環した]
、乾燥′W1量:1.28g、 ステレオスコープ的均
質白色固体、半透明ミクロフレーク。
例7 a) ラニチジン カフエート  1.57g[0,5
cモル]のラニチジン及び0.95g[0,5cモル]
のカフェー酸の混合物をジクロロメタン[15IIJ!
]に懸濁させた。混合物を室温で2時間30分撹拌し、
漏逸し、ジクロロメタンで洗浄した。乾燥重量2.4g
、定量的収量。
b) ラニチジン アスコルビル カフエート1.26
g [0,25cモル]のラニチジン カフエート及び
0.44g [0,25cモル]のアスコルビン酸の混
合物を10IIiのジクロロメタンに懸濁させた。混合
物を室温で2時間撹拌し、漏逸し、ジクロロメタンで洗
浄し乾燥した1重量:1.67g、定量的収量、混合物
をラウリン酸のジクロロメタン溶液に懸濁させ撹拌し漏
逸し乾燥した。
例8 ラニチジン アスコルベート  2.45gのパルミチ
ン酸を101Ll!のジクロロメタンに溶解した。その
後、0.88g [0,5cそル]のアスコルビン酸及
び1.57g [0,5cモル]のラニチジンを加えた
。混合物を室温で3時間撹拌し。
漏逸し同−液で洗浄した。乾燥重量:3.56g。
例9 シメチジン アスコルベート   0.88g[0,5
cモル]のアスコルビン酸及び1.26g [0,5c
モル]のシメチジンをステアリン酸[2,14g]のジ
クロロメタン[q、s、]溶液に添加した。混合物を室
温で2時間撹拌し、洗浄することなく漏逸し乾燥した0
重量s2.5g、ステレオスコープ的に均質白色固体。
例10 ラニチジン アスコルベート  例8に従いパルミチン
酸を同量のラウリン酸で置換して、標記の化合物を同様
の収率で得た。ステレオスコープ的に均質。
例11 a) ラニチジン フェルレート  1.57g [0
,5cモル]のラニチジン及び0.97g[0,5cモ
ル]のフェルラ酸の混合物を15Mのジクロロメタンに
懸濁させた。混合物を室温で2時間撹拌し漏逸しジクロ
ロメタンで洗浄した。
乾燥重jl:2.5g、定量的収量。
b) ラニチジン アスコルビル フェルレート  1
.54g [0,5cモル]のラニチジンフェルレート
及び0.88g [0,5cモル]のアスコルビン酸の
混合物を151のジクロロメタンに懸濁させた。混合物
を室温で2時間撹拌し漏逸しジクロロメタンで洗浄し乾
燥した1重量:2.4g、定量的収量、ステレオスコー
プ的に均質で微結晶同体、パルミチン酸のジクロロメタ
ン溶液に懸濁させ、撹拌し漏逸し乾燥した。
例12 シメチジン アスコルビル フェルレート例11に従い
ラニチジンを当量のシメチジンで置換して標記の化合物
を同様の収率でステレオスコープ的に均質形態で得た。
これをパルミチン酸のジクロロメタン溶液に懸濁させ、
撹拌し漏逸し乾燥した。
例13 ファモチジン アスコルビル フェルレート例11に従
いラニチジンを当量のファモチジンで置換して標記の化
合物を同様の収率でステレオスコープ的に均質形態で得
た。これをステアリン酸のジクロロメタン溶液に懸濁さ
せ、撹拌し漏逸し乾燥した。
例14 ファモチジン アスコルビル グルタメート例6に従い
アスパラギン酸を当量のグルタミン酸で置換して標記の
化合物を同様の収率でステレオスコープ的に均質な微結
晶形態で得た。
例15 のナトリウム アスコルベート及び17.50g[0,
05モル]のラニチジン ハイドロクロライドの混合物
を100Mのクロロフォルムに懸濁させ還流温度で2時
間撹拌した。冷却後、漏逸し5ONのジクロロメタンで
洗浄した。乾燥重量36.70g [収率:98.49
6]。
例16 のシメチジン及び6.65g [0,05モル]のアス
パラギン酸及び9.90g [0,05モル]のナトリ
ウム アスコルベートの混合物を100紅のクロロフォ
ルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌した。冷却後、漏
遇し50Illのジクロロメタンで洗浄した。乾燥重量
: 28.86g [収率:99.2%]、1.R,第
7図。
例17 のファモチジン、3.99g [0,03モル]のアス
パラギン酸及び5.94g [0,03モル]のナトリ
ウム アスコルベートの混合物を60IIJのクロロフ
ォルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌した。冷却後、
漏逸し30III!のジクロロメタンで洗浄した。乾燥
重量:19.84g [収率:99%]、結晶均質白色
固体、融点:175−8”C,[175℃で分解及び変
色]、I、R,第8図。
例18 ファモチジン ナトリウム−アスコルベート6.07g
 [0,018モル]のファモチジン及び3.56g 
[0,018モル]のナトリウム−アスコルベートの混
合物を30IIiのクロロフォルムに懸濁させ還流温度
で2時間撹拌した。冷却後。
漏逸し15IILI!のジクロロメタンで洗浄した。乾
燥重量:9.31g[収率97%]、結晶均質白色固体
、融点: 173−6℃[220℃まで徐々に分解]、
1.R,第1.R ,19 ファモチジン アスコルベート  10.12g [0
,03モル]のファモチジン及び5.28g [0,0
3モル]のアスコルビン酸の混合物を40m1’のクロ
ロフォルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌した。冷却
後、漏逸し20RIlのジクロロメタンで洗浄した。乾
燥重量: 15.23g [収率:98.9%]、結晶
白結晶体板状、融点=142−7℃、1.R,第10図
例20 ナトリウム アスコルベート及び17.55g[0,0
5モル]のラニチジン ハイドロクロリドの混合物を1
00111!のクロロフォルムに懸濁させ還流温度で2
時間撹拌した。冷却後、漏逸し50RIlのジクロロメ
タンで洗浄した。乾燥重量:25.8g [収率:94
%]、1.R,第11図。
例21 アスコルベート及びラニチジン ハイドロクロリドを混
合した。混合物の1.R,スペクトルは第12図に示す
例22 ラニチジン アスコルビル アスパルテート   ′1
9.36g [0,04モル]のラニチジン アスパル
テート及び7.04g [0,04モル]のアスコルビ
ン酸の混合物を160m1のジクロロメタンに懸濁させ
還流温度で2時間撹拌した。冷却後、漏過し80mのジ
クロロメタンで洗浄した。
乾燥重量: 24.90g [収率:94%]、!。
R6第13図。
例23 ラニチジン ナトリウム アスコルビル アスパルテー
ト  17.Og [0,0351モル]のラニチジン
 アスパルテート及び6.96g[0,0351モル]
のナトリウム アスコルベートの混合物を14.0II
J!のクロロフォルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌
した。冷却後、漏過し70Mのジクロロメタンで洗浄し
た。乾燥重量:22.40g [収率:93.5%]、
1.R,第14図。
【図面の簡単な説明】
第1図はシメチジン カフエートの赤外スペクトルであ
る。 第2図はファモチジン アスパルテートの赤外スペクト
ルである。 第3図はシメチジン アスコルビル アスパルテートの
赤外スペクトルである。 第4図はラニチジン アスパルテートの赤外スペクトル
である。 第5図はラニチジン アスコルビル アスパルテートの
赤外スペクトルである。 第6図はラニチジン アスコルビル アスパルテート[
バルミチン酸]の赤外スペクトルである。 第7図はシメチジン ナトリウム−アスコルビル アス
パルテートの赤外スペクトルである。 第8図はファモチジン ナトリウム−アスコルビル ア
スパルテートの赤外スペクトルである。 第9図はファモチジン ナトリウム−アスコルベートの
赤外スペクトルである。 第10図はファモチジン アスコルベートの赤外スペク
トルである。 第11図はラニチジン ナトリウム−アスコルベートの
赤外スペクトルである。 第12図はナトリウム−アスコルベート及びラニチジン
 ハイドロクロリド混合物の赤外スペクトルである。 第13図はラニチジン アスコルビル アスパルテート
の赤外スペクトルである9 第14図はラニチジン ナトリウム−アスコルビル ア
スパルテートの赤外スペクトルである。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 図面の浄書(内容に変更なし) ra 1図 第2図 第3図 第5図

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の式のH_2−受容体拮抗体化合物、又はその
    O−アルキリデン,5,6−ジアシル,6−アシル誘導
    体[炭素原子数2〜16]、又は6−フォスフェート。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Xは1、2又は3、及びYは1又は2、R_1及
    びR_2は共に水素、又はR_1はヒドロキシル、R_
    2は水素、Zは水素原子又はアルカリ又はアルカリ土類
    金属、R_3は、H_2−受容体拮抗体特性を有する1
    塩基性以上の官能性の有機塩基で、アスパラギン酸、グ
    ルタミン酸、カフェー酸、フェルラ酸、及び没食子酸か
    らなる群から選ばれる有機酸の少なくとも1モルとの塩
    であってもよい。
  2. (2)H_2−受容体拮抗体特性を有する該有機塩基は
    、N″−シアノ−N′−メチル−N−2−(5−メチル
    −1H−イミダゾール−4−イル)メチルチオエチルグ
    アニジン[シメチジン],N−(2−(((5−((ジ
    メチルアミノ)メチル)−2−フラニル)メチル)チオ
    )エチル)N′−メチル−2−ニトロ−1,1−エテン
    ジアミン[ラニチジン],N−スルファモイル−3−(
    (2−グアニジノチアゾ−ル−4−イル)メチルチオ)
    プロピオンアミジン[ファモチジン],N−(3−(3
    −(1−ピペリジニルメチル)フェノキシ)−プロピル
    )−1,2,5−チアジアゾール−3,4−ジアミノ−
    1−オキシド[CM,5拮抗体],及び2−((((5
    −((ジメチルアミノ)メチル)−2−フラニル)メチ
    ル)チオ)エチルアミノ)−5−(2−メチル−5−ピ
    リジンメチル−5−イル)−4−オキソ(3H)ピリミ
    ジン[CM10,拮抗体]からなる群から選ばれる特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)Xが1であり、Yが2であり、有機塩基が、H_
    2−受容体拮抗体特性を有し、アスパラギン酸、グルタ
    ミン酸、カフェー酸、フェルラ酸、及び没食子酸からな
    る群から選ばれる酸のモノナトリウム塩である特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。
  4. (4)Zがナトリウムであり、有機塩基が、H_2−受
    容体拮抗体特性を有し、塩ではない特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。
  5. (5)次の式で表わされる3−ケトヘキスロン酸又はそ
    の誘導体、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R_1、R_2、及びZは特許請求の範囲第1
    項で定義した通りである] を不活性有機溶媒中で、室温乃至溶媒還流温度の範囲の
    温度でR_3[前に定義した通りである]で表わされる
    有機塩基又はその塩と反応させることを特徴とする次の
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R_1、R_2、R_3及びZは特許請求の範
    囲第1項で定義した通りである]を有するH_2−受容
    体拮抗体化合物の製造方法。
  6. (6)該反応をC_8〜C_1_8飽和脂肪酸の存在下
    で行なう特許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)酸IIは、アスコルビン酸、イソアスコルビン酸
    、エリトロアスコルビン酸、デオキシアスコルビン酸、
    6−フォスフェート アスコルビン酸、5,6−ジアセ
    チルアスコルビン酸、6−オクタノエート アスコルビ
    ン酸、O−メチル−エチリデン アスコルビン酸、及び
    そのナトリウム又はカリウム塩からなる群から選ばれる
    特許請求の範囲第5項記載の方法。
  8. (8)Zが水素である酸IIを、アスパラギン酸、グル
    タミン酸、カフェー酸、フェルラ酸、及び没食子酸から
    なる群から選ばれる有機酸の少なくとも1モルとの塩と
    して、シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM5
    、CM10からなる群から選ばれた有機塩基と反応させ
    る特許請求の範囲第5項記載の方法。
  9. (9)Zがアルカリ金属又は当量アルカリ土類金属原子
    である酸IIを、シメチジン、ラニチジン、ファモチジ
    ン、CM5、CM10からなる群から選ばれた有機塩基
    、又はアスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸、フ
    ェルラ酸、及び没食子酸からなる群から選ばれる有機酸
    との塩、と反応させる特許請求の範囲第5項記載の方法
  10. (10)不活性有機溶媒は、1,2−ジクロロエタン、
    トリクロロエチレン、クロロフォルム、四塩化炭素、1
    ,2−テトラクロロエタン及びジクロロメタンからなる
    群から選ばれる特許請求の範囲第5項記載の方法。
  11. (11)該脂肪酸は、オクタン酸、2−エチルヘキサン
    酸、ラウリン酸、パルミチン酸、及びステアリン酸から
    なる群から選ばれる特許請求の範囲第6項記載の方法。
  12. (12)少なくとも1の式 I の化合物と治療的受容性
    賦形剤、希釈剤、又は添加剤とを含むH_2−受容体拮
    抗体治療用組成物。
  13. (13)式 I の化合物に対して5乃至200%量のC
    _8〜C_1_8脂肪酸をも含む特許請求の範囲第12
    項記載の治療用組成物。
  14. (14)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビルアスパル
    テートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の
    範囲第12項記載の治療用組成物。
  15. (15)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビルグルタメ
    ートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の範
    囲第12項記載の治療用組成物。
  16. (16)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビル カフェ
    エートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の
    範囲第12項記載の治療用組成物。
  17. (17)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又は10拮抗体のアスコルビルフエルレート
    からなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の範囲第
    12項記載の治療用組成物。
  18. (18)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビルガレート
    からなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の範囲第
    12項記載の治療用組成物。
  19. (19)H_2−受容体拮抗体アスコルビルアスパルテ
    ート、グルタメート、カフェエート、フェルレート、又
    はガレートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請
    求の範囲第12項記載の治療用組成物。
  20. (20)シメチジンのナトリウム−アスコルビルアスパ
    ルテートを含む特許請求の範囲第12項記載の治療用組
    成物。
  21. (21)ラニチジンのナトリウム−アスコルビルアスパ
    ルテートを含む特許請求の範囲第12項記載の治療用組
    成物。
  22. (22)ファモチジンのナトリウム−アスコルビルアス
    パルテートを含む特許請求の範囲第12項記載の治療用
    組成物。
JP62336738A 1987-01-07 1987-12-28 H2-receptor antagonist compound Pending JPS6481A (en)

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