JPH0181A - H2−受容体拮抗体化合物 - Google Patents

H2−受容体拮抗体化合物

Info

Publication number
JPH0181A
JPH0181A JP62-336738A JP33673887A JPH0181A JP H0181 A JPH0181 A JP H0181A JP 33673887 A JP33673887 A JP 33673887A JP H0181 A JPH0181 A JP H0181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
ascorbyl
ranitidine
cimetidine
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62-336738A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6481A (en
Inventor
モンセラト・バレステル−ロデス
フランシスコ・エウジェニオ・パロモ−ニコラウ
ホセ・マリア・ソリス−オルレル
アントニオ・ルイス・パロモ−コル
Original Assignee
バリシンテックス・エス・エー
ツエントロ・マルガ・パラ・ラ・インベステイガシオン・エス・エー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from IT8719009A external-priority patent/IT1215325B/it
Application filed by バリシンテックス・エス・エー, ツエントロ・マルガ・パラ・ラ・インベステイガシオン・エス・エー filed Critical バリシンテックス・エス・エー
Publication of JPH0181A publication Critical patent/JPH0181A/ja
Publication of JPS6481A publication Critical patent/JPS6481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1次の式のN2−受容体拮抗体化合物。
又はその0−アルキリデン、5.6−ジアシル。
6−アシル誘導体[炭素原子数2〜16]、又は6−フ
ォスフェート及び該化合物の製造方法に関する。
[式中、Xは1.2又は3.及びYは1又は2゜R1及
びR2は共に水素、又はR1はヒドロキシル+R2は水
素、Zは水素原子又はアルカリ又はアルカリ土類金属、
好ましくはナトリウム、カリウム又はカルシウム、R3
は、N2−受容体拮抗体特性を有する1塩基性以上の官
能性の有機塩基で、場合により亜硝酸と反応することが
できる。
アスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸。
フェルラ酸、及び没食子酸からなる群から選ばれる有機
酸の少なくとも1モルとの塩であってもよい、] 更に、脂肪酸の存在下で新規化合物を製造する方法も開
示している。
[従来技術] N2−受容体拮抗体のアスコルビル誘導体は。
消化食道炎のような食道、胃腸及び十二指腸の障害の治
療1分泌過多のような食道及び胃腸の出血。
胃潰瘍、−二指腸潰瘍、及びゾリンガーエリソン症候群
の処置のため1人体医薬及び獣医学で興味のある化合物
である。新規化合物の構造は2文献[Drugs of
’ the Future、Vol、 8 no、 2
19g3]に記載された。特に、シメチジン、ラニチジ
ン。
ファモチジンを包含し、そのアスコルビル誘導体は有効
な坑潰瘍剤である。これは錠剤、ピル、カプセル、マイ
クロカプセル、注射、即席の形態のようなガレン製剤で
用いられ既知の任意の形態で医学的に適用できる。
極めて多くのアミン及びアミドのN−ニトロソ誘導体が
ヒト及び動物に発癌性であり1文献[5afety E
valuation of’  N1trosatab
le Drugs and  Chemlcals、 
Ed、G、 G、 Gibson andC、I oa
nnides ; T aylor−F rancis
L td、 1981゜以後括弧内で頁を指摘すること
によって引用する]に説明されている。シュマール[8
]はN−ニトロソ化合物の胃内形成のかなり控え目な評
価から始まって、ヒトの危険の評価の投l5ffi応答
研究が感受性の絶対的証明にはならないが、ヒトの状況
は実験動物に観察されるものと比較できることを示して
いると結論している。
ウォーカー[220−2281によれば1食事先駆体が
N−ニトロン化合物に転換されニトロソアミンがイン 
ビボ合成される程度は多分子め形成された食事ニトロソ
アミンからのものを越える。高危険群は、冑の!Il′
rA集落形成を許容する。高pHの高いナイトライド及
びナイトレート水準を有するものである。ニトロソアミ
ンの形成は食物均質化物と胃液又は模倣胃液とを培養し
て示された。タンネンバウム[234−241]は胃癌
の危険性は有機塩基のニトロソ化の先駆体として食事中
のナイトライドの増加と共に増加し、  pHの上昇及
び過剰の細菌の存在[ナイトレートのナイトライドへの
転化]はすべて慢性胃炎に関連することを述べている6
ニトロソ化は胃中の酸及びアルカリ pHサイクルで最
大になり得る。後者の状態ではナイトライド【減酸症又
は無酸症コが集積するが、酸性条件[過塩酸症]ではニ
トロソ化速度が増大する。
同様の理由で、胃が局部的にアルカリ性及び酸性に同時
になると同様の深刻な状況が存在し得る。
従って、上述の著者は、胃ニトロソ化がアスコルビン酸
のようなナイトライドと競合する化合物で妨げられ、こ
れは潜在的危険状態への干渉と考えられる。毒性N−ニ
トロソ化合物の形成を妨げるため及び関連情報を得るた
めに、ガンゴリ[157−188]はアスコルビン酸の
抑制効果の研究を提案している。N−ニトロソ化合物形
成化学において、チャリス[1B−55]はアンモニア
、第1アミン、ヒドラジン、尿素、スルファミン酸、そ
の塩、ヒドロキシルアミン、アジド、二酸化硫黄及びビ
サルファイトイオン、フェノール及び酸化防止剤のよう
な他の抑制剤の作用を説明している。
広いpH範囲に亙って最も有効なのは、ラットに「イン
 ビボ」実験で用いられたアスコルビン酸である。
同一の葛藤状態は発癌性の危険を示すニトロソ化性薬を
医薬の活性成分として摂取した場合に起る。従って、エ
ルグ等[Lancet 1.1005−6.1979゜
LanceL 2,245 、1979]及びリード等
[L ancetl、1234−5.1979]は、ヒ
スタミンH2−受容体拮抗体であるシメチジンでの処置
で胃癌腫の発現を述べている。後に、フォスタ等[Ca
ncer L etters、 9.47−52.19
801は上記薬のニトロソ化により、主反応生成物はニ
トロソシメチジンで、その構造及び活性は既知の胃発癌
物質、N−メチルーN″−二トローN−一二トロソグア
ニジン[MNNG]のものと同等であることをを示して
いる。
ハブス[141−158]が行ったラットについての「
イン ビボ」研究で、NCの5001!i/kgの投与
量での8日間処置は毒性効果を誘導しないが、80−1
0011g/kgのLD5oがMNNGについて■1定
され、NCのLD5oは1800−1900j!9/k
gである。更に、ブランビラ等[J。
Pharmacol、 EXIT、 Ther、 22
1.  (1) 、 222−7゜19821はシメチ
ジン[250η/ kgl及びナイトライド[80I5
I/ kglの等分子の量で処置した群のいずれにもデ
ソキシリボ核酸[DNA]損傷の証拠を得ていない、リ
ジンスキ及びロイバ[CaneerRes、 44 (
2) 、 447−9.1984]は、雄及び雌のラッ
トをNC及びMNNGの0.5mM溶液で2年間処置す
る実験を行ない、NCについては影響を認めなかったが
、MNNGについては45%以上のラットが腺胃で若干
の血管肉腫及び神経肉腫を伴う腺腫及び腺癌が発達した
。これらの著者はNCが胃内で形成され得るが、彼等の
ネガチブな結果から癌の危険は極めて少ないことを示唆
している。
H2−受容体拮抗体は化学的にシメチジンのようにニト
ロソ化性構造であり1本発明者は事実胃液条件でN−ニ
トロソ誘導体が形成されることを見出だした。これらは
薄層クロマトグラフ及びグリース反応でppmにおいて
検出した[ G rless試薬: Chemical
 Analysis Ed、P、  J、  Elvi
ng ; J 、 D、 Winef’ordner、
  I 、 M、 Kolthorf’ ;J ohn
 Wiley、 197g、 Vol、 8.p、21
6  ; Co10rin+atrlc Datert
alnatlon of Non−mataIs、Ed
、D。
F、  Boltz; J 、 A、 Howell 
 : N1trite by m。
dified  Griess method] 。
更に、その場で調製されたH2−受容体拮抗体アスコル
ベート水溶液において、競合ニトロソ化又はナイトライ
ド消滅反応について後者が主又は唯一の反応であること
が見出だされた。この挙動は胃液試料中でも確認された
。つまり1発癌性の危険は存在せず、対応アスコルベー
トの調製及び医薬としてのその使用を保証するものであ
る・L−アスコルビン酸のアルカリ及びアルカリ土類金
属塩の形成方法は開示されている。フランス特許第1.
498,800号の方法は、水−メチル エチル ケト
ン−プロピレン オキサイドで構成される共沸物の30
℃以下の温度で減圧蒸溜による水溶液の濃縮からなる。
フランス特許第1.510.505号は、不活性N2雰
囲気下でそれぞれのアスコルビン酸及び水酸化カリウム
 メタノール溶液の混合物によるカリウム塩の形成に限
定されている。
米国特許節4,251.449号明細書は、アスコルビ
ン酸水溶液を60℃の温度及び不活性CO2雰囲気下で
炭酸カルシウムと反応させて酸化形態で12〜14%含
量のカルシウム塩を得る方法を教示している。
これらの技術のN2−受容体拮抗体のアスコルビル誘導
体の製造への応用は未だ成功していない最も良い場合で
も極めて粘性の液体がメタノールを用いたときに形成さ
れた。粘性環は水溶液を用いたときにも形成された。種
々の苦労の末1両方法は、ペーストを形成する傾向及び
分解[カラメル状]及び酸化されるため、乾燥できない
固体を与えた、 冷凍乾燥及び噴霧乾燥法は極めて高価であり。
結晶塩を生ぜず、生成物の変化を容易にする望ましくな
い水含量を残す、これは周囲空気にさらした溶液に認め
られる。
等モル割合のアスコルビン酸及びN2−受容体拮抗体を
混合すると、延長した予備混合及び混合法の後、顕微鏡
下で両生酸物の結晶が観察される固体が生じる。この生
成物は欠点を有する。即ち。
a)結晶構造の摩擦及び分裂による局部熱効果のための
分解、b)予備混合及び混合法の間の酸化。
C)組成物は再現が困難である。d)亜硝酸との反応の
適合性を変える均衡のとれない混合物、これらはすべて
工業規模の方法では増大される。
[発明の概要] 本発明は 次の式の3−ケトヘキスロン酸のラクトン形
から誘導されたN2−受容体拮抗体のアスコルビル誘導
体、又はそのO−アルキリデン、5゜6−ジアシル、6
−アシル誘導体[炭素原子数2〜16コ、又は6−フォ
スフェートに関する。
[式中、Xは1,2又は3.及びYは1又は2゜R1及
びR2は共に水素、又はR1はヒドロキシル+ R2は
水素、Zは水素原子又はアルカリ又はアルカリ土類金属
、好ましくはナトリウム、カリウム又はカルシウム、R
3は、N2−受容体拮抗体特性を有する1塩基性以上の
官能性の有機塩基で、場合により亜硝酸と反応すること
ができる。
アスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸。
フェルラ酸、及び没食子酸からなる群から選ばれる有機
酸の少なくとも1モルとの塩であってもよい、] 本発明は上記化合物の製造方法にも関する。
この方法では1式。
[式中、R1、R2及びは上記の通りである]の3−ケ
トヘキスロン酸、又はその誘導体を、0℃乃至溶媒の還
流温度の温度で好ましくはポリ塩素化された不活性有機
溶媒中で、上記の定義したR3で表わされる有機塩基と
反応させて式Iの化合物を得る、 本発明の他の目的は上記反応を飽和脂肪酸の存在下で行
って式■の化合物の安定形を得ることである。
本出願人の先の明細書[スペイン特許出願第54468
1号]には、N2−受容体拮抗体塩基、即ちシメチジン
、ラニチジン、ファモチジンをアスコルビン酸の塩又は
その誘導体として製造し、得られる化合物が対応する塩
基に幻して全く変りのない活性を有し、かつN−ニトロ
ソ誘導体の形成を抑制する強力な作用を有するためこれ
らの塩基の潜在的発癌性危険を消滅させることが記載さ
れている。
最近になって、スペイン特許出願第544661号に記
載され請求されたアスコルベートが僅かに安定で、カラ
メル臭を伴うペーストを形成する傾向を有する着色混合
物を生じて変性及び分解する場合があることが見出ださ
れた。変性過程は高温、湿分、雰囲気酸素及び塩を得る
塩基のpHが促進する。
アスコルベート製造過程の反応混合物に飽和脂肪酸を添
加することによってこれらの欠点をなくすことが可能で
あることが見出だされた。
また、優れた生理特性が高安定性で変異原性及び肝門性
の作用を有しない生成物は+H2−受容体拮抗体塩基の
アスコルベート塩[2−アルカリ又はアルカリ土類金属
]を製造することによって得られることが見出だされた
。これは、アスパラギン酸又はグルタミン酸、そのエナ
ンチオマ又はラセミ体、又はカフェー酸、フェルラ酸、
及び没食子酸のような酸の塩としてH2−受容体拮抗体
塩基からアスコルベート[場合により塩として]を製造
する。この新規化合物の興味ある特徴は。
亜硝酸及びN−ニトロソ誘導体を破壊する立証された能
力である。
新規化合物の製造方法は+ H2−受容体拮抗体塩基の
有機溶媒、好ましくはハロゲン化炭化水素中の懸濁液を
、まず上記酸の1つの1当量と1次いでアスコルビン酸
の1当量とを反応させることを包含する。
H2−受容体拮抗体特性を有する有機塩基は好ましくは
、シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、0M5及び
CMIOである8 有機塩基の塩の製造に適した酸は、好ましくは。
アスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸、フェルラ
酸、及び没食子酸で、ある。
ラクトン形の3−ケトヘキスロン酸は、アスコルビン酸
、イソアスコルビン酸、エリトロアスコルビン酸、デオ
キシアスコルビン酸、6−フォスフェート アスコルビ
ン酸、5.8−ジアセチルアスコルビン酸、6−オクタ
ノエート アスコルビン酸、0−メチル−エチリデン 
アスコルビン酸、及びそのナトリウム、カリウム又はカ
ルシウム塩である。
用いるのに好ましい不活性有機溶媒は、1.2−ジクロ
ロエタン、トリクロロエチレン、クロロフォルム、四塩
化炭素、■、2−テトラクロロエタン及びジクロロメタ
ンである。
反応は0℃乃至溶媒還流温度の範囲の温度で行う。
H2−受容体拮抗体アスコルベートの製造方法の1つの
選択は、まずモノアスパルテート、モノグルタメート、
モノカフェエート、モノフェルレート、又はモノガレー
トのようなその塩を製造し。
次いでこれを漏過て単離するものである。その後。
これを上記有機溶媒、好ましくはジクロロメタン又はク
ロロフォルムに懸濁させた後、当量のアスコルビン酸と
反応させてアスコルベートを得る。
それぞれのアスコルベートを列挙すると次の通りである
1 シメチジン アスコルビル アスパルテート2 ラ
ニチジン アスコルビル アスパルテート3 ファモチ
ジン アスコルビル アスパルテート 4 シメチジン アスコルビル グルタメート5 ラニ
チジン アスコルビル グルタメート6 ファモチジン
 アスコルビル グルタメート7 シメチジン アスコ
ルビル カフエエート8 ラニチジン アスコルビル 
カフエエート9 ファモチジン アスコルビル カフェ
エート10シメチジン アスコルビル フェルレート1
1  ラニチジン アスコルビル フェルレート12 
 ファモチジン アスコルビル フェルレート13  
シメチジン アスコルビル ガレート14 0M5及び
CM10拮抗体 アスコルビルアスパルテート、アスコ
ルビル グルタメート、アスコルビル カフエエート、
アスコルビル フェルレート、及びアスコルビル ガレ
ート。
また、アスコルビン酸1当量と上記酸の1つの1当量と
の同時反応が、好ましくはジクロロメタン中で可能であ
る。
従って1式■で表わされる化合物において。
R3は該H2−受容体拮抗体塩を表わし、(X)は1で
、Zは水素原子であり、(Y)は上記カルボン酸及びR
2−受容体拮抗体からの1分子当量である。
2が例えばナトリウムのような金属の1原子を表わす式
(1)の化合物の製造にあたっては、アスコルビン酸は
アスコルビン酸モノナトリウムで置換され、最初に指摘
した生成物のアスコルビル誘導体の代わりにナトリウム
−アスコルビル誘導体が得られ、これらのうちでシメチ
ジン、ラニチジン、及びファモチジン ナトリウムーア
スコルとル アスパルテートが好ましい。
ラニチジン化合物に関して、好ましい組合せは1当量の
ラニチジン ヒドロクロライドと2当量のモノナトリウ
ム−アスコルベートから生じるものである6 ナトリウム−アスコルベート誘導体において。
エノール性ヒドロキシルとR2−受容体拮抗体の塩基性
基との間の水素結合が生じる。赤外スペクトルの感受性
変形がこのような相互作用を明らかにする。これはナト
リウム アスコルベートとラニチジン ハイドロクロラ
イドとの単純混合物から得られるスペクトルを比較する
ことによって認識できる。
本発明の為に、成分の反応は好ましくはジクロロメタン
又はクロロフォルム中で、炭素原子数8〜18の酸を含
む飽和脂肪酸又はその混合物の存在下で行われる。適当
な脂肪酸は、オクタン酸。
2−エチルヘキサン酸、ラウリン酸、パルミチン酸。
ステアリン酸1等又はその混合物である。脂肪酸は反応
混合物に当初から存在するか、又は終りに添加してもよ
い、いずれの場合でも、量はアスコルベートの5〜20
0重量%が好ましい。
R2−受容体拮抗体自体及びその既知塩の相対的不安定
性は知られている1本発明によって製造された化合物は
、湿分及び酸素のような環境因子に対して非常に安定で
あることが証明された6ニトロソ化合物から誘導される
R2−受容体拮抗体はフォスター等によってCCanc
cr L ettcrs。
9.47−52.19801 シメチジンについて提案
された方法によって胃液及び模倣胃液条件下で製造され
た。
この第1群の実験は、ニトロソアミンの形成を包含する
。単離収率はそれぞれの場合で異なるが。
全ての有機塩基構造がニトロソ化性であることを示す、
第2の実験はこれらの有機塩基が不安定化合物を生じる
ことを示すことができた。
R2−受容体拮抗体アスコルベートを用いた場合8亜硝
酸はニトロソアミンの形成との競合でアスコルビン酸と
反応して消滅する。アスコルベートの作用機構はこれら
の化合物の潜在的発癌性危険のないことで証明される。
フォスタ法に従い、750@のシメチジンをニトロソ化
すると約10Onのニトロソ化合物が主成分としてニト
ロソシメチジンを含む油の形で単離される。薄層クロマ
トグラフ[T L C1を粗反応生成物について行ない
、20JIAPのアセトンに溶解し5℃で保存した。ア
ルミニウムーシリカ ゲル り0?トシー) [60F
2” Merk ]を用い、クロロフォルム−イソプロ
パツール[7: 3]を溶出液として用いた、Hrは0
.25であることが分った。アセトン−水[9:1]を
用いた場合、出発物質との相違、混合物中のシメチジン
かなり改良されてR,−0,65であることが分った1
両者の値は溶出液としてクロロフォルム−メタノール[
9: 11を用いた場合のフォスタ等の見出だしたRr
−0,27のニトロソ誘導体に対応する。
胃液又は模倣胃液に溶解するR2−受容体拮抗体アスコ
ルベートの量は胃「イン ビボ」に許容できる量を越え
なかった1両者の媒体、好ましくは後者が「イン ビト
ロ」試験に用いられた。後者は、シーバース[A rc
hlv fur G eschvulstor。
rshung、 52 (6)  429−442.1
91112]により、調和した結果を生じる実験モデル
を構成する1本発明の試験に用いるナイトライド濃度は
上記著者が提案したものより値かに高い、これは、−回
に100〜2300#+9のナイトレイト摂取のシャン
ク[207]の結果によれば、20〜500ppmのナ
イトレイトが唾液中に唾液流出速度50猷/時で存在す
ると考えられ、試験自体で用いられたよりはるかに低い
8LIの亜硝酸ナトリウムが胃中に見出だされることを
考慮すると、異常に高いと考えるべきである。
ブントン等[He1v、Chim、AcLa、43.3
20−333゜19601は、アスコルビン酸とジアゾ
化性アミン[0−クロロアニリン、p−ニトロソアニリ
ン]の濃度に対する硝酸消滅速度式を確立し、比速度定
数の値はジアゾ化反応より2.5倍大きいことを見出だ
した。この結果は、アスコルビン酸と有機塩基との等分
子混合物において、類推によって、大量のニトロソ誘導
体がニトロソ化で予i1!1されることを示している。
エイゼンバ等[J、 Org、 Chem、44(5)
 。
784−786 、1979]は、ニトロソアミンの相
対的破壊を検討した際、10%塩酸及びアスコルビン酸
のいずれもが70℃でそれぞれ20及び180分間デニ
トロソ化に効果がないことを示した。従って。
ニトロソシメチジン[NC]又は競合反応で形成される
ニトロソ化合物誘導体[NCD]はこれらの反応体で破
壊されないと考えられる。
上記の研究[B unton at at、 ; E 
1zember etal、;上記参照]から予測され
得る結果とは異なって、驚くべきことに1次のことが発
見された。
1)NC又はNCDは酸性pHの水性媒体で不安定ニト
ロソ化合物であること、2)シメチジンアスコルベート
について、アスコルビン酸の亜硝酸消滅反応はニトロソ
化反応との競合反応で主なものであること6及び 3)
NC又はNCDの形成は潜在的毒性限界の外にあること
このため、実験技術に適°合させたグリース試薬が、デ
ニトロソ化反応を定量しNCDの量を71111定する
ために用いられた。つまり、  0. 02IIJ!の
NCDアセトン溶液をスルファニル酸[60il!!?
]を含むIN塩酸の20紅に添加し37℃でインキュベ
ートした。  0.4ILl!の試料を間隔をおいて9
0分までとり、水、酢酸ナトリウム及びアルファーナフ
チルアミン塩酸塩で251目盛りフラスコ中で調整した
0色の濃さを520 nsで分光光度計によってdF+
定した。この結果は各溶出液にRf−0,65のスポッ
トが存在しないことによってTCLで確認された。
TCL中のNCDスポットの位置はブランクに対するグ
リース試薬の接触反応でilN定した。この試験はNC
又はNCD破壊の場合ネガティブであった。
r11能なニトロソ化合物の展開は子供、男及び女から
の唾液試料にグリース試薬を適用して確立した。感染が
ない場合、値は青年及び若者で160及び3.0ppm
の間で変り、成人及び老人では10ppmのニトロソイ
オンが絶食して見出だされた5ナイトレ一ト含有食物の
摂取の場合のナイトライド水準の上昇を考慮せず、かつ
2時間に亙る唾液流出速度を考慮して、胃は0.24〜
1.211gのナイトレイトを含むことができる。これ
は、模倣胃液での実験条件下のニトロソ化により0.2
66 [3,5ppmFのニトロソシメチジンの最大予
測量を意味する。
pH1,5で75III!の胃液中に400睡のシメチ
ジン及び36.4j!9の亜硝酸ナトリウムの投与につ
いて、37℃で60分間インキュベートして。
1100ppのNCDが測定された。NC形成とアスコ
ルビン酸による亜硝酸破壊との競合反応はpH1,0〜
3.5でシメチジン アスコルベートで評価された。0
.18ppmのNCが、シメチジン アスコルベート−
ナイトライド[6:1モル比;それぞれ67916及び
18.2[]で37℃においてインキュベートした75
!II!の人工又は模倣胃液中に見出だされた。ジアス
コルベート及び6:1の比で0.13ppmのNCが測
定された。この方法の感受性は0.O5ppmが定量で
きるものである。
フォスタ等の説明したニトロソ化条件下で、胃液中のラ
ニチジンはニトロソ誘導体及びニトロソ化劣化生成物を
生じる。 Rr = o 、  s 3 [マイノリテ
ィ]及びRr −o 、  55 [マイノリティ]。
770@のニトロソ化合物が94Onのラニチジンから
アセトン−水溶出液[9:1]のクロマトグラフで油状
で単離された。
pH1,5の胃液条件下、318j29のラニチジン 
ジアスコルベート及び18.2[の亜硝酸ナトリウムで
、60分間インキュベーション後。
R「−0,83のスポットは現われず、トリアスコルベ
ートと1当量のアスコルビン酸を用いた場合、Rr−0
,55及び0.48のスポットはいずれも現われなかっ
た、Hr−0,83及び0.55のスポットはIN  
HCIとスルファニル酸中でインキュベートした場合い
ずれも現われず、これらはラニチジンの不安定ニトロソ
誘導体又は劣化生成物であることを示した。シメチジン
アスコルベート及びジアスコルベートの当ffi量は、
十二指腸潰瘍と診断された55〜60歳の男を通常のシ
メチジン薬物療法期間で正常に戻した。
再発及び改良維持の場合は、1年間継続的に及び2年間
断続的に、68015Iのシメチジン アスコルベート
又は860ηのシメチジン ジアスコルベートの維持投
与による処置で正常性が達成された。
200I6のアスコルベートによる。男及び女の両者の
唾液[2IIII!]対照の「イン ビボ」ナイトライ
ドについてグリース試験は全ての場合にネガティブであ
った。
これらの結果は、ここで指摘した文献に引用されたハブ
ス、ブランビラ及びリジンスキの「インビボ」実験で補
足される0本発明によれば。
NC又はNCDの驚くべき構造不安定性が観察され、ア
スコルビン酸の予期されない競合性でシメチジン アス
コルベート及びH2−受容体拮抗体アスコルベートのい
ずれもが、その有機塩基がニトロソ化されたとき不安定
ニトロソ化合物を与えるにもかかわらず潜在的発癌性の
危険を生じないという誤りのない結果として確立するこ
とを口■能にする。
新規無機塩基アスコルベートの化学的機構は。
胃癌誘発剤である遠い危険を除くことにより。
「イン ビトロ」及び「イン ビボ」試験で示された。
過塩酸症の場合に次のことも示される。
1)  0.O8ppmのNCが異常に高イナイトライ
ト濃度でシメチジン ジアスコルベートによって生産さ
れる。この限度は唾液のみ及び環境及び食品に見出ださ
れる潜在的発癌性第2アミンとの組合せからのナイトラ
イドから生じるより極めて低い。
2)  NCD−xH2−受容体拮抗体+HNO2平衡
の存在、これは、p−ジアゾベンゼン スルフォン酸を
形成する[アルファーナフチルアミンで。
グリース反応コスルファニル酸、又はジケト誘導体を形
成する[ジヒドロアスコルビン酸]アスコルビン酸のよ
うな亜硝酸捕捉剤の存在下で、デニトロソ化方向に継続
的に置換される、 3) H2−受容体拮抗体アスコルベートで。
ニトロソ化反応から生じる可能な劣化生成物に由来する
ニトロソ化合物の形成が避けられる。
構造的には、ラニチジン及びH2−受容体拮抗体CM 
10は、潜在発癌物質であるN−ニトロソジメチルアミ
ンの潜在的先駆体である。更に。
後者は容易にピリミジノンにニトロソ化されてニトロソ
アミドを形成する。H2−受容体拮抗体CM5はN−ニ
トロソピペリジンの構造的先駆体でもある3種々のニト
ロソ化性誌、即ちスルファミド、グアニジン及びアミジ
ンを有するファモチジンは、特に反応性である。このす
べてはニトロソ化合物及びニトロソ化劣化生成物の形成
で確認された。
ここに説明する研究の目的で、絶食時の胃液ナイトライ
ド含量は低く、シュラグ等[Lancetl。
727−729.19801によって、多分飲込んだ唾
液からくると想定゛した。ハント及びスブレル[J、P
hyslot、 113.157−168.1951]
によれば1食物の摂取後最初の60分間、消化の間、胃
の全内容物は胃液に浸漬され均質酸性環、約500Il
!/の容量のキームスとなる。このような状況の下で、
ナイトライドの量は唾液分泌に対して極めて高いが、活
性物質の生成濃度は低く、ウォルタ等[Lyon:I 
A RCS clentiNc P ubl、 no、
14. 181−192゜1978]が説明した22.
16に近い、好ましく用いられる量を保証する。
[実施例] 次にあげる例において、生成物の赤外スペクトルを報告
する数字に関し、透過パーセントは縦座標で示し、波数
[cll−1コ及び波長〔μm〕は横座標で示す。
例1 a) シメチジン カフェー)   1.26g[0,
5cモル]のシメチジン及び0.95g[0,5cモル
]のカフェー酸[97%jの混合物を12I1.eのジ
クロロメタンに懸濁させた。混合物を室温で2時間撹拌
した後、漏逸しジクロロメタンで洗浄した。乾燥ffi
二:2.17g、定量的収量、M、P、126−130
℃、1.R,第1図。
b) シメチジン アスコルベート カフェー上、  
 1.08g [0,25cモル]のシメチジン カフ
エート及び0.44g [0,25cモル]のアスコル
ビン酸の混合物をジクロロメタン[10ILI!]に懸
濁させ、室温で2時間撹拌した後。
漏逸し、ジクロロメタンで洗浄し乾燥した6重量=1.
51g、定量的収量、ステレオスコープ的に均質微結晶
生成物で真珠層光沢をひする。 M、  I’。
: 122−126℃、ラウリン酸のジクロロメタン溶
液に懸濁させ、撹拌し、B過して乾燥した。
例2 a) ファモチジン アスパルテート。
0.56g [0,166cモル]のファモチジン及び
0.222g [0,166cモル]のアスパラギン酸
の混合物をジクロロメタン[10IIJ!]に懸濁させ
た。混合物を室温で3時間撹拌し、漏逸し、ジクロロメ
タンで洗浄して乾燥した0重il二0.782g、定量
的収量、ステレオスコープ的均質白微結晶固体で乳白水
晶に類似、僅かに苦味。
M、P、:165−170℃、1.R,第2図。
b) ファモチジン アスコルビル アスパルテート、
0.35g Co、07cモルコのファモチジン アス
パルテート及び0. 13g [)、  07cモル]
のアスコルビン酸の混合物を5紅のジクロロメタンに懸
濁させ、室温で2時間撹拌した後、漏逸し、ジクロロメ
タンで洗浄し乾燥した。
重ffi:0.46g、収率96%、生成物をラウリン
酸のジクロロメタン溶液に懸濁させ撹拌し洗浄し乾燥し
た。
pq3 a) シメチジン アスパルテート 0.66g [0,5cモル]のアスパラギン酸及び1
.26g [0,5cモル]のシメチジンの混合物を1
5111!のジクロロメタンに懸濁させた。混合物を室
温で3時間撹拌した後、漏遇しジクロロメタンで洗浄し
乾燥し9重量:1.87g[収量97.5%]、ステレ
オスコープ的均質白微結晶固体、M、p、141−14
2℃、赤外スペクトルで3200.3130,2160
.1620及び1585cM−1の記録は特徴的である
b) シメチジン アスコルビル アスパルテート、 
   O,96g [0,25cモル]のシメチジン 
アスパルテート及び0.44g [0,25cモル]の
アスコルビン酸の混合物を10dのジクロロメタンに懸
濁させ、室温で2時間撹拌し。
漏遇し、ジクロロメタンで洗浄し乾燥した6重量:1.
39g [収量99%]、1.R,第3図6例4 a) ラニチジン アスパルテート 1、’57g [0,5cモルJのラニチジン及び0.
66g [0,5cモル]のアスパラギン酸の混合物を
15teのジクロロメタンに懸濁させた。
この混合物を室温で3時間撹拌し漏逸しジクロロメタン
で洗浄し乾燥した1重ffi:2.16g[:収率97
%]、M、P、:163−166℃、I。
R00重図。
b) ラニチジン アスコルビル アスパルテート  
1.l1g [0,25cモルコのラニチジン アスパ
ルテート及び0.44g [0,25cモル]のアスコ
ルビン酸の混合物をジクロロメタン[10III!]に
懸濁させた。混合物を室温で2時間撹拌し漏逸しジクロ
ロメタンで洗浄し乾燥した1重量1.52g [収率9
8%]、1.R,第5図。
例5 ラニチジン アスコルビル アスパルテート0.33g
 [0,25cモル]のアスパラギン酸、0.785g
 [0,25cモル]のラニチジン及び0.4’5g 
[(1,25cモル]のアスコルビン酸をパルミチン酸
[1゜115g]のジクロロメタン[10rIIl]溶
液に加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、洗浄せずに
漏逸し、冷空気流で乾燥した0重Q1.46g、I、R
,第6図、ステレオスコープ的均質白色固体、半透明ミ
クロフレーク。
例6 シメチジン アスコルビル アスパルテート0.33g
 [0,25cモル]のアスパラギン酸、0.63g 
[0,25cモル]のシメチジン及び0.45g [0
,25cモル]のアスコルビン酸をパルミチン酸[0,
96g]のジクロロメタン溶液に加えた。混合物を室温
で3時間撹拌し。
洗浄せず漏逸し冷空気流で乾燥した[液は再循環した]
、乾燥′W1量:1.28g、 ステレオスコープ的均
質白色固体、半透明ミクロフレーク。
例7 a) ラニチジン カフエート  1.57g[0,5
cモル]のラニチジン及び0.95g[0,5cモル]
のカフェー酸の混合物をジクロロメタン[15IIJ!
]に懸濁させた。混合物を室温で2時間30分撹拌し、
漏逸し、ジクロロメタンで洗浄した。乾燥重量2.4g
、定量的収量。
b) ラニチジン アスコルビル カフエート1.26
g [0,25cモル]のラニチジン カフエート及び
0.44g [0,25cモル]のアスコルビン酸の混
合物を10IIiのジクロロメタンに懸濁させた。混合
物を室温で2時間撹拌し、漏逸し、ジクロロメタンで洗
浄し乾燥した1重量:1.67g、定量的収量、混合物
をラウリン酸のジクロロメタン溶液に懸濁させ撹拌し漏
逸し乾燥した。
例8 ラニチジン アスコルベート  2.45gのパルミチ
ン酸を101Ll!のジクロロメタンに溶解した。その
後、0.88g [0,5cそル]のアスコルビン酸及
び1.57g [0,5cモル]のラニチジンを加えた
。混合物を室温で3時間撹拌し。
漏逸し同−液で洗浄した。乾燥重量:3.56g。
例9 シメチジン アスコルベート   0.88g[0,5
cモル]のアスコルビン酸及び1.26g [0,5c
モル]のシメチジンをステアリン酸[2,14g]のジ
クロロメタン[q、s、]溶液に添加した。混合物を室
温で2時間撹拌し、洗浄することなく漏逸し乾燥した0
重量s2.5g、ステレオスコープ的に均質白色固体。
例10 ラニチジン アスコルベート  例8に従いパルミチン
酸を同量のラウリン酸で置換して、標記の化合物を同様
の収率で得た。ステレオスコープ的に均質。
例11 a) ラニチジン フェルレート  1.57g [0
,5cモル]のラニチジン及び0.97g[0,5cモ
ル]のフェルラ酸の混合物を15Mのジクロロメタンに
懸濁させた。混合物を室温で2時間撹拌し漏逸しジクロ
ロメタンで洗浄した。
乾燥重jl:2.5g、定量的収量。
b) ラニチジン アスコルビル フェルレート  1
.54g [0,5cモル]のラニチジンフェルレート
及び0.88g [0,5cモル]のアスコルビン酸の
混合物を151のジクロロメタンに懸濁させた。混合物
を室温で2時間撹拌し漏逸しジクロロメタンで洗浄し乾
燥した1重量:2.4g、定量的収量、ステレオスコー
プ的に均質で微結晶同体、パルミチン酸のジクロロメタ
ン溶液に懸濁させ、撹拌し漏逸し乾燥した。
例12 シメチジン アスコルビル フェルレート例11に従い
ラニチジンを当量のシメチジンで置換して標記の化合物
を同様の収率でステレオスコープ的に均質形態で得た。
これをパルミチン酸のジクロロメタン溶液に懸濁させ、
撹拌し漏逸し乾燥した。
例13 ファモチジン アスコルビル フェルレート例11に従
いラニチジンを当量のファモチジンで置換して標記の化
合物を同様の収率でステレオスコープ的に均質形態で得
た。これをステアリン酸のジクロロメタン溶液に懸濁さ
せ、撹拌し漏逸し乾燥した。
例14 ファモチジン アスコルビル グルタメート例6に従い
アスパラギン酸を当量のグルタミン酸で置換して標記の
化合物を同様の収率でステレオスコープ的に均質な微結
晶形態で得た。
例15 のナトリウム アスコルベート及び17.50g[0,
05モル]のラニチジン ハイドロクロライドの混合物
を100Mのクロロフォルムに懸濁させ還流温度で2時
間撹拌した。冷却後、漏逸し5ONのジクロロメタンで
洗浄した。乾燥重量36.70g [収率:98.49
6]。
例16 のシメチジン及び6.65g [0,05モル]のアス
パラギン酸及び9.90g [0,05モル]のナトリ
ウム アスコルベートの混合物を100紅のクロロフォ
ルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌した。冷却後、漏
遇し50Illのジクロロメタンで洗浄した。乾燥重量
: 28.86g [収率:99.2%]、1.R,第
7図。
例17 のファモチジン、3.99g [0,03モル]のアス
パラギン酸及び5.94g [0,03モル]のナトリ
ウム アスコルベートの混合物を60IIJのクロロフ
ォルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌した。冷却後、
漏逸し30III!のジクロロメタンで洗浄した。乾燥
重量:19.84g [収率:99%]、結晶均質白色
固体、融点:175−8”C,[175℃で分解及び変
色]、I、R,第8図。
例18 ファモチジン ナトリウム−アスコルベート6.07g
 [0,018モル]のファモチジン及び3.56g 
[0,018モル]のナトリウム−アスコルベートの混
合物を30IIiのクロロフォルムに懸濁させ還流温度
で2時間撹拌した。冷却後。
漏逸し15IILI!のジクロロメタンで洗浄した。乾
燥重量:9.31g[収率97%]、結晶均質白色固体
、融点: 173−6℃[220℃まで徐々に分解]、
1.R,第1.R ,19 ファモチジン アスコルベート  10.12g [0
,03モル]のファモチジン及び5.28g [0,0
3モル]のアスコルビン酸の混合物を40m1’のクロ
ロフォルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌した。冷却
後、漏逸し20RIlのジクロロメタンで洗浄した。乾
燥重量: 15.23g [収率:98.9%]、結晶
白結晶体板状、融点=142−7℃、1.R,第10図
例20 ナトリウム アスコルベート及び17.55g[0,0
5モル]のラニチジン ハイドロクロリドの混合物を1
00111!のクロロフォルムに懸濁させ還流温度で2
時間撹拌した。冷却後、漏逸し50RIlのジクロロメ
タンで洗浄した。乾燥重量:25.8g [収率:94
%]、1.R,第11図。
例21 アスコルベート及びラニチジン ハイドロクロリドを混
合した。混合物の1.R,スペクトルは第12図に示す
例22 ラニチジン アスコルビル アスパルテート   ′1
9.36g [0,04モル]のラニチジン アスパル
テート及び7.04g [0,04モル]のアスコルビ
ン酸の混合物を160m1のジクロロメタンに懸濁させ
還流温度で2時間撹拌した。冷却後、漏過し80mのジ
クロロメタンで洗浄した。
乾燥重量: 24.90g [収率:94%]、!。
R6第13図。
例23 ラニチジン ナトリウム アスコルビル アスパルテー
ト  17.Og [0,0351モル]のラニチジン
 アスパルテート及び6.96g[0,0351モル]
のナトリウム アスコルベートの混合物を14.0II
J!のクロロフォルムに懸濁させ還流温度で2時間撹拌
した。冷却後、漏過し70Mのジクロロメタンで洗浄し
た。乾燥重量:22.40g [収率:93.5%]、
1.R,第14図。
【図面の簡単な説明】
第1図はシメチジン カフエートの赤外スペクトルであ
る。 第2図はファモチジン アスパルテートの赤外スペクト
ルである。 第3図はシメチジン アスコルビル アスパルテートの
赤外スペクトルである。 第4図はラニチジン アスパルテートの赤外スペクトル
である。 第5図はラニチジン アスコルビル アスパルテートの
赤外スペクトルである。 第6図はラニチジン アスコルビル アスパルテート[
バルミチン酸]の赤外スペクトルである。 第7図はシメチジン ナトリウム−アスコルビル アス
パルテートの赤外スペクトルである。 第8図はファモチジン ナトリウム−アスコルビル ア
スパルテートの赤外スペクトルである。 第9図はファモチジン ナトリウム−アスコルベートの
赤外スペクトルである。 第10図はファモチジン アスコルベートの赤外スペク
トルである。 第11図はラニチジン ナトリウム−アスコルベートの
赤外スペクトルである。 第12図はナトリウム−アスコルベート及びラニチジン
 ハイドロクロリド混合物の赤外スペクトルである。 第13図はラニチジン アスコルビル アスパルテート
の赤外スペクトルである9 第14図はラニチジン ナトリウム−アスコルビル ア
スパルテートの赤外スペクトルである。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 図面の浄書(内容に変更なし) ra 1図 第2図 第3図 第5図

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の式のH_2−受容体拮抗体化合物、又はその
    O−アルキリデン,5,6−ジアシル,6−アシル誘導
    体[炭素原子数2〜16]、又は6−フォスフェート。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Xは1、2又は3、及びYは1又は2、R_1及
    びR_2は共に水素、又はR_1はヒドロキシル、R_
    2は水素、Zは水素原子又はアルカリ又はアルカリ土類
    金属、R_3は、H_2−受容体拮抗体特性を有する1
    塩基性以上の官能性の有機塩基で、アスパラギン酸、グ
    ルタミン酸、カフェー酸、フェルラ酸、及び没食子酸か
    らなる群から選ばれる有機酸の少なくとも1モルとの塩
    であってもよい。
  2. (2)H_2−受容体拮抗体特性を有する該有機塩基は
    、N″−シアノ−N′−メチル−N−2−(5−メチル
    −1H−イミダゾール−4−イル)メチルチオエチルグ
    アニジン[シメチジン],N−(2−(((5−((ジ
    メチルアミノ)メチル)−2−フラニル)メチル)チオ
    )エチル)N′−メチル−2−ニトロ−1,1−エテン
    ジアミン[ラニチジン],N−スルファモイル−3−(
    (2−グアニジノチアゾ−ル−4−イル)メチルチオ)
    プロピオンアミジン[ファモチジン],N−(3−(3
    −(1−ピペリジニルメチル)フェノキシ)−プロピル
    )−1,2,5−チアジアゾール−3,4−ジアミノ−
    1−オキシド[CM,5拮抗体],及び2−((((5
    −((ジメチルアミノ)メチル)−2−フラニル)メチ
    ル)チオ)エチルアミノ)−5−(2−メチル−5−ピ
    リジンメチル−5−イル)−4−オキソ(3H)ピリミ
    ジン[CM10,拮抗体]からなる群から選ばれる特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)Xが1であり、Yが2であり、有機塩基が、H_
    2−受容体拮抗体特性を有し、アスパラギン酸、グルタ
    ミン酸、カフェー酸、フェルラ酸、及び没食子酸からな
    る群から選ばれる酸のモノナトリウム塩である特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。
  4. (4)Zがナトリウムであり、有機塩基が、H_2−受
    容体拮抗体特性を有し、塩ではない特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。
  5. (5)次の式で表わされる3−ケトヘキスロン酸又はそ
    の誘導体、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R_1、R_2、及びZは特許請求の範囲第1
    項で定義した通りである] を不活性有機溶媒中で、室温乃至溶媒還流温度の範囲の
    温度でR_3[前に定義した通りである]で表わされる
    有機塩基又はその塩と反応させることを特徴とする次の
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R_1、R_2、R_3及びZは特許請求の範
    囲第1項で定義した通りである]を有するH_2−受容
    体拮抗体化合物の製造方法。
  6. (6)該反応をC_8〜C_1_8飽和脂肪酸の存在下
    で行なう特許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)酸IIは、アスコルビン酸、イソアスコルビン酸
    、エリトロアスコルビン酸、デオキシアスコルビン酸、
    6−フォスフェート アスコルビン酸、5,6−ジアセ
    チルアスコルビン酸、6−オクタノエート アスコルビ
    ン酸、O−メチル−エチリデン アスコルビン酸、及び
    そのナトリウム又はカリウム塩からなる群から選ばれる
    特許請求の範囲第5項記載の方法。
  8. (8)Zが水素である酸IIを、アスパラギン酸、グル
    タミン酸、カフェー酸、フェルラ酸、及び没食子酸から
    なる群から選ばれる有機酸の少なくとも1モルとの塩と
    して、シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM5
    、CM10からなる群から選ばれた有機塩基と反応させ
    る特許請求の範囲第5項記載の方法。
  9. (9)Zがアルカリ金属又は当量アルカリ土類金属原子
    である酸IIを、シメチジン、ラニチジン、ファモチジ
    ン、CM5、CM10からなる群から選ばれた有機塩基
    、又はアスパラギン酸、グルタミン酸、カフェー酸、フ
    ェルラ酸、及び没食子酸からなる群から選ばれる有機酸
    との塩、と反応させる特許請求の範囲第5項記載の方法
  10. (10)不活性有機溶媒は、1,2−ジクロロエタン、
    トリクロロエチレン、クロロフォルム、四塩化炭素、1
    ,2−テトラクロロエタン及びジクロロメタンからなる
    群から選ばれる特許請求の範囲第5項記載の方法。
  11. (11)該脂肪酸は、オクタン酸、2−エチルヘキサン
    酸、ラウリン酸、パルミチン酸、及びステアリン酸から
    なる群から選ばれる特許請求の範囲第6項記載の方法。
  12. (12)少なくとも1の式 I の化合物と治療的受容性
    賦形剤、希釈剤、又は添加剤とを含むH_2−受容体拮
    抗体治療用組成物。
  13. (13)式 I の化合物に対して5乃至200%量のC
    _8〜C_1_8脂肪酸をも含む特許請求の範囲第12
    項記載の治療用組成物。
  14. (14)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビルアスパル
    テートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の
    範囲第12項記載の治療用組成物。
  15. (15)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビルグルタメ
    ートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の範
    囲第12項記載の治療用組成物。
  16. (16)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビル カフェ
    エートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の
    範囲第12項記載の治療用組成物。
  17. (17)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又は10拮抗体のアスコルビルフエルレート
    からなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の範囲第
    12項記載の治療用組成物。
  18. (18)シメチジン、ラニチジン、ファモチジン、CM
    5拮抗体、又はCM10拮抗体のアスコルビルガレート
    からなる群から選ばれた化合物を含む特許請求の範囲第
    12項記載の治療用組成物。
  19. (19)H_2−受容体拮抗体アスコルビルアスパルテ
    ート、グルタメート、カフェエート、フェルレート、又
    はガレートからなる群から選ばれた化合物を含む特許請
    求の範囲第12項記載の治療用組成物。
  20. (20)シメチジンのナトリウム−アスコルビルアスパ
    ルテートを含む特許請求の範囲第12項記載の治療用組
    成物。
  21. (21)ラニチジンのナトリウム−アスコルビルアスパ
    ルテートを含む特許請求の範囲第12項記載の治療用組
    成物。
  22. (22)ファモチジンのナトリウム−アスコルビルアス
    パルテートを含む特許請求の範囲第12項記載の治療用
    組成物。
JP62336738A 1987-01-07 1987-12-28 H2-receptor antagonist compound Pending JPS6481A (en)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT19009A/87 1987-01-07
IT8719009A IT1215325B (it) 1987-01-07 1987-01-07 Composti antagonisti di recettori -h2 e procedimento per la loro preparazione.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0181A true JPH0181A (ja) 1989-01-05
JPS6481A JPS6481A (en) 1989-01-05

Family

ID=11153818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62336738A Pending JPS6481A (en) 1987-01-07 1987-12-28 H2-receptor antagonist compound

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0277900A3 (ja)
JP (1) JPS6481A (ja)
KR (1) KR880009004A (ja)
IT (1) IT1215325B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU591196B2 (en) * 1985-11-15 1989-11-30 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Novel forskolin derivatives
US4888595A (en) * 1986-11-13 1989-12-19 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Acquisition signal transmitter
CH679582A5 (ja) * 1988-07-18 1992-03-13 Glaxo Group Ltd
US5270336A (en) * 1990-03-16 1993-12-14 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Ascorbic acid derivatives
EP0446539A1 (en) * 1990-03-16 1991-09-18 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Novel ascorbic acid derivatives
US20230349922A1 (en) 2020-08-11 2023-11-02 Université De Strasbourg H2 Blockers Targeting Liver Macrophages for the Prevention and Treatment of Liver Disease and Cancer

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4251449A (en) * 1975-07-11 1981-02-17 Clarence Schreur Method of making a solid crystalline composition consisting essentially of calcium ascorbate
US4276219A (en) * 1979-07-20 1981-06-30 Pfizer Inc. 5-Keto-L-ascorbic acid-5,5-dimethyl ketal, derivatives thereof and its use as an antioxidant and intermediate
EP0133493B1 (de) * 1983-08-05 1989-01-25 F. HOFFMANN-LA ROCHE & CO. Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von Kohlenhydraten
CH674362A5 (en) * 1986-08-05 1990-05-31 Hasunor Ag New ascorbate salts of H2 receptors antagonists

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2828777B2 (ja) 置換チアゾリジンジオン誘導体
FI76092C (fi) Foerfarande foer framstaellning av ett bensensulfonsyraadditionssalt av sultamicillin.
CN112533922A (zh) 多环吡啶酮衍生物
EP4286001A2 (en) Benzoylglycine derivatives and methods of making and using same
JPH0181A (ja) H2−受容体拮抗体化合物
RU2228331C2 (ru) Нитратные соли гетероциклических соединений, способ их получения и фармацевтические композиции на их основе
RU2416600C2 (ru) Новые производные пиррола с ингибирующей гистондеацетилазу активностью
KR20230034207A (ko) 경구용 의약 조성물 및 그 제조 방법
US4749790A (en) Process for preparing H2 receptor antagonist ascorbate compounds
DE2638067C2 (de) Penicilline und Verfahren zu deren Herstellung
US3903285A (en) Method for treating parkinsonism
EP0277900A2 (en) H2-Receptor antagonist compounds
US3947587A (en) Analgesics obtained by reacting a primary amine and an aldehyde
JPS5823866B2 (ja) ウレアおよびチオウレア誘導体
NO137636B (no) Fremgangsm}te for behandling av avl¦psvann
HU210154B (en) Process for producing new famotidin-salts and pharmaceutical compositions of gastro-acid-secretion-inhibiting and gastro-citoprotective activity, containing them
GB2118041A (en) Antibacterial compositions containing chlorhexidine
CH674362A5 (en) New ascorbate salts of H2 receptors antagonists
KR102516652B1 (ko) 페놀 화합물이 결합된 펜타갈로일 글루코스 유도체 및 이의 항암 및 항당뇨 용도
KR850000210B1 (ko) 옥사졸린의 제조방법
US3928437A (en) Phenoxy-phenyl, phenylthiophenyl, phenylsulfonylphenyl and phenylaminophenyl diaminothioureas
US2696454A (en) Parenterally administrable aqueous solutions of sulfa-compounds and process of preparation thereof
US4046916A (en) N-(carboxymethoxy-benzylidine)carboxy anilines and pharmaceutical compositions thereof
BE905235A (fr) Ascorbates antagonistes des recepteurs h2 et leur procede de preparation.
KR800000450B1 (ko) 벤젠설포닐-우레아의 제조방법