JPH018166Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH018166Y2
JPH018166Y2 JP13597685U JP13597685U JPH018166Y2 JP H018166 Y2 JPH018166 Y2 JP H018166Y2 JP 13597685 U JP13597685 U JP 13597685U JP 13597685 U JP13597685 U JP 13597685U JP H018166 Y2 JPH018166 Y2 JP H018166Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thong
screw
core
fixing
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13597685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6242401U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13597685U priority Critical patent/JPH018166Y2/ja
Publication of JPS6242401U publication Critical patent/JPS6242401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH018166Y2 publication Critical patent/JPH018166Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、和装用の草履に関する。
従来技術およびその問題点 草履の鼻緒をすげる作業は、草履の心の鼻緒挿
通孔に鼻緒の両端部を挿通し、鼻緒の両端からそ
れぞれのびた鼻緒芯を互いに結び合わせることに
より行なわれている。しかしながら、鼻緒芯の結
び方が複雑であるため、鼻緒をすげるには手間が
かかるとともに熟練を要するという問題がある。
この考案は、素人でも簡単に鼻緒をすげること
ができる草履を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案による草履は、心の底面後部に左右一
対の鼻緒挿通孔を連絡する凹所が形成されてお
り、垂直のねじ孔が形成されかつ凹所における両
鼻緒挿通孔の間位置に回転不能に収納される固定
金具と、ねじ孔にねじ込まれることにより、両鼻
緒挿通孔にそれぞれ挿通された鼻緒の両端からの
びた鼻緒芯を、凹所内において固定金具との間で
締め止めする鼻緒芯締め止め手段とを備えている
ことを特徴とする。
実施例 第1図〜3図は、この考案の第1実施例を示し
ている。草履は草履本体1と、草履本体1にすげ
られた鼻緒2とからなる。草履本体1は、コルク
心3と、表4と、皮底5とを備えている。皮底5
の底面の後部には、補強部材6が取り付けられて
いる。
心3の前部には前つぼ挿入孔(図示略)が、心
3の後部には左右一対の鼻緒挿通孔7がそれぞれ
あけられている。また、心3の底面後部には、両
鼻緒挿通孔7を連絡する平面からみて横長矩形の
凹所8が形成されている。
皮底5には、前つぼ挿入孔および凹所8にそれ
ぞれ対応する位置に、平面からみて略U形の切り
込み9,10が形成されている。皮底5における
各切り込み9,10の内がわ部分がそれぞれ前つ
ぼ挿入孔の蓋部11および凹所17の蓋部12と
なつている。蓋部11は、鼻緒2の屈曲部に取り
付けられた前つぼ13を前つぼ挿通孔に挿入して
抜け止めする場合に開かれ、前つぼ13の抜け止
め作業終了時に閉じられかつ開かないように股針
14が打ち込まれる。蓋部12は、後述するよう
に、鼻緒をすげる場合に開かれ、鼻緒がすげられ
たのちに閉じられかつ開かないように股針(図示
略)が打ちつけられる。
凹所8における両鼻緒挿通孔7の間位置に、垂
直のねじ孔15が形成された固定金具16が回転
不能に嵌め込まれている。このねじ孔15には、
金属製の鼻緒芯固定板20がはめられたねじ19
がねじ込まれており、両鼻緒挿通孔7にそれぞれ
挿通された鼻緒2の両端からのびた鼻緒芯17が
固定金具16と固定板20との間で締め止めされ
ている。
固定金具16は、凹所8の底面に沿う平面から
みて横長矩形の水平壁16aと、水平壁16aの
前後縁から皮底5の方に向つてそれぞれ突出した
垂直壁16bと、垂直壁16bの左右両側縁か
ら、表4の方に向つて斜め下方にそれぞれ突出し
た傾斜壁16cとからなる。ねじ孔15は、水平
壁16aの中央部にあけられている。凹所8の底
面には、ねじ孔15に対応する位置にねじ挿入用
有底孔18があけられている。
ねじ19のねじ頭19aには、ねじ回しの他、
硬質によつてもねじ19をまわすことのできるす
りわり21が形成されている。固定板20は、固
定金具16の垂直壁16b間にゆるく嵌まり込む
大きさの横長矩形であり、その中央部にねじ貫通
孔22があけられている。ねじ19と固定板20
とによつて鼻緒芯締め止め手段が構成されてい
る。
鼻緒2をすげるには、固定板20のねじ貫通孔
22をねじ19の軸部19bにはめ、軸部19b
の先端部を固定金具16のねじ孔15にねじ込
む。次に、両鼻緒挿通孔7にそれぞれ挿入された
鼻緒2の両端からそれぞれのびた鼻緒芯17を、
固定板20と固定金具16の水平壁16aとの間
において、ねじ19の軸部19bにかけてUター
ンさせる。この例では、両鼻緒芯17が互いに交
鎖するようにUターンされている。こののち、ね
じ19を締めて、ねじ19をねじ孔15にきつく
ねじ込む。これにより、両鼻緒芯17のUターン
部17aが、固定金具16の水平壁16aと固定
板20とによつて挟み止められる。
第4図および第5図はこの考案の第2実施例を
示している。第3図において第1図と同じものに
は同じ符号を付してその説明を省略する。
この草履では、平板状の固定金具23が用いら
れている。また、鼻緒芯締め止め手段は、第1実
施例のねじ19のねじ部19aよりも大きな鼻緒
芯固定用ねじ頭24aを有するねじ24のみで構
成されている。
鼻緒2をすげるには、ねじ24の軸部24bの
先端部を固定金具23のねじ孔15にねじ込み、
両鼻緒芯17をねじ24の軸部24bにかけてU
ターンさせたのち、ねじ24を締めてねじ24を
ねじ孔15にきつくねじ込めばよい。これによ
り、両鼻緒芯17のUターン部17bが、ねじ頭
24aと固定金具23とによつて挟み止められ
る。
考案の効果 この考案による草履では、心の底部後部に左右
一対の鼻緒挿通孔を連絡する凹所が形成されてお
り、垂直のねじ孔が形成されかつ凹所における両
鼻緒挿通孔の間位置に回転不能に収納される固定
金具と、ねじ孔にねじ込まれることにより、両鼻
緒挿通孔にそれぞれ挿通された鼻緒の両端からの
びた鼻緒芯を、凹所内において固定金具との間で
締め止めする鼻緒芯締め止め手段とを備えている
から、鼻緒締め止め手段を固定金具にねじ込むと
いつた簡単な操作で鼻緒をすげることができる。
このため、素人でも簡単に鼻緒をすげることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の第1実施例を示
し、第1図は草履を示す一部切欠斜視図、第2図
は第1図の−線に沿う断面図、第3図は固定
金具および鼻緒芯締め止め手段を示す分解斜視
図、第4図および第5図はこの考案の第2実施例
を示し、第4図は草履の後半部を示す一部切欠斜
視図、第5図は固定金具および鼻緒芯締め止め手
段を示す分解斜視図である。 3……コルク心、7……鼻緒挿通孔、8……凹
所、15……ねじ孔、16,23……固定金具、
17……鼻緒芯、19……ねじ、20……鼻緒芯
固定板、24……ねじ、24a……鼻緒芯固定用
ねじ頭。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 心3の底面後部に左右一対の鼻緒挿通孔7を
    連絡する凹所8が形成されており、垂直のねじ
    孔15が形成されかつ凹所8における両鼻緒挿
    通孔7の間位置に回転不能に収納される固定金
    具16,23と、ねじ孔15にねじ込まれるこ
    とにより、両鼻緒挿通孔7にそれぞれ挿通され
    た鼻緒2の両端からのびた鼻緒芯17を、凹所
    8内において固定金具16,23との間で締め
    止めする鼻緒芯締め止め手段とを備えている草
    履。 (2) 鼻緒芯締め止め手段が、ねじ孔15にねじ込
    まれるねじ19と、ねじ19に嵌められる鼻緒
    芯固定板20とから構成されている実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載の草履。 (3) 鼻緒芯締め止め手段が、鼻緒芯固定用ねじ頭
    24aを有するねじ24である実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の草履。
JP13597685U 1985-09-04 1985-09-04 Expired JPH018166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13597685U JPH018166Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13597685U JPH018166Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6242401U JPS6242401U (ja) 1987-03-13
JPH018166Y2 true JPH018166Y2 (ja) 1989-03-03

Family

ID=31038666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13597685U Expired JPH018166Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH018166Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6242401U (ja) 1987-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH018166Y2 (ja)
JPS591533Y2 (ja) リユツクザツクの背当フレ−ム
US2018629A (en) Box fastener
JP2512468Y2 (ja) 支柱と笠木の連結装置
JPS6240615Y2 (ja)
JPH0111056Y2 (ja)
JPH018162Y2 (ja)
JPS5843582Y2 (ja) 箱体
JPS5848447Y2 (ja) ケ−ブルクランプ装置
JPH0228186Y2 (ja)
JPS6040063Y2 (ja) 陰極線管取付装置
JPS6031650Y2 (ja) 二重槽式の鍋等に於ける把手取付装置
JPS6036931Y2 (ja) キャビネット装置
JPS608864Y2 (ja) 洗濯機
JPS5846603Y2 (ja) テレビジョン受像機等のキャビネット
JPS6331644Y2 (ja)
JP2002186122A (ja) 分電盤取付装置
JPH02130209U (ja)
JPH0330026Y2 (ja)
JPH0440219Y2 (ja)
JP2508354B2 (ja) 取付枠
JPH072853Y2 (ja) 笠木ジョイントカバー
JP3078207U (ja) バックル止具
JPS5929136Y2 (ja) 金具類における止め具封入装置
JPH0338537Y2 (ja)