JPH072853Y2 - 笠木ジョイントカバー - Google Patents
笠木ジョイントカバーInfo
- Publication number
- JPH072853Y2 JPH072853Y2 JP9169891U JP9169891U JPH072853Y2 JP H072853 Y2 JPH072853 Y2 JP H072853Y2 JP 9169891 U JP9169891 U JP 9169891U JP 9169891 U JP9169891 U JP 9169891U JP H072853 Y2 JPH072853 Y2 JP H072853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headstock
- joint cover
- pair
- bodies
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、笠木本体を連結する
笠木ジョイントカバーに関するものである。
笠木ジョイントカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来例の笠木ジョイ
ントカバー110は、下部に開口し略溝形の断面形状を
成していた。一対の笠木本体(図示せず)を連結する際
には、一対の笠木本体の各端部をそれぞれ対向させた状
態で、笠木ジョイントカバー110の両端から内周部1
02に各々嵌入し、両側面101よりビス108を打ち
込んでいた。なお、109は枠材の両面に面材を貼着し
てなる腰壁である。
ントカバー110は、下部に開口し略溝形の断面形状を
成していた。一対の笠木本体(図示せず)を連結する際
には、一対の笠木本体の各端部をそれぞれ対向させた状
態で、笠木ジョイントカバー110の両端から内周部1
02に各々嵌入し、両側面101よりビス108を打ち
込んでいた。なお、109は枠材の両面に面材を貼着し
てなる腰壁である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来例の笠木ジョイン
トカバー110では、両側面101の表面からビス10
8の頭部が露出するため、外観の見栄えを損なってい
た。この考案の目的は、外観の見栄えを損なわず笠木本
体を連結できる笠木ジョイントカバーを提供することで
ある。
トカバー110では、両側面101の表面からビス10
8の頭部が露出するため、外観の見栄えを損なってい
た。この考案の目的は、外観の見栄えを損なわず笠木本
体を連結できる笠木ジョイントカバーを提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の笠木ジョイン
トカバーは、一対の笠木本体の各端部外面を覆う被覆部
の内周面に、一対の笠木本体の各端面が当接する当接部
を設ける。この当接部に、一対の笠木本体の一方にねじ
止めするためのねじ挿通孔を設ける。
トカバーは、一対の笠木本体の各端部外面を覆う被覆部
の内周面に、一対の笠木本体の各端面が当接する当接部
を設ける。この当接部に、一対の笠木本体の一方にねじ
止めするためのねじ挿通孔を設ける。
【0005】
【作用】この考案の笠木ジョイントカバーは、被覆部の
内周面に一対の笠木本体の各端面が当接する当接部を設
けたため、被覆部に笠木本体を嵌入する際に位置決めが
容易である。また、この当接部に一対の笠木本体の一方
にねじ止めするためのねじ挿通孔を設けているので、外
部からねじが見えないように一対の笠木本体を固定でき
る。
内周面に一対の笠木本体の各端面が当接する当接部を設
けたため、被覆部に笠木本体を嵌入する際に位置決めが
容易である。また、この当接部に一対の笠木本体の一方
にねじ止めするためのねじ挿通孔を設けているので、外
部からねじが見えないように一対の笠木本体を固定でき
る。
【0006】
【実施例】この考案の第1の実施例の笠木ジョイントカ
バーについて、図1および図2に基づいて説明する。笠
木ジョイントカバー10は、端部を対向して並設した一
対の笠木本体1を連結するもので、一対の笠木本体1の
各端部外面を覆う被覆部2a,2bの内周面に、一対の
笠木本体1の各端面1aが当接する当接部3を設け、こ
の当接部3に、一対の笠木本体1の一方にねじ止めする
ためのねじ挿通孔4a,4b,4cを設けている。
バーについて、図1および図2に基づいて説明する。笠
木ジョイントカバー10は、端部を対向して並設した一
対の笠木本体1を連結するもので、一対の笠木本体1の
各端部外面を覆う被覆部2a,2bの内周面に、一対の
笠木本体1の各端面1aが当接する当接部3を設け、こ
の当接部3に、一対の笠木本体1の一方にねじ止めする
ためのねじ挿通孔4a,4b,4cを設けている。
【0007】図1に示すように、笠木本体1は、下部に
開口11を形成した略C字形の断形状を有する長尺物で
ある。このように外周部に丸みを設けることにより、不
用意に身体が衝突しても怪我を防止できる。笠木本体1
の内周面には、ねじ挿通孔4a,4b,4cとの対応位
置にねじ螺合部5a,5b,5cを形成している。ねじ
螺合部5a,5b,5cは、笠木本体1の幅方向の両端
部付近および中央付近の内周面に突設したもので、略c
字形状を成しタッピングねじ(図示せず)をねじ込み可
能な内径を有している。笠木本体1の両端部には、先端
が開口11の内側を向いて傾斜した一対の取付片6、7
を形成している。各取付片6、7は、中央付近にねじ挿
通孔6b,7bを穿設している。笠木ジョイントカバー
10の被覆部2a,2bは、笠木本体1の外周面に沿っ
て外嵌可能な外形を成している。
開口11を形成した略C字形の断形状を有する長尺物で
ある。このように外周部に丸みを設けることにより、不
用意に身体が衝突しても怪我を防止できる。笠木本体1
の内周面には、ねじ挿通孔4a,4b,4cとの対応位
置にねじ螺合部5a,5b,5cを形成している。ねじ
螺合部5a,5b,5cは、笠木本体1の幅方向の両端
部付近および中央付近の内周面に突設したもので、略c
字形状を成しタッピングねじ(図示せず)をねじ込み可
能な内径を有している。笠木本体1の両端部には、先端
が開口11の内側を向いて傾斜した一対の取付片6、7
を形成している。各取付片6、7は、中央付近にねじ挿
通孔6b,7bを穿設している。笠木ジョイントカバー
10の被覆部2a,2bは、笠木本体1の外周面に沿っ
て外嵌可能な外形を成している。
【0008】笠木ジョイントカバー10を用いて一対の
笠木本体1を連結する際は、図2に示すように、まず防
水シート12で腰壁8の上端部を被覆する。一の笠木本
体1を、端面1aが当接部3と当接する深さまで、一の
笠木ジョイントカバー10の被覆部2aに嵌入する。こ
の状態で、笠木ジョイントカバー10に対して笠木本体
1を位置決めしたことになる。
笠木本体1を連結する際は、図2に示すように、まず防
水シート12で腰壁8の上端部を被覆する。一の笠木本
体1を、端面1aが当接部3と当接する深さまで、一の
笠木ジョイントカバー10の被覆部2aに嵌入する。こ
の状態で、笠木ジョイントカバー10に対して笠木本体
1を位置決めしたことになる。
【0009】次いで、タッピングねじ(図示せず)を、
一の笠木ジョイントカバー10のねじ挿通孔4a,4
b,4cに挿通するとともに一の笠木本体1のねじ螺合
部5a,5b,5cにねじ込んで、一の笠木本体1の一
端部を一の笠木ジョイントカバー10に固定する。両者
を腰壁8の上端部に外嵌し、木ねじ9を斜め下方よりね
じ挿通孔6b,7bに各々挿通すとともに腰壁8の枠材
8aにねじ込み、一の笠木本体1と腰壁8とを固定す
る。同手順にて、他の笠木本体1の一端部を他の笠木ジ
ョイントカバー10に固定する。両者を腰壁8の上端部
に外嵌すると同時に、他の笠木本体1の他端部を一の笠
木ジョイントカバー10の被覆部2bに嵌入する。以上
の工程を繰り返して、複数個の笠木本体1を連結する。
一の笠木ジョイントカバー10のねじ挿通孔4a,4
b,4cに挿通するとともに一の笠木本体1のねじ螺合
部5a,5b,5cにねじ込んで、一の笠木本体1の一
端部を一の笠木ジョイントカバー10に固定する。両者
を腰壁8の上端部に外嵌し、木ねじ9を斜め下方よりね
じ挿通孔6b,7bに各々挿通すとともに腰壁8の枠材
8aにねじ込み、一の笠木本体1と腰壁8とを固定す
る。同手順にて、他の笠木本体1の一端部を他の笠木ジ
ョイントカバー10に固定する。両者を腰壁8の上端部
に外嵌すると同時に、他の笠木本体1の他端部を一の笠
木ジョイントカバー10の被覆部2bに嵌入する。以上
の工程を繰り返して、複数個の笠木本体1を連結する。
【0010】このように、笠木ジョイントカバー10
は、被覆部2a,2bに笠木本体1を嵌入するだけで笠
木本体1の位置決めができるので、作業を簡略化し容易
な施工が行える。また、笠木本体1と笠木ジョイントカ
バー10を固定するタッピングねじは、被覆部2の内周
部に取付けるため外部から見えず、外観の見栄えを損な
わず笠木本体1を連結できる。さらに、笠木本体1が略
C字形の断面形状であって、かつ下部の傾斜した部分に
形成したねじ挿通孔6b,7bに斜め上方に向かって木
ねじ9を挿通するので、木ねじ9の頭部は笠木本体1の
両側の湾曲部の下方に隠れ、木ねじ9によって笠木の見
栄えが損なわれることもない。
は、被覆部2a,2bに笠木本体1を嵌入するだけで笠
木本体1の位置決めができるので、作業を簡略化し容易
な施工が行える。また、笠木本体1と笠木ジョイントカ
バー10を固定するタッピングねじは、被覆部2の内周
部に取付けるため外部から見えず、外観の見栄えを損な
わず笠木本体1を連結できる。さらに、笠木本体1が略
C字形の断面形状であって、かつ下部の傾斜した部分に
形成したねじ挿通孔6b,7bに斜め上方に向かって木
ねじ9を挿通するので、木ねじ9の頭部は笠木本体1の
両側の湾曲部の下方に隠れ、木ねじ9によって笠木の見
栄えが損なわれることもない。
【0011】次に、この考案の第2の実施例の笠木ジョ
イントカバーについて説明する。図3に示すように、笠
木ジョイントカバー20は、一対の笠木本体1を直交状
態に連結するもので、一対の笠木本体1の各端部外面を
覆う被覆部22a,22bの内周面に、一対の笠木本体
1の各端面1aが当接する当接部23a,23bを設け
ている。当接部23a,23bは、互いに直交して被覆
部22a,22bの内周面に各々突出している。
イントカバーについて説明する。図3に示すように、笠
木ジョイントカバー20は、一対の笠木本体1を直交状
態に連結するもので、一対の笠木本体1の各端部外面を
覆う被覆部22a,22bの内周面に、一対の笠木本体
1の各端面1aが当接する当接部23a,23bを設け
ている。当接部23a,23bは、互いに直交して被覆
部22a,22bの内周面に各々突出している。
【0012】なお、その他の構成および効果について
は、第1の実施例と同様である。
は、第1の実施例と同様である。
【0013】
【考案の効果】この考案の笠木ジョイントカバーは、一
対の笠木本体の各端部外面を覆う被覆部の内周面に、一
対の笠木本体の各端面が当接する当接部を設けているの
で、被覆部に笠木本体を嵌入する際の位置決めが容易で
ある。このため、作業が簡略化するので施工が容易であ
る。また、この当接部に一対の笠木本体の一方にねじ止
めするためのねじ挿通孔を設けたため、外部からねじが
見えないように一対の笠木本体を連結できるので外観の
見栄えが良い。
対の笠木本体の各端部外面を覆う被覆部の内周面に、一
対の笠木本体の各端面が当接する当接部を設けているの
で、被覆部に笠木本体を嵌入する際の位置決めが容易で
ある。このため、作業が簡略化するので施工が容易であ
る。また、この当接部に一対の笠木本体の一方にねじ止
めするためのねじ挿通孔を設けたため、外部からねじが
見えないように一対の笠木本体を連結できるので外観の
見栄えが良い。
【図1】(a)はこの考案の第1の実施例の笠木ジョイ
ントカバーの平面図、(b)はその側面図、(c)は笠
木本体の側面図。
ントカバーの平面図、(b)はその側面図、(c)は笠
木本体の側面図。
【図2】笠木本体を腰壁に取付けた状態を示す一部断面
図。
図。
【図3】(a)はこの考案の第2の実施例の笠木ジョイ
ントカバーの平面図、(b)はその側面図。
ントカバーの平面図、(b)はその側面図。
【図4】従来例の笠木ジョイントカバーを腰壁に取付け
た状態を示す一部断面図。
た状態を示す一部断面図。
1 笠木本体 1a 端面 2a 被覆部 2b 被覆部 3 当接部 4a ねじ挿通孔 4b ねじ挿通孔 4c ねじ挿通孔 10 笠木ジョイントカバー
Claims (1)
- 【請求項1】 端部を対向して並設した一対の笠木本体
を連結する笠木ジョイントカバーにおいて、前記一対の
笠木本体の各端部外面を覆う被覆部の内周面に、前記一
対の笠木本体の各端面が当接する当接部を設け、この当
接部に、前記一対の笠木本体の一方にねじ止めするため
のねじ挿通孔を設けたことを特徴とする笠木ジョイント
カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169891U JPH072853Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 笠木ジョイントカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169891U JPH072853Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 笠木ジョイントカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540458U JPH0540458U (ja) | 1993-06-01 |
JPH072853Y2 true JPH072853Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=14033740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9169891U Expired - Lifetime JPH072853Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 笠木ジョイントカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072853Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP9169891U patent/JPH072853Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0540458U (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950711 |