JPH018113Y2 - - Google Patents

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JPH018113Y2
JPH018113Y2 JP1982039577U JP3957782U JPH018113Y2 JP H018113 Y2 JPH018113 Y2 JP H018113Y2 JP 1982039577 U JP1982039577 U JP 1982039577U JP 3957782 U JP3957782 U JP 3957782U JP H018113 Y2 JPH018113 Y2 JP H018113Y2
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JP
Japan
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chain saw
tree
normal position
drive wheels
self
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JP1982039577U
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JPS58141373U (ja
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Publication of JPH018113Y2 publication Critical patent/JPH018113Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自昇型枝打機におけるチエンソー
の遊動装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、自昇型枝打機におけるチエンソーの遊動
装置として、例えば特開昭53−124399号公報に記
載されたようなものが知られている。
これは、チエンソーの上方先端部に障害物とし
ての枝が接当した場合、チエンソーの下方下端付
近を回動支点として後方に回動し、その障害物を
回避しようとするチエンソーの遊動装置である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来のものにおいては、第3図
A,Bに示すように、チエンソー10が木の幹T
に対して後方回動した際、その切断部Zが幹表面
に接当するように移動し、このため、その表面を
傷付けるという欠点がある。
そこで、この考案は上記の問題点を解決しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点に対処するために、この考案は、
駆動輪および遊動輪によつて木を周囲から抱持
し、駆動輪を駆動して木に対してラセン状に登る
とともに、上方へ起立状に装備したチエンソーに
よつて途中の枝を切断する自昇型枝打機におい
て、チエンソー先端部を覆うチエンソー移動案内
体を設けるとともに、チエンソー部のみを正規位
置よりも垂直下方へ移動せしめるべく、チエンソ
ー側をミツシヨン側に対して略平行移動可能に連
動連結し、常時はこのチエンソーを正規位置に復
帰可能に付勢したものである。
(作用) チエンソーの先端部が枝に接当した場合、チエ
ンソーはその切断部を幹表面に近かづけることな
く垂直下方に移動することとなる。
(実施例) 図は、この考案の実施例を示し、枠体1にエン
ジン2の動力を適宜減速するミツシヨン3が固定
され、このミツシヨン3から動力伝達によつて駆
動される3個の駆動輪4…が木の周囲に接当する
よう斜め上に向けてミツシヨン3と適宜連結され
ている。
また、この枠体1の向こう側にはスプリング
5、6の着脱によつて開閉可能に連結されている
遊動枠体7,8が配設され、この遊動枠体7,8
には上記駆動輪4…と同様な取付位置関係で遊動
輪9…が装設されている。したがつて遊動枠体
7,8を開き木を機体の中に取り入れ抱持させる
と、スプリング5,6の作用で駆動輪4…、遊動
輪9…は強く木の周囲を圧接するようになるか
ら、駆動輪4…を駆動させるとラセン状に木を登
るとともに、その間に本機の内部より真上へ起立
状に装備しているチエンソー10を作動し、途中
の枝を切断するものである。なお、ミツシヨン3
内に本機が所定高さ登ると自動で上下行を切換え
て下降せしめる上下行切換え、早戻しクラツチ1
1が内蔵きれているとともに、このクラツチ11
を切換えるべき上行設定機構12が装備されてい
る。
ところで、この考案に係るチエンソーの遊動装
装は、上記チエンソー10先端部であるR部10
aを覆うチエンソー移動案内カバー13をチエン
ソー10を支持するチエンソー支持バー14上部
に固定するとともに、チエンソー10を正規位置
より垂直に下方に移動せしめる遊動・動力伝達手
段Aで、ミツシヨンと連結連動し、常時はチエン
ソー10を正規位置まで復帰可能的にスプリング
15によつて付勢してなるものである。
遊動・動力伝達手段Aとしては第1図、第2図
に示すようなミツシヨンケース3aとチエンソー
支持バー14下部とをチエンソー10の上下動自
在にせしめる平行リンク機構16、すなわち上部
のスイングケース17と下部の補助リンク18等
で構成し、このスイングケース17の支点は、ミ
ツシヨン3の動力取出軸19とチエンソー駆動用
スプロケツト駆動軸20とし、そのケース17内
にはこれら両軸19,20間に設けたギヤまたは
チエン等によりエンジン動力をチエンソー10に
伝達する適宜伝達手段21(実施例ではチエンを
用いたものを示している)を収納している。
したがつて、本機を枝打作業をする木へ取付け
てエンジン2を作動することにより、駆動輪4…
が回動し木をラセン状に登るとともに、エンジン
動力の一部は上記伝達手段21を介してチエンソ
ー10に伝達されるので、上昇途中にある枝を切
断するのであるが、チエンソー10の上方先端部
(この部分は枝の切断作用が期待できない)にお
いて、障害物となる枝が接当した場合、チエンソ
ー移動案内カバー13がこの枝に遊動案内され、
これに連動して平行リンク機構16が、スプリン
グ15に抗して作用し、第1図の仮想線に示すよ
うにチエンソー10を機の進行とともに垂直下方
に退避させ、この枝下を潜るようにして通過した
後、次の切断に備えることとなるのである。
なお、平行リンク機構16は第1図の記載から
も明らかなように、チエンソー10側がミツシヨ
ンケース3a側に対して、上部のスイングケース
17と下部の補助リンク18とによつてそれぞれ
連結されており、また、それぞれの節点を適宜回
動自在に構成することにより平行リンクが形成さ
れるものである。
なお、図中24はチエンソー10が正規位置を
越えて移動することを防止するストツパーであ
る。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように、この考案に
よるときは、チエンソー先端部が枝に接当し場
合、チエンソーは垂直下方に退避することとな
る。
このため、従来のように後方回動に伴なうチエ
ンソー切断部の幹表面に接近する現象を生じな
い。
その結果、木の幹表面を傷付ることがなくなる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る実施例を示す正面一部
断面図、第2図は同概略平面図、第3図は従来例
の説明図である。 符号、4……駆動輪、9……遊動輪、10……
チエンソー、13……チエンソー移動案内体、1
6……平行リンク機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動輪および遊動輪によつて木を周囲から抱持
    し、駆動輪を駆動して木に対してラセン状に登る
    とともに、上方へ起立状に装備したチエンソーに
    よつて途中の枝を切断する自昇型枝打機におい
    て、チエンソー先端部を覆うチエンソー移動案内
    体を設けるとともに、チエンソー部のみを正規位
    置よりも垂直下方へ移動せしめるべく、チエンソ
    ー側をミツシヨン側に対して略平行移動可能に連
    動連結し、常時はこのチエンソーを正規位置に復
    帰可能に付勢してなる自昇型枝打機におけるチエ
    ンソーの遊動装置。
JP3957782U 1982-03-19 1982-03-19 自昇型枝打機におけるチエンソ−の遊動装置 Granted JPS58141373U (ja)

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JP3957782U JPS58141373U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 自昇型枝打機におけるチエンソ−の遊動装置

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JP3957782U JPS58141373U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 自昇型枝打機におけるチエンソ−の遊動装置

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JPS58141373U JPS58141373U (ja) 1983-09-22
JPH018113Y2 true JPH018113Y2 (ja) 1989-03-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60100967U (ja) * 1983-12-16 1985-07-10 有限会社 横溝鉄工所 枝打ち機の切断部構造
JPS60172236A (ja) * 1984-02-16 1985-09-05 セイレイ工業株式会社 枝打機における枝噛み防止構造
JPS60133773U (ja) * 1984-02-16 1985-09-06 セイレイ工業株式会社 枝打機におけるチエンソ−の位置決め体
JPS60136661U (ja) * 1984-02-20 1985-09-10 セイレイ工業株式会社 枝打機のチエンソ−先端部枝噛み防止機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53124399A (en) * 1977-04-07 1978-10-30 Shinkou Puranto Kk Aumatic brach cutting device

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JPS53124399A (en) * 1977-04-07 1978-10-30 Shinkou Puranto Kk Aumatic brach cutting device

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JPS58141373U (ja) 1983-09-22

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