JPH0161247B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0161247B2
JPH0161247B2 JP57061598A JP6159882A JPH0161247B2 JP H0161247 B2 JPH0161247 B2 JP H0161247B2 JP 57061598 A JP57061598 A JP 57061598A JP 6159882 A JP6159882 A JP 6159882A JP H0161247 B2 JPH0161247 B2 JP H0161247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
resistor
voltage
circuit
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57061598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58178615A (ja
Inventor
Shigeru Nakajima
Hidemi Ueno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6159882A priority Critical patent/JPS58178615A/ja
Publication of JPS58178615A publication Critical patent/JPS58178615A/ja
Publication of JPH0161247B2 publication Critical patent/JPH0161247B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3005Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープレコーダに使用する自動レベル
制御回路(ALC)付きの録音増幅回路に関する
ものである。
一般にテープレコーダにおいては録音時にマイ
ク等からの録音信号を増幅するための録音増幅回
路と上記マイク等から過大信号が入力された時、
録音信号が歪むのをさけるために録音信号に
ALCをかけるためのALC回路を備えている。
本発明は、ALCのかかり始めた時の過渡特性
および歪率特性を改善することができるALC付
録音増幅回路を提供することを目的とするもので
ある。
以下本発明に基づく一実施例を図面を用い詳細
に説明する。
第1図は本発明をステレオテープレコーダ用
ALC付録音増幅器の集積回路に適用した場合の
ものである。
第1図に示すALC付録音増幅器は可変インピ
ーダンス素子Eが直流的に直結された初段入力回
路を持つ少くとも一つ以上の低周波増幅回路A
と、この低周波増幅回路Aの出力電圧と比較しう
る基準電圧源Bと、この基準電圧源Bで発生した
基準電圧と上記低周波増幅回路Aの出力電圧とを
比較する比較回路Cと、この比較回路Cの出力信
号を増幅し、可変インピーダンス素子Eを駆動す
るための駆動回路Dより構成されている。
比較回路Cは各々のエミツタに少くとも一つ以
上のダイオードD5,D6,D7,D8が直列に挿入さ
れた差動増幅器Q23,Q24,Q26,Q27により構成
されている。
第1図はステレオテープレコーダ用のALC付
録音増幅器として適用したものであり、低周波増
幅回路Aおよび可変インピーダンス素子Eは各々
2つづつ設けられており、以後各々をLチヤンネ
ル、Rチヤンネルと呼ぶ。
第1図において、3は電源端子、1,9は各々
Lチヤンネル、Rチヤンネルの信号入力端子であ
り、マイク等の信号源抵抗Rgをもつ信号源Sigよ
りカツプリングコンデンサC1,C7を介して信号
が入力される。5,7は各々Lチヤンネル、Rチ
ヤンネルの信号出力端子であり、RL,RRはそれ
ぞれ次段の入力インピーダンスと等価な値をもつ
負荷抵抗であり各々カツプリングコンデンサC4
C5を介して出力端子5,7に接続されている。
2,8は各々Lチヤンネル、Rチヤンネルの低周
波増幅回路Aの交流負帰還用端子であり、C2
C6は直流分離用のコンデンサーであり、RNFL
RNFRは各々低周波増幅回路A内の抵抗R12ととも
に交流負帰還量を決定するための抵抗であり、低
周波増幅回路Aの交流利得を決定している。4は
リツプフイルタ用のコンデンサC3を接続するた
めの端子であり抵抗R11とともに電源端子3に印
加される電源電圧中のリツプル成分を除去するた
めに設けられたものである。10はALC信号を
増幅し可変インピーダンス素子Eを駆動するため
の駆動回路D内に設けられた端子でありC8およ
びRTはALC信号を平滑するとともに、ALCのア
タツク、リカバリーの各々の時定数を決定するた
めのものである。そして6は接地端子である。
以下各回路素子の接続および電気的な動作につ
いて説明する。Rチヤンネル、Lチヤンネル共に
その接続および動作は同一であるので、ここでは
主にLチヤンネルの接続および動作を説明し、R
チヤンネルの接続および動作は省略する。低周波
増幅回路Aの入力端に接続された抵抗R1はALC
動作時に可変インピーダンス素子Eであるトラン
ジスタQ1,Q2とともに入力信号を分割させるた
めのものであり、その値は通常数KΩに設定され
る。トランジスタQ1,Q2はALC動作時に入力信
号が歪むのを軽減するために各々、コレクタ、エ
ミツタを逆に接続してある。抵抗R2はトランジ
スタQ5のベースバイアスを与えるためのもので
あり、その値は抵抗R1とともに減衰を少なくす
るため高抵抗値(50KΩ程度)に設定してある。
トランジスタQ4,Q5はコンプリメンタリー差動
入力段を構成しており、トランジスタQ5のコレ
クタは接地され、ベースは抵抗R1を介して入力
端子1に接続され同時に抵抗R2によりバイアス
が与えられている。そしてエミツタはトランジス
タQ4のエミツタに接続されており、ベースは帰
還抵抗R12を介して低周波増幅回路Aの出力端に
接続され、同時に交流帰還決定用端子2に接続さ
れ、且つ帰還電流決定用のトランジスタQ6のコ
レクタに接続されている。R12は帰還用の抵抗で
あり、交流帰還用の抵抗RNFLと共に低周波増幅器
Aの交流利得を決定するとともに、トランジスタ
Q6により決定される電流により発生する電位降
下によりトランジスタQ4のベースに直流帰還を
ほどこしている。
ダイオード接続されたトランジスタQ8と、エ
ミツタに抵抗R3が接続されたトランジスタQ3
カレントミラー回路を構成し、ミラー比は抵抗
R3により決定されている。抵抗R3により決定さ
れたトランジスタQ3のコレクタ電流はトランジ
スタQ4,Q5で構成されるコンプリメンタリー差
動増幅回路に供給されるとともにトランジスタ
Q3のコレクタは上記コンプリメンタリー差動増
幅回路の能動負荷となつている。
トランジスタQ6,Q10,Q11,Q7、ダイオード
D1、抵抗R4,R5,R6は低周波増幅回路Aの出力
端子5の直流電位Vpが電源電圧Vccに係わらずそ
の中点の電位、すなわちVcc/2の電位になるよ
う構成され、設定するための電流源を構成する。
トランジスタQ7のベースは上記電流源に電源端
子3からのリツプル成分が混入するのを防止する
ため、抵抗R11、コンデンサC3で上記リツプル成
分を除去した後、抵抗R11を介してベースバイア
スされている。
トランジスタQ7のエミツタにはダイオードD1
と抵抗R5が各々直列に接続されており、上記電
流源の電流を決定する。トランジスタQ6,Q10
各々のベースはトランジスタQ11のエミツタに接
続され、各々のエミツタは同じ値の抵抗R4,R6
を介して接地されている。トランジスタQ6のコ
レクタはトランジスタQ4のベースに接続される
とともに、帰還抵抗R12に接続されている。
一方、トランジスタQ10のコレクタはトランジ
スタQ11のベースに接続されるとともに抵抗R5
一端に接続されている。
今、上記構成において、各トランジスタのベー
ス・エミツタ間の電圧VBEを一定とし、各トラン
ジスタのβが非常に大きいとして各々のベース電
流を無視すると、抵抗R5に流れる電流iは電源
電圧VccからトランジスタQ7のVBEとダイオード
D1(ダイオードD1もトランジスタをダイオード接
続したものとするとVBE)、トランジスタQ11
VBE、トランジスタQ10のVBEを差し引いた電圧を
抵抗R5の値で割つたものである。ここで抵抗R6
に発生する電圧は電源電圧Vccに比較し無視でき
るものとすると、 i=(Vcc−4VBE)/R5となる。
そして、トランジスタQ10,Q6のベースは共通
されており、また抵抗R4,R6は同じ値であるの
でトランジスタQ6のコレクタ電流もiとなり、
抵抗R12を流れる。よつて出力電圧Vpは帰還抵抗
R12に発生する電圧降下とトランジスタQ4のVBE
とトランジスタQ5のVBEを加算したものとなる。
すなわち、 Vp={(Vcc−4VBE)R5}×R12+2VBE ここで、R5=2R12となるように設定すると、 Vp=1/2Vcc−2VBE=1/2Vcc となり、電源電圧の中点電圧になる。
次に、トランジスタQ11のエミツタに接続され
ている抵抗R7でそのコレクタ電流が決定される。
抵抗R7の両端の電位は電源電圧にかかわらず、
ほぼVBEに保持されるのでそのコレクタ電流も一
定となりトランジスタQ8,Q5、抵抗R3でカレン
トミラーされるのでトランジスタQ4,Q5で構成
されるコンプリメンタリー差動増幅回路に供給さ
れる電流も一定となり、トランジスタQ5のベー
ス電流と抵抗R2で生じるベース電圧も電源電圧
にかかわらず一定となる。
入力端子1に印加された入力信号はトランジス
タQ5,Q4で構成されるコンプリメンタリー差動
回路でトランジスタQ3を負荷として増幅されト
ランジスタQ12のベースに印加される。トランジ
スタQ12のコレクタは電源に接続され、エミツタ
はその電流源となる定電流トランジスタQ39のコ
レクタに接続されている。信号はトランジスタ
Q12のエミツタに出力され、トランジスタQ13
ベースに印加される。トランジスタQ13、抵抗
R9,R10は反転増幅器を構成する。トランジスタ
Q13のエミツタに接続されている抵抗R9はそのエ
ミツタ電流を決定し、コレクタに接続されている
抵抗R10がその負荷となり、ほぼ抵抗R9とR10
その利得が決定されている。出力信号は抵抗R10
の両端に取り出され、トランジスタQ15のベース
に印加され、トランジスタQ14、ダイオードD2
D3を負荷としてそのコレクタに出力される。ト
ランジスタQ14のベースはダイオード接続された
トランジスタQ8とともにカレントミラー回路を
構成しており、ダイオードD2,D3、トランジス
タQ15のコレクタをバイアスしている。トランジ
スタQ14のコレクタはトランジスタQ15の能動負
荷となる。
トランジスタQ15のコレクタはPNP型トランジ
スタQ17とNPN型トランジスタQ18を図のように
組合わせた複合トランジスタの一方のトランジス
タQ17のベースに接続されている。トランジスタ
Q14のコレクタはトランジスタQ16のベースに接
続され、各々トランジスタQ15により増幅された
信号が印加されトランジスタQ16のエミツタおよ
びトランジスタQ17のエミツタとトランジスタ
Q18のコレクタの接続点つまり出力端子5に出力
され負荷抵抗Riに交流出力信号として取り出さ
れる。Cは位相補償用のコンデンサーである。
上記出力電圧はALC回路の比較回路Cを構成
する差動増幅器Q26,Q27の内トランジスタQ27
ベースに入力されるよう接続されている。トラン
ジスタQ26,Q27の各々のエミツタは各々ダイオ
ードD7,D8を介してそのカソード側を共通とし、
電流源であるトランジスタQ28のコレクタに接続
されている。トランジスタQ28,Q30、抵抗R16
R17はカレントミラ回路を構成しており、トラン
ジスタQ29のコレクタからダイオード接続された
トランジスタQ30に供給される。トランジスタ
Q20のベースは基準電圧源Eの基準電圧出力トラ
ンジスタQ32のエミツタに接続されている。トラ
ンジスタQ26のコレクタは直接電源に接続されて
いる。一方トランジスタQ27のコレクタは負荷抵
抗R14を介して電源に接続されている。
今上記のように比較回路Eを各々のエミツタに
ダイオードを直列に挿入した差動増幅器Q27
Q26のベース電圧を各々V1,V2とし、定電流用ト
ランジスタQ28のコレクタ電流をIpとするとトラ
ンジスタQ27のコレクタ電流Icは Ic=Ip/{1+expq/2KT(V1−V2)} … となる。
他方、今差動増幅器のエミツタにダイオード
D7,D8がなく直接各々共通接続されトランジス
タQ28のコレクタに接続されているとすると、 Ic=Ip/{1+expq/KT(V1−V2)} … となる。
上記、式の(V1−V2)対Icの比較を第2
図a,bに示す。第2図bに示すように比較回路
cを第1図に示すように構成することにより、差
動増幅器Q26,Q27の各々のベースに印加される
電圧(V1−V2)に対するIcの変化すなわちトラ
ンジスタQ27のコレクタ電流の変化を第2図aに
比しゆるやかにすることができる。
基準電圧源Bは基本的にトランジスタQ38
Q36,Q37,Q32、抵抗R20,R21より構成されてい
る。
トランジスタQ38のベースは出力基準電圧に電
源のリツプル成分が混入するのを防止するため、
抵抗R11、コンデンサC3で上記リツプル成分を除
去した後、抵抗R11を介してベースバイアスされ
ている。R20,R21は同じ値の抵抗としてVBE(約
0.7V)が電源電圧に比較し充分小さいとすると、
抵抗R20,R21の接続点は電源電圧に関係なく、
ほぼ電源電圧の中点1/2Vccとなる。
トランジスタQ32のベースが上記R20,R21の接
続点に接続されており、エミツタは定電流源用ト
ランジスタQ31のコレクタに接続されており、ト
ランジスタQ32のエミツタ電流を供給している。
よつてトランジスタQ32のエミツタ電位はほとん
ど電源電圧にかかわらずVcc/2+0.7Vとなり基準 電圧として取り出され、トランジスタQ26のベー
スに印加される。
トランジスタQ34,Q36,Q35,Q33,Q34、ダイ
オードD10,D9は定電流源を構成しており、抵抗
R19,R18でその電流値が決定される。抵抗R19
決定された電流はダイオードR9、トランジスタ
Q35を介してカレントミラーされトランジスタ
Q35のコレクタからトランジスタQ34に供給され、
続いて抵抗R18で決定された電流はダイオードD9
とトランジスタQ31,Q29でカレントミラーされ
る。
以上のように、電流源を2段縦続接続している
のは定電流値の電源電圧依存性を微小にするため
である。これは比較回路Eを構成するトランジス
タQ26,Q27に供給する電流をも安定化させ、電
源電圧によりALC動作の基準である前記Icの変動
をなくすことに寄与している。今、後述のように
トランジスタQ27のベース電位がトランジスタ
Q26のベース電位よりも高くなつた時、第2図の
ようにトランジスタQ27のコレクタ電流が増加し
負荷抵抗R14にALC制御信号が取り出される。そ
して、規定のレベルにトランジスタQ27のベース
電圧が達した時にトランジスタQ22のベース・エ
ミツタ間にバイアスがかかるようにR14の値を設
定しておくとトランジスタQ27のベース電圧が規
定レベル以上になつた時、比較回路Cが増幅作用
を持つているので、可変インピーダンス素子Eを
駆動するための駆動回路Dを構成するトランジス
タQ22に充分大きな電流が流れ、コンデンサC8
平滑されるとともにトランジスタQ21のベース電
流を与える。ベースバイアスされたトランジスタ
Q21に電流が流れると、ダイオードD4とトランジ
スタQ19で構成されるカレントミラー回路により
ミラーされ、トランジスタQ19のコレクタ電流で
可変インピーダンス素子Eを構成するトランジス
タQ1,Q2のベースを駆動しその飽和抵抗を変化
させ、抵抗R1とともに入力信号を分圧させる。
今、上記の構成において、入力端子1に入力信
号が印加されると、低周波増幅回路Aによりほぼ
抵抗R12,RNFで決定される利得分だけ増幅され
出力端子5に出力される。この点の直流電圧は電
源電圧Vccの中点となるため、出力信号は1/2Vcc を中心に振れる交流信号となる。故にトランジス
タQ27のベース入力電圧は電源電圧の1/2を中心
に振れ、他方トランジスタQ26のベースは常にほ
ぼ(1/2Vcc+VBE)となつている。
トランジスタQ27のベース入力信号がトランジ
スタQ26のベース電位ほぼ(1/2Vcc+VBE)より も低い時すなわち入力信号レベルの小さい時には
トランジスタQ27のコレクタには電流が流れない
ため、負荷抵抗R14を介してトランジスタQ22
バイアスしないため駆動回路Dは動作せず可変イ
ンピーダンス素子Eはカツトオフの状態となり、
トランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミツタ間の
インピーダンスは非常に大きくなり、抵抗R1
の入力信号の分圧は行われず、低周波増幅回路A
の利得分だけ増幅された信号が負荷抵抗RLに加
えられる。
次に、入力信号レベルが大きくなり、第3図B
に示すようにトランジスタQ27のベース入力信号
がトランジスタQ28のベース電位(Vcc/2+VBE) よりも高くなる部分があるとVcc/2+VBE以上の時 だけその過大分に相当した電流Icがトランジスタ
Q27に流れる。この電流により抵抗R14
qI0・R14/8KT倍の増幅された電圧降下が発生すると ともにトランジスタQ22のベースバイアスを与え
られることにより、トランジスタQ22が導通し、
充分大きな脈流電流が流れ、コンデンサC8で平
滑されるとともにトランジスタQ21のベースバイ
アスを与える。トランジスタQ21のコレクタには
抵抗R13で決められる電流が流れ、ダイオード
D4、トランジスタQ19で構成されるカレントミラ
ー回路を介し、可変インピーダンス素子Eである
トランジスタQ1,Q2のコレクタ・エミツタ間の
飽和抵抗を下げるとともに、抵抗R1とともに分
圧することにより端子3に出力される信号レベル
を下げALC動作に入る。この時、比較回路Cの
出力はqI0R14/8KT倍に増幅されるので、コンデンサ C8への充電々流は充分大きく、ALC動作の応答
時間は早く、また(V1−V2)対Ic特性は直線性
がよいので歪特性もよい。
以上、差動増幅器の各々のエミツタに1個のダ
イオードを挿入した実施例について説明したが、
複数個のダイオードを挿入し、より(V1−V2
対Ic特性を緩くすることも可能である。
以上片チヤンネルだけの動作を説明したが、第
1図では他チヤンネルでも同様の動作が行われ
る。基準電圧源Bは両チヤンネル共用されてお
り、実施例においてはLチヤンネル用比較回路お
よびRチヤンネル用比較回路のトランジスタ
Q23,Q27のコレクタは接続され共通の負荷抵抗
R14が接続されており以後共通の駆動回路Dを介
し、各々のチヤンネルの可変インピーダンス素子
Eを駆動するよう構成されている。
以上のように、基準電圧源B、駆動回路Dを共
用することによりALCのかかり始めるレベルよ
びALC状態でのALC効果のL、Rチヤンネルの
バラツキが少なくなるとともに、さらに集積化し
た場合にはトランジスタQ1,Q2,Q39,Q40
Q19,Q20の特性をそろえることも可能であるた
め、L、Rチヤンネル間の上記バラツキをさらに
少なくすることができる。
以上のように本発明のALC付録音増幅回路は、
入力端子に第1抵抗と可変インピーダンス素子を
介して接続された低周波増幅回路と、前記低周波
増幅回路の出力端子に出力される電圧と比較しう
る基準電圧を出力する基準電圧源と、前記出力端
子の電圧を前記基準電圧源の基準電圧と比較し、
前記出力電圧が基準電圧以上のときその差電圧を
増幅して出力する比較回路と、前記比較回路の出
力電圧に応じて前記可変インピーダンス素子の飽
和抵抗を変化させるべくALC信号を出力し、前
記入力端子の電圧を前記飽和抵抗と前記第1抵抗
により分圧せしめる駆動回路とを備え、前記駆動
回路に、前記ALC信号のアタツク、リカバリー
の各時定数を決定するコンデンサと第2抵抗でな
る並列回路を設けたものであるので、ALCのか
かり始めた時の応答時間が早く、また直線領域で
ALC動作させることができるので歪特性もよい
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のALC付録音増幅回路におけ
る一実施例の電気的結線図、第2図は同要部の特
性を示す図、第3図は同実施例の動作を説明する
ための波形図である。 A……低周波増幅回路、B……基準電圧源、C
……比較回路、D……駆動回路、E……可変イン
ピーダンス素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子に第1抵抗と可変インピーダンス素
    子を介して接続された低周波増幅回路と、前記低
    周波増幅回路の出力端子に出力される電圧と比較
    しうる基準電圧を出力する基準電圧源と、前記出
    力端子の電圧を前記基準電圧源の基準電圧と比較
    し、前記出力電圧が基準電圧以上のときその差電
    圧を増幅して出力する比較回路と、前記比較回路
    の出力電圧に応じて前記可変インピーダンス素子
    の飽和抵抗を変化させるべくALC信号を出力し、
    前記入力端子の電圧を前記飽和抵抗と前記第1抵
    抗により分圧せしめる駆動回路とを備え、前記駆
    動回路に、前記ALC信号のアタツク、リカバリ
    ーの各時定数を決定するコンデンサと抵抗でなる
    並列回路を設けたことを特徴とするALC付録音
    増幅回路。
JP6159882A 1982-04-13 1982-04-13 Alc付録音増幅回路 Granted JPS58178615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6159882A JPS58178615A (ja) 1982-04-13 1982-04-13 Alc付録音増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6159882A JPS58178615A (ja) 1982-04-13 1982-04-13 Alc付録音増幅回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58178615A JPS58178615A (ja) 1983-10-19
JPH0161247B2 true JPH0161247B2 (ja) 1989-12-27

Family

ID=13175746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6159882A Granted JPS58178615A (ja) 1982-04-13 1982-04-13 Alc付録音増幅回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58178615A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135220U (ja) * 1986-02-20 1987-08-26
JPH0543534Y2 (ja) * 1986-07-17 1993-11-02
JP4768052B2 (ja) * 2009-05-19 2011-09-07 成田空港給油施設株式会社 管厚測定装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148246A (ja) * 1974-10-23 1976-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ritokuseigyokirikaesochi

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853693Y2 (ja) * 1973-12-28 1983-12-06 株式会社東芝 ロクオンレベルジドウセツテイカイロ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148246A (ja) * 1974-10-23 1976-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ritokuseigyokirikaesochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58178615A (ja) 1983-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR850000732B1 (ko) 음량 콘트롤 회로
JPS631833B2 (ja)
JPH0161247B2 (ja)
US5023568A (en) Combined current differencing and operational amplifier circuit
JPH0626287B2 (ja) 増幅装置
JPH0226808B2 (ja)
JPH0161248B2 (ja)
JPH0421940B2 (ja)
JP2698201B2 (ja) ビデオヘッドアンプ
JPH0161249B2 (ja)
JPS6358405B2 (ja)
JPH0226809B2 (ja)
JPS646583Y2 (ja)
JPH0421939B2 (ja)
JPS6325765Y2 (ja)
JP2623954B2 (ja) 利得可変増幅器
JP2538013Y2 (ja) ハイパスフィルタ回路
JPS6115619Y2 (ja)
JP2598121Y2 (ja) 電力増幅回路
JPH0363847B2 (ja)
JPH01268302A (ja) 増幅回路
JPH0345568B2 (ja)
JPS6252489B2 (ja)
JPS6325769Y2 (ja)
JPH0216047B2 (ja)