JPH0159561B2 - - Google Patents
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- JPH0159561B2 JPH0159561B2 JP57120833A JP12083382A JPH0159561B2 JP H0159561 B2 JPH0159561 B2 JP H0159561B2 JP 57120833 A JP57120833 A JP 57120833A JP 12083382 A JP12083382 A JP 12083382A JP H0159561 B2 JPH0159561 B2 JP H0159561B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4427—Pressure resistant cables, e.g. undersea cables
- G02B6/4428—Penetrator systems in pressure-resistant devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、石英ガラスや多成分系ガラス等の
ガラス系クラツド層を有するバンドル形光フアイ
バからなる光フアイバ装置特に光フアイバを貫通
させる端子板の気密、耐圧力構造に関するもので
ある。
ガラス系クラツド層を有するバンドル形光フアイ
バからなる光フアイバ装置特に光フアイバを貫通
させる端子板の気密、耐圧力構造に関するもので
ある。
近年光フアイバの応用範囲が極めて多くなり、
一般通信への応用以外に重電機器への応用も行な
われようとしている。SF6ガスを使用した高電圧
開閉機器や変圧器直流送電関連の電気機器等にあ
つては、高気圧SF6ガスを封入したタンク内に光
信号や電気エネルギーを光に変えて導入する必要
性が生じている。このような場合、タンク内は絶
縁特性保持の関係から一般的に６Kg／cm2以下で定
圧力のSF6ガス等が封入されているが、電気を導
くための通常のブツシングやこれら光フアイバ貫
通部でのガス漏れは絶対に許されない。
一般通信への応用以外に重電機器への応用も行な
われようとしている。SF6ガスを使用した高電圧
開閉機器や変圧器直流送電関連の電気機器等にあ
つては、高気圧SF6ガスを封入したタンク内に光
信号や電気エネルギーを光に変えて導入する必要
性が生じている。このような場合、タンク内は絶
縁特性保持の関係から一般的に６Kg／cm2以下で定
圧力のSF6ガス等が封入されているが、電気を導
くための通常のブツシングやこれら光フアイバ貫
通部でのガス漏れは絶対に許されない。
従来光フアイバのこのような応用例はあまりな
く、例えあつたとしてもシングル形の光フアイバ
の石英系クラツド層で無機系材料、例えばコバー
ルを用いて、ガラス層との結合、金属タンクとの
結合を行い、密封するものがみられた程度であ
る。
く、例えあつたとしてもシングル形の光フアイバ
の石英系クラツド層で無機系材料、例えばコバー
ルを用いて、ガラス層との結合、金属タンクとの
結合を行い、密封するものがみられた程度であ
る。
この発明は、エポキシ注型材料等の合成樹脂の
みによつて気密、耐圧力に優れたバンドル形光フ
アイバの貫通部を成形しようとするものである。
みによつて気密、耐圧力に優れたバンドル形光フ
アイバの貫通部を成形しようとするものである。
以下第１図〜第３図にもとずいてこの発明の一
実施例を説明する。即ち第１図において、１は芯
線１１とこの芯線１１の外層を覆う塩化ビニール
またはポリエチレン製の保護被覆層１２とからな
るバンドル形光フアイバ、２はバンドル形光フア
イバ１と一体に形成され取付穴２１とＯリング溝
２２とを有する注型樹脂成形された多極貫通形の
気密端子板である。ここで、バンドル形光フアイ
バ１の芯線１１は第１図に示す如く外層が石英ガ
ラスまたは多成分系ガラス製のクラツド層１１２
で被覆された複数本の石英ガラス製の光フアイバ
コア１１１をエポキシ樹脂製の接着剤１１３で結
合して形成する。また、必要により第３図に示す
如く、クラツド層１１２の外層にシランまたはボ
ラン等のカツプリング剤で処理したカツプリング
剤層１１４を形成する。
実施例を説明する。即ち第１図において、１は芯
線１１とこの芯線１１の外層を覆う塩化ビニール
またはポリエチレン製の保護被覆層１２とからな
るバンドル形光フアイバ、２はバンドル形光フア
イバ１と一体に形成され取付穴２１とＯリング溝
２２とを有する注型樹脂成形された多極貫通形の
気密端子板である。ここで、バンドル形光フアイ
バ１の芯線１１は第１図に示す如く外層が石英ガ
ラスまたは多成分系ガラス製のクラツド層１１２
で被覆された複数本の石英ガラス製の光フアイバ
コア１１１をエポキシ樹脂製の接着剤１１３で結
合して形成する。また、必要により第３図に示す
如く、クラツド層１１２の外層にシランまたはボ
ラン等のカツプリング剤で処理したカツプリング
剤層１１４を形成する。
このバンドル形光フアイバでは、一般的にコア
の径は約10μｍから0.5mm程度で、その束ね本数は
数十本から数千本におよんでおり、貫通形気密構
造を構成する場合、物理的なシール方式を用いた
のでは簡単には気密構造は達成しえない。例えば
コバール等の無機質材料による溶接は、理論上で
は可能でも、実際上は数本程度までで、数十本を
越えれば不可能に近い。
の径は約10μｍから0.5mm程度で、その束ね本数は
数十本から数千本におよんでおり、貫通形気密構
造を構成する場合、物理的なシール方式を用いた
のでは簡単には気密構造は達成しえない。例えば
コバール等の無機質材料による溶接は、理論上で
は可能でも、実際上は数本程度までで、数十本を
越えれば不可能に近い。
さらに通常のフアイバは、外的要因によつて損
傷を受けやすいので、保護被覆層１２が施されて
いるが、この保護被飽層がある場合、被覆層と光
フアイバとの間には空隙があり、通気性を有する
ので、単純に被覆層をつけた状態でその外側にエ
ポキシ樹脂を注型しても気密性は達成しえない。
しかもこの保護被覆層を除去した状態で単に注型
を行つても光フアイバコアが数本程度しかないも
のならば、フアイバ相互間に入り込んで気密性保
持は可能となるが、フアイバが数十本から数千本
もある場合には、樹脂粘度との関係、注型樹脂中
に存在する充填剤（約100μｍまでの無機質粉末）
の作用により、繊維相互間を完全に樹脂で埋めて
しまうとは不可能に近い。
傷を受けやすいので、保護被覆層１２が施されて
いるが、この保護被飽層がある場合、被覆層と光
フアイバとの間には空隙があり、通気性を有する
ので、単純に被覆層をつけた状態でその外側にエ
ポキシ樹脂を注型しても気密性は達成しえない。
しかもこの保護被覆層を除去した状態で単に注型
を行つても光フアイバコアが数本程度しかないも
のならば、フアイバ相互間に入り込んで気密性保
持は可能となるが、フアイバが数十本から数千本
もある場合には、樹脂粘度との関係、注型樹脂中
に存在する充填剤（約100μｍまでの無機質粉末）
の作用により、繊維相互間を完全に樹脂で埋めて
しまうとは不可能に近い。
そこでこの実施例のもののように、ガラス系の
クラツド層１１２が設けられた光フアイバコア１
１１が数十本から数千本も束ねられたバンドル形
光フ828などの低粘度エポキシ樹脂に硬化剤のみ
を配合した樹脂組成物を保護被覆層１２を除去し
た部分に、予め５mmHg程度までの真空度で真空
含浸し、100℃までの温度で硬化させておく。
クラツド層１１２が設けられた光フアイバコア１
１１が数十本から数千本も束ねられたバンドル形
光フ828などの低粘度エポキシ樹脂に硬化剤のみ
を配合した樹脂組成物を保護被覆層１２を除去し
た部分に、予め５mmHg程度までの真空度で真空
含浸し、100℃までの温度で硬化させておく。
一般的に真空含浸処理を行う樹脂の粘度は
100Cp以下であれば、ガラス繊維相互間に充分樹
脂が含浸することが確かめられている。この場
合、ガラス系クラツド層に対し、第３図に示す如
くシラン系やボラン決のカツプリング剤を予めど
ぶづけ法などにより浸透させて付着させたものを
用いると、エポキシ樹脂とガラス系クラツド層と
の接着性がよくなりよい結果が得られる。
100Cp以下であれば、ガラス繊維相互間に充分樹
脂が含浸することが確かめられている。この場
合、ガラス系クラツド層に対し、第３図に示す如
くシラン系やボラン決のカツプリング剤を予めど
ぶづけ法などにより浸透させて付着させたものを
用いると、エポキシ樹脂とガラス系クラツド層と
の接着性がよくなりよい結果が得られる。
このような前処理は、あたかもガラス繊維強化
ERPを製作する際にポリエステル樹脂やエポキ
シ樹脂でガラス繊維を前処理するのと同様で、こ
の実施例のようにガラス系クラツド層に樹脂が接
着されているものでは、コア層と樹脂層との間で
はずれやクラツク剥離等の異常はみられない。即
ち、光フアイバコア相互間は完全に樹脂により固
着され、また空隙は樹脂で満たされているので、
気密性は保持される。
ERPを製作する際にポリエステル樹脂やエポキ
シ樹脂でガラス繊維を前処理するのと同様で、こ
の実施例のようにガラス系クラツド層に樹脂が接
着されているものでは、コア層と樹脂層との間で
はずれやクラツク剥離等の異常はみられない。即
ち、光フアイバコア相互間は完全に樹脂により固
着され、また空隙は樹脂で満たされているので、
気密性は保持される。
このように構成されたバンドル形の光フアイバ
を１本または複数本目的とする形状の金型に組込
み固定した後、保護被覆層に影響がない温度即ち
100℃までの温度で予熱する。一方充填剤と硬化
剤を配合したエポキシ樹脂組成物を100℃までの
温度で調整し、先に予熱しておいた金型内に５mm
Hg以下の圧力で100℃以下の温度で真空注型、硬
化した後、離型すると光フアイバ貫通形気密端子
板が得られる。この場合注型樹脂部と含浸樹脂は
完全に一体化される。
を１本または複数本目的とする形状の金型に組込
み固定した後、保護被覆層に影響がない温度即ち
100℃までの温度で予熱する。一方充填剤と硬化
剤を配合したエポキシ樹脂組成物を100℃までの
温度で調整し、先に予熱しておいた金型内に５mm
Hg以下の圧力で100℃以下の温度で真空注型、硬
化した後、離型すると光フアイバ貫通形気密端子
板が得られる。この場合注型樹脂部と含浸樹脂は
完全に一体化される。
このようにして得られた光フアイバ貫通形気密
端子板はヒートサイクル、高温加熱、低温冷却等
の各種熱応力試験、耐圧力試験後においても、光
透過性、耐気密性、耐クラツク性等において劣化
を示さない。
端子板はヒートサイクル、高温加熱、低温冷却等
の各種熱応力試験、耐圧力試験後においても、光
透過性、耐気密性、耐クラツク性等において劣化
を示さない。
またバンドル形光フアイバが単極、多極いずれ
の場合でも同様にして製作することができる。さ
らに一度金型を作成してしまえば、フランジ部の
取付穴、Ｏリング溝も同時に一体成形することが
でき、金属材料に光フアイバを貫通させて、コバ
ール等でシール密閉する従来のものに比べれば、
工程が簡単で格段に安価となる。
の場合でも同様にして製作することができる。さ
らに一度金型を作成してしまえば、フランジ部の
取付穴、Ｏリング溝も同時に一体成形することが
でき、金属材料に光フアイバを貫通させて、コバ
ール等でシール密閉する従来のものに比べれば、
工程が簡単で格段に安価となる。
上記のようにこの発明による光フアイバ装置は
ガラス系クラツド層が施された複数本の光フアイ
バコアを有するバンドル形光フアイバに合成樹脂
を含浸すると共に、このバンドル形光フアイバを
貫通させる端子板をバンドル形光フアイバと一体
の合成樹脂によつて成形したもので、構造が簡単
で安価となるのみならず気密性が良好となる。
ガラス系クラツド層が施された複数本の光フアイ
バコアを有するバンドル形光フアイバに合成樹脂
を含浸すると共に、このバンドル形光フアイバを
貫通させる端子板をバンドル形光フアイバと一体
の合成樹脂によつて成形したもので、構造が簡単
で安価となるのみならず気密性が良好となる。
第１図はこの発明の一実施例を一部断面で示す
正面図、第２図は第１図のものの要部拡大横断面
図、第３図はこの発明の他の実施例を示す第２図
に相当する要部拡大横断面図である。 図中、１はバンドル形光フアイバ、１１は芯
線、１２は保護被覆層、１１１は光フアイバコ
ア、１１２はクラツド層、１１３は接着剤、２は
気密端子板である。尚、図中同一符号は同一又は
相当部分を示す。
正面図、第２図は第１図のものの要部拡大横断面
図、第３図はこの発明の他の実施例を示す第２図
に相当する要部拡大横断面図である。 図中、１はバンドル形光フアイバ、１１は芯
線、１２は保護被覆層、１１１は光フアイバコ
ア、１１２はクラツド層、１１３は接着剤、２は
気密端子板である。尚、図中同一符号は同一又は
相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ガラス系クラツド層が施された複数本の光フ
アイバコアを有し且つ合成樹脂が含浸されたバン
ドル形光フアイバ、このバンドル系光フアイバが
貫通するようこれを一体に成形された合成樹脂か
らなる端子板を備えた光フアイバー装置。 ２ バンドル形光フアイバに含浸された樹脂と端
子板を構成する樹脂は、共にエポキシ樹脂である
特許請求の範囲第１項記載の光フアイバー装置。 ３ バンドル形光フアイバの端子板を貫通する部
分は保護被覆層が除去されている特許請求の範囲
第１項または第２項記載の光フアイバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57120833A JPS5910907A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 光フアイバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57120833A JPS5910907A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 光フアイバ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5910907A JPS5910907A (ja) | 1984-01-20 |
| JPH0159561B2 true JPH0159561B2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=14796087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57120833A Granted JPS5910907A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 光フアイバ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910907A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4724982B2 (ja) * | 2001-08-10 | 2011-07-13 | 住友金属工業株式会社 | 圧延ロールのロールギャップ制御方法及び装置 |
| US20160266335A1 (en) * | 2010-05-17 | 2016-09-15 | Advanced Fiber Products, LLC | Pressure Resistant Media Converter Apparatus |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP57120833A patent/JPS5910907A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5910907A (ja) | 1984-01-20 |
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